JP2874322B2 - 湯水混合水栓 - Google Patents

湯水混合水栓

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JP2874322B2 JP2269095A JP26909590A JP2874322B2 JP 2874322 B2 JP2874322 B2 JP 2874322B2 JP 2269095 A JP2269095 A JP 2269095A JP 26909590 A JP26909590 A JP 26909590A JP 2874322 B2 JP2874322 B2 JP 2874322B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、湯水混合水栓、特に台所で使用するのに便
利な湯水混合水栓に関する。
(従来の技術) 従来、湯水混合水栓として種々の構造が知られている
が、代表的なものとしてサーモスタットミキシングバル
ブと、シングルレバー式湯水混合栓が有る。
前者は混合水流路に備えた感温器を介して湯、水の混
合比を自動的に制御し、混合水温度を設定温度に維持す
る自動温度調節部と、これとは分離して弁体に設けられ
て吐出の開始、停止と流量の調節を行う開閉部を有する
ものであり、後者は温度調節部と開閉部を一体的に構成
してこれら両部の動作を1個のレバーハンドルの回転及
び傾動により夫々操作できるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) サーモスタットミキシングバルブは前述のように温度
の設定及び調節を行う温度調節部と、吐出の開始、停止
及び流量の調節行う開閉部が分離して設けられているた
め、操作に手間がかかる。
即ち、常に一定の温度の湯のみを吐出する場合には温
度調節部で一旦温度を設定した後は、開閉部を操作する
だけで良いが、既に設定してある温度とは異なる温度の
湯を吐出しようとするときには、その都度、温度調節部
を操作して温度を設定し直し、更に開閉部も操作しなけ
ればならず操作が面倒である。
一方、シングルレバー式湯水混合栓は、サーモスタッ
ト機能を有していないため、一旦温度を調節しても吐出
中に給水、給湯圧力が変化したり、給湯温度が変化する
と吐水温度が急変し、不快感を与えるばかりでなく火傷
の危険さえある。
本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑みてなされ
たもので、従来のサーモスタットミキシングバルブに比
べて操作性に優れ、かつシングルレバー式湯水混合栓に
比べて吐出温度の安定性に優れた湯水混合水栓、即ち、
操作性と吐水温度の安定性を兼備えた湯水混合水栓を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の湯水混合栓にあっ
ては、湯流路と、水流路と、吐出流路と、上記湯流路及
び水流路と吐出流路間に介装され感温器の作動により湯
と水を予め設定された適温に制御する自動温度調節部
と、上記自動温度調節部を経由せずに湯流路、水流路を
各別に吐出流路に連絡するバイパス湯路及びバイパス水
路と、1つの操作部の操作により自動温度調節部を経由
する湯、水の流動系、バイパス湯路を経由する湯の流動
系及びバイパス水路を経由する水の流動系、夫々の開閉
と流量を制御する開閉兼流量調節部を備えるものであ
る。
(作 用) 以上のように構成した湯水混合水栓にあっては、一旦
自動温度調節部で温度を設定しておけば、後は開閉兼流
量調節部のみを操作することにより、自動温度調節部で
設定調節した適温の湯、この適温の湯に所望量の熱湯又
は冷水を加えた高温又は低温の湯、熱湯又は冷水のみの
吐出の開始、停止と夫々の流量調節ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図乃至第7図は第1の実施例を示し、図中Aは本
体、Bは本体Aに装備した自動温度調節部(以下自動温
調部という)、Cは同様に本体Aに装備した開閉兼流量
調節部(以下開閉流調部という)であり、上記本体Aに
は湯流路1、水流路2、吐出流路3が内設され、湯流路
1の熱湯、水流路2の冷水は自動温調部B、開閉流調部
