JP2856838B2 - ステロイド誘導体の製造方法 - Google Patents

ステロイド誘導体の製造方法

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JP2856838B2 JP11546690A JP11546690A JP2856838B2 JP 2856838 B2 JP2856838 B2 JP 2856838B2 JP 11546690 A JP11546690 A JP 11546690A JP 11546690 A JP11546690 A JP 11546690A JP 2856838 B2 JP2856838 B2 JP 2856838B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般式(I) [式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子、アシル基、低級
アルコキシカルボニル基、三置換シリル基又は置換基を
有していてもよいアルコキシメチル基を表し、R3は低級
アルキル基を表す。] で示されるステロイド誘導体の製造方法に関する。
本発明により製造される一般式(I)で示されるステ
ロイド誘導体は慢性腎不全、副甲状腺機能低下症、骨軟
化症、骨粗鬆症などのカルシウム代謝の欠陥症の治療に
有効であることが知られている1α,25−ジヒドロキシ
ビタミンD3及びその誘導体の合成中間体として有用であ
る。
[従来の技術] 従来、一般式(I′) [式中、Rはアシル基を表す。] で示されるステロイド誘導体は27−ノル−コレスト−5
−エン−25−オンを出発原料として9工程を経由して製
造されることが知られている(特開昭64−85993号公報
及び特公平1−46505号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] 上記の一般式(I′)で示されるステロイド誘導体の
製造方法は工程数が多く、一般式(I′)で示されるス
テロイド誘導体の収量も低い。一般式(I′)で示され
るステロイド誘導体を容易に入手可能な原料からより少
ない工程によって工業的に有利に製造することができれ
ば、工業的に有利に1α,25−ジヒドロキシビタミンD3
を製造することができる。
本発明の目的は、容易に入手可能な原料を用いて、よ
り少ない工程によって工業的に有利に一般式(I′)で
示されるステロイド誘導体等を製造する方法を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記の目的は 一般式(II) [式中、R1及びR2は前記定義のとおりであり、Xはハロ
ゲン原子を表す。] で示されるステロイド誘導体と一般式(IV) [式中、R3は前記定義のとおりである。] で示されるエノンとを亜鉛−銅カップルの存在下に超音
波を照射することにより縮合させることを特徴とする一
般式(I)で示されるステロイド誘導体の製造方法、及
び 一般式(III) [式中、R1及びR2は前記定義のとおりであり、R4はアリ
ール基を表す。] で示されるステロイド誘導体にハロゲン化アルカリ金属
を作用させることにより一般式(II)で示されるステロ
イド誘導体を得、該一般式(II)で示されるステロイド
誘導体と一般式(IV)で示されるエノンとを亜鉛−銅カ
ップルの存在下に超音波を照射することにより縮合させ
ることを特徴とする一般式(I)で示されるステロイド
誘導体の製造方法 を提供することにより達成される。
上記の各一般式におけるR1、R2、R3、R4及びXを以下
に詳しく説明する。R1及びR2のそれぞれが表すアシル基
としては、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、
イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロ
イル基、ベンゾイル基、モノクロルアセチル基、トリフ
ルオロアセチル基等が挙げられ、低級アルコキシカルボ
ニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、イソプロポキシカルボニル基等が挙げられ、
三置換シリル基としては、トリメチルシリル基、トリエ
チルシリル基、トリイソプロピルシリル基、t−ブチル
ジメチルシリル基、t−ブチルジフェニルシリル基等が
挙げられ、また置換基を有していてもよいアルコキシメ
チル基としては、メトキシメチル基、メトキシエトキシ
メチル基、1−(エトキシ)エチル基、1−(メトキ
シ)イソプロピル基、テトラヒドロフラニル基、テトラ
ヒドロピラニル基等が挙げられる。R3が表す低級アルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基等が挙げられる。R4が表すアリール基としては、フ
ェニル基、トリル基、p−メトキシフェニル基、p−ブ
ロムフェニル基、p−ニトロフェニル基等が挙げられ
る。Xが表すハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられる。
上記一般式(I)、(II)、(III)又は(IV)で示
される化合物を以後それぞれ下記のように称することが
ある。
ステロイド誘導体(III)からステロイド誘導体(I
