JP2559347B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents
光ディスク記録装置Info
- Publication number
- JP2559347B2 JP2559347B2 JP4257314A JP25731492A JP2559347B2 JP 2559347 B2 JP2559347 B2 JP 2559347B2 JP 4257314 A JP4257314 A JP 4257314A JP 25731492 A JP25731492 A JP 25731492A JP 2559347 B2 JP2559347 B2 JP 2559347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- recording
- atip
- optical disk
- optical disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録可能な光ディスク
の記録装置に関する。
の記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図３のブロックダイヤグラ
ムを用いて、追記型レーザディスク装置の記録方法につ
いて説明する。追記型光ディスク装置でビデオ信号を記
録する方法は、記録信号処理回路１３より映像信号に音
声、コントロール信号を付加した記録映像信号ｄをＦＭ
変調・波形成形回路１１でＰＦＭ信号ｃに変換する。こ
のＰＦＭ信号ｃによりピックアップ３に搭載されている
半導体レーザを駆動して光ディスク１上に信号を記録す
る。
ムを用いて、追記型レーザディスク装置の記録方法につ
いて説明する。追記型光ディスク装置でビデオ信号を記
録する方法は、記録信号処理回路１３より映像信号に音
声、コントロール信号を付加した記録映像信号ｄをＦＭ
変調・波形成形回路１１でＰＦＭ信号ｃに変換する。こ
のＰＦＭ信号ｃによりピックアップ３に搭載されている
半導体レーザを駆動して光ディスク１上に信号を記録す
る。
【０００３】追記型レーザーディスク装置と再生専用レ
ーザーディスク装置との相違点は、再生専用レーザーデ
ィスク装置がトラッキングサーボ、スピンドルサーボを
記録ピットの有無、光ディスク上に記録してある映像同
期信号により行っていることである。追記型レーザーデ
ィスク装置では光ディスクのトラッキングサーボ、スピ
ンドルサーボの基準となる信号がないので、予めプリグ
ルーブを光ディスク上に記録し、このプリグルーブによ
りトラッキングサーボをかけている。
ーザーディスク装置との相違点は、再生専用レーザーデ
ィスク装置がトラッキングサーボ、スピンドルサーボを
記録ピットの有無、光ディスク上に記録してある映像同
期信号により行っていることである。追記型レーザーデ
ィスク装置では光ディスクのトラッキングサーボ、スピ
ンドルサーボの基準となる信号がないので、予めプリグ
ルーブを光ディスク上に記録し、このプリグルーブによ
りトラッキングサーボをかけている。
【０００４】またプリグルーブをトラック方向と垂直方
向にウォブリングさせ、これにＡＴＩＰコードを記録し
て、このＡＴＩＰコードをデコードする事で得られるＡ
ＴＩＰクロックｊによりスピンドルサーボをかけてい
る。再生する場合は通常のレーザーディスク装置と同様
に行う。光ディスクから再生されたＲＦ信号ｇはＲＦイ
コライザ・ＦＭ復調回路１２より再生映像信号ｈに復調
し、ＴＢＣ１０により時間軸変動成分を補正した後、再
生信号処理回路１４に入力され再生映像・音声を得てい
る。
向にウォブリングさせ、これにＡＴＩＰコードを記録し
て、このＡＴＩＰコードをデコードする事で得られるＡ
ＴＩＰクロックｊによりスピンドルサーボをかけてい
る。再生する場合は通常のレーザーディスク装置と同様
に行う。光ディスクから再生されたＲＦ信号ｇはＲＦイ
コライザ・ＦＭ復調回路１２より再生映像信号ｈに復調
し、ＴＢＣ１０により時間軸変動成分を補正した後、再
生信号処理回路１４に入力され再生映像・音声を得てい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】これら光ディスクに記
録された信号を再生する際に生じる主な問題点は、再生
信号の時間軸変動成分、つまりジッタである。このジッ
タで、光ディスクに起因するものは、 光ディスクの偏芯 成形歪によるトラックの蛇行 記録装置の回転変動・振動 による変動であるが、再生専用光ディスクで最も量的に
多いのはであり、特にの要素は無視できる。この時
の光ディスクのグルーブ上の回転速度周波数は次式で表
される。
録された信号を再生する際に生じる主な問題点は、再生
信号の時間軸変動成分、つまりジッタである。このジッ
タで、光ディスクに起因するものは、 光ディスクの偏芯 成形歪によるトラックの蛇行 記録装置の回転変動・振動 による変動であるが、再生専用光ディスクで最も量的に
多いのはであり、特にの要素は無視できる。この時
