JP2861144B2 - ディスクチャッキング機構 - Google Patents

ディスクチャッキング機構

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JP2861144B2 JP1298614A JP29861489A JP2861144B2 JP 2861144 B2 JP2861144 B2 JP 2861144B2 JP 1298614 A JP1298614 A JP 1298614A JP 29861489 A JP29861489 A JP 29861489A JP 2861144 B2 JP2861144 B2 JP 2861144B2
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、ディスクテーブル上に装着される光ディス
クや光磁気ディスク等のディスクを上記ディスクテーブ
ルと一体に回転可能となすように上記ディスクテーブル
に支持させるディスクチャッキング機構に関する。
B.発明の概要 本発明は、ディスクテーブル上に装着されるディスク
をディスクテーブルと一体に回転可能となすようにディ
スクテーブルに支持させるディスクチャッキング機構で
あって、ディスクが載置され回転駆動機構によって回転
操作されるディスクテーブルの中央部に配設されたディ
スクの中央孔と係合する係合体から進退可能に配設さ
れ、弾性部材により係合体の外方向へ突出する方向に付
勢された複数の球状部材によりディスクテーブル上に載
置されるディスクをディスクテーブル側に押圧支持させ
ることにより、小型かつ簡素な構成でありながら、ディ
スクが調心されて偏心のない状態にディスクテーブル上
に装着されるようにしたものである。
C.従来の技術 従来、光ディスクや光磁気ディスク等のように、ディ
スク状に形成された記録媒体が提案され、このディスク
状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行
うためのディスク装置が用いられている。
このディスク装置においては、上記ディスク状記録媒
体の信号記録面とこの信号記録面に情報信号の書込み及
び/又は読出しを行うピックアップ装置とを対向させた
状態で、このディスク状記録媒体を回転操作する必要が
ある。そのため、このディスク装置は、上記ディスク状
記録媒体を所定位置に保持するとともに駆動機構により
回転操作されるように構成されたディスクチャッキング
機構を有してなる。
このディスクチャッキング機構は、第8図に示すよう
に、駆動機構となるモータ101の駆動軸101aにリングス
トッパ102を介して取付けられディスク状記録媒体103が
載置されるディスクテーブル104と、このディスクテー
ブル104に対向して配設されこのディスクテーブル104と
共働して上記ディスク状記録媒体103を挟持するチャッ
キングプレート105とを有してなる。
上記モータ101は、モータ支持板106に取付けられてデ
ィスク装置の外筺体107内に支持されている。上記モー
タ支持板106は、外方よりの振動や衝撃を上記モータ101
に伝播しにくくなすように、上記外筺体107内に設けら
れたシャーシ108に対して、複数の弾性体109を介するこ
とにより、いわゆるフローティング状態に支持されてい
る。
上記リングストッパ102は、上記駆動軸101aに嵌入支
持される軸部102aと、上記駆動軸101aの先端側に位置さ
れるフランジ部102bとを有してなる。そして、上記軸部
102aの外周側に、上記ディスクテーブル104が嵌合支持
されている。したがって、上記フランジ部102bの上記モ
ータ101側となる下面は、上記ディスクテーブル104の上
面中央部に対向させられている。
そして、上記フランジ部102bと上記ディスクテーブル
104との間には、センターリング110が配設されている。
このセンターリング110は、中央部に透孔110aを有して
なり、この透孔110aを上記ストッパリング102の軸部102
aに外嵌装させ、上記フランジ部102bと上記ディスクテ
ーブル104との間において上記駆動軸101aの軸方向に移
