JP2698625B2 - 多層構造捲縮糸の製造方法 - Google Patents

多層構造捲縮糸の製造方法

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    • D02G1/02Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,羊毛紡績糸様の外観と風合を有し,製織編
時に毛羽玉や単糸切れを生じることのない多層構造捲縮
糸の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来,熱可塑性合成繊維フイラメント糸を仮撚加工し
て得られる仮撚捲縮加工糸は,加工糸自体の状態,すな
わち無緊張に近い微小張力下においては著しく嵩高性に
富むが,これを織編物にした場合は,その崇高性の大半
が消失してしまう欠点がある。
また,伸度の異なる2本のマルチフイラメント糸を供
給糸として,これらを引き揃えて仮撚加工を施し,高伸
度マルチフイラメント糸を外層に,低伸度マルチフイラ
メント糸を内層に位置せしめた2層構造の捲縮加工糸も
知られている。この捲縮加工糸は,製織編時に張力を受
けても芯糸に張力の大半がかかり,鞘糸には張力がほと
んどかからないので,嵩高性を維持したまま布帛を形成
し,ボリューム感を付与するという点では有効である反
面,芯糸と鞘糸との間に絡みがないため,製織編時のわ
ずかなしごきに対して簡単にずれてしまい,塊状物が長
手方向に散在した状態で正織編されるため,得られる布
帛は欠点反となり,実用上使用できないことがある。
さらに,多層構造を有する捲縮加工糸で,嵩高による
風合効果をもたらし,製織編時におけるしごきに対して
ずれることのない加工糸の製造方法が特開昭61−194230
号公報で提案されている。しかしながら,上記の方法
は,施撚力の大きいピンタイプの仮撚機を用いるため,
弛緩熱処理糸と未処理糸とでは捲縮の程度が著しく異な
り,このため2本の糸条間に大きな糸長差が生じてルー
プ毛羽が発生し,仮撚加工時に糸切れしやすく,200m/分
以上の高速で加工するのは困難であった。また,糸長差
を小さくして糸切れを防止するために,仮撚工程に供給
する2本の糸条の物性差を小さくすると,羊毛紡績糸様
の嵩高性を付与することができないという欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は,上述のごとき従来の捲縮加工糸の欠点を解
消し,羊毛紡績糸様の外観と風合を有し,かつ製織編時
に毛羽玉や単糸切れを生じることのない捲縮糸を高速で
製造可能な多層構造捲縮糸の製造方法を提供することを
技術的課題とするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち,本発明は,切断伸度が80〜150%のポリエ
ステルマルチフイラメント糸を,ヒータ温度250℃以
上,処理時間0.2秒以下,弛緩率5〜30%で弛緩熱処理
を施し,次いで弛緩熱処理された糸条と切断伸度が80〜
150%のポリエステルマルチフイラメント糸とを引き揃
えて200m/分以上の糸速で延伸摩擦仮撚加工を行った
後,流体交絡処理を施すことを特徴とする多層構造捲縮
糸の製造方法を要旨とするものである。
また,本発明では,前記流体処理を,延伸摩擦仮撚加
工後に代えて,延伸摩擦仮撚加工の前に行ってもよい。
以下,本発明を詳細に説明する。
まず,本発明において弛緩熱処理に供給する糸条は,
切断伸度が80〜150%,好ましくは100〜130%のポリエ
ステルマルチフイラメント糸であり,また,沸水収縮率
は10%以上,特に10〜80%が好ましい。切断伸度が150
%を超えると,弛緩熱処理や摩擦仮撚加工時に脆化して
糸切れが発生し,使用に耐えないものとなる。
また,一方の弛緩熱処理を施さない糸条も,同様に切
断伸度が80〜150%,好ましくは100〜130%のポリエス
テルマルチフイラメント糸を用いる必要がある。切断伸
度が150%を超えると,経日変化が起こりやすく,摩擦
