JP2929502B2 - ワインダの巻成部における糸結合並びにコツプ交換を自動的に行うための装置 - Google Patents

ワインダの巻成部における糸結合並びにコツプ交換を自動的に行うための装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワインダの巻成部における糸結合並びにコ
ップ交換を自動的に行うための装置であって、繰り出し
パッケージの糸のための引き渡し部材、及び巻き取りパ
ッケージの糸のための吸い込みノズルを備えており、引
き渡し部材及び吸い込みノズルがそれぞれ糸を受容しか
つ捕捉した糸を糸結合装置へ導くために旋回可能である
形式のものに関する。
糸結合を自動的に行う公知の装置においては、糸結合
過程を監視して、自動化率及び生産性を高めるために種
々の手段が講じられている。
スイス国特許出願公告第459836号公報により、電子的
な糸監視装置を用いて糸走行の中断の異なる3つの原因
を識別することは公知である。第1の場合、糸中断は電
子的な糸監視装置による糸欠陥(太い箇所若しくは細い
箇所)の検出に基づき糸切断装置を作動させることによ
り生ぜしめられる。第2の場合、糸切れが電子的な糸監
視装置と巻き取りパッケージとの間で生じる。
前記両方の場合、繰り出しパッケージから到来する下
糸が存在していて、巻成部の適当な引き渡し装置によっ
て糸結合装置に供給可能である。従ってコップ交換は不
必要である。
第1の場合にコップ交換が切断パルスの存在によって
遮断されているのに対して、第2の場合には糸端部が糸
切れの後にまだ糸クリーナ内にあり、そこで糸結合過程
が簡単に導入される。
第3の場合、すなわち電子的な糸クリーナの下側での
糸切れにおいては糸クリーナが糸端部の通過を検出す
る。この信号によってコップ交換が行われる。このよう
な装置を用いては、切断装置により行われたのではない
糸切れ若しくは糸クリーナの下側での糸切れの場合にコ
ップ交換を阻止することはできない。従ってまだ十分な
巻き体残量を有するコップが排出されてしまう。
さらにドイツ連邦共和国特許出願公開第2153370号公
報により繰り出しパッケージと下流側の糸制動装置との
間に下糸が存在しているかどうかを検出する接触部材を
付加的に設けることは公知である。このような接触部材
は感度の高いものであってかつ正確に調節されねばなら
ない。それというのは接触部材は静止する糸の有無を検
出しなければならないからである。
ドイツ連邦共和国特許出願公告第1930180号公報によ
り、2つの測定スリットを備えた糸検出装置を糸結合装
置に設けることは公知である。糸結合装置の案内薄板を
用いて繰り出し側パッケージ及び巻き取り側パッケージ
の同時に捕捉された糸が分離した測定スリット内に挿入
される。この場合一方の糸端部が供給されない場合に、
両方の糸端部の糸探しが完全に繰り返される。この段階
ではコップ交換は問題になっていない。
ドイツ連邦共和国特許出願第3824837.A1号、及びドイ
ツ連邦共和国特許出願第3923333.A1号明細書に記載の糸
結合のための装置においては、糸結合サイクル中に両方
の糸端部の有無を監視する電子的な糸監視装置が設けら
れている。これらの明細書に記載の基本原理は、糸結合
過程の成功しなかった場合に失敗の原因を識別すること
にある。上糸の複数の失敗においては待機信号が生ぜし
められ、下糸の失敗においてはコップ交換が行われる。
ドイツ連邦共和国特許出願第3923333.A1号明細書にお
いてはさらに、最初の糸結合サイクルの範囲ですでにコ
ップ交換を行うことも記載してある。このために必要な
識別は、スイス国特許出願公告第459836号公報により公
知のものと同じ手段を用いて行われる。従ってすでに述
べたように、まだ十分な巻き体残量を有するコップが排
出されてしまう。特に糸クリーナによる糸端部の通過の
検出は不正確要因を大きくするものであり、その結果糸
材料に関連して制御ミスが頻繁に生じる。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の装置を改善し
て、排出されるコップの数を少なくかつ糸結合過程の消
費時間を短く維持し、巻き取りパッケージの表面の糸層
への負荷を最小限度に減少させることである。
前記課題を解決するために本発明の特許請求の範囲第
1項に基づき、糸の有無、運動及び寸法を検出する糸ク
リーナが糸走行路内に設けてあり、繰り出しパッケージ
の糸のための引き渡し部材及び巻き取りパッケージの糸
のための吸い込みノズルの旋回路がそれぞれ糸クリーナ
を被っており、引き渡し部材の位置を検出する装置が設
けてあり、繰り出しパッケージの糸の糸クリーナ内にお
ける有無に関する信号と引き渡し部材の調節信号とを関
連付けるための論理回路が設けてあり、繰り出しパッケ
ージの糸の糸信号の欠落に際し引き渡し部材の供給運動
の終了の後にコップ交換装置の運転を開始させる制御回
路が設けてあり、糸結合過程の作業順序がプレートカム
装置によって行われるようになっており、プレートカム
装置がコップ交換の後に、糸捕捉及び糸結合装置への供
給のための新たな引き渡し部材運動を保証するために、
プレートカム装置の出発位置に位置決めされており、又
は特許請求の範囲第10項に基づき、引き渡し部材にセン
サを配置してあり、このセンサが捕捉された糸の有無を
確認するようになっており、制御回路を設けてあり、こ
の制御回路が前記センサの糸信号の欠落に際し所定の捕
捉時間の経過の後に糸結合過程の作業行程を中断し、こ
の装置のための駆動装置を糸呼び出しのための出発位置
まで戻し、かつ新たに通常の作業方向へ切り換えるよう
になっており、カウンタを設けてあり、カウンタが糸呼
び出しの回数をカウントし、糸呼び出しの失敗の所定の
回数の後にコップ交換装置の運転を開始させるようにな
っている。
特許請求の範囲第1項に記載の構成に基づき、付加的
な監視装置を用いることなしに下糸の供給が確認でき
る。これによって、糸残量の十分にあるコップの交換が
避けられ、かつコップがすでに繰り出を終了した場合に
糸結合サイクル(糸結合サイクルは糸結合装置の形式に
