JP2848306B2 - 光ディスク再生方法及び光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスク再生方法及び光ディスクドライブ装置

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JP2848306B2
JP2848306B2 JP8006338A JP633896A JP2848306B2 JP 2848306 B2 JP2848306 B2 JP 2848306B2 JP 8006338 A JP8006338 A JP 8006338A JP 633896 A JP633896 A JP 633896A JP 2848306 B2 JP2848306 B2 JP 2848306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク記録媒
体を駆動制御する光ディスク再生方法及び光ディスクド
ライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理分野の技術革新は急速に
進み、それに伴って大容量の記憶媒体が必要不可欠とな
っている。このような状況のなか、光ディスク記憶媒体
は、小型、低コスト、かつ大容量の記憶媒体として注目
されている。
【0003】図12は従来の光ディスクドライブ装置の
構成図である。図12において、101は光ディスク記
憶媒体であって、面密度一定で約500Mバイトのデー
タを記録できる。102はアクチュエータで、光ディス
ク記憶媒体101のデータを読み取る光学ユニットおよ
びその駆動装置から構成されている。103はスピンド
ルモータで、光ディスク記憶媒体101を回転させる。
104はサーボ回路で、アクチュエータ102の駆動装
置のサーボ制御およびスピンドルモータ103を線速度
一定で回転させるサーボ制御を行う。105は信号処理
回路で、アクチュエータ102の光学ユニットで得られ
た信号の復調、エラー訂正を行いデータを出力する。1
06は中央処理回路(CPU)で、光ディスクドライブ
装置全体の制御を行う。
【0004】以上のように構成された従来の光ディスク
ドライブ装置の連続再生時およびアクセス時の動作につ
いて説明する。
【0005】連続再生時、サーボ回路104はアクチュ
エータ102のフォーカス方向(図中矢印F参照)とト
ラック方向(図中矢印T参照)との制御を行い、アクチ
ュエータ102内の光学ユニットを光ディスク記憶媒体
101のトラックに追従させる。同時に、サーボ回路1
04は、面密度一定で記録されている光ディスク記憶媒
体101のデータを読み取るために、線速度一定となる
ようにスピンドルモータ103の回転速度を制御する。
このようにしてアクチュエータ102内の光学ユニット
から得られた信号は、信号処理回路105により復調、
エラー訂正されてデジタル信号に変換される。
【0006】一方、アクセス(シーク動作)時は、移動
するトラック数の多少によりアクチュエータ102内の
光学ユニットのみを移動するショートジャンプとアクチ
ュエータ102ごと移動させるロングジャンプに区別さ
れる。
【0007】ショートジャンプは、光学ユニットの質量
が小さくスピンドル回転速度の変化量も微小であるた
め、比較的短い時間で行うことができる。しかしなが
ら、ロングジャンプはアクチュエータ102の質量が大
きく特にスピンドル回転速度の変化量が多いため、移動
の完了までにかなり長い時間を必要とする。
【0008】従って、光ディスクドライブ装置(特に情
報検索装置)の高速化を実現するためには、ロングジャ
ンプのアクセス時において移動の完了に要する時間を短
縮する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】移動の完了までに要す
る時間の内容を分析すると、アクチュエータの移動を終
えていても、スピンドルモータの回転速度制御が完了す
るまでに時間がかかるため、面密度一定で記録されたデ
ータを読み取ることができずに待機している。即ち、光
ディスクの該当トラックが一定の線速度になるまで待ち
時間が発生していた。
【0010】また、スピンドルモータの回転速度制御に
要する時間を短縮するにはスピンドルモータのトルクを
上げなければならず、モータの大型化や消費電力の増加
を招いていた。以上の課題は、特に、4倍速ドライブ装
置など転送レートを上げる場合には、避けることのでき
ない大きな課題となっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、アクセス時にスピンドル
モータの回転速度制御が完了するする前にデータの読み
