JPS62226469A - フレキシブルデイスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フレキシブルディスクの磁気記録媒体をチャ
ッキングして回転させるフレキシブルディスク駆動装置
に係り、特に磁気記録媒体のチャッキング機構を改良し
たフレキシブルディスク駆動装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図及び第４図は、従来技術によるフレキシブルディ
スク駆動装置のチャッキング機構の一例を示す図であり
、第３図はチャッキング前の断面図、第４図は同じくチ
ャッキング時の断面図である。

この駆動装置で取り扱うフレキシブルディスク（以下、
単にディスクと略称す）１は、磁気記録媒体１１と、こ
れを収納するジャケット１２と、ジャケット１２に貼り
つけられた磁気記録媒体用の清浄布１３とを有している
。

ソシて前記フレキシブルディスク駆動装置は、モータ２
のスピンドル３に位置決めシャフト４と、回転伝達ピン
５とが固定されている。前記位置決めシャフト４はスピ
ンドル３の軸線上に配置され、磁気記録媒体１１のセン
タ穴ＩＩＬに嵌合し得るようにしている。前記回転伝達
ピン５は位置決めシャフト４と適宜の間隔をもって平行
に配置され、磁気記録媒体１１の回転伝達穴１ｂに適合
し得るようにしている。

また、ディスク１の挿入位置と位置決めシャフト４側と
の間には、ディスクｌが挿入されたときに、その磁気記
録媒体１１を位置決めシャフト４方向に落し込む為の落
し込み手段（図示せず）が設けられている。

このフレキシブルディスク駆動装置は、ディスク１が挿
入位置に挿入されると、モータ２のスピンドル３が駆動
されて位置決めシャフト４及び回転伝達ピン５が廻シ、
筐た前記落し込み平膜の動作によってディスク１が位置
決めシャフト４方向に落し込まれる。その際、落し込み
手段がディスク１の磁気記録媒体１１のセンタ穴１＆を
位置決めシャフト４に嵌合させて磁気記録媒体１１を位
置決めし、かつ磁気記録媒体１１の回転伝達穴１ｂが回
転伝達ピン５に一致してこれに適合させ、これによって
スピンドル３の駆動力が磁気記録媒体１１に伝達される
ことにより、磁気記録媒体１１が回転するように構成さ
れている。

なお、この種の従来技術としては、特開昭５７−３６４
７３号公報に示された公知技術がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記に示すように、従来のフレキシブルディスク駆動装
置は、落し込み手段によりディスク１をスピンドル３に
落し込む構造となっている。

しかし、落し込み手段は、ディスクｌの落し込み時、該
ディスク１を位置決めシャフト４まで移動させるので、
磁気記録媒体１１のセンタ穴１ａと位置決めシャフト４
との位置決めを高精度にすることが難しく、その結果、
磁気記録媒体１１と記録再成金行う為の磁気ヘッドとの
コンタクトが不安定になると云うおそれがあり、そのた
め、位置決めを高精度にしようとすると、それだけ構造
が複雑になる問題がある。しかも、ディスク１を落し込
んだときにかなり大きな衝撃音が発生するので、異和感
を与えてしまう。

また、落し込み構造であるので、それだけ駆動装置の厚
さが厚くなり、その為、薄型化を図り難い問題があろう 本発明の目的は、前記従来技術の問題点に鑑み、簡単な
構造で確実にディスクを位置決めでき、また薄型化を図
シ、しかもコストダウ／をも図シ得るフレキシブルディ
スク駆動装置を提供することにある。

〔問題点を解決する為の手段〕

本発明では、スピンドルがフレキシブルディスクの挿入
位置に近接して配置されている。またそのモータのスピ
ンドルにフレキシブルディスクの磁気記録媒体方向に移
動し得る位置決めシャフト組立体が設けられている。

その位置決めシャフト組立体には位置決めシャフト組立
体の軸方向にかつ同期的に移動し得る回転伝達ピンが固
定されている。

また、フレキシブルディスクが挿入された時点で前記位
置決めシャフト組立体をフレキシブルディスクの磁気記
録媒体方向に押し込む手段が設けられている。

〔作用〕

フレキシブルディスクが挿入位置に挿入されると、モー
タの駆動によってスピンドルに設置された位置決めシャ
フト組立体と該位置決めシャフト組立体に固定された回
転伝達ピンとが回転され、かつ押し込む手段によって位
置決めシャフト組立体がフレキシブルディスク方向に押
し込まれるので、位置決めシャフト組立体がフレキシブ
ルディスクの磁気記録媒体のセンタ穴に嵌合してこれを
位置決めする。

その際、回転伝達ピンが位置決めシャフト組立体と同方
向にかつ同期的に移動するので、７レキシプルデイスク
の磁気記録媒体の回転駆動穴Ｋ　一致したとき、これに
適合して磁気記録媒体を回転させる。

本発明では、前述の如く、７レキシプルデイスクの挿入
時、押し込む手段によって位置決めシャフト組立体及び
これと同方向にかつ同期的に移動する回転伝達ピンをフ
レキシブルディスクの磁気記録媒体方向に移動し得るよ
うに構成したので、フレキシブルディスクの磁気記録媒
体を挿入位置でチャッキングすることができる。

従って、フレキシブルディスクをスピンドルまで落し込
むことがなく、落し込み手段が不要になるので、簡単か
つ確実に位置決めできること、構造を簡素化できること
、また駆動装置の高さが低くなるので、薄型化を図れる
こと、構造の簡素化によってコストダウンを図れること
等を奏し得る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図及び第２図より説明する
。第１図は本発明の実施例を適用したフレキシブルディ
スク駆動装置を示すチャッキング前の断面図、第２図は
同じくチャッキング状態を示す断面図である。

実施例のフレキシブルディスク駆動装置で取シ扱うフレ
キシブルディスク（以下、単にディスクと略称す）１は
、−・プＩＣの中心位置に設けられたセンタ穴１ａ及び
その近傍位置に設けられた回転伝達穴１ｂを有する磁気
記録媒体１１と、該磁気記録媒体１１を収納するジャケ
ット１２と、該ジャケットの内側に貼着されて磁気記録
媒体１１の表面に付着するゴミ等を払拭し得る清浄布１
３とを有している。

そして、前記フレキシブルディスク駆動装置は、モータ
２０のスピンドル２１がディスク１の挿入位置に近接し
て配置されている。即ち、スピンドル２１は、ディスク
ｌが挿入されたとき、該ディスク１における磁気記録媒
体１１の−・ブＩＣ面に略接するようにして配置されて
いる。

モータ２０は具体的に述べると、前記スピンドル２１ト
、スピンドル２１の下部に装着されたｚ　ｙ、　２２　
Ｋリテーナ２３を介して固定された回転子２４と、該回
転子２４と対向する位置に配置された固定子２７と、ス
ピンドル２１を回転可能に保持する軸受２５と該固定子
訂及び軸受２５ヲベースに固着する固定部材２６とを有
し、ディスク１が挿入位置に挿入されたとき、固定子ｎ
と回転子８間で磁気回路が形成されて、スピンドル２１
が駆動されるようにしている。

このモータ２０のスピンドル２１には、ディスク１の磁
気記録媒体１１方向に移動し得る位置決めシャフト組立
体３１が設けられている。

前記位置決めシャフト組立体３１は、先端がディスク１
のセンタ穴１ａと嵌合し得るヘッド３２を有して、スピ
ンドル２１の同軸位置に挿通され、通常ではヘッド３２
がスピンドル２１の頭部に位置していて、スピンドル２
１頭部に設けられた封止部部を通り磁気記録媒体１１方
向に移動するようにしている。

また、前記位置決めシャフト組立体３１には回転伝達ビ
ン３４用の支持部材３５が取付けられ、該支持部材３５
に回転伝達ピン３４が固定されている。

前記支持部材３５は、位置決めシャフト３１組立体のヘ
ッド３２がわに固定されて、スピンドル２１の頭部中に
配置されている。

前記回転伝達ピンＵは、ディスク１の回転伝達穴１ｂに
適合するものであり、支持部材３５に対し先端部を突出
させたままでかつ位置決めシャフト組立体３１の軸方向
に沿って固定されて、スピンドル２１の頭部中に配置さ
れている。この回転伝達ピン３４は、位置決めシャフト
組立体３１が移動したとき、支持部材３５と共に位置決
めシャフト組立体３１と同方向にかつ同期的に移動する
ようにしている。

そして、ディスク１が挿入された時点で、位置む押し込
みレ−ｅ　−３６が設置されている。

該押し込みレバー３６は、モータ２の下方に設置されて
いて、バ一部材３７と、パ一部材３７の一端に取付けら
れかつ位置決めシャフト組立体３１の下端を支持する動
作部材３８とを有し、ディスク１が挿入位置に挿入され
たとき、矢印Ａ方向に動作すると、動作部材羽の傾斜面
３８　ｍに設けられた案内溝３８　ｂに沿って位置決め
シャフト組立体３１を磁気記録媒体１１方向に押し込み
、これによって位置決めシャフト組立体３１のヘッド３
２が磁気記録媒体１１のセンタ穴１ａに嵌合するように
構成されている。そのため、動作部材３８はヘッド３２
がディスクセンタ穴１＆に嵌合するように、動作部材３
８の動作時のストロークと案内溝３８　ｂの傾斜角度と
が適宜に設定されている。

なお、押し込みレバー３６は図示しない機械的手段或い
は電気的手段の何れかによって動作するように構成され
ている。

また、前記位置決めシャフト組立体３１にはディ取付け
られている。該吸着部材３９は、例えばマグネットで構
成されておシ、支持部材３５に固定されてスピンドル２
１の頭部内に配置されている。前記吸着部材３９は、位
置決めシャフト組立体３１がディスク１方向に移動した
とき、これと同方回に移動し、スピンドル２１のガイド
面詔を通してディスク１における磁気記録媒体１工のハ
ブ１ｃを磁気吸引することにより、磁気記録媒体１１を
スピンドル２１に吸着するようにしている。

さらに、押し込みレバー３６による位置決めシャフト組
立体３１の押し込みを解除する解除装置（符号せず）が
設けられている。該解除装置は、位置決めシャフト組立
体３１をディスク１方向と反対方向に付勢させるコイル
ばね４０と、押し込みレバー３６を元の位置に復帰させ
る復帰手段（図示せず）とを有し、第２図においてディ
スク１を取外すとき、前記復帰手段が押し込みレバー３
６を矢印方向に動作させ、かつコイルばね４０が弾性力
にょシ押し込みレバー３６の案内溝３８　ｂ　Ｋ沿って
位置決めシャフト組立体３１　ｉ下降させて、押し込み
レバー３６による位置決めシャフト組立体３１の押し込
み力を解除するように構成されている。

実施例のフレキシブルディスク駆動装置は、上記の如く
構成されるので、次にその作用を述べる。

まず、ディスク１が駆動装置内の挿入位置に挿入される
と、モータ２０によってスピンドル２１が駆動されるの
で、スピンドル２１と共に位置決めシャフト組立体３１
及び回転伝達ピン３４も回転される。

前記ディスク１の挿入時、押し込みレバー３６が矢印Ａ
方向に動作し、位置決めシャフト組立体３１をディスク
ｌの磁気記録媒体１１方向に押し込むので、位置決めシ
ャフト組立体３１が磁気記録媒体１１のセンタ穴１ｍに
嵌合する。これにより、磁気記録媒体１１は挿入位置で
位置決めされる。

その際、位置決めシャフト組立体３１にこれと同方向に
かつ同期的に移動する回転伝達ピン３４が固定されてい
るので、該回転伝達ピン３４も回転し乍ら磁気記録媒体
１１方向に移動し、磁気記録媒体１１の回転伝達穴１ｂ
に一致したときその回転伝達穴１ｂに適合する。これに
よシ、磁気記録媒体１１には回転伝達ピン３４を介して
スピンドル２１の駆動力が伝達されるので、磁気記録媒
体１１は位置決めシャフト３１を中心に回転する。

また、前記回転伝達ピン３４の適合時、位置決めシャフ
ト組立体３１に固定された吸着部材３９がスピンドル２
１の先端部に移動し、磁気記録媒体１１をスピンドル２
１に吸着するので、磁気記録媒体１１は回転していても
定位置に強固に保持される。

本発明においては、前述の如く、ディスク１の挿入時、
押し込みレバー３６によって位置決めシャフト組立体３
１及びこれと同方向Ｋかつ同期的に移動する回転伝達ピ
ン３４をディスク１の磁気記録媒体１１方向に移動させ
るように構成したので、ディスク１の磁気記録媒体１１
を挿入位置でチャッキングすることができる。従って、
従来例に比較すると、ディスク１をスピンドル４まで落
し込む落し込み手段が不要になるので、磁気記録媒体１
１の位置決めを高精度にすることがなく、簡単かつ確実
に位置決めでき、構造を簡素化でき、コストダウ駆動装
置全体の厚みを薄くでき、それだけ薄型化を図れる。

さらに、磁気記録媒体１１を挿入位置で位置決めするこ
とにより、従来に比較すると、大きな衝撃音が発生せず
、異和感を与えるおそれがなく、しかもディスク１を落
し込んだときに傷がつくと云う余地もない。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、フレキシブルディ
スクが挿入された時点で、位置決めシャフト組立体と、
これに固定されて同方向にかつ同期的に移動する回転伝
達ピンとを押し込む手段によってフレキシブルディスク
方向に押し込ませ、フレキシブルディスクの挿入位置で
該ディスクの磁気記録媒体を位置決めするように構成し
たので、磁気記録媒体の位置決めを、高精度にすること
なく簡単かつ確実に行うことができ、また構造を簡素化
できる結果、それだけコストダウンを図り得、しかも薄
型化も図シ得る効果がある。

第１図は本発明の実施例を適用したフレキシブルディス
ク駆動装置を示すチャッキング前の断面図、第２図は同
じくチャッキング状態の断面図、第３図は従来のフレキ
シブルディスク駆動装置を示すチャッキング前の断面図
、第４図は同じ〈従来例のチャッキング状態の断面図で
ある。

１・・・フレキシブルディスク、１１・・・磁気記録媒
体、１ａ・・・センタ穴、１ｂ・・・回転伝達穴、２０
・・・モータ、２１・・・スピンドル、３１・・・位置
決めシャフト組立体、３４・・・回転伝達ピン、３６・
・・押し込みレバー。

代理人　弁理士　秋　本　正　実 第１図 １　゛　７レキシナルデ１イスク １１：　フレ気１乙５１０４沓 ２０：　モータ ２１ニスＣントール ３１：　イ露、１シξめシーフト歪１文イト３４：［ｉ
ｋイｆＡｄＬ　ｃ　ン ３６・　子へ込としＩ望− 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、モータのスピンドルをフレキシブルディスクの挿入
   位置に近接して配置させ、かつ該スピンドルにフレキシ
   ブルディスクの磁気記録媒体方向に移動し得る位置決め
   シャフト組立体を設け、その位置決めシャフト組立体に
   位置決めシャフト組立体と同方向にかつ同期的に移動す
   る回転伝達ピンを固定し、フレキシブルディスクが挿入
   された時点で前記位置決めシャフト組立体をフレキシブ
   ルディスクの磁気記録媒体方向に押し込む手段を設置し
   たことを特徴とするフレキシブルディスク駆動装置のチ
   ャッキング機構。