JP2842521B2 - 交換型記憶装置並びに記録媒体カートリッジ並びにカード型装置用スロットの利用方法 - Google Patents

交換型記憶装置並びに記録媒体カートリッジ並びにカード型装置用スロットの利用方法

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JP2842521B2 JP7302979A JP30297995A JP2842521B2 JP 2842521 B2 JP2842521 B2 JP 2842521B2 JP 7302979 A JP7302979 A JP 7302979A JP 30297995 A JP30297995 A JP 30297995A JP 2842521 B2 JP2842521 B2 JP 2842521B2
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機、パーソナ
ルコンピュータ、携帯情報端末等に利用される記録媒体
が交換可能な交換型記憶装置に関するものである。ま
た、本発明は、交換型記憶装置に用いられる記録媒体駆
動アクチュエータ、ヘッド駆動アクチュエータ及び記録
媒体カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図80は、記録媒体の交換が可能な記憶
装置で、例えば、日本特許特開平06−119699号
公報に開示された従来のフレキシブルディスク装置(以
後、FDDと略す)を示す一部断面斜視図である。特
に、図の例は、記録媒体がシャッター付きのハードケー
スからなる、いわゆる記録媒体カートリッジに格納され
た3.5インチFDDの例を示す。また、図81は、上
記FDDの一部断面図、図82は、図81の上面図であ
り、上記記録媒体カートリッジとこの記録媒体カートリ
ッジの位置決めを行う位置決め手段との関係を示してい
る。図において、1はFDD本体、2は記録再生ヘッ
ド、3は記録再生ヘッド2を支持するキャリッジ、4は
ヘッドアームである。5はキャリッジ3を駆動すること
で記録再生ヘッド2の駆動を行うヘッド駆動アクチュエ
ータであり、ステップモータ6、リードスクリュウ7、
ニードル8及びガイドロッド(図示せず)を備え、この
ニードル8は、リードスクリュウ7に係合している。ま
た、10はフレーム、11は外部の専用スロット80を
取り付ける取付部、12はガイド溝、13はカバー(シ
ールド)である。14は回路基板、15はカートリッジ
ホルダ、16はカムフォロア、17はシャッターオープ
ナである。カートリッジホルダ15はカムフォロア1
6、シャッターオープナ17等と係合している。また、
20はスライドカム部であり、カム溝21、イジェクト
ボタン22から構成され、イジェクトレバー23と係合
している。
【0003】また、30は記録媒体カートリッジであ
り、記録媒体31、アッパーシェル32aとロアーシェ
ル32bから成るカートリッジケース32より構成され
る。記録媒体31は、ハブ33により保持され、カート
リッジケース32には、シャッター34及びウィンドウ
35が設けられている。また、カートリッジケース32
には、記録媒体31に一度記録した情報を消さないため
の書き込み禁止孔32cが設けられている。また、カー
トリッジケース32内には、書き込み禁止孔32cを開
いた状態の時に書き込み禁止とし、塞いだ時に情報を書
き込める状態にするための樹脂製のスライド部材36が
搭載されている。
【0004】40は記録媒体31を回転させる記録媒体
駆動アクチュエータであり、回路基板14、ステータ4
1、ロータ42、駆動ピン43、チャッキングマグネッ
ト44、ハウジング45、ベアリング46、ステータヨ
ーク47及びスピンドル軸48により構成されている。
ロータ42の外周の一部には、記録媒体31の1回転中
の所定位置をインデックス信号として検出するためのイ
ンデックスマグネット39aが固着されている。そし
て、回路基板14には、上記インデックス信号を検出す
るためのインデックスセンサ39bが、インデックスマ
グネット39aと対向する位置に調整可能に取り付けら
れ、また、記録媒体31が記録再生位置にセットされた
ことを検出するディスクインスイッチ37と、記録媒体
31への書き込み禁止を検出するライトプロテクトスイ
ッチ38がそれぞれ固着されている。インデックスセン
サ39bは、通常、ホール素子等が使用され、機械的に
位置が調整できるようなケース(不図示)に搭載されて
いる場合が多い。
【0005】ライトプロテクトスイッチ38は、プッシ
ュスイッチと呼ばれるものを使用する場合が多く、情報
が書き込み可能な状態の時には、ライトプロテクトスイ
ッチ38のスイッチ先端部38aは、上記スライド部材
36により下に押される。逆に、書き込み禁止状態の場
合は、スイッチ先端部38aはフリー状態となるため、
下に押されている時よりも上に上がっている。
【0006】ディスクインスイッチ37もライトプロテ
クトスイッチ38と同一形状、もしくは一体形状をして
いる場合が多く、記録媒体カートリッジ30が記録再生
位置にセットされた状態、いわゆるロード状態の時に
は、ディスクインスイッチ37の先端部37aは、カー
トリッジケース32のロアーシェル32b、或いは、書
き込み禁止孔32cを開けたり、塞いだりする上記スラ
イド部材36により下に押される。逆に、記録媒体31
に記録再生が不可能な状態、いわゆる、アンロード状態
の時には、上記スイッチ先端37aは上に上がってい
る。
【0007】ステータ41とロータ42の関係は、いわ
ゆるアウタロータ型といわれるもので、中心部にステー
タ41を配置し、その周囲にロータ42を配置する構成
となっている。70はインタフェースコネクタ、80は
外部の専用スロット、81は取付ネジ、82は外部のケ
ーブル、83は外部のコネクタである。一般にFDD本
体1は、外部、例えば、パーソナルコンピュータや情報
処理端末等の専用スロット80に取付ネジ81等で固定
され、インタフェースコネクタ70は、上記外部からの
フレキシブルなケーブル82に結合されたコネクタ83
と接合される。
【0008】次に、動作を図を用いて説明する。FDD
本体1が記録媒体31に対して記録再生が不可能な状
態、いわゆる、アンロード状態から記録再生が可能とな
るロード状態に移行するまでの説明を行う。FDD本体
1に記録媒体カートリッジ30が挿入される時には、記
録媒体カートリッジ30は、カートリッジホルダ15に
保持されるとともに、少なくともスライドカム部20の
カム溝21とカムフォロア16によって持ち上げられて
おり、記録媒体駆動アクチュエータ40の中心にあるス
ピンドル軸48を乗り越える高さで挿入される。次に、
この記録媒体カートリッジ30の中心がスピンドル軸4
8の近傍まできた時には、シャッターオープナ17によ
ってシャッター34が開扉され、更に、イジェクトレバ
ー23を回動させて、スライドカム部20のラッチが解
除されて、カム溝21によってカートリッジホルダ15
が下がる。同時に、カートリッジホルダ15に当接して
フレーム側に付勢されている記録再生ヘッド2を持つヘ
ッドアーム4が回動する。記録媒体カートリッジ30が
所定の位置まで降下すると、記録媒体31の一部である
ハブ33に開けられている2ヶ所の穴33a,33b
が、各々スピンドル軸48と駆動ピン43に嵌合するこ
とで記録媒体31の位置決めが行われる。スピンドル軸
48と嵌合する穴33aは四角形であり、また、駆動ピ
ン43に嵌合する穴33bは、一部分が半径方向に延び
ているため、駆動ピン43の回転によってハブ33に矢
印Hに示す半径方向に偏芯力が働き、スピンドル軸48
と嵌合する穴33aに生じるガタが取り除かれる。ま
た、上記ハブ33は、磁性材でできており、上記記録媒
体駆動アクチュエータ40に備えられた記録媒体駆動伝
達手段であるチャッキングマグネット44に吸引保持
(チャッキング)される。この後、記録再生ヘッド2を
支持するキャリッジ3は、ヘッド駆動アクチュエータ5
により駆動し、記録再生ヘッド2を記録媒体31の記録
面まで移動させることで、記録媒体31に対する記録再
生が可能となり、ロード状態が完了する。
【0009】そして次に、記録媒体カートリッジ30が
ロード状態からアンロード状態に回帰するまでの動作に
ついて説明する。
【0010】イジェクトボタン22を所定の位置まで押
圧することで、カートリッジホルダ15は、カム溝21
に沿って上昇する。上昇途中でカートリッジホルダ15
がヘッドアーム4に当接し回動させることにより、上下
の記録再生ヘッド2が記録媒体31から離反する。上昇
したカートリッジホルダ15とともに記録媒体カートリ
ッジ30がスピンドル軸48を乗り越えられる位置にま
で到達すると、シャッター34とシャッターオープナ1
7の係合状態が解除され、シャッター34が閉扉される
とともに、シャッターオープナ17によってカートリッ
ジホルダ15が排出される。カートリッジホルダ15
は、スライドカム部20とイジェクトレバー23のラッ
チによって、降下するのを束縛され、当接して回動して
いたヘッドアーム4が、両記録再生ヘッド2の拡開状態
の維持することで、アンロード状態になる。
【0011】また、図83は、図80における従来のヘ
ッド駆動アクチュエータ5の内部を示す一部断面斜視図
であり、この中でステップモータ6は、いわゆるクロウ
ポール型モータと言われ、ラジアル着磁の円筒形ロータ
61と、この円筒形ロータ61の外周にクロウポールス
テータ65が配置され、更に、その外周に円環状のステ
ータコイル66が巻回される構成となっている。この様
な構成のステップモータ6でキャリッジ3を駆動するた
めに必要なトルクを出力するには、このステップモータ
6の厚さWは、10.0mm程度になる。
【0012】また、図84は別の従来例であり、例え
ば、日本特許特開平5−181565号公報に示され
た、いわゆるICメモリカード等の交換形記憶装置を示
す図である。図において、1aはICメモリカード、1
bは磁気ディスク記憶装置で、11bはスロットガイ
ド、70aはICメモリカード1aのインタフェースコ
ネクタ、70bは磁気ディスク記憶装置1bのインタフ
ェースコネクタ、80aはICメモリカードスロット、
85aはパーソナルコンピュータなどの携帯形情報端末
である。一般に、この種のICメモリカードは、PCカ
ードとも呼ばれ、米国での拡張ICカード標準化団体で
あるPCMCIA(Personal Compute
r Memory Card Associatio
n)が規格を定めている。このPCMCIAによるカー
ドの幅は、一律54.0mmであるが、厚さについて
は、次に示すサイズがある。 タイプ1:厚さ 3.3mm タイプ2:厚さ 5.0mm タイプ3:厚さ10.5mm また、現在携帯形情報端末85aに汎用的に使用されて
いるものは、ICメモリカード1aであり、インタフェ
ースコネクタ70aは、上記タイプ2の厚さ5.0mm
に相当する規格が使用されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯形情報端末
85aに使用する交換型記憶装置として、小型で携帯に
便利なICメモリカード1aが良く使用されている。し
かし、このICメモリカード1aには、以下のような問
題点がある。 (1)ICメモリカード内の記録媒体はICメモリであ
り、このICメモリのみの交換はできないため、交換す
る時にはICメモリカードそのものを交換する必要があ
る。 (2)現在、ICメモリそのものの単価が高いため、I
Cメモリカードの単価も高い。 (3)上記(1),(2)の理由により、記録媒体の交
換のためにICメモリカードを使用すると、コストが高
くなる。
【0014】このため、記録媒体カートリッジ30の価
格が安く、かつ、記録媒体の交換が簡単にできるFDD
を小型化、薄型化して、上記ICメモリカードの代用と
する動きがある。しかし、そのためにはFDDをPCM
CIAのタイプ2の規格に適合するようなサイズ(厚さ
5.0mm、幅54.0mm)に合わせ、このPCMC
IAのタイプ2の規格のICメモリカード1aが挿入さ
れるスロットのサイズに合わせて作成しなければならな
いが、それには以下のような問題点がある。 (1)FDDに記録媒体カートリッジ30を挿入する時
には、図82に示すように矢印Xの方向に挿入すると、
シャッター34がシャッターオープナ17によってY方
向に開けられる。この時、記録再生ヘッド2が図示のS
の部分を乗り越えるために、ヘッドアーム4は大きく上
下動しなければならない。そのため、FDD1の装置厚
さは、少なくとも記録媒体カートリッジ30、記録再生
ヘッド2、ヘッドアーム4及びキャリッジ3を加えた厚
さを確保しなければならないために、薄型化が難しい。 (2)記録媒体(ディスク)31のチャッキング構造
が、スピンドル軸48と駆動ピン43にハブ33を嵌合
する構造なので、記録媒体カートリッジ30をロード・
アンロードさせる際、スピンドル軸48又は駆動ピン4
3とハブ33との嵌合長さ以上に記録媒体カートリッジ
30を上下動させなければならなめ、この上下動が可能
な分の厚さを確保しなければならない。そのため、少な
くともスピンドル軸48と記録媒体カートリッジ30を
加えた厚さを確保しなければならないために、薄型化が
難しい。 (3)現在のヘッド駆動アクチュエータ5の構成で薄型
化を図るためには、ステータコイル66の巻回回数を減
らすことが考えられるが、そうなるとキャリッジ3を駆
動するために必要なトルクを得ることは難しくなる。 (4)現在の記録媒体駆動アクチュエータ40の構造で
薄型化を図るためには、ステータ41の巻回回数を減ら
すことが考えられるが、そうなると、記録媒体31を駆
動するために必要なトルクを得ることは難しくなる。 (5)従来の交換型記憶装置、及び記録媒体カートリッ
ジは、ディスクインスイッチ37及びライトプロテクト
スイッチ38のそれぞれの先端部37a,38aが上下
動するだけの記憶装置としての高さと、記録媒体カート
リッジとしての高さが必要で、薄型化が難しかった。 (6)また、インデックスセンサ39bは、ホール素子
から成っているため、ある程度の大きさが必要で、ま
た、対向するインデックスマグネット39aを取り付け
るだけの面積がロータ42には必要になるため、小型化
が難しい。そして、記録媒体31の機械的位置を検出す
るインデックスセンサ39bは、記録媒体31がチャッ
キングマグネット44等によりロータ42に装着された
時、記録媒体31のある位置と、インデックスマグネッ
ト39a及びインデックスセンサ39bの位置が一致す
るように組立・調整する必要がある。
【0015】この発明は、上記FDDに代表される記録
媒体の交換が可能な交換型記憶装置の小型化・薄型化に
係わる問題点を解決して、上記ICメモリカードの代用
が可能な交換型記憶装置を得ることを目的とする。ま
た、薄型化された交換型記憶装置に用いられる記録媒体
駆動アクチュエータ並びにヘッド駆動アクチュエータ並
びに記録媒体カートリッジを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交換型記
憶装置は、情報処理装置に設けられたカード型装置用ス
ロットに対して挿入されて保持される筐体と、上記筐体
に対して記録媒体を収納した記録媒体カートリッジを挿
脱自在とする挿脱手段と、上記筐体に内蔵され、記録媒
体に対してアクセスを行うヘッドと、上記筐体に内蔵さ
れ、上記ヘッドを移動位置決めするヘッド駆動アクチュ
エータと、上記筐体に内蔵され、上記記録媒体を駆動す
る記録媒体駆動アクチュエータと、上記筐体に内蔵さ
れ、挿入された上記記録媒体を所定位置に位置決めする
位置決め手段と、上記筐体に内蔵され、上記記録媒体に
上記記録媒体駆動アクチュエータの駆動力を伝達する駆
動力伝達手段と、筐体に設けられ、上記情報処理装置と
記録媒体との間で情報を授受する情報授受手段とを備え
たことを特徴とする。
【0017】記録媒体は、位置決め部を備えた回転する
ディスクであり、位置決め手段は、挿入される上記記録
媒体に対して回避可能に突出しているとともに、上記記
録媒体に設けた位置決め部と係合して記録媒体を所定位
置に位置決めすることを特徴とする。
【0018】位置決め手段は、挿入される上記記録媒体
の位置決め部に係合する凸部と、この凸部を記録媒体側
の方向に突出する方向に付勢する付勢手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】凸部と付勢手段は、一体形であることを特
徴とする。
【0020】記録媒体は、被駆動部を備え、駆動力伝達
手段は、記録媒体の被駆動部に吸着して記録媒体駆動ア
クチュエータ駆動力を記録媒体に伝達する吸着部を備え
るとともに、この吸着部を少なくとも上記記録媒体の挿
入方向に可動自在に設けたことを特徴とする。
【0021】駆動力伝達手段は、上記吸着部を中央に配
置し、位置決め手段は、凸部を吸着部の周囲に複数設け
ていることを特徴とする。
【0022】ヘッド駆動アクチュエータは、円筒状回転
部を有しヘッドに駆動力を与えるロータと、上記ロータ
の円筒状回転部の外周面に対向して並設されたステータ
を備えたことを特徴とする。
【0023】挿脱手段は、挿脱手段による記録媒体の挿
脱時にヘッドを記録媒体駆動アクチュエータの厚み範囲
内で回避させるヘッド回避手段を備えたことを特徴とす
る。
【0024】位置決め手段は、挿入される記録媒体が所
定位置に位置決めされるまでの過程で、上記駆動力伝達
手段の吸着部と上記記録媒体の被駆動部を離間し、上記
記録媒体が所定位置まで挿入されると、上記駆動力伝達
手段の吸着部と上記記録媒体の被駆動部とを係合させる
係合手段を備えたことを特徴とする。
【0025】係合手段は、上記駆動力伝達手段の吸着部
と上記記録媒体の被駆動部とのいずれか一方に設けられ