出しを可能とすることにより、アクセス時間の短縮を図
り、それに伴って、スピンドルモータの加減速制御に伴
う消費電力の削減を図ることを目的とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におい
て、光ディスクを回転駆動させるスピンドルモータと、
スピンドルモータの回転速度を検出する回転数検出手段
と、光学レンズや光ピックアップをフォーカス方向及び
トラッキング方向に移動可動に支持するアクチュエータ
と、信号処理のための基本となる固定的な主クロック信
号を発生する基本クロック発生手段と、スピンドルモー
タの回転速度を制御するスピンドル制御回路とを備える
光ディスクドライブ装置であって、周波数制御信号によ
り発振周波数が変化した可変基準クロックを生成する可
変基準クロック発生手段と、スピンドルモータの回転速
度を所定のクロック信号に同期させる制御を行うデジタ
ルPLL回路と、アクチュエータのアクセス動作中はス
ピンドルモータの強制駆動を行い、アクセス動作中の目
標トラックに到達してからスピンドルモータの回転速度
が通常再生時の所定の回転速度に至るまでの期間はアク
チュエータ位置とスピンドルモータの回転速度とから周
波数制御信号を生成すると共に、各部を制御するCPU
とを有するものである。
【0013】以上の構成において、本発明における光デ
ィスクドライブ装置は、デジタル信号処理回路およびデ
ジタルPLL回路のPLL基準クロック信号に可変基準
クロックを用いることにより、PLL回路の有する周波
数引き込み範囲を大幅に超える周波数範囲の同期が可能
となり、任意の再生速度で光ディスク記憶媒体のデータ
を読み取ることを可能にした。データ読み取りを開始し
た後は、データの転送速度を所定の速度に一定とするた
め、スピンドルモータの回転速度とキャプチャーレンジ
とから算出される周波数の変化範囲で段階的に可変基準
クロックを補正して、固定マスタークロックに等しくな
るまで変化させる。従って、アクセス時のスピンドルモ
ータの回転速度が、再生時の一定の線速度に達するまで
の、再生待ち時間をなくすことができる。
【0014】本発明の第2の実施の形態は、レーザ光を
ディスク面に照射し反射光を電気信号に変換するための
光電変換手段と、光電変換手段の出力信号を増幅し、レ
ーザ光の焦点を所定のトラック位置に制御し、ディスク
上のデータを読み出し、さらに、ディスクを回転駆動す
る駆動手段の回転制御をする信号処理手段と、読み出し
たデータを一時的に格納処理し、外部装置へデータ転送
処理すると共に各処理の過程を司る中央演算処理装置と
を有する光ディスク装置であって、中央演算処理装置の
制御により任意の周波数のクロック信号を出力する可変
周波数発振手段を有し、可変周波数発振手段のクロック
信号に基づき前述の信号処理手段を動作させるように構
成したものである。
【0015】以上の構成により、線速度一定で記録され
ているディスク上の任意のアドレスに対してシークを行
う場合、シークを行うディスクの方向に従って可変周波
数発振手段のクロック信号を変化させ、変化したクロッ
ク信号に基づいて信号処理手段を動作させることによ
り、ディスクの回転が所定の線速度に達する前にディス
クからデータを読み出し、信号処理を行い、外部装置へ
データ転送をすることができる。
【0016】従って、シークを行ってもディスクが所定
の線速度に達するまで待機する必要がなくなり、高速シ
ークを実現することができる。また、所定のクロック信
号より遅いクロック信号でデータを読み始めた場合に、
所定のデータ転送量に対して不足する分のデータを予め
バッファメモリへ蓄積するので、所定のデータ転送量以
上のデータ転送量を常に確保することが可能となる。さ
らに、上記第1及び、第2の実施の形態共に、スピンド
ルモータの加減速を行う時間が短くてすむので、スピン
ドルモータに流す電流値を抑制し消費電力を削減するこ
とができる。
【0017】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図1から図
3に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施例に
よる光ディスクドライブ装置の構成図、図2は図1の装
置において周波数可変読み取り制御に関する構成要素を
詳しく示すブロック図、図3はロングジャンプ時の動作
を示すフローチャートである。
【0018】図1において、201は光ディスクで面密
度一定で約500Mバイトのデータを記録することがで
きる。202はアクチュエータで、光ディスク201の
データを読み取る光学ユニットおよびその駆動装置から
構成されている。光学ユニットからは光ディスク201