応じて6秒から10秒を必要とする)を完全に行ってしま
うようなことが避けられる。従って本発明により、下糸
の供給されていないことの確認された後にただちにコッ
プ交換が導入できる。
本発明の有利な構成が特許請求の範囲第2項から第9
項に記載してある。
繰り出しパッケージにおける糸探しと巻き取りパッケ
ージにおける糸探しとが時間的に互いに分離して行われ
るので、巻き取りパッケージの表面に対する負荷が繰り
出されて到来する糸による場合に制限される。巻き取り
側の糸の糸探しの繰り返しは繰り出し側の糸の供給の後
に巻き取り側の糸が1回で捕捉できなかった場合にのみ
行われる。
例えば送風装置を繰り出しパッケージの範囲に配置し
たことにより、糸端部を繰り出しパッケージのほぼ任意
の箇所で捕捉しかつ引く渡し部材に導くことが可能であ
る。これによって利点として、繰り出し中に繰り出しパ
ッケージにおいて引きちぎれた糸が再び供給できる。さ
らに、引き渡し部材によって捕捉されず再び落下した糸
端部が送風装置の新たな作動によって引き渡し部材に新
たに導かれる。
一方で圧力損失を避け、他方で繰り出しパッケージか
ら糸を所定の長さだけしか引き出さないために、送風装
置の作動時間が制限され、引き渡し部材の運動と一緒に
規定されている。しかしながら糸端部探しを繰り返す場
合には送風時間を延長する必要がある。それというのは
1回で捕捉できなかった糸端部は一般にほどけにくいか
らである。
繰り出しパッケージの糸残量のチェックは、繰り出し
パッケージが空である若しくは糸残量が著しくわずかで
ある場合に糸捕捉の繰り返しを避けるために役立ってい
る。特に有利には、糸残量の検出が巻成部コンピュータ
によって行われ、これによって費用が節減できる。繰り
出し位置に隣接する待機位置にセンサを配置してあるこ
とに基づき、予備コップの供給されていない場合に不必
要な繰り返し制御が避けられる。この場合、零位置への
戻り走行が行われ、零位置では糸結合装置の個々のすべ
ての構成ユニット、特に送風ノズルが停止させられる。
コップ交換の後の繰り出し側の糸端部の捕捉の確認を
新たに行うことによって、巻き取り側の糸の糸探しが繰
り出し側の糸の供給されている場のみに確実に限定され
る。これにより、1回の糸結合サイクル内で糸供給確認
を含む複数回のコップ交換行程が行われ得る。
特にコップ交換装置においては、コップ交換装置の動
作サイクルのほぼ中間位置までしか戻さず、次いで引き
続く前進走行に際しコップ交換過程を完全に行って終了
させることも可能である。これによってコップ交換の制
御にとって制御時間が節減できる。
繰り出し側の糸のための引き渡し部材と巻き取り側の
糸のための吸い込みノズルとの時間的にずらされた運動
によって、繰り出し側の糸の捕捉に無関係に巻き取り側
の糸の捕捉を繰り返すことも可能である。
引き渡し部材への繰り出し側の糸の供給の際の送風時
間の延長に類似して、巻き取り側の糸の糸探しに際し2
回目若しくは3回目の探し時間を延長することもでき
る。
巻成部の糸結合機構にとって共通の1つのプレートカ
ム装置を用いる場合には、糸探し時間が糸探し中にプレ
ートカム装置を停止することによって延長される。この
場合、巻成部コンピュータによって制御して転向ねじ溝
ローラ、ひいては巻き取りパッケージの戻り速度を減少
させることも可能である。
特許請求の範囲第10項に記載の構成に基づき、引き渡
し部材への繰り出し側のパッケージの供給の欠落が早期
に確認される。これによって糸供給位置への引き渡し部
材の不必要な運動が避けられ、その結果2回目の糸捕捉
が早期に開始され、ひいては時間が節減できる。
実施例 ワインダ内には所定の数の巻成部が並べて配置されて
いる。各巻成部1は巻成部フレーム2を有しており、こ
の巻成部フレームが巻成部のすべての構成部分を保持し
ている。巻成部に沿って2つの搬送ベルト8,9が延びて
いる。搬送ベルト8はコップ4を案内し、搬送ベルト9
が巻き管5を案内するようになっており、巻き管はそれ
ぞれパレット3上に垂直に取り付けられている。
パレット3は搬送ベルト8による搬送中には該搬送ベ
ルト上に部分的にしか載っていない。それというのは搬
送ベルト8はパレットのベースプレートよりも狭くなっ
ているからである。側方の案内8′によって、パレット
3のベースプレートが搬送ベルト8上を搬送される途中
で搬送ベルト6の範囲へずらされるようになっており、
搬送ベルト6は搬送ベルト8に対して横方向に延びてい
て、各巻成部1に配属されている。
搬送ベルト6は転向ローラ10,11によって転向されて
いて、矢印7の方向に走行させられる。搬送ベルト6の
駆動は個別に若しくはグループで行われる。この駆動は
直接に一方の搬送ベルト8若しくは9によって、例えば
緊定ローラ及びかさ歯車を介して導入されてよい。
搬送ベルト6上の繰り出し位置の前に3つのパレット
3が貯蔵されている場合には、搬送ベルト8上を供給さ
れるパレットは搬送ベルト6に達しえず、それというの
は貯蔵されている最後のパレット3のベースプレートに
沿って滑り案内され通過させられるからである。第1図
及び第2図に示した状態では、コップ4を備え搬送ベル
ト8上を供給されているパレット3は、急速に走行する
搬送ベルト6によって捕えられかつ巻成部1の分岐通路
内へ送られる。
繰り出し位置内にはスリーブ17を配置してあり、スリ
ーブは長手方向に分割されていて、2つのスリーブ半割
部から成っている。スリーブ半割部は液圧シリンダ13,1
9を用いて搬送ベルト6により形成された搬送路の範囲
から順次に遠ざけられる。液圧シリンダ13,19は支台12,
20に取り付けられている。搬送ベルト6は両方のスリー
ブ半割部のための、液圧シリンダ13,19によって形成さ
れた作動装置と一緒にコップ交換装置を構成している。
第1図及び第2図から明らかなように、両方の液圧シ
リンダ13,19は搬送ベルト6の搬送方向とほぼ45°の角
度を成す1つの軸線上に位置している。液圧シリンダ1
3,19が両方のスリーブ半割部の中央に取り付けられてい
るので、液圧シリンダ13,19によって規定された軸線は
スリーブ17の継ぎ目に沿って延びる仮想の平面とほぼ直