Cを順次経由して吐出流路3に流れるように構成されて
いる。
また、本体Aには湯流路1、水流路2を自動温調部B
を経由せずに直接開閉流調部C経由で吐出流路3に連絡
するバイパス湯路3、バイパス水路5も内設されてい
る。
自動温調部Bは、基本的には従来のサーモスタットキ
ミシングバルブにおけるそれであり、本体Aに相対向し
て形成された湯用及び水用夫々の温度調節弁座6,7と、
これら両弁座6,7間に配置され、一方で湯用温度調節弁
座6に対応して湯用制御弁aを、他方で水用温度調節弁
座7に対応して水用制御弁bを夫々構成し、一方の弁を
閉弁する方向への作動が他方の弁を開弁する方向への作
動となる温度調節弁体8と、温度調節弁体8背後に形成
されて開閉流調部Cに連絡する適温水流路9中に配置さ
れて上記温度調節弁体8に連係し、内部に収容したワッ
クスの熱膨張、収縮により設定位置から進退して上記温
度調節弁体8をその設定位置から進退移動させる感温器
10、該感温器10に連係しスピンドル11の回転操作により
感温器10を進退させてその位置を設定し、ひいては上記
温度調節弁体8の位置を設定する温度設定手段12により
構成されている。
そして、この実施例では上記自動温調部Bは本体Aに
対して横方向に設けられており、スピンドル11は本体A
側面に突出して温度調節ハンドル13を取り付けている。
開閉流調部Cは、本体Aに固定した円盤状の固定弁体
14と該固定弁体14に水密かつ摺動自在に重ね合わせられ
て可動弁体15とにより構成され、上記固定弁体14にはこ
れを厚さ方向に貫通して前記適温水流路9、バイパス湯
路4、バイパス水路5に夫々連絡する適温水流入孔16、
熱湯流入孔17、冷水流入孔18が開穿されている。
上記、各流入孔16,17,18は固定弁体14上にこれと同心
に描かれる同一の円の円周上にその円周に沿う円弧状に
形成されて、熱湯流入孔17、適温水流入孔16、冷水流入
孔18の順に配置されており、適温水流入孔16と他の2つ
の流入孔17,18との間には僅かな間隔が設けられてい
る。
可動弁体15は固定弁体14の径より小径ではあるが、こ
れを固定弁体14に重ね合わせたとき該弁体14から食み出
さない限りどの様な位置においても固定弁体14の前記3
つの流入孔16,17,18をカバーし得る程度の大きさの円盤
状に形成され、固定弁体14上にあらゆる方向への直線的
進退運動も円運動も可能な様に重ね合わせられる。
可動弁体15は、その下面、即ち固定弁体14との摺接面
に周縁部の一部を切欠いて吐出流路3に連絡するように
形成した流出部19が設けられており、該流出部19は固定
弁体14の3つの流入孔16,17,18とほぼ同じ大きさか若干
大きな円弧形状を有している。
また、可動弁体15はその背面において操作力伝達手段
20を介して本体A上部に設けたレバーハンドル21と連絡
する。レバーハンドル21はそのレバー21aを本体Aの正
面側に延ばして設けられている。
上記操作力伝達手段20はレバーハンドル21の回動操作
を可動弁体15の円運動に、上下傾動操作を直線方向の進
退運動に夫々変換するように構成されたもので、従来の
シングルレバー式湯水混合栓において周知の構造、形態
を有している。
ここで、開閉流調部Cの作動を説明する。第3図にお
いて、固定弁体14の3つの流入孔16,17,18は可動弁体15
により全て塞がれ、吐出は停止しており、この状態にお
いてレバーハンドル21のレバー21aは中央部にあって最
も上方の位置にある。
上記第3図の状態からレバー21aを最も下方位置にま
で押し下げると可動弁体15は後退し第4図の状態にな
り、流出部19が適温流入孔16と整合して自動温調部Bで
設定した適温の湯が吐出され、可動弁体15の後退過程に
おいて流量が増加する。
続いてレバー21aを右へ回転させると、可動弁体15も
右へ回転し、流出部19は適温流入孔16と冷水流入孔18の
双方に整合し、吐出流路3へは適温の湯に冷水が混合さ
れた低温の湯が流出する。この可動弁体15の回転の過程
において流出部19の適温水流入孔16と冷水流入孔18に対
する整合割合が反比例的に変化し、適温水流入孔16の整
合割合が減少し、冷水流量孔18の整合割合が増加する。