動可能に支持されている。また、このセンターリング11
0と上記ディスクテーブル104との間にはセンタリングバ
ネ111が嵌装されており、このセンタリングバネ111は、
上記センターリング110を上記フランジ部102bの下面に
押圧させている。
また、上記センターリング110の外周面110aは、上
方、すなわち上記駆動軸101aの先端側ほど縮径されて略
円錐面となされている。この外周面110aは、上記フラン
ジ部102aの外周側を取り囲むようにして、外方に臨んで
いる。
上記チャッキングプレート105は、円盤状に形成さ
れ、上記外筺体107に取付けられた蓋体112の下面側に支
持されて、上記ディスクテーブル104に対向するように
配設されている。上記蓋体112は、第8図中矢印aで示
すように、上記ディスクテーブル104に対して接離方向
に移動可能となるように上記外筺体107に支持されて取
付けられている。
上記チャッキングプレート105の上方には、このチャ
ッキングプレート105よりも小径の円盤状に形成された
鍔部113を有してなる支持部材114が取付けられている。
そして、上記支持部材114は、上記蓋体112が上方に膨出
形成されて設けられた支持部材収納部115内に嵌入して
いる。この支持部材収納部115の下方側には、上記支持
部材114よりも大径であって上記鍔部113よりも小径とな
され上記支持部材114が挿通する開口部116aが設けられ
た保持板116が、上記支持部材収納部115を閉塞するよう
に取付けられている。したがって、上記チャッキングプ
レート115は、上記鍔部113が上記支持部材収納部115内
である範囲で上下方向に移動可能であり、また、回転自
在に支持されている。
上記チャッキングプレート105には中央部に円環状の
マグネット117が取付けられており、これらチャッキン
グプレート105とディスクテーブル104とは、このチャッ
キングプレート105が上記ディスクテーブル104に近接し
たときに互いに吸引しあうようになされている。
また、上記チャッキングプレート105の上記ディスク
テーブル104に対向する下面側の中央には、球状突起118
が設けられている。そして、上記フランジ部102bの上記
チャッキングプレート105に対向する上面側の中央部に
は、上記球状突起118が嵌入する円錐状凹部102cが設け
られている。上記チャッキングプレート105は、上記デ
ィスクテーブル104に押接されると、上記球状突起118が
上記円錐状凹部102cに嵌入することにより、上記ディス
クテーブル104に対してセンタリングされるようになさ
れている。
このように構成されたディスクチャッキング機構にお
いては、上記ディスク状記録媒体103は、このディスク
状記録媒体103の中央部に設けられたチャッキング孔103
aの内側が上記センターリング110の外周面110aに当接す
る状態に上記ディスクテーブル104上に載置され、上記
蓋体112が上記ディスクテーブル104側に移動操作される
と、第9図に示すように、上記チャッキングプレート10
5と上記ディスクテーブル104とにより挟持される。する
と、上記センターリング110の外周面110aが円錐状とな
されており、また、このセンターリング110が上記セン
タリングバネ111により上方側に付勢されていることに
より、上記チャッキング孔103aの内側が上記外周面110a
により押圧され、上記ディスク状記録媒体103の上記駆
動軸101aに対するセンタリングが行われる。
そして、上記モータ101が上記駆動軸101aを回転させ
ると、上記ディスク状記録媒体103は、上記ディスクテ
ーブル104及び上記チャッキングプレート105等とともに
一体的に回転操作される。
D.発明が解決しようとする課題 ところで、上述のようなディスクチャッキング機構に
おいては、上記ディスク記録媒体103が上記ディスクテ
ーブル104と上記チャッキングプレート105とに挟持され
て装着されたときに、上記チャッキングプレート105
は、上記ディスク状記録媒体103、上記ディスクテーブ
ル104、上記モータ101及び上記モータ支持板106等を介