仮撚加工すると糸切れや毛羽が発生しやすく,操業性に
問題が起こってくる。一方,切断伸度が80%未満になる
と,伸度が低すぎて延伸摩擦仮撚加工で毛羽が出やすく
なるので好ましくない。
本発明では,まず切断伸度が80〜150%のポリエステ
ルマルチフイラメント糸に弛緩熱処理を施すが,弛緩熱
処理条件は,ヒータ温度250℃以上,処理時間0.2秒以
下,弛緩率5〜30%にする必要がある。
すなわち,本発明の弛緩熱処理においては,弛緩率を
5〜30%とすることにより,以降の摩擦延伸仮撚加工に
よって,糸条を構成するフイラメント間及びフイラメン
ト内に捲縮差を付与できるとともに,引き揃える他の糸
条との間で製織編時のしごきによって毛羽玉を生じない
程度の糸長差を付与できる熱処理斑を起生することがで
きる。
一方,弛緩率が5%未満では,以降の延伸摩擦仮撚加
工によって,捲縮差と糸長差を付与することができず,
また,30%を超えると,糸長差が大きすぎて,流体交絡
処理を施しても,製織編時のしごきで毛羽玉を生じるの
で好ましくない。
また,弛緩熱処理時のヒータ温度を250℃以上,上限
は600℃程度の高温にして0.2秒以下の短時間熱処理を施
すことにより,糸条を構成するフイラメント間及びフイ
ラメント内に捲縮差を付与できる程度の熱処理斑を起生
することができ,ヒータ温度が250℃未満では,0.2秒以
下の短時間熱処理で捲縮差を付与できる程の熱処理斑を
起生することができない。
ここで弛緩熱処理時の処理時間を0.2秒以下にするの
は,次の理由による。すなわち,弛緩熱処理時の弛緩率
が大きい程,糸条の収縮量が大きくなり,単フイラメン
トのループやたるみの発生が多くなってくる。このため
弛緩熱処理時のヒータが長ければ糸振れが多くなり,ヒ
ータの表面に接触して融着や単糸切れが生じ,操業性が
悪くなる。そのため,操業性よく糸条を構成するフイラ
メント間及びフイラメント内に熱処理斑を起生するに
は,できるだけヒータ長は短く,かつ高温になるもとを
使用する必要がある。本発明において,弛緩熱処理に引
き続いて200m/分以上の高速で延伸摩擦仮撚加工するた
めには,ヒータ長が1m以下のものを使用しなければ上記
の問題を解決することができず,また,0.2秒以下の短時
間の弛緩熱処理が必要であり,好ましくは0.1〜0.2秒の
範囲である。
一方,熱処理時間が0.2秒を超えると,フイラメント
がヒータの表面に接触して融着や単糸切れを生じたり,
フイラメントが均一に加熱されて熱処理斑が起生されな
いので好ましくない。
本発明では,上記で弛緩熱処理された糸条と弛緩熱処
理を施さない糸条とを引き揃えて200m/分以上の高速で
延伸摩擦仮撚加工を施す。延伸摩擦仮撚加工によって,
弛緩熱処理された糸条には捲縮斑や繊度斑が構成フイラ
メント間で異なって発生し,各フイラメントの捲縮生や
繊度差が長さ方向にも発生し,弛緩熱処理を施さない糸
条のフイラメントとの間で一層捲縮形態や繊度差が顕著
な複合仮撚加工糸となる。
延伸仮撚加工を摩擦仮撚法を用いて行うのは,弛緩熱
処理した糸条と弛緩熱処理を施さない糸条間の糸長差
が,施撚力の大きなピンタイプの仮撚法を用いた場合の
ように大きくなるのを防止し,かつ高速加工を容易にす
るためである。
上記のように,本発明では,200m/分以上の糸速で延伸
摩擦仮撚加工を施すものであるが,本発明でいう糸速と
は,延伸摩擦仮撚加工域からの引取りローラ〔後述する
第1デリベリローラ(9)〕の表面速度で規定されるも
のである。
本発明では,上記で得られた仮撚加工糸に流体交絡処
理を施して各フイラメントを混繊・交絡させ,2種の糸条
がよく絡み,ループ毛羽がきめ細かく生じた羊毛紡績糸
様の形態を有する多層構造捲縮糸を得る。
従来の多層構造捲縮糸は,仮撚加工後の糸長差が大き
く,S,Zの交互撚で捲回していたり,融着して集束してい
るものであるが,本発明で得られる多層構造捲縮糸に
は,フイラメント間及びフイラメントの長さ方向に捲縮
斑,繊度斑が短い間隔でランダムに発生しており,しか
