JP3270638B2 - 電気配線用コネクタ - Google Patents

電気配線用コネクタ

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JP3270638B2
JP3270638B2 JP25789294A JP25789294A JP3270638B2 JP 3270638 B2 JP3270638 B2 JP 3270638B2 JP 25789294 A JP25789294 A JP 25789294A JP 25789294 A JP25789294 A JP 25789294A JP 3270638 B2 JP3270638 B2 JP 3270638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハウジングにターミナル
を挿入して構成される電気配線用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気配線用コネクタにおいて
は、図4に示すように、ハウジング1にターミナル2を
矢印Aで示すごとく挿入して構成されるものが供されて
いる。このものの場合、ハウジング1内には、斜面部3
及び係止部4を有する弾性片5がターミナル2の個数に
合わせて設けられ、更に、ハウジング1のターミナル挿
入口6縁部に止め片7が同じくターミナル2の個数に合
わせてそれぞれセルフヒンジ部8により連ねて設けられ
いる。
【0003】この構成で、ターミナル2をハウジング1
に挿入することにより、弾性片5の斜面部3を圧して該
弾性片5を変位させターミナル2の挿入を許容させた
後、該弾性片5が弾性により復元することによって、図
5に示すように係止部4をターミナル2の被係止部9に
係合させ、ターミナル2の戻り止めをする。又、その
後、止め片7を図4に矢印Bで示すように回動させるこ
とにより、ターミナル2の基端部2aに該止め片7を係
合させ、ターミナル2の戻り止めをする。従って、この
ものの場合、ターミナル2の戻り止めが二重になされる
ようになっている。
【0004】これに対して、図6に示すものも供されて
いる。このものでは、ハウジング11内に斜面部12及
び係止部13を有する弾性片14が設けられているのと
は別に、止めピース15が別体で具えられている。
【0005】この構成で、ターミナル16をハウジング
11に矢印Cで示すように挿入することにより、上述同
様に、弾性片14の斜面部12を圧して該弾性片14を
変位させターミナル16の挿入を許容させた後、該弾性
片14が弾性により復元することによって、図7に示す
ように係止部13をターミナル16の被係止部17に係
合させ、ターミナル2の戻り止めをする。更にその後、
ハウジング11外から止めピース15を図6に矢印Dで
示すように押し込むことによって、ターミナル16の凸
部18に該止めピース15を係合させ、ターミナル16
の戻り止めをする。従って、このものでも、ターミナル
16の戻り止めが二重になされるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、い
ずれもターミナル2,16の戻り止めが二重になされる
のであるから、ターミナル2,16の抜けをより確実に
防止することができる。しかしながら、そのための組立
ては、前者では、ターミナル2をハウジング1に挿入し
た後、止め片7を回動させるというものであり、後者で
は、ターミナル16をハウジング11に挿入した後、止
めピース15を押し込むというものであって、ともに2
操作が必要であり、面倒であった。
【0007】又、これらの場合、ターミナル2,16を
必要によってハウジング1,11から抜き取る場合、前
者では、止め片7を戻してターミナル2の基端部2aを
その係合から解除した後に、弾性片5をこじって被係止
部9を係止部4との係合から解除するという操作が必要
で、後者でも、止めピース15を戻してターミナル16
の凸部18をその係合から解除した後に、弾性片14を
こじって被係止部17を係止部13との係合から解除す
るという操作が必要であり、ともに2操作が必要であっ
て、やはり面倒であった。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、ターミナルの戻り止めが二
重になされるものにあって、その組立て並びに抜き取り
がともに1操作で容易にできる電気配線用コネクタを提
供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気配線用コネクタにおいては、ハウジン