た凸部と、いずれか他方に設けられた凹部であることを
特徴とする。
【0026】係合手段は、上記駆動力伝達手段の吸着部
と上記記録媒体の被駆動部とのいずれか一方に設けられ
た環状の凹溝と、いずれか他方に設けられた複数の突出
部であることを特徴とする。
【0027】この発明に係る交換型記憶装置は、情報を
記録し、被駆動部により回転する記録媒体に対して記録
と再生を行うヘッドと、上記ヘッドを移動位置決めする
ヘッド駆動アクチュエータと、上記記録媒体を駆動する
記録媒体駆動アクチュエータと、上記記録媒体の被駆動
部に上記記録媒体駆動アクチュエータの駆動力を伝達す
る駆動力伝達手段と、挿入される上記記録媒体を所定位
置に位置決めする位置決め手段と、上記記録媒体が挿入
されないときには、上記ヘッドを上記記録媒体駆動アク
チュエータの存在する方向へ回避させるヘッド回避手段
を備えたことを特徴とする。
【0028】この発明に係る交換型記憶装置は、情報を
記録し、被駆動部により回転する記録媒体に対して記録
と再生を行うヘッドと、上記ヘッドを移動位置決めする
ヘッド駆動アクチュエータと、挿入される上記記録媒体
を所定位置に位置決めする位置決め手段と、駆動相数に
等しい複数のセンターコアを1ブロックとしてステータ
コアの内側に設け、コイルを巻回した筒状のコイルボビ
ンを上記センターコアに挿入して形成したステータと、
上記ステータの内側に設けられて上記記録媒体を駆動す
るロータを備えた記録媒体駆動アクチュエータと、上記
記録媒体の被駆動部に上記記録媒体駆動アクチュエータ
の駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備えたことを特
徴とする。
【0029】この発明に係る交換型記憶装置は、情報を
記録し、被駆動部により回転する記録媒体に対して記録
と再生を行うヘッドと、上記記録媒体を駆動する記録媒
体駆動アクチュエータと、挿入される上記記録媒体を所
定位置に位置決めする位置決め手段と、上記記録媒体の
被駆動部に上記記録媒体駆動アクチュエータの駆動力を
伝達する駆動力伝達手段と、円筒状回転部を有しヘッド
に駆動力を与えるロータと、上記ロータの円筒状回転部
の外周面に対向して並設されるとともに、上記ロータの
長手方向に沿って筒状に巻回されたコイルを有するステ
ータを設けたヘッド駆動アクチュエータとを備えたこと
を特徴とする。
【0030】この発明に係る交換型記憶装置は、情報を
記録し、被駆動部により回転する記録媒体の記録と再生
を行うとともに、挿脱される記録媒体に対する回避量
が、上記記録媒体を保持する記録媒体カートリッジの厚
さの範囲内であるヘッドと、上記ヘッドを移動位置決め
するヘッド駆動アクチュエータと、上記記録媒体を駆動
する記録媒体駆動アクチュエータと、挿入される上記記
録媒体を所定位置に位置決めする位置決め手段と、上記
記録媒体の被駆動部に上記記録媒体駆動アクチュエータ
の駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備えたことを特
徴とする。
【0031】この発明に係る交換型記憶装置は、情報を
記録し、位置決め部により位置決めされ、被駆動部によ
り回転する記録媒体の記録と再生を行うとともに、挿脱
される記録媒体に対する回避量が、上記記録媒体を保持
する記録媒体カートリッジの厚さの範囲内であるヘッド
と、円筒状回転部を有しヘッドに駆動力を与えるロータ
と、上記ロータの円筒状回転部の外周面に対向して並設
されるとともに、上記ロータの長手方向に沿って筒状に
巻回されたコイルを有するステータを設けたヘッド駆動
アクチュエータと、駆動相数に等しい複数のセンターコ
アを1ブロックとしてステータコアの内側に設け、コイ
ルを巻回した筒状のコイルボビンを上記センターコアに
挿入して形成したステータと、上記ステータの内側に設
けられて上記記録媒体を駆動するロータを備えた記録媒
体駆動アクチュエータと、上記記録媒体が挿入されない
ときには、上記ヘッドを上記記録媒体駆動アクチュエー
タの存在する方向へ回避させるヘッド回避手段と、挿入
される上記記録媒体に対して回避可能に突出していると
ともに、上記記録媒体の位置決め部と係合して所定位置
に位置決めする位置決め手段と、上記記録媒体の被駆動
部に上記記録媒体駆動アクチュエータの駆動力を伝達す
る駆動力伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0032】この発明に係る交換型記憶装置は、情報を
記録し、位置決め部により位置決めされ、被駆動部によ
り回転する記録媒体に対して記録と再生を行うヘッド
と、上記ヘッドを移動位置決めするヘッド駆動アクチュ
エータと、上記記録媒体を駆動する記録媒体駆動アクチ
ュエータと、上記記録媒体の被駆動部に上記記録媒体駆
動アクチュエータの駆動力を伝達する駆動力伝達手段
と、上記ヘッド駆動アクチュエータと上記記録媒体駆動
アクチュエータを支持する第1のフレームと、外部より
挿入される記録媒体を保持する保持手段と、上記保持手
段を支持する第2のフレームと、上記第1のフレームの
端部と上記第2のフレームの端部を回動自在に支持する
とともに、第2のフレームを第1のフレームに対して更
に回動させるフレーム回動部と、上記ヘッドを上記フレ
ーム回動部を支点として上記第1のフレームに対して開
口した上記第2のフレームの開口方向に回避させるヘッ
ド回避手段と、上記第1のフレームに設けられ、上記第
1のフレームと上記第2のフレームが閉口するときに
は、上記保持手段に挿入された記録媒体の位置決め部と
係合して所定位置に位置決めする位置決め手段とを備え
たことを特徴とする。
【0033】筐体は、ヘッド、ヘッド駆動アクチュエー
タ、記録媒体駆動アクチュエータ、位置決め手段及び駆
動力伝達手段を内蔵し、厚さ寸法が5.0mm以下であ
ることを特徴とする。
【0034】この発明に係る記録媒体駆動アクチュエー
タは、駆動相数に等しい複数のセンターコアを1ブロッ
クとしてステータコアの内側に設け、コイルを巻回した
筒状のコイルボビンを上記センターコアに挿入して形成
したステータと、上記ステータの内側に設けられ記録媒
体を駆動するロータを備えたことを特徴とする。
【0035】コイルボビンは、磁性材であることを特徴
とする。
【0036】コイルボビンは、長手方向の一端から他端
に連続し、外表面から内表面に至る切り欠きを有するこ
とを特徴とする。
【0037】この発明に係る記録媒体駆動アクチュエー
タは、ロータを回動自在に支持する円筒状の軸受部と、
上記軸受部の内側に設けられ、上記ロータと係合して回
転する回転部と、上記回転部に設けられ、駆動すべき記
録媒体を上記回転部の中心位置に位置決めする位置決め
手段とを備えたことを特徴とする。
【0038】ロータは、マグネットを支持する支持部材
を備え、軸受部は、固定部材と回転部材とを備え、軸受
部の回転部材と支持部材とを一体形にしたことを特徴と
する。
【0039】この発明に係るヘッド駆動アクチュエータ
は、円筒状回転部を有しヘッドに駆動力を与えるロータ
と、上記ロータの円筒状回転部の外周面に対向して並設
されるとともに、上記ロータの長手方向に沿って筒状に
巻回されたコイルを有するステータとを備えたことを特
徴とする。
【0040】ロータは、一端部と他端部に放射状に複数
の凸状部を有するロータヨークを有し、上記一端部と他
端部のロータヨークは異なる極に磁化されていることを
特徴とする。
【0041】ロータは、円周方向に向かって複数の極に
分極され、隣接する極は互いに異なる極に着磁されてい
ることを特徴とする。
【0042】この発明に係るヘッド駆動アクチュエータ
は、コイル及びロータの外径寸法をそれぞれ5.0mm
以下としたことを特徴とする。
【0043】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
円盤状の記録媒体と、上記記録媒体を収納するケース
と、上記ケースより記録媒体の一部を露出させるウィン
ドウ部と、上記ケースに設けられ、上記ウィンドウ部を
遮蔽及び露出するシャッターと、上記シャッターの開閉
方向と直交する方向に移動可能なラッチと、上記シャッ
ターとラッチを連動させるバンドとを備えたことを特徴
とする。
【0044】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
上記バンドにテンションを与えるバンド付勢手段を備え
たことを特徴とする。
【0045】上記ラッチは、ケースの側面外部にスライ
ド可能に設けられていることを特徴とする。
【0046】記録媒体は、位置決め部と凸部とを設けて
いることを特徴とする。
【0047】記録媒体は、位置決め部と環状の凹溝を設
けていることを特徴とする。
【0048】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
記録媒体カートリッジの厚さを2.0mm以下にしたこ
とを特徴とする。
【0049】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
記録媒体の直径を1.8インチ以下にしたことを特徴と
する。
【0050】挿脱手段は、記録媒体を有する記録媒体カ
ートリッジを挿入/排出する挿脱口と、ヘッドを支持す
るアームと、上記筐体の側部に上記記録媒体カートリッ
ジの挿入/排出方向に移動可能に設けられたイジェクト
シャフトと、上記イジェクトシャフトと直交する方向に
設けられた、一端にイジェクトシャフトと当接する当接
部を有し、他端に、アームに回転力を与えるためのヘッ
ドリフターを有する回避レバーを有し、イジェクトシャ
フトを移動させることによって回避レバーを回転させ、
回避レバーの回転にともないヘッドリフターがアームに
当接し、アームを回動させることを特徴とする。
【0051】挿脱手段は、更に、イジェクトシャフトを
挿脱口側に付勢する、一端がイジェクトシャフトに当接
し、他端が筐体に当接しているイジェクトバネを備えて
いることを特徴とする。
【0052】イジェクトシャフトは、切り欠き部を備
え、上記挿脱手段は、更に、一端に、上記イジェクトシ
ャフトに設けられた切り欠き部と係合する係止部を有
し、他端に、上記筐体に固定されている固定部を有する
シャフト係止片を備え、記録媒体カートリッジが挿入さ
れ所定位置に達すると、シャフト係止片の係止部が記録
媒体カートリッジによって変位させられ、係止部と切り
欠き部との係合状態が解除され、イジェクトシャフトが
上記挿脱口側に移動可能となることを特徴とする。
【0053】イジェクトシャフトは、回避レバーと当接
するイジェクトシャフトの先端部がテーパ状をしてお
り、イジェクトシャフトを進退させることによって回避
レバーが回動することを特徴とする。
【0054】挿脱手段は、更に、一端が上記回避レバー
に当接し、他端が上記筐体に当接し、上記回避レバーを
所定方向に付勢するための回避レバー付勢手段を備えて
いることを特徴とする。
【0055】筐体は、上記回避レバーと当接し回避レバ
ーに所定方向の付勢力を与える押圧爪を備えたことを特
徴とする。
【0056】記録媒体カートリッジは、切り欠き部を有
し、挿脱手段は、更に、一端が筐体に係合され、他端が
イジェクトシャフトを進退させることによってイジェク
トシャフトに当接するラッチレバーを備え、イジェクト
シャフトを進退させることによってラッチレバーを変位
させることによって、記録媒体カートリッジに設けられ
た切り欠き部にラッチレバーを係合させ、記録媒体カー
トリッジを位置決めすることを特徴とする。
【0057】筐体は、上記記録媒体カートリッジを記録
媒体駆動アクチュエータ側へ付勢する折曲片を備えたこ
とを特徴とする。
【0058】挿脱手段は、記録媒体カートリッジを一方
向にのみスライドさせることにより、記録媒体を筐体内
に位置決めすることを特徴とする。
【0059】上記記録媒体カートリッジは、2ヶ所に離
れて設けられた導電性の金属板と、別の導電性金属片を
固着したスライド部材とを有し、上記交換型記憶装置
は、更に、上記スライド部材の導電性金属片が金属板の
内1ヶ所に接触する場合と、両方に接触する場合とによ
って、上記記録媒体への書き込み禁止を判定する判定手
段を備えたことを特徴とする。
【0060】記録媒体カートリッジは、導電性の金属板
を露出させ、上記交換型記憶装置は、更に、2極の導電
性端子と、この2極の導電性端子が、上記記録媒体カー
トリッジの金属板とそれぞれ接触することにより2極間
が導通し、記録媒体カートリッジが装着されたことを検
出する回路を備えたことを特徴とする。
【0061】上記記録媒体は、外周部に切り欠き部を有
し、上記交換型記憶装置は、上記記録媒体の外周部に対
応する位置に、上記記録媒体の外周に設けた切り欠き部
を検出することによりインデックス信号を得るインデッ
クスセンサを設けたことを特徴とする。
【0062】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
ロアーシェルとアッパーシェルを備えた記録媒体カート
リッジにおいて、一方のシェルの表面に2つの導電性金
属板が露出しているとともに、2つの導電性金属板の接
続をスイッチするスライド部材を備えたことを特徴とす
る。
【0063】上記スライド部材は、上記記録媒体カート
リッジが記憶装置本体に装着された状態において、上記
記憶装置本体からはみ出た位置に配置されていることを
特徴とする。
【0064】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
円盤上の記録媒体と記録媒体を収納するケースとから成
る記録媒体カートリッジにおいて、上記記録媒体の1回
転中の所定の位置を検出する手段を上記ケース内に設け
たことを特徴とする。
【0065】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
上記1回転中の所定の位置を検出する手段に、反射型光
センサを用いたことを特徴とする。
【0066】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
上記1回転中の所定の位置を検出する手段に、磁気抵抗
素子を用いたことを特徴とする。
【0067】この発明に係る記録媒体カートリッジは、
円盤上の記録媒体と、上記記録媒体を収納するロアーシ
ェルとアッパーシェルから成るケースとから成る記録媒
体カートリッジにおいて、上記記録媒体の外周が一部切
り欠かれていることを特徴とする。
【0068】この発明に係る情報処理装置のカード型装
置用スロットの利用方法は、以下の工程を有することを
特徴とする。 (a)記録媒体を交換することが可能な記憶装置を上記
カード型装置用スロットに着脱自在に装着する工程、
(b)上記記憶装置に対して、記録媒体を挿入して位置
決めする工程、(c)上記カード型装置用スロットに設
けられたカード型装置用のインタフェースを用いて、位
置決めされた記録媒体に対してアクセスする工程。
【0069】上記記録媒体を挿入して位置決めする工程
は、記録媒体を挿入する方向にのみ記録媒体を移動させ
る工程を備えたことを特徴とする。
【0070】上記記録媒体を挿入して位置決めする工程
は、更に、記憶装置に設けられ、記録媒体の挿入に対し
て回避可能に突出した凸部と、記録媒体に設けられた凹
部とが係合する工程を備えたことを特徴とする。
【0071】上記記録媒体を挿入して位置決めする工程
は、更に、記録媒体をマグネットにより記憶装置に吸着
する工程を備えたことを特徴とする。
【0072】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を図を用
いて説明する。図1は、実施の形態1におけるFDD、
このFDDに挿入する記録媒体カートリッジ及びこのF
DDを、例えば、携帯形情報端末等に取り付けるための
スロットとの構成を示す全体構成図、図2は、FDDの
一部断面斜視図、図3は、FDDに搭載されるヘッド駆
動アクチュエータを示す内部構成図である。図4(a)
及び図4(b)は、FDDに挿入される記録媒体カート
リッジを示す平面図及び側面図、図5は、FDD内にお
いて記録媒体を駆動する記録媒体駆動アクチュエータの
構成を示す平面図、図6は、FDD内に記録媒体カート
リッジを挿入して、ロード状態とした時のFDDの側面
断面図である。
【0073】図において、100は本発明におけるFD
D本体であり、101は記録再生ヘッド、102はキャ
リッジ、104はヘッドアームである。105は記録再
生ヘッド101を移動位置決めするヘッド駆動アクチュ
エータであり、ステップモータ106、リードスクリュ
ウ107、ニードル108及びガイドロッド109から
構成され、このニードル108は、リードスクリュウ1
07に係合している。110はフレーム、111はスロ
ットガイド、113はカバーシールド、114は回路基
板である。
【0074】また、140は記録媒体駆動アクチュエー
タであり、ステータ141、ティース142、コイル1
43及びロータ150により構成される。また、ロータ
150は、ロータマグネット151、ロータヨーク15
2、駆動力伝達手段であるチャッキングマグネット15
4及び記録媒体の位置決め手段となるスピンドル部15
5より構成される。また、このスピンドル部155の中
心には、センタリングボール158及び付勢手段である
ボール予圧スプリング159が配置される。また、軸受
部であるベアリング170は、固定側170bがフレー
ム110に固定支持され、回転側170aがロータヨー
ク152に支持され、スピンドル部155は、回動自在
に支持されている。また、スピンドル部155は、ロー
タヨーク152と、例えば、カシメ等により結合されて
いる。更に、180は記録媒体カートリッジ300の挿