も2本の糸条間の糸長差がほとんどないが,混繊・交絡
により絡み合っているため膨らみがあり,製織編すれ
ば,ソフトで張り,腰があり,あたかも羊毛紡績糸使い
の外観と風合を有する織編物を得ることができる。ま
た,糸長差がほとんどない2本の糸条間が混繊・交絡し
ているため,製織編時にしごきを受けても毛羽玉や単糸
切れを生じることがない。
なお,弛緩熱処理を施すポリエステルマルチフイラメ
ント糸の単糸繊度を,弛緩熱処理を施さないポリエステ
ルマルチフイラメント糸の単糸繊度よりも細くすれば,
延伸摩擦仮撚加工された後の糸条には単糸繊度の細い方
が表面に現れることとなり,この捲縮糸を製織編した織
編物は表面が一層ソフトな風合で,かつ張り,腰のある
ものとなる。
上記の実施態様では,流体交絡処理を延伸摩擦仮撚加
工の後で施したが,延伸摩擦仮撚加工の前で施しても
く,流体交絡処理をいずれで施すかは,使用するポリエ
ステルマルチフイラメント糸の組み合わせや操業性によ
り選択すればよい。
また,弛緩熱処理と延伸摩擦仮撚加工は別工程で行っ
てもよいが,連続して行う方が好ましい。
本発明におけるポリエステルとしては,ポリエチレン
テレフタレート及びこれを主体とするコポリエステルが
好ましく用いられる。
次に,本発明を図面により説明する。
第1図は,本発明の一実施態様を示す概略工程図であ
る。第1図において,ポリエステルマルチフイラメント
糸(1)は,第1フイードローラ(3)を経て第1フイ
ードローラ(3)と第2フイードローラ(5)との間で
ヒータ(4)によって弛緩熱処理が施さる。次いで,第
2フイードローラ(5)でポリエステルマルチフイラメ
ント(2)と引き揃えられ,第2フイードローラ(5)
を経て第2フイードローラ(5)と第1デリベリローラ
(9)との間で延伸されると同時に,摩擦仮撚装置
(8)により施撚されつつ,ヒータ(6)により熱固定
され,クーリングプレート(7)を経て第1デリベリロ
ーラ(9)に供給される。引き続き,第1デリベリロー
ラ(9)と第2デリベリローラ(12)との間に設けられ
た流体交絡装置(10)により混繊・交絡された後,第2
デリベリローラ(12)を経てパッケージ(13)として捲
取られる。
なお,流体交絡装置(10)を,第1デリベリローラ
(9)と第2デリベリローラ(12)との間に代えて,第
1フイードローラ(3)と第2フイードローラ(5)と
の間に設け,延伸摩擦仮撚加工する前に流体交絡処理を
施してもよい。また,第1デリベリローラ(9)と第2
デリベリローラ(12)との間にヒータ(11)を設けて再
熱処理を施し,仮撚糸のトルクの低減化や捲縮形態の改
良を行ってもよい。
第2図は,本発明で得られる多層構造捲縮糸の一実施
態様を示す概略側面図である。本発明で得られる多層構
造捲縮糸において,弛緩熱処理された糸は,捲縮斑,繊
度斑が混在した低捲縮糸となってループを有する鞘部を
形成し,一方,弛緩熱処理されていない糸条は,高捲縮
糸となって芯部に集束し,芯糸と鞘糸が互いに混繊・交
絡した状態で糸条が形成されており,ループを有する糸
条と高捲縮糸条が混在した多層構造捲縮糸となってい
る。
(実施例) 以下,本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
実施例1〜3,比較例1〜5 第1図に示す工程に従い,ポリエチレンテレフタレー
トを高速紡糸して得られた種々の切断伸度を有する220d
/72fのポリエステルマルチフイラメント糸を弛緩熱処理
した後,熱処理をしていない230d/30fのポリエウテルマ
ルチフイラメント糸と引き揃えて施撚装置のデイスク構
成が1−10−1の摩擦仮撚加工機で延伸摩擦仮撚加工を
施し,次いで流体交絡処理を施した後パツケージに捲取
った。
また,実施例3は,流体処理を延伸摩擦仮撚加工後に
代えて,延伸摩擦仮撚加工の前に行う以外は実施例1と
同様にして多層構造捲縮糸を製造し,比較例5は,ピン
タイプの仮撚加工機を使用して加工を行った。
第1表及び第2表に供給糸の切断伸度と加工条件を示
す。
実施例1〜2で得られた加工糸は,150d/72fの糸条が
ループ状を呈しながら鞘部を形成して,芯部を形成する
150d/30fの糸状に絡みつき,芯鞘構造を有する多層構造
捲縮糸であった。
この多層構造捲縮糸を,経密度66本/2.54cm,緯密度57
本/2.54cmの2/2ツイル組織で製織し,得られた織物を通
常のポリエステル加工糸と同じ方法で染色仕上加工し
た。
仕上後の織物の,手の感触による評価結果は,第1表
から明らかなように,風合,張り,腰,ボリューム感と
も羊毛紡績糸による織物と同等のものであった。
また,実施例3は,実施例1,2と流体交絡処理を施す
位置が異なるが,流体交絡時の空気圧を実施例1より多
少高めにし,かつ延伸摩擦仮撚加工時のD/Yを調整する
ことにより,実施例1,2と同様の多層構造捲縮糸が得ら
れた。
一方,弛緩熱処理を施す糸条として切断伸度が60%の
ものを用いた比較例1,弛緩熱処理を施さない糸条として
切断伸度が210%のものを用いた比較例2では,得られ
た捲縮糸がいずれも多層構造とはならず,この捲縮糸か
らの織物はガサツキがあり,通常の加工糸織物の風合を
有するものであった。
また,弛緩熱処理時のヒータ温度を200℃とした比較
例3では,弛緩熱処理効果が乏しくて引き揃え加工糸と
なり,芯鞘構造の捲縮糸は得られなかった。弛緩熱処理
時の弛緩率を40%にした比較例4では,多層構造捲縮糸
が得られたが,弛緩熱処理した糸条のループが大きすぎ
るので,製織時のしごきにより毛羽玉となり,この捲縮
糸からの織物は品位が悪いものであった。
さらに,摩擦仮撚加工機に代えてピンタイプの仮撚加
工機を用いて加工した比較例5では,比較例4と同様に
得られた捲縮糸の鞘部が弛んで,製織時に毛羽玉が発生
し,製織しても羊毛紡績糸様の風合を有する織物は得ら
れなかった。
(発明の効果) 本発明の多層構造捲縮糸の製造方法は,上述したよう
に,ポリエステルマルチフイラメント糸に短時間,高
温,かつ低弛緩率で熱処理を施し,弛緩熱処理を施して
いない糸条と引き揃えて延伸摩擦仮撚加工するので,糸
長差がほとんどなく,かつフイラメント間及びフイラメ
ント内で捲縮差が大きな仮撚加工糸となり,次いで延伸
摩擦仮撚加工の後又は前で流体交絡処理を施すことによ
り,芯鞘になった多層構造捲縮糸を得ることができる。
このように,得られる多層構造捲縮糸は糸長差がほと
んどなく,しかも2本の糸条が混繊・交絡した芯鞘構造
を有しているため,これを製織編する際にしごきを受け
ても,毛羽玉や単糸切れが発生せず,ボリューム感,ソ
フト感が羊毛紡績糸使いの織編物と同様な織編物を得る
ことができる。
また,200m/分以上の高速で加工するため,上記の利点
を有する羊毛紡績糸様の多層構造捲縮糸を低コストで製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本発明の一実施態様を示す概略工程図,第2
図は,本発明により得られる多層構造捲縮糸の一実施態
様を示す概略側面図である。 (1)(2)……ポリエステルマルチフイラメント糸 (4)(6)……ヒータ (7)……クーリングプレート (8)……摩擦仮撚装置 (10)……流体交絡装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断伸度が80〜150%のポリエステルマル
    チフイラメント糸を,ヒータ温度250℃以上,処理時間
    0.2秒以下,弛緩率5〜30%で弛緩熱処理を施し,次い
    で弛緩熱処理された糸条と切断伸度が80〜150%のポリ
    エステルマルチフイラメント糸とを引き揃えて200m/分
    以上の糸速で延伸摩擦仮撚加工を行った後,流体交絡処
    理を施すことを特徴とする多層構造捲縮糸の製造方法。
  2. 【請求項2】前記流体処理を,延伸摩擦仮撚加工後に代
    えて延伸摩擦仮撚加工の前に行う請求項1記載の多層構
    造捲縮糸の製造方法。
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