グにターミナルを挿入して構成されるものにあって、上
記ハウジング内に設けられ、第1の斜面部と第1の係止
部とを有して、その第1の斜面部を上記ターミナルの挿
入により圧せられることによって変位し該ターミナルの
挿入を許容した後、弾性により復元して第1の係止部を
ターミナルの第1の被係止部に係合させてターミナルの
戻り止めをする第1の戻り止め部材を具備すると共に、
上記ハウジング内に設けられ、上記第1の戻り止め部材
の変位方向先に第2の斜面部を有し、反変位方向先に第
2の係止部を有して、その第2の斜面部を上記第1の戻
り止め部材の変位により圧せられることによって変位し
該ターミナルの挿入を許容した後、弾性により復元して
第2の係止部をターミナルの第2の被係止部に係合させ
てターミナルの戻り止めをする第2の戻り止め部材を具
備して成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記手段によれば、ターミナルをハウジングに
挿入すれば、第1の戻り止め部材が変位し復元してター
ミナルの戻り止めをすると共に、その第1の戻り止め部
材の変位,復元に伴い第2の戻り止め部材が変位し復元
してターミナルの戻り止めをするから、要するに、ター
ミナルをハウジングに挿入するだけの1操作で、ターミ
ナルの戻り止めを二重になすことができる。
【0011】又、その状態から、第1の戻り止め部材を
ハウジング外からこじって変位させれば、該第1の戻り
止め部材によるターミナルの戻り止めを解除できると共
に、第2の戻り止め部材をも変位させて該第2の戻り止
め部材によるターミナルの戻り止めを解除できるもの
で、要するに、第1の戻り止め部材をハウジング外から
変位させるだけの1操作で、ターミナルの二重の戻り止
めを同時に解除することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図1ないし
図3を参照して説明する。まず図2にはハウジング21
とこれに挿入する前のターミナル22とを示している。
このうち、ハウジング21はプラスチック製で、中空状
を成し、図中右側の一端にターミナル挿入口23を有
し、左側の他端に相手ターミナル差込口24を有してい
る。
【0013】又、このハウジング21の内部には第1の
戻り止め部材25と第2の戻り止め部材26とを設けて
いる。このうち、第1の戻り止め部材25はハウジング
21の底部から突設された支え部27により上下に変位
可能に支持されていて、図中左側に延びた部分の先端部
上面に図3にも示す漸昇状の第1の斜面部28を形成
し、その先方にほゞ垂直の降下面で第1の係止部29を
形成していて、更にその先方にはくちばし状の凸部30
を形成している。
【0014】これに対して、第2の戻り止め部材26は
上記第1の戻り止め部材25の先端部近くの部分の両側
に位置してハウジング21の底部からほゞ垂直に突設さ
れた突壁状を成し、第1の戻り止め部材25の直下に位
置する部分に漸降状の第2の斜面部31を凸部32によ
り形成し、上部にほゞ垂直の直立面で第2の係止部33
を形成している。
【0015】そして一方、ターミナル22は、この場
合、図示しない雄側のターミナルと対応する雌側のター
ミナルで、リード線34の先端部にかしめ35によって
接続されている。又、このターミナル22には下面部の
孔でもって第1の被係止部36を形成し、下面部の両側
からそれぞれ下方へ張出した凸部でもって第2の被係止
部37を形成している。
【0016】さて、上述のごとく構成したものの場合、
ハウジング21にターミナル22を図2に矢印Eで示す
ようにターミナル挿入口23から挿入すると、第1の戻
り止め部材25は第1の斜面部28をターミナル22の
先端から下面部により圧せられて図3に矢印Fで示すよ
うに下降変位し、ターミナル22の挿入を許容する。
又、そのターミナル22の下降変位により、第2の戻り
止め部材26がその変位方向先にある第2の斜面部31
をターミナル22に圧せられて同図に矢印Gで示すよう
に拡開変位され、ターミナル22、特にこれの第2の被
係止部37部分の挿入を許容する。
【0017】そして、その挿入により、ターミナル22
の第1の被係止部36が第1の戻り止め部材25の上記
第1の斜面部28を越えたところで、図1に示すよう
に、第1の戻り止め部材25はそれまでのターミナル2
2による押圧から解放されて弾性により復元(上昇)
し、第1の係止部29をターミナル22の第1の被係止
部36に係合させて、該ターミナル22の戻り止めをす
る。又、そのターミナル22の復元により、第2の戻り
止め部材26がそれまでのターミナル22による押圧か