の光ディスクのグルーブ上の回転速度周波数は次式で表
される。
【０００６】ｆtach＝（ωＮ／２π）・（１＋２（Δｒ
／Ｒ）ｓｉｎωｔ） ただし Ｒ＝グルーブの中心から半径 ｆtach＝グルーブ上での回転周波数 ω＝軸の角速度 ｔ＝時間 Δｒ＝グルーブの中心と回転の中心の間隔
／Ｒ）ｓｉｎωｔ） ただし Ｒ＝グルーブの中心から半径 ｆtach＝グルーブ上での回転周波数 ω＝軸の角速度 ｔ＝時間 Δｒ＝グルーブの中心と回転の中心の間隔
【０００７】しかし記録可能な光ディスクでは、トラッ
キングサーボエラー信号を得るためのプリグルーブの中
心と回転の中心の差から、記録時にも上記のようなジッ
タが生じる。つまり記録可能な光ディスクでは、再生専
用ディスクで無視していたの要素も生じることにな
る。このような記録信号ｃをそのまま光ディスクに記録
した場合、記録信号ｃと光ディスク上のＡＴＩＰコード
との同期はとれていないので、記録時に生じる光ディス
クとのジッタ成分がそのまま記録信号に加わり、再生時
に生じるジッタ成分と重なって、再生専用の光ディスク
に比べ大きなジッタを生じる。
キングサーボエラー信号を得るためのプリグルーブの中
心と回転の中心の差から、記録時にも上記のようなジッ
タが生じる。つまり記録可能な光ディスクでは、再生専
用ディスクで無視していたの要素も生じることにな
る。このような記録信号ｃをそのまま光ディスクに記録
した場合、記録信号ｃと光ディスク上のＡＴＩＰコード
との同期はとれていないので、記録時に生じる光ディス
クとのジッタ成分がそのまま記録信号に加わり、再生時
に生じるジッタ成分と重なって、再生専用の光ディスク
に比べ大きなジッタを生じる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】記録可能な光ディスクの
回転制御などに用いるために予め記録されているＡＴＩ
Ｐコードとジッタ補正のためのＴＢＣ回路を用いて、こ
の信号に同期させて記録情報信号を記録する。通常ＴＢ
Ｃ回路は、光ディスクに記録された映像の水平同期信号
などの時間情報の信号に同期したクロックにより、ＴＢ
Ｃ回路内のメモリに書き込み、水晶発振子などの基準ク
ロックにより、読み出すことで時間軸の補正を行う。こ
こでは記録時に基準クロックで書き込みを行い、ＡＴＩ
Ｐをデコードした時に得られるＡＴＩＰクロックにより
読み出しを行い、光ディスクに記録する。
回転制御などに用いるために予め記録されているＡＴＩ
Ｐコードとジッタ補正のためのＴＢＣ回路を用いて、こ
の信号に同期させて記録情報信号を記録する。通常ＴＢ
Ｃ回路は、光ディスクに記録された映像の水平同期信号
などの時間情報の信号に同期したクロックにより、ＴＢ
Ｃ回路内のメモリに書き込み、水晶発振子などの基準ク
ロックにより、読み出すことで時間軸の補正を行う。こ
こでは記録時に基準クロックで書き込みを行い、ＡＴＩ
Ｐをデコードした時に得られるＡＴＩＰクロックにより
読み出しを行い、光ディスクに記録する。
【０００９】
【作用】このように、既に光ディスク上にあるＡＴＩＰ
コードに同期して記録された信号は、記録時に生じるジ
ッタを補正できるので、再生専用ディスクと同程度のジ
ッタの再生信号を得ることができる。
コードに同期して記録された信号は、記録時に生じるジ
ッタを補正できるので、再生専用ディスクと同程度のジ
ッタの再生信号を得ることができる。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例を図１のブロック図に従っ
て説明する。尚、図１は図３と対比させているので、ピ
ックアップの制御やスピンドルモータの制御など基本的
な構成は従来例と同一なので説明を省略する。
て説明する。尚、図１は図３と対比させているので、ピ
ックアップの制御やスピンドルモータの制御など基本的
な構成は従来例と同一なので説明を省略する。
【００１１】記録信号発生回路１３より出力した映像信
号ｄは、記録モードになっているＴＢＣ１０に入力し、
光ディスク１上に予め記録されているＡＴＩＰコードに
同期させた信号ｅにした後、ＦＭ変調・波形成形回路１
１によりＰＦＭ信号ｃに変換する。このＰＦＭ信号ｃ
は、ピックアップ３に搭載されている半導体レーザを駆
動して信号を記録する。この時のトラッキングサーボ、
スピンドルサーボの制御系は従来技術と同様にして行
う。
号ｄは、記録モードになっているＴＢＣ１０に入力し、
光ディスク１上に予め記録されているＡＴＩＰコードに
同期させた信号ｅにした後、ＦＭ変調・波形成形回路１
１によりＰＦＭ信号ｃに変換する。このＰＦＭ信号ｃ
は、ピックアップ３に搭載されている半導体レーザを駆
動して信号を記録する。この時のトラッキングサーボ、
スピンドルサーボの制御系は従来技術と同様にして行
う。
【００１２】次に、ＴＢＣ動作を図２により説明する。
ＡＴＩＰデコーダ８により抜き出されたＡＴＩＰクロッ
クｊはＴＢＣ１０の周波数逓倍回路（ＰＬＬ）１５によ
り映像信号のサンプリング周波数ｑにまで逓倍される。