角に交差している。液圧シリンダ13に保持されたスリー
ブ半割部がストッパ部材18を有しており、ストッパ部材
がパレット3を繰り出し位置で停止させ、繰り出し中は
繰り出し位置に保持している。液圧シリンダ13が作動せ
しめられると、搬送ベルト6の搬送方向で後方のスリー
ブ半割部が搬送路から外側へ動かされ、これによってス
トッパ部材18が繰り出し位置に存在するパレット3を解
放する。搬送ベルト6は巻き管5の空になったパレット
3を搬送ベルト9へ案内縁部9′に接するまで送る。搬
送ベルト9は巻き管5をパレット3の上に載せて、抜き
取られる箇所へ、若しくは直接紡績機へ搬送する。
次いで、前記スリーブ半割部は再び搬送ベルト6上へ
移動させられ、同時に前方のスリーブ半割部が液圧シリ
ンダ19を用いて後退させられる。従って、コップを備え
準備された次のパレット3が、搬送ベルト6によって後
方のスリーブ半部内に到達せしめられ得る。次いで前方
のスリーブ半割部が再び搬送ベルト6上へ移動させら
れ、これによってスリーブ17が閉じられる。コップ交換
過程を加速するために、両方のスリーブ半割部が同時に
搬送路から外側へ移動させられ、空の巻き管の搬出と新
たなコップ4の繰り出し位置への搬入が同時に行われ
る。ストッパ部材18はパレット3のソケット状の上側構
造部分を捕えるので、隣接のパレット間の間隔は十分に
大きく、ストッパ部材18が空の巻き管5を保持するパレ
ットの解放の後に搬送路内へ妨げられることなしに進入
してかつ後続のパレットを停止できる。
スリーブ半割部を閉鎖した後に、接線方向で上方に傾
斜させられてスリーブ17内に開口する送風ノズル14,15,
16によって糸端部が上方へ吹き上げられる。この場合、
糸端部は引き渡し部材24の吸い込み開口25の範囲に達し
ており、引き渡し部材の吸い込み開口はこの時点ではス
リーブ17のすぐ上の位置を占めている。引き渡し部材は
接続部(図示せず)を介して吸い込みトラバース31に接
続されており、この吸い込みトラバースはワインダ全体
に吸い込み空気を供給する。
コップ4の糸始端部を吹き上げる前に、作動装置22を
用いてはさみ状に構成された糸ループ解放装置21が開か
れ、これによって糸が妨げられることなしに吸い込み開
口25に到達できる。場合によってはスリーブ17内に付加
的にバルーン制限器43を配置していてよく、バルーン制
限器は有利には糸始端部の吹き上げ中には糸通路から外
側へ旋回させられている。このために一方のスリーブ半
割部がポケットを有しており、ポケットがバルーン制限
器を収容するようになっている。引き渡し部材24若しく
は引き渡し部材の開口、吸い込み開口25内に付加的に締
め付け装置を配置してあり、締め付け装置が捕捉した糸
始端部を引き渡し部材24の引き続く旋回運動中に確実に
保持している。吸い込み開口の縁部を粗面にして、糸が
引き渡し部材24から滑り外れないようにすることも可能
である。引き渡し部材24がセンサ45を有しており、セン
サは信号導線45′を介して中央の制御ユニット42に接続
されており、引き渡し部材による糸始端部の捕捉が中央
の制御ユニット42に伝達される。
第1図から明らかなように、スリーブ17にセンサ68を
配置してあり、このセンサは繰り出し位置のコップ4の
糸巻き体の残量を検出するようになっている。このセン
サも信号導線68′を介して中央の制御ユニット42に接続
されている。
信号導線69′を介して中央の制御ユニット42に接続さ
れている別のセンサ69が、繰り出し位置の前の待機位置
におけるコップ4若しくはパレット3の存在を監視して
いる。
通常の巻き取り過程中には、糸35が繰り出し位置に存
在するコップ4から糸緊張装置23、電子的な糸クリーナ
27及び切断兼締め付け装置28を通して引き出され、吸い
込み室30を介して吸い込みトラバース31に結合された糸
捕捉ノズル29の近くを導かれ、巻き取りパッケージを形
成する綾巻きパッケージ38の糸ガイド32を通して案内さ
れる。綾巻きパッケージは反転ねじ溝ローラによって摩
擦力に基づき駆動される。反転ねじ溝ローラは綾巻きの
ための糸移動の機能を付加的に生ぜしめる。綾巻きパッ
ケージ38は旋回可能なパッケージフレーム39に支承され
ている。パッケージフレーム39は旋回軸40を中心として
巻き取り過程の開始時点から所定の最大パッケージ大き
さの得られるまで符号39′の位置から反転ねじ溝ローラ
37と離れて旋回可能である。パッケージフレーム39から
綾巻きパッケージ38を手動で取り出すために、フレーム
開放レバー41を設けてある。
次ぎに第3図に示す作業流れ線図に基づき、コップ交
換過程を含む糸結合サイクル中の切換過程を説明する。
糸走行信号が存在している間、正常な運転が行われ、
すなわち糸結合装置及びパッケージ交換装置は停止させ
られている。糸走行信号がもはや生じていない場合に
は、センサ68若しくはここでは中央の制御ユニット42で
示された巻成部コンピュータを介してコップ4の充填状
態が問い合わされる。充填状態が十分である場合には、
先行の糸結合過程によって所定の値を供給されたカウン
タZ1を零にした後に下糸捕捉が導入される。カウンタZ1
は下糸捕捉の失敗をカウントする。カウンタは所定の
値、通常は2にセットされている。繰り出し側の糸35′
が下糸として受け取られる。
糸捕捉は引き渡し部材24を用いて行われ、この引き渡
し部材に糸始端部がスリーブ17内の渦巻き状の空気流に
よって導かれる。次いで下糸の有無の問い合わせが行わ
れる。このことは引き渡し部材24が第1図に示す最上位
の位置に達した時点で1回行われる。引き渡し部材24の
この位置は、例えば引き渡し部材の回転軸に取り付けら
れた接点によって表示されるようになっており、接点は
信号導線24′を介して中央の制御ユニット42に接続され
ている。中央の制御ユニット42が引き渡し部材24の相応
の調節信号を受け取ると、電子的な糸クリーナ27内で信
号導線27′を介してスタテイックな糸信号の有無が問い
合わされる。
本発明の別の実施例では問い合わせは、引き渡し部材
が送風ノズル14,15,16の作動の後に下側の位置にある場