ら解放されて弾性により復元(縮閉)し、第2の係止部
33をターミナル22の第2の被係止部37に係合させ
て、該ターミナル22の戻り止めをするものであり、か
くして、ターミナル22の戻り止めが二重になされる。
【0018】一方、この状態から、第1の戻り止め部材
25の先端凸部30をハウジング21外からこじって該
第1の戻り止め部材25を下降変位させれば、第1の係
止部29がターミナル22の第1の被係止部36との係
合位置から離脱して該ターミナル22の戻り止めを解除
し、同時に、その第1の戻り止め部材25の下降変位に
より、第2の戻り止め部材26が第2の斜面部31を圧
せられて拡開変位されるから、これにより、第2の係止
部33がターミナル22の第2の被係止部37との係合
位置から離脱して、該ターミナル22の戻り止めを解除
する。よって、ターミナル22を必要によってハウジン
グ21から抜き取る場合、このようにしてターミナル2
2を抜き取ることができる。
【0019】このように本構成のものでは、ターミナル
22の二重の戻り止めが、ターミナル22をハウジング
21に挿入するだけの1操作ででき、又、そのターミナ
ル22の二重の戻り止めの解除も、第1の戻り止め部材
25をハウジング21外から変位させるだけの1操作で
できるもので、それぞれ従来のもののような2操作を必
要とすることはなく、従って、そのターミナル22の二
重の戻り止めをする組立て、並びにその二重の戻り止め
を解除する抜き取りがともに1操作で容易にでき、作業
性を良くすることができる。
【0020】なお、各係止部29,33や被係止部3
6,37の具体的な形状は上述のものに限られるもので
はない。又、ターミナル22も雌側ではなく雄側であっ
ても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した
実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0021】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
電気配線用コネクタは、ハウジング内にターミナルの挿
入により変位,復元して該ターミナルを戻り止めする第
1の戻り止め部材を設けると共に、該第1の戻り止め部
材の変位,復元に伴い変位,復元して同じくターミナル
を戻り止めする第2の戻り止め部材を設けたもので、そ
れにより、ターミナルの戻り止めが二重になされるもの
の組立て、並びに抜き取りがともに1操作で容易にでき
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す組立後状態での縦断側
面図
【図2】組立前状態での縦断側面図
【図3】主要部分の斜視図
【図4】従来例を示す図2相当図
【図5】図1相当図
【図6】異なる従来例を示す図2相当図
【図7】図1相当図
【符号の説明】
21はハウジング、22はターミナル、25は第1の戻
り止め部材、26は第2の戻り止め部材、28は第1の
斜面部、29は第1の係止部、31は第2の斜面部、3
3は第2の係止部、36は第1の被係止部、37は第2
の被係止部を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42 A H01R 13/42 B H01R 13/42 C H01R 13/42 E H01R 13/42 G

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングにターミナルを挿入して構成
    されるものにおいて、 前記ハウジング内に設けられ、第1の斜面部と第1の係
    止部とを有して、その第1の斜面部を前記ターミナルの
    挿入により圧せられることによって変位し該ターミナル
    の挿入を許容した後、弾性により復元して第1の係止部
    をターミナルの第1の被係止部に係合させてターミナル
    の戻り止めをする第1の戻り止め部材と、 前記ハウジング内に設けられ、前記第1の戻り止め部材
    の変位方向先に第2の斜面部を有し、反変位方向先に第
    2の係止部を有して、その第2の斜面部を前記第1の戻
    り止め部材の変位により圧せられることによって変位し
    該ターミナルの挿入を許容した後、弾性により復元して
    第2の係止部をターミナルの第2の被係止部に係合させ
    てターミナルの戻り止めをする第2の戻り止め部材と、
    を具備して成ることを特徴とする電気配線用コネクタ。
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