JPS64363Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS64363Y2 JPS64363Y2 JP1983132974U JP13297483U JPS64363Y2 JP S64363 Y2 JPS64363 Y2 JP S64363Y2 JP 1983132974 U JP1983132974 U JP 1983132974U JP 13297483 U JP13297483 U JP 13297483U JP S64363 Y2 JPS64363 Y2 JP S64363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small diameter
- roof
- head guard
- stepped pin
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は産業車両のヘツドガード取付装置に関
するものである。
するものである。
産業車両は第1図に示すように、車体1の前部
及び後部に前部ステイ2と後部ステイ3とを立設
固定し、前部ステイ2の上端と後部ステイ3の上
端とに亘つて屋根4を連結してヘツドガードAを
構成している。
及び後部に前部ステイ2と後部ステイ3とを立設
固定し、前部ステイ2の上端と後部ステイ3の上
端とに亘つて屋根4を連結してヘツドガードAを
構成している。
そして、後部ステイ3と屋根4とは第2図に示
すように、屋根4の横材4aと後部ステイ3に固
設したブラケツト3aとを2本のボルト5,5で
締付け固定して一体剛性連結構造としてある。
すように、屋根4の横材4aと後部ステイ3に固
設したブラケツト3aとを2本のボルト5,5で
締付け固定して一体剛性連結構造としてある。
このために、車体1に搭載したエンジン(図示
せず)のローアイドル(約650rpm)から若干高
い回転数域(約800rpm)においてヘツドガード
A全体が前後方向に振動し、座席6上のオペレー
タに不快を与えてしまう。
せず)のローアイドル(約650rpm)から若干高
い回転数域(約800rpm)においてヘツドガード
A全体が前後方向に振動し、座席6上のオペレー
タに不快を与えてしまう。
つまり、屋根4と後部ステイ3とが一体剛性連
結構造であるので、共振点がエンジン回転数約
800rpm付近となるので、その回転数付近におい
てヘツドガードA全体が振動してしまう。
結構造であるので、共振点がエンジン回転数約
800rpm付近となるので、その回転数付近におい
てヘツドガードA全体が振動してしまう。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は共振点をエンジンローアイドル以
下とすることができるようにした産業車両のヘツ
ドガードを提供することである。
り、その目的は共振点をエンジンローアイドル以
下とすることができるようにした産業車両のヘツ
ドガードを提供することである。
以下第3図以降を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
屋根4の横材4aには段付ピン7を溶接固定
し、後部ステイ3に固設した取付プレート8には
段付ピン7の小径部7aが遊嵌する孔9を形成
し、この孔9を段付ピン7の小径部7aに嵌め込
むと共に、小径部7aの先端面7′aに開口した
軸方向のネジ孔10にボルト11を螺合して抜止
めプレート12を小径部7aの先端面7′aに固
着して取付プレート8と段付ピン7とを連結す
る。
し、後部ステイ3に固設した取付プレート8には
段付ピン7の小径部7aが遊嵌する孔9を形成
し、この孔9を段付ピン7の小径部7aに嵌め込
むと共に、小径部7aの先端面7′aに開口した
軸方向のネジ孔10にボルト11を螺合して抜止
めプレート12を小径部7aの先端面7′aに固
着して取付プレート8と段付ピン7とを連結す
る。
4bは屋根4の覆板である。
この様であるから、屋根4と後部ステイ3は前
後方向に揺動変位可能で、左右方向に相対変位可
能に連結され、ヘツドガードA全体の前後方向及
び左右方向の剛性が従来のものよりも低下するの
で、共振点をエンジンローアイドル以下とするこ
とができる。
後方向に揺動変位可能で、左右方向に相対変位可
能に連結され、ヘツドガードA全体の前後方向及
び左右方向の剛性が従来のものよりも低下するの
で、共振点をエンジンローアイドル以下とするこ
とができる。
つぎに、第2図に示す従来の連結装置によるヘ
ツドガードと第3図、第4図、第5図に示す本考
案に係る連結装置によるヘツドガードAのエンジ
ン回転数に対する前後方向揺動を実験したとこ
ろ、第6図に示す結果を得た。
ツドガードと第3図、第4図、第5図に示す本考
案に係る連結装置によるヘツドガードAのエンジ
ン回転数に対する前後方向揺動を実験したとこ
ろ、第6図に示す結果を得た。
これにより、共振点イがエンジンローアイドル
(約650rpm)以下となることが判明する。
(約650rpm)以下となることが判明する。
第6図で、Bは従来の連結装置によるヘツドガ
ードの振幅、Cが本考案に係る連結装置によるヘ
ツドガードの振幅である。
ードの振幅、Cが本考案に係る連結装置によるヘ
ツドガードの振幅である。
本考案は以上の様になり、段付ピン7の小径部
7aとプレート8の孔9とは遊嵌しているから、
段付ピン7とプレート8は前後方向に揺動できる
と共に、プレート8と段付ピン7は抜け止めプレ
ート12に当接するまで左右方向に相対変位でき
るから、後部ステイ3と屋根4は前後方向に揺動
できると共に、左右方向に相対変位できて剛性を
低下できる。
7aとプレート8の孔9とは遊嵌しているから、
段付ピン7とプレート8は前後方向に揺動できる
と共に、プレート8と段付ピン7は抜け止めプレ
ート12に当接するまで左右方向に相対変位でき
るから、後部ステイ3と屋根4は前後方向に揺動
できると共に、左右方向に相対変位できて剛性を
低下できる。
したがつてヘツドガードの共振点をエンジンロ
ーアイドル以下にすることができ、産業車両が稼
動している時にヘツドガードが振動することがな
く、オペレータに不快感を与えることがない。
ーアイドル以下にすることができ、産業車両が稼
動している時にヘツドガードが振動することがな
く、オペレータに不快感を与えることがない。
また、屋根4に荷物等が落下した時には段付ピ
ン7の小径部7aが取付プレート8の孔9に当接
してその荷重を支承するので、屋根4が外れたり
することがない。
ン7の小径部7aが取付プレート8の孔9に当接
してその荷重を支承するので、屋根4が外れたり
することがない。
第1図は産業車両の正面図、第2図は屋根と後
部ステイとの連結構造の従来例を示す分解斜視
図、第3図は本考案の実施例を示す斜視図、第4
図、第5図は第3図の、視、視説明図、第6
図はヘツドガードの振動を示す表図である。 1は車体、2は前部ステイ、3は後部ステイ、
4は屋根。
部ステイとの連結構造の従来例を示す分解斜視
図、第3図は本考案の実施例を示す斜視図、第4
図、第5図は第3図の、視、視説明図、第6
図はヘツドガードの振動を示す表図である。 1は車体、2は前部ステイ、3は後部ステイ、
4は屋根。
Claims (1)
- 車体1に立設した前部ステイ2と後部ステイ3
とに亘つて屋根4を取付けた産業車両のヘツドガ
ードにおいて、前記屋根4側に段付ピン7を左右
方向に向けて固定し、前記後部ステイ3の上部
に、前記段付ピン7の小径部7aが遊嵌する孔9
を有する取付プレート8を固設すると共に、当該
取付プレート8の孔9を前記段付ピン7の小径部
7aに嵌め込むと共に、小径部7aの先端面7′
aに開口した軸方向のネジ孔10にボルト11を
螺合して抜け止めプレート12を小径部7aの先
端面7′aに固着したことを特徴とする産業車両
のヘツドガード取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13297483U JPS6044852U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 産業車両のヘツドガ−ド取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13297483U JPS6044852U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 産業車両のヘツドガ−ド取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044852U JPS6044852U (ja) | 1985-03-29 |
JPS64363Y2 true JPS64363Y2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=30300117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13297483U Granted JPS6044852U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 産業車両のヘツドガ−ド取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044852U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313128U (ja) * | 1976-07-16 | 1978-02-03 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP13297483U patent/JPS6044852U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313128U (ja) * | 1976-07-16 | 1978-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6044852U (ja) | 1985-03-29 |
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