I)への変換は、ステロイド誘導体(III)にハロゲン化
アルカリ金属を作用させることにより行われる。ハロゲ
ン化アルカリ金属としては、ヨウ化ナトリウム、臭化リ
チウム、塩化リチウム等が用いられる。ハロゲン化アル
カリ金属の使用量はステロイド誘導体(III)1モルに
対して通常約1.2〜20モルである。反応は溶媒中で行う
のが好ましく、溶媒としては、例えば、アセトン、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、アセトニト
リル、エチルセロソルブ及びこれらの混合溶媒などが使
用される。溶媒の使用量はステロイド誘導体(III)に
対して通常約5〜200倍重量である。反応は、通常約20
〜100℃の範囲内の温度で行われる。
このようにして得られたステロイド誘導体(II)の反
応混合物からの単離・精製は、通常の有機化合物の単離
・精製において用いられる方法と同様にして行われる。
例えば、反応混合物を水にあけ、ジエチルエーテル等の
有機溶媒で抽出し、抽出液を水、チオ硫酸ナトリウム水
溶液、重曹水、食塩水で順次洗浄し、乾燥後、濃縮して
粗生成物を得、該生成物を必要に応じて再結晶、クロマ
トグラフィー等により精製することにより行われる。
ステロイド誘導体(II)からステロイド誘導体(I)
への変換は、ステロイド誘導体(II)とエノン(IV)と
を亜鉛−銅カップルの存在下、超音波の照射下に縮合さ
せることにより行われる。エノン(IV)の使用量はステ
ロイド誘導体(II)1モルに対して通常約1〜200モ
ル、好ましくは約1〜10モルである。亜鉛−銅カップル
に使用される亜鉛としては、種々の形態のものが用いら
れるが、粉末状亜鉛が好ましい。亜鉛の使用量はステロ
イド誘導体(II)1モルに対して通常約1〜20モルであ
る。また、亜鉛−銅カップルに使用される銅としては、
塩化銅、臭化銅、ヨウ化銅などのハロゲン化銅を用いる
ことが好ましい。銅の使用量はステロイド誘導体(II)
1モルに対して通常約0.5〜10モル、好ましくは約0.7〜
1モルである。超音波は約30分間〜10時間照射する。反
応は溶媒中で行うのが好ましく、溶媒としては、例え
ば、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチル
エーテル、ジオキサン、ジメチルスルホキシド、ジメチ
ルホルムアミド、アセトン、メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール、水及びこれらの混合
溶媒などが使用される。なかでも、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジオキサン
等のエーテル系溶媒と水との混合溶媒を用いるのが好ま
しく、そのエーテル系溶媒と水との混合比は1対1〜5
対1の範囲が望ましい。溶媒の使用量はステロイド誘導
体(II)に対して通常約5〜200倍重量である。反応
は、通常約−10℃〜50℃の範囲内の温度で行われる。
このようにして得られたステロイド誘導体(I)の反
応混合物からの単離・精製は、通常の有機化合物の単離
・精製において用いられる方法と同様にして行われる。
例えば、反応混合物を水又は食塩水にあけ、ジエチルエ
ーテル、塩化メチレン、酢酸エチルなどの有機溶媒で抽
出し、抽出液を食塩水で洗浄したのち、乾燥後、濃縮し
て粗生成物を得、該粗生成物を必要に応じて再結晶、ク
ロマトグラフィーなどにより精製することにより行われ
る。
ステロイド誘導体(III)は、例えば横山らの方法
(日本化学会第58春季年会講演予稿集II、2IL34、1184
頁、1989年参照)に従って調製される一般式 [式中、R6及びR7はそれぞれ水酸基の保護基を表す。] で示されるアルコールを常法によりアリールスルホネー
トに変換することにより製造することができる。
ステロイド誘導体(I)は、例えば、次の方法により
1α,25−ジヒドロキシビタミンD3などに誘導される。
[上記式中、R1、R2及びR3は前記定義のとおりであり、
R5は低級アルキル基を表す。] ステロイド誘導体(I)にメチルリチウム、エチルリ
チウム、メチルマグネシウムブロミド、エチルマグネシ
ウムブロミドなどの有機金属化合物を作用させることに
より一般式(V)で示されるプロビタミンD3誘導体を
得、次いで該プロビタミンD3誘導体を水酸基の脱保護反
応に付することにより一般式(VI)で示されるプロビタ
ミンD3誘導体を得る。一般式(VI)で示されるプロビタ
ミンD3誘導体を公知の方法に準じて光反応させ、次いで
その生成物を熱異性化させることにより一般式(VII)
で示されるビタミンD3誘導体、すなわち、1α,25−ジ
ヒドロキシビタミンD3などを得ることができる。
[実施例] 以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
[実施例] 以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
参考例1 1α,3β−ビス(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−20−メチルプレグナ−5,7−ジエン−21−オール1
5.3gをピリジン250mlに溶解し、氷水冷しながら攪拌し
た。得られた溶液にp−トルエンスルホニルクロリド8.