合にすでに行われる。このために第2図から明らかなよ
うに、引き渡し部材24内の糸走行通路にセンサ45を配置
してあり、このセンサは糸の到着を検出して、信号導線
45′を介して中央の制御ユニット42に伝達する。この実
施例では繰り出し側の糸35′の有無に関する情報が早い
時点で生ぜしめられており、これによって時間節約が行
われる。
下糸が存在している場合には、上糸捕捉への移行が行
われる。下糸が存在していない場合にはカウンタZ1が1
だけ高められる。次いで、カウンタZ1が大きい若しくは
同じ値n、すでに述べたように通常の場合2に達してい
るかどうかが問い合わされる。
カウンタZ1が小さい値n、すなわち例えば1に達する
と、プレートカム装置が下糸捕捉の出発時点まで戻され
る。次いで引き渡し部材24の吸い込み開口25が再び下側
の位置25′を占める。次いでプレートカム装置が新たな
過程を行って、下糸捕捉の問い合わせが終わる。
カウンタZ1が値nに達すると、コップ交換の必要が生
じる。コップ交換は、繰り出し位置の横に交換のための
コップ4が準備されているかどうかセンサ69を用いて問
い合わせることによって開始される。
センサ69が信号導線69′を介して中央の制御ユニット
42にコップ4の供給を知らせると、すでに述べたコップ
交換回路が接続される。新たなコップ4の糸始端部を供
給するために、引き渡し部材24の吸い込み開口25が下側
の位置25′にもたらされる。この場合、吸い込み開口が
引き渡し部材旋回通路33に沿って旋回させられる。
下糸を新たに捕捉した後に、再び下糸の有無に関する
問い合わせが行われる。下糸が存在していない場合に
は、プレートカム装置の駆動装置が戻り走行に切り換え
られ、引き続くコップ交換のための出発位置が達成され
る。もちろん2回目の試みにおいても供給位置における
コップの有無の問い合わせが行われる。
送風ノズル14,15,16によって形成された送風装置内若
しくは引き渡し部材24に故障の生じることがないので、
ここでは作業流れ線図内には組み込まれないカウンタを
付加的に設けてあり、カウンタがコップ交換の所定の回
数−この回数では下糸捕捉は行われない−に応じて巻成
部を遮断して、待機信号をレリーズする。
供給位置にコップ4の存在していないことを確認した
場合には、プレートカム装置のできるだけ零位置までの
戻しが行われ、ノズル若しくは弁が新たなコップの進入
するまで閉じられている。繰り出し位置へのコップの進
入の後に、センサ69の信号によってプレートカム装置の
駆動装置が再び始動される。
第3図に示した作業流れ線図においては、コップ4の
充填量の少ない状態でも下糸35′の供給された場合に別
の糸結合段階が導入される。このような処置は、巻き体
の残量の著しく正確な検出が行われない場合に特に有利
である。少なくとも、下糸が供給される場合に空の巻き
管5として処理されることは排除される。センサ68及
び、コップ交換の後に巻き取られた糸量を巻成部駆動ロ
ーラ37の回転に基づき記録する巻成部カウンタによる残
りの糸量の検出を省略してある場合には、例えばコップ
の巻き取り長さの誤差に基づき巻き取り状態が正確に規
定されない。特にこのような場合には、下糸の供給に際
し屑として処理することを避けるために糸結合が行われ
ると有利である。いずれの場合にも繰り出しコップの最
小巻き量を越えた場合には下糸捕捉の繰り返しが排除さ
れる。
充填状態の極めて正確な検出においては、第3図に示
した作業流れ線図とは異なって、空の巻き管5を検出し
た場合若しくは巻き体量が著しく少ない場合に下糸の検
出と無関係にコップ交換を導入することもできる。
電子的な糸クリーナ27及び切断兼締め付け装置28内へ
の繰り出し側の糸端部35′の供給、及び糸存在の検出の
後に、巻き取り側の糸捕捉が開始される。このために設
けられた吸い込みノズル34がすでに下側の静止位置34′
から上側の位置へ旋回させられている。この際いずれの
場合にも、吸い込みトラバース31との接続部(図示せ
ず)を介しての吸い込みノズル34への吸い込み空気の供
給は下糸の供給が確認される前には行われない。
吸い込みノズル34内に負圧が作用している間は、反転
ねじ溝ローラ37、ひいては綾巻きパッケージ38が戻し回
転させられる。これによって、吸い込みノズル34による
巻き取り側の糸端部35″の捕捉が可能になる。
巻き取り側の糸端部35″の捕捉の開始の前に、上糸捕
捉のために設けられたカウンタZ2=零が作動せしめら
れ、そのつどの糸結合過程の失敗がカウントされる。上
糸捕捉の後及び静止位置34′(第2図)までの旋回通路
36に沿った吸い込みノズル34の旋回の後に、電子的な糸
クリーナ27内の上糸の存在が同じく問い合わされる。問
い合わせの時点は例えばイニチエータ(Initiator)44
の信号によって規定される。イニチエータは吸い込みノ
ズル34の回転軸に取り付けられた突起34″によって弱め
られることに基づき吸い込みノズル34の下側の位置を検
出する。ノズル34の下側の位置をイニチエータ44が信号
導線44′を介して中央の制御ユニット42に伝える。もち
ろん、吸い込みノズル34の位置並びに引き渡し部材24の
位置をプレートカム装置のそのつどの位置によって監視
することも可能である。
上糸の準備されていることが電子的な糸クリーナ27内
で確認された場合には、本来の糸結合過程が導入され
る。このためにスプライシング装置26のスプライシング
角柱ケーシング26′に両方の糸が供給される。スプライ
シング装置はドイツ連邦共和国特許出願第A3132895号公
報により公知である。この場合、糸終端部は短くされ、
スプライシング室の上側及び下側に配置された吸い込み
ノズル内に吸い込まれ、解繊され、糸終端部のオーバラ
ップの分だけスプライシング角柱ケーシングから引き出
される。次いでスプライシング過程がスプライシング角
柱ケーシング内での1回の若しくは複数回の圧力空気衝
撃波によって行われる。
スプライシングの後に糸35は再び解放され、次いで反
転ねじ溝ローラ37が始動され、ひいては巻き取りが再開
される。次いで糸クリーナ27によってスプライシング結
