JP2908597B2 - ポリエステルスパンライク糸の製造方法 - Google Patents

ポリエステルスパンライク糸の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,1本のマルチフイラメ
ント糸条で構成された仮撚捲縮加工糸であって,羊毛紡
績糸様の外観と風合を有するポリエステルスパンライク
糸の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,複屈折率の異なる2本の糸条を供
給糸として仮撚加工を施し,フイラメント間に糸長差,
捲縮差等を形成して,ポリエステルフイラメントであり
ながら羊毛紡績糸様のヌメリ感を有する加工糸を製造す
る方法が知られている。しかしながら,この方法で得ら
れる加工糸は,2本の糸条を用いているため,製編織時
に掛かる張力によって糸がずれて布帛に玉状の欠点を生
じるという欠点があり,また,細繊度の加工糸が得難い
ので薄地織物を得るには適さない等の問題があった。
【0003】また,本発明者らは,特公平2-29773号公
報において,ポリエステル高配向未延伸糸を用い,弛緩
熱処理した後,冷延伸し,次いで仮撚加工を施すことに
より,糸条の長手方向に太さ斑を付与し,ヌメリ,膨ら
み等の外観,風合に優れた梳毛調織物とすることができ
る加工糸の製造方法を提案した。しかしながら,この方
法では,高配向未延伸糸を比較的低速度で熱処理するの
で,糸条を構成する各フイラメント間及びフイラメント
の内外層間の受熱差が少ない。このため,仮撚加工を施
しても,フイラメントの長手方向やフイラメント間に形
成される捲縮差や収縮差等の構造差が少ないという問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上述した従
来の欠点を解消し,糸条の長手方向に物性差,捲縮差を
有する仮撚捲縮加工糸であって,布帛に玉状の欠点を生
じることがなく,また,布帛にすると,羊毛紡績糸様の
外観と風合を有するポリエステルスパンライク糸の製造
方法を提供することを技術的な課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,上記の課
題を解決するために鋭意研究した結果,ポリエステル高
配向未延伸糸を高温度,高速度で瞬時に弛緩熱処理し,
次いで冷延伸を施せば,フイラメント間に物性差が起生
され,さらに特定の条件下で摩擦仮撚加工を施せば,そ
の物性差が助長されることを見出して本発明に到達し
た。
【0006】すなわち,本発明は,複屈折率Δnが20×
10-3〜80×10-3のポリエステル高配向未延伸糸を,弛緩
状態で, かつ,熱処理温度T(℃)と熱処理時間S
(秒)が下記,式を満足する条件で非接触熱処理し
た後,冷延伸し,引き続いて延伸倍率1.1〜1.6,K値
0.8〜1.8で延伸同時摩擦仮撚加工を施すことを特徴と
するポリエステルスパンライク糸の製造方法を要旨とす
るものである。 0.05≦S≦0.286×10-3D+0.265 ────── 20×1/S+100≦T≦40×1/S+350 ─── ただし,Dは高配向未延伸糸の繊度(d),K値は解撚
張力(T2)と加撚張力(T1)との比(T2/T1)であ
る。
【0007】以下,本発明について詳細に説明する。ま
ず,本発明においては,複屈折率Δnが20×10-3〜80×
10-3のポリエステル高配向未延伸糸を用いる必要があ
る。複屈折率Δnが20×10-3未満のポリエステル高配向
未延伸糸では,本発明のように高温度で,かつ所期の効
果を奏するほどの時間で熱処理すると,フイラメントの
一部が融断し,加工が不安定となる。一方,複屈折率Δ
nが80×10-3を超えるポリエステル高配向未延伸糸で
は,熱処理時に十分な熱量を与えても,高い配向性を有
するために物性差を有する糸条が得られない。
【0008】本発明では,上記のポリエステル高配向未
延伸糸を高温で,かつ,瞬間的に非接触熱処理して糸条
を構成するフイラメント間に物性差を付与するが,その
際の熱処理温度T(℃) と熱処理時間S(秒)は前記,
式を満足する必要がある。すなわち,糸条を構成する
フイラメント間に物性差を付与するためには,所定の高
温度で,しかも短時間に熱処理しなければならず,この
場合,熱処理時間Sは繊度によって異なる。ここで熱処
理時間Sが0.05秒未満になると,加熱効果が不十分で,
糸条の外層部においても物性変化を起こすことができ
ず,フイラメント間に物性差を起生できない。また,熱
処理時間Sが 0.286×10-3D+0.265 より長くなると,
熱処理中に糸条が融化切断する。
【0009】次に,熱処理温度T(℃)が20×1/S+
100未満では,加熱効果が不十分で,フイラメントの内
層部は物性変化を起こすことができず,フイラメント内
に十分な物性差を付与することができない。また,熱処
理温度T(℃)が40×1/S+ 350を超えると,熱処理
時に糸条が融化切断する。また,上記熱処理時の弛緩率
は特に限定されるものではないが,糸条の走行が安定
し, かつ,フイラメントに物性差を起生させるには50〜
100%が好ましい。
【0010】本発明では,ポリエステル高配向未延伸糸
を高温度で短時間内に弛緩熱処理し,フイラメント間及
びフイラメント内に物性差を付与した糸条を,引き続い
て冷延伸する。冷延伸においては,フイラメントの物性
差,特に複屈折率差により挙動が異なり,複屈折率の低
い部分は伸長されてフイラメントが細くなる。また,複
屈折率の高い部分は伸長され難いため,フイラメントは
太いままで,フイラメント間及びフイラメント内に物性
差がランダムに発現する。
【0011】冷延伸時の延伸倍率は,弛緩熱処理時の温
度と弛緩率によっても異なるが,一般に1.5〜2.5程度
が好ましく,特に熱処理時に収縮させた分を伸長する程
度が好ましい。冷延伸倍率が1.5未満であると,次工程
の延伸同時摩擦仮撚加工時の加工張力が低くなり,糸切
れが発生する。また,2.5を超えると,糸条の物性差が
消滅し,延伸同時摩擦仮撚加工を施した場合,得られる
糸条には羊毛紡績糸様の外観と風合を付与できない。
【0012】本発明では,上記で冷延伸した糸条を,延
伸倍率1.1〜1.6, K値0.8〜1.8で延伸同時摩擦仮撚
加工し,糸条を構成するフイラメントに捲縮差,物性差
を付与して目的とするポリエステルスパンライク糸を得
る。すなわち,延伸倍率1.1〜1.6倍で延伸同時摩擦仮
撚加工を施すことにより,冷延伸後に発現した物性差が
助長され,また,フイラメントに捲縮差が付与されるた
め,糸条に羊毛紡績糸様の外観と風合を付与することが
できる。一方,延伸倍率が1.1未満になると,加工張力
が低すぎて糸切れが発生する。また,1.6倍を超える
と,フイラメント間及びフイラメント内の物性差,捲縮
差が少なくなり,羊毛紡績糸様の外観と風合を付与でき
ない。
【0013】さらに,K値を0.8〜1.8として延伸同時
摩擦仮撚加工を施すので,ほとんどのフイラメントに張
力が付与された状態で解撚されて嵩高性が付与され,糸
姿がよくなる。K値が0.8未満になると,解撚張力が低
すぎるためにくびれが多発し,糸姿が悪くなる。また,
K値が1.8を超えると,解舒張力が高すぎてフイラメン
トが切断され,切れ毛羽が多発する。
【0014】延伸同時摩擦仮撚加工時の仮撚方式として
摩擦式を採用するのは,摩擦式は糸送り出し作用を有し
ているため,糸条の長手方向に物性差が存在していても
安定した加工が可能であり,かつ, 高速加工が容易なた
めである。
【0015】また,延伸同時摩擦仮撚加工を施して得ら
れるポリエステルスパンライク糸に流体交絡装置を用い
て一定張力下で流体交絡処理を施し,糸条に集束性を付
与してもよい。糸条に付与する交絡数は30〜40個/mが
好ましく,交絡数が低いと,フイラメント同士が絡む程
度で,捲糸体からの解舒性の向上を期待できない。ま
た,交絡数が多いと,布帛が硬く,かつ,イラツキが発
生しやすくなる。
【0016】次に,本発明を図面により説明する。図1
は,本発明の一実施態様を示す概略工程図である。図1
において,ポリエステル高配向未延伸糸1は,第1フイ
ードローラ2を経て,第1フイードローラ2と第2フイ
ードローラ4との間でヒータ3によって弛緩熱処理が施
された後,第2フイードローラ4と第3フイードローラ
5の間で冷延伸される。
【0017】次いで,第3フイードローラ5と第1デリ
ベリローラ8との間で延伸されると同時に,摩擦仮撚装
置7により施撚されつつ,ヒータ6により熱固定されて
ポリエステルスパンライク糸となり,第1デリベリロー
ラ8に供給される。引き続き,第1デリベリローラ8と
第2デリベリローラ10との間に設けられた流体交絡装置
9により混繊,交絡された後,第2デリベリローラ10を
経てパツケージ11に捲取られる。
【0018】
【作 用】本発明では,ポリエステル高配向未延伸糸に
高温度,短時間で弛緩熱処理を施すため,フイラメント
間及びフイラメント内で収縮量が異なり,フイラメント
間及びフイラメントト内で収縮による捲縮差が生じる。
このため,次の冷延伸−仮撚工程においてフイラメント