して、上記シャーシ108に対してフローティング支持さ
れている。そのため、この状態においては、上記支持部
材114は、外方より伝播する衝撃や振動等により、上記
シャーシ108に対して、第9図中矢印mで示す所定範囲
内で移動可能となされている。
そして、このディスクチャッキング機構においては、
上記ディスク状記録媒体103が円滑に回転操作されるよ
うにするため、上述のように上記支持部材114が上記シ
ャーシ108に対して移動した場合にあっても、この支持
部材114が上記蓋体112等に当接することが防止されてい
る必要がある。したがって、上記支持部材収納部115
は、上記支持部材114が上記シャーシ108と上記モータ支
持板106との間のフローティング支持により移動可能な
範囲よりも大きく、すなわち、上記支持部材114との間
に第9図中矢印mで示す所定の空隙が形成されるように
構成する必要がある。
すなわち、上述のようなディスクチャッキング機構を
用いてなるディスク装置においては、上記支持部材収納
部115を形成するために上記蓋体112の中央部を上方側に
膨出させる必要があるため、装置構成の小型化、薄型化
が困難となされている。
また、上述のようなディスクチャッキング機構は、こ
のディスクチャッキング機構を構成する部品の点数が多
いため、組立て、製造が煩雑なものとなっている。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるも
のであって、ディスク装置の小型化、薄型化を図ること
ができ、また、組立て、製造が容易化されたディスクチ
ャッキング機構を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明
に係るチャッキング機構は、中央孔を有するディスクが
載置され、回転駆動機構によって回転操作されるディス
クテーブルと、このディスクテーブルの中央部に配設さ
れ、ディスクの中央孔と係合する係合体と、この係合体
から進退可能に配設されているとともに、弾性部材によ
り係合体の外方向へ突出する方向に付勢され、ディスク
テーブル上に載置されるディスクをディスクテーブル側
に押圧支持させる複数の球状部材とを備える。係合体に
は、複数の球状部材を各々突出させる複数の透孔が形成
されているとともに、複数の切り込み部が形成されるこ
とによって少なくとも一つの弾性変位部が設けられてい
る。
ここで、弾性変位部は、この弾性変位部の下端の外接
円の直径がディスクの中心孔よりも大きくなるように係
合体に複数設けられる。
F.作用 ディスクテーブル上に載置されるディスクは、ディス
クの中央孔と係合する係合体から進退可能に配設され、
弾性部材により係合体の外方向へ突出する方向に付勢さ
れた複数の球状部材によりディスクテーブル側に押圧支
持され、ディスクテーブルと一体に回転可能な状態とな
り、係合体に設けた弾性変位部により、ディスクの中央
孔が押圧されてディスクのディスクテーブルに対する偏
心の発生が抑えられる。
G.実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら
説明する。
本発明に係るディスクチャッキング機構は、第1図乃
至第3図に示すように、回転駆動機構となるモータ1の
駆動軸1aに嵌合して取付けられ記録媒体となるディスク
2が載置されるディスクテーブル3を有してなる。
上記モータ1は、第4図に示すように、このディスク
チャッキング機構が用いられるディスク装置を構成する
モータ支持板4に複数の止めネジ5により取付けられ
て、上記ディスク装置の外筺体6内に支持されている。
上記モータ支持板4は、外方よりの振動や衝撃を上記モ
ータ1に伝播しにくくなすため、上記外筺体6内に設け
られたシャーシ7に対して、ゴムやスプリング等からな
る複数の弾性体8を介することにより、いわゆるフロー
ティング状態に支持されている。
なお、上記モータ支持板4には、上記ディスク2に対
して情報信号の書込み及び/又は読出しを行う図示しな
い光学ピックアップ装置、あるいは、磁気ヘッド装置等
が、上記モータ1に対して接離方向に移動操作可能に設
けられている。