合若しくは糸走行信号が新たに検出される。スプライシ
ング結合が所定の許容範囲内にある場合、すなわち糸の
横断面の著しい誤差が検出されない場合には、通常の巻
き取り過程が続けられる。
上糸が捕捉されなかった場合にはカウンタZ2が1だけ
高められる。カウンタZ2によって得られた値が所定の数
n、例えば通常は2若しくは3よりも下にある場合に
は、プレートカム装置の駆動装置が戻り走行に調節さ
れ、上糸捕捉の繰り返しの可能な位置にもたらされる。
カウンタZ2が所定の数nに達すると、巻成部が停止させ
られ、待機信号、例えば赤い光りが生ぜしめられる。
第3図に示す作業流れ線図からは切り換えの論理的な
経過は理解できるが、時間的な正確な経過は理解しにく
い。時間的な経過は第4図、第5図及び第6図を用いて
説明する。
糸結合装置の個別の部分を操作するための可能性は種
々あるものの、実際には、共通の軸に取り付けられ、従
って共通の駆動装置を有するプレートカム装置が有利で
ある。コップ交換装置に対して有利には共通の1つの第
2のプレートカム装置を設けてあり、このプレートカム
装置は必要な場合には糸結合装置のプレートカム装置に
連結されている。このようなプレートカム装置は公知で
あり、詳細な説明は省略する。
第4図から第6図においては、糸結合の1サイクルは
プレートカム装置の1回転に相当している。従って選ば
れた作業段階は360°にわたっている。
第4図から第6図の実施例において、スタートは糸受
容のための出発位置(第2図の位置に相当)46内への引
き渡し部材の運動を伴って行われる。この場合、吸い込
み開口25は搬送ベルト6の搬送方向の上流側の位置から
ケーシング17の上の位置25′へ運動させられる。引き渡
し部材24の零位置では吸い込み開口25は糸ループ解放装
置のための作動装置22の後方に配置されている。吸い込
み開口25の零位置は、通常の巻き取り過程中に糸走行を
妨げないために必要である。吸い込み開口の零位置は周
知であるので、零位置を図示することは省略してある。
吸い込み開口25は作動装置22によって閉鎖されていてよ
い。零位置から準備位置、すなわち糸受容のための出発
位置46への引き渡し部材24の運動は矢印61によって示し
てある。次いで直接に、第4図及び第5図の実施例では
下糸捕捉の矢印47で示す段階が続いており、この段階は
下糸の有無の問い合わせ49で終わっている。矢印47で示
す段階は送風ノズル14,15,16の作動、吸い込み開口25に
よる糸始端部35′の吸い込み、及び引き渡し部材24の上
側の位置(第1図)への旋回を含んでいる。下糸の問い
合わせ49が行われ、この時点で電子的な糸クリーナ27内
に下糸の存在していないことが信号導線24′を介して中
央の制御ユニット42に伝えらると、制御ユニットがプレ
ートカム装置に共通の軸の駆動装置を戻り走行に制御
し、この戻り走行は出発位置46で終了する。このような
制御は駆動装置のための両方向に駆動可能なモータを始
動させることによって著しく簡単に行われる。このよう
なモータは例えば、接続部の切換1/0が前進走行を、0/1
が戻り走行を、0/0が停止を、1/1が制動を意味するよう
に制御される。このような簡単な切換は容易に中央の制
御ユニット42若しくは巻成部コンピュータによって行わ
れる。プレートカム装置を支持する軸に例えば磁極輪を
配置してあってよく、磁極輪が音波センサによって監視
されており、これによって磁極輪、ひいてはプレートカ
ム装置の位置が常に把握されている。このようにして、
糸終端部の有無の問い合わせ時点が正確に制御される。
駆動モータからプレートカム装置を支持する軸への回転
運動の伝達は、ウォーム伝動装置(図示せず)を介して
行われる。従って駆動装置の停止した後ではプレートカ
ム装置は駆動装置が新たに作動させられないかぎり所定
の位置を維持する。
出発位置への戻り走行(第4図矢印48′)の後に、下
糸捕捉の矢印47で示す別の動作が行われる。位置49にお
ける問い合わせが成功した場合、すなわち下糸が確認さ
れた場合には、プレートカム装置がさらに前進走行で駆
動され、ただちに上糸捕捉(矢印55)が開始される。こ
の段階は、上糸が電子的な糸クリーナ27内に供給されて
いて(第2図)、上糸の問い合わせが位置56で行われる
と終了する。上糸が糸クリーナ内に供給されている場合
には、プレートカム装置がさらに前進駆動される。上糸
が糸クリーナ27内に供給されていない場合には、2回目
の上糸捕捉をスタートさせるための出発位置58までのプ
レートカム装置の戻り走行(矢印57)が行われる。出発
位置58は矢印55の出発位置から所定の角度だけ離れてい
る。これによって、零位置の近くへの吸い込みノズル34
の戻り運動が不必要であり、それというのは引き渡し部
材24とは逆に糸捕捉が吸い込みノズルの上側の位置で行
われるからである。出発位置58は矢印57を上糸の問い合
わせ位置56の方向へ矢印57′に縮小することによって符
号58′の位置までずらされてよく、それとうのはプレー
トカム装置の戻り走行中には吸い込みノズル34が綾巻き
パッケージ38の表面に対して隣接して配置されたままに
なっていて、戻り走行に際しても吸い込みノズルへの負
圧供給のための弁が開いているからである。従って吸い
込み時間がプレートカム装置の戻り走行段階及び続く前
進走行段階によって2倍になる。その結果、吸い込みノ
ズル34の負圧供給のための開放段階のほぼ中間位置まで
の戻しを必要とするだけでよい。
反転ねじ溝ローラ37の戻り走行がプレートカム装置に
無関係に巻成部コンピュータ若しくは中央の制御ユニッ
ト42によって制御されるので、上糸を探す際に戻り走行
速度を減少させることもできる。さらに、巻成部コンピ
ュータによってプレートカム装置を出発位置58に短時間
維持するように制御して、糸探し時間を延長することも
容易に可能である。
第4図の矢印50がコップ交換回路の運転の段階を示し
ており、この段階は符号50′の位置で終わっていて、そ
こでコップ交換の後に下糸捕捉の矢印51で示す段階へ移
行している。明らかなように、共通の1つのプレートカ
ム装置を用いている場合にはコップ交換の後に糸を駆動