ＴＢＣの記録モードでは基準信号ｋをＡ／Ｄコンバータ
２２、メモリ２１の書き込みクロックに、サンプリング
信号ｑをＤ／Ａコンバータ２０、ＦＩＦＯメモリ２１の
読み出しクロックに用いる。よって映像信号ｄは、基準
信号ｋによりＡ／Ｄ変換されメモリ２１に書き込み、サ
ンプリング信号ｑによりメモリ２１から読み出してＤ／
Ａ変換してＡＴＩＰに同期した信号を得る。
ＡＴＩＰデコーダ８により抜き出されたＡＴＩＰクロッ
クｊはＴＢＣ１０の周波数逓倍回路（ＰＬＬ）１５によ
り映像信号のサンプリング周波数ｑにまで逓倍される。
ＴＢＣの記録モードでは基準信号ｋをＡ／Ｄコンバータ
２２、メモリ２１の書き込みクロックに、サンプリング
信号ｑをＤ／Ａコンバータ２０、ＦＩＦＯメモリ２１の
読み出しクロックに用いる。よって映像信号ｄは、基準
信号ｋによりＡ／Ｄ変換されメモリ２１に書き込み、サ
ンプリング信号ｑによりメモリ２１から読み出してＤ／
Ａ変換してＡＴＩＰに同期した信号を得る。
【００１３】また、再生モードでは反対に、サンプリン
グ信号ｑをＡ／Ｄコンバータ２２、メモリ２１の書き込
みクロックに、基準信号ｋをＤ／Ａコンバータ２０、メ
モリ２１の読み出しクロックに用いる。よって再生映像
信号ｇは、サンプリング信号ｑによりＡ／Ｄ変換されメ
モリ２１に書き込み、基準信号ｋによりメモリ２１から
読み出してＤ／Ａ変換してジッタを補正した再生映像信
号ｉを得る。これらモードの切り替えはスイッチ１６〜
１９により行うことで、ＴＢＣの基本的な構成を変える
ことなく記録・再生の際に生じるジッタを補正すること
ができる。
グ信号ｑをＡ／Ｄコンバータ２２、メモリ２１の書き込
みクロックに、基準信号ｋをＤ／Ａコンバータ２０、メ
モリ２１の読み出しクロックに用いる。よって再生映像
信号ｇは、サンプリング信号ｑによりＡ／Ｄ変換されメ
モリ２１に書き込み、基準信号ｋによりメモリ２１から
読み出してＤ／Ａ変換してジッタを補正した再生映像信
号ｉを得る。これらモードの切り替えはスイッチ１６〜
１９により行うことで、ＴＢＣの基本的な構成を変える
ことなく記録・再生の際に生じるジッタを補正すること
ができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、記録時のジッタが低減
できるので再生専用の光ディスクと同程度の再生ジッタ
となり、光ディスクの機械精度やＴＢＣのメモリの容量
を上げることなく再生することができる。
できるので再生専用の光ディスクと同程度の再生ジッタ
となり、光ディスクの機械精度やＴＢＣのメモリの容量
を上げることなく再生することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】図１におけるＴＢＣ回路の一実施例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図３】従来例を示すブロック図。
１ 光ディスク ２ スピン
ドルモータ ３ ピックアツプ ４ レーザ
コントローラ ５ プリアンプ ６ ピック
アップ各サーボ ７ スピンドルサーボ ８ ＡＴＩ
Ｐデコーダ ９ 基準水晶発振子 １０ ＴＢＣ
回路 １１ ＦＭ変調、波形成形回路 １２ ＲＦ
イコライザ、ＦＭ復調 １３ 記録信号処理回路 １４ 再生
信号処理回路 １５ ＰＬＬ回路 １６〜１９ スイ
ッチ ２０ Ｄ／Ａ変換器 ２１ ＦＩ
ＦＯメモリ ２２ Ａ／Ｄ変換器 ａ レーザ ｂ レーザ
ダイオード駆動信号 ｃ ＰＦＭ信号 ｄ 映像信
号 ｅ 同期信号 ｆ ＲＦ信
号 ｇ 再生映像信号 ｉ 再生映
像信号 ｊ ＡＴＩＰクロック ｋ 基準信
号 ｌ サーボ各エラー信号 ｍ ピックアップサーボドライブ信号 ｎ スピンドルドライブ信号 ｐ モード
切り替え信号 ｑ サンプリング信号 ｒ 書き込
みクロック ｓ 読み出しクロック ｔ スピン
ドル基準信号
ドルモータ ３ ピックアツプ ４ レーザ
コントローラ ５ プリアンプ ６ ピック
アップ各サーボ ７ スピンドルサーボ ８ ＡＴＩ
Ｐデコーダ ９ 基準水晶発振子 １０ ＴＢＣ
回路 １１ ＦＭ変調、波形成形回路 １２ ＲＦ
イコライザ、ＦＭ復調 １３ 記録信号処理回路 １４ 再生
信号処理回路 １５ ＰＬＬ回路 １６〜１９ スイ
ッチ ２０ Ｄ／Ａ変換器 ２１ ＦＩ
ＦＯメモリ ２２ Ａ／Ｄ変換器 ａ レーザ ｂ レーザ
ダイオード駆動信号 ｃ ＰＦＭ信号 ｄ 映像信
号 ｅ 同期信号 ｆ ＲＦ信
号 ｇ 再生映像信号 ｉ 再生映
像信号 ｊ ＡＴＩＰクロック ｋ 基準信
号 ｌ サーボ各エラー信号 ｍ ピックアップサーボドライブ信号 ｎ スピンドルドライブ信号 ｐ モード
切り替え信号 ｑ サンプリング信号 ｒ 書き込
みクロック ｓ 読み出しクロック ｔ スピン
ドル基準信号
Claims (1)
- 【請求項１】 記録可能な光ディスクに記録を行う装置
において、アナログ信号を再生する際に時間軸補正を行
うTime Base Corrector（以下ＴＢＣと略す）を搭載
し、前記光ディスク上に信号を記録するための基準とな
