JP2920304B2 - ラチス柱 - Google Patents

ラチス柱

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JP2920304B2
JP2920304B2 JP2643990A JP2643990A JP2920304B2 JP 2920304 B2 JP2920304 B2 JP 2920304B2 JP 2643990 A JP2643990 A JP 2643990A JP 2643990 A JP2643990 A JP 2643990A JP 2920304 B2 JP2920304 B2 JP 2920304B2
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雅一 塚田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ラチス柱に関するものである。
従来の技術 第5図は、従来のラチス柱の構造を示したもので、一
対のアングル(1)(1)を互いに背中合わせにして主
材(2)(2)とし、この主材(2)(2)間に、平鋼
からなる腹材(3)を、各主材(2)(2)のアングル
(1)(1)間にその端部を介装させて、ボルト(4)
によって固定している。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来においては主材(2)を一対のア
ングル(1)(1)によって構成している。そのため、
従来においては、各アングル(1)(1)の一方の片が
エッジ状に外方に突出し、このようなラチス柱を壁内に
収容しない露出柱として使用する場合には、そのエッジ
によって怪我をし易いという欠点がある。また、上記の
ようにアングルと平鋼とを組合わせたものでは、外観的
にも良好とはいえない欠点がある。更に、かかる組合わ
せによるラチス柱は必ずしも断面強度は高くないという
欠点があった。この発明は、これらの欠点を解消した新
規なラチス柱を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 そして、上記の目的を達成するため、この発明では丸
形若しくは角形の鋼管からなる一対の主材とこれら主材
間に渡された腹材とによって構成されるとともに、前記
各主材の端面には、それら主材の断面よりも小断面のパ
イプを介して梁等へ接合するためのボルト穴を備えたそ
れぞれ別体の接合プレートを溶接し、両接合プレート間
に空間を設けてなることを特徴とする。
作用 上記この発明の構成によれば、主材が丸形鋼管または
角形鋼管によって構成されるので、アングルの片のよう
なエッジが突出することがなく、また、外観的にも良好
である。
実施例 第1図において、主材(11)(11)を丸形鋼管とし、
これら主材(11)(11)間に、その主材(11)よりも小
径の丸形鋼管からなる腹材(12)(12)…を、互いに波
形となるようにして、かつ、夫々各主材(11)(11)へ
その端部を溶接して渡したものである。各主材(11)
(11)の端部には、梁等へ接合するための接合プレート
(13)(13)が溶接されている。(14)は、これら接合
プレート(13)へ形成したボルト穴である。
第2図は、上記ラチス柱(15)の取付け状態を示して
おり、まずH型鋼からなる1階の床梁(16)上面へ、ラ
チス柱(15)下端の接合プレート(13)(13)をボルト
接合し、同じく上端を、同様に接合プレート(13)を介
してH型鋼からなる2階の梁(17)下面に接合してい
る。また、この2階の床梁(17)の上面に、2階のラチ
ス柱(15)を同様にして接合している。この実施例で
は、各階のラチス柱(15)(15)は、2階の床梁(17)
によって分断された所謂梁優先構造となっている。(2
0)は、夫々梁(17)のウェブ側面において、各主材(1
1)(11)に対応して設けた補強用のプレートである。
第3図が、上記2階の床梁(17)と各ラチス柱(15)
(15)とのより詳細な接合構造を示しており、接合プレ
ート(13)は、そのボルト穴(14)へ差込んだボルト
(25)によって、床梁(17)のフランジ(26)ヘ固定し
ている。またこの第3図において(21)は、内部に鉄筋
配筋(22)を設けたコンクリート製の床板であり、その
端部より突出する取付けプレート(23)を、床梁(17)
上面へ設置して、ボルト(24)で固定している。
第4図は、この発明の別の実施例であり、この実施例
では、主材(11)(11)として角形鋼管を用い、これら
主材(11)(11)間に、波形に折曲した平鋼を腹材(1
2)として、その波形の頂点の部分で溶接したものであ
る。また、主材(11)(11)の端面には、その主材(1
1)(11)よりも小断面の丸パイプ(27)(27)を介し
て、接合プレート(13)を溶接している。これにより、
接合プレート(13)のボルト穴(14)が、主材(11)に
よって邪魔されることなく形成でき、従って、接合プレ
ート(13)を大きくすることができない場合に有効であ
る。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、一対のアングルを
背中合わせに配置する従来の主材に替えて、丸形若しく
は角形の鋼管を主材として用いているから、アングルの
片のようなエッジが外部に突出することがなく、また、
この主材が一体の鋼管によって形成されていることから
外観的にも良好で、露出柱として用いる場合に特に適し
たものが得られるという効果がある。加えて、強度の高
い丸形若しくは角形の鋼管を主材に用いていることか
ら、断面強度も向上する。また、各主材の端面には接合
プレートを設けていることで梁などへ容易にボルト接合
することができるのみならず、この接合プレートは、小
断面のパイプを介して接合プレートを溶接しているか
ら、断面の大きい主材と接合プレートのボルト穴の差し
込まれるボルトが干渉することがなく、接合プレートを
大きくできない場合であってもボルト穴を形成する位置
を充分に確保することができる。更に、一対の接合プレ
ート間に空間があるので、それら接合プレートが床材等
を取付ける際の妨げになることがなく、また、接合プレ
ートの上部側は小断面のパイプであるため、それら小段
面のパイプ間の空間が大きくなっており、このため、床
材の取付け作業も容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示すラチス柱の要部の斜
視図、第2図は同じくラチス柱の取付け状態を示す正面
図、第3図は第2図において2階の床梁部分のラチス柱
の取付け構造を示す要部の斜視図、第4図はこの発明の
別の実施例を示すラチス柱の要部の斜視図、第5図は従
来のラチス柱の要部の斜視図である。 (11)…主材、(12)…腹材、(13)…接合プレート、
(14)…ボルト穴、(15)…ラチス柱、(27)…丸パイ
プ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸形若しくは角形の鋼管からなる一対の主
    材とこれら主材間に渡された腹材とによって構成される
    とともに、前記各主材の端面には、それら主材の断面よ
    りも小断面のパイプを介して梁等へ接合するためのボル
    ト穴を備えたそれぞれ別体の接合プレートを溶接し、両
    接合プレート間に空間を設けてなることを特徴とするラ
    チス柱。
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