JP2890341B2 - 構造物構築用最上階フレームのリフトアップ方法及び装置 - Google Patents

構造物構築用最上階フレームのリフトアップ方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造物構築用最上階フレ
ームのリフトアップ方法及び装置、特に全天候型構築工
法によりビル等の高層構造物を構築する場合の構造物構
築用最上階フレームのリフトアップ方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル等の高層構築物の全天候型の
構築工法として、先ず、最上階となるフレームを地上部
で組み立て、この最上階フレームをリフトアップ装置に
より上昇せしめ、最上階フレーム下面に取り付けられた
クレーンを利用して1階部分の柱や梁の建て込みを行
い、1階部分の施工終了後に上記最上階フレームを上昇
せしめ、2階部分の建て込みを行い、以下同様にして順
次上層階の建て込みを行なう工法が提案されている。
【0003】図11は、従来提案されている最上階フレ
ームのリフトアップ装置の説明図であって、1は建て付
けの済んだ高層構築物、2はその最上階フレーム、3は
この最上階フレーム2の下面に設けた垂直・水平搬送装
置、4は上記高層構築物1の本設柱、5は最上階フレー
ム2にこれを貫通して昇降可能に設けた多数の仮設支
柱、6はこの仮設支柱5と最上階フレーム2間に介挿
し、上記仮設支柱5を最上階フレーム2に相対的に上,
下動自在ならしめるようにした駆動装置を示し、上記多
数の昇降仮設支柱5の内、約半数の一方のグループのも
のを上記最上階フレーム2より上方に突出し、残りの他
方のグループを下方に突出し、その下端を本設柱4上に
嵌合支持せしめ、この他方のグループの仮設支柱5によ
って上記最上階フレーム2を支持せしめ、上記最上階フ
レーム2の支持に参加していない上記仮設支柱5の一方
のグループの下方に位置する本設柱4上に、新たな本設
柱4aを上積み建造し、それら上積みされた本設柱4a
間を梁ブラケットで繋ぎ、床、壁を建て付ける要領で全
天候の作業環境下で建造を進める。
【0004】その後、図12に示すように上記駆動装置
6により上記仮設支柱5の一方のグループを上記新たな
本設柱4a上に下降せしめた後、この仮設支柱5に相対
的に、上記駆動装置6により上記最上階フレーム2を一
層階分上昇せしめ、以下この工程を繰り返して高層構築
物を建造している。
【0005】図13は、従来提案されている他の最上階
フレームのリフトアップ装置の説明図であって、7は上
記高層構築物1を囲むよう上記最上階フレーム2の側面
下方に垂設した仮設の側壁部分、8は上記側壁部分7の
内側に配置された、上記高層構築物1に反力をとり上記
最上階フレーム2を上昇させるリフトアップ装置を示
す。
【0006】上記リフトアップ装置8は、シリンダとピ
ストンより構成されるリフトアップ機構9と、その中央
部を上記リフトアップ機構9のシリンダに固定した上部
ハンガー10と、その中央部を上記リフトアップ機構9
のピストンに連結したピストンロッドの下端に固定し、
その一端を上記側壁部分7の下部に固定した下部ハンガ
ー11と、上記上部ハンガー10の一端をスライド自在
にガイドするため上記側壁部分7に固定したレール12
とより成る。
【0007】また、上記上部ハンガー10及び上記下部
ハンガー11の他端側には夫々突出自在な支持ストッパ
ー(かんぬき)13,14が設けられており、上記下部
ハンガー11の支持ストッパー14を上記高層構築物1
の本設柱に固定された梁ブラケット15の上部に載置係
合することにより上記最上階フレーム2を梁ブラケット
15により支持するように構成されている。
【0008】また、従来提案されている上記リフトアッ
プ装置8を用いた最上階フレームのリフトアップ方法に
おいては、建設すべき高層構築物1の最上階フレーム2
及びその側壁部分7を先行して構築し、図14に示すよ
うに、第一の段階として、上記上部ハンガー10と下部
ハンガー11の上記支持ストッパー13,14を上記高
層構築物1の例えばN階部分と(N−2)階部分の梁ブ
ラケット15上に夫々載置係合せしめる。この状態では
上記最上階フレーム2が、上記リフトアップ機構9を介
してN階部分の梁ブラケット15及び(N−2)階部分
の梁ブラケット15によって支持される。
【0009】第二の段階として、上記下部ハンガー11
の支持ストッパー14を上記(N−2)階部分の梁ブラ
