JP2940883B2 - 現金交換用特殊景品 - Google Patents
現金交換用特殊景品Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ店、ゲーム
店等で顧客に渡す現金交換用特殊景品に関する。
店等で顧客に渡す現金交換用特殊景品に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、パチンコ店、ゲーム店等の遊技
場では顧客が獲得したパチンコ玉、メダルを景品（商
品）に交換しているが、その景品の内、現金と交換でき
る特殊景品を希望する顧客も多い。この現金交換用特殊
景品は、例えばプラスチックケースに入った万年筆、プ
ラスチックケース入りの文鎮（薄い金属）等、種々の品
物が店毎あるいはある一定の地域毎に統一して使用され
ており、顧客はこの現金交換用特殊景品を別途景品交換
場へ持って行き、所定の比率の現金に交換してもらって
いる。
場では顧客が獲得したパチンコ玉、メダルを景品（商
品）に交換しているが、その景品の内、現金と交換でき
る特殊景品を希望する顧客も多い。この現金交換用特殊
景品は、例えばプラスチックケースに入った万年筆、プ
ラスチックケース入りの文鎮（薄い金属）等、種々の品
物が店毎あるいはある一定の地域毎に統一して使用され
ており、顧客はこの現金交換用特殊景品を別途景品交換
場へ持って行き、所定の比率の現金に交換してもらって
いる。
【０００３】最近ではパチンコ玉等を計数して、その計
数値に応じた現金交換用特殊景品を顧客に対して自動的
に払出すようにした景品交換装置も出現している。
数値に応じた現金交換用特殊景品を顧客に対して自動的
に払出すようにした景品交換装置も出現している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】現金交換用特殊景品の
現金への交換は、景品交換場の係員が目で見て判断して
おり、一度に多数持込まれた場合には数え間違いを生じ
たり、価値（金額）が異なる多種の現金交換用特殊景品
が使用されているときは、換金金額の計算間違いを生じ
ていた。また、外のケースはそのままで中身の商品がす
り換えられた偽造景品が持込まれても確実に発見できな
いこともあった。
現金への交換は、景品交換場の係員が目で見て判断して
おり、一度に多数持込まれた場合には数え間違いを生じ
たり、価値（金額）が異なる多種の現金交換用特殊景品
が使用されているときは、換金金額の計算間違いを生じ
ていた。また、外のケースはそのままで中身の商品がす
り換えられた偽造景品が持込まれても確実に発見できな
いこともあった。
【０００５】さらに、換金を自動的に行ない得るように
したシステムが特開平１−１１５３８１号公報に開示さ
れているが、これは特殊景品に磁気テープを貼付してお
き、景品払出し時にこの磁気テープに金額等を記録し、
現金交換機にて磁気テープの金額を読取って現金を払出
している為、磁気テープの情報を解析することによりデ
ータの改ざんが容易になされてしまうという問題点があ
る。また、改ざんはしなくても、磁気テープの情報をコ
ピーして別の磁気テープに写し、偽の特殊景品に貼付さ
れて使用されても発見できないという問題点もある。
したシステムが特開平１−１１５３８１号公報に開示さ
れているが、これは特殊景品に磁気テープを貼付してお
き、景品払出し時にこの磁気テープに金額等を記録し、
現金交換機にて磁気テープの金額を読取って現金を払出
している為、磁気テープの情報を解析することによりデ
ータの改ざんが容易になされてしまうという問題点があ
る。また、改ざんはしなくても、磁気テープの情報をコ
ピーして別の磁気テープに写し、偽の特殊景品に貼付さ
れて使用されても発見できないという問題点もある。
【０００６】この発明は上述のような事情に鑑みてなさ
れたもので、この発明の目的は、容易に改ざんができ
ず、偽造が不可能であると共に、発行店に必要な二次的
情報、例えば発行店名、発行日、有効期限等を、書換え
可能に記録できる現金交換用特殊景品を提供することに
ある。
れたもので、この発明の目的は、容易に改ざんができ
ず、偽造が不可能であると共に、発行店に必要な二次的
情報、例えば発行店名、発行日、有効期限等を、書換え
可能に記録できる現金交換用特殊景品を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は現金交換用特
殊景品に関するもので、この発明の上記目的は、機械的
変形によって部分的に非磁性から強磁性へ磁性変態を生
ぜしめた金属の表面に、熱により結晶変態を生じて色調
が変化する光記録合金を層設して成る景品によって達成
される。
殊景品に関するもので、この発明の上記目的は、機械的
変形によって部分的に非磁性から強磁性へ磁性変態を生
ぜしめた金属の表面に、熱により結晶変態を生じて色調