上記ディスクテーブル3は、第1図及び第2図に示す
ように、合成樹脂等の材料により一体的に形成され、略
円筒状に形成された軸部3aと、この軸部3aの上記モータ
1側となる下端側の外周側にフランジ状に設けられた略
円盤状の載置板部3bとを有してなる。上記軸部3aの中央
部には、上記駆動軸1aが嵌合される支持孔3cが設けられ
ている。また、上記載置板部3bの上面部の周縁側には、
円環状の突条からなるディスク当接部3dが設けられてい
る。
なお、上記支持孔3cの内面側には、上記駆動軸1aによ
るこのディスクテーブル3の支持を確実となすため、金
属からなる支持環9が上記駆動軸1aとの間に介在配設さ
れている。この支持環9は、上記ディスクテーブル3に
対して、例えば、いわゆるインサート成型等の手段によ
り取付けられている。
そして、上記軸部3aの上記駆動軸1aの先端側となる上
端側には、第1図乃至第3図に示すように、センタ部材
10が取付けられている。このセンタリング部材10は、デ
ィスク2の中心部に設けられたチャッキング用の中央孔
2aに係合する係合体となるキャップ部11と、このキャッ
プ部11内に収納支持される弾性部材となるO−リング12
及び複数の球状部材となる3個の鋼球13とから構成され
る。
上記キャップ部11は、合成樹脂等の材料により一体的
に形成されてなり、上記ディスクテーブル3の軸部3aの
外周側に嵌合する支持部11aと、この支持部11aの上端側
の外周側にフランジ状に設けられる天板部11bと、この
天板部11bの外周縁より上位ディスクテーブル3側に垂
下されるように設けられた側壁部11cとを有してなる。
上記側壁部11cの外周面は、上方、すなわち上記駆動軸1
aの先端側ほどやや縮径されて略円錐状となされてい
る。この側壁部11cは、第3図中矢印D1で示す上記ディ
スクテーブル3側となる下端側の外周面の直径が上記中
央孔2aよりもやや小径となるように形成されている。ま
た、上記側壁部11cの下端側には、外周側にフランジ部1
1dが設けられている。
そして、上記天板部11bより上記側壁部11c及び上記フ
ランジ部11dに亘って、三対の切り込み部14が略120゜間
隔で設けられている。それぞれ対をなす切り込み部14,1
4間は、上記支持部11aに対する接離方向に弾性変形可能
な変位部15となされている。これら各変位部15は、第3
図中矢印D2で示すこれら変位部15の上記側壁部11cの下
端側に対応する部分の外周面を含む外接円の直径が、上
記中央孔2aよりもやや大径となるように形成されてい
る。
このキャップ部11は、上記ディスクテーブル3に取付
けられると、上記フランジ部11dが上記載置板部3bの上
面側に設けられた円環状の溝部3eに嵌入するようになさ
れている。したがって、上記各変位部15は、上記フラン
ジ部11dの一部をなす先端側を上記溝部3e内に嵌入さ
せ、この先端側が該溝部3e内を移動する範囲で変位可能
となされている。
そして、上記キャップ部11内に収納される上記O−リ
ング12は、合成ゴム等の材料により円環状に形成されて
なり、上記支持部11aの周囲を囲むようにして配設され
ている。
上記各鋼球13は、上記O−リング12の上側の外周側寄
りに接触して、このO−リング12と上記キャップ部11と
に挟持されるうようにして支持されている。この鋼球13
は、それぞれ上記変位部15,15間に位置するように略120
゜間隔で配置されている。
そして、上記キャップ部11には、これら鋼球13に対応
して、これら鋼球13を外方に臨ませる透孔16が設けられ
ている。これら透孔16は、上記天板部11bより上記側壁
部11cに亘るスリット状に形成され、上記天板部11bにお
いてはこの天板部11bの径方向に放射状に設けられ、上
記側壁部11cにおいてはこの側壁部11cの上端側より下端
側に亘る上下方向に設けられている。また、上記各透孔
16は、上記天板部11bにおいては上記鋼球13の直径より
も狭い幅となされ、上記側壁部11cにおいては上記鋼球1
3の直径に略等しい幅となされている。そして、上記天
板部11bの下面部にはこの天板部11bにおける上記各透孔
16の両側部にこれら透孔16より下方に向けてテーパ状に