5gを加え、18時間攪拌した。反応混合液を水にあけ、酢
酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸、水、食塩水で順
次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製し、1α,3β−ビス(テトラヒドロピラン−
2−イルオキシ)−20−メチル−21−p−トルエンスル
ホニルオキシプレグナ−5,7−ジエンを16.9g得た。
参考例2 参考例1においてp−トルエンスルホニルクロリド8.
5gの代わりにベンゼンスルホニルクロリド7.9gを用いる
以外は同様にして反応及び操作を行うことにより、21−
ベンゼンスルホニルオキシ−1α,3β−ビス(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−20−メチルプレグナ−
5,7−ジエンを14.2g得た。
参考例3 1α,3β−ビス(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシ
プレグナ−5,7−ジエン16.9gをメタノール300mlに溶解
し、得られた溶液にp−トルエンスルホン酸0.5gを加
え、室温で4時間攪拌した。反応混合液に重曹水を加
え、減圧下にメタノールを留去した。残渣を水で希釈
し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮するこ
とにより、20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオ
キシプレグナ−5,7−ジエン−1α,3β−ジオールの粗
生成物を12.5g得た。
参考例4 20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシプレ
グナ−5,7−ジエン−1α,3β−ジオール12.3gを塩化メ
チレン250mlに懸濁させ、得られた懸濁液にピリジン10m
l及び4−ジメチルアミノピリジン0.5gを加え、氷冷下
に攪拌した。得られた溶液にクロル炭酸メチル3.8mlを
加え、30分間攪拌した。反応混合物を氷水にあけ、ジエ
チルエーテルで抽出した。抽出液を希塩酸、水、重曹
水、食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した
のち、減圧下に濃縮して、14.8gの粗生成物を得た。こ
の粗生成物を塩化メチレン300mlに溶解し、得られた溶
液にジイソプロピルエチルアミン43ml及び4−ジメチル
アミノピリジン1.0gを加え、氷冷下に攪拌した。得られ
た溶液にクロル炭酸メチル9.5mlを加え、室温で5時間
攪拌した。反応混合液を氷水にあけ、ジエチルエーテル
で抽出した。抽出液を希塩酸、水、重曹水、食塩水で順
次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製し、1α,3β−ビス(メトキシカルボニルオ
キシ)−20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキ
シプレグナ−5,7−ジエンを14.0g得た。
参考例5 20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシプレ
グナ−5,7−ジエン−1α,3β−ジオール231mgを塩化メ
チレン3mlに溶かし、得られた溶液にイミダゾール133mg
を加えて氷冷下に攪拌した。得られた溶液にトリメチル
シリルクロリド0.11mlを加え、氷冷したまま1時間攪拌
した。反応混合物を水にあけ、ジエチルエーテルで抽出
した。抽出液を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮することにより、1
α,3β−ビス(トリメチルシリルオキシ)−20−メチル
−21−p−トルエンスルホニルオキシプレグナ−5,7−
ジエンの粗生成物を288mg得た。
参考例6 20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシプレ
グナ−5,7−ジエン−1α,3β−ジオール1.32gをピリジ
ン5mlに溶かし、得られた溶液に無水酢酸1.7ml及び4−
ジメチルアミノピリジン20mgを加えて室温で2時間攪拌
した、反応混合物を水にあけ、ジエチルエーテルで抽出
した。抽出液を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、1α,3β−ジ
アセトキシ−20−メチル−21−p−トルエンスルホニル
オキシプレグナ−5,7−ジエンを1.39mg得た。
実施例1 1α,3β−ビス(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシ
プレグナ−5,7−ジエン11.2gをアセトン100mlに溶かし
た。得られた溶液にヨウ化ナトリウム8.03gを加えて、
窒素雰囲気下、35℃〜40℃で一晩攪拌した。反応混合液
を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、食塩
水で順次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減
圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製し、下記の物性を有する1α,3β−ビ
ス(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−21−ヨウ
ド−20−メチルプレグナ−5,7−ジエンを8.57g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.61(s,3H),0.90〜1.00(6H), 2.96〜3.25(m,2H), 3.25〜3.77(6H), 4.61〜4.96(2H), 5.26〜5.46(m,1H), 5.56〜5.72(m,1H) アルゴン雰囲気下、亜鉛粉末1.52g、ヨウ化銅1.54g、