の再生信号としてRF信号が得られる。203はスピン
ドルモータで、光ディスク201を線速度一定で回転さ
せる。204はサーボ回路で、アクチュエータ202の
駆動装置のサーボ制御およびスピンドルモータ203の
サーボ制御を行う。205は信号処理回路で、アクチュ
エータ202の光学ユニットで得られた再生信号の復調
とエラー訂正を行いデータを出力する。206は中央処
理回路(以下CPUと略称する)で、システム全体の制
御を行うと共に、アクチュエータ202のアクセス動作
中はスピンドルモータ203に強制駆動を行い、アクセ
ス動作中の目標トラックに到達してからスピンドルモー
タ203の回転速度が通常再生時の回転速度に至るまで
の期間は、アクチュエータ202位置とスピンドルモー
タ203の回転速度とからVCO(Voltage Controlled
Oscillator)制御信号C1を生成する。207は回転
速度検出回路で、スピンドルモータ203の回転速度を
検出し回転速度検出信号に変換する。208はVCO
(周波数可変発振器)でCPU206からのVCO制御
信号C1に応じて発振周波数が変化する可変基準クロッ
クC2を出力する。
【0019】図2は図1の光ディスクドライブ装置にお
いて、周波数可変読み取り制御に関する構成要素を詳し
く示すブロック図である。図2において、図1と同一の
構成要素については同一の符号を付し、説明の重複を省
略する。211はデジタルPLL(Phase Locked Loo
p)回路で、再生信号に含まれるデータストリームが基
準となるべきPLL基準クロックC4に同期するように
制御対象の信号処理用クロックC5を生成する。212
はスピンドル制御回路で、信号処理用クロックC5に基
づいてスピンドルモータ203の回転数を制御する。2
13はアクチュエータ駆動回路であり、CPU206か
らアクチュエータ駆動信号を受けて、アクチュエータ2
02の動作を制御する。図2を図1と対比すると、デジ
タルPLL回路211とスピンドル制御回路212とア
クチュエータ駆動回路213とはサーボ回路204に含
まれる。
【0020】以上のように構成された本発明の第1の実
施の形態による光ディスクドライブ装置の動作について
説明する。まず、連続データ再生時において、サーボ回
路204はアクチュエータ202のフォーカス方向とト
ラック方向との制御を行い、アクチュエータ202内の
光学ユニットを光ディスク201のトラックに追従させ
る。
【0021】同時に、サーボ回路204は、面密度一定
で記録されている光ディスク201のデータを読み取る
ために、線速度一定となるようにスピンドルモータ20
3の回転速度を制御する。連続データ再生時のスピンド
ルモータ203の回転速度制御はサーボ回路204のみ
で行い、VCO208の発振周波数は一定とすることで
転送レートを一定に保つ。このようにして、アクチュエ
ータ202内の光学ユニットから得られた再生信号は、
信号処理回路205により復調とエラー訂正とがなされ
てデジタル信号に変換される。なお、以上の動作は従来
の光ディスクドライブ装置と変わるところはなく、その
動作説明もまた同様である。
【0022】次に、データアクセス時はショートジャン
プとロングジャンプとに大別できる。ショートジャンプ
はスピンドルモータ203の回転速度変化量が微小であ
るため短時間で終了する。従って、その動作も、連続デ
ータ再生時と同様である。
【0023】これに対し、ロングジャンプはスピンドル
モータ203の回転速度の変化が大きいため、VCO2
08の発振周波数を再生信号に合わせて変化させ、スピ
ンドルモータ203の回転速度制定のためのデータ読み
取りの待ち時間を低減することで高速化を図る。
【0024】図3はロングジャンプ時の動作を示すフロ
ーチャートである。このロングジャンプアクセス時の動
作について、図2と図3とに基づいて説明する。
【0025】まず、CPU206は、アクセスするデー
タのアドレスから目標トラックと目標スピンドル回転速
度とを算出する(S1)。
【0026】次に、CPU206はアクチュエータサー
ボ及びスピンドルサーボを一旦オフし、アクチュエータ
202の強制駆動(S2)とスピンドルモータ203の
強制駆動(S3)とを行う。従って、アクチュエータ2
02は移動を開始し(S4)、スピンドルモータ203
は加速又は減速を開始する(S5)。
【0027】CPU206はアクチュエータ202の移
動に伴って、目標トラックへの到達を監視し(S6)、
未到達であればステップ4〜6を継続する。
【0028】目標のトラックへ到達すると、CPU20
6はアクチュエータ202の制御を強制駆動からサーボ
制御へ切り換える(S7)。また、同時にCPU206