ケット15から外し、上記リフトアップ機構9のピスト
ンを縮小し下部ハンガー11を上方に引き上げる。この
結果図15に示すように上記最上階フレーム2が高層構
築物1に相対的に上昇するようになる。
【0010】第三の段階として、図16に示すように上
記下部ハンガー11が上記高層構築物1の(N−1)階
部分まで上昇した状態で上記下部ハンガー11の支持ス
トッパー14を(N−1)階部分の梁ブラケット15上
に載置係合し、これにより上記最上階フレーム2をN階
及び(N−1)階部分の梁ブラケット15により支持せ
しめる。
【0011】第四の段階として、図17に示すように上
記上部ハンガー10の支持ストッパー13を上記N階部
分の梁ブラケット15から外し、上記リフトアップ機構
9のピストンを伸長することにより上記上部ハンガー1
0をリフトアップ機構9のシリンダと共に、上記側壁部
分7に固定されたレール12に沿って、上記高層構築物
1の(N+1)階部分まで上昇せしめる。
【0012】第五の段階として、上記上部ハンガー10
の支持ストッパー13を(N+1)階部分の梁ブラケッ
ト15上に載置係合せしめる。
【0013】第六の段階は図15に示す上記第二の段階
と同様であり、以下かかる工程を繰り返すことにより上
記最上階フレーム2を段階的に上昇せしめる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、図11及
び図12に示す上記従来の方法では、最上階フレーム2
を支える仮設支柱5が最上階フレーム2を貫通突出して
いるため、この貫通部分における雨水対策や、最上階フ
レームを本体の構造体に着床させた場合の支柱鞘管部周
りの構成材を本設の構築物設計部材に置き換える作業
等、建造されるべき高層構築物の最終段階において余分
な工事が必要とされていたため、省力化、効能率化を図
ることができなかった。
【0015】また、構築中の地震時に生じる水平力に対
して、仮設支柱のみで水平力を負担するとなるとそれ相
応の本数が最上階支持支柱として要求され経済性,安全
性に欠ける欠点があった。
【0016】また、図13〜図17に示す上記従来の最
上階フレームのリフトアップ方法ではリフトアップ機構
9が高層構築物1の外壁側に位置し、リフトアップ完了
後に上,下部ハンガー10,11の占める2層階部分の
外壁にダメ工事が残るようになる。
【0017】また、最上階フレーム2をリフトアップ装
置8の上部及び下部ハンガー10,11を介して支持し
ているため上部及び下部ハンガー10,11と高層構築
物1の側壁部分に補強が必要である。
【0018】更に、図18に矢印で示すように、リフト
アップ装置8の中心点と最上階フレーム2にその上昇時
に作用する鉛直荷重位置とが互いに横方向にずれるの
で、リフトアップ装置周りのフレームの補強が要求され
経済性、安全性に欠けるという欠点があった。
【0019】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の構造物構築用最
上階フレームのリフトアップ装置は、最上階フレームの
下面から垂設した、高層構築物の本設柱の両側に対向配
置される仮設の支持フレームと、この支持フレームに設
けた高層構築物の本設柱に係合可能な支持ストッパー
と、上記仮設の支持フレームを上記本設柱に相対的に上
昇せしめるため、上記支持フレームと上記本設柱間に設
けた駆動装置とより成り、上記駆動装置がシリンダとピ
ストンより成り、このピストンに連結したピストンロッ
ドと上記シリンダの双方に上記仮設の支持フレームに係
合可能な係合手段を有し、上記ピストンロッドとシリン
ダの何れか一方が上記本設柱上に載置される第1の位置
と、上記本設柱より離れて上記仮設の支持フレームに沿
って上昇した第2の位置間で移動自在である。
【0021】本発明の構造物構築用最上階フレームのリ
フトアップ方法は、最上階フレームの下面から垂設し、
高層構築物の本設柱の両側に対向配置される仮設の支持
フレームの下端部を上記高層構築物の本設柱の上部によ
って支持する工程と、ピストンとシリンダより成る駆動
装置を上記本設柱の上方において上記仮設の支持フレー
ムに沿って上昇せしめる工程と、この上昇された駆動装
置と上記本設柱の上端間に生じた空間を利用して上記本
設柱上に新たな本設柱を設置する工程と、上記駆動装置
を上記新たな本設柱上まで下降せしめ、上記駆動装置を
構成するピストンに連結されるピストンロッドと、シリ