そして、更に左に回転させることにより第6図に示すよ
うに流出部19が冷水流入孔18のみに整合するようにな
り、冷水のみが吐出される。この状態でレバー21aを上
方に引き上げれば可動弁体15が前進し第7図に示すよう
に流出部19と冷水流入部18の整合は外れ冷水の吐出は停
止される。
また第4図の状態からレバー21aを左に回転させれ
ば、熱湯流入孔17においても上記冷水流入孔18に対する
のと同様の作動が行なわれる。
即ち、この実施例ではレバー21aの上下傾動、即ち可
動弁体15の進退により開閉及び流量の調節が行なわれレ
バー21aの回動操作、即ち可動弁体15の回転により温度
の調節が行なわれる。尚第2図において22は逆止弁であ
る。
次に第8図乃至第13図は開閉流調部Cの固定弁体14と
可動弁体15の他の実施例を示すもので、吐出流路3には
上記実施例において可動弁体15に切欠き形成した流出部
19に代えて固定弁体14に貫通開穿した流出孔23を介して
連絡するようになっており、可動弁体15には固定弁体14
の3つの流入孔16,17,18と流出孔23との連絡を開閉する
通路24が形成されている。
固定弁体14の3つの流入孔16,17,18は前示実施例同
様、固定弁体14上にこれと同心に描かれる同一の円の円
周に沿って熱湯流入孔17、適温流入孔16、冷水流入孔18
の順に配置され全体として三ヶ月状を呈するように形成
されており、流出孔23は上記3つの流入孔16,17,18によ
り形成される円弧内方に位置して大略キノコ状に開設さ
れている。
また可動弁体15の通路24は可動弁体15の固定弁体14へ
摺接面に凹設されて流入孔16,17,18に対応する入口凹部
24aと、流出孔23に対応する出口凹部24bを通孔24cで連
絡して形成し、出口凹部24bは可動弁体15が固定弁体14
上のいかなる位置にあっても流出孔23に必ず整合するよ
うな位置、形状を備えている。
上記通路24の入口凹部24aは適温流入孔16とほぼ同じ
大きさ、形状を有し、かつ3つの流入孔16,17,18に対し
て前示実施例における流出部19と3つの流入孔16,17,18
との関係に相当する関係を有し得るような位置に設けら
れている。
而して、この実施例においても、前示実施例同様レバ
ーハンドル21のレバー21aが本体A中央部にあって最も
上方位置にあるときには、第8図に示すように3つの流
入孔16,17,18は可動弁体15により全て塞がれており、こ
の状態からレバー21aを押し下げれば第9図に示すよう
に通路24の入口凹部24aが適温水流入孔16に整合して適
温の湯を吐出流路に流す。
続いてレバー21aを右へ回転させれば第10図の状態を
経て第11図の状態へと変化して、適温の湯へ冷水が混合
されその割合が漸増し冷水のみの吐出となる。そして、
再びレバー21aを引き上げれば第12図のように出口凹部2
4bと冷水流入孔18の整合は外れ、全ての流入孔16,17,18
は閉鎖状態となる。
また第10図の状態からレバー21aを左に回せば適温水
への熱湯の混合が行なわれる。そして入口凹部24aと各
流入孔16,17,18の整合状態においてレバー21aを上下に
動かすことにより両者の整合面積が増減し流量が調節さ
れる。
以上2つの実施例は、開閉流調部Cを自動温調部Bの
下流側に設けた、所謂先止め式のものであるが、第14図
乃至第21図に示すものは開閉流調部Cを自動温調部Bの
上流側に設け、元止め式とした実施例である。
元止め式は温度調節精度を出す上で有利である。この
実施例において自動温調部Bはカートリッジケース25に
収められて本体A内に配備されており、本体Aの湯流路
1、水流路2、吐出流路3はカートリッジケース25によ
り画成され、湯流路1、水流路2が開閉流調部Cを介し
て各々自動温調部Bの湯用制御弁a、水用制御弁bに連
絡すると共に吐出流路3には自動温調部Bの適温水流路
9が直接連絡している。尚、上記湯用制御弁aの湯用温
度調節弁座6、水用制御弁bの水用温度調節弁座7はカ
ートリッジケース25に形成されている。
上記自動温調部Cは本体Aに対して縦方向の配置とな
っており、スピンドル11がカートリッジ25上に突出して
いる。
カートリッジケース25は上端に設けたレバーハンドル
21の回動操作により軸心を中心にして所定角度回転し、
傾動操作により上下進退するように本体Aに挿入されて
いる。
上記スピンドル11はレバーハンドル21に覆われてお
り、レバーハンドル21を取り外すことによりドライバー
等の工具を用いて回動操作することができるようになっ
ている。
開閉流調部Cは円筒状に形成されてカートリッジケー
ス25の外周に嵌着し、カートリッジケース25と一体的に
回動及び進退するように設けられた可動弁体14と、湯流
路1及び水流路2に夫々配備され上記可動弁体15を水密
状に挾持する2つの固定弁体14(以下湯側固定弁体14
a、水側固定弁体14bという)とにより構成されている。
上記可動弁体15には、これを厚さ方向に貫通して湯路
26と水路27が形成されると共に外周面を上下方向に溝状
に凹欠してバイパス湯路4とバイパス水路5が形成さ
れ、湯側固定弁体14a、水側固定弁体14bには各々湯流路
1、水流路2に連絡する熱湯流入孔17、冷水流入孔18が
開穿される。
湯路26と水路27は各々可動弁体15内周側の開口が自動
温調部Bの湯側制御弁a、水側制御弁bに、外周側開口
が湯側固定弁体14aの熱湯流入孔17、水側固定弁体14bの
冷水流入孔18に夫々対応して湯流路1と湯側制御弁a、
水流路2と水側制御弁bの連絡を開閉し、かつその通水
面積を可変調節するもので平面より見て可動弁体15の中
心線上で対称位置に開設されているが、夫々の可動弁部
15内周側の開口は、湯側、水側制御弁a,bの上下高さ位
置の相違に応じて高さ位置がずれている。
従って、上記湯路26と水路27は可動弁体15の回動及び
上下進退により、可動弁体15外周側の開口の熱湯流入孔
17、冷水流入孔18に対する整合面積が正比例的に増減
し、平面的には可動弁体15がその回転範囲の中心位置に
あるときに熱湯流入孔17、冷水流入孔18に対して完全に
整合し(第18図参照)、回転範囲の両端まで回転した状
態でその整合が完全に外れ、また垂直的には可動弁体15
が最も下方へ前進したときに熱湯流入孔17、冷水流入孔
18に対して完全に整合し(第14図参照)、最も上方へ後
退した状態においてその整合が完全に外れる(第17
図)。
バイパス湯路4及びバイパス水路5は各々熱湯流入孔
17、冷水流入孔18に対応して湯流路1、水流路2を、自
動温調部Bを経由せずに吐出流路3に連絡するもので湯
路26に隣接してバイパス湯路4が、水路27に隣接してバ
イパス水路5が湯路26及び水路27を結ぶ線に対して同じ
側に設けられる。
そして、バイパス湯路4、バイパス水路5は湯路26お
よび水路27が熱湯流入孔17、冷水流入孔18に夫々完全に
整合している状態において熱湯流入孔17、冷水流入孔18
には整合せず(第18図)、可動弁体15の一方への回動に
より湯路26及び水路27の熱湯流入孔17及び冷水流入孔18
への整合がずれるとそのずれに略相当する分、一方、例
えばバイパス水路5が冷水流入孔18に整合(第19図)
し、同様に可動弁体15の逆方向への回動によりバイパス
湯路4が熱湯流入孔17に整合する。そして湯路26及び水
路27の熱湯流入孔17及び冷却流入孔18への整合が完全に
外れるとバイパス湯路4又はバイパス水路5のいずれか
が完全に整合する(第20図,第21図)ようになってい
る。
またバイパス湯路4、バイパス水路5は、平面的にみ
て熱湯流入孔17、冷水流入孔18に整合した状態におい
て、可動弁体15の上下進退により整合面積が増減し、可
動弁体15が最も後退した状態では熱湯流入孔17、冷水流
入孔18への整合が上方へ外れるように形成されている。
而して、この実施例のものは自動温調部Bの上流側に
おいて、開閉及び流量調節が行なわれ、レバーハンドル
21の上下傾動操作により吐出の開始、停止及び流量の調
節を行うことができ、レバーハンドル21の左右回転操作
により温度の調節を行うことができる。
即ち、レバーハンドル21のレバー21aが中央にあると
きはこれを引き上げることにより自動温調部Bで設定さ
れた適温の湯が吐出されるが、レバーハンドル21を左右
に回転させることにより適温の湯に熱湯を混合して高温
の湯とし、また冷水を混合して低温の湯とすることがで
き、その温度はレバーハンドル21の回転角度により、流
量はレバーハンドル21の上下角度により調節される。
この実施例は元止め式とするために、自動温調部Bと
開閉流調部Cをカートリッジにまとめ、レバーハンドル
21と連絡する開閉流調部Cとの可動弁体15を円筒形状と
なしてその回転により温度調節、上下操作により開閉及
び流量調節ができる構成としたが、先述した先止め式の
もの同様、相互に重ね合わせた平板状の固定弁体14と可
動弁体15により開閉流調部Cを構成するものにおいて元
止め式とすることも可能である。以下、これについて説
明する。
第22図乃至第26図は、開閉流調部Cの実施例であり、
この開閉流調部Cは自動温調部Bの上流側に設けられ
る。
固定弁体14は図示のように円盤の周縁部を2箇所対称
位置で切欠いて柄状突出部14aを設け、全体としてキノ
コ状に形成され、各々の切欠部30,30を図示していない
本体のバイパス湯路、バイパス水路への連絡部としてい
る。
また固定弁体14にはその柄状突出部14aに自動温調部
の湯側制御弁に連絡する熱湯流出孔23a、水側制御弁に
連絡する冷水流出孔23bが並列状に貫通開穿され、笠状
部14bには本体の湯流路、水流路に連絡する熱湯流入孔1
7、冷水流入孔18がこれも並んで開穿されている。
可動弁体15は固定弁体14の笠状部14bの円弧を延長し
て形成される円より小径な円盤からなり熱湯流入孔17、
冷水流入孔18と湯流出孔23a、水流出孔23bとの連絡及び
熱湯流入孔17、冷水流入孔18と前記切欠部30,30との連
絡を開閉する2つの通路24,24が形成されている。
通路24,24は夫々可動弁体15の固定弁体14への摺接面
に凹設されて上記流入孔17,18に対応する入口凹部24aと
流出孔23a,23bに対応する出口凹部24bを通孔24cで連絡
して形成されている。
上記通路24と熱湯、冷水流入孔17,18、湯水流出孔23
a,23b、切欠部30,30との関係は図示の通りであり、レバ
ーハンドル21が本体中央上部位置にあるときには第22図
に示すように通路24,24と2つの流入孔17,18の整合がな
く、湯、水を自動温調部Bへも、バイパス湯路、バイパ
ス水路へも流さない。
レバーハンドルを押し下げると可動弁体15は直進的に
後退し第23図のように2つの通路24,24は各々熱湯流入
孔17と湯流出孔23a、冷水流入孔18と水流出孔23bを連絡
し、湯と水は自動温調部に流れ、ここで適温に調整され
て吐出流路に流される。
この際、可動弁体15の後退に伴ない流量が増加する。
また、第23図の状態からレバーハンドル左又は右に回
動すれば第24図のように一方の通路24のみその入口凹部
24aが冷水又は熱湯流入孔(図示例では冷水流入孔18)
に整合し、該入口凹部24aに連絡する出口凹部24bが一方
の切欠部30に整合して、湯又は水(図では水)がバイパ
ス路を介して吐出流路に流れる。この過程において適温
水への熱湯又は冷水の流量が可変し温度が調節される。
そして、上記第24図の状態からレバーハンドルを引き上
げると可動弁体15は直線的に前進し通路30の入口凹部24
aと整合していた熱湯又は冷水流入孔(図面では冷水流
入孔18)が上記入口凹部24aから外れ、閉塞して吐出が
停止さる(第25図)。
次に第27図乃至第31図は閉塞流調部Cの他の実施例
で、固定弁体14を円盤状、可動弁体15を固定弁体14より
小径な円盤の周縁部を一部切欠いて流出部19を設けた形
状に形成して、この流出部19により湯流路とバイパス湯
路、水流路とバイパス水路の連絡を開閉するようにした
ものであり、固定弁体14と可動弁体15には上記第22図乃
至第26図に示した実施例同様の熱湯、冷水夫々の流入孔
17,18と流出孔23a,23b、これら熱湯流入孔17と湯流出孔
23a、冷水流入孔18と水流出孔23bの連絡を開閉する各専
用の通路24,24が設けられている。
上記各流入孔17,18、流出孔23a,23b、通路24,24の形
状、配置は図示の通りであり、通路24,24は上記実施例
同様流入孔17,18に対応する入口凹部24a,24aと流出孔23
a,23bに対応する出口凹部24b,24bを通孔24c,24cで連絡
した構造となっており、熱湯流入孔17と湯用通路24の入
口凹部24a、冷水流入孔18と水用通路24の入口凹部24aの