が変化する光記録合金を層設して成る景品によって達成
される。
【０００８】
【作用】この発明に用いる磁性金属は、先に特願平２−
２２７５６７に記載のように、準安定なオーステナイト
相を室温で有するステンレス鋼、つまりＭｄ点は室温以
上であり、Ｍｓ点は室温以下のオーステナイトステンレ
ス鋼である。そして、室温において圧延、エンボス、パ
ンチ穴等の機械的変形を上記オーステナイトステンレス
鋼に与えることにより、非磁性のオーステナイトが強磁
性のマルテンサイトに変態する。これは、数百℃以上に
加熱しない限り非可逆性である。
２２７５６７に記載のように、準安定なオーステナイト
相を室温で有するステンレス鋼、つまりＭｄ点は室温以
上であり、Ｍｓ点は室温以下のオーステナイトステンレ
ス鋼である。そして、室温において圧延、エンボス、パ
ンチ穴等の機械的変形を上記オーステナイトステンレス
鋼に与えることにより、非磁性のオーステナイトが強磁
性のマルテンサイトに変態する。これは、数百℃以上に
加熱しない限り非可逆性である。
【０００９】図８は、一例としてプレス又はエンボスに
よってオーステナイトステンレス鋼１の凹部２が強磁性
化された様子を示している。このようにして現金交換用
特殊景品上の任意の部分に強磁性部分を形成することに
より金額等の情報の磁気記録を行なう。
よってオーステナイトステンレス鋼１の凹部２が強磁性
化された様子を示している。このようにして現金交換用
特殊景品上の任意の部分に強磁性部分を形成することに
より金額等の情報の磁気記録を行なう。
【００１０】また光記録合金は熱処理によって結晶構造
が変化し、室温での色調が可逆的に変わる合金系であ
り、日本金属学会会報第２５巻第８号７０４〜７０５頁
に説明されているように、例えばＡｇ−Ｚｎ合金は室温
で銀白色のζ相と、ピンク色のβ′相との異なった結晶
構造をとり得る。β′相は約１４０℃で時効するとζ相
に相変化してピンク色から銀白色となり、更に２９０℃
付近の時効ではζ相から再びβ′相に変化してピンク色
に戻る。
が変化し、室温での色調が可逆的に変わる合金系であ
り、日本金属学会会報第２５巻第８号７０４〜７０５頁
に説明されているように、例えばＡｇ−Ｚｎ合金は室温
で銀白色のζ相と、ピンク色のβ′相との異なった結晶
構造をとり得る。β′相は約１４０℃で時効するとζ相
に相変化してピンク色から銀白色となり、更に２９０℃
付近の時効ではζ相から再びβ′相に変化してピンク色
に戻る。
【００１１】従ってβ′相をレーザやサーマルヘッド等
により約４０℃に局部加熱して局部的な結晶変態を誘発
させ、ピンク素地に銀白色の文字を印字することができ
る。これによって顧客は目視により記録内容を確認でき
る。この記録は２９０℃に加熱することによって消去で
き、発行店では繰返し書換えが可能である。
により約４０℃に局部加熱して局部的な結晶変態を誘発
させ、ピンク素地に銀白色の文字を印字することができ
る。これによって顧客は目視により記録内容を確認でき
る。この記録は２９０℃に加熱することによって消去で
き、発行店では繰返し書換えが可能である。
【００１２】
【実施例】図１はこの発明の現金交換用特殊景品１０の
外観を透明ケース１１に収納した状態で示しており、パ
チンコ店では顧客が獲得したパチンコ玉数に応じて上記
ケース１１に入った現金交換用特殊景品１０を顧客に渡
すことになる。ここに、現金交換用特殊景品１０は底部
に樹脂、布等１２を敷設された透明ケース１１内に収容
されており、現金交換用特殊景品１０に記録されている
玉数データ又は金額データは、ケース１１の外側より非
接触センサで磁気的に読取られる。尚、強磁性、非磁性
のパターンは景品の価値により変える（例えば２００
円、５００円、１０００円等）。このとき、パチンコ店
は顧客が目で見て分るように、表面に層設された光記録
合金に文字又は数字１３を明示することができる。ま
た、現金交換用特殊景品１０は必ずしも透明ケース１１
に収容されなくても良い。
外観を透明ケース１１に収納した状態で示しており、パ
チンコ店では顧客が獲得したパチンコ玉数に応じて上記
ケース１１に入った現金交換用特殊景品１０を顧客に渡
すことになる。ここに、現金交換用特殊景品１０は底部
に樹脂、布等１２を敷設された透明ケース１１内に収容
されており、現金交換用特殊景品１０に記録されている
玉数データ又は金額データは、ケース１１の外側より非
接触センサで磁気的に読取られる。尚、強磁性、非磁性
のパターンは景品の価値により変える（例えば２００
円、５００円、１０００円等）。このとき、パチンコ店
は顧客が目で見て分るように、表面に層設された光記録
合金に文字又は数字１３を明示することができる。ま
た、現金交換用特殊景品１０は必ずしも透明ケース１１
に収容されなくても良い。
【００１３】次に、現金交換用特殊景品１０の製造工程
を図２を参照して説明すると、上述したようなオーステ