ンダの何れか一方を上記新たな本設柱上に載置する工程
と、上記仮設の支持フレームと上記本設柱間の係合を解
除して、上記ピストンロッドを上記シリンダ内に引き込
んだ状態で上記ピストンロッドとシリンダの何れか他方
を上記仮設の支持フレームに係合して最上階フレームを
上記新たな本設柱によって支持する工程と、上記ピスト
ンロッドを上記シリンダ外に伸長して上記最上階フレー
ムを上記新たな本設柱に相対的に上昇せしめる工程と、
上記仮設の支持フレームの下端部を上記新たな本設柱の
上部によって支持する工程とより成る。
【0022】上記最上階フレームは例えば仮設の上屋で
ある。
【0023】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0024】本発明の構造物構築用最上階フレームのリ
フトアップ装置においては、図1及び図2に示すよう
に、仮設支柱5を用いず、上記本設柱4の上部に対向す
る最上階フレーム2の下面に仮設の支持フレーム16,
16を互いに離間して対向するように垂設し、この仮設
の支持フレーム16,16間に上記本設柱4の上部を介
挿せしめると共に、上記支持フレーム16,16の下端
部の夫々対向する位置に水平方向内方に突出自在な支持
ストッパー17を設け、この支持ストッパー17を水平
方向内方に突出せしめれば、高層構築物1の本設柱4に
溶接により固定されている梁ブラケット15の上部に載
置係合でき、これによって上記最上階フレーム2を本設
柱4によって支持できるようにする。
【0025】また、上記仮設の支持フレーム16,16
間に挿入された上記本設柱4の頂部には、シリンダとピ
ストンより成る油圧ジャッキ18を載置せしめ、上記仮
設の支持フレーム16,16の対向面には上下方向に一
定のピッチで互いに離間して夫々ピン受孔19を設け
る。
【0026】また、上記油圧ジャッキ18のシリンダ2
0の下部には下部ピンシリンダ21を設け、上記シリン
ダ20から上方に突出するピストンロッド22の端部に
は上部ピンシリンダ23を設け、これら下部及び上部ピ
ンシリンダ21,23からは、上記支持フレーム16の
ピン受孔19に挿入されるピン24a,24a及び24
b,24bを突出自在ならしめる。
【0027】本発明の構造物構築用最上階フレームのリ
フトアップ方法においては、第一の段階として、上記最
上階フレーム2を、仮設の支持フレーム16,支持スト
ッパー17,梁ブラケット15を介して上記本設柱4に
よって支持せしめ、図2に示すように上記油圧ジャッキ
18のピストンロッド22が最大に伸長された状態で上
記上部ピンシリンダ23からこれに対向する上記支持フ
レーム16,16のピン受孔19にピン24b,24b
を差し込み、上記下部ピンシリンダ21を操作してその
ピン24a,24aを上記仮設のピン受孔19から抜き
取る。
【0028】また、第二の段階として、上記油圧ジャッ
キ18を操作して上記ピストンロッド22をシリンダ2
0内に引き込み、これによって上記支持フレーム16に
相対的に上記シリンダ20を上昇せしめ、この位置で上
記下部ピンシリンダ21を操作してそのピン24a,2
4aを上記仮設の支持フレーム16の対応するピン受孔
19に差し込み、上記上部ピンシリンダ23を操作して
そのピン24b,24bを上記仮設の支持フレーム16
のピン受孔19から抜き取る。
【0029】第三の段階として、上記油圧ジャッキ18
を操作して再びピストンロッド22を最大に伸長し、こ
の状態で上記上部ピンシリンダ23からこれに合致する
上記仮設の支持フレーム16のピン受孔19にピン24
b,24bを差し込み、以下このような操作を繰り返し
て、1層階に相当する高さだけ上記油圧ジャッキ18を
上記本設柱4より上昇せしめ、図3に示すように上記本
設柱4上に新たな本設柱4aを載置し、溶接等により両
者を接続せしめる。
【0030】また、上記新たな本設柱4aには梁ブラケ
ット15aを溶接せしめる。
【0031】次に、図4に示すように、上記油圧ジャッ
キ18を上記と逆に新たな本設柱4aの上端に接するま
で上記支持フレーム16と相対的に下降せしめ、上記ピ
ストンロッド22がシリンダ20内に引き込まれている
状態で上記上部ピンシリンダ23を操作して上記仮設の
支持フレーム16のピン受孔19にピン24bを差し込
み、上記下部ピンシリンダ21を操作してピン24aを
対応するピン受孔19から抜き取る。
【0032】この状態では上記最上階フレーム2は上記
油圧ジャッキ18を介して、新たな本設柱4aの上面で
支持されることになるから、上記仮設の支持フレーム1
6の支持ストッパー17を梁ブラケット15から引き込
む。
【0033】次いで、上記油圧ジャッキ18を操作し
て、上記ピストンロッド22を伸長せしめると、図5に
示すように、上記最上階フレーム2は上記新たな本設柱
4aに相対的にピストンロッド22の伸長分だけ上昇す
ることになる。
【0034】次に、上記下部ピンシリンダ21のピン2
4a,24aを上記仮設の支持フレーム16のピン受孔
19に差し込み、このピン24a,24aで上記最上階
フレーム2を支持せしめた状態で、上記上部ピンシリン
ダ23のピン24b,24bを抜き取り、上記ピストン
ロッド22を図6に示すようにシリンダ20内に引き込
む。
【0035】次に、上記上部ピンシリンダ23のピン2
4b,24bを上記ピン受孔19に差し込み、上記最上
階フレーム2を支持できるようにしてから、上記下部ピ
ンシリンダ21のピン24a,24aを上記ピン受孔1
9から抜き取り、図7に示すように、上記最上階フレー
ム2を上記新たな本設柱4aに相対的に上昇せしめ、以
下かかる動作を繰り返すことにより、図8〜図10に示
すように、新たな本設柱4aに溶接された新たな梁ブラ
ケット15aに上記仮設の支持フレーム16の支持スト
ッパー17を載置係合し、上記最上階フレーム2を支持
せしめる。
【0036】以下上記動作を繰り返すことにより最上階
までの施工を行なうことができる。
【0037】なお、上記最上階フレーム2は仮設の上屋
または屋根階であってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の構造物構築用最上階フレームの
リフトアップ方法及び装置によれば、従来の仮設支柱で
最上階フレームを支持する場合に比べ、仮設支柱が最上
階フレームの屋根を貫通することがないため雨対策を容
易にでき、また、その貫通部分の鞘管や駆動部まわりの
仮設補強部分を削減することができる。
【0039】更に、通常作業時は最上階フレームを支持
ストッパーを介して高層構築物の本設柱によって支持
し、上記本設柱の両側を最上階フレームから垂設した仮
設の支持フレームによって挾持する形となっているた
め、地震時に生じる水平力に対しても十分抵抗でき、従
来の仮設支柱のみによって支持する場合に比べ、経済
性,安全性に優れたものとなる等大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ装置の説明用正面図である。
【図2】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ装置の要部の正面図である。
【図3】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ装置の説明用正面図である。
【図4】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明用正面図である。
【図5】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明用正面図である。
【図6】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明用正面図である。
【図7】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明用正面図である。
【図8】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明用正面図である。
【図9】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ装置の説明用側面図である。
【図10】本発明の構造物構築用最上階フレームのリフ
トアップ装置の説明用平面図である。
【図11】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ装置の説明図である。
【図12】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ装置の説明図である。
【図13】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明図である。
【図14】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明図である。