脱口、181はPCMCIAのタイプ2規格に則ったイ
ンタフェースコネクタ、182,183は逆差し防止溝
である。
【0075】また、200は例えば、携帯形情報端末等
に取り付けられる、例えば、PCMCIAのタイプ2規
格の汎用のスロットであり、222はFDD本体100
に対する排出ボタン、223は排出レバー、280は挿
入口、283はコネクタである。
【0076】また、300は本発明における記録媒体カ
ートリッジであり、301は記録媒体、302はカート
リッジケース、303はハブ、304はシャッター、3
05はウィンドウ、306がオープナ・バンド、307
がオープナ・ラッチであり、308及び309はガイド
ローラである。図には示していないが、少なくとも一箇
所にはオープナ・バンド306にテンション(張力)を
与え、オープナ・バンド306のたるみを防止する。例
えば、オープナ・バンド306をカートリッジケース3
02の外周方向に向かって付勢する構成になっている。
また、オープナ・バンド306の両端はシャッター30
4に結合しており、途中ではオープナ・ラッチ307と
結合している。また、図6において、390はセンタパ
ッド、391はインデックスマーク、392はハブ30
3に設けられたテーパ部である。
【0077】ここで、図3のヘッド駆動アクチュエータ
105におけるステップモータ106の構成は、従来例
である図83の構成と比べると、コイルをロータの両側
に配置することで薄型化が図られていることがわかる。
【0078】また、図5の記録媒体駆動アクチュエータ
140の構成は、従来例である図81のアウタロータ型
に対して、ロータ150がステータ141の内側に配置
される、いわゆるインナロータ型である。更に、後述す
るように、ステータ141は少なくとも駆動電流の相数
に等しいコイル数を、1ブロックとした極を複数ブロッ
ク配置している。この構成により、コイル1本当たりに
対する巻数を少なくし、記録媒体駆動アクチュエータ1
40の薄型化が図られている。
【0079】次に、FDD本体100が記録媒体301
に対して記録再生が不可能な状態、いわゆるアンロード
状態から記録再生が可能となるロード状態に移行するま
での動作説明を行う。
【0080】本実施の形態におけるFDD本体100
は、インタフェースコネクタ181と一体のフレーム1
10にカバーシールド113が固定されており、挿脱口
180より記録媒体カートリッジ300を挿入する。つ
まり、この記録媒体カートリッジ300をFDD本体1
00に挿入していく時は、挿脱口180より挿入方向に
対し同じ高さを保ちながら記録媒体カートリッジ300
を挿入する。
【0081】この記録媒体カートリッジ300を挿入し
ていくと、この記録媒体カートリッジ300の先端が、
スピンドル部155の中心に存在するセンタリングボー
ル158に当接する。これにより、記録媒体カートリッ
ジ300は、ボール予圧スプリング159により、記録
媒体カートリッジ300方向に付勢されているセンタリ
ングボール158を押し下げる。従って、記録媒体カー
トリッジ300は、更に挿入可能となる。そして、セン
タリングボール158がシャッター304上を過ぎた
後、かつ、記録媒体カートリッジ300の先端がヘッド
に到達する前に、挿脱口180の側壁に設けたオープナ
・レバー(図示せず)と、オープナ・ラッチ307とを
係合させ、シャッター304をスライドさせて、記録再
生ヘッド101がアクセスするウィンドウ305を開い
て、記録媒体301を露出させる。この時の記録媒体カ
ートリッジ300の動作を更に詳細に説明すると、この
記録媒体301が露出状態になった時の図が、図4
(a)及び図4(b)であり、この図4(a)に示すよ
うに、記録媒体カートリッジ300をX方向に挿入して
いく時、オープナ・ラッチ307は、FDD本体100
の挿脱口180の側壁内側に設けられているオープナ・
レバー(図示せず)によって−X方向に移動する。オー
プナ・バンド306により、オープナ・ラッチ307と
結合しているシャッター304は、−Y方向に引っ張ら
れてウィンドウ305が開放され、記録媒体301が露
出される。この時、図に示したSの領域には、カートリ
ッジケース302の部材及びシャッター304の部材が
存在しない構成となっている。これにより、記録再生ヘ
ッド101の回避動作が小さくなり、FDD本体100
に必要な厚さは少なくとも、記録再生ヘッド101、キ
ャリッジ102、ヘッドアーム104、記録媒体301
の厚さを加えたもので済むようになる。つまり、従来の
記録媒体カートリッジでは、記録再生ヘッド101は、
カートリッジケース又はシャッターを乗り越えるだけの
量を回避しなければならなかったが、この実施の形態で
は、記録媒体301を乗り越える回避量だけあれば良い
ことになる。
【0082】この記録媒体カートリッジ300を更に挿
入していき、この記録媒体カートリッジ300が挿入が
完了する位置、つまり、ハブ303の穴部313がセン
タリングボール158に近づいた時、このセンタリング
ボール158は、ボール予圧スプリング159により押
し上げられ、この穴部313と嵌合することで記録媒体
301はセンタリング、いわゆる位置決めがされる。更
に、上記ハブ303は、磁性体により形成されているた
め、記録媒体駆動伝達手段であるチャッキングマグネッ
ト154に吸引保持(チャッキング)されることで、ロ
ード状態が完了する。
【0083】このように、FDD本体100、ヘッド駆
動アクチュエータ105、記録媒体駆動アクチュエータ
140及び記録媒体カートリッジ300の各々の構成を
上述のようにすることで、従来より薄形のFDD本体1
00が構成される。従って、汎用のPCMCIAのタイ
プ2の規格のスロット200に挿入可能な厚さである、
5.0mm以下のFDD本体100を得ることができ
る。尚、このような厚さが5.0mm以下のFDD本体
100を得るためには、記録媒体駆動アクチュエータ1
40の厚さを約2.5mm以下、記録媒体カートリッジ
の厚さを約2.0mm以下とすることが望ましい。更
に、このFDD本体100の幅を54.0mm以下にす
るには、記録媒体カートリッジ300の幅を48.0m
m以下、記録媒体301に直径を1.8インチ以下にす
ることが望ましい。
【0084】実施の形態2.実施の形態1では、チャッ
キングマグネット154がスピンドル部155に固定結
合されている例を示したが、本実施の形態では、チャッ
キングマグネット154をある移動量だけ移動自在に取
り付けた例を示す。
【0085】図7は、実施の形態2における記録媒体カ
ートリッジ300とスピンドル部155のチャッキング
構造を示す側面断面図である。図において、153はチ
ャッキングマグネット154をスピンドル部155に結
合させるマグネットホルダであり、このマグネットホル
ダ153は、スピンドル部155に、ある移動量だけ、
ラジアル方向に可動自在に取り付けてある。
【0086】本実施の形態によれば、チャッキングマグ
ネット154がマグネットホルダ153により、チャッ
キングされる適切な位置まで移動するため、センタリン
グボール158で記録媒体301をセンタリングする動
作が完了する前に、チャッキングマグネット154でハ
ブ303を吸引固定してしまうという現象を避けること
ができ、精度の良いセンタリングができる効果がある。
また、常に正確なセンタリング動作ができるため、実施
の形態1の構成よりもチャッキングマグネット154の
吸引力を大きくすることで、記録媒体301をより強く
保持できるようになる。更に、ボール予圧スプリング1
59によるセンタリングボール158の付勢を小さくで
きることで、記録媒体カートリッジ300の挿入がしや
すくなる。
【0087】実施の形態3.本実施の形態では、記録媒
体駆動アクチュエータのチャッキング機構に係わる他の
実施の形態を示す。図8(a)は、本実施の形態におけ
る記録媒体カートリッジ300とスピンドル部155b
のチャッキング構造を示す側面断面図である。図8
(b)は、ハブの平面図、図8(c)は、スピンドル部
の平面図である。図において、314はハブ303bに
設けた凸部、157はロータのスピンドル部155bに
設けられ、凸部314に嵌合するように形成された凹部
である。これら嵌合する凸部314と凹部157は、各
々ハブ303b及びスピンドル部155bに3箇所ずつ
設けられている。
【0088】上記のように、ハブ303bが構成された
記録媒体カートリッジ300をFDD本体100の挿脱
口180に挿入していくと、上記ハブ303bの凸部3
14によりチャッキングマグネット154の上を離間し
て滑っていき、センタリングボール158を乗り越え
て、上記穴部313とセンタリングボール158が嵌合
する。この状態では、ハブ303bは、凸部314によ
ってスピンドル部155bからわずかに隙間をもってい
るため、ハブ303bに対するチャッキングマグネット
154の吸引力は小さい。次に、スピンドル部155b
が回転し、上記凸部314と凹部157が嵌合すると、
上記チャッキングマグネット154と、上記ハブ303
bは重合することで、チャッキングマグネット154の
吸引力は強まり、記録媒体301のセンタリングが正確
になされ、チャッキングが完了する。本実施の形態によ
れば、センタリング動作が完了するまでチャッキングマ
グネットの吸引力が強くならないので、記録媒体301
のセンタリング性能の高いチャッキング機構を有するこ
とができる。
【0089】尚、本実施の形態では嵌合する凹部157
と凸部314は、各々3箇所ずつ設けたが、それ以上設
けても構わない。また、凹部157をスピンドル部15
5bに、凸部をハブ303bに設けた例を説明したが、
この凹凸の関係を逆に設けても良い。更に、嵌合すれば
形状はその他の形状にしても構わないことは言うまでも
ない。
【0090】実施の形態4.本実施の形態では、記録媒
体駆動アクチュエータのチャッキング機構に関する別の
一実施の形態を示す。図9(a),図9(b)は、FD
D本体100に記録媒体カートリッジを挿入していく場
合の側面断面図である。図9(c)は、FDD本体10
0の正面断面図である。図10(a)は、そのスピンド
ル部155cを示す平面図である。図10(b)は、ハ
ブを示す斜視図である。図中、156は弾性変形可能な
リテーナ(保持器)でセンタリングボール158cを3
個保持している例を示す。また、315はハブ303c
の円周部一円に設けられた凹溝である。154cはチャ
ッキングマグネットで、スピンドル部155cの中心部
に設けられている。実施の形態3では、記録媒体301
のハブ303bに凸部314があり、中央にセンタリン
グ用の穴部313のあいた磁性体であった。しかし、本
実施の形態のハブ303cでは、ハブ303cの中心部
はふさがっており、このハブ303cの円周部一円に凹
溝315が設けてあるとともに、スピンドル部155c
には、上記凹溝315と係合するセンタリングボール1
58cが3箇所設けてある。また、スピンドル部155
cには、上記センタリングボール158cの内周側に接
合するテーパ部156aがある。上記センタリングボー
ル158cは、凹溝315の外部のテーパ部315a
と、スピンドル部155cのテープ部156aの間に位
置決めされている。記録媒体カートリッジ300をFD
D本体100の挿脱口180に挿入していくと、上記ハ
ブ303cは、上記センタリングボール158cと係合
することで、センタリングボール158cの上を滑って
いくため、チャッキングマグネット154cとは離間し
て挿入されていく。
【0091】更に、記録媒体カートリッジ300を挿入
していき、ハブ303cの中心がチャッキングマグネッ
ト154cの近傍にくると、3箇所のセンタリングボー
ルの全てが凹溝315に係合することで、ハブ303c
とチャッキングマグネット154cが吸着保持され、位
置決めが完了することでロード状態が完了する。
【0092】本実施の形態によれば、ハブ303cの中
心がチャッキングマグネット154cの近傍にくるま
で、位置決め及び吸着保持は行われないため、より確実
なセンタリングを行える。また、吸着保持のために、ス
ピンドル部155cを回転する初期動作をしなくてすむ
ことで、ロード時間が短くなるという効果がある。
【0093】実施の形態5.本実施の形態では、記録媒
体駆動アクチュエータの位置決め手段に係わる更に別の
実施の形態を示す。図11は、FDD本体100の側面
断面図であり、図において、160は突起部をもつバネ
で記録媒体301を位置決めする機能をもつ。これまで
の実施の形態では、センタリングボールを用いて記録媒
体301の位置決めを行う例を示したが、本実施の形態
では、図11に示すように、スピンドル部155の中心
部の穴部にバネ160を嵌合して、記録媒体301のセ
ンタリングを行うものである。本実施の形態によれば、
今までのセンタリングボールと付勢手段であるボール予
圧スプリングを一体化構造としたので、部品点数が削減
される効果がある。また、記録媒体カートリッジ300
の挿脱の際の上記バネ160の退避空間を、十分採れる
効果がある。
【0094】実施の形態6.図12及び図13は、この
発明の他の実施の形態を示すFDD本体100の側面断
面図である。この内、図12は、記録媒体カートリッジ
300を挿脱口180より挿入していく途中を示し、ま
た、図13は、記録媒体カートリッジ300を挿入し、
ロード状態が完了したところを示す。図において、13
0はヘッド退避レバー、131は延長レバー、132は
ヘッド付勢レバーである。このヘッド退避レバー130
とヘッド付勢レバー132は、端部を同じ軸133によ
り固定されており、一体に動作する。尚、図には示して
いないが、記録再生ヘッド101の下側のヘッドは、上
側のヘッドとの間に記録媒体301を挟むことができる
ように上方向に付勢されており、また、延長レバー13
1は、挿脱口180の方向へバネ等で付勢されている。
更に、ヘッド退避レバー130は、円筒状の先端130
aが延長レバー131の方向(上方向)にバネ等で付勢
されている。従って、ヘッド付勢レバー132は、記録
再生ヘッド101の内、下側のヘッドを下方向に押し下
げている状態となっている。
【0095】次に、動作に付いて図を用いて説明する。
上記記録媒体カートリッジ300を挿脱口180より挿
入していくと、記録媒体カートリッジ300のシャッタ
ー304が開き、記録媒体301が記録再生ヘッド10
1に近づいたところで、記録媒体カートリッジ300の
先端と延長レバー131が係合し、この延長レバー13
1を記録媒体カートリッジ300の挿入方向に押してい
く。これにより、延長レバー131の記録媒体カートリ
ッジ300と係合する端部の反対の端部が、上記ヘッド
退避レバー130と係合して、このヘッド退避レバー1
30を押していく。これにより、ヘッド退避レバー13
0は、軸133を中心にして、反時計方向に回転する。
このヘッド退避レバー130が反時計方向に回転するこ
とで、ヘッド付勢レバー132も反時計方向に回転する
ことで、記録再生ヘッド101の下側のヘッドを押し下
げる力が解除されるため、この下側のヘッドが上方向に
移動し、挿入された記録媒体301と係合する。
【0096】本実施の形態における記録再生ヘッド10
1の回避手段を用いれば、少なくとも記録媒体駆動アク
チュエータが有する厚さ幅だけ下側のヘッドを回避でき
るため、ヘッド回避のための余分な厚さを取る必要がな
くなり、結果的に装置厚さの薄いFDD本体100を構
成することができる。尚、上記実施の形態では、記録媒
体を2個のヘッドが挟み込む構成において、下側のヘッ
ド回避手段を示したが、ヘッドが記録媒体の下面に1個
備えられている構成でもこのヘッド回避手段を使用でき
ることは言うまでもない。
【0097】実施の形態7.今までは実施の形態では、
FDD本体100のフレームが箱型で、かつ、この箱の
側面の中の一面に挿脱口180を有し、記録媒体カート
リッジ300を挿入する時には、この挿脱口180より
水平に挿入する構成のFDDの例について示したが、本
実施の形態は、FDD本体100のフレームが上側フレ
ームと下側フレームの2つのフレームに分割され、この
分割したフレームの端部に回動軸を有し、この回動軸を
支点として上側フレームが開く構成のFDDにおける実
施の形態を示す。図14,図15,図16は、実施の形
態7におけるFDD本体100aの構成を示したもので
ある。そして、図14,図15は、アンロード状態を示
し、図16は、ロード状態を示す。更に、図14は、記
録再生ヘッド101が記録媒体301の内周側端部に位
置する時の図であり、図15は、記録再生ヘッド101
が記録媒体301の外周側端部に位置する時の図であ
る。
【0098】図において、100aはFDD本体の変形
例、110aは下側フレーム、110bは上側フレー
ム、120は上側フレーム110bに取り付けられたカ
ートリッジホルダ、121はサブフレーム(サブカバ
ー)であり、上側フレーム110bとサブフレーム12
1は、ある支持点(図示せず)によって係合している。
また、122は上側フレーム110aと下側フレーム1
10bを回動支持する回動支点、123はサブフレーム
121を上側に回動支持する回動支点であり、サブフレ
ーム121の回動支点123は、フレームを回動する回
動支点122よりも内側に配置されている。更に、15
0aはロータ、155aはスピンドル軸である。このロ
ータ150aとスピンドル軸155aの関係は、従来例
と同様に、スピンドル軸155aがロータ150aの中
心軸として、下側フレーム110aにベアリング170
を介して、回動自在に支持される構成となっている。
【0099】次に、動作について説明する。記録媒体カ
ートリッジ300をFDD本体100aより挿入するた
めには、例えば、FDD本体100aが図1に示す汎用