方向の転向なしに案内するために引き渡し部材24の第2
の行程が必要である。この場合、電子的な糸クリーナ27
内への下糸の直接の供給は、上糸の供給の後に始めて行
われる。従って下糸の第2の問い合わせ52は上糸の問い
合わせ56の後に行われる。このような必要性は、引き渡
し部材が引き渡し部材の旋回通路33と吸い込みノスル34
の旋回通路との交差箇所を通過した後に始めて吸い込み
ノスル34の旋回範囲36内に進入できる場合に特に生じ
る。このことは吸い込みノスル34の吸い込み開口の幅が
少なくとも綾巻きパッケージの幅に相応していなければ
ならないことに起因している。このような理由から、引
き渡し部材が前述の第2の行程を行わねばならない場合
に欠点が生じることはない。
位置52で下糸が確認されると、位置54までの戻り走行
が必要になる。この場合にはコップ交換の対称的な経過
が活用され、その結果コップ交換行程を完全に行うため
にコップ交換段階の中間位置までの戻り走行で十分であ
る。
両方の糸端部の供給の問い合わせの後に、スプライシ
ングの準備、次いでスプライシング(矢印59)自体が行
われる。矢印60が糸の解放及び反転ねじ溝ローラ37の始
動を示している。
第4図に示す実施例においては、コップ交換の後の糸
始端部の捕捉失敗に際しプレートカム装置が上糸を1回
で探し出した場合にも新たな上糸探しを行う段階まで戻
されねばならない。さらに電子的な糸クリーナ27が1つ
の糸のスタテイックな糸信号と2つの糸のスタテイック
な信号とを識別するように構成されねばならない。この
場合には上糸問い合わせ56の後に上糸が電子的な糸クリ
ーナ27内に維持されていて、下糸が追加されねばならな
い。従って下糸問い合わせ52は同時に、この時点で2つ
の糸が糸クリーナ27内にあるかどうかの問い合わせであ
る。
傷付きやすい糸を綾巻きする際にコップを交換して新
たに上糸捕捉を行う場合に綾巻きパッケージ38の表面の
損傷を避けるために、巻成部コンピュータによって反転
ねじ溝ローラ37の戻り回転が阻止できる。これによっ
て、例外的な場合に巻き取り側の糸をいたわるという利
点が得られる。
第5図の実施例においては第4図の実施例と異なっ
て、コップ交換の段階が前へずらされている。コップ交
換なしの経過は第4図の経過に相応している。コップ交
換行程の導入の時点は影響を及ぼすことなしに通常の糸
結合行程内に設定でき、それというのはコップ交換のた
めのプレートカム装置との連結がその時点まで行われな
いからである。
コップ交換(第5図では符号62)の前方へのずらしに
よって、コップ交換の端部位置63が早められており、下
糸捕捉64が綾巻きパッケージ38の表面からの上糸の吸い
込みを開始する前の時点で下糸問い合わせ65を以て終了
する。さらに、コップ交換の後の下糸のチェックは電子
的な糸クリーナ27内への上糸の供給の前に行われる。従
って、糸走行信号のほかにはスタテイックな糸信号と糸
の存在しないことしか識別できない電子的な糸クリーナ
を使用することも可能である。それというのは糸クリー
ナにはチェックのために1つの糸しか供給されないから
である。
第5図に示す下糸問い合わせ49においてコップ交換の
必要性が確認されると、プレートカム装置が出発位置46
まで戻される。この場合コップ交換のための出発点62′
までしか戻さないことも可能である。
コップ交換の後に下糸問い合わせ65において下糸が供
給されていないことを確認すると、符号67の位置までの
戻り走行66が行われる。符号63の位置を通過する際に、
すでに交換過程が開始され、すなわちこの位置でコップ
交換装置のプレートカム装置との連結が例えば電磁操作
可能な係止爪を用いて行われねばならない。コップ交換
行程の第1段階は位置63を通過してから位置67まで延び
ているのに対して、第2段階は続く前進走行で位置67か
ら位置63まで延びている。次いで再び下糸捕捉64が行わ
れる。
第6図に示す実施例においては引き渡し部材24にセン
サ45を設けてあり、これによって下糸捕捉段階47′が下
糸49′の捕捉のチェックまで著しく縮小されている。従
って、出発位置46までの著しく短い戻り走行48′しか必
要としない。これによって、下糸の捕捉作業を複数回繰
り返す必要のある場合に時間が著しく節減される。
第6図におけるコップ交換の経過は、第5図の経過に
相応している。
吸い込みノズル34内に糸チェックのためのセンサ70を
設けて、このセンサを信号導線70′によって中央の制御
ユニット42に接続してある場合には、上糸チェック56′
が同じく上糸を電子的な糸クリーナ27内へ供給するより
も著しく早めに行われる。上糸捕捉作業を繰り返す場合
には、短い戻り走行57″が行われ、これに続いて新たな
糸捕捉55′が行われる。
種々異なる時間的経過の説明から明らかなように、個
別の段階の切り換えは目的を以て種々の形式で制御さ
れ、完全な繰り返しもかつ成功することのない作業段階
も避けられる。このことは特に、傷付きやすい糸、例え
ばコアヤーンを処理する場合に重要である。公知の装置
においては綾巻きパッケージにおいて糸始端部探しが、
下糸の存在していないにも拘わらず、すなわち糸結合を
成功させることのできないにも拘わらず、複数回繰り返
される。上糸のこのような糸探しは本発明においては下
糸がすでに確認された場合のみに限定される。上糸探し
の繰り返しは上糸の最初の糸探しが失敗した場合にのみ
必要である。コップ交換を含めた、成功することのない
糸結合段階の繰り返しは全体として巻成部の運転再開ま
での時間を短くする。この場合、下糸捕捉の繰り返しの
ための戻り走行48の時間内に反転ねじ溝ローラ及び綾巻
きパッケージの制動の段階がある。糸結合のためのプレ
ートカム装置が電子的な糸クリーナによる、糸切れの確
認(糸走行信号の中断)の直後に始動されるので、巻き
取り速度の高い場合には通常は位置(下糸問い合わせ)
49においてはまだパッケージ及び反転ねじ溝ローラの停
止は達成されていない。従っていずれの場合にも、すな
わち即座の糸捕捉においてもプレートカム装置が前記位
置で、パッケージ及び反転ねじ溝ローラの停止するまで
の長い間、静止させられていなければならない。次いで
ようやく、上糸捕捉が導入され、吸い込みノズル34の上
方旋回の後に綾巻くパッケージ38が戻り方向へ駆動され
る。この時点において例えば上糸探しが繰り返される。
繰り出し位置にあるコップ4の巻き体量の検出によっ
て、空の巻き管5における不必要な繰り返し制御を開始
させることが避けられる。下糸の結果を検出することの
ないコップ交換においては、従来公知の装置では完全な
交換行程が繰り返されねばならなかった。本発明によっ
てはコップ交換の繰り返し自体、最初の糸結合サイクル
内で可能である。
実施例は原理的に、繰り出し側若しくは巻き取り側の
糸の糸探しの繰り返し制御を行うことに規定されている
ものの、本発明に基づき請求項1に記載してあるように
コップ交換の導入が繰り出し側の糸の最初の欠陥におい
ても可能である。このような制御においてすでに、不必
要な制御過程が避けられ、かつ繰り出し側の糸の欠陥の
場合には巻き取り側の糸を探すことは行われない。従っ
て綾巻きパッケージの表面の糸への付加的な負荷が避け
られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は巻
成部の繰り出し側の糸端部の準備された状態での側面
図、第2図は巻成部の巻き取り側の糸端部の準備された
状態での側面図、第3a図及び第3b図は作業流れ線図、第
4図、第5図、及び第6図は糸結合及びパック交換の角
度的な経過を示す図である。 1……巻成部、2……巻成部フレーム、4……パッケー
ジ、5……巻き管、6……搬送ベルト、7……矢印、8
及び9……搬送ベルト、10及び11……転向ローラ、12…
…支台、13……液圧シリンダ、14,15及び16……送風ノ
ズル、17……スリーブ、18……ストッパ部材、20……支
台、21……糸ループ解放装置、22……作動装置、23……
糸緊張装置、24……引き渡し部材、24′……信号導線、
25……吸い込み開口、26……スプライシング装置、26′
……スプライシング角柱ケーシング、27……糸クリー
ナ、28……切断兼締め付け装置、29……糸捕捉ノズル、
30……吸い込み室、31……吸い込みトラバース、32……
糸ガイド、33……旋回通路、34……吸い込みノズル、35
……糸、35″……糸端部、36……旋回通路、37……反転
ねじ溝ローラ、38……綾巻きパッケージ、39……パッケ
ージフレーム、40……旋回軸、41……フレーム開放レバ
ー、42……制御ユニット、43……バルーン制限器、44…
…イニチエータ、44′……信号導線、45……センサ、4
5′……信号導線、46……出発位置、47′……下糸捕捉
段階、48′……戻り走行、49……下糸問い合わせ、52…
…問い合わせ、56……上糸問い合わせ位置、58……出発
位置、62……コップ交換、62′……出発点、63……コッ
プ交換の端部位置、64……下糸捕捉、66……戻り走行、
67……位置、68……センサ、68′……信号導線、69……
センサ、69′……信号導線
フロントページの続き (72)発明者 グレゴール・リユート ドイツ連邦共和国メンヒエングラートバ ツハ1・シユタツイオーンスヴエーク 123 (72)発明者 ロルフ・ハーゼン ドイツ連邦共和国メンヒエングラートバ ツハ1・エンゲルス ホルト 142 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 67/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワインダの巻成部における糸結合並びにコ
    ップ交換を自動的に行うための装置であって、繰り出し
    パッケージの糸のための引き渡し部材、及び巻き取りパ
    ッケージの糸のための吸い込みノズルを備えており、引
    き渡し部材及び吸い込みノズルがそれぞれ糸を受容しか
    つ捕捉した糸を糸結合装置へ導くために旋回可能である
    形式のものにおいて、糸(35)の有無、運動及び寸法を
    検出する糸クリーナ(27)が糸走行路内に設けてあり、
    繰り出しパッケージ(4)の糸のための引き渡し部材
    (24)及び巻き取りパッケージ(38)の糸のための吸い
    込みノズル(34)の旋回路がそれぞれ糸クリーナを被っ
    ており、引き渡し部材の位置を検出する装置が設けてあ
    り、繰り出しパッケージの糸の糸クリーナ内における有
    無に関する信号と引き渡し部材の調節信号とを関連付け
    るための論理回路が設けてあり、繰り出しパッケージの
    糸の糸信号の欠落に際し引き渡し部材の供給運動の終了
    の後にコップ交換装置の運転を開始させる制御回路が設
    けてあり、糸結合過程の作業順序がプレートカム装置に
    よって行われるようになっており、プレートカム装置が
    コップ交換の後に、糸捕捉及び糸結合装置への供給のた
    めの新たな引き渡し部材運動を保証するために、プレー
    トカム装置の出発位置に位置決めされていることを特徴
    とする、ワインダの巻成部における糸結合並びにコップ
    交換を自動的に行うための装置。
  2. 【請求項2】繰り出しパッケージの糸のための引き渡し
    部材及び巻き取りパッケージの糸のための吸い込みノズ
    ル(34)を、巻き取り側の糸の補足が繰り出しパッケー
    ジの糸の供給の検出の前に導入されないように時間的に
    ずらして運動させる制御装置が設けてあり、繰り出しパ
    ッケージの糸の糸信号の欠落に際し引き渡し部材の供給
    運動の終了の後、及びコップ交換装置(6,13,17,19)の
    運転開始の前に糸結合装置の駆動装置を停止させて次い
    でこの駆動装置によって引き渡し部材を少なくとも糸呼
    び出しのための出発位置まで戻しかつ新たに通常の駆動
    方向に切り換えるように制御する制御回路が設けてあ
    り、カウンタ(Z1)を設けてあり、カウンタが糸呼び出
    しをカウントして呼び出し失敗の所定の回数の後にコッ