開くように形成された一対の傾斜部16aが設けられてい
る。この傾斜部16aは、下方側が上記側壁部11cにおける
透孔16の内側縁に連続している。
上記各鋼球13は、上記キャップ部11内において、それ
ぞれ上記一対の傾斜部16a間に挟持されるようにしてこ
れら傾斜部16aに当接している。したがって、上記鋼球1
3は、第1図中矢印Aで示すように、上記一対の傾斜部1
6aに沿って、上記天板部11bの径方向に移動可能であ
る。
そして、上記キャップ部11のフランジ部11dには、上
記各透孔16内に対応して臨むようにして、3本の係止突
起17が突設されている。これら係止突起17は、先端部17
aを上記各鋼球13に当接させて、これら鋼球13の上記キ
ャップ部11の外方側への移動を規制している。上記先端
部17aは、上記鋼球13に対応する凹球面に形成されてい
る。
上記各鋼球13は、上記O−リング12、上記一対の傾斜
部16a及び上記係止突起17の先端部17aにより、位置決め
されて支持されている。このように位置決めされた上記
各鋼球13は、上記透孔16を介して、上記側壁部11cの外
方側に直径の略々30%乃至50%程度を突出させている。
このとき、上記各鋼球13は、第3図中矢印D3で示すこれ
ら鋼球13の外方側となされた部分を含む外接円の直径
が、上記中央孔2aよりも大径となるように、位置決めさ
れている。そして、これら鋼球13は、上記キャップ部11
の内方側、すなわち、上記軸部11aに接近する方向に移
動されると、上記O−リング12を押圧してこのO−リン
グ12を弾性変形させるので、上記キャップ部11の外方向
に突出する方向に付勢される。
なお、上記ディスク装置の外筺体6には、第4図に示
すように、上記ディスク2を覆う程度の大きさに形成さ
れた蓋体18が、上記ディスクテーブル3に対して第4図
中矢印Bで示す接離方向に移動可能となるように、支軸
18aを介して回動可能に支持されて取付けられている。
上述のように構成された本発明に係るディスクチャッ
キング機構において、上記ディスク2を装着するには、
装着するディスク2の中央孔2aを上記センタリング部材
10に外嵌装させる。このとき、上記中央孔2aの内側部
は、第5図に示すように、上記各鋼球13の上記側壁部11
cより外方に突出した部分に当接し、これら鋼球13を、
第5図中矢印Cで示すように、上記キャップ部11の内方
側に移動させる。すると、これら鋼球13は、上記O−リ
ング12を弾性変形させる。
上記ディスク2が、さらに上記ディスクテーブル3に
接近するように移動され、該ディスクテーブル3に載置
されると、このディスク2の中央孔2aの内側部は、第6
図に示すように、上記各鋼球13に当接した状態で、これ
ら鋼球13の上記側壁部11cより外方に突出した部分と上
記ディスクテーブル3との間に位置されるようになる。
このとき、上記各鋼球13は、上記中央孔2aの内側部の上
縁部に当接している。したがって、上記O−リング12
は、上記各鋼球13を介して、上記中央孔2aの内側部の上
縁部を、第6図中矢印Dで示すように、上記キャップ部
11の外方側の斜め下方向に押圧している。すなわち、上
記O−リング12は、上記ディスク12を、上記駆動軸1aに
対してセンタリングするとともに、上記ディスクテーブ
ル3に対して押圧支持している。
また、このとき、上記各変位部15は、上記中央孔2aの
内側部が当接することにより、上記キャップ部11の内方
側に弾性変位されている。したがって、これら変位部15
は、上記中央孔2aの内側部を押圧し、上記ディスク2を
上記駆動軸1aに対してセンタリングする。
このようにして、上記ディスク2が上記ディスクテー
ブル3に位置決めされて装着され、上記モータ1が上記
駆動軸1aを回転させると、上記ディスク2は、上記ディ
スクテーブル3とともに回転操作されるとともに、上記
光学ピックアップ装置、あるいは、磁気ヘッド装置等に
より、情報信号の書込み及び/又は読出しを行われる。
なお、本発明に係るディスクチャッキング機構を用い
てなるディスク装置においては、第7図に示すように、
このディスク装置を構成する蓋体18を平板状に形成する