テトラヒドロフラン15ml及び水15mlを反応器に入れ、超
音波を照射した。約30分後、1α,3β−ビス(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−21−ヨウド−20−メチ
ルプレグナ−5,7−ジエン5.2gをテトラヒドロフラン30m
l及びエチルビニルケトン5.08mlに溶かして得られた溶
液を、上記で調製した溶液に約2時間かけて滴下し、室
温で更に約10時間超音波を照射した。反応混合液に食塩
水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を食塩
水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下
に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製し、下記の物性を有する27−ノル−1α,3
β−ビス(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメトキ
シ)−26−メチルコレスト−5,7−ジエン−25−オンを
2.1g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.59(s,3H),0.98(s,3H), 3.22〜3.87(6H), 4.52〜4.89(2H), 5.26〜5.43(m,1H), 5.56〜5.68(m,1H) 実施例2 21−ベンゼンスルホニルオキシ−1α,3β−ビス(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−20−メチルプレ
グナ−5,7−ジエン3.0gをアセトン30mlに溶かした。得
られた溶液に臭化リチウム1.5gを加えて、窒素雰囲気
下、45℃〜50℃で一晩攪拌した。反応混合液を水にあ
け、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、食塩水で順次
洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より精製し、下記の物性を有する1α,3β−ビス(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−21−ブロム−20−
メチルプレグナ−5,7−ジエンを2.0g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.60(s,3H),0.92〜1.05(6H), 2.85〜3.22(m,2H), 3.26〜3.76(6H), 4.59〜4.93(2H), 5.26〜5.43(m,1H), 5.55〜5.71(m,1H) アルゴン雰囲気下、亜鉛粉末0.60g、臭化銅0.45g、テ
トラヒドロフラン6ml及び水6mlを反応器に入れ、超音波
を照射した。30分後、1α,3β−ビス(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−21−ブロム−20−メチルプレ
グナ−5,7−ジエン2.0gをテトラヒドロフラン15ml及び
メチルビニルケトン1.90mlに溶かして得られた溶液を、
上記で調製した溶液に約1時間かけて滴下し、室温で更
に約10時間超音波を照射した。反応混合液に食塩水を加
え、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を食塩水で洗
浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、下記の物性を有する27−ノル−1α,3β−ビ
ス(テトラヒドロピラン−2−イルオキシメトキシ)コ
レスト−5,7−ジエン−25−オンを0.71g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.59(s,3H),0.97(s,3H), 1.01〜1.32(3H),2.00(s,3H), 3.21〜3.88(6H), 4.50〜4.85(2H), 5.25〜5.43(m,1H), 5.56〜5.67(m,1H) 実施例3 20−メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシプレ
グナ−5,7−ジエン−1α,3β−ジオール535mgをアセト
ン5mlに溶かした。得られた溶液に臭化リチウム300mgを
加えて、窒素雰囲気下、45℃〜50℃で一晩攪拌した。反
応混合液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を
水、食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した
のち、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製し、下記の物性を有する21−
ブロム−20−メチルプレグナ−5,7−ジエン−1α,3β
−ジオールを378mg得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.62(s,3H),0.90(s,3H), 1.12(d,3H),2.90〜3.20(m,2H), 3.70〜4.23(2H), 5.23〜5.45(m,1H), 5.63〜5.80(m,1H) アルゴン雰囲気下、亜鉛粉末0.12g、臭化銅0.08g、テ
トラヒドロフラン1ml及び水1.2mlを反応器に入れ、超音
波を照射した。30分後、21−ブロム−20−メチルプレグ
ナ−5,7−ジエン−1α,3β−ジオール350mgをテトラヒ