のスロット200に挿入されているような場合は、ま
ず、排出ボタン222を押下して、FDD本体100a
を外部に排出し、このFDD本体100aを単体にする
必要がある。次に、単体となったFDD本体100aの
上側フレーム110bを、回動支点122を中心に回動
させ、FDD本体100aの下側フレーム110aに対
して斜めに開く。これと係合してサブフレーム121も
開くが、この時、サブフレーム121の回動支点123
は、フレームの回動支点122よりも内側にあるため、
サブフレーム121が開く角度は、上側フレーム110
bが開く角度よりも広くなる。これにより、記録再生ヘ
ッド101の中の上側のヘッドは、上側フレーム110
bよりも上側に回避される。次に、記録媒体カートリッ
ジ300をカートリッジホルダ120に挿入するが、こ
の時、記録再生ヘッド101の上側のヘッドは、カート
リッジホルダ120の上に回避されているので、挿入さ
れる記録媒体カートリッジ300と接触しなくて済むよ
うになる。
【0100】カートリッジホルダ120に記録媒体カー
トリッジ300を挿入した後に、上側フレーム110b
と下側フレーム110aを嵌合させることで、フレーム
を閉じる。これにより、記録媒体301は、スピンドル
軸155aにより位置決めされるとともに、チャッキン
グマグネット154により吸引保持される。これと同時
に、記録再生ヘッド101の上側のヘッドは、サブフレ
ーム121により付勢されて、記録媒体301の上面と
係合しロード状態が完了する。
【0101】本実施の形態によれば、上側フレーム11
0bを開いて、この上側フレーム110bにより記録媒
体301を保持し、記録媒体駆動アクチュエータ140
との位置決めを、上側フレーム110bを閉じることに
よって行うため、スピンドル軸155aの構造が従来と
同様でも、このスピンドル軸155aを回避するための
厚さを必要としなくなる。これにより、ロータ150a
とスピンドル軸155aの構成が、従来と同様の簡単な
構成でもFDD本体100bの薄型化を図ることができ
る。また、上側フレーム110bと係合したサブフレー
ム121を設けたことにより、記録再生ヘッド101の
上側のヘッドをアンロード時に保護することができる。
【0102】実施の形態8.本実施の形態では、実施の
形態7の変形例を示す。図17,図18,図19は、実
施の形態8におけるFDD本体100bの構成を示した
ものである。そして、図17,図18は、アンロード状
態を示し、図19は、ロード状態を示す。更に、図17
は、記録再生ヘッド101が記録媒体301の内周側端
部に位置する時の図であり、図18は、記録再生ヘッド
101が記録媒体301の外周側端部に位置する時の図
である。図において、100bはFDD本体の別の変形
例、120bはカートリッジホルダ、122bはこのカ
ートリッジホルダ120bの回動支点である。上記実施
の形態7との相違点は、上側フレーム110bの回動支
点122bを、サブフレーム(サブカバー)121bの
回動支点123bの内側に設けた点である。
【0103】次に、動作について図を用いて説明する。
記録媒体カートリッジ300を挿入するために、FDD
本体100bを単体にする必要がある点については、実
施の形態7と同様である。次に、単体となったFDD本
体100aの上側フレーム110bを回動支点122b
を中心に回動させ、FDD本体100aの下側フレーム
110aに対して斜めに開く。これと係合してカートリ
ッジホルダ120bも開くが、この時、カートリッジホ
ルダ120bの回動支点122bは、サブフレーム12
1bの回動支点123bよりも内側にあるため、カート
リッジホルダ120bが開く角度は、サブフレーム12
1bが開く角度よりも広くなる。これにより、記録再生
ヘッド101の中の上側のヘッドは、カートリッジホル
ダ120bの外側に回避される。次に、記録媒体カート
リッジ300をカートリッジホルダ120に挿入する
が、この時、記録再生ヘッド101の上側のヘッドは、
カートリッジホルダ120bの外側に回避されているの
で、挿入される記録媒体カートリッジ300と接触しな
くて済むようになる。
【0104】カートリッジホルダ120bに記録媒体カ
ートリッジ300を挿入した後に、上側フレーム110
bと下側フレーム110aを嵌合させることで、フレー
ムを閉じる。これにより、記録媒体301は、スピンド
ル軸155aにより位置決めされるとともに、チャッキ
ングマグネット154により吸引保持される。これと同
時に、記録再生ヘッド101の上側のヘッドは、下側フ
レーム110bに付勢されて、記録媒体301の上面と
係合しロード状態が完了する。
【0105】本実施の形態によれば、実施の形態7と同
様の効果を得ることができるとともに、部品点数を少な
くすることができるという効果を有する。
【0106】実施の形態9.ここでは、記録媒体駆動ア
クチュエータについての発明に係わる一実施の形態に付
いて説明する。図20(a)は、記録媒体駆動アクチュ
エータの一部破断平面図、図20(b)は、ステータコ
アの屈曲前構造図、図21は、記録媒体駆動アクチュエ
ータの一部であるステータの構造を示す斜視図である。
図において、140は記録媒体駆動アクチュエータ、1
44はステータコアであり、ステータコア支持ピン14
41により支持固定されている。また、141はステー
タであり、このステータ141の構造は、今までの実施
の形態では、ティースとコイルにより構成されていた
が、本実施の形態では、ステータ141を複数のステー
タ素子145に分割している。コイル146をコイルボ
ビン147に巻回し、このコイルボビン147と、コイ
ルボビン147の芯となるセンターコア148とでステ
ータ素子145を構成している。また、センターコア1
48にコイルボビン147を装着する時は、例えば、溶
着、或いは、カシメ固定によって装着する。本実施の形
態は、3相により駆動する記録媒体駆動アクチュエータ
の実施の形態を示しており、U,V,W相の3つのステ
ータ素子145で1ブロックが構成されている。また、
ステータコア144の各ブロックの中間点、つまり、ス
テータコア支持ピン1441により支持する点の近傍
は、屈曲成形が可能なようにくびれた構造となってい
る。ステータコア144は、図20(b)に示す状態か
ら矢印Kの方向に屈曲させることにより、図20(a)
に示す形のステータコア144が容易に製造できる。図
には示していないが、各ステータ素子145の巻線は、
センターコア148にコイルボビン147を差し込む方
向とは逆の方向から、巻線機の把持部(図示せず)にコ
イルボビン147を挿入し、記録媒体駆動アクチュエー
タ140の組立作業と平行して巻線作業を行うことがで
きる。巻線機の把持部は巻線機に複数並設され、把持部
に挿入されたコイルボビン147の間隔を広く取り、各
コイルボビン147に対して同時に、かつ、高速に巻線
が行えるようになっている。また、巻線の方法は、例え
ば、U,V,W相の同一相と同時に行う場合と、U,
V,W相の順に連続して巻く場合とがある。
【0107】以上のような構成により、記録媒体駆動ア
クチュエータ140全体の薄型化を図ることができるよ
うになる。また、コイルをコイルボビンに巻回し、この
コイルボビンをセンターコアに装着する構成とすること
により、コイルの巻線作業が簡単になる。更に、記録媒
体駆動アクチュエータ140における各ステータ間のピ
ッチを、例えば、ティースに直接コイルを巻く場合に、
自動巻線機を使用した場合における自動巻線不能な距離
よりも小さくすることができるため、コンパクトで高出
力の記録媒体駆動アクチュエータ140を得ることがで
きるようになる。
【0108】実施の形態10.本実施の形態では、実施
の形態9で示した記録媒体駆動アクチュエータ140に
おけるステータ素子145の構成の別の実施の形態を示
す。図22及び図23は、図21の別例を示す図であ
る。上記実施の形態9では、コイルボビン147は断面
が角型筒状である例を示したが、図22に示すコイルボ
ビン147bは、この角型筒状のコイルボビンの長手方
向の一端から他端に連接したスリットを設けたものであ
る。この場合、コイルボビン147bに嵌合するよう
に、センターコア148bを成形する。このように成形
されたコイルボビン147bでは、このコイルボビン1
47bを磁性材の板から板金プレスで容易に製造できる
効果がある。
【0109】また、図23に示すように略円筒状のコイ
ルボビン147cを用いることもできる。この場合も図
22と同様に、コイルボビン147cに嵌合するように
センターコア148cを成形する。このように、略円筒
状のコイルボビン147cでは、コイルの巻線作業時
に、ワイヤの張力を一定に保つのが容易なため、品質の
安定したステータ素子145cが得られる効果がある。
【0110】実施の形態11.本実施の形態では、記録
媒体駆動アクチュエータの構成に関する他の実施の形態
を説明する。図24は、FDD本体100の断面図であ
る。本実施の形態に使用される記録媒体駆動アクチュエ
ータにおいては、位置決め手段及び支持軸となっている
従来例の図81のスピンドル軸48の代わりに、支持軸
として円筒状の軸受部(ベアリング170)を設け、そ
の内周側にスピンドル部155を回動自在に配置し、更
に、このスピンドル部155の中央に穴部を設け、穴部
に位置決め手段であるセンタリングボール158とボー
ル予圧スプリング159を載置した構成となっている。
また、本実施の形態では、上記スピンドル部155にロ
ータヨーク152を、例えば、カシメ等の手段を用いて
接合している。本実施の形態によれば、スピンドル部1
55の中心には穴部が設けられるため、例えば、実施の
形態1に示した位置決め手段であるセンタリングボール
158とボール予圧スプリング159を中央に配置でき
るようになる。
【0111】実施の形態12.本実施の形態では、記録
媒体駆動アクチュエータの構成に関する別の実施の形態
を示す。図25は、FDD本体100の断面図である。
図において、150cはロータの別例、152cはロー
タヨークの別例、155cはスピンドル部の別例であ
り、実施の形態11との相違点は、ロータヨーク152
cを軸受部(ベアリング170)の回転側170aに固
定する部材(図24の部材155a)と一体形にし、こ
の一体形となったロータヨーク152cの内側にスピン
ドル部155cを配置した点である。本実施の形態によ
れば、ロータヨーク152cのみで軸受部に対してロー
タヨーク152cが回動自在に配置できるため、スピン
ドル部155cをロータヨーク152cの内側に配置し
なくとも、ロータヨーク152cを回転させることがで
き、このロータヨーク152cのみの単体試験ができる
ようになる。
【0112】実施の形態13.本実施の形態では、発明
に係わるヘッド駆動アクチュエータの一実施の形態を示
す。図26は、ヘッド駆動アクチュエータ105の主要
部であるステップモータ106の一部破断斜視図であ
る。また、図27は、図26に示すシールドカバーを外
した平面図を示し、ロータ及びステータの構造を表す。
更に、図28は、図27に示すA−A地点から矢印方向
にみた断面図、図29は、図27に示すB−B地点から
矢印方向にみた断面図、図30は、図27に示すC−C
地点から矢印方向にみた断面図、図31は、図27に示
すD−D地点から矢印方向にみた断面図を表す。
【0113】図において、161はステータであり、コ
イル162及び第1のステータヨーク163、第2のス
テータヨーク164により構成されている。この第1の
ステータヨーク163と第2のステータヨーク164に
は、図28〜図31に示すように、後述するロータ16
5の対向面に各々3つの歯が設けられ、この歯の位置は
90゜位相角、つまり、11.25゜機械角だけずれる
ように構成している。更に、図27に示すコイル162
の中でコイルUとコイルUバーは、位相角が180゜異
なる別コイルで形成され、同様に、コイルVとコイルV
バーは、位相角が180゜異なる別コイルで形成され
る。また、165はロータであり、長手方向の一端と他
端部には、それぞれ異なる極が着磁され、つまり、全体
が2極に分極しているロータマグネット166及びこの
ロータマグネットの一端部と他端部に、放射状に8つの
凸部を有する4つのロータヨーク167により構成して
いる。このロータヨーク167は、4つとも同じ形状で
あるが、図28,図29に示す側のロータヨーク167
と、図30,図31に示す側のロータヨーク167は1
80゜位相角、つまり、22.5゜機械角だけずれて構
成している。以上の構成により、駆動方式はユニポーラ
方式で、かつ、1相励磁駆動時の1ステップ角は、1
1.25゜で駆動するステップモータが得られる。
【0114】本実施の形態によれば、コイル162をロ
ータ165の両側面に配置したので、このコイルの巻数
を増やすことができるため、キャリッジ駆動を行うため
に必要なトルクを出力できるとともに、少なくともヘッ
ド駆動アクチュエータそのものを、PCMCIAのタイ
プ2規格の5.0mm以下に薄型化できるという効果が
ある。更に、本実施の形態で使用しているロータマグネ
ット166は、2極に着磁しているものを使用してお
り、このようなマグネットは比較的安価に生成できるた
め、ヘッド駆動アクチュエータ全体のコストを低減でき
るという効果も有する。
【0115】実施の形態14.本実施の形態では、実施
の形態13に記載したヘッド駆動アクチュエータの別の
一実施の形態を示す。図32は、本実施の形態における
ステップモータ106bのシールドカバー169を省い
た平面図を示し、ロータ及びステータの構造を表す。更
に、図33は、図32に示すE−E地点から矢印方向に
みた断面図、図34は、図32に示すF−F地点から矢
印方向にみた断面図、図35は、図32に示すG−G地
点から矢印方向にみた断面図、図36は、図32に示す
H−H地点から矢印方向にみた断面図を表す。
【0116】図において、161bはステータであり、
コイル162及び第1のステータヨーク163b、第2
のステータヨーク164bにより構成されている。この
第1のステータヨーク163bと第2のステータヨーク
164bには、図33〜図36に示すように、後述する
ロータ165bの対向面に、各々2つの歯が設けられる
とともに、図33のステータヨーク163bと図35の
ステータヨーク163bの歯の位置は、対称的に配置さ
れている。同様に、図34のステータヨーク164bと
図36のステータヨーク164bの歯の位置も対称的に
配置されている。これにより、第1のステータヨーク1
63bと第2のステータヨーク164bは、位相角18
0゜、機械角で45゜異なっている。また、図33のス
テータヨーク163bと図34のステータヨーク164
bは、各々裏返すと対称となる配置にしたので、各々位
相角90゜、機械角で22.5゜ずらした構成となって
いる。また、165bはロータであり、実施の形態13
のロータ165とは違って、円周方向に向かって、8極
にラジアル着磁している。更に、図32に示すコイル1
62の中で、コイルUとコイルVは図には示していない
が、それぞれに逆電流を流すことで各々位相角が180
゜異なるコイルUバーとコイルVバーが形成される。以
上のような構成により、実施の形態14での駆動方式は
バイポーラ方式で、かつ、1相励磁駆動時の1ステップ
角は、22.5゜で駆動するステップモータが得られ
る。
【0117】本実施の形態によれば、実施の形態13と
同様にコイル162をロータ165bの両側面に配置し
たので、このコイルの巻数を増やすことができるため、
キャリッジ駆動を行うために必要なトルクを出力できる
とともに、ヘッド駆動アクチュエータそのものを薄型化
できるという効果がある。更に、本実施の形態では、ス
テップモータの駆動方式は、一般的なバイポーラ方式な
ので、市販の駆動回路が使用できる効果も有する。
【0118】実施の形態15.本実施の形態では、発明
に係わる記録媒体カートリッジの一実施の形態を示す。
図37(a),図37(b)は、シャッターが閉じた状
態を示すものであり、図37(a)は、この平面図、図
37(b)は、側面図を表す。また、図38(a),図
38(b)は、シャッターが開いた状態を示すものであ
り、図38(a)は、この平面図、図38(b)は、側
面図を表す。図において、306はオープナ・バンド、
307はオープナ・ラッチ、308及び309はガイド
ローラで、図には示していないが、少なくとも1箇所に
はオープナ・バンド306にテンション(張力)を与え
ることが可能な構造になっている。オープナ・バンド3
06の両端は、シャッター304に結合しており、途中
ではオープナ・ラッチ307と結合している。図38
(a)に示すように、記録媒体カートリッジ300をX
方向に挿入していく時、オープナ・ラッチ307は記憶
装置に設けられているレバーによって、−X方向に移動
させられ、このオープナ・ラッチ307とオープナ・バ
ンド306によって結合しているシャッター304は、
−Y方向に引っ張られてウィンドウ305が開放され、
記録媒体301が露出される。この時、Sの領域にカー
トリッジケース302の部材もシャッター304の部材
も無い構造となっている。また、逆に記録媒体カートリ
ッジ300を抜き取る時には、記憶装置のレバーによっ
てオープナ・ラッチ307は、X方向に移動させられ、
これと結合しているオープナ・バンド306によってシ
ャッター304は、Y方向に移動させられてウィンドウ
305が閉じる。
【0119】本実施の形態によれば、オープナ・バンド
306によりシャッター304を開閉することができ
る。また、シャッター304が開状態、或いは、閉状態
にある時、この状態をオープナ・ラッチ307で持続す
ることにより、シャッター開閉の誤動作を防止できる。
更に、シャッター304が開状態の時には、Sの領域が