ナイトステンレス鋼を機械加工して同図（Ａ）の如き景
品部材２０を得る。この場合、凸部２０Ａの位置によっ
て最終的な強磁性の位置が決まり、凸部２０Ａの高さの
違い、つまり機械加工における圧延率の違いによって最
終的に磁性（磁気的強度）の違いが生じる。凸部２０Ａ
が高いほど圧延率が大きくなって磁性が強くなる。図２
（Ａ）の機械加工が終了した時点では、機械加工のため
に景品部材２０の表面全体或は一部が強磁性化されてい
るので、熱処理によって非磁性化、つまりオーステナイ
ト化する（図２（Ｂ）の状態）。熱処理によって非磁性
化された景品部材２１に対して、凸部のみ圧延を行なう
ことによって、その部分のみを強磁性化させた図２
（Ｃ）の如き景品部材２２を得る。図の斜線部が強磁性
化された部分を示している。そして、かかる図２（Ｃ）
の景品部材２２に対して表面研磨して汚れ（油、酸化膜
等）、凹凸等を取除き、最終的には電解研磨、化学研磨
等の残留ひずみが残らないよう研磨で仕上げることが望
ましい。その後に表面装飾して作られた図２（Ｄ）の景
品部材２３の表面上必要な部分にスパッタ法或は蒸着等
により光記録合金の薄膜２４を形成し、図２（Ｅ）の如
き現金交換用特殊景品１０を得る。最終的に得られた図
２（Ｅ）の如き現金交換用特殊景品１０のＸ−Ｘ断面構
造は、図３のようになっている。
を図２を参照して説明すると、上述したようなオーステ
ナイトステンレス鋼を機械加工して同図（Ａ）の如き景
品部材２０を得る。この場合、凸部２０Ａの位置によっ
て最終的な強磁性の位置が決まり、凸部２０Ａの高さの
違い、つまり機械加工における圧延率の違いによって最
終的に磁性（磁気的強度）の違いが生じる。凸部２０Ａ
が高いほど圧延率が大きくなって磁性が強くなる。図２
（Ａ）の機械加工が終了した時点では、機械加工のため
に景品部材２０の表面全体或は一部が強磁性化されてい
るので、熱処理によって非磁性化、つまりオーステナイ
ト化する（図２（Ｂ）の状態）。熱処理によって非磁性
化された景品部材２１に対して、凸部のみ圧延を行なう
ことによって、その部分のみを強磁性化させた図２
（Ｃ）の如き景品部材２２を得る。図の斜線部が強磁性
化された部分を示している。そして、かかる図２（Ｃ）
の景品部材２２に対して表面研磨して汚れ（油、酸化膜
等）、凹凸等を取除き、最終的には電解研磨、化学研磨
等の残留ひずみが残らないよう研磨で仕上げることが望
ましい。その後に表面装飾して作られた図２（Ｄ）の景
品部材２３の表面上必要な部分にスパッタ法或は蒸着等
により光記録合金の薄膜２４を形成し、図２（Ｅ）の如
き現金交換用特殊景品１０を得る。最終的に得られた図
２（Ｅ）の如き現金交換用特殊景品１０のＸ−Ｘ断面構
造は、図３のようになっている。
【００１４】この発明の現金交換用特殊景品１０に記録
されている情報は図４（Ａ）に示す如く現金交換用特殊
景品１０の上方（又は側面）にバイアス磁石を取付けた
ホールセンサ３０を設置し、相対的にいずれかを移動す
ることによって同図（Ｂ）のような信号ＭＳが出力され
るので、この信号ＭＳを所定のスレッショルドＴＨ０で
２値化して計数等することによって読取ることができ
る。実際には図５に示すように景品１０の入ったケース
１１を複数個立てて相対的に移動させ、ホールセンサア
レイ３１で同時に読取るようにする。その際、景品１０
の強磁性、非磁性のパターンを図５に示すように左右上
下対称にしておけば、ケース１１の向きがどの方向であ
っても読取を容易に行なうことができる。勿論、パター
ンが左右上下対称になっていなくても読取りは可能であ
る。
されている情報は図４（Ａ）に示す如く現金交換用特殊
景品１０の上方（又は側面）にバイアス磁石を取付けた
ホールセンサ３０を設置し、相対的にいずれかを移動す
ることによって同図（Ｂ）のような信号ＭＳが出力され
るので、この信号ＭＳを所定のスレッショルドＴＨ０で
２値化して計数等することによって読取ることができ
る。実際には図５に示すように景品１０の入ったケース
１１を複数個立てて相対的に移動させ、ホールセンサア
レイ３１で同時に読取るようにする。その際、景品１０
の強磁性、非磁性のパターンを図５に示すように左右上
下対称にしておけば、ケース１１の向きがどの方向であ
っても読取を容易に行なうことができる。勿論、パター
ンが左右上下対称になっていなくても読取りは可能であ
る。
【００１５】ところで、上述したように圧延率の大小に
よって磁性に大小が生じるが、この現象は図６に示され
ている（日本金属学会会報第２４巻 第６号 ５１２〜
５１４頁参照）。このことから上記金属に対して多値情
報記録が可能であり、図７で示すように複数のスレッシ
ョルドＴＨ１及びＴＨ２で多値情報を読取ることができ
る。なお、読取は磁気抵抗センサによっても可能であ
る。また、光記録合金に記録した情報を別途光学読取手
段により読取るようにしてもよい。