は、PLL基準クロック信号C4の信号源を可変基準ク
ロックC2に切り換えると共に、VCO208に対して
VCO制御信号C1を出力する(S8)。さらに、スピ
ンドルモータ203の制御を強制駆動信号からスピンド
ル制御回路212に切り換える(S9)。
【0029】以上のステップ7から9の制御内容と実際
の光ディスクドライブ装置の振る舞いを説明すると、光
ディスクドライブ装置は、目標のトラック付近へアクチ
ュエータ202が移動したところであり、スピンドルモ
ータ203は該当トラックの位置の所定の線速度に向け
て加速又は減速の途上にある。
【0030】そこで、CPU206は、アクチュエータ
202の位置とスピンドルモータ203の回転速度とに
基づきアクチュエータ202から得られるであろうと推
測される再生信号の周波数(データレート)を予め算出
し、算出された周波数に対応するVCO制御信号C1を
出力する。VCO208は、このVCO制御信号C1に
対応する周波数で発振して可変基準クロックC2を出力
する。
【0031】その結果、スピンドルモータ203は該当
トラックの位置の所定の線速度に達していないにもかか
わらず、デジタルPLL回路211は新たな可変基準ク
ロックC2に同期して信号処理用クロックC5を出力す
る。
【0032】従って、スピンドル制御回路212、スピ
ンドルモータ203、アクチュエータ駆動回路213,
アクチュエータ202、およびデジタルPLL回路21
1からなるスピンドル制御系サーボ回路は、デジタルP
LL回路211の有する周波数引き込み範囲(キャプチ
ャーレンジ)を大幅に越える周波数範囲の再生信号に同
期し、これにより光ディスク201のデータを読み取る
ことができる。
【0033】こうして、読み取られたアドレスから移動
目標トラックに対する誤差トラック数を算出し(S1
0)、目標トラックに達するまでショートジャンプを行
う(S11およびS12)。従って、スピンドルモータ
203の回転速度制御が完了するまで待つことなくデー
タを読み取り、データ転送を開始することができる(S
13)。
【0034】しかしながらこの段階では、ロングジャン
プによるアクセスは完了しているが、スピンドルモータ
203は所定の線速度に向けて加速又は減速中であり、
データの転送速度を所定の速度に一定とするため、前述
の可変基準クロックC2を固定マスタークロックC3に
等しくなるまで変化させる(S14)。この場合の周波
数変化範囲はスピンドルモータ203の回転速度とキャ
プチャーレンジとから算出される周波数の変化範囲で段
階的に変更される。
【0035】こうして、可変基準クロックC2が固定マ
スタークロックC3に等しくなるまで、段階的に可変基
準クロックC2の変更を重ね(S14からS15)、両
クロックが等しくなった時、PLL基準クロックC4の
信号源を固定マスタークロックC3に切り換え(S1
6)、アクセス動作を完了して通常再生モードに戻る。
【0036】次に、再生速度を変化させた場合の各サー
ボ系のループ特性を検証する。本発明の第1の実施例で
はデジタルフィルタを用いたデジタルサーボを使用し、
そのサンプリングクロックを信号処理用クロックC5か
ら分周して作成することで解決する。そこで、再生速度
可変によるサーボ系のループ特性補正方法をループ特性
図を用いて説明する。
【0037】図4はトラッキング制御系及びフォーカス
制御系のサーボ回路のブロック図である。図4におい
て、点線で囲んだ部分はそれぞれデジタル系およびアナ
ログ系フィルタを構成する。また、前述のようにデジタ
ルフィルタのサンプリングクロックは図2における信号
処理用クロックC5を分周して得られる。図5は図4に
おけるアナログ系フィルタのループ特性図を表し、図6
は図4におけるデジタル系フィルタのループ特性図を表
す。
【0038】デジタル系フィルタのループ特性の一般式
は伝達関数H(z)で表現され、 z=exp(jωt)=exp(j・2π(f/fs)) (ただし、f:周波数,fs:サンプリング周波数) であることから、サンプリング周波数を変化させること
でループ特性を周波数軸方向にシフトすることができ
る。
【0039】図7は望ましいループ特性図を表す。よっ
て、アナログ系フィルタのループ特性(図5)を補正し
ておけば、デジタル系フィルタのサンプリング周波数を
変化させることで低速から高速の広い範囲において、安
定したループ特性(図7)を得ることができる。つま
り、デジタルサーボの基準クロックを信号処理用クロッ
クと同期をとることで、再生速度を変化させても(つま
り、PLL基準クロックC4を変化させても)常に安定
なループ特性を実現することができる。
【0040】なお、以上に説明したトラッキング制御系
及びフォーカス制御系のサーボ特性は、光ディスク20