ドロフラン3ml及びメチルビニルケトン0.7mlに溶かして
得られた溶液を、上記で調製した溶液に30分間かけて滴
下し、室温で更に12時間超音波を照射した。反応混合液
に食塩水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液
を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、
減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより精製し、下記の物性を有する27−ノル−
1α,3β−ジヒドロキシコレスト−5,7−ジエン−25−
オンを0.12g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.62(s,3H),0.98(s,3H), 1.02〜1.25(3H),2.01(s,3H), 3.70〜4.23(2H), 5.22〜5.43(m,1H), 5.54〜5.67(m,1H) 実施例4 1α,3β−ビス(メトキシカルボニルオキシ)−20−
メチル−21−p−トルエンスルホニルオキシプレグナ−
5,7−ジエン15.8gをアセトン130mlに溶かした。得られ
た溶液にヨウ化ナトリウム8.75gを加えて、窒素雰囲気
下、35℃〜40℃で一晩攪拌した。反応混合液を水にあ
け、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、食塩水で順次
洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より精製し、下記の物性を有する1α,3β−ビス(メト
キシカルボニルオキシ)−21−ヨウド−20−メチルプレ
グナ−5,7−ジエンを14.2g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.60(s,3H),0.95〜1.01(6H), 3.01〜3.41(m,2H), 3.74(s,3H),3.77(s,3H), 4.67〜5.11(m,2H), 5.28〜5.53(m,1H), 5.61〜5.84(m,1H) アルゴン雰囲気下、亜鉛粉末4.22g、ヨウ化銅4.29g、
テトラヒドロフラン45ml及び水45mlを反応器に入れ、超
音波を照射した。30分後、1α,3β−ビス(メトキシカ
ルボニルオキシ)−21−ヨウド−20−メチルプレグナ−
5,7−ジエン13.21gをテトラヒドロフラン80ml及びメチ
ルビニルケトン11.8mlに溶かして得られた溶液を、上記
で調製した溶液に2時間かけて滴下し、室温で更に5時
間超音波を照射した。反応混合液に食塩水を加え、ジエ
チルエーテル及び酢酸エチルで順次抽出した。抽出液を
食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減
圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製し、下記の物性を有する27−ノル−1
α,3β−ビス(メトキシカルボニルオキシ)コレスト−
5,7−ジエン−25−オンを4.5g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.59(s,3H),0.98(6H), 3.72(s,3H),3.75(s,3H), 4.61〜5.06(2H), 5.22〜5.48(brm,1H), 5.48〜5.75(brm,1H) 実施例5 1α,3β−ビス(トリメチルシリルオキシ)−20−メ
チル−21−p−トルエンスルホニルオキシプレグナ−5,
7−ジエン1.1gをアセトン10mlに溶かした。得られた溶
液にヨウ化ナトリウム610mgを加えて、窒素雰囲気下、3
5℃〜40℃で一晩攪拌した。反応混合液を水にあけ、酢
酸エチルで抽出した。抽出液を水、食塩水で順次洗浄
し、硫酸ナトリウム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより
精製し、下記の物性を有する1α,3β−ビス(トリメチ
ルシリルオキシ)−21−ヨウド−20−メチルプレグナ−
5,7−ジエンを790mg得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.04(18H), 0.62(s,3H),0.97(s,3H), 1.02〜1.22(3H),2.99〜3.38(m,2H), 3.30〜4.01(m,2H), 5.25〜5.52(m,1H), 5.60〜5.81(m,1H) アルゴン雰囲気下、亜鉛粉末0.23g、ヨウ化銅0.23g、
テトラヒドロフラン3ml及び水3mlを反応器に入れ、超音
波を照射した。30分後、1α,3β−ビス(トリメチルシ
リルオキシ)−21−ヨウド−20−メチルプレグナ−5,7
−ジエン790mgをテトラヒドロフラン5ml及びエチルビニ
ルケトン0.8mlに溶かして得られた溶液を、上記で調製
した溶液に15分間かけて滴下し、室温で更に8時間超音
波を照射した。反応混合液に食塩水を加え、ジエチルエ
ーテルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、下記
の物性を有する27−ノル−1α,3β−ビス(トリメチル
シリルオキシ)−26−メチルコレスト−5,7−ジエン−2
5−オンを0.29g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.03(18H), 0.59(s,3H),0.98(s,3H), 3.15〜3.67(2H), 5.25〜5.45(m,1H), 5.54〜5.67(m,1H) 実施例6 1α,3β−ジアセトキシ−20−メチル−21−p−トル
エンスルホニルオキシプレグナ−5,7−ジエン1.0gをア
セトン10mlに溶かした。得られた溶液にヨウ化ナトリウ