    プ交換装置の運転を開始させるようになっている請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】繰り出しパッケージ(4)の範囲に送風装
    置(14,15,16)が配置されており、送風装置によって繰
    り出しパッケージから引き渡し部材(24)の糸受容位置
    (25)の方向への空気流が形成されるようになっている
    請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】巻成部が、繰り出しパッケージの巻き体残
    量を検出する手段(42,68)を備えており、該手段が、
    繰り出しパッケージの巻き体残量の少ない若しくはない
    場合に繰り出しパッケージからの糸呼び出しの繰り返し
    を遮断するための回路と接続されている請求項1から3
    までのいずれか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】繰り出しパッケージの巻き体残量を検出す
    る手段が繰り出し位置の横に配置されたセンサ(68)に
    よって構成されている請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】繰り出しパッケージの巻き体残量を検出す
    る手段が巻成部コンピュータによって構成されており、
    巻成部コンピュータがコップ交換の後の巻き取られた糸
    量を巻き取り駆動ローラの回転に基づいて記録するよう
    になっている請求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】繰り出しパッケージの、繰り出し位置に隣
    接する待機位置にこの待機位置における繰り出しパッケ
    ージの有無を検出するセンサ(69)を設けてあり、この
    センサが、繰り出しパッケージの検出されない場合にコ
    ップ交換を遮断してかつ駆動装置を零位置へ戻す回路に
    接続されている請求項1から6までのいずれか1項記載
    の装置。
  8. 【請求項8】行われたコップ交換の後並びに糸結合装置
    及び糸クリーナ(27)内への繰り出し側の糸の新たな供
    給の後に糸クリーナ(27)内の糸(35)の有無を問い合
    わせる回路を設けてあり、この回路が糸クリーナ(27)
    内に糸の存在していない場合に糸結合装置の駆動装置を
    停止させて、次いでこの駆動装置が少なくともコップ交
    換の出発点まで戻され、運動方向の転向によって新たな
    完全なコップ交換が行われるようになっている請求項1
    から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】吸い込みノズル(34)の位置を検出する装
    置(44)を設けてあり、巻き取りパッケージ(38)の糸
    (35)の糸クリーナ(27)内での有無に関する信号を吸
    い込みノズルの位置信号に関連付けるための論理回路が
    設けてあり、別の制御回路を設けてあり、この制御回路
    が巻き取りパッケージの糸の糸信号の欠落に際し吸い込
    みノズルの供給運動の終了の後に装置の駆動装置を停止
    させ、戻り走行に切り換えて制御するようになってお
    り、駆動装置が吸い込みノズルを所定の距離にわたって
    戻しかつ新たに通常の駆動方向に切り換えるようになっ
    ており、カウンタを設けてあり、カウンタが糸呼び出し
    をカウントし、呼び出し失敗の所定の回数の後に駆動装
    置を遮断して失敗を信号化するようになっている請求項
    1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】ワインダの巻成部における糸結合並びに
    コップ交換を自動的に行うための装置であって、繰り出
    しパッケージの糸のための引き渡し部材、及び巻き取り
    パッケージの糸のための吸い込みノズルを備えており、
    引き渡し部材及び吸い込みノズルがそれぞれ糸を受容し
    かつ捕捉した糸を糸結合装置へ導くために旋回可能であ
    る形式のものにおいて、引き渡し部材(24)にセンサ
    (45)を配置してあり、このセンサ(45)が捕捉された
    糸(35′)の有無を確認するようになっており、制御回
    路を設けてあり、この制御回路が前記センサ(45)の糸
    信号の欠落に際し所定の捕捉時間の経過の後に糸結合過
    程の作業行程を中断し、この装置のための駆動装置を糸
    呼び出しのための出発位置まで戻し、かつ新たに通常の
    作業方向へ切り換えるようになっており、カウンタ(Z
    1)を設けてあり、カウンタが糸呼び出しの回数をカウ
    ントし、糸呼び出しの失敗の所定の回数の後にコップ交
    換装置の運転を開始させるようになっていることを特徴
    とする、ワインダの巻成部における糸結合並びにコップ
    交換を自動的に行うための装置。
JP2306358A 1989-11-14 1990-11-14 ワインダの巻成部における糸結合並びにコツプ交換を自動的に行うための装置 Expired - Lifetime JP2929502B2 (ja)

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DE4032617.9 1990-10-15
DE3937824.1 1990-10-15
DE19904032617 DE4032617A1 (de) 1990-10-15 1990-10-15 Vorrichtung zum automatischen durchfuehren des eine feste schrittfolge aufweisenden fadenverbindens sowie kopswechsels an einer spulstelle einer spulmaschine

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