1の回転(例えば偏心など)に応じて高い周波数領域の
応答が必要である。しかし、他方、スピンドルサーボに
ついては、低周波領域のループ特性で十分対応できる
(ゆっくりした回転速度の変化しかしないので高周波領
域でのループゲインを必要としない)ので、トラッキン
グ制御系及びフォーカス制御系のサーボ特性のような周
波数特性の検証を必要としない。
【0041】以上のように本発明の第1の実施例によれ
ば、任意の再生速度で光ディスクのデータを読み取るこ
とができる。これにより、ロングジャンプ時のスピンド
ルモータの回転速度を制定するための待ち時間を、デー
タ読み取りに利用することができ、アクセス時間を短縮
することができる。
【0042】又、スピンドルモータの急激な加速又は減
速制御をする必要がなくなるので、スピンドルモータの
小型、低消費電力化を実現することができる。
【0043】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図8は本発明の第2の実施例における光ディスク
装置のブロック図である。図8において、発光素子によ
り発光されたレーザを光ディスク301に照射する。3
02はピックアップユニットであって、光ディスク30
1からの反射光を電気信号に変化するための光学系を有
する。RFアンプ303は、ピックアップユニット30
2から得られたRF信号を増幅する。305はデータを
読み出し制御を行うデジタルシグナルプロセッサ(以後
DSPと略称する)であって、RFアンプ303の出力
信号に基づいて、ピックアップユニット302から出力
されるレーザの焦点を所定のトラック位置に制御し、且
つ、データ読み出し可能な速度に光ディスク301を回
転させるためのスピンドルモータ304の回転速度を制
御して光ディスク301から再生されたデータを読み出
す。
【0044】ドライバ306は、DSP305の出力信
号によりピックアップユニット302とスピンドルモー
タ304とを駆動する。ROMデコーダ308は、DS
P305から出力される信号をデコードしバッファメモ
リ307に格納する。インタフェイスコントローラ30
9は、外部に接続されているホストコンピュータからの
命令に従い、内部で読み出された情報との調停を行うと
共にデータ転送を行う。中央演算処理装置310(以後
CPUと略称する)は、RFアンプ303とDSP30
5と、ROMデコーダ308およびインタフェイスコン
トローラ309とを制御する。
【0045】そして、311は可変周波数発振手段であ
って、CPU310の制御により任意の周波数のクロッ
ク信号を出力する。なお、前述のDSP305はこの可
変周波数発振手段311から出力されるクロック信号を
演算用の基準クロックとして使用している。
【0046】ここで、可変周波数発振手段311の詳細
を説明する。図9は図8の可変周波数発振手段311の
回路ブロック図である。図9において、以下の各構成要
素ブロックにより全体としてフェイズループドロック
(PLL)回路を構成する(なお、回路構成上、前述の
可変周波数発振手段311は、前述のDSP305の内
部に含まれる構成をとる場合もある)。
【0047】発振回路401は所定の周波数で発振し、
基本となるクロック信号fckを出力する。N分周回路
402は発振回路401の出力である基本クロック信号
fckをN(回路に設定された一定の設定値)分周す
る。
【0048】一方、M分周回路404は、M分周のMの
値をCPU310によって書き換えることが可能であっ
て、後述するVCO403からの出力信号をM分周す
る。位相比較回路405はN分周回路402とM分周回
路404とから出力される両信号の位相差を検出して出
力する。ローパスフィルタ(以後LPFと略称する)4
06は位相比較回路405の出力信号の波形を整形して
電圧信号として出力する。VCO403はLPF406
からの出力信号に応じて変化した周波数で発振してクロ
ック信号(fvco)を出力する。
【0049】次に、以上のように構成された可変周波数
発振手段311の動作を説明する。先ず、定常状態で
は、基本クロック信号の周波数(fck)をN分周した
クロック周波数(fck/N)と、VCO403からの
出力信号の周波数fvcoをM分周したクロック周波数
(fvco/M)とが、同じ周期になるように全体のP
LL回路が働くので、Mの値をNと同じに設定するとf
vco=fckとなるようにVCO403は発振する。
【0050】また、Mの値をNのa倍と仮定する(M=
a・N)と、fvco=a・fckとなるので、CPU
310によってMを所望の値に変化させることにより、
任意の発振周波数のクロック信号を得ることができる。