ム600mgを加えて、窒素雰囲気下、35℃〜40℃で一晩攪
拌した。反応混合液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥したのち、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより精製し、下記の物性
を有する1α,3β−ジアセトキシ−21−ヨウド−20−メ
チルプレグナ−5,7−ジエンを775mg得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.61(s,3H),0.99(s,3H), 1.02〜1.20(3H),2.95〜3.32(m,2H), 4.65〜5.17(m,2H), 5.24〜5.50(m,1H), 5.50〜5.78(m,1H) アルゴン雰囲気下、亜鉛粉末0.25g、ヨウ化銅0.25g、
テトラヒドロフラン2.7ml及び水3.0mlを反応器に入れ、
超音波を照射した。30分後、1α,3β−ジアセトキシ−
21−ヨウド−20−メチルプレグナ−5,7−ジエン775mgを
テトラヒドロフラン5ml及びメチルビニルケトン1.0mlに
溶かして得られた溶液を、上記で調製した溶液に15分間
かけて滴下し、室温で更に7時間超音波を照射した。反
応混合液に食塩水を加え、ジエチルエーテル及び酢酸エ
チルで順次抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥したのち、減圧下に濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、下
記の物性を有する27−ノル−1α,3β−ジアセトキシコ
レスト−5,7−ジエン−25−オンを0.20g得た。1 H−NMRスペクトル(90MHz) CDCl3,TMS,δ: 0.61(s,3H),0.98(3H), 1.02〜1.26(3H),2.00(s,6H), 2.04(s,3H), 4.60〜5.11(2H), 5.22〜5.48(brm,1H), 5.48〜5.75(brm,1H) 参考例7 27−ノル−1α,3β−ビス(メトキシカルボニルオキ
シ)コレスト−5,7−ジエン−25−オン4.5gを窒素雰囲
気下にジエチルエーテル146mlに溶かした。ドライアイ
ス−アセトン浴中で冷却下、得られた溶液にメチルリチ
ウムのエーテル溶液(1.27mol/l)10.9mlを加えて1時
間攪拌した。反応混合液に希塩酸を加え、ジエチルエー
テルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥したのち、濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、1α,3β−ビス(メ
トキシカルボニルオキシ)−25−ヒドロキシコレスト−
5,7−ジエンを3.3g得た。
参考例8 1α,3β−ビス(メトキシカルボニルオキシ)−25−
ヒドロキシコレスト−5,7−ジエン2.07gをメタノール24
mlに溶解した。得られた溶液に炭酸カリウム0.68gを加
え、40℃で24時間攪拌した。反応混合液に水を加え、酢
酸エチル及びテトラヒドロフランで順次抽出した。抽出
液を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥
したのち、濃縮した。残渣をジエチルエーテルで洗浄
し、1α,3β,25−トリヒドロキシコレスト−5,7−ジエ
ンを1.52g得た。
参考例9 1α,3β,25−トリヒドロキシコレスト−5,7−ジエン
500mgをジエチルエーテル50ml及びヘキサン450mlに溶解
し、氷水冷し、得られた溶液に、窒素気流下、バイコー
ルフィルターを用い、高圧水銀灯で3分間光照射した。
反応混合物を2時間加熱還流させ、減圧下に濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー及び高速液
体クロマトグラフィーを用いて精製し、1α,25−ジヒ
ドロキシビタミンD3を25.5mg得た。
[発明の効果] 本発明によればステロイド誘導体(I)を工業的に有
利に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07J 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(II) [式中、R1及びR2はそれぞれ水素原子、アシル基、低級
    アルコキシカルボニル基、三置換シリル基又は置換基を
    有していてもよいアルコキシメチル基を表し、Xはハロ
    ゲン原子を表す。] で示されるステロイド誘導体と一般式(IV) [式中、R3は低級アルキル基を表す。] で示されるエノンとを亜鉛−銅カップルの存在下に超音
    波を照射することにより縮合させることを特徴とする一
    般式(I) [式中、R1、R2及びR3は前記定義のとおりである。] で示されるステロイド誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】一般式(III) [式中、R1及びR2は請求項1記載の定義のとおりであ
    り、R4はアリール基を表す。] で示されるステロイド誘導体にハロゲン化アルカリ金属
    を作用させることにより一般式(II) [式中、R1、R2及びXは請求項1記載の定義のとおりで
    ある。] で示されるステロイド誘導体を得、該一般式(II)で示
    されるステロイド誘導体と一般式(IV) [式中、R3は請求項1記載の定義のとおりである。] で示されるエノンとを亜鉛−銅カップルの存在下に超音
    波を照射することにより縮合させることを特徴とする請
    求項1記載の一般式(I)で示されるステロイド誘導体
    の製造方法。
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