全て露出するので、この記録媒体カートリッジを使用す
る交換型記憶装置の記録再生ヘッドの回避動作を小さく
できるため、薄形の交換型記憶装置が得られる効果があ
る。更にまた、以上のような効果を、上述のような比較
的簡単な構成で実現できる効果も有する。
【0120】以上のように、この発明の交換型記憶装置
は、情報処理装置に挿脱可能なカード型記憶装置と互換
性を有する装置であって、記録媒体又は記録媒体カート
リッジが交換可能であって、上記記録媒体を回転駆動す
るための記録媒体駆動アクチュエータと、上記記録媒体
に記録又は再生又は記録再生を行うためのヘッドと、上
記ヘッドを搭載するキャリッジと、上記ヘッドを移動位
置決めするためのヘッド駆動アクチュエータと、上記記
録媒体を上記記憶装置に対し挿脱するための機構と、上
記記録媒体駆動アクチュエータ等の制御及び記録再生等
に係わる回路と、上記記憶装置の挿脱に伴って接合離間
するコネクタとを備えたことを特徴とする。
【0121】また、装置の厚さが5mm以下、幅が5
4.1mm以下であることを特徴とする。
【0122】また、上記記録媒体は、直径が1.8イン
チ以下であり、厚さ2mm以下、幅54mm以下のカー
トリッジに収納されていることを特徴とする。
【0123】また、上記交換型記憶装置に対して、上記
記録媒体又は記録媒体カートリッジを挿脱する際に、略
一方向に挿脱することのみによって記録媒体又は記録媒
体カートリッジをロード・アンロードすることを特徴と
する。
【0124】また、上記記録媒体駆動アクチュエータの
ロータの中心部は、上記記録媒体をセンタリングし、回
転中心を決定する機能を持つとともに、バネ等で保持、
予圧され、浮沈又は回動可能な1個又は複数個のボール
を有し、ロータは、上記記録媒体を保持するハブを吸引
チャッキングするマグネットを有し、上記ハブは、外周
部にテーパ面を持ち、中心部に上記ボールと結合する穴
又はくぼみを有していることを特徴とする。
【0125】また、上記記録媒体駆動アクチュエータの
ロータの中央周辺部には、上記記録媒体をセンタリング
し、回転中心を決定する機能を持つ、3個又はそれ以上
のボール、或いは、ニードルを有し、かつ、該ボール、
或いは、ニードルを回転自在に保持係合するリテーナを
有し、また、ロータの中心部には、上記記録媒体を結合
しているハブを吸引チャッキングするマグネットを有す
ることを特徴とする。
【0126】また、上記記録媒体駆動アクチュエータの
ロータは、上記記録媒体をセンタリングし、回転中心を
決定する機能を有した突起部又は穴部を持つバネ部材
と、上記バネ部材が変位するための空間を有していると
ともに、上記記録媒体は、上記突起部又は穴部と相合す
る穴部、或いは、突起部を有していることを特徴とす
る。
【0127】また、上記キャリッジの一部は、回動可能
であり、上記キャリッジの先端部にアームを介して上記
ヘッドが保持されており、上記記録媒体又は記録媒体カ
ートリッジの挿脱に伴ってアームが回動し、上記ヘッド
が上記記録媒体に対して接触したり離間したりすること
を特徴とする。即ち、上記記録媒体又は記録媒体カート
リッジが挿入されることによって、上記ヘッドが上記記
録媒体に接触し、上記記録媒体又は記録媒体カートリッ
ジが抜き取られる際に、上記ヘッドが記録媒体から離間
することを特徴とする。
【0128】また、上記記録媒体又は記録媒体カートリ
ッジを、上記記憶装置の筐体に対して斜めに開閉する記
録媒体カートリッジホルダに挿脱することを特徴とす
る。
【0129】また、斜めに挿入される記録媒体カートリ
ッジを収納し、記憶装置の保護カバーを兼ねる記録媒体
カートリッジホルダと、記録媒体カートリッジホルダに
重なるように記録媒体カートリッジホルダの上面側に設
けられたサブカバーとを有することを特徴とする。
【0130】また、上記記録媒体カートリッジホルダと
サブカバーが、それぞれ独立の回動支点を持ち、上記サ
ブカバーの回動半径が上記記録媒体カートリッジホルダ
の回動半径よりも小さく、上記サブカバーの回動支点が
記録媒体カートリッジホルダの回動支点の内側にあり、
上記記録媒体カートリッジホルダの回動に伴って回動
し、上記記録媒体が挿入される状態においては、上記記
録媒体カートリッジホルダとの間に空間を形成し、上記
ヘッドの退避を可能にすることを特徴とする。
【0131】また、上記サブカバーの回動半径が上記媒
体ホルダの回動半径よりも大きく、上記サブカバーの回
動支点が記録媒体カートリッジホルダの回動支点の外側
にあることを特徴とし、上記サブカバーは、上記媒体ホ
ルダの回動に伴って回動し、上記記録媒体が挿入される
状態においては、上記記録媒体カートリッジホルダとの
間に空間を形成し、上記ヘッドの退避を可能にすること
を特徴とする。
【0132】また、記録再生ヘッドを搭載するキャリッ
ジの一部が回動可能であり、上記記録媒体カートリッジ
ホルダが回動するに伴ってアームを有し、上記アームの
先端部にバネ部材を介して上記ヘッドが設けられている
ことを特徴とする。
【0133】また、この発明の記録媒体駆動アクチュエ
ータは、ステータと、ステータのティースに巻回された
駆動コイルと、ロータとから成る記録媒体駆動アクチュ
エータであって、上記コイルが磁性材から成るボビンに
巻回され、上記ステータに挿入固定されることを特徴と
する。
【0134】また、上記ステータは、駆動相数に等しい
複数のティースを1ブロックとしてブロック化されたも
のが少なくとも1つ以上設けられており、上記コイルが
磁性材から成るボビンに巻回され、上記ステータに挿入
固定されることを特徴とする。
【0135】また、上記ボビンは、断面が略コの字、も
しくは、略ロの字状又は略円形状を呈していることを特
徴とする。
【0136】また、上記記録媒体駆動アクチュエータの
軸受は、ロータマグネットを支持するロータヨークと結
合されたロータ外周部に設けられ、ロータ中央部にセン
タリングボールの退避空間を構成したことを特徴とす
る。
【0137】また、上記記録媒体駆動アクチュエータの
軸受は、ロータマグネットを支持するロータヨークの一
部が成形された円筒部と、ボール又はボールベアリング
とから成っていることを特徴とする。
【0138】また、この発明のヘッド駆動アクチュエー
タは、回転自在に支持された略円筒状のマグネットから
成るロータ又は該マグネットとロータヨークから成るロ
ータと、ロータの回転軸を対象軸として水平に対向して
設けられたステータヨークと、駆動コイルとから成り、
一定の角度ずつステップ駆動する。
【0139】また、この発明のヘッド駆動アクチュエー
タは、上記ヘッドを搭載するキャリッジに設けられた円
筒状のニードルと接合摺動するスパイラル状の溝を持つ
リードスクリュウと、リードスクリュウに結合されたロ
ータと、リードスクリュウの先端部に配置されてリード
スクリュウの先端を受けるピボット軸受と、リードスク
リュウの他端から予圧を与えるバネを持つことを特徴と
し、一定の角度ずつステップ回動して、上記キャリッジ
を駆動位置決めする。
【0140】また、この発明のヘッド駆動アクチュエー
タは、厚さ5mm以下であることを特徴とする。
【0141】また、上記ロータの回転軸方向に着磁され
たロータマグネットと、略歯車状を呈しロータヨーク
と、これらロータヨークに一定のギャップを介して対向
するステータヨークを持つことを特徴とする。
【0142】また、上記ロータマグネットは、上記回転
軸のラジアル方向に着磁されていることを特徴とする。
【0143】また、上記ステータ及びロータは、一対以
上の部材から構成されていることを特徴とする。
【0144】また、この発明の記録媒体カートリッジ
は、ケースとシャッターを有し、上記シャッターがカー
トリッジの記憶装置への挿入方向と直交する方向に開閉
するように設けられ、上記シャッターを開閉するための
ラッチが上記カートリッジ側面に設けられており、上記
ラッチと上記シャッターがバンドで連結されていること
を特徴とする。
【0145】また、記録媒体カートリッジは、記録再生
ヘッドがアクセスするためのウィンドウ部を開閉するシ
ャッター及びカートリッジのケースの記憶装置への挿入
方向側、即ち、外周辺側のそれぞれの部材の一部をなく
したことを特徴とする。
【0146】実施の形態16.更に、本発明の一実施の
形態を図を用いて説明する。図39は、FDD本体10
0の外観を示した斜視図である。図40は、上カバー1
13aを取り外し、FDD本体100内部の構造を示し
た斜視図である。図41は、上カバー103aを取り外
し、記録媒体カートリッジ300をFDD本体100内
に装着した斜視図である。図42は、FDD本体100
の一部断面側面図である。
【0147】図において、110はFDD本体100全
体を支えるフレームである。このフレーム110は、記
録媒体カートリッジ300を水平に装着する面を持つカ
ートリッジ受け面110s、装置の長手方向に伸延し、
カートリッジ受け面110sに対して垂直に立設する側
壁部111a,111b、そして、前方に開口し、記録
媒体カートリッジ300が挿入し易いようにテーパ面1
10cが設けられている。180は上記フレーム110
とFDD本体100の内部を保護し、FDD本体100
の上面に取り付けられる上カバー113aからなるカー
トリッジの挿脱口である。カートリッジ受け面110s
の中央には、円形の中央孔110dがあり、その中央孔
110dから挿脱口180の反対側には、長手方向に延
びている矩形状のヘッド用切り欠き部110eが設けら
れている。また、フレーム110は、上記上カバー11
3aと下カバー113bに挟持され、両カバー113
a,113bに覆われたFDD本体100の外形は、P
CMCIAのタイプ2に準拠した形状になっている。フ
レーム110の下側には、記録媒体カートリッジ300
内の記録媒体301を回転駆動させるための記録媒体駆
動アクチュエータ140が載置されている。この記録媒
体駆動アクチュエータ140は、椀状のロータ150、
記録媒体301に固着されている不図示の金属製ハブを
吸着させるチャッキングマグネット154、ロータ15
0の回転の中心となるセンタリングボール158などか
ら構成されている。また、上記センタリングボール15
8及びチャッキングマグネット154は、上記フレーム
110の中央孔110dからカートリッジ受け面110
s側に臨んでいる。
【0148】図43は、上記フレーム110のヘッド用
切り欠き部110eの周辺拡大図であり、FDD本体1
00の上面側から見た斜視図である。図44は、記録再
生が不可能で記録再生ヘッド101が退避したアンロー
ド状態を示した側面断面図で、図45は、記録再生が可
能なロード状態を示した側面断面図である。図46は、
ヘッド退避機構を示す斜視図であり、図46は、ヘッド
退避機構をFDD本体100の上面から見た斜視図であ
る。図47は、図46からフレーム110、ヘッドアー
ム104a,104bを取り除き、ヘッド退避機構のみ
を示した斜視図である。
【0149】図において、ヘッド用切り欠き部110e
には、記録媒体301に対して情報の記録/再生を行う
記録再生ヘッド101が位置し、偶座するようにカート
リッジ受け面110s側に位置する上ヘッド101a
と、底部下面側に位置する下ヘッド101bが設けら
れ、更に、両ヘッド101a,101bは、各々長手方
向に延在している上アーム104aと下アーム104b
の一端に対向して設置されている。両アーム104a,
104bは、他端がキャリッジ102に設置され、キャ
リッジ102とともに、ヘッド駆動アクチュエータ(不
図示)によって前後方向に移動する。上アーム104a
は、一端がキャリッジ102に固着され、下アーム10
4bは、キャリッジ102に回動支点を持ち、キャリッ
ジ102に一端を固定された可撓性の板材からなる下ア
ーム付勢バネ400により、上アーム104aと狭閉す
る方向に常に付勢される。キャリッジ102には、突起
状のアームストッパ102aが設けられ、下アーム10
4bの上アーム104a側への回転角度を規制し、下ア
ーム104bが一定角度の範囲内で回動するように限定
されている。402はヘッドリフターで、リフター部4
02a、回避レバー402b、回転力伝達部402c、
付勢力伝達部402dから構成されている。上記リフタ
ー部402aは、下ヘッド101bをロード状態、或い
は、アンロード状態にするために、回避レバー402b
が回転することによってリフター部402aも回転し、
下アーム104bを上下に移動させ、ロード、或いは、
アンロード状態にセットする。回避レバー402bは、
フレーム110より突設しているレバー支持部110g
によって、回転自在に支持されている。
【0150】ヘッドリフター402のリフター部402
aとは反対端部には、イジェクトシャフト403より伝
達力を授与して、回避レバー402bを回転させる回転
力伝達部402c、その回転力伝達部402cより少し
リフター部402a側に位置し、回転力を常に回避レバ
ー402bに伝達するための付勢力伝達部402dが設
けられている。この付勢力伝達部402dには、端部が
フレーム110に固定されている略U字状の回転力付勢
バネ404が当接しており、U字状の対向する両面が離
れる方向に付勢することで、付勢力伝達部402dを上
カバー113a側、いわゆる、図中矢印Aの方向に常に
付勢している。また、回転力伝達部402cは、フレー
ム110の側壁部111a内に位置する。また、回転力
伝達部402cは、先端部が下カバー113b側に曲が
ってており、イジェクトシャフト403の端部403a
に当接するようになっている。
【0151】図48は、イジェクトシャフト403の外
形斜視図である。イジェクトシャフト403は、フレー
ム110の側壁部111a内を長手方向にスライド可能
で、挿脱口180側の一端には、イジェクトボタン40
5が固着されている。そして、その他端には、端部に向
かってイジェクトシャフト403の厚さが絞り込まれて
いることで設けられる端部403aが設けられている。
長手方向の略中央部には、イジェクトシャフト403の
外周に嵌合するようなバネ止め406が設けられてい
る。
【0152】図49は、付勢用切り欠き部110kを有
する側壁部111aを示した周辺斜視図である。側壁部
111aは、外部に向かって開口する付勢用切り欠き部
110kを有する。付勢用切り欠き部110kでは、イ
ジェクトシャフト403、バネ止め406及びコイルバ
ネ407が見えており、コイルバネ407の内径部にイ
ジェクトシャフト403が入り、このコイルバネ407
の一端がバネ止め406に、他端が挿脱口180の反対
側にあるフレーム110のバネ当たり面110mに当接
している。付勢用切り欠き部110kの開口距離は、コ
イルバネ407が伸張する作用を保持する距離である
為、コイルバネ407は、上記バネ当たり面110mを
基準に伸張し、バネ止め406を介して常時イジェクト
シャフト403を、挿脱口180側に付勢する。
【0153】図50は、記録媒体カートリッジ300の
挿入/排出により、イジェクトシャフト403の長手方
向への移動を司るシャフト係止片408の周辺部斜視図
である。シャフト係止片408は、可撓性の板材からな
り、一端は屈曲凸部408aを形成し、他端はフレーム
110に固定されている。シャフト係止片408は、屈
曲凸部408aが、イジェクトシャフト403の長手方
向に切り欠かれている係止用切り欠き部403eと係合
する。屈曲凸部408aは、下カバー113b側に撓む
ことで、係合状態を解除する。
【0154】次に、記録媒体カートリッジ300がFD
D本体100内に挿入され、記録再生が不可能なアンロ
ード状態から記録再生が可能となるロード状態に移行す
るまでのヘッド退避機構の動作について説明する。図5
1は、アンロード状態でのヘッド退避機構を示した斜視
図で、フレーム110は不図示である。
【0155】挿脱口180より挿入された記録媒体カー
トリッジ300は、カートリッジ受け面110s上を摺
動して、シャフト係止片408の屈曲凸部408aに接
触する。屈曲凸部408aは、下カバー113b側に記
録媒体カートリッジ300に押圧されることで撓み、イ
ジェクトシャフト403の係止用切り欠き部403eと
の係合状態が解除される。すると、イジェクトシャフト
403は挿脱口180側にコイルバネ407によって付
勢されているので、係合状態が解除され、付勢されてい
る挿脱口180の方向に、バネ止め406がバネ当たり
面110mと反対側のフレーム側壁部111aに当接す
るまで移動する。イジェクトシャフト403の移動に伴
い、アンロード状態時にイジェクトシャフト403のテ
ーパ面403bより挿脱口180側である高位面403
cに、回転力伝達部402cが当接していたのが、テー
パ面403b上を摺動してテーパ面403bより挿脱口
180の反対側の低位面403dに当接することで、回
転力伝達部402cが回避レバー402bを中心に回転
する。回転力伝達部402cが回転することで、回転力
付勢バネ404の付勢力により、回避レバー402bが
図中A方向に回転し、それに伴ってリフター部402a
も同方向に回転する。下アーム104bは、当接してい
たリフター部402aが回転することにより、下アーム
104bから離れるのでストッパ102aに当接するま
で回動する。そして、ストッパ102aに当接した時
は、下ヘッド101bは、上ヘッド101aと記録媒体
301を挟持した状態となり、記録再生可能なロード状
態となる。
【0156】次に、ロード状態からアンロード状態に移
行し、下ヘッド101bを退避させるまでの動作につい
て説明する。図52は、ロード状態でのヘッド退避機構
を示した斜視図で、フレーム110は不図示である。
【0157】フレーム110より突出しているイジェク
トボタン405を、イジェクトシャフト403のコイル