【0051】さらに、DSP305の動作に注目すれ
ば、基準クロックとして可変周波数発振手段311の出
力信号を使用するので、基準クロックの周波数に応じて
特性も比例して変化する。即ち、データ転送速度Vda
taと、fvcoとの関係は、Vdata=b・fvc
o(bはデータ処理で定まる定数)となる。
【0052】また、線速度一定(v=一定)で記録され
ている光ディスク301を読み取る場合の実際の動作に
おいて、ピックアップユニット302が存在する位置の
光ディスク301の半径rと、現在の回転数nとの関係
は、v=2πrn/60となるので、n=60v/(2
πr)を導くことができる。従って、外周側(rou
t)から内周側(rin)までのシークを行った場合、
回転数noutとninとの関係は、半径rがrout
>rinであるから、回転数はnout<ninとな
る。
【0053】以上の動作説明に基づき、シーク動作とデ
ータ転送速度との説明を行う。まず、外周側から内周側
へのシーク動作について説明する。図10は本第2実施
例における光ディスク装置の外周側から内周側へのシー
ク動作のタイミングチャートである。外周側から内周側
へのシーク動作時は、シーク動作を開始すると同時に、
CPU310によってM分周回路404のMの値をNの
値より小さく制御する。従って、可変周波数発振手段3
11は基準クロック周波数fckより低い周波数(fv
co‐down)で発振し、この周波数の基準クロック
信号を出力する。
【0054】このように、全体的な特性も比例して変化
するので、所定の回転数よりも低い回転数、遅いデータ
転送速度で、処理を行い始める。従って、従来、所定の
回転数ninに光ディスク301の回転数が上がるまで
アドレス参照及びデータ読み出しが不可能であったが、
図10の回転数に示すように、回転数ninより低い回
転数nin‐downでアドレス参照及びデータ読み出
しが可能となる。
【0055】次に、データ読み出しを開始すると、CP
U310によってM分周回路404のMの値を制御し
て、基準クロック周波数をfvco‐downからfc
kまで周波数をほぼリニアに変化させることにより、デ
ータ転送速度Vdata−downからVdataまで
の間でデータ転送が途切れることがなくなり、アクセス
後はデータ転送を可能にすることができる(図10のデ
ータ転送速度参照)。
【0056】但し、上述の方式では、データ読み出しの
初速度が遅いので、一定のデータ転送速度を確保するた
めに、以下のように制御する。図10のデータ転送速度
において、データ転送量が不足する部分のデータに相当
する面積S2と、読み出したデータをバッファメモリ3
07に蓄積しておいたデータ転送量の面積S1とが同じ
面積になるようにバッファリングを行い、S1がS2よ
り大きくなった時点で、データ転送を開始する。
【0057】図11は本実施例における光ディスク装置
の内周側から外周側へのシーク動作のタイミングチャー
トである。内周側から外周側へのシーク動作時は、CP
U310によってM分周回路404のMの値をNの値よ
り大きく制御する。従って、可変周波数発振手段311
は基準クロック周波数fckより高い周波数(fvco
‐up)で発振し、新たな基準クロック信号を出力す
る。
【0058】このように、全体的な特性も比例して変化
するので、高い回転数、速いデータ転送速度で、処理を
行い始める。従って、図11の回転数に示すように、従
来は所定の(正規の)回転数noutに光ディスク30
1の回転数が下がるまでアドレス参照及びデータ読み出
しが不可能であったが、回転数noutより高い回転数
nout‐upでアドレス参照及びデータ読み出しが可
能となる。
【0059】次に、データ読み出しを開始すると、CP
U310によってM分周回路404のMの値を制御して
基準クロック周波数をfvco‐upからfckまで周
波数をほぼリニアに変化させることにより、アクセス後
は定常的なデータ転送速度を確保可能とすることができ
る。なお、内周側から外周側へのシークは、所定のデー
タ転送速度より低下することはないので、バッファリン
グ等を行う必要はない。
【0060】なお、バッファリングを行う読み出し方法
について第2の実施例を用いて説明したが、バッファメ
モリ307を用いることにより、第2の実施例に限らず
第1の実施例であっても同様にこの読み出し制御を行う
ことができることは、改めて説明を繰り返すまでもな
い。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上の構成により、任意のアド
レスに対するシークを行う場合、シークの内周方向およ
び外周方向で基準クロックを変化させデータリードを開
始するので、スピンドルモータの加減速を行う時間が短