ことが可能であり、また、この蓋体18の上面側には、上
記ディスクテーブル3の位置に対応する中央部に各種表
示装置19や、スイッチや押釦等の操作装置20を容易に取
付けることができる。
また、本発明に係るディスクチャッキング機構は、上
述の実施例に限定されず、例えば、4個以上の鋼球13を
用いて構成するようにしてもよい。この場合には、上記
透孔16は、これら鋼球13に対応させて4箇所以上に設け
るようにする。また、上記変位部15も、4箇所以上に設
けるようにしてもよい。
さらに、本発明に係るディスクチャッキング機構を構
成する弾性部材は、上述の実施例中のO−リングの如き
円環状のものに限定されず、複数の球状部材にそれぞれ
対応して配設されるように、複数に分割された形状のも
のとしてもよい。
H.発明の効果 上述したように、本発明に係るチャッキング機構は、
ディスクテーブルの中央部に配設される係合体に複数の
球状部材を各々突出させる複数の透孔が形成されている
とともに、係合体には複数の切り込みが形成されること
によって少なくとも一つの弾性変位部が設けられている
ので、球状部材によってディスクテーブルに載置された
ディスクをチャッキングすることができ、ディスクをチ
ャッキングするための機構を簡単な構成で実現でき、部
品点数の削減のみならず、チャッキング機構自体の薄型
化、小型化を図ることができるとともに、係合体に複数
の切り込みを設けることによって形成された弾性変位部
によりディスクの偏心を吸収することがすることができ
るので、ディスクテーブルと回転中心を一致させて回転
駆動できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスクチャッキング機構の構成
を示す拡大分解斜視図であり、第2図は上記ディスクチ
ャッキング機構の構成を示す拡大縦断面図であり、第3
図は上記ディスクチャッキング機構の構成を示す拡大平
面図である。 第4図は上記ディスクチャッキング機構を用いて構成さ
れたディスク装置の構成を示す分解斜視図である。 第5図は上記ディスクチャッキング機構のディスクが装
着される途中の状態を示す拡大縦断面図であり、第6図
は上記ディスクチャッキング機構のディスクが装着され
た状態を示す拡大縦断面図である。 第7図は上記ディスク装置の外観を示す斜視図である。 第8図は従来のディスクチャッキング機構及びこのディ
スクチャッキング機構を用いてなるディスク装置の構成
を示す縦断面図であり、第9図は上記従来のディスクチ
ャッキング機構のディスクが装着された状態を示す拡大
縦断面図である。 1……モータ 1a……駆動軸 2……ディスク 2a……中央孔 3……ディスクテーブル 10……センタリング部材 11……キャップ部 12……O−リング 13……鋼球

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央孔を有するディスクが載置され、回転
    駆動機構によって回転操作されるディスクテーブルと、 上記ディスクテーブルの中央部に配設され、上記ディス
    クの中央孔と係合する係合体と、 上記係合体から進退可能に配設されているとともに、弾
    性部材により上記係合体の外方向へ突出する方向に付勢
    され、上記ディスクテーブル上に載置されるディスクを
    上記ディスクテーブル側に押圧支持させる複数の球状部
    材とを備え、 上記係合体には、上記複数の球状部材を各々突出させる
    複数の透孔が形成されているとともに、複数の切り込み
    部が形成されることによって少なくとも一つの弾性変位
    部が設けられてなるディスクチャッキング機構。
  2. 【請求項2】上記弾性変位部は、当該弾性変位部の下端
    の外接円の直径が上記ディスクの中央孔よりも大きくな
    るように上記係合体に複数設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のディスクチャッキング機構。
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