JP2854612B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2854612B2
JP2854612B2 JP1186289A JP18628989A JP2854612B2 JP 2854612 B2 JP2854612 B2 JP 2854612B2 JP 1186289 A JP1186289 A JP 1186289A JP 18628989 A JP18628989 A JP 18628989A JP 2854612 B2 JP2854612 B2 JP 2854612B2
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験三 小田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気コネクタに関し、さらに詳しくは、ワ
イヤを接続した端子が保持されるハウジングの端子収容
と、該ハウジングのワイヤ導入部との間を水密に保つた
めの弾性防水栓を有する電気コネクタに関する。
(従来の技術とその課題) 従来、この種のコネクタとして、ハウジングの後部に
位置するワイヤ導入部位に複数のワイヤ挿通孔を有する
弾性防水栓が収容されるいわゆる防水コネクタが知られ
ている。
この公知のコネクタにおいては、防止栓はワイヤ導入
部に作業者の手による押込みで装着されている。
しかしながら、作業者が防水栓を直接手でハウジング
のワイヤ導入部に押込んで装着することは、作業能率が
低いばかりでなく、防水栓をワイヤ導入部にこれを形成
する囲繞壁と平行かつ均等に押圧し難く、完全な防水効
果がえられないことがある。
本発明の目的は、ハウジングのワイヤ導入部に防水栓
に対する押圧体およびこれを押圧するカム機構を採用す
ることで、前記問題を解決することができる防水コネク
タを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明のコネクタは、ハウ
ジングが有する複数の端子収容室にワイヤを接続した端
子がそれぞれ保持され、前記端子収容室の後部に位置す
るワイヤ導入部に複数のワイヤ挿通孔を有する弾性防水
栓が収容されるとともにその後部から複数のワイヤ挿通
孔を有する押圧体が嵌合されている。さらに、前記ワイ
ヤ導入部の外側面からその内部を横切って前記押圧体に
係合するカム部材が前記ワイヤ導入部に押入される。こ
れによって、前記押圧体が前記カム部材の押入方向と直
交する方向へ押圧されるとともにこの押圧によって前記
防水栓が圧縮される。その結果、前記防水栓が前記ワイ
ヤ導入部の防水栓接触面および前記ワイヤの周面に水密
に圧接することになる。
(実施例) 図面を参照して、本発明のコネクタの実施例を説明す
ると、以下のとおりである。
第1図は、本発明コネクタの分解斜視図である。本発
明のコネクタは、プラスチックなどの電気絶縁性材料か
ら作られたハウジング10を含んでいる。第4A図に示すよ
うに、ハウジング10は、ワイヤ50の先端に接続した端子
51をそれぞれ保持する複数の端子収容室11を有してい
る。端子収容室11の後部にはワイヤ導入部12が延びてい
る。ワイヤ導入部12は防水栓接触面14,15を有してい
る。
再び、第1図において、本発明コネクタは、さらに、
ワイヤ導入部12に収容される弾性防水栓16と、該ワイヤ
導入部に嵌合される押圧体17とを含んでいる。防水栓16
は、シリコンゴムなどから作られ、前記端子収容室11と
同数の縦長楕円形のワイヤ挿通孔18と、外周に凹凸条19
とを有する板状体に形成されている。第4A図に示すよう
に、ワイヤ挿通孔18は、それぞれ前後端面へ拡開するテ
ーパー部18a,18bからなり、両テーパー部の中央境界部1
8cは三角形の頂部状にされている。第3図に示すよう
に、中央境界部18cの縦径D1はワイヤ50の径Dよりも長
く、かつ、該中央境界部の横径D2はワイヤ50の径Dより
も若干短くされている。ワイヤ50がワイヤ挿通孔18に挿
通されない状態で防水栓16が圧縮されたときには、ワイ
ヤ挿通孔18は符号18′で示すように縮径する。
防水栓16は、場合によっては、その材料の特性を阻害
せず、かつ、圧縮されるときその表面にオイル膜を形成
して防水効果を向上させるように、若干量の適宜のオイ
ルを含有していてもよい。
再び、第1図において、押圧体17は、プラスチックな
どの剛性材料から作られ、防水栓16のワイヤ挿通孔18と
同数の縦長矩形のワイヤ挿通孔20と、後端外周にフラン
ジ21とを有している。ワイヤ挿通孔20は、前記端子51の
通過を充分に許容する大きさに、かつ、押圧体17の後
(内)端面開口が防水栓16のワイヤ挿通孔18の周辺に圧
接する大きさに形成されている。
押圧体17はその上下面に後端が円弧である係合突起22
を有している。突起22はワイヤ導入部12がその上下面に
有する縦長案内孔23に摺動可能に嵌入される。
本発明のコネクタは、さらにまた、プラスチックなど
の剛性材料から作られたカム部材24を含んでいる。カム
部材24は、摘持部(フィンガーグリップ)である中央部
分25と、これから同じ方向へ押圧体17の厚さ(高さ)と
ほぼ同じ間隔で平行に延びる部分26とからなり、部分26
の一側に押圧体17の係合突起22と摺接するカム縁27を有
している。カム縁27は、深い凹縁27aと、浅い凹縁27b
と、これらの間に位置する斜縁27cとからなっている。
カム部材24はワイヤ導入部12がその一側面に有する案内
孔28からその内部へ挿入される。
本発明のコネクタを組立てるには、第2A図に示すよう
に、ワイヤ導入部12に防水栓16を収容したのち押圧体17
を嵌合する。ついで、第2B図に示すように、前記案内孔
28(第1図参照)からカム部材24を押入して深い凹縁27
aを係合突起22に係合させる。この状態においては、押
圧体17がワイヤ導入部12の内方へ押圧されていない、し
たがって、押圧体17で防止栓16も圧縮されていない(第
4A図参照)。ただし、右方の深い凹縁27aを右方の係合
突起22に係合させる過程においては、カム縁27の凸部を
超えるため、一旦、押圧体17が押圧されるとともに防水
栓16が圧縮されるが、カム縁27の凸部を超えたのちには
復帰して第2B図に示す状態になる。第2C図に示すよう
に、カム部材24をさらに押入して浅い凹縁27bを係合突
起22に係合させたときは、押圧体17が防水栓16の弾力に
抗して押圧され、この押圧によって防水栓16がその厚さ
方向に圧縮される(第4B図参照)。このように、カム部
材24の押入完了時には、カム部材24の先端がワイヤ導入
部12の側壁内面に、係合突起22が案内孔23の一端に、か
つ、フランジ21がワイヤ導入部12の後端開面に、それぞ
れ衝合している。
第3図、第4A図および第4B図を参照して、本発明のコ
ネクタの作用をさらに説明すると、第3図は、防水栓16
のワイヤ挿通孔18とワイヤ50との関係を示す平面図であ
り、第4A図は、前記カム部材24を前記ワイヤ導入部12に
完全に押入していない状態(第2A図、第2B図参照)を示
す断面図であり、第4B図は、前記カム部材24を前記ワイ
ヤ導入部12に完全に押入した状態(第2C図参照)を示す
断面図である。これらの図から理解されるように、前記
カム部材24を前記ワイヤ導入部12に完全に押入していな
い状態においては、押圧体17によって防水栓16が圧縮さ
れていないため、かつ、ワイヤ挿通孔18の縦径D1がワイ
ヤ50の径Dよりも大きいため、ワイヤ挿通孔18において
ワイヤ50の上下に隙間が生じている。しかし、前記カム
部材24を前記ワイヤ導入部12に完全に挿入した状態にお
いては、防水栓16が圧縮されて防水栓接触面14,15に水
密に圧縮するとともに、ワイヤ挿通孔18が圧潰してワイ
ヤ50の周面に水密に圧接している。
図示していないが、カム縁27はカム部材24の長さ方向
中央部に沿って長溝孔形に形成してあってもよい。ま
た、押圧体17の上下面に係合突起22を形成することにか
えてその上下面の横方向にカム縁27と同様のカム縁を形
成する一方、カム部材24にカム縁27を形成することにか
えて該カム部材の一側縁に係合突起22に相対する係合突
起を形成してもよい。
なお、本発明のコネクタは、相補コネクタ(図示せ
ず)と嵌合して用いるものであって、この相補コネクタ
の形態・構造などによっては、これにも本発明のコネク
タの防水手段およびカム機構を採用してもよい。
(発明の効果) 以上の構成を有する本発明のコネクタによれば、ハウ
ジングのワイヤ導入部に防水栓および押圧体を配置して
カム部材をワイヤ導入部にその側面から押入するだけで
よいから、防水作業性がよいとともに、押圧体を介して
防水栓を圧縮してワイヤ導入部の防水栓接触面およびワ
イヤの周面に水密に圧接することができる。
しかも、押圧体はカム部材によってワイヤ導入部にこ
れを形成する囲繞壁と平行に押入し、かつ、これによっ
て、防水栓を均等に圧縮して、優れた防水効果をうるこ
とができる。
また、本発明のコネクタが、震動する機器、たとえ
ば、車体に備えられても、カム部材が押圧体の押圧位置
を保持するから、防水栓による前記防水効果が常に維持
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかるコネクタの分解斜視
図、 第2A図、第2B図および第2C図は、組立てたコネクタにお
ける防水栓の圧縮過程を示す平面図、 第3図は、防水栓のワイヤ挿通孔とワイヤとの関係を示
す平面図、 第4A図は、防水栓の未圧縮状態を示すコネクタの断面
図、および、 第4B図は、防水栓の完全な圧縮状態を示すコネクタの断
面図。 10……ハウジング、11……端子収容室 12……ワイヤ導入部、14,15……防水栓接触面 16……防水栓、17……押圧体 18,20……ワイヤ挿通孔 24……カム部材、27……カム縁 50……ワイヤ、51……端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−203581(JP,A) 特開 昭62−241277(JP,A) 実開 昭51−63189(JP,U) 実開 昭63−65972(JP,U) 実開 昭64−54275(JP,U) 実開 昭60−46672(JP,U) 米国特許4614390(US,A) 米国特許4713021(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/52 301 H01R 13/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングが有する複数の端子収容室にワ
    イヤを接続した端子がそれぞれ保持され、前記端子収容
    室の後部に位置するワイヤ導入部に複数のワイヤ挿通孔
    を有する弾性防水栓が収容されるとともにその後部から
    複数のワイヤ挿通孔を有する押圧体が嵌合され、前記ワ
    イヤ導入部の外側面からその内部を横切って前記押圧体
    に係合するカム部材が前記ワイヤ導入部に押入されるこ
    とで前記押圧体が前記カム部材の押入方向と直交する方
    向へ押圧されるとともにこの押圧によって前記防水栓が
    圧縮されて前記ワイヤ導入部の防水栓接触面および前記
    ワイヤの周面に水密に圧接することを特徴とする電気コ
    ネクタ。
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