バネ407による付勢力に反して押圧することで、イジ
ェクトシャフト403を移動させる。記録媒体カートリ
ッジ300がロード状態時に低位面403dに当接して
いた回転力伝達部402cは、イジェクトシャフト40
3の移動とともにテーパ面403bを摺動し、高位面4
03cに当接箇所を移動する。低位面403dから高位
面403cに、上記回転力伝達部402cを移動させる
ことで、アンロード状態時からロード状態時に、回転し
た方向とは逆のB方向に回避レバー402bが回転す
る。この回避レバー402bの回転にともなって、リフ
ター部402aも回転し、下アーム104bに当接する
ことにより下アーム104bは、上アーム104aと離
れる方向に回動する。従って、両ヘッド101a,10
1bは離れ、記録媒体301の挟持状態が解除される。
解除された後は、記録媒体カートリッジ300がシャフ
ト係止片408と接触しない位置まで排出することで、
下カバー113b側に撓んでいたシャフト係止片408
が弾性力により、係止用切り欠き部403eに屈曲凸部
408aが係合し、アンロード状態となる。
【0158】実施の形態17.本実施の形態では、回転
力付勢バネ404とその周辺の構造に係わる他の実施の
形態を示す。図53は、回避レバー402bに固着、或
いは、一体型の回転力伝達部402cとその周辺の一部
断面側面図である。図において、113aはFDD本体
100の上面を覆う上カバー、402cは回避レバー4
02bの軸芯を回転中心として回避レバー402b及び
不図示のリフター部402aとともに、回転可能な回転
力伝達部である。113dは略上記回転力伝達部402
cの上部に位置し、上カバー113aの一部を切り起こ
して形成されている押圧爪である。押圧爪113dは、
回転力伝達部402cが、常にイジェクトシャフト40
3の高位面403c、テーパ面403b、低位面403
dのいずれかに当接するように予圧を与えている。この
ように、上カバー113aに押圧爪113dを設けるこ
とで、実施の形態16における回転力付勢バネ404及
び付勢力伝達部402dを設ける必要がなくなり、部品
点数を削減することができる。
【0159】実施の形態18.図54は、記録媒体カー
トリッジ300をFDD本体100に位置決めする位置
決め機構部の斜視図であり、位置決めを解除しているア
ンロード状態である。図55は、ロード状態での位置決
め機構を示した斜視図である。図56は、記録媒体カー
トリッジ300の係合状態を示した斜視図である。
【0160】図において、410は記録媒体カートリッ
ジ300がFDD本体100に記録再生可能なロード状
態を保持するための位置決め用部材のラッチレバーで、
略円柱状のストッパ部410aと、平面方向に略U字状
の鉤状バネ部410bから構成される。上記鉤状バネ部
410bは、フレーム110の切り欠き凹部110p内
に配置され記録媒体カートリッジ300が、FDD本体
100内にロードされた時、上記記録媒体カートリッジ
300の下にかくれるようになる。
【0161】イジェクトシャフト403には、アンロー
ド状態にストッパ部410aが退避するためのロック用
切り欠き部403fが設けられている。このロック用切
り欠き部403fは、ラッチレバー410のストッパ部
410aの側面が当接するように設けられ、このストッ
パ部410aは、上記鉤状バネ部410bによって、ロ
ック用切り欠き部403fに常に当接するように付勢さ
れている。また、記録媒体カートリッジ300の側面に
は、半円状のストッパ用切り欠き部300aが設けられ
ており、記録媒体カートリッジ300が完全にFDD本
体100内に挿入された時、上記ストッパ部410aの
側面が上記記録媒体カートリッジ300のストッパ用切
り欠き部300aに係合する。このように、ラッチレバ
ー410は、記録媒体カートリッジ300のストッパ用
切り欠き部300aと係合することで、記録媒体カート
リッジ300を長手方向に対する位置決めと、短手方向
の位置決めを行う。
【0162】次に、記録媒体カートリッジ300がFD
D本体100内に挿入される、アンロード状態からロー
ド状態に移行するまでのカートリッジ位置決め機構の動
作について説明する。
【0163】挿脱口180より挿入された記録媒体カー
トリッジ300は、カートリッジ受け面110sを摺動
し、FDD本体100内部へ挿入される。挿入の際、ラ
ッチレバー410は、鉤状バネ部410bによりイジェ
クトシャフト403側に付勢されているので、ロック用
切り欠き部403fに当接し、記録媒体カートリッジ3
00の挿入の妨げにならないように退避している。記録
媒体カートリッジ300が完全に挿入されると、記録再
生ヘッド101の退避機構により、イジェクトシャフト
403が挿脱口180側に移動し、同時にロック用切り
欠き部403fも挿脱口180側に移動する。ロック用
切り欠き部403fに当接しているラッチレバー410
は、ロック用切り欠き部403fに沿いながら、FDD
本体100の内側に突出してくる。記録媒体カートリッ
ジ300の挿入が完了し、イジェクトシャフト403の
移動が完了した時に、ラッチレバー410のストッパ部
410aとストッパ用切り欠き部300aが係合して、
記録媒体カートリッジ300はロード状態となる。
【0164】次に、記録媒体カートリッジ300がFD
D本体100外に排出される、ロード状態からアンロー
ド状態に移行するまでのカートリッジ位置決め機構の動
作について説明する。
【0165】ロード状態からアンロード状態にするに
は、ヘッド退避機構に連動して行われる。ヘッド退避機
構でイジェクトボタン405を押圧して、イジェクトシ
ャフト403が挿脱口180の反対側に移動すると、ロ
ック用切り欠き部403fも移動し、ロック用切り欠き
部403fの切り欠き形状に沿ってラッチレバー410
がイジェクトシャフト403の方向に退避する。する
と、ラッチレバー410とストッパ用切り欠き部300
aの係合状態が解除され、ラッチレバー410によって
FDD本体100の内側に押圧されていた記録媒体カー
トリッジ300も位置決めが解除されて、記録媒体カー
トリッジ300の排出が可能になり、アンロード状態に
なる。このような構成によって、記録媒体カートリッジ
300がFDD本体100内での位置決めがなされる。
【0166】実施の形態19.本実施の形態は、カート
リッジ位置決め機構に係わる他の実施の形態を示す。図
57は、本実施の形態のカートリッジ位置決め機構の構
造を示す斜視図である。図において、110sはフレー
ム110のカートリッジ受け面、111aは上記フレー
ム110の側壁面である。403はイジェクトシャフ
ト、403fは上記イジェクトシャフト403に設けら
れたロック用切り欠き部である。410は略円柱状のス
トッパ部410a及び平面状のレバー部410cから構
成されるラッチレバーである。このラッチレバー410
は、FDD本体100の厚さ方向の抜け止めと、ラッチ
レバー410が回転可能となる回転軸を兼ねたピン41
1と係合されている。上記実施の形態のように、常時ロ
ック用切り欠き部403fにラッチレバー410が付勢
されていないが、記録媒体カートリッジ300が挿入さ
れることで、記録媒体カートリッジ300の先端部によ
って、ストッパ部410aがロック用切り欠き部403
fに退避する。位置決め機構がロード状態になると、逆
にイジェクトシャフト403のロック用切り欠き部40
3fより押し出されて、記録媒体カートリッジ300の
ストッパ用切り欠き部300aと係合する。また、記録
媒体カートリッジ300の排出時には、記録媒体カート
リッジ300の排出動作にともないイジェクトシャフト
403が挿脱口180側に移動し、ストッパ部410a
がロック用切り欠き部403f内に退避可能となり、記
録媒体カートリッジ300の移動によって、ロック用切
り欠き部403f内にストッパ部410aが戻される。
【0167】実施の形態20.図58は、記録媒体カー
トリッジ300をFDD本体100内に挿入した時の一
部断面側面図である。図59は、上カバー113aの全
体斜視図である。図において、113aは上カバーで、
この上カバー113aには、記録媒体カートリッジ30
0がFDD本体100に挿入された時、上記記録媒体カ
ートリッジ300を、上記FDD本体100の厚み方向
に押さえるための折り曲げ片113cが設けられてい
る。この折り曲げ片113cの弾性により、上記記録媒
体カートリッジ300の上面を押さえるので、上記記録
媒体カートリッジ300は、FDD本体100内にしっ
かりと固定される。このように、上カバー113aの折
り曲げ片113cで記録媒体カートリッジ300を押さ
えることにより、安定した記録再生動作を行うことがで
きる。
【0168】以上のように、イジェクトシャフトを移動
させることによって回避レバーを回転させ、回避レバー
の回転に伴いヘッドリフターがアームに当接し、回動さ
せるので、記録媒体カートリッジを水平方向に挿入した
後、垂直方向への移動が必要でなくなる。従って、構造
が簡略化でき、装置の厚みを薄型化できる効果がある。
【0169】また、イジェクトシャフトを挿脱口側に付
勢する一端がイジェクトシャフトに当接し、他端がフレ
ームに当接しているイジェクトバネを備えているので、
イジェクトシャフトは、常時挿脱口側に付勢されている
ことになり、イジェクトシャフトに係わる機構を簡略化
でき、安価な装置を得られる効果がある。
【0170】また、一端にイジェクトシャフトに設けら
れた切り欠き部と係合する係止部を有し、他端がフレー
ムに固定されているシャフト係止片が設けられており、
記録媒体カートリッジが挿入され所定位置に達すると、
シャフト係止片の係止部が記録媒体カートリッジによっ
て変位させられ、イジェクトシャフトとの係合状態が解
除され、イジェクトシャフトが挿脱口側に移動可能とな
るので、装置の厚みを薄型化できる効果がある。
【0171】また、回避レバーと当接するイジェクトシ
ャフトの当接部がテーパ状をしており、イジェクトシャ
フトを進退させることによって回避レバーが回動するの
で、ヘッド退避機構を簡略化でき、安価な装置を得られ
る効果がある。
【0172】また、回避レバーに一端が当接し、他端が
フレームに当接、もしくは、固定された回避レバーを所
定方向に付勢するための回避レバー付勢手段を備えてい
るので、ヘッド退避機構を簡略化でき、安価な装置を得
られる効果がある。
【0173】また、回避レバーと当接し回避レバーに所
定方向の付勢力を与える押圧爪をカバーに設けたので、
回避レバーに押圧爪の付勢力を伝達することができ、回
避レバーを付勢することが可能になるので、ヘッド退避
機構を簡略化でき、安価な装置を得られる効果がある。
【0174】また、イジェクトシャフトを進退させるこ
とによって一端がフレームに係合され、他端がイジェク
トシャフトに当接するラッチレバーを回動、もしくは、
変位させることによって、記録媒体カートリッジに設け
られた切り欠き部にラッチレバーの頭部が係合されるの
で、記録媒体カートリッジの位置決めすることが可能に
なり、記録媒体カートリッジの位置決め機構を簡略化で
き、安価な装置を得られる効果がある。
【0175】また、記録媒体カートリッジを記録媒体駆
動アクチュエータ側へ付勢する折曲片をカバーに設けた
ので、記録媒体カートリッジを押圧することが可能にな
り、部品点数を削減することができ、安価な記憶装置を
得られる効果がある。
【0176】実施の形態21.以下、更に、この発明の
一実施の形態を図を用いて説明する。図60は、記録媒
体カートリッジの平面図、図61は、上記カートリッジ
の側面図である。この図60と図61は、シャッター3
04が開いた状態の図である。図62は、記録媒体カー
トリッジの平面方向の断面図、図63は、図62に示す
A−A地点から矢印方向に見た断面図である。また、図
64は、本発明におけるFDD本体の一部平面図、図6
5は、図64に示すB−B地点から矢印方向に見たとき
の断面図で、記録媒体がロード状態時のFDD本体と記
録媒体カートリッジが示されている。
【0177】図において、300は記録媒体カートリッ
ジであり、樹脂性のアッパーシェル302aとロアーシ
ェル302bから成るカートリッジケース302内に、
ハブ303に固着された円板状の記録媒体301が搭載
されている。306はオープナ・バンドで、一端はオー
プナ・ラッチ307、他端はシャッター304が結合さ
れている。図60に示すように、記録媒体カートリッジ
300をX方向にFDD本体100に挿入していく時、
オープナ・ラッチ307は、FDD本体100に設けら
れているオープナ・レバー324によって−X方向に移
動させられ、同時にシャッター304が−Y方向に引っ
張られてウィンドウ305が開放され、記録媒体301
が露出される。この時、Sの領域にカートリッジケース
302の部材もシャッター304の部材も無い構造にな
っている。また、逆に記録媒体カートリッジ300をF
DD本体100から抜き取る時には、上記オープナ・レ
バー324によってオープナ・ラッチ307は、X方向
に移動させられ、同時にシャッター304は、Y方向に
移動しウィンドウ305が閉じる。
【0178】310は記録媒体301に一度記録した情
報を消さないための書き込み禁止状態を判別するための
スライド部材で、このスライド部材310には、二股状
の導電性の金属片311が一体成形等により固着されて
いる。この導電性の金属片311は、板バネ状の弾性材
から成っている。そして、ロアーシェル302bには、
図62及び図63に示すように、2個の導電性の金属板
312a,312bがそれぞれ離れて一体成形等により
固着されている。また、上記金属板312a,312b
の1平面がロアーシェル302bの下面部に露出してい
る。
【0179】また、図64,図65において、110は
FDD本体を支えるフレーム、115a,115bは上
記書き込み禁止状態を判別するライトプロテクトスイッ
チの端子で、導電性金属の板バネにより構成されてい
る。それぞれの端子115a,115bは、接触しない
ように離れた位置に樹脂等の非導電体のスイッチホルダ
116によって固定され、このスイッチホルダ116
は、フレーム110に固着されている。
【0180】また、上記端子115a,115bは、図
示していないが、FDD本体100に搭載される回路基
板114とケーブル等により接続されている。そして、
端子115a,115bの平面方向の配置は、記録媒体
カートリッジ300がFDD本体100にロード状態に
装着された時、ロアーシェル302bから露出した2ヶ
所の金属板312a,312bと、端子115a,11
5bがそれぞれ接触するようになっている。
【0181】次に、ライトプロテクトスイッチの動作に
ついて説明する。図66は、記録媒体カートリッジ30
0の平面方向の断面図で、スライド部材310に固着さ
れる金属片311が、ロアーシェル302bに固着され
る金属板312bのみと接触した状態を示す。また、図
67は、上記記録媒体カートリッジ300の平面方向の
断面図で、上記金属片311が、上記金属板312a,
312bの2ヶ所に接触した状態を示している。
【0182】FDD本体100に記録媒体カートリッジ
300が記録再生可能なロード状態にセットされると、
FDD本体側のライトプロテクトスイッチの端子115
a,115bは、ロアーシェル302bに固着される金
属板312a,312bとそれぞれ接触状態となる。図
66に示すように、上記金属片311が金属板312b
のみと接触している時は、回路基板114と接続されて
いる上記端子115a,115bは導通されない。逆
に、図67に示すように、上記金属片311が金属板3
12a,312bの両方と接触する時は、上記端子11
5a,115b間は、導通状態となる。回路基板側は、
この導通状態を検知して書き込み禁止の可/否を判断す
ることができる。
【0183】このように、ライトプロテクトスイッチの
一部の機能を記録媒体カートリッジ300側にもたせる
構造にすることにより、従来より薄型のFDD本体が構
成され、汎用のPCMCIAのタイプ2の規格のスロッ
トに挿入可能な厚さである5.0mm以下のFDD本体
100を得ることができる。
【0184】実施の形態22.図68は、FDD本体1
00に記録媒体カートリッジ300が記録再生可能なロ
ード状態に装着された時の上面図で、図69は、図68
の側面と図68に示すC−C地点から矢印方向に見た一
部断面図である。図において、181はPCMCIAの
タイプ2規格に則ったインタフェースコネクタ、310
は記録媒体への書き込み禁止状態の判別手段であるスラ
イド部材、300は記録媒体301、アッパーシェル3
02a、ロアーシェル302b、上記スライド部材31
0等から成る記録媒体カートリッジである。上記スライ
ド部材310は、FDD本体100に記録媒体カートリ
ッジ300が記録再生可能なロード状態に装着されて
も、FDD本体100よりも外にあり、スライド部材3
10をY方向に移動するためにアッパーシェル302a
に穴があいており、その穴からのぞいているスライド部
材を動かすようになっている。また、上記記録媒体カー
トリッジ300の先端中央部には、穴300hがあいて
おり、記録媒体カートリッジ300をFDD本体100
から引き出す時に、この穴300hを利用することもで
きる。
【0185】このように、記録媒体への書き込み禁止状
態の判別手段であるスライド部材310を、FDD本体
100に記録媒体カートリッジ300がロード状態に装
着されても、FDD本体100よりも外にあり、かつ、
上面に操作面があるため、わざわざ記録媒体カートリッ
ジ300をアンロード状態にしなくても、書き込み禁止
の指定をすることができる。
【0186】実施の形態23.図70は、FDD本体1
00に記録媒体カートリッジ300がロード状態に装着