よって磁性に大小が生じるが、この現象は図６に示され
ている（日本金属学会会報第２４巻 第６号 ５１２〜
５１４頁参照）。このことから上記金属に対して多値情
報記録が可能であり、図７で示すように複数のスレッシ
ョルドＴＨ１及びＴＨ２で多値情報を読取ることができ
る。なお、読取は磁気抵抗センサによっても可能であ
る。また、光記録合金に記録した情報を別途光学読取手
段により読取るようにしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上のようにこの発明の現金交換用特殊
景品によれば、機械的変形により非磁性から強磁性に磁
性変態を生じる金属を用い、部分的に強磁性に磁性変態
させており、表面から見ても磁性変態は見破ることはで
きず、磁気ヘッド等によってはエンコードできない為セ
キュリティが極めて高い。
景品によれば、機械的変形により非磁性から強磁性に磁
性変態を生じる金属を用い、部分的に強磁性に磁性変態
させており、表面から見ても磁性変態は見破ることはで
きず、磁気ヘッド等によってはエンコードできない為セ
キュリティが極めて高い。
【００１７】一方、景品の表面に層設した光記録合金に
は、発行店に必要な情報を書換え可能に記入でき、また
顧客も目視で内容を確認できるのでトラブル発生の防止
にも役立つ。
は、発行店に必要な情報を書換え可能に記入でき、また
顧客も目視で内容を確認できるのでトラブル発生の防止
にも役立つ。
【図１】この発明の一実施例を示す外観図である。
【図２】製造工程を示す図である。
【図３】図２（Ｅ）のＸ−Ｘ断面図である。
【図４】この発明の情報読取り例を示す図である。
【図５】ホールセンサアレイを用いて、複数の景品のデ
ータを連続して読取る例を示す図である。
ータを連続して読取る例を示す図である。
【図６】Ｎｉ当量に対する透磁率の変化を示す図であ
る。
る。
【図７】多値情報の読取りを説明するための図である。
【図８】機械的変形によって生ずる磁性変態を示す図で
ある。
ある。
１ オーステナイトステンレス鋼 ２ 凹部 １０ 現金交換用特殊景品 １１ 透明ケース １２ 樹脂、布等 １３ 文字又は数字 ２０ 機械加工部材 ２１ 熱処理部材 ２２ 圧延部材 ２３ 表面仕上部材 ２４ 光記録合金層 ３０ ホールセンサ ３１ センサアレイ
Claims (1)
- 【請求項１】 機械的変形によって、部分的に非磁性か
ら強磁性へ磁性変態を生ぜしめた金属の表面に、熱によ
り結晶変態を生じて色調が変化する光記録合金を層設し
て成ることを特徴とする現金交換用特殊景品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8745591A JP2940883B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 現金交換用特殊景品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8745591A JP2940883B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 現金交換用特殊景品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06126038A JPH06126038A (ja) | 1994-05-10 |
| JP2940883B2 true JP2940883B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=13915340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8745591A Expired - Fee Related JP2940883B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 現金交換用特殊景品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2940883B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101147394B1 (ko) * | 2009-12-18 | 2012-05-22 | 주식회사 오르다코리아 | 자석장착용 부품 및 자석완구 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP8745591A patent/JP2940883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06126038A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |