JP2928060B2 - 3−ヒドロキシ−2,4,5− トリフルオロ安息香酸の製法 - Google Patents

3−ヒドロキシ−2,4,5− トリフルオロ安息香酸の製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N-アルキル又はN-アリ
ールテトラフルオロフタルイミドから3-ヒドロキシ-2,
4,5- トリフルオロ安息香酸(HTBA)を製造する方法に関
する。具体的には、テトラフルオロフタルイミドを塩基
と反応させて4-ヒドロキシ-3,5,6- トリフルオロN-置換
フタルアミド酸(HTPA)及び3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフ
ルオロN-置換ベンズアミド(HTB) の塩の混合物を製造
し、塩基を中和してHTPA及びHTB を形成し、更に沈殿物
を酸性にしてHTBAを形成する。
【0002】
【従来の技術】本明細書において参考として導入してい
る米国特許第4,831,190号には、テトラフルオ
ロフタル酸を塩基と反応させて4-ヒドロキシ-3,5,6- ト
リフルオロフタル酸を形成し、次いで脱カルボキシル化
することによりHTBAを製造する方法が開示されている。
その方法は満足ではないことは知られてないけれども、
出発物質であるテトラフルオロフタル酸は多くの用途に
はあまりにも高価であると考えられる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、N-アルキ
ル又はN-アリールテトラフルオロフタルイミドを出発物
質としてHTBAを製造する方法を発明した。テトラフルオ
ロフタルイミドを塩基と反応させて2種類の新規化合
物、HTPA及びHTB の塩の混合物を製造する。この混合物
を酸で中和すると、新規化合物の混合物が沈殿する。次
いで沈殿物を酸と反応させると、HTBA生成物が製造され
る。あるいは、中間体化合物を単離することなく、酸を
直接塩基性反応混合物に添加してそれを更に反応させる
こともできる。中間体新規化合物は、先行技術からは予
言されることなく形成された異性体である。本発明の方
法の出発物質は、下式で表されるテトラフルオロフタル
イミドである。
【0004】
【化9】
【0005】(式中、RはC8 までのアルキル、C3
8 のシクロアルキル、又はC6 〜C 12のアリールであ
る。)より安価で取扱が容易であるため、Rは好ましく
はメチル又はフェニルである。この出発物質は、例えば
モンサント(Monsanto)より"TETRATHAL" として市販され
ている、商業上入手しうる物質であるテトラクロロフタ
ル酸無水物から製造しうる。テトラクロロフタル酸無水
物をアミン(RNH2)と反応させて対応するイミドを製造す
る。イミドを、例えばフッ化カリウムのようなフッ素化
剤と反応させると、本発明の出発物質であるテトラフル
オロフタルイミドが得られる。
【0006】本発明の方法の第一工程においては、アル
カリ金属塩基及びテトラフルオロフタルイミドの水溶液
を調製する。好ましくは、塩基の溶液を調製し、その溶
液にテトラフルオロフタルイミドを添加する。安価であ
るため、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが好まし
い塩基である。約5重量%未満の溶液では芳香族環上の
フッ素のヒドロキシルへの置換が不十分となりうるし、
約50重量%より高濃度の溶液は不必要であるから、塩
基の溶液の濃度は約5乃至約50重量%である。好まし
くは、塩基の溶液の濃度は約15乃至約25重量%であ
る。塩基の溶液に添加するテトラフルオロフタルイミド
の量は、約5重量%乃至溶液におけるテトラフルオロフ
タルイミドの溶解度である。5重量%未満では不十分で
ある。好ましくは、テトラフルオロフタルイミドの溶液
の濃度は約10乃至約20重量%である。従って、テト
ラフルオロフタルイミドは以下の式のように塩基と反応
する。
【0007】
【化10】
【0008】(実際に形成されるのは、HTPA及びHTB の
塩である。)この反応は、ほぼ室温乃至約130℃でお
こる。それより低温も使用しうるが、その場合には反応
があまりにも遅すぎる傾向がある。低温ではまた反応が
不完全になりうるし、130℃より高温では副生成物が
形成されうる。好ましい温度範囲は約75乃至約105
℃である。反応は通常約2乃至約3時間後に完了し、全
てのテトラフルオロフタルイミドが消費される時点の決
定はガスクロマトグラフィー(GC)により追跡しうる。反
応はテトラフルオロフタルイミド1モル当たり2モル以
上の塩基が必要であり、完全な反応を確保するために
は、好ましくはテトラフルオロフタルイミド1モル当た
り約3乃至約15モルの塩基を使用する。テトラフルオ
ロフタルイミド1モル当たり約15モル以上の塩基は不
必要であり、それだけ使用すればより多くの塩基をその
後中和しなければならないことを意味する。この反応の
生成物はHTPA及びHTB の塩の混合物である。これらの化