【図15】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明図である。
【図16】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明図である。
【図17】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明図である。
【図18】従来の構造物構築用最上階フレームのリフト
アップ方法の説明図である。
【符号の説明】
1 高層構築物 2 最上階フレーム 3 垂直・水平搬送装置 4 本設柱 4a 本設柱 5 仮設支柱 6 駆動装置 7 側壁部分 8 リフトアップ装置 9 リフトアップ機構 10 上部ハンガー 11 下部ハンガー 12 レール 13 支持ストッパー 14 支持ストッパー 15 梁ブラケット 15a 梁ブラケット 16 支持フレーム 17 支持ストッパー 18 油圧ジャッキ 19 ピン受孔 20 シリンダ 21 下部ピンシリンダ 22 ピストンロッド 23 上部ピンシリンダ 24a ピン 24b ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 昌三 東京都文京区後楽2丁目2番8号 五洋 建設株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/35 E04G 21/14 E04G 21/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最上階フレームの下面から垂設した、高
    層構築物の本設柱の両側に対向配置される仮設の支持フ
    レームと、 この支持フレームに設けた高層構築物の本設柱に係合可
    能な支持ストッパーと、 上記仮設の支持フレームを上記本設柱に相対的に上昇せ
    しめるため、上記支持フレームと上記本設柱間に設けた
    駆動装置とより成り、 上記駆動装置がシリンダとピストンより成り、このピス
    トンに連結したピストンロッドと上記シリンダの双方に
    上記仮設の支持フレームに係合可能な係合手段を有し、
    上記ピストンロッドとシリンダの何れか一方が上記本設
    柱上に載置される第1の位置と、上記本設柱より離れて
    上記仮設の支持フレームに沿って上昇した第2の位置間
    で移動自在であることを特徴とする構造物構築用最上階
    フレームのリフトアップ装置。
  2. 【請求項2】 最上階フレームの下面から垂設し、高層
    構築物の本設柱の両側に対向配置される仮設の支持フレ
    ームの下端部を上記高層構築物の本設柱の上部によって
    支持する工程と、 ピストンとシリンダより成る駆動装置を上記本設柱の上
    方において上記仮設の支持フレームに沿って上昇せしめ
    る工程と、 この上昇された駆動装置と上記本設柱の上端間に生じた
    空間を利用して上記本設柱上に新たな本設柱を設置する
    工程と、 上記駆動装置を上記新たな本設柱上まで下降せしめ、上
    記駆動装置を構成するピストンに連結されるピストンロ
    ッドと、シリンダの何れか一方を上記新たな本設柱上に
    載置する工程と、 上記仮設の支持フレームと上記本設柱間の係合を解除し
    て、上記ピストンロッドを上記シリンダ内に引き込んだ
    状態で上記ピストンロッドとシリンダの何れか他方を上
    記仮設の支持フレームに係合して最上階フレームを上記
    新たな本設柱によって支持する工程と、 上記ピストンロッドを上記シリンダ外に伸長して上記最
    上階フレームを上記新たな本設柱に相対的に上昇せしめ
    る工程と、 上記仮設の支持フレームの下端部を上記新たな本設柱の
    上部によって支持する工程とより成ることを特徴とする
    構造物構築用最上階フレームのリフトアップ方法。
  3. 【請求項3】 上記最上階フレームが仮設の上屋である
    ことを特徴とする請求項1記載の構造物構築用最上階フ
    レームのリフトアップ装置。
  4. 【請求項4】 上記最上階フレームが仮設の上屋である
    ことを特徴とする請求項2記載の構造物構築用最上階フ
    レームのリフトアップ方法。
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