されたときの平面方向の断面図で、図71は、図70に
示すD−D地点から矢印方向に見た断面図である。図に
おいて、110はFDD本体100を支えるフレーム、
105はヘッド駆動アクチュエータ、114は回路基
板、302bはロアーシェル、130は記録媒体カート
リッジ300をFDD本体に装着、位置決めするための
ローディング部材である。320は記録媒体カートリッ
ジ300が、FDD本体100に装着されたことを検知
するディスクインスイッチとして使用する導電性の金属
板で、ロアーシェル302bの表面に上記金属板の平面
部が露出し、一体成形等により固着されている。回路基
板114には、2個のディスクインスイッチ用端子11
7,118が半田付け等により固着されている。
【0187】このディスクインスイッチ用端子117,
118はバネ性を持っており、上記端子先端部117
a,118aは、常にFDD本体100の上面方向、即
ち、記録媒体カートリッジ300の厚さ方向に力がかか
っている。また、上記端子先端部117a,118aの
2ヶ所は、ロアーシェル302bに固着した上記金属板
320の記録媒体カートリッジ300から露出した面
に、記録媒体カートリッジ300がロード状態に装着さ
れ時に、常に接触するように配置されている。
【0188】記録媒体カートリッジ300がFDD本体
100に装着されると、上記記録媒体カートリッジ30
0に搭載されているディスクインスイッチとして使用す
る金属板320に、ディスクインスイッチ用端子11
7,118の端子先端部117a,118aが共に接触
する。すると、上記ディスクインスイッチ用端子117
と118は、導通状態になる。この導通状態になったこ
とを回路基板114で検知することにより、記録媒体カ
ートリッジ300がFDD本体100に記録再生可能な
ロード状態になったことを判断することができる。
【0189】このように、ディスクインスイッチ用にカ
ートリッジ下面、いわゆる、ロアーシェル302bに金
属板320を設け、その金属板の平面部を記録媒体カー
トリッジ300の表面に露出させ、回路基板114から
ディスクインスイッチ用端子117,118を設けるこ
とにより、記録媒体カートリッジ300がFDD本体1
00にロード状態になったことを検知するためのディス
クインスイッチの構造を簡素化し、FDD本体100を
薄型化することができる。
【0190】実施の形態24.本実施の形態では、ディ
スクインスイッチの構造に係わる他の実施の形態を示
す。図72は、FDD本体100に記録媒体カートリッ
ジ300がロード状態に装着された時の平面方向の断面
図で、図73は、図72に示すE−E地点から矢印方向
に見た断面図である。図において、110はFDD本体
を支えるフレーム、105はヘッド駆動アクチュエー
タ、114は回路基板、300は記録媒体カートリッジ
で、302aは上記記録媒体カートリッジ300の上側
ケースであるアッパーシェル、310はライトプロテク
ト用スライド部材、304は上記記録媒体カートリッジ
300のシャッター、181はPCMCIAタイプ2に
則ったインタフェースコネクタである。
【0191】回路基板114上には、少なくとも2本以
上(図72では5本)の端子332がついたコネクタ3
31が、記録媒体カートリッジ300がロード状態にな
った時、位置決め基準になるように取り付けられてい
る。そして、上記記録媒体カートリッジ内には、上記端
子332と結合するようなコネクタコンタクト330が
設けられており、その内少なくとも2ヶ所は導通がある
ように、コネクタコンタクト330同士が半田やケーブ
ル等によって接続されている。図72では、コネクタコ
ンタクト330aと330bが導通状態となっている。
本実施の形態によれば、ディスクインスイッチの検出を
コネクタの接続による導通状態を検知して行うようにし
たことにより、記録媒体カートリッジ300の位置決め
と安定した薄型のディスクインスイッチが得られる。
【0192】実施の形態25.図74は、記録媒体カー
トリッジ300の上面図であり、シャッター304が開
いている状態である。図75は、図74に示すF−F地
点から矢印方向に見た断面図である。図において、30
0は記録媒体カートリッジで、記録媒体301とハブ3
03は、両面粘着テープ等により固着され、上記カート
リッジ内に回転可能に搭載されている。また、上記記録
媒体カートリッジ300のケースは、アッパーシェル3
02aとロアーシェル302bから成っており、上記ハ
ブ303の中央の穴303aより、少しずれた位置に対
応したアッパーシェル302aの内側に、1回転中の所
定の位置を検出するインデックスセンサ340が固着さ
れている。ここでは、このインデックスセンサ340に
反射型光センサを用いている。
【0193】ハブ303の材質は、ステンレス材を用い
ることが多く、色は通常銀色である。記録媒体301、
或いは、ハブ303の所定の位置を反射型光センサで検
出するために、上記インデックスセンサ340に対向す
るハブ303の対向面303bには、銀と対向色になる
ような黒等のマーカ350が付けてある。その結果、記
録媒体301及びハブ303が回転すると、ハブ303
の一部に付けられた黒のマーカ350によりインデック
スセンサ340の出力信号が変化して、その変化した信
号からインデックス信号が得られる。
【0194】インデックスセンサ340は、フレキシブ
ルプリント基板(以後、FPCと略す)341により接
続されており、記録媒体カートリッジ300のシャッタ
ー304側に設けたコネクタソケット333の各コネク
タコンタクト330と、FPC341が半田等により固
着されている。従って、上記インデックスセンサ340
で得られたインデックス信号は、FPC341及びコネ
クタコンタクト330を介して、FDD本体100の回
路基板114に出力される。このように、インデックス
センサ340を記録媒体カートリッジ300内に設ける
ことにより、FDD本体100の小型、薄型化を実現す
ることができる。
【0195】実施の形態26.本実施の形態は、実施の
形態25に記載した記録媒体カートリッジの別の一実施
の形態を示す。図76は、図75と同様に、記録媒体カ
ートリッジの上面図である図74のF−F断面図であ
る。図において、302aはアッパーシェル、302b
はロアーシェル、303はハブ、301は記録媒体であ
る。340はインデックスセンサで、ここでは、磁気抵
抗素子を用いている。また、上記インデックスセンサ3
40に対向するハブ303の対向面303bには、平面
方向にNとSの磁極を持つシート状マグネット351が
接着等により固着されている。その結果、記録媒体30
1及びハブ303が回転すると、ハブ303の一部に固
着されている上記マグネット351の磁界を磁気抵抗素
子によるインデックスセンサ340が検知し、インデッ
クス信号を得ることができる。このように、インデック
スセンサに磁気抵抗素子を用いても実施の形態5と同様
に、1回転中の所定の位置を検出するためのインデック
ス信号を得ることができる。
【0196】実施の形態27.図77は、記録媒体カー
トリッジ300のロアーシェル302b側の平面図であ
る。図78は、上記記録媒体カートリッジ300がFD
D本体100に記録再生可能なロード状態にセットされ
た時の一部断面平面図である。図79は、図78に示す
G−G地点から矢印方向に見た断面図である。図におい
て、302bはロアーシェル、304はシャッター、3
01は記録媒体である。記録媒体301の外周の一部に
は、切り欠き301aが設けてある。また、ロアーシェ
ル302bには、上記切り欠き301aがのぞけるよう
な穴300bが開いている。図77では、この穴300
bは、記録媒体シャッター304が開いている時にのみ
露出し、シャッター304が閉じている時には、このシ
ャッター304によって穴300bは、記録媒体カート
リッジ300の表面からは見えないように配置されてい
る。穴300bの配置は、シャッター304によって隠
れる位置でなくてもかまわない。
【0197】また、FDD本体100には、記録媒体カ
ートリッジ300が記録再生可能なロード状態にセット
された時、上記ロアーシェル302bの穴300bと平
面配置が同一のところに、1回転中の所定位置を検出す
るインデックスセンサ340が固着されている。ここで
のインデックスセンサ340は、反射型光センサを用い
ている。
【0198】次に、このインデックスセンサ340によ
り、インデックス信号を得るまでを説明する。記録媒体
カートリッジ300が、FDD本体100にロード状態
にセットされると、前述したようなディスクインスイッ
チによって、記録媒体301がセットされたことを検知
する。すると、記録媒体駆動アクチュエータ140が回
転し、同時に記録媒体301及びハブ303が回転す
る。上記ロード状態では、インデックスセンサ340を
設けた位置と、ロアーシェル302bに設けた穴300
bの位置が一致しているので、上記反射型光センサを用
いたインデックスセンサ340は、記録媒体301の切
り欠き301aを検知することができる。これにより、
インデックス信号を得ることができる。
【0199】このように、記録媒体301の外周の一部
に切り欠きを設け、FDD本体100側に反射型光セン
サを用いたインデックスセンサ340を設けることによ
り、1回転中の所定の位置を検出するインデックス信号
を得ることができ、また、センサの取付位置等を微調整
せずにすむ。
【0200】以上のように、交換型記憶装置は、カート
リッジ内に金属板を少なくとも2ヶ所設け、別の金属片
を固着したスライド部材が上記2ヶ所の金属板の内、1
ヶ所と接触する場合と両方に接触する場合とによって書
き込み禁止状態を判断するようにしたので、書き込み禁
止スイッチの薄型化が実現できる効果がある。
【0201】また、ロアーシェルの表面に導電性金属板
が露出しているので、書き込み禁止スイッチ、或いは、
ディスクインスイッチの薄型化が実現できる効果があ
る。
【0202】また、スライド部材を記録媒体カートリッ
ジが記憶装置本体に装着された状態においても、上記記
憶装置からはみ出た位置で、かつ、カートリッジ上面に
配置したので、操作性の良好な記憶装置を得る効果があ
る。
【0203】また、導電性金属板が記録媒体カートリッ
ジの表面に露出し、記憶装置内に搭載される回路基板
に、2極の導電性端子を設けたことにより、ディスクイ
ンスイッチの薄型化が実現できる効果がある。
【0204】また、記録媒体の1回転中の所定位置を検
出する手段を記録媒体カートリッジ内に設けたことによ
り、記憶装置の薄型化が実現できる効果がある。
【0205】また、記録媒体の1回転中の所定位置を検
出する手段に、反射型光センサを用いて記録媒体カート
リッジ内に設けたことにより、信号品質の良好なインデ
ックス信号を備えた記憶装置を得る効果がある。
【0206】また、記録媒体の1回転中の所定位置を検
出する手段に、磁気抵抗素子を用いて記録媒体カートリ
ッジ内に設けたことにより、信号品質の良好なインデッ
クス信号を備えた記憶装置を得る効果がある。
【0207】また、記録媒体の外周が一部切り欠かれて
いるので、光センサ等によりインデックス信号を得るこ
とができるので、信頼性の高い記憶装置を得られる効果
がある。
【0208】また、一部切り欠かれた記録媒体の外周の
垂直方向に光センサを設け、インデックス信号を得るこ
とができるので、信頼性の高い記憶装置を得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による交換型記憶装
置とこの交換型記憶装置に挿入する記録媒体カートリッ
ジ及び携帯型情報端末等に取り付けられ上記交換型記憶
装置を挿入されるスロットを示す全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による交換型記憶装
置の一部破断面斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるヘッドを移動
位置決めするためのヘッド駆動アクチュエータの一部破
断面斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による記録媒体カー
トリッジの平面図及び側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による記録媒体駆動
アクチュエータを示す平面断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による交換型記憶装
置の断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による交換型記憶装
置の断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による交換型記憶装
置の断面図及びハブの平面図とスピンドル部の平面図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態4による交換型記憶装
置の断面図である。
【図10】 交換型記憶装置の位置決め手段及び駆動力
伝達手段の拡大図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による交換型記憶
装置の断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による記録媒体が
挿入される前の交換型記憶装置の断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による記録媒体が
挿入された後の交換型記憶装置の断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による記録媒体が
挿入される前で、かつ、ヘッドの位置が記録媒体の内周
側にある時の交換型記憶装置の断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態7による記録媒体が
挿入される前で、かつ、ヘッドの位置が記録媒体の外周
側にある時の交換型記憶装置の断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態7による記録媒体が
挿入された後の交換型記憶装置の断面図である。
【図17】 この発明の実施の形態8による記録媒体が
挿入される前で、かつ、ヘッドの位置が記録媒体の内周
側にある時の交換型記憶装置の断面図である。
【図18】 この発明の実施の形態8による記録媒体が
挿入される前で、かつ、ヘッドの位置が記録媒体の外周
側にある時の交換型記憶装置の断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態8による記録媒体が
挿入された後の交換型記憶装置の断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態9による記録媒体駆
動アクチュエータの構成を示す平面図である。
【図21】 この発明の実施の形態9によるステータ素
子の構成を示す説明図である。
【図22】 この発明の実施の形態10によるステータ
素子の構成を示す説明図である。
【図23】 この発明の実施の形態10によるステータ
素子の構成の別例を示す説明図である。
【図24】 この発明の実施の形態11による記録媒体
駆動アクチュエータの構成を示す断面図である。
【図25】 この発明の実施の形態12による記録媒体
駆動アクチュエータの構成を示す断面図である。
【図26】 この発明の実施の形態13によるヘッド駆
動アクチュエータの構成を示す一部破断面斜視図であ
る。
【図27】 この発明の実施の形態13によるヘッド駆
動アクチュエータの構成を示す平面図である。
【図28】 この発明の実施の形態13による図27の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のA−A方向か
らの側面断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態13による図27の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のB−B方向か
らの側面断面図である。
【図30】 この発明の実施の形態13による図27の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のC−C方向か
らの側面断面図である。
【図31】 この発明の実施の形態13による図27の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のD−D方向か
らの側面断面図である。
【図32】 この発明の実施の形態14によるヘッド駆
動アクチュエータの構成を示す平面図である。
【図33】 この発明の実施の形態14による図32の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のE−E方向か
らの側面断面図である。
【図34】 この発明の実施の形態14による図32の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のF−F方向か
らの側面断面図である。
【図35】 この発明の実施の形態14による図32の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のG−G方向か
らの側面断面図である。
【図36】 この発明の実施の形態14による図32の
ヘッド駆動アクチュエータの平面図の中のH−H方向か
らの側面断面図である。
【図37】 この発明の実施の形態15によるシャッタ
ーが閉じている時の記録媒体カートリッジの平面図及び
側面図である。