合物及びそれらの塩は新規であるとされている。反応は
その他の異性体(すなわち、3-ヒドロキシ-2,4,5- トリ
フルオロN-置換フタルアミド酸及び4-ヒドロキシ-3,5,6
- トリフルオロN-置換ベンズアミド)も生じうるが、こ
れらの異性体は形成されない。
【0009】本発明の方法の次の工程においては、溶液
を酸で中和してHTPA及びHTB の混合物を沈殿させる。溶
液を中和するには、塩酸、硫酸、燐酸又は硝酸のような
無機酸を使用しうる。沈殿物が形成するまでpHを低下さ
せるべきである。通常約2のpHが必要である。本発明の
次の工程においては、沈殿物を回収して単離する。これ
は、濾過して、例えば冷水中で洗浄することにより実施
しうる。あるいは、沈殿物を酢酸エチル又は種々のエー
テルのような有機溶剤に溶解させて有機相を形成し、水
性相と分離してもよい。次いで有機相の溶剤を蒸発させ
ると沈殿物が再生する。本発明の次の工程においては、
沈殿物を無機酸の水溶液に溶解させる。この目的には、
硫酸、塩酸、硝酸、及び燐酸を含むいかなる無機酸も使
用しうる。酸の水溶液、例えば約60重量%の硫酸を使
用しうる。沈殿物を溶解させるのに十分な酸を使用すべ
きである。次いで得られた溶液を室温乃至酸の沸点の温
度に加熱すると以下の反応を生ずる。
【0010】
【化11】
【0011】好ましい温度範囲は約125乃至約175
℃である。この反応は加圧下で実施しうるが、大気圧が
最も便利である。反応は通常完了するのに約8時間かか
り、出発物質が変換するまでガスクロマトグラフィーに
より追跡しうる。生成物である3-ヒドロキシ-2,4,5- ト
リフルオロ安息香酸は、水に注ぎ、酢酸エチルのような
有機溶剤に抽出することにより回収しうる。有機相を水
性相から分離し、有機相を蒸発させることにより生成物
を回収する。あるいは、フタルイミドと塩基の反応の
後、中間体を単離しなくてもよい。塩基を直接中和する
とともに前述のような加水分解及び脱カルボキシル化に
有効な酸性溶液とするのに十分な酸を添加することによ
り全反応を1つの反応容器で実施しうる。この方法の条
件は二工程方法について前述した条件と同様であり、二
工程方法で形成される新規中間体は、単離しない一工程
方法で形成されるものと同一である。このことは実施例
5、6、及び7で示す。生成物は、"OFLOXACIN" のよう
なキノロン抗菌物質の調製における中間体として有用で
ある。米国特許第4,831,190号にはこの生成物
の有用性に関する更なる情報が提供されている。
【0012】
【実施例】以下の実施例は本発明を更に説明する。実施例1 フタルアミド酸及びベンズアミドの調製 90℃に予熱された水酸化カリウム(10.0g)の水
(50ml)溶液にテトラフルオロ-N- メチルフタルイミ
ド(5.01g)を添加した。この温度で2時間攪拌
し、室温に冷却した。水(100ml)を添加し、得られ
た溶液に濃塩酸を添加して酸性とし、pHを1.5とし
た。4×25mlの酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させ、溶剤を除去すると3.52gの固体物
質が得られた。水性層を再び酸性とし、前述のように抽
出することにより更に1.92gの物質が回収された。
合計5.44gの固体が回収された。ガスクロマトグラ
フィー−質量スペクトル(GCMS)及び19F 核磁気共鳴(NM
R) により固体を分析すると、73%の4-ヒドロキシ-3,
5,6- トリフルオロ-N- メチルフタルアミド酸及び24
%の3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフルオロ-N- メチルベン
ズアミドの混合物であることが示された。
【0013】実施例2 N-フェニル保護基の使用 95℃に予熱された水酸化カリウム(10.0g)の水
(50ml)溶液にテトラフルオロ-N- フェニルフタルイ
ミド(5.01g)を添加した。この温度で2時間攪拌
した。GCMS及び19F NMR により固体を分析すると、92
%の4-ヒドロキシ-3,5,6- トリフルオロ-N- フェニルフ
タルアミド酸及び8%の3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフル
オロ-N- フェニルベンズアミドの混合物であることが示
された。
【0014】実施例3 水酸化ナトリウムの使用 水酸化ナトリウム(1.0g)の水(5ml)溶液にテト
ラフルオロ-N- メチルフタルイミド(0.5g)を添加
した。混合物を94℃に3時間加熱し、反応液をGCによ
り分析すると、出発物質が完全に消費され、主成分とし
て62%の4-ヒドロキシ-3,5,6- トリフルオロ-N- メチ
ルフタルアミド酸及び28%の3-ヒドロキシ-2,4,5- ト
リフルオロ-N- メチルベンズアミドを含む混合物が形成
されていることが示された。
【0015】実施例4 3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフル
オロ安息香酸の調製 実施例1の固体生成物4.74g及び60%(w/w) 水性
硫酸20mlを混合した。反応液を攪拌し、150℃に8
時間加熱した。次いで反応液を室温に冷却し、100ml
の水に注いだ。4×25mlの酢酸エチルで抽出し、硫酸
マグネシウム上で有機層を乾燥させ、溶剤を除去すると
2.94gの固体が得られた。GCMS及び 19F NMR により
分析すると、固体は所望の3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフ
ルオロ安息香酸であることが示された。
【0016】実施例5 大気圧下硫酸による加水分解/
脱カルボキシル化 水酸化カリウム(4.98g)の水(25ml)溶液にテ
トラフルオロ-N- メチルフタルイミド(5g)を添加し
た。溶液を攪拌して95℃に6時間加熱し、GCにより分
析すると、出発物質が完全に消費され、HTPA及びHTB が
形成されていることが示された。溶液を氷浴中で0℃付
近に冷却し、濃硫酸(45.2g)を添加すると、HTPA
及びHTB の混合物が沈殿した。混合物を145℃に1時
間加熱して沈殿物を溶解させ、更に5.06gの濃縮さ
れた酸を添加した。更に5時間加熱を継続してGCにより
分析すると、反応中間体が完全に消費されていることが
示された。溶液を室温に冷却し、100mlの水中で急冷
させた。3×50mlの酢酸エチルで抽出した後、有機層
を一緒にして水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せた。溶剤を蒸発させると3.97gの3-ヒドロキシ-
2,4,5- トリフルオロ安息香酸が得られた。
【0017】実施例6 大気圧下HCl による加水分解/
脱カルボキシル化 90℃に予熱された水酸化ナトリウム(3g)の水(1
0ml)溶液にテトラフルオロ-N- メチルフタルイミド
(5g)を添加した。反応液を95℃で3.5時間攪拌
し、GCにより分析すると、出発物質が完全に消費され、
HTPA及びHTB が形成されていることが示された。氷浴中
で冷却し、10mlの濃塩酸を添加すると、HTPA及びHTB
の混合物が沈殿した。反応液を125℃に更に15時間
加熱して沈殿物を溶解させた。反応混合物を分析する
と、主成分として3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフルオロ安
息香酸が形成されていることが示された。
【0018】実施例7 高圧下HCl による加水分解/脱
カルボキシル化 水酸化ナトリウム(19g)の水(63ml)溶液にテト
ラフルオロ-N- メチルフタルイミド(31.5g)を添
加した。混合物を95℃に6時間加熱した。GCにより分
析すると、HTPA及びHTB が形成されていることが示され
た。室温に冷却した後、反応の内容物をオートクレーブ
中に入れ、濃塩酸(70ml)を添加すると、HTPA及びHT
B が沈殿した。混合物を150℃で6時間攪拌して沈殿
物を溶解させた。室温に冷却して、発生したCO2 を排気
し、溶液を2×100mlの酢酸ブチルで抽出した。分離
後、酢酸ブチルを除去すると、24.5gのHTBAが得ら
れた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニール ジェイ オライリー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14072 グランド アイランド プレザ ント トレイル 48 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 65/03 C07C 51/06 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アルカリ金属塩基及び式: 【化1】 (式中、RはC8 までのアルキル、C3 〜C8 のシクロ
    アルキル、又はC12までのアリールである。)で表され
    るテトラフルオロフタルイミドの水溶液を調製するこ
    と; (B)前記塩基と前記テトラフルオロフタルイミドとを
    反応させて式: 【化2】 で表される4-ヒドロキシ-3,5,6- トリフルオロフタルア
    ミド酸の塩及び式: 【化3】 で表される3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフルオロベンズア
    ミドの塩の混合物を製造すること; (C)前記溶液を中和して前記4-ヒドロキシ-3,5,6- ト
    リフルオロフタルアミド酸及び前記3-ヒドロキシ-2,4,5
    - トリフルオロベンズアミドを沈殿させること;及び (D)前記4-ヒドロキシ-3,5,6- トリフルオロフタルア
    ミド酸及び前記3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフルオロベン
    ズアミドを酸と反応させて3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフ
    ルオロ安息香酸を製造することを含む3-ヒドロキシ-2,
    4,5- トリフルオロ安息香酸の製法。
  2. 【請求項2】 前記Rがメチルである請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記Rがフェニルである請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記アルカリ金属塩基が水酸化ナトリウ
    ム又は水酸化カリウムである請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記アルカリ金属塩基の濃度が、前記テ
    トラフルオロフタルイミド1モル当たり約3乃至約15
    モルである請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記沈殿物を単離しない請求項1記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 (A)N-メチルテトラフルオロフタルイ
    ミド及びN-フェニルテトラフルオロフタルイミドから成
    る群から選択されたテトラフルオロフタルイミドをアル
    カリ金属水酸化物の第一の水溶液に添加すること(但
    し、前記アルカリ金属水酸化物の濃度は前記テトラフル
    オロフタルイミド1モル当たり約3乃至約15モルであ
    る。); (B)前記第一の水溶液を室温乃至130℃に加熱して
    対応する4-ヒドロキシ-3,5,6- トリフルオロフタルアミ
    ド酸の塩及び対応する3-ヒドロキシ-2,4,5-トリフルオ
    ロベンズアミドの塩の混合物を製造すること; (C)前記第一の溶液のpHを低下させて前記4-ヒドロキ
    シ-3,5,6- トリフルオロフタルアミド酸及び前記3-ヒド
    ロキシ-2,4,5- トリフルオロベンズアミドの混合物を沈
    殿させること; (D)前記沈殿した混合物を単離すること; (E)前記沈殿した混合物を無機酸に溶解させた第二の
    水溶液を形成すること;及び (F)3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフルオロ安息香酸が形
    成されるまで前記第二の溶液を室温乃至前記無機酸の沸
    点に加熱することを含む3-ヒドロキシ-2,4,5- トリフル
    オロ安息香酸の製法。
  8. 【請求項8】 前記テトラフルオロフタルイミドがN-メ
    チルテトラフルオロフタルイミドである請求項7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記テトラフルオロフタルイミドがN-フ
    ェニルテトラフルオロフタルイミドである請求項7記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記工程(B)において、前記第一の
    溶液を約75乃至約105℃に加熱する請求項7記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 前記工程(C)におけるpHを約2に低
    下させる請求項7記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記工程(D)において、前記沈殿し
    た混合物を濾過により単離する請求項7記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記工程(D)において、前記沈殿し
    た混合物を有機溶剤に抽出し、前記有機溶剤を前記第一
    の溶液と分離し、かつ前記有機溶剤を蒸発させることに
    より単離する請求項7記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記工程(F)において、前記第二の
    溶液を約125乃至約175℃に加熱する請求項7記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 式: 【化4】 (式中、RはC8 までのアルキル、C3 〜C8 のシクロ
    アルキル、又はC6 〜C 12のアリールである。)で表さ
    れる化合物及びそれらの混合物及び塩から成る群から選
    択される化合物。
  16. 【請求項16】 下式で表される請求項15記載の化合
    物。 【化5】
  17. 【請求項17】 下式で表される請求項15記載の化合
    物。 【化6】
  18. 【請求項18】 下式で表される請求項15記載の化合
    物。 【化7】
  19. 【請求項19】 下式で表される請求項15記載の化合
    物。 【化8】
  20. 【請求項20】 請求項15記載の化合物のアルカリ金
    属塩。
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