間,フイラメント内で変形量が異なり,捲縮差が一層強
調されるとともに,細かなループ毛羽が存在する糸条と
なるため,羊毛紡績糸様の仮撚捲縮加工糸を得ることが
できる。
【0019】
【実施例】次に,本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。 実施例1,2,比較例1〜3 図1に示す工程に従い,表1に示した条件で,ポリエチ
レンテレフタレートを3500m/分で紡糸して得られた複屈
折率が53×10-3のポリエステル高配向未延伸糸(120d/36
f) を弛緩熱処理した後,引き続き冷延伸した糸条に,
施撚装置のデイスク構成が1−4−1の摩擦仮撚加工機
で延伸同時仮撚加工を施し,次いで流体交絡処理を施し
た後,パツケージに捲取った。(実施例1,比較例1〜
3)また,流体交絡処理を施さない以外は実施例1と同
様に加工した(実施例2)。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1,2で得られた加工糸は,糸条の
長手方向に物性差,捲縮差を有し,羊毛紡績糸様の外観
と風合を有する仮撚捲縮加工糸であった。この加工糸を
経密度 165本/2.54cm,緯密度73本/2.54cmのベネシヤ
ン組織で製織し,得られた織物を通常のポリエステル加
工糸と同じ方法で染色仕上げ加工した。仕上げ後の織物
の手の感触による評価結果は,表1から明らかなように,
風合,張り,腰,ボリユーム感とも,羊毛紡績糸使いの
織物と同等のものであった。
【0022】一方,弛緩熱処理温度が低い(170℃)比較
例1,延伸同時摩擦仮撚加工時の延伸倍率が高い(1.700
倍)比較例2及び弛緩熱処理時間が長い(0.33秒) 比較
例3で得られた加工糸は,いずれも糸条の長手方向に物
性差,捲縮差を有するものとはならず,この加工糸から
の織物はガサつきがあり,通常の加工糸織物の風合を有
するものであった。
【0023】
【発明の効果】本発明で得られるポリエステルスパンラ
イク糸は,フイラメントの長手方向に物性差を有するの
で,染色すれば,落ち着いた色彩効果を有するものとな
る。また,フイラメント間及びフイラメント内において
捲縮差を有するため,糸条の表面に微細なループ毛羽が
形成され,この糸条を用いた布帛は羊毛紡績糸様の風合
とボリューム感とを有するものとなる。さらに,1本の
糸条で構成されるため,細繊度の加工糸が得られ,しか
も,製編織工程で糸ズレを発生することがない。また,
本発明では,ポリエステル高配向未延伸糸の一本を高速
で弛緩熱処理,冷延伸及び延伸同時摩擦仮撚加工するた
め,上記の特長を有するポリエステルスパンライク糸を
低コストで安定して製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す概略工程図である。
【符号の説明】
1 ポリエステル高配向未延伸糸 3,6 ヒータ 7 摩擦仮撚装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D02J 1/22 D02J 1/22 R (56)参考文献 特開 昭62−177242(JP,A) 特開 昭61−194233(JP,A) 特開 昭61−215730(JP,A) 特開 昭60−59136(JP,A) 特開 昭59−179810(JP,A) 特公 平2−29773(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02G 1/02 D01F 6/62 301 D01F 6/62 302 D02G 3/02 D02J 1/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複屈折率Δnが20×10-3〜80×10-3のポ
    リエステル高配向未延伸糸を,弛緩状態で, かつ,熱処
    理温度T(℃)と熱処理時間S(秒)が下記,式を
    満足する条件で非接触熱処理した後,冷延伸し,引き続
    いて延伸倍率1.1〜1.6,K値0.8〜1.8で延伸同時摩
    擦仮撚加工を施すことを特徴とするポリエステルスパン
    ライク糸の製造方法。 0.05≦S≦0.286×10-3D+0.265 ────── 20×1/S+100≦T≦40×1/S+350 ─── ただし,Dは高配向未延伸糸の繊度(d),K値は解撚
    張力(T2)と加撚張力(T1)との比(T2/T1)であ
    る。
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