整合が共に全くない第27図の状態では止水し、この状態
から可動弁体15が直線的に後退して各流入孔17,18、流
出孔23a,23bと対応する各通路24,24の入口凹部24a,24
a、出口凹部24b,24bが共に整合した第28図の状態では湯
と水を夫々の流出孔23a,23bから自動温調部の湯側制御
弁、水側制御弁に流し、続いて可動弁体15が回転して該
弁体15の流出部19が冷水流入孔18、又は熱湯流入孔17に
整合した第29図の状態では冷水のみがバイパス水路を介
して吐出流路に流れ、上記第28図乃至第29図へ変化する
過程で自動温調部へ湯、水を流すと同時にバイパス水路
にも水を流す状態が生じ、更に可動弁体15の回転が進み
熱湯流入孔17、冷水流入孔18を共に閉塞する第30図の状
態では再び吐出が停止する。また第28図の状態から第29
図とは逆の方向に可動弁体15を回転させれば熱湯のみが
流れる。そしてどのような吐出の状態においても可動弁
体15の直接的な進退により流量が調節される。
(効 果) 本発明は以上のように構成したから以下に記載するよ
うな効果を奏する。
(1)一旦自動温度調節部で温度を設定しておけば、後
は開閉兼用流量調節部のみを操作するだけで、適温の湯
の吐出開始、停止及び流量調節は勿論、適温の湯に熱湯
又は冷水を加えて、高温の湯、低温の湯を得ることがで
きるので、前回設定した温度と異なる温度の湯を吐出さ
せようとする都度自動温度調節部を操作して温度を設定
し直す必要がなく、開閉操作と連続して温度の調節がで
き、操作性が極めて良い。
(2)最も使用頻度の高い温度に自動温度調節部で設定
しておけば、通常の使用の際、給湯圧力等の変化により
吐出温度が急変することがなく安全である。
また、適温湯に熱湯又は冷水を加えて使用していると
きに給湯圧力が変化しても、圧力変化の影響を受けるの
は適温湯に加えられる熱湯又は冷水側のみであり、吐出
水に対する影響は少ない。
従って吐水温度の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明湯水混合水栓の実施例を示し、第1図乃至
第13図には先止め式の湯水混合水栓への実施を、第14図
以下には元止め式の温水混合水栓への実施を示してあ
る。 第1図は先止め式の湯水混合水栓の縦断正面図、第2図
は縦断側面図、第3図乃至第7図は開閉兼流量調節部の
作動を説明する説明図、第8図乃至第12図は開閉兼流量
調節部の他の実施例を示す作動説明図、第13図は可動弁
体の断面図である。第14図は元止め式の湯水混合水栓の
縦断正面図で適温水吐出状態を示し、第15図はその縦断
側面図である。第16図は冷水吐出状態を示す縦断正面
図、第17図は止水時の状態を示す要部の正面縦断面図、
第18図乃至第21図は作動状態を第14図(a)−(a)線
で切断して示す横断面図、第22図乃至第26図は開閉兼流
量調節部の他の実施例を示し、第22図乃至第25図は作動
説明図、第26図は可動弁体の断面図である。第27図乃至
第31図は更に他の実施例を示し、第27図乃至第30図は作
動説明図、第31図は可動弁体の断面図である。 1:湯流路、2:水流路 3:吐出流路、4:バイパス湯路 5:バイパス水路、10:感温器 21:操作部(レバーハンドル) B:自動温度調節部(自動温調部) C:開閉兼流量調節部(開閉流調部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯流路と、水流路と、吐出流路と、上記湯
    流路及び水流路と吐出流路間に介装され感温器の作動に
    より湯と水を予め設定された適温に制御する自動温度調
    節部と、上記自動温度調節部を経由せずに湯流路、水流
    路を各別に吐出流路に連絡するバイパス湯路及びバイパ
    ス水路と、1つの操作部の操作により自動温度調節部を
    経由する湯、水の流動系、バイパス湯路を経由する湯の
    流動系及びバイパス水路を経由する水の流動系、夫々の
    開閉と流量を制御する開閉兼流量調節部を備えることを
    特徴とする湯水混合水栓。
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