るＡＴＩＰコードを再生し、再生したＡＴＩＰコードの
クロックを抜き出すためのＡＴＩＰデコーダを備え、こ
のＡＴＩＰクロックと前記ＴＢＣ回路を用いて記録時に
生じる時間軸変動（ジッタ）を低減することを特徴とす
る光ディスク記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257314A JP2559347B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 光ディスク記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257314A JP2559347B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 光ディスク記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729301A JPH0729301A (ja) | 1995-01-31 |
| JP2559347B2 true JP2559347B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=17304643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4257314A Expired - Fee Related JP2559347B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 光ディスク記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559347B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4257314A patent/JP2559347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0729301A (ja) | 1995-01-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6259387B2 (ja) | ||
| JPH1069646A (ja) | 光ディスク媒体、光ディスク装置 | |
| US4672597A (en) | Clock signal reproducing circuit for a player reproducing information of a disc | |
| CA2022192C (en) | Optical disk recording/reproducing device | |
| JPH06124546A (ja) | 情報再生装置 | |
| US7394748B2 (en) | Method and apparatus for optical disk recording capable of reducing settling time and generating an accurate channel clock signal | |
| JP2001118244A (ja) | 記録再生装置及び方法 | |
| JP2844638B2 (ja) | 記録媒体とその記録装置および再生装置 | |
| JPH0817140A (ja) | ディスク記録再生装置 | |
| JP2559347B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
| JP2768546B2 (ja) | コンパクトディスク複製装置 | |
| JP3302737B2 (ja) | ディスク再生装置及びその信号処理回路 | |
| US6754150B1 (en) | Contents data reproducing apparatus | |
| JPH05189885A (ja) | デジタル信号記録媒体再生装置 | |
| JP2822585B2 (ja) | ディスク記録装置及びディスク再生装置 | |
| JP2885015B2 (ja) | ディスク装置 | |
| JP3413336B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP3565879B2 (ja) | 光ディスク装置のディスク回転制御装置 | |
| JPH0554386A (ja) | 記録装置及び再生装置 | |
| JPS6232378Y2 (ja) | ||
| JP3175213B2 (ja) | 記録媒体 | |
| JPS6212583B2 (ja) | ||
| JP3032568B2 (ja) | 情報記録装置 | |
| JP3011585B2 (ja) | デジタル信号記録媒体再生装置 | |
| JPH0863874A (ja) | 再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |