JPH0478063A - ディスクの記録情報保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ディスクの記録情報保護装置に関し、より詳
細には、ディスクに記録された保護すべき記録情報を書
換えることを防止することができるディスクの記録情報
保護装置に関する。

（従来の技術） 光デイスク装置、光磁気ディスク装置、固定ハードディ
スク装置、リムーバブルハードディスク装置等の各種デ
ィスク装置は、情報記録媒体としてのディスクの記録面
上をトラックに沿ってヘッドを走査することによって記
録された情報を読取ったり、書込み、消去を行っている
。

ところで、情報の種類によっては書換えを禁止すべき場
合があり、記録した情報の書換えが可能な光磁気ディス
クに当該種類の情報を記録した場合には、何らかの書換
え禁止対策を講じる必要がある。例えば、病院等の医療
施設において思考に関する種々の情報を光磁気ディスク
装置に記録する場合、記録された患者のカルテに関する
情報は、記録情報を書換えることなく順次追記するのが
望ましい。これに対し従来は、ディスクカートリッジに
ラベルを貼付して書換えを禁止したり、カートリッジに
付属されたプロテクトピンを移動して書換え不能とする
機構が備えられている。

しかしながら、ラベルを見誤った場合や、プロテクトが
誤って解除される場合に限らず、第三者が故意にプロテ
クトを解除する場合があり、重要な８ｃ！録情報が意図
的に書換えられる恐れがある。

（発明の目的） 本発明は上記に鑑みてなされたものであり、書換えを要
しない情報が記録されたディスクと書換えを要する情報
が記録されたディスクとを識別して保護すべきディスク
の記録情報を書換え不能とするディスクの記録情報保護
装置を提供することを目的としている。

（発明の構成） 上記目的を達成するため本発明は、ディスクに記録され
た情報を書換えるご換え装置において、φ１記書換え装
置のスピンドル部に対し位置決め装着されるディスクの
チャッキングプレートに複数のノック穴を形成し、これ
ら複数のノック穴のうち所定のノック穴に固定ピンを貫
通しで設ける一方、前記スピンドル部にはディスクが装
着されたとき該ディスクの固定ピンを受け入れ可能な穴
を形成し、前記ディスクのノック穴と対向して設けらｉ
且つノック穴に打ち込まれた固定ピンが接触することに
よりチャツキジグプレートを介して導通される複数の接
点ピンと、この接点ピンが接続された制御手段とを書換
え装置に設け、この制御手段は、前記接点ピンの導通状
態が予め設定された状態と合致したときディスクを書換
え不能に構成して成ることを特徴とする。

以下、添付図面に示した好適な実施例に基づいて本発明
の詳細な説明する。

第１図は本発明の一天施例に係るディスクの記録情報保
護装置の断面図、第２図（ａ）は第１図のディスクの平
面図、第２図（ｂｌは書換え装置の要部平面図である。

本発明のデｒスクの記録情報保護装置は、磁気情報が記
録されたディスクＩと、ディスク１に記録された情報を
書換える為の書換え装置３とに亙って設けられている。

この記録情報保護装置は、ディスクｌの記録情報を書き
換え不能とするものであって、ディスク１の中心部には
円盤状のディスク本体１ａを表裏面からクランプするチ
ャッキングプレート５が設けられ、チャッキングブレト
５は書換え装置３に設けられたディスクドライブのマグ
ネットテーブル（スピンドル部）７に対して位置決めさ
れるよう構成されている。

マグネットテーブル７の中心部にはスピンドルシャフト
９が突出して設けられ、チャッキングプレート５の中心
部にはスピンドルシャフト９に装着されてディスクｌを
案内し且つその位置決めを行なうための開口】ｌか形成
されている。マグネットテーブル７は久ピンドルモータ
Ｉ３の駆動軸＋３ａに連結され、スピンドルモータＩ３
を駆動することによりマグネットテーブル７上に着座さ
れたディスクｌか回転駆動されるよう構成されている３
また、チャッキングプレート５には位置決め用の穴Ｉ５
が形成され、マグネットテーブル７にはディスクＩが所
定位置に位置決めされたとき穴１５に入り込む位置決め
ピン１７が立設されている。

チャッキングプレート５には、ディスクＩの回転中心と
位置決め穴１５との延長線上、及びこの延長線と直交す
る延長線上に、ディスクｌの回転中心と位置決め穴１５
とを結ぶ位置から順に配設され、且つディスクｌの回転
軸と平行に延在された第１乃至第４のノック穴１９ａ、
＋９ｂ、＋９ｃ、＋９ｄが形成されている。また、第１
及び第４のノック穴１９ａ、＋９ｄは、第２及び第３の
７ノツク穴１９ｂ、１９ｃより内径側に配置されている
。

第１乃至第４のノック穴１９ａ、１９ｂ、１９ｃ、１９
ｄのそれぞれには固定ピン２１が打ち込み可能となって
いる（第１図（ｂ）参照）、、ノック穴１９の内径と固
定ピン２１の外形とは、固定ピン２１を２ノツク穴１９
に打ち込んだとき容易には固定ピン２Ｉが抜は出ないよ
う予め設定されている。このような第１乃至第４のノッ
ク穴１９ａ。

＋９ｂ、１９ｃ、１９ｄには、予め設定された後述する
機能テーブルに基づいて任意の位置に固定ピン２１を打
ち込むことができる。

マグネットテーブル７の上部には、ディスクｌがマグネ
ットテーブル７上に位置決めされたときチャッキングプ
レート５に打ち込まれた固定ピン２１が入り込み可能な
穴２３か形成されている。

逆に、チャッキングプレート５に固定ピン２１が打ち込
まれたディスクＩは、穴２３が形成されたマグネットテ
ーブル７を有する本発明に係る署換え装置３以外の一般
の書換え装置に対して位置決めすることができない。と
ころが、固定ピン２１が打ち込まれていない一般のディ
スクｌは、本発明に係る書換え装置３に位置決めするこ
とができる。

マグネットテーブル７の下部にはノック穴Ｉ９の数に応
じた第１乃至第４の接点プレート２５ａ、　２５　ｂ、
　２５’ｃ、　２５ｄが積層されて設けられ、接点プレ
ート２５はマグネ・リドテーブル７と連動して回転する
とともに、各接点プレート２５．２５間には絶縁体２６
．２６が介在さねで絶縁されている。各接点プレート２
５ａ、２５ｂ、２５ｃ、２５ｄにはディスクｌのノック
穴１９ａ、１９ｂ、＋９ｃ、１９ｄと対向する位置に配
設され且つ北方に向けて突出する第１乃至第４の接点ピ
ン２７ａ、２７ｂ、２７ｃ、２７ｄが立設され、各接点
ピン２７はディスクｌがチャッキングプレート５上に位
置決めされたとき対応するノック穴Ｉ９に打ち込まれた
一対の固定ピン２１．２１が接触することによりチャッ
キングプレート５を介して導通されるよう構成されてい
る。

従って、ノック穴Ｉ９に対する固定ピン２１，２１の打
ち込み状態に応じて接点ピン２７ａ、２７ｂ、２７ｃ、
２７ｄの導通状態を変化することができる。尚、各接点
ピン２７ａ、２７ｂ、２７ｃ、２７ｄは、各接点ピン２
７が対応するそれぞれの接点プレート２５より上方に位
置する接点プレート２５を貫通するとともに、貫通する
接点プレート２５と絶縁されている。

書換え装置３は、マグネットテーブル７及び各接点プレ
ート２５ａ、２５ｂ、２５Ｃ，２５ｄが接続された制御
手段２９を備えている。そして、チャッキングプレート
５がマグネットテーブル７に着座して導通されたときは
信号ＳＯ１第１乃至第４の接点ピン２７ａ、２７ｂ、２
７ｃ、２７ｄが導通されたときは第１乃至第４の接点プ
レート２５ａ、２５ｂ、２５ｃ、２５ｄを介して信号Ｓ
１、Ｓ２．Ｓ３．Ｓ４がそれぞれ制御手段２９に出力さ
れるよう構成されている５制御手段２９には、接点ピン
２７の導通状態と書換え装置３の機能とが予め対応して
設定されたテーブルが予め記憶されている。第３図はこ
のテーブルの例を示し、導通されていないときは追記、
再生及び書換え可能とし、信号ＳＯ又はＳｌが入力され
たとき並びに信号ＳＯ又はＳ４が人力されたときは追記
、再生及びドライブ指定を可能とし、信号ＳＯ又はＳ２
が入力されたとき並びに信号ＳＯ又はＳ３が人力された
ときは再生及びトラーｒブ指定を可能とするよう予め設
定されている。

従って、書換えになじまない重要な情報が記録されたデ
ィスクｌは、第２のノック穴１９　ｂ叉は第３のノック
穴１９ｃｉこ固定ピン２１を打ち込んでおけば、第２又
は第３の接点ビニ、２７ｂ、２７Ｃがチャッキングプレ
ート５を介して導通され（信号ＳＯとＳ２又はＳ３が人
力）接点プレート２５を介して制御手段２９が該ディス
クｌの記録情報の書換えを不能とすることができる。

以上の構成を有したディスク１の記録情報保護装置の作
用を以下に説明する。

まず、各ディスク１の記録内容に応じてディスク１を分
類し、この分類に応じてチャッキングプレート５のノッ
ク穴１９ａ、１９ｂ、１９ｃ、１９ｄに固定ピン２１ａ
、２１ｂを打ち込み固定する。例えば病院にてカルテ内
容が記録されたディスクｌは書換え不能とするため、第
２及び第３のノック穴１９ｂ、１．９ｃに固定ピン２＋
ａ、２１ｂを打ち込む７固定ピン２１ａ、２１ｂが打ち
込まれだディスク１は、一般の書換え装置３には位置決
めすることができず、書換えることができない。

このディスク】を本発明に係る書換え装置３に装着する
と、ディスクｌの中心部に位置するチャッキングプレー
ト５はマグネットテーブル７によって引き付けられ、チ
ャッキングプレート５の開孔１１がスピンドルシャフト
９に挿入されるとともに、ディスク１の位置決め用穴１
５にマグネットテーブル７の位置決めピン１７が入り込
み１．さらに固定ピン２１が穴２３内に納まるためチャ
ッキングプレート５をマグネットテーブル７上に位置決
めすることができる。

このとき、制御手段、マグネットテーブル７、チャキン
グテーブル５、固定ピン２＋ａ、２１ｂ、接点ピン２７
ａ、２７ｂ及び接点プレート２５ａ、、２５ｂが順に接
続された閉回路が形成されて導通される。チャッキング
プレート５が導通されて信号ＳＯが制御手段２９に入力
されるとともに、第２及び第３のノック穴１９ｂ、１９
ｃに打ち込まれた固定ピン２１が第２及び第３の接点ピ
ン２７ｂ、２７ｃに接触して該接点ピン２７ｂ２７ｃが
チャッキングプレート５を介して導通され、第２及び第
３の接点ブし一ト２５ｂ、２５ｃを介して信号Ｓ２．Ｓ
３が制御手段２９に入力される。制御手段２９は、予め
記憶されたテーブルに基づいて書換え装置３の機能を再
生及びドライブのみ可能とし、書換えを不能とする。

勿論、７ノツク穴１９のいずれにも固定ピン２１を打ち
込まないときは書換えを可能とすることができ、第１及
び第４のノック穴Ｉ９ａ、１９ｄに固定ピン２１．２１
を打ち込めば追記も可能となることは第３図のテーブル
に示した通りである。

また、本発明に係る書換え装置３は、ノック穴１９が形
成されておらず固定ピン２１を打ち込み不能な一般のデ
ィスクｌをマグネットテーブル７上に位置決めすること
ができるため、通常の追記、再生及び書換え機能を有す
ることはいうまでもない。

尚、本発明；ま上記実施例のものに限定されず、例えば
複数の接点ピン２７ａ、２７ｂ、２７ｃ、２７ｄの導通
状態を組み合わせることにより、種々の条件を付加する
こともできる。この場合、より安全性を向上することが
できる。

また、ノック穴１９、接点ピン２７の個数は４つに限定
されないし、接点プレート部の構成は本実施例に限定さ
れないことはいうまでもない。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、書換えを要しない情報が
記録されたディスクと書換えを要する情報が記録された
ディスクとをノック穴に固定ピンを打ち込むことにより
識別し、書換え装置に設けられた制御手段が書換えを要
しないディスクの記録情報を書換えないよう構成したた
め、簡単な作業により重要な記録情報を保護することが
できるという効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るディスクの記録情報保
護装置の断面図−１第２図（ａンは第１図のディスクの
平面図、第２図（ｂｌは書換え装置の要部平面図、第３
図は制御手段に予め設定された接点ピンの導通状態と書
換え装置の機能との相関関係を示す表である。 ■・・・ディスク、３・・・書換え装置、５・・・チャ
ッキングプレート、７・・・マグネットテーブル（スピ
ンドル部）、１９ａ、１９ｂ、１９ｃ、１９ｄ・・・ノ
ック穴、２１・・・固定ピン、２７ａ、２７ｂ、２７ｃ
、２７ｄ・−−接点ピン、２９・・ｖ制御手段 特許出願人　　　株式会社　リコー 第１図 ２１ｂ 第２Ｎ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ディスクに記録された情報を書換える書換え装置にお
   いて、 前記書換え装置のスピンドル部に対し位置決め装着され
   るディスクのチャッキングプレートに複数のノック穴を
   形成し、これら複数のノック穴のうち所定のノック穴に
   固定ピンを貫通して設ける一方、前記スピンドル部には
   ディスクが装着されたとき該ディスクの固定ピンを受け
   入れ可能な穴を形成し、前記ディスクのノック穴と対向
   して設けられ且つノック穴に打ち込まれた固定ピンが接
   触することによりチャッキングプレートを介して導通さ
   れる複数の接点ピンと、この接点ピンが接続された制御
   手段とを書換え装置に設け、この制御手段は、前記接点
   ピンの導通状態が予め設定された状態と合致したときデ
   ィスクを書換え不能に構成して成ることを特徴とするデ
   ィスクの記録情報保護装置。