JP2974938B2 - 汎用関節金具 - Google Patents

汎用関節金具

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JP2974938B2
JP2974938B2 JP7174334A JP17433495A JP2974938B2 JP 2974938 B2 JP2974938 B2 JP 2974938B2 JP 7174334 A JP7174334 A JP 7174334A JP 17433495 A JP17433495 A JP 17433495A JP 2974938 B2 JP2974938 B2 JP 2974938B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汎用関節金具に係り、殊
更管棒材の交叉角度を自由自在に調整でき、しかもその
調整した角度位置での常時安定良く固定維持し得るよう
に工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人が先に特願平6−123198
号として提案した「ドーム型仮設テントとその組立方
法」では、そのテントの骨組となる横トツプビーム(1
7)の隣り合う相互間を金属製中間ジヨイント(14)
によって、又同じく横トツプビーム(17)とサイドポ
ール(11)との相互間を金属製サイドジヨイント(1
5)によって、各々連結するようになっているため、倒
壊や不正変形などのおそれがない高強度な組立状態を得
られる利点があり、特に冬期や寒冷地での建築基礎工事
上有用なものと言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記中間ジ
ヨイント(14)やサイドジヨイント(15)は、各々
一定角度(α)(β)に交叉するへ字型の製品として弯
曲形成されているため、その2種を予じめ用意して使い
分ける必要があり、コスト高を招来するばかりでなく、
使用上未だ煩わしい。
【0004】又、例えばキヤンプやイベント用の組立式
仮設テントを初め、避難場所での組立式仮設浴槽や組立
式の簡易倉庫、組立式の簡易コンテナ、公園での遊戯用
ジヤングルジム等々として、その組立形状を用途や目的
に応じて自由に変化させたいような場合には、その要請
に即応し難く、汎用性に劣る問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の改良を企図しており、そのための汎用関節金具とし
て、管棒材を受け入れる一定長さのアーム本体管と、そ
の一端部に張り出し連続する扁平な噛合円盤とを備えた
屈折アームの一対から成り、その両屈折アームの噛合円
盤同志を一方が裏向く噛合状態に保って、その円盤の中
心を貫通する抜き差し自在の組立支点ピンにより枢結
し、その組立支点ピンを一定長さのネジ管とこれに螺合
される固定ナツトとから成る締結体として、そのネジ管
の一端部又は両端部に別な管棒材を差し込み連結できる
ように定めると共に、上記組立支点ピンの固定ナツトを
緩めることにより、両屈折アームのアーム本体管同志が
交叉する角度を、零度から180度までの一定範囲内に
おいて調整し、その調整状態を上記固定ナツトの締め上
げにより、固定維持できるように定めたことを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明の上記構成によれば、一対の屈折アーム
が一定長さのアーム本体管と、その一端部から連続的に
張り出す扁平な噛合円盤とを備えているため、そのアー
ム本体管に管棒材を差し込み連結使用することができ、
又その噛合円盤同志を貫通する組立支点ピンは抜き差し
自在であるため、直径が異なるアーム本体管を備えた別
な屈折アームと交換使用することも可能である。
【0007】、両屈折アームの噛合円盤同志は、その
中心を貫通する組立支点ピンによって枢結されており、
上記アーム本体管同志の交叉角度を零度から180度ま
での一定範囲内において、自由自在に調整できるように
なっているため、仮設テントや仮設浴槽、簡易型の倉
庫、コンテナ等々の組立てに広く使用することができ、
その調整操作も上記組立支点ピンのネジ管に螺合された
固定ナツトを緩めることによって、軽快に能率良く行な
え、著しく便利である。
【0008】しかも、上記交叉角度の調整状態が両屈折
アームにおける噛合円盤同志の噛合と、上記固定ナツ
トの締め上げ操作力との相乗作用により達成されるた
め、極めて安定・堅牢な固定状態に維持することもでき
ることとなる。
【0009】更に、上記組立支点ピンを形作るネジ管は
一定長さだけ延在しているため、アーム本体管に差し込
み連結される管棒材と直交する別な管棒材を、そのネジ
管の一端部又は両端部へ差し込み連結することもでき、
特に大型仮設テントの組立て上、著しく便利であり、組
立剛性の向上に役立つ。
【0010】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳
述すると、その関節金具の分解状態と組立状態を示した
図1〜8において、(A)はアルミニウムやその合金な
どの金属材から、相互の同一形状に作成された一対の屈
折アームであり、後述の管棒材を受け入れる一定長さ
(L1)のアーム本体管(11)と、その腹面側への円
弧張り出し状に弯曲する一端部から、連続一体に張り出
す扁平な噛合円盤(12)とを備えている。
【0011】即ち、噛合円盤(12)はアーム本体管
(11)の直径(D)に対する約半分の厚み(T)を有
し、しかもそのアーム本体管(11)の前面側へ偏心し
た位置に配設されており、その噛合円盤(12)の前面
がアーム本体管(11)の円周面と均一なフラツト面を
なしている一方、同じく噛合円盤(12)の背後面は菊
座(13)として、平歯車形態に刻設されているのであ
る。
【0012】(14)は上記噛合円盤(12)の円形中
心に貫通形成されたピン受け入れ孔、(15)は同じく
噛合円盤(12)の円周面と、上記アーム本体管(1
1)の円弧状一端部との境界に介在する制止肩面であっ
て、アーム本体管(11)の長手中心線(O−O)と直
交するフラツト面を呈している。
【0013】又、(16)は上記噛合円盤(12)と同
じく、アーム本体管(11)の前面側へ偏心した位置関
係として、そのアーム本体管(11)の腹面から連続一
体に張り出されたブレースであり、ここには後述の索条
を係止使用できるようになっている。(17)はアーム
本体管(11)の中空内部に張り出し形成された受け止
めフランジであり、その中空内部に差し込まれた後述の
管棒材を受け止める。
【0014】そして、上記のように構成された屈折アー
ム(A)の一対は、その一方の裏向く前後位置関係とし
て、上記噛合円盤(12)の菊座(13)同志が噛合す
る状態に保たれ、その一対の合致したピン受け入れ孔
(14)へ、1本の組立支点ピン(P)が貫通されるこ
とにより、関節金具として枢結されることになる。
【0015】その場合、組立支点ピン(P)は一定長さ
(L2)のネジ管(18)と、これに螺合される固定ナ
ツト(19)とから成る締結体であり、そのネジ管(1
8)の中途部からは上記噛合円盤(12)のフラツト面
に係止するストツパーフランジ(20)が外向きに張り
出されてもいる。
【0016】そのため、組立支点ピン(P)のネジ管
(18)に対する固定ナツト(19)の締め上げ操作に
より、両屈折アーム(A)の上記噛合状態を固定維持す
ることができる一方、その固定ナツト(19)を緩める
ことにより、両屈折アーム(A)の噛合状態を解除し
て、上記ネジ管(18)の支点廻りにアーム本体管(1
1)同志の交叉角度(θ)を大小に調整することができ
る。又、同じく固定ナツト(19)をネジ管(18)か
ら取りはずし、そのネジ管(18)を抜き出すことによ
り、両屈折アーム(A)を分解することも可能である。
【0017】(21)は上記交叉角度(θ)の表示目盛
であり、一方の屈折アーム(A)における噛合円盤(1
2)のフラツト面に刻印されている。(22)はその表
示目盛(21)に対応する指標矢印であり、他方の屈折
アーム(A)におけるアーム本体管(11)の円周面に
付与されている。
【0018】その場合、両屈折アーム(A)の上記制止
肩面(15)同志を突き合わせれば、その交叉角度
(θ)の180度として、アーム本体管(11)同志が
一直線上に並ぶこととなる。又、両屈折アーム(A)の
アーム本体管(11)同志を平行に並べた状態が、上記
交叉角度(θ)の零度であり、この状態では上記ブレー
ス(16)同志の干渉するおそれがない。つまり、上記
交叉角度(θ)が零度から 180度までの一定範囲とし
て設定されているのである。
【0019】図9〜14は仮設テントの組立に適用した
本発明の使用状態を例示しており、その関節金具の使用
に当っては、両屈折アーム(A)のアーム本体管(1
1)へテントの横トツプビームとなる管棒材(23)を
差し込み連結したり、又一方の屈折アーム(A)におけ
るアーム本体管(11)へ同じく横トツプビームとなる
管棒材(23)を、他方の屈折アーム(A)におけるア
ーム本体管(11)へテントのサイドポールとなる別な
管棒材(24)を、何れも差し込み連結したりして、そ
の両屈折アーム(A)におけるアーム本体管(11)同
志の交叉角度(θ)を各々適当に調整固定すれば良い。
【0020】つまり、上記横トツプビームの隣り合う相
互間や、その横トツプビームとサイドポールとの相互間
を、共通の関節金具を使用しつつ、その交叉角度(θ)
のみを上記一定範囲内での自由自在に調整することによ
り、極めて軽快に能率良く連結作業できるのである。
【0021】しかも、上記屈折アーム(A)のアーム本
体管(11)にはブレース(16)が張り出し形成され
ているため、図12のようにテントのトツプシートやサ
イドシートに付属するロープや紐などの索条(25)
を、その隣り合う関節金具の相互間へ、X字型などの交
叉状態に係止させることもでき、これによって上記シー
ト類の安定な張架状態や、テント骨組の歪み変形しない
確固な固定状態などを達成し得ることになる。
【0022】又、両屈折アーム(A)の組立支点ピン
(P)は一定長さ(L2)に延在するネジ管(18)と
して、その噛合円盤(12)から前後方向へ張り出すた
め、その張り出す一端部又は両端部へテントの縦トップ
ビームとなる更に別な管棒材(26)を差し込み連結す
ることもでき、著しく便利であり、汎用性に優れる。
【0023】その場合、図14と対応する図15の変形
実施例から示唆されるように、上記 ネジ管(18)の両
端部へ円弧状に弯曲する圧縮バネ(27)の一端部を埋
設固定し、同じく圧縮バネ(27)の自由な他端部から
連結ピン(28)を一体的に突出させる一方、上記縦ト
ツプビームとなる管棒材(26)の端部に上記連結ピン
(28)の受け入れ孔(29)を対応形成して、その管
棒材(26)を上記ネジ管(18)へ差し込んだ時、そ
の圧縮バネ(27)の背圧を受けた連結ピン(28)
が、その受け入れ孔(29)へ自づと係止するように定
めるならば、上記連結作業性をますます昂めることがで
きる。
【0024】次に、図16、17は本発明に係る関節金
具の変形実施例を示しており、これでは両屈折アーム
(A)の噛合円盤(12)を互いに同一としつつも、そ
のアーム本体管(11)の直径(D)を相違変化させ
て、これに異径の管棒材を差し込み連結使用できるよう
になっている。両屈折アーム(A)を枢結する組立支点
ピン(P)は抜き差し自在であるため、アーム本体管
(11)の直径(D)が異なる別な屈折アーム(A)を
作成用意しておくことにより、これと交換して組立使用
することもできるわけである。
【0025】そして、例えば上記仮設テントの横トツプ
ビームとなる管棒材(23)の太さを、そのテントへの
設置高さに応じて変えたり、或いはサイドポールとなる
別な管棒材(24)の太さを、横トツプビームとなる管
棒材(23)のそれよりも太くしたりする必要がある場
合には、両屈折アーム(A)の一方を図16、17から
明白な通り、これに応じた直径(D)のアーム本体管
(11)を備えたものと交換して、残る他方と組立支点
ピン(P)により枢結すれば良い。その直径(D)が相
違するアーム本体管(11)同志の交叉角度(θ)を、
上記と同様に調整固定できることは言うまでもない。
【0026】何れにしても、本発明の関節金具はその両
屈折アーム(A)におけるアーム本体管(11)同志の
交叉角度(θ)を自由自在に調整できるようになってい
るため、図9〜12の上記仮設テントに限らず、図18
のようなキヤンプ用の簡易三角テントや、図19のよう
な簡易コンテナ、避難場所での仮設浴槽、簡易型倉庫
公園でのジヤングルジム等々の組立て用としても広く使
うことができ、汎用性に富む。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の汎用関節金具は
管棒材(23)(24)を受け入れる一定長さ(L1)
のアーム本体管(11)と、その一端部に張り出し連続
する扁平な噛合円盤(12)とを備えた屈折アーム
(A)の一対から成り、その両屈折アーム(A)の噛合
円盤(12)同志を一方が裏向く噛合状態に保って、そ
の円盤(12)の中心を貫通する抜き差し自在の組立支
点ピン(P)により枢結し、その組立支点ピン(P)を
一定長さ(L2)のネジ管(18)とこれに螺合される
固定ナツト(19)とから成る締結体として、そのネジ
管(18)の一端部又は両端部に別な管棒材(26)を
差し込み連結できるように定めると共に、上記組立支点
ピン(P)の固定ナツト(19)を緩めることにより、
両屈折アーム(A)のアーム本体管(11)同志が交叉
する角度(θ)を、零度から180度までの一定範囲内
において調整し、その調整状態を上記固定ナツト(1
9)の締め上げにより、固定維持できるように定めてあ
るため、冒頭に述べた従来技術の課題を改良できる効果
がある。
【0028】即ち、本発明の上記構成によれば、両屈折
アーム(A)の噛合円盤(12)同志を貫通する組立支
点ピン(P)を中心として、そのアーム本体管(11)
同志の交叉角度(θ)を零度から180度までの一定範
囲内において、自由自在に調整できるようになっている
ため、その関節金具の1種類を使用して、仮設テントや
仮設浴槽、簡易型倉庫、コンテナ等々の組立てを便利良
く行なえ、その各種組立形状の変化に即応することがで
き、汎用性に著しく優れる。
【0029】又、上記交叉角度(θ)の調整は、組立支
点ピン(P)のネジ管(18)に対する固定ナツト(1
9)の緩め操作によって、すばやく簡単に行なえるた
め、その操作性にも優れる。
【0030】他方、固定ナツト(19)を締め上げ操作
すれば、その操作力と噛合円盤(12)同志の噛合力に
よって、上記交叉角度(θ)の調整状態が安定・確固に
維持されることとなり、その不慮に角度位置が狂うおそ
れもない。その結果、特に大型仮設テントの組立てに用
いて、頗る有益である。
【0031】しかも、上記組立支点ピン(P)のネジ管
(18)は両屈折アーム(A)の噛合円盤(12)同志
を枢結する機能のみならず、一定長さ(L2)だけ延在
することにより、別な管棒材(26)の連結支材として
も兼用機能し、そのネジ管(18)の一端部又は両端部
に別な管棒材(26)を差し込み連結できるようになっ
ているため、その差し込み連結される別な管棒材(2
6)は上記アーム本体管(11)に差し込み連結される
管棒材(23)(24)と直交することになり、その意
味でも合理的な設計のもとに、大型仮設テントなどの高
剛性な組立状態を確保し得る効果がある。
【0032】更に、上記組立支点ピン(P)は抜き差し
自在であるため、請求項2の構成を採用することもで
き、これによれば上記管棒材(23)(24)の太さ変
化に対応して、その異径な管棒材(23)(24)をも
支障なく所望の交叉角度(θ)に連結し得る効果があ
り、汎用性が昂まる。
【0033】請求項3に記載の構成を採用するならば、
アーム本体管(11)同志の交叉角度(θ)が零度の状
態において、小型・扁平に梱包や輸送、保管などを行な
えるほか、そのアーム本体管(11)から張り出すブレ
ース(16)を利用して、例えばテントのトツプシート
やサイドシートに付属する索条(25)などを安定良く
係止することもでき、特に大型仮設テントの組立て用と
して有益である。
【0034】又、請求項4に記載の構成を採用するなら
ば、上記組立支点ピン(P)のネジ管(18)に対する
別な管棒材(26)の差し込み連結作業を、所謂ワンタ
ッチ操作のもとでますます簡便に行なえ、しかも容易に
離脱しない連結状態を保てる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解状態を示す斜面図である。
【図2】その屈折アームを噛合させた組立状態の斜面図
である。
【図3】同じく屈折アームの90度に交叉する状態を示
す正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】屈折アームの零度に交叉する状態を示す正面図
である。
【図6】図4の6−6線断面図である。
【図7】図3の7−7線断面図である。
【図8】図5の8−8線断面図である。
【図9】本発明を仮設テントの組立てに適用した使用状
態の概略斜面図である。
【図10】図9の拡大正面図である。
【図11】図9の部分拡大斜面図である。
【図12】図11に対応する別な使用状態を示す部分拡
大斜面図である。
【図13】図11の13−13線に沿う拡大断面図であ
る。
【図14】図11の14−14線に沿う拡大断面図であ
る。
【図15】図14に対応する変形実施例を示す拡大断面
図である。
【図16】図13に対応する本発明の変形実施例に示す
断面図である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】図9に対応する別な小型テントに適用した使
用状態を示す正面図である。
【図19】組立式コンテナに適用した使用状態を示す概
略斜面図である。
【符号の説明】
(11)・アーム本体管 (12)・噛合円盤 (16)・ブレース (18)・ネジ管 (19)・固定ナツト (23)・管棒材(横トツプビーム) (24)・管棒材(サイドポール) (25)・索条 (26)・管棒材(縦トツプビーム) (A)・屈折アーム (P)・組立支点ピン (L1)・一定長さ (L2)・一定長さ (θ)・交叉角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 11/04 E04H 15/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管棒材(23)(24)を受け入れる一定
    長さ(L1)のアーム本体管(11)と、その一端部に
    張り出し連続する扁平な噛合円盤(12)とを備えた屈
    折アーム(A)の一対から成り、 その両屈折アーム(A)の噛合円盤(12)同志を一方
    が裏向く噛合状態に保って、その円盤(12)の中心を
    貫通する抜き差し自在の組立支点ピン(P)により枢結
    し、 その組立支点ピン(P)を一定長さ(L2)のネジ管
    (18)とこれに螺合される固定ナツト(19)とから
    成る締結体として、そのネジ管(18)の一端部又は両
    端部に別な管棒材(26)を差し込み連結できるように
    定めると共に、 上記組立支点ピン(P)の 固定ナツト(19)を緩める
    ことにより、両屈折アーム(A)のアーム本体管(1
    1)同志が交叉する角度(θ)を、零度から180度ま
    での一定範囲内において調整し、その調整状態を上記固
    定ナツト(19)の締め上げにより、固定維持できるよ
    うに定めたことを特徴とする汎用関節金具。
  2. 【請求項2】両屈折アーム(A)の噛合円盤(12)を
    互いに同一としつつも、そのアーム本体管(11)の直
    径(D)を相違変化させて、これに異径の管棒材(2
    3)(24)を差し込み連結できるように定めたことを
    特徴とする請求項1記載の汎用関節金具。
  3. 【請求項3】両屈折アーム(A)のアーム本体管(1
    1)から索条(25)の係止用ブレース(16)を、そ
    のアーム本体管(11)同志の交叉角度(θ)が零度と
    なる時にも干渉しない位置関係として張り出したことを
    特徴とする請求項1記載の汎用関節金具。
  4. 【請求項4】組立支点ピン(P)を形作るネジ管(1
    8)の両端部へ、円弧状に弯曲する圧縮バネ(27)の
    一端部を埋設固定すると共に、その圧縮バネ(27)の
    自由な 他端部から連結ピン(28)を一体的に突出させ
    る一方、 上記ネジ管(18)の一端部又は両端部へ差し込み連結
    される管棒材(26)の端部に、上記連結ピン(28)
    の受け入れ孔(29)を対応形成することにより、その
    管棒材(26)を上記ネジ管(18)へ差し込み連結し
    た時、圧縮バネ(27)の背圧を受けた連結ピン(2
    8)がその受け入れ孔(29)へ自づと係止し得るよう
    に定めた ことを特徴とする請求項1記載の汎用関節金
    具。
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