くてすみ、スピンドルモータに流す電流値を抑えること
ができる。また、基準クロックより遅い周波数でデータ
を読み始めた場合の不足分のデータをバッファメモリへ
蓄積するので、所定のデータ転送量以上のデータ転送量
を常に確保することが可能となることにより、小型化薄
型化、及び、低消費電力、高速シークを実現することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による光ディスクドライ
ブ装置の構成図
【図2】図1の装置において周波数可変読み取り制御に
関する構成要素を詳しく示すブロック図
【図3】ロングジャンプ時の動作を示すフローチャート
【図4】トラッキング制御系及びフォーカス制御系のサ
ーボ回路のブロック図
【図5】図4におけるアナログ系フィルタのループ特性
【図6】図4におけるデジタル系フィルタのループ特性
【図7】望ましいループ特性図
【図8】本発明の第2の実施例における光ディスク装置
のブロック図
【図9】図8の可変周波数発振手段の回路ブロック図
【図10】本第2実施例における光ディスク装置の外周
側から内周側へのシーク動作のタイミングチャート
【図11】本実施例における光ディスク装置の内周側か
ら外周側へのシーク動作のタイミングチャート
【図12】従来の光ディスクドライブ装置の構成図
【符号の説明】
101 光ディスク記録媒体 102,202 アクチュエータ 103,203,304 スピンドルモータ 104,204 サーボ回路 105,205 信号処理回路 106,206 中央処理回路(CPU) 201,301 光ディスク 207 回転速度検出回路 208,403 周波数可変検出回路(VOC) 211 デジタルPLL回路 212 スピンドル制御回路 213 アクチュエータ駆動回路 302 ピックアップユニット 303 RFアンプ 305 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 306 ドライバ 307 バッファメモリ 308 ROMレコーダ 309 フェイスコントローラ 310 中央演算処理装置(CPU) 311 可変周波数発振手段 401 発振回路 402 N分周回路 404 M分周回路 405 位相比較回路 406 LPF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 19/28 G11B 7/095 G11B 19/02 501 G11B 19/247

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクを回転駆動する駆動手段の回転
    速度を検出し所定の回転速度になるように前記駆動手段
    を制御するスピンドル制御ステップと、レーザ光をディ
    スク面に照射し反射光を電気信号に変換し所与の周期の
    信号に基づいて前記電気信号を復調してデジタル信号に
    変換する信号処理ステップと、反射光を電気信号に変換
    する光電変換手段をフォーカス方向及びトラッキング方
    向に移動制御するアクチュエータ移動ステップと、所与
    の周期の信号に基づいて前記駆動手段をサーボ制御する
    サーボ制御ステップとを有する光ディスク再生方法であ
    って、実行中の前記スピンドル制御ステップから前記アクチュ
    エータ移動ステップを実行した後に得られると推測され
    る前記電気信号の周波数を予め算出しこの算出した周波
    数に対応する クロック信号を出力する可変周波数発振ス
    テップを有し、 前記可変周波数発振ステップのクロック信号に基づいて
    前記サーボ制御ステップを実行すると共に、前記可変周
    波数発振ステップのクロック信号に基づいて前記信号処
    理ステップを実行することを特徴とする光ディスク再生
    方法。
  2. 【請求項2】光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前
    記駆動手段の回転速度を検出する回転検出手段と、前記
    駆動手段の回転速度が所定の回転速度になるように前記
    回転検出手段に基づいて前記駆動手段を制御するスピン
    ドル制御手段と、レーザ光をディスク面に照射し反射光
    を電気信号に変換するための光学レンズと光ピックアッ
    プとを有する光電変換手段と、前記光電変換手段をフォ
    ーカス方向及びトラッキング方向に移動制御するアクチ
    ュエータ手段と、前記光電変換手段の電気信号を増幅し
    て変換し所与の周期の信号に基づいて前記電気信号を復
    調してデジタル信号に変換する信号処理手段と、所与の
