JPH0516612Y2 - - Google Patents

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JPH0516612Y2
JPH0516612Y2 JP2303088U JP2303088U JPH0516612Y2 JP H0516612 Y2 JPH0516612 Y2 JP H0516612Y2 JP 2303088 U JP2303088 U JP 2303088U JP 2303088 U JP2303088 U JP 2303088U JP H0516612 Y2 JPH0516612 Y2 JP H0516612Y2
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square tubular
butted
divided pieces
tubular member
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は掲示板を支持して使用に併せしめる支
持脚装置を構成している支柱と、脚部材と、連結
棒とを相互に固定するための構造に関するもので
ある。
本考案において掲示板とは、黒板、白板など、
の如く記載、消去自在な板状部材の総称である。
〔従来の技術〕
この種の支持脚装置の基本構造は、 (イ) 床上に置かれる1対の杆状部材である脚と、 (ロ) 上記1対の脚上に立てた1対の垂直な支柱
と、 (ハ) 上記1対の支柱の間に水平に取り付けられる
連結棒とよりなり、これらの杆状部材の接続部
はT字状に突き合わせて相互に固定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来一般に、上記の接続部は溶接され、若しく
はボルト締結されていて、接続位置の変更が容易
でなかつた。
溶接の場合は勿論着脱できないが、ボルト締結
の場合は、複数個所にタツプ孔を設けるなどすれ
ば着脱不可能ではない。しかし、このようにして
接続位置を変更する構造を用いると、 (i) 1カ所の接続部を移動させる為に少なくとも
2本のボルトの着脱が必要で、多大の労力と時
間とを要する。
(ii) 接続部は、予め定められた位置に限られる。
(iii) 使用していないタツプ孔が外観に現われて商
品価値を減じる。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
掲示板支持脚装置を構成している杆状部材のT字
状接続部について (i) 1カ所の接続部を移動させる為のボルト着脱
本数は1本で足り、しかも、文字通りの着脱で
なく、締め・弛め操作で足り、 (ii) 接続固定個所が限定されず、調節範囲内の任
意の位置に固定でき、 (iii) タツプ孔(若しくはボルト用透孔)が外観に
現われない 接続構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第3図は本考案の原理について、その理解を助
ける為に描いた説明図である(必須要件の1部を
欠いており、実施例としては不完全である)。
比喩的に、塩ビ配管用のT接手を分割した部材
1を想定する(第3図A参照)。1a,1bは各
分割片である。
分割片1a,1bを、線a,bを回転軸として
蝶着する。突き合わされる管2は切断して描いて
あるが矢印c方向に延伸している。
これに対して突き合わせる管3を、矢印dの如
く、前記の管2に対して直角に突き合わせる。
T接手1の分割片1bを、軸a−bの回りに矢
印eの如く回動させて、前記双方の管2,3を挟
みつけ、ボルト4を挿通して締めつける。
5はボルト4よりも大径の孔であり、分割片1
a,1bに設けた円錐台形の軸受ボス状突起6
a,6bがこれに嵌合する。
本第3図には図示していないが、分割片1a,
1bの蝶着はヒンジを用いるのではなく、係合部
を設けた半割筒状のアダプタによつて行い、該ア
ダプタをT接手と管2との間に挟みこむ。
第3図Aの円形管を角形管に置き変えると、第
3図Bの如くになる。
上記第3図Bに模式的に表わした構成を、本考
案の実施例に対応する第1図について普遍的、か
つ具体的に述べると、 (a) 掲示板の支持脚を構成する脚部材に対して支
柱の端部を直角に突き合わせると共に、該支柱
に対して連結棒の端部を直角に突き合わせ、上
記の突き合わせ部を相互に固定する構造におい
て、 (b) 前記の脚部材、支柱、及び連結棒を角管状の
部材によつて構成し、 (c) 上記角管状部材の内で突き合わされる側の角
管状部材2″の外面の半周に密着する断面コの
字形のアダプタ8を構成し、 (d) 上記突き合わされる側の角管状部材2″の、
突き合わせを受ける面の反対側に前記アダプタ
8の内面を密着せしめ、 (e) 前記突き合わされる角管状部材2″の中心線
と、突き合わせる角管状部材3″の中心線とを
含む平面(第1図において紙面と直角)を想定
し、 (f) 上記仮想の平面を介して対向する1対の分割
片7a,7bよりなる接続具7を構成し、 (g) 前記アダプタ8の外面に、前記の仮想面との
交線に沿つて突条8aを設けるとともに、該突
条8aに、前記1対の分割片7a,7bのそれ
ぞれに係合する1対の凹面8a-1,8a-2を形成
し、 (h) 前記1対の分割片7a,7bは、それぞれそ
の1端を上記の凹面8a-1,8a-2に係合し、該
1対の分割片によつて前記双方の角形管状部材
2″,3″の突き合わせ個所近傍を挟みつけて包
み込む形状とし、 (i) 前記の突き合わせる角管状部材3″の中心線
に直交するとともに前記仮想の平面に垂直な直
線(第1図においてボルト9aの中心線に相
当)を想定し、 上記仮想の直線に沿つて、前記1対の分割片
7a,7bおよび突き合わせる角管状部材3″
に透孔を設けてボルト9aを挿通して緊定し、 (j) 前記1対の分割片よりなる接続具7が前記の
突き合わせる角管状部材3″を挟みつけている
部分に、該1対の分割片7a,7bの一方から
舌片7a-2,7a-2′を突出させ、該舌片の先端
を1対の分割片の他方と前記突き合わせる角管
状部材3″との間に楔状に挟みこむように構成