【図38】 この発明の実施の形態15によるシャッタ
ーが開いている時の記録媒体カートリッジの平面図及び
側面図である。
【図39】 この発明の実施の形態16による交換型記
憶装置を示す図である。
【図40】 この発明の実施の形態16による交換型記
憶装置の内部構成を示す図である。
【図41】 この発明の実施の形態16による交換型記
憶装置の斜視図である。
【図42】 この発明の実施の形態16による交換型記
憶装置の側断面図である。
【図43】 この発明の実施の形態16による記録再生
ヘッド周辺の記憶装置上面方向から見た斜視図である。
【図44】 この発明の実施の形態16による記録再生
ヘッド周辺の断面側面図である。
【図45】 この発明の実施の形態16による記録再生
ヘッド周辺の断面側面図である。
【図46】 この発明の実施の形態16による記録再生
ヘッド及びヘッド退避機構を示す斜視図である。
【図47】 この発明の実施の形態16による記録再生
ヘッド及びヘッド退避機構を示す斜視図である。
【図48】 この発明の実施の形態16によるイジェク
トシャフトの外観斜視図である。
【図49】 この発明の実施の形態16によるフレーム
側壁部のイジェクト用コイルバネ周辺の斜視図である。
【図50】 この発明の実施の形態16によるイジェク
トシャフトの移動を司るシャフト係止片周辺の斜視図で
ある。
【図51】 この発明の実施の形態16によるアンロー
ド状態におけるヘッド退避機構を示した斜視図である。
【図52】 この発明の実施の形態16によるロード状
態におけるヘッド退避機構を示した斜視図である。
【図53】 この発明の実施の形態17による回転力伝
達部とその周辺の一部断面側面図である。
【図54】 この発明の実施の形態18による記憶装置
のアンロード状態での記録媒体カートリッジの位置決め
機構部を示す斜視図である。
【図55】 この発明の実施の形態18による記憶装置
のロード状態での記録媒体カートリッジの位置決め機構
部を示す斜視図である。
【図56】 この発明の実施の形態18による記憶装置
のロード状態での記録媒体カートリッジの位置決め機構
部を示す斜視図である。
【図57】 この発明の実施の形態19による記録媒体
カートリッジ位置決め機構部の構造を示す斜視図であ
る。
【図58】 この発明の実施の形態20による記録媒体
カートリッジを記憶装置に挿入した状態の一部断面側面
図である。
【図59】 この発明の実施の形態20による上カバー
を示す斜視図である。
【図60】 この発明の実施の形態21による記録媒体
カートリッジを示す平面図である。
【図61】 この発明の実施の形態21による記録媒体
カートリッジを示す側面図である。
【図62】 この発明の実施の形態21による記録媒体
カートリッジを示す断面平面図である。
【図63】 この発明の実施の形態21による図62の
中のA−A方向からの側面断面図である。
【図64】 この発明の実施の形態21による交換型記
憶装置を示す一部平面図である。
【図65】 この発明の実施の形態21による図64の
中のB−B方向からの側面断面図で、記録媒体カートリ
ッジが記憶装置に装着した状態の記録媒体カートリッジ
と交換型記憶装置を示す図である。
【図66】 この発明の実施の形態21による記録媒体
カートリッジを示す一部断面平面図である。
【図67】 この発明の実施の形態21による記録媒体
カートリッジを示す一部断面側面図である。
【図68】 この発明の実施の形態22による記録媒体
カートリッジが記憶装置に装着した状態の記録媒体カー
トリッジと交換型記憶装置の平面図である。
【図69】 この発明の実施の形態22による図68の
側面と図68の中のC−C方向からの一部断面側面図で
ある。
【図70】 この発明の実施の形態23による記録媒体
カートリッジが記憶装置に装着した状態の記録媒体カー
トリッジと交換型記憶装置の断面平面図である。
【図71】 この発明の実施の形態23による図70の
中のD−D方向からの一部断面側面図である。
【図72】 この発明の実施の形態24による記録媒体
カートリッジが記憶装置に装着した状態の記録媒体カー
トリッジと交換型記憶装置の断面平面図である。
【図73】 この発明の実施の形態24による図72の
中のE−E方向からの一部断面側面図である。
【図74】 この発明の実施の形態25による記録媒体
カートリッジのシャッターが開いた状態の平面図であ
る。
【図75】 この発明の実施の形態25による図74の
中のF−F方向からの側面断面図である。
【図76】 この発明の実施の形態26による記録媒体
カートリッジで図74の中のF−F方向からの側面断面
図である。
【図77】 この発明の実施の形態27による記録媒体
カートリッジのシャッターが開いた状態の平面図であ
る。
【図78】 この発明の実施の形態27による記録媒体
カートリッジが記憶装置に装着した状態の記録媒体カー
トリッジと交換型記憶装置の平面断面図である。
【図79】 この発明の実施の形態27による図78の
中のG−G方向からの一部断面側面図である。
【図80】 従来例の交換型記憶装置を示す一部断面斜
視図である。
【図81】 従来例の交換型記憶装置を示す断面図であ
る。
【図82】 従来例の記録媒体カートリッジを示す平面
図である。
【図83】 従来例のヘッド駆動アクチュエータを示す
一部破断斜視図である。
【図84】 従来例のICメモリカード及びパーソナル
コンピュータの構成を示す構成図である。
【符号の説明】
100 FDD本体、101 記録再生ヘッド、102
キャリッジ、104アーム、105 ヘッド駆動アク
チュエータ、106 ステップモータ、110 フレー
ム、110a 下側フレーム、110b 上側フレー
ム、113 カバー、113a 上カバー、113c
上カバー折り曲げ片、113d 押圧爪、115a,1
15b ライトプロテクトスイッチの端子、117,1
18 ディスクインスイッチ用端子、120 カートリ
ッジホルダ、122 フレームの回動支点、140 記
録媒体駆動アクチュエータ、141,161 ステー
タ、143,146,162 コイル、144 ステー
タコア、145 ステータ素子、147 コイルボビ
ン、150,165 ロータ、151,166 ロータ
マグネット、152,167 ロータヨーク、153
マグネットホルダ、154 チャッキングマグネット、
155 スピンドル部、157 凹部、158センタリ
ングボール、159 ボール予圧スプリング、160
バネ、163第1のステータヨーク、164 第2のス
テータヨーク、170 ボールベアリング、180 挿
脱口、300 記録媒体カートリッジ、301 記録媒
体、301a 切り欠き部、302 カートリッジケー
ス、302a アッパーシェル、302b ロアーシェ
ル、303 ハブ、304 シャッター、305 ウィ
ンドウ、306 オープナ・バンド、307 オープナ
・ラッチ、310 スライド部材、311 導電性の金
属片、312a,312b 導電性の金属板、320
ディスクインスイッチ用金属板、340 インデックス
センサ、402aリフター部、402b 回避レバー、
403 イジェクトシャフト、403bテーパ面、40
3e 係止用切り欠き部、407 コイルバネ、408
シャフト係止片、408a 屈曲凸部、410 ラッ
チレバー。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 21/12 G11B 21/12 F 23/00 601 23/00 601L 23/03 604 23/03 604A 33/02 301 33/02 301F (72)発明者 川田 順治 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 水谷 保恭 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−150510(JP,A) 特開 昭58−224480(JP,A) 特開 平5−6608(JP,A) 特開 平5−342735(JP,A) 特開 平5−266495(JP,A) 特開 昭62−40677(JP,A) 特開 昭61−192064(JP,A) 特開 平4−78063(JP,A) 特開 平5−28713(JP,A) 特開 昭60−87463(JP,A) 特開 平2−294980(JP,A) 特開 昭57−210486(JP,A) 特開 平6−139676(JP,A) 特開 平6−168053(JP,A) 実開 平4−105852(JP,U) 実開 平6−52054(JP,U) 実開 昭64−56061(JP,U) 実開 昭58−193392(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 17/04 G11B 17/028 - 17/035 G11B 19/04,19/20 G11G 21/02,21/12 G11B 23/00,23/03 G11B 25/04 G11B 33/02

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録し、被駆動部により回転する
    記録媒体に対して記録と再生を行うヘッドと、 ヘッドを移動位置決めするヘッド駆動アクチュエータ
    と、 記録媒体を駆動する記録媒体駆動アクチュエータと、 記録媒体の被駆動部に記録媒体駆動アクチュエータの駆
    動力を伝達する駆動力伝達手段と、 記録媒体を一次元方向に移動させて挿入するとともに、
    挿入された記録媒体を他の次元方向に移動させることな
    く所定位置に位置決めする位置決め手段と、 記録媒体が挿入されないときには、ヘッドを記録媒体駆
    動アクチュエータの存在する方向へ回避させるヘッド回
    避手段を備えたことを特徴とする交換型記憶装置。
  2. 【請求項2】 ヘッド駆動アクチュエータは、円筒状回
    転部を有しヘッドに駆動力を与えるロータと、ロータの
    円筒状回転部の外周面に対向して並設されたステータを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の交換型記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 上記交換型記憶装置は、更に、筐体に対
    して記録媒体を収納した記録媒体カートリッジを一次元
    方向に挿脱自在とする挿脱手段を備え、 挿脱手段は、挿脱手段による記録媒体の挿脱時にヘッド
    を記録媒体駆動アクチュエータの厚み範囲内で回避させ
    るヘッド回避手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の交換型記憶装置。
  4. 【請求項4】 駆動力伝達手段は、記録媒体の被駆動部
    に吸着して記録媒体駆動アクチュエータ駆動力を記録媒
    体に伝達する吸着部を備え、位置決め手段は、挿入され
    る記録媒体が所定位置に位置決めされるまでの過程で、
    駆動力伝達手段の吸着部と記録媒体の被駆動部を離間
    し、記録媒体が所定位置まで挿入されると、駆動力伝達
    手段の吸着部と記録媒体の被駆動部とを係合させる係合
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の交換型記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 係合手段は、駆動力伝達手段の吸着部と
    記録媒体の被駆動部とのいずれか一方に設けられた凸部
    と、いずれか他方に設けられた凹部であることを特徴と
    する請求項4記載の交換型記憶装置。
  6. 【請求項6】 係合手段は、駆動力伝達手段の吸着部と
    記録媒体の被駆動部とのいずれか一方に設けられた環状
    の凹溝と、いずれか他方に設けられた複数の突出部であ
    ることを特徴とする請求項4記載の交換型記憶装置。
  7. 【請求項7】 ヘッドは、挿脱される記録媒体に対して
    回避可能に取り付けられ、挿脱される記録媒体に対する
    ヘッドの回避量は、記録媒体を保持する記録媒体カート
    リッジの厚さの範囲内である構成にされたことを特徴と
    する請求項1記載の交換型記憶装置。
  8. 【請求項8】 記録媒体駆動アクチュエータは、 ロータを回動自在に支持する円筒状の軸受部と、 軸受部の内側に設けられ、ロータと係合して回転する回
    転部と、 回転部に設けられ、駆動すべき記録媒体を回転部の中心
    位置に位置決めする位置決め手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の交換型記憶装置。
  9. 【請求項9】 上記交換型記憶装置は、更に、筐体に対
    して記録媒体を収納した記録媒体カートリッジを一次元
    方向に挿脱自在とする挿脱手段を備え、 挿脱手段は、記録媒体を有する記録媒体カートリッジを
    挿入/排出する挿脱口と、ヘッドを支持するアームと、
    筐体の側部に記録媒体カートリッジの挿入/排出方向に
    移動可能に設けられたイジェクトシャフトと、イジェク
    トシャフトと直交する方向に設けられた、一端にイジェ
    クトシャフトと当接する当接部を有し、他端に、アーム
    に回転力を与えるためのヘッドリフターを有する回避レ
    バーを有し、 イジェクトシャフトを移動させることによって回避レバ
    ーを回転させ、回避レバーの回転にともないヘッドリフ
    ターがアームに当接し、アームを回動させる構成にされ
    たことを特徴とする請求項1記載の交換型記憶装置。
  10. 【請求項10】 イジェクトシャフトは、回避レバーと
    当接するイジェクトシャフトの先端部がテーパ状をして
    おり、イジェクトシャフトを進退させることによって回
    避レバーが回動する構成にされたことを特徴とする請求
    項9記載の交換型記憶装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体カートリッジは、切り欠き部
    を有し、挿脱手段は、更に、一端が筐体に係合され、他
    端がイジェクトシャフトを進退させることに よってイジ
    ェクトシャフトに当接するラッチレバーを備え、イジェ
    クトシャフトを進退させることによってラッチレバーを
    変位させることによって、記録媒体カートリッジに設け
    られた切り欠き部にラッチレバーを係合させ、記録媒体
    カートリッジを位置決めする構成にされたことを特徴と
    する請求項9記載の交換型記憶装置。
  12. 【請求項12】 ロアーシェルとアッパーシェルを備え
    た記録媒体カートリッジにおいて、一方のシェルの表面
    に2つの導電性金属板が露出しているとともに、2つの
    導電性金属板の接続をスイッチするスライド部材を備え
    たことを特徴とする記録媒体カートリッジ。
  13. 【請求項13】 スライド部材は、記録媒体カートリッ
    ジが記憶装置本体に装着された状態において、記憶装置
    本体からはみ出た位置でカートリッジの上面に配置され
    ていることを特徴とする請求項12記載の記録媒体カー
    トリッジ。
  14. 【請求項14】 記録媒体カートリッジにおいて、記録
    媒体へのアクセスを制限するためのスイッチとなるスラ
    イド部材を備え、スライド部材は、記録媒体カートリッ
    ジが記憶装置本体に装着された状態において、記憶装置
    本体からはみ出た位置に配置されていることを特徴とす
    る記録媒体カートリッジ。
  15. 【請求項15】 円盤上の記録媒体と記録媒体を収納す
    るケースとから成る記録媒体カートリッジにおいて、記
    録媒体の1回転中の所定の位置を検出する手段を上記ケ
    ース内に設け、この記録媒体1回転中の所定位置を検出
    する手段に、磁気抵抗素子を用いたことを特徴とする記
    録媒体カートリッジ。
  16. 【請求項16】 情報を記録し、被駆動部により回転す
    る記録媒体に対して記録と再生を行うヘッドと、 ヘッドを移動位置決めするヘッド駆動アクチュエータ
    と、 記録媒体を駆動する記録媒体駆動アクチュエータと、 記録媒体の被駆動部に記録媒体駆動アクチュエータの駆
    動力を伝達する駆動力伝達手段と、 記録媒体を一次元方向に移動させて挿入するとともに、
    挿入された記録媒体を他の次元方向に移動させることな
    く所定位置に位置決めする位置決め手段と、 記録媒体が挿入されないときには、ヘッドを記録媒体駆
    動アクチュエータの存 在する方向へ回避させるヘッド回
    避手段を備えた記憶装置であって、記録媒体を交換する
    ことが可能な記憶装置を、カード型装置用スロットに着
    脱するカード型装置用スロットの利用方法において、以
    下の工程を有するカード型装置用スロットの利用方法 (a)記憶装置を上記カード型装置用スロットに着脱自
    在に装着する工程、 (b)記憶装置に対して、記録媒体を挿入して位置決め
    する工程、 (c)カード型装置用スロットに設けられたカード型装
    置用のインタフェースを用いて、位置決めされた記録媒
    体に対してアクセスする工程。
  17. 【請求項17】 記録媒体を挿入して位置決めする工程
    は、更に、記憶装置に設けられ、記録媒体の挿入に対し
    て回避可能に突出した凸部と、記録媒体に設けられた凹
    部とが係合する工程を備えたことを特徴とする請求項1
    6記載のカード型装置用スロットの利用方法。
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