    周期の信号に基づいて前記アクチュエータ手段と前記ス
    ピンドル制御手段とをサーボ制御するサーボ制御手段
    と、装置全体の動作をつかさどる制御手段とを有する光
    ディスクドライブ装置であって、周波数制御信号に応じて発振周波数が変化する可変周波
    数発振手段を有し、 前記制御手段は、前記スピンドル制御手段が制御中の前
    記光電変換手段の位置から前記アクチュエータ手段によ
    り移動制御した後の位置における前記光電変換 手段によ
    って得られると推測される前記電気信号の周波数を予め
    算出しこの算出した周波数に対応する周波数制御信号を
    生成し、前記周波数制御信号に対応する前記可変周波数
    発振手段のクロック信号に前記サーボ制御手段を同期さ
    せると共に、前記可変周波数発振手段のクロック信号に
    基づいて前記信号処理手段を動作させることを特徴とす
    る光ディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】光ディスクを回転駆動する駆動手段の回転
    速度を検出し所定の回転速度になるように前記駆動手段
    を制御するスピンドル制御ステップと、レーザ光をディ
    スク面に照射し反射光を電気信号に変換し所与の周期の
    信号に基づいて前記電気信号を復調してデジタル信号に
    変換する信号処理ステップと、反射光を電気信号に変換
    する光電変換手段をフォーカス方向及びトラッキング方
    向に移動制御するアクチュエータ移動ステップと、所与
    の周期の信号に基づいて前記駆動手段をサーボ制御する
    サーボ制御ステップとを有する光ディスク再生方法であ
    って、実行中の前記スピンドル制御ステップから前記アクチュ
    エータ移動ステップを実行した後に得られると推測され
    る前記電気信号の周波数を予め算出しこの算出した周波
    数に対応するクロック信号を出力する 可変周波数発振ス
    テップを有し、 前記アクチュエータ移動ステップにおいて、アクセス動
    作を開始してから前記回転速度が通常再生時の所定の回
    転速度に達するまでの期間は、前記可変周波数発振ステ
    ップのクロック信号に基づいて前記サーボ制御ステップ
    を実行すると共に、前記可変周波数発振ステップのクロ
    ック信号に基づいて前記信号処理ステップを実行するこ
    とを特徴とする光ディスク再生方法。
  4. 【請求項4】光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前
    記駆動手段の回転速度を検出する回転検出手段と、前記
    駆動手段の回転速度が所定の回転速度になるように前記
    回転検出手段に基づいて前記駆動手段を制御するスピン
    ドル制御手段と、レーザ光をディスク面に照射し反射光
    を電気信号に変換するための光学レンズと光ピックアッ
    プとを有する光電変換手段と、前記光電変換手段をフォ
    ーカス方向及びトラッキング方向に移動制御するアクチ
    ュエータ手段と、前記光電変換手段の電気信号を増幅し
    て変換し所与の周期の信号に基づいて前記電気信号を復
    調してデジタル信号に変換する信号処理手段と、所与の
    周期の信号に基づいて前記アクチュエータ手段と前記ス
    ピンドル制御手段とをサーボ制御するサーボ制御手段
    と、装置全体の動作をつかさどる制御手段とを有する光
    ディスクドライブ装置であって、周波数制御信号に応じて発振周波数が変化する可変周波
    数発振手段を有し、 前記アクチュエータ手段がアクセス動作を開始してから
    前記回転速度が通常再生時の所定の回転速度に達するま
    での期間において、前記制御手段は、前記スピンドル制
    御手段が制御中の前記光電変換手段の位置から前記アク
    チュエータ手段により移動制御した後の位置における前
    記光電変換手段によって得られると推測される前記電気
    信号の周波数を予め算出しこの算出した周波数に対応す
    る周波数制御信号を生成し、前記周波数制御信号に対応
    する前記可変周波数発振手段のクロック信号に前記サー
    ボ制御手段を同期させると共に、前記可変周波数発振手
    段のクロック信号に基づいて前記信号処理手段を動作さ
    せ、前記駆動手段の回転速度が所定の回転速度に制御完
    了する前に光ディスクのデータを再生することを特徴と
    する光ディスクドライブ装置。
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