する。
〔作用〕
上述の構成によれば、突き合わされる管2,
2′にタツプ孔やボルト孔の加工を施すことを要
せず、しかも、その任意の位置に管3を突き合わ
せて締め付け固定できる。更に、上記の締付はボ
ルト1本(ナツトを併用し得る)で行い得る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す。
2″は突き合わされる管であつて、具体的には
支持脚装置の脚部材、又は支柱である。
3″は突き合わせる管であつて、具体的には支
柱又は連結棒である。
本考案を実施する際、これらの管2″,3″は断
面形状を角形に構成する。その形状・寸法は相互
に等しくても、等しくなくてもよい。
本例の管2″,3″は断面が同形同寸の長方形状
をなすように成形してある。本考案において長方
形状とは、正方形、長方形、及びこれに類似する
形状を含む意である。
アダプタ8は、管2″に嵌合するコの字形断面
の樋状に構成し、その外側を1対の分割片7a,
7bで締めつける構造である。
上記木樋状のアダプタ8の外側面(凸側面)
に、係合用の凹面8a-1,8a-2を有する突条8a
を連設する。
1対の分割片7a,7bの下端の縁はそれぞれ
上記の凹面8a-1,8a-2に係合し、蝶着されたと
同様に作用する。
上記の分割片7a,7bが管3″を挟む部分に
は円錐台形の軸受ボス状突起7a-1,7b-1を設
け、管3″がこれに対応する位置に孔3a,3b
を設けて嵌合せしめることが望ましいが、本考案
を実施する際、このボス状突起7a-1,7b-1を省
略することも出来る。
9aは締付用のボルト、9bは同じくナツトで
ある。
前記円錐台状の突起7a-1,7b-1を設けると、
これが孔3a,3bに圧入されるので、管3″は
ガタ無く位置決めされて挟持される。
上記の分割片7aと管3″とを矢印方向に見
た部分破断図を第2図に示す。
分割片7aには楔状の舌片7a-2を設ける。而
して相手片7bの舌片が挿入されるように隙間7
a-3を設ける。仮想線で位置を示した分割片7b
にも同様の舌片と隙間とを設け、相互に係合させ
る。
矢印P1,P2方向に締め付けると、前記楔状の
舌片7a-2,7a-2′が図の左右方向に管3″を挟持
し、1対の分割片7a,7bはより一層ガタ無く
強固に管3″を挟持する。
本実施例においては、1本のボルト9aを締め
込んだり弛めたりするだけで、管3″に対して管
2″を固定したりスライドさせたり出来、しかも
管2′にはタツプ孔などの加工を必要としない。
従つて、管2″の外観を損う虞れが無い。
〔考案の効果〕
本考案の管状部材相互固定構造によれば、 (i) 接続個所1カ所当たり1本のボルトを締めつ
けたり弛めたりするだけで、接続個所を固定し
たりスライドさせたりすることが出来、 (ii) 接続個所が限定されず、スライド可能範囲内
の任意の個所に固定でき、 (iii) 接続用のタツプ孔やボルト孔が外観に現われ
ないので外見を損うことが無いという、優れた
実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図はその矢視図である。第3図は本考案の
原理を説明するための参考図である。 2,2′,2″……突き合わされる管、3,3′,
3″……突き合わせる管、3a,3b……孔、7
……接続具、7a,7b……分割片、7a-2……
楔状の舌片、7a-3……隙間、8……アダプタ、
8a……突条、8a-1,8a-2……凹面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 掲示板の支持脚を構成する脚部材に対して支
    柱の端部を直角に突き合わせると共に、該支柱
    に対して連結棒の端部を直角に突き合わせ、上
    記の突き合わせ部を相互に固定する構造におい
    て、 (b) 前記の脚部材、支柱、及び連結棒を角管状の
    部材によつて構成し、 (c) 上記角管状部材の内で突き合わされる側の角
    管状部材2″の外面の半周に密着する断面コの
    字形のアダプタ8を構成し、 (d) 上記突き合わされる側の角管状部材2″の、
    突き合わせを受ける面の反対側に前記アダプタ
    8の内面を密着せしめ、 (e) 前記突き合わされる角管状部材2″の中心線
    と、突き合わせる角管状部材3″の中心線とを
    含む仮想の平面を想定し、 (f) 上記仮想の平面を介して対向する1対の分割
    片7a,7bよりなる接続具7を構成し、 (g) 前記アダプタ8の外面に、前記の仮想面との
    交線に沿つて突条8aを設けるとともに、該突
    条8aに、前記1対の分割片7a,7bのそれ
    ぞれに係合する1対の凹面8a-1,8a-2を形成
    し、 (h) 前記1対の分割片7a,7bは、それぞれそ
    の1端を上記の凹面8a-1,8a-2に係合し、該
    1対の分割片によつて前記双方の角形管状部材
    2″,3″の突き合わせ個所近傍を挟みつけて包
    み込む形状とし、 (i) 前記の突き合わせる角管状部材3″の中心線
    に直交するとともに前記仮想の平面に垂直な直
    線を想定し、 上記仮想の直線に沿つて、前記1対の分割片
    7a,7bおよび突き合わせる角管状部材3″
    に透孔を設けてボルト9aを挿通して緊定し、 (j) 前記1対の分割片よりなる接続具7が前記の
    突き合わせる角管状部材3″を挟みつけている
    部分に、該1対の分割片7a,7bの一方から
    舌片7a-2,7a-2′を突出させ、該舌片の先端
    を1対の分割片の他方と前記突き合わせる角管
    状部材3″との間に楔状に挟みこむように構成
    したことを特徴とする、掲示板支持脚装置の管
    状部材の相互固定構造。
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JPH01128371U JPH01128371U (ja) 1989-09-01
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