JP2890454B2 - 消音器の支持装置 - Google Patents

消音器の支持装置

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JP2890454B2
JP2890454B2 JP1109285A JP10928589A JP2890454B2 JP 2890454 B2 JP2890454 B2 JP 2890454B2 JP 1109285 A JP1109285 A JP 1109285A JP 10928589 A JP10928589 A JP 10928589A JP 2890454 B2 JP2890454 B2 JP 2890454B2
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bracket
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正友 田中
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用エンジン等に使用する消音器の支
持装置に関する。
(従来の技術) 自動車用エンジン等に使用される従来の消音器(以下
マフラーという)の支持構造は、第5図に示すように、
マフラー1の周面にマウントゴムブラケット2を溶接等
で、このマウントゴムブラケット2にマウントゴム3を
ボルト4にて固定する。そして、車輛フレーム5に固定
されたブラケット6とフロアープレート7に固定したブ
ラケット8に、前記マウントゴム3がボルト9で固定さ
れて、マフラー1が吊り下げ支持されていた。
なお、図中10はセンターパイプ、11は触媒コンバー
タ、12はエキゾーストに接続するフランジ、13はテール
パイプである。そして、触媒コンバータ11の近傍におい
ては、マウントゴム14を介してブラケット15により車輛
側に支持されている。
この第5図に示すマフラーの支持装置と基本的に同じ
ものが、実開昭57−157710号公報および実開昭61−2049
13号公報に示されている。すなわち、マウントゴムを取
付けるマウントゴムブラケットは、マフラーに固定され
ている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のマフラー支持装置は、先ず組付性の点でつ
ぎのような問題がある。第6図において、四個のカラー
16をマウントゴム3の孔に挿入した後に、マウントゴム
3はフレーム5に固定されたブラケット6とフロアープ
レート7に固定されたブラケット8にボルト9によって
取付けられる。第7図に示すように、ブラケット8、6
の裏側には、ナットが溶接にて取付けられている。
次に作業員は、マフラー1を矢印X方向に持ち上げ支
持しながら、すでに取付けられているマウントゴム3の
ボルト孔(カラー16)と、マフラー1に固定されたマウ
ントゴムブラケット2のボルト孔とを一致させ、ボルト
4をカラー16内に挿通しながら、マウントゴムブラケッ
ト2に設けたネジ孔に締結する。このように従来のマウ
ント支持は四個のカラー16の装着、四本のボルト9、4
の締結が必要である。
そして、特に困難な作業は、マフラー1を持ち上げ支
持した状態で、ボルト4をマウントゴムブラケット2の
ネジ孔とを一致させ、かつ、ボルト4を締付なければな
らないことである。通常この作業には、マフラー1を持
ち上げ支持する作業員とボルト4を締つける作業員の二
人を要し、ボルト4とマウントゴムブラケット2のネジ
孔とが完全に一致しない状態で締めつけた時に、相互の
ネジ山を潰してしまうという不具合がある。このよう
に、組付部品点数が多く、かつ、組付作業性が悪いの
で、生産性が低いという問題があった。
また、マウントゴムブラケット2が、マフラー1に溶
接等で固定されているので、第5図に示すフランジ12を
エキゾーストパイプ(図示省略)に接続する際の位置合
わせが困難である。
そのために、第6図におけるボルト4または9の締付
けを緩くして、フランジ12の位置合わせを行いながらフ
ランジ12を締結した後に、ボルト4または9の増し締め
作業が必要になり、組付作業性が悪いという問題があ
る。
次に、振動および騒音の観点から見た場合に次のよう
な問題がある。第7図に示すように、マフラー1が組み
つけられた状態において、ブラケット8は、薄い鉄板
(0.8mm)であるフロアープレート7に取付けられてい
るので、その剛性力は極めて低いものである。一方ブラ
ケット6は、剛性力の大きなフレーム5に固定されてい
る。
このような剛性力が大きなブラケット6と剛性力の小
さなブラケット8とでマフラー1を支持した場合に、マ
フラー1の振動は、剛性力の小さなブラケット8側に伝
わって、フロアプレート7が振動し、大きな騒音を発生
するという問題がある。
本発明は、部品点数を少なくし、かつ、組付性を向上
し、さらには騒音の発生をも軽減した消音器の支持装置
を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明にかかる第一の手段
は、マフラーの軸心を横切るように、マフラーの幅にほ
ぼ等しい長さの棒状のマフラーハンガの一端を車輛のフ
レームに固定し他端を自由端にして略水平に保持し、該
マフラーハンガに挿通可能なように、マフラーの軸心を
挟んでその両側を支持するための少なくとも二つのマウ
ントゴムをマフラーに設け、前記マフラーハンガの自由
端より前記二つのマウントゴムを連ねてハンガ軸心方向
に挿通してマフラーをマフラーハンガに吊り下げ支持し
たことを特徴とする。
第二の手段は、上記第一の手段に記載のマフラーハン
ガにおいて、該マフラーハンガの固定側にマウントゴム
を直接挿入し支持するためのマウントゴム装着部を形成
し、自由端側に該マウントゴム装着部よりも直径を小さ
くしカラーを介してマウントゴムを支持するためのカラ
ー装着部を形成したことを特徴とする。
(作用) 以上のように構成することにより、本発明は次の通り
の作用がある。すなわち、マフラーハンガはマフラーの
軸心を横切るように設けられ、かつ、その長さはマフラ
ーの幅にほぼ等しくなっており、マフラーに設けた二つ
のマウントゴムはこのマフラーハンガに挿通可能なよう
に設けられているので、マフラーの組付けは、マフラー
に取付けられた二つのマウントゴムを、マフラーハンガ
の自由端よりマフラガンガの軸心の方向に順次挿通でき
ることから、マフラハンガへのマウントゴムの挿通が容
易になり、かつ、二つのマウントゴムにより二点支持し
た状態でマフラーを吊り下げることができる。したがっ
て、作業員はマフラーから手を離してもマフラーは吊り
下げ保持されるから、作業員によるマフラーの持ち上げ
支持はなくなる。
また、マフラーハンガはマフラーの軸心を横切るよう
に設けられ、かつ、その長さはマフラーの幅にほぼ等し
くなっており、マフラーに設けた二つのマウントゴムは
このマフラーハンガに挿通可能なように、マフラーの軸
心を挟むように二個設けられており、かつ、このマウン
トゴムは棒状のマフラーハンガに挿通されているから、
マフラーハンガを回動軸としてマフラーの回動が可能で
ある。これにより、マフラーをマフラーハンガに吊り下
げ組付けした後でも、マフラーの軸方向および上下方向
の移動が自在になり、フランジとエキゾーストパイプと
の接続が容易になる。
次に、振動については、マフラーハンガの一端はフレ
ームに固定して剛構造になっており、かつ、他端は自由
端であってフロアープレート等に接触していないので、
マフラーの振動はマウントゴムとマフラハンガの両方に
よって緩衝されると共に、マフラーハンガの振動に対し
てマフラーは一種のダンパの働きをして、マフラーハン
ガの振動数を少なくする。そして、マフラーハンガの振
動はフロア−プレート等には伝わらず、実質的に車輛側
には振動が伝わらない。
そして、マフラーハンガの固定側にマウントゴムを直
接挿入し支持するためのマウントゴム装着部を形成し
て、カラーを少なくすることにより、組付部品の点数を
少なくし、かつ、自由端側にマウントゴム装着部よりも
直径を小さくしカラーを介してマウントゴムを支持する
ためのカラー装着部を形成することにより、マフラーに
設けられているマウントゴムをマフラーハンガに挿入す
る作業が容易になる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について詳細に説明する。先
ず、第2図において、マフラー支持装置の全体について
その概略を説明すると、車輛のフレーム5にはマフラー
ハンガブラケット17が溶接等にて固定されている。この
マフラーハンガブラケット17には略水平方向に棒状のマ
フラーハンガ18が溶接等によって固定されている。この
マフラーハンガ18には、マフラー1に取付けられたマウ
ントゴム27、28が挿通されてナット24にて締結し、マフ
ラー1はマフラーハンガ18に吊り下げ支持される。
本実施例では、マウントゴム27、28は、マフラー1の
軸心を挟んだ両側に位置するように、マフラー1の後端
面に取付けられた略U字状のマフラーブラケット30に取
付けられている。10はセンタパイプ、11は触媒コンバー
タ、12は図示省略のエキゾーストパイプに接続されるフ
ランジ、13はテールパイプである。14は触媒コンバータ
3の近傍を支持するマウント、15はそのブラケットであ
る。7はフロアープレートである。
第1図を用いて更に詳しく説明すると、フレーム5に
はマフラーハンガブラケット17が溶接等で固定されてい
る。このマフラーハンガブラケット17は、フレーム5の
幅に合わせたl寸法の幅を有したボックス形になってい
て、マフラーハンガ18のマフラーハンガボス部34が幅寸
法lを貫通して略水平に設けられ、溶接Wにて溶接され
ている。
このように、マフラーハンガブラケット17の幅寸法l
を貫通してマフラーハンガボス部34を溶接Wで一体化す
ることにより、マフラーハンガ18とマフラーハンガブラ
ケット17は、フレーム5に対して完全に剛構造になると
共に、マフラー1をマフラーハンガ18にて片持ち支持し
た際の荷重は、マフラーハンガブラケット17の幅寸法l
のスパンにより、マフラーハンガボス部34に剪断力とし
て働くようになっている。このようにして、棒状のマフ
ラーハンガ18は、一端をマフラーハンガブラケット17に
固定し、他端を自由端として略水平にフレーム5に固定
されている。
また、図1から明らかな通り、マフラーハンガ18は、
マフラー1の軸心をほぼ直角に横切るようにマフラーハ
ンガブラケット17に固定されており、二つのマウントゴ
ム27と28の支持が可能なように、マフラーハンガブラケ
ット17から水平に伸びているマフラーハンガ18の長さは
ほぼマフラー1の幅に等しい長さになっている。そし
て、マウントゴム27と28のマフラー1への取り付け方向
は、このようにマフラー1の軸心を横切るように設けら
れたマフラーハンガ18の自由端から挿入可能な方向にな
っている。
19はストッパ鍔であり、マウントゴム装着ブラケット
20にマウントゴム28を挿入した時の位置決の役目を果た
す。そして、マウントゴム装着部20とマウントゴム28と
の嵌め合いは、静合嵌めないしは多少の締まり嵌めにな
っており、カラーを使用せずに直接マウントゴム28をマ
ウントゴム装着部20差し込むようになっている。21はハ
ンガ小径部であり、マウントゴム28をマフラーハンガ18
の自由端より差し込む際に、マウントゴム28の差し込み
を容易にするためであり、かつ、材料力学的にマフラー
ハンガ18の自由端側の重量を軽くして、振動の吸収を良
好ならしめるためである。
22はカラー装着部であり、ハンガ小径部21の直径より
も小さくして、ハンガ小径部21との間に段差を形成して
いる。この段差部にワッシャ26を当接させてカラー25を
差し込み、マウントゴム27を装着してナット24をマフラ
ーハンガ18の自由端に形成したネジ部23に螺合して締結
する。
カラー25は、上記締結において、マウントゴム27が押
し潰されないようにマウントゴム27を保護すると共に、
ワッシャ26との間でナット24の適度の締付力を維持する
ために設けられている。30は略U字状に形成されたマフ
ラーブラケットであり、マフラー1の後端面にマフラー
ブラケット支持板32にて取りつけられている。そして、
マウントゴム27、28は、マフラーブラケット30の先端に
形成されたマウントゴム取付部31にボルト29にて取りつ
けられている。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説
明する。先ず、マフラー1の組付は、次のようにして行
う。第3図において、マフラーハンガ18の一端は自由端
になっているので、マフラー1へのマウントゴム27、28
の取付は、地上FL上で予め取り付けをしておくことがで
きる。すなわち、三個のカラー25をマウントゴム27、28
の孔に挿入し、ボルト29にてマフラーブラケット30のマ
ウントゴム取付ブラケット31に取付ける。この作業は地
上での作業であるから容易に行うことができる。
次に、マフラーハンガ18はマフラー1の軸心を横切る
ように設けられており、その長さはマフラー1の幅にほ
ぼ等しいので、マウントゴム27、28を装着したマフラー
1を持ちあげてマフラー1を横方向に移動し、先にマウ
ントゴム28をマフラーハンガ18の自由端(ネジ部23)側
から差し込み、続いてワッシャ26を差し込んだ後に、マ
ウントゴム28をマウントゴム装着部20に嵌合させながら
マウントゴム27(カラー25)をネジ部23に差し込むこと
ができ、センタパイプ10、触媒コンバータ11およびフラ
ンジ12がマフラー1に一体になっていても、容易に組み
つけることができる。
第3図において、マフラーハンガ18の自由端は、ネジ
部23のみであり、第1図に示すように、カラー装着部22
が設けられていないが、要するにマウントゴム27が差し
込まれてワッシャ26とナット24との間でマウントゴム27
が締結されればよく、いずれでもよい。
この状態において、マフラーハンガ18の長さはマフラ
ー1の幅にほぼ等しく、かつ、二つのマウントゴム27と
28とでマフラー1を支持しているので、作業員がマフラ
ー1から手を離しても、マフラー1はマフラーハンガ18
に吊り下げ支持されており、かつ、ナット24を締め付け
なくても、マウントゴム28とマウントゴム装着部20との
間の嵌め合いにより、マフラー1はマフラーハンガ18か
ら脱落するようなことはない。
そして、マフラーハンガ18はマフラー1の軸心を横切
るように設けられ、かつ、マウントゴム27と28はこのマ
フラーハンガ18に挿入可能な方向でマフラー1に取りつ
けられているので、マフラーハンガ18を回動軸として、
図4に示す矢印AおよびB方向にマフラー1を回動する
ことが可能になり、エキゾーストパイプ33に対するフラ
ンジ12の傾き(イ)、(ロ)の調整を容易に行うことが
できる。このようにして、フランジ12をエキゾーストパ
イプ33に接続した後に、第3図におけるナット24を締め
つけることによりマフラー1の組付が完了する。このマ
フラー1の組付にあっては、マウントゴム27、28がマフ
ラー1に固定されていてもよい。
あるいは、異音発生や摩耗に対して適当な手段を講じ
た上で、マフラーブラケット30をマフラー1の後端に回
動可能に取りつけ、マウントゴム27、28がマフラー1に
固定されないようにしたときは、次のような作用があ
る。すなわち、マフラー1をマフラーハンガ18に組みつ
け完了した状態において、第4図に示すようにフランジ
12側は、マフラーブラケット支持板32に支持されたマフ
ラーブラケット30を矢印A、B方向に移動自在である。
したがって、先ずマフラー1をマフラーハンガ18にナ
ット24にて完全に締めつけて組み立てた後に、フランジ
12を矢印A、B方向に移動して(イ)、(ロ)のずれ等
を調節して、エキゾーストパイプ33にフランジ12を容易
に取りつけることが可能になり、増し締めの工程を省略
することができる。
次に、振動に対する作用は以下の通りである。第1図
に示すように、マフラー1が組み付けられた状態におい
て、マフラー1は、マウントゴム27、28を介して、一端
が剛構造で支持され他端が自由端であるマフラーハンガ
18に吊り下げられている。したがって、マフラー1の振
動は、マウントゴム27、28にて緩衝されてマフラーハン
ガ18に伝えられる。
このようにして、マフラーハンガ18に伝えられた振動
は、マフラーハンガ18の自由端で最も大きく振動し、マ
フラーハンガブラケット17に行くにしたがって減衰し、
剛構造であるマフラーハンガブラケット17で零になる。
また、マフラーハンガ18の振動において、マフラー1は
一種のダンパの働きをするので、マフラーハンガ18の振
動数を少なくする働きをする。これにより、マフラー1
の振動は、フロアープレート7等の車体側には伝わら
ず、騒音の発生も生じない。また、マフラー1の軸方向
の振動は、第4図に示すようにマフラー1が矢印Aおよ
びB方向に移動可能に設けられているので、マフラーハ
ンガ18とマウントゴム27、28との間の回動によっても吸
収される。
(発明の効果) 以上詳述した通り本発明によれば、マフラーに取付け
られたマウントゴムを、マフラーハンガの自由端よりも
マフラハンガの軸心方向に順次挿通するので、マフラハ
ンガへのマウントゴムの挿通がよういになり、かつ、マ
フラハンガにマフラーを吊り下げ、組付時におけるマフ
ラーの持ち上げ支持が不要になったので、組付性を向上
することができ、生産性を向上することができる。
また、マウントゴムはマフラーの軸心を挟むように二
個設け、かつ、このマウントゴムを、マフラーの軸心を
横切るように設けた棒状のマフラーハンガに挿通するこ
とによって、マフラーハンガを回動中心としてマフラー
を回動可能にし、マフラーをその軸方向に移動すること
ができるようにして、マフラーをマフラーハンガに吊り
下げ組付けとした後でも、マフラーの軸方向および上下
方向の移動が自在になって、フランジとエキゾーストパ
イプとの接続が容易になることから、組付性を向上する
ことができ、生産性を向上することができる。
また、マフラーハンガの一端をフレームに固定して剛
構造にすると共に、他譚を自由端してフロアープレート
等に接触しないようにし、マフラーの振動をマウントゴ
ムとマフラーハンガの両方によって緩衝すると共に、マ
フラーハンガの振動に対してマフラーを一種のダンパと
して、マフラーハンガの振動数を少なくしたので、騒音
の発生を少なくすることができる。そして更に、マフラ
ーハンガの振動はフロア−プレート等には伝わらず、実
質的に車輛側には振動が伝わらないので、騒音の発生を
少なくすることができる。
また、マフラーハンガの固定側にマウントゴムを直接
挿入し支持するためのマウントゴム装着部を形成して、
カラーを少なくすることにより、組付部品の点数を少な
くし、かつ、自由端側にマウントゴム装着部よりも直径
を小さくしカラーを介してマウントゴムを支持するため
のカラー装着部を形成して、マフラーに設けられている
マウントゴムをマフラーハンガに挿入する作業を容易に
することにより、組付作業性を向上し付、採算性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部縦断面図、第2図は第
1図の実施例を適用したマフラー全体の支持状態を示す
斜視図、第3図は第1図の実施例の組付分解図、第4図
は第1図の実施例を適用してマフラー全体を組みつけた
場合の模式図、第5図は従来のマフラー支持装置の斜視
図、第6図は第5図における従来例の組付分解図、第7
図は第6図において組付完了後のマフラー背面図であ
る。 1……マフラー 5……フレーム 17……マフラーハンガブラケット 18……マフラーハンガ 27、28……マウントゴム 30……マフラーブラケット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マフラーの軸心を横切るように、マフラー
    の幅にほぼ等しい長さの棒状のマフラーハンガの一端を
    車輛のフレームに固定し他端を自由端にして略水平に保
    持し、該マフラーハンガに挿通可能なように、マフラー
    の軸心を挟んでその両側を支持するための少なくとも二
    つのマウントゴムをマフラーに設け、前記マフラーハン
    ガの自由端より前記二つのマウントゴムを連ねてハンガ
    軸心方向に挿通してマフラーをマフラーハンガに吊り下
    げ支持したことを特徴とする消音器の支持装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマフラーハンガにおいて、
    該マフラーハンガの固定側にマウントゴムを直接挿入し
    支持するためのマウントゴム装着部を形成し、自由端側
    に該マウントゴム装着部よりも直径を小さくしカラーを
    介してマウントゴムを支持するためのカラー装着部を形
    成したことを特徴とする消音器の支持装置。
JP1109285A 1989-04-28 1989-04-28 消音器の支持装置 Expired - Lifetime JP2890454B2 (ja)

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