JP2830133B2 - スロットル駆動制御装置 - Google Patents

スロットル駆動制御装置

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JP2830133B2
JP2830133B2 JP1203904A JP20390489A JP2830133B2 JP 2830133 B2 JP2830133 B2 JP 2830133B2 JP 1203904 A JP1203904 A JP 1203904A JP 20390489 A JP20390489 A JP 20390489A JP 2830133 B2 JP2830133 B2 JP 2830133B2
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正浩 入山
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、アクセルペダルの踏込動作に連動する第1
スロットル弁と直列に配列された第2スロットル弁を駆
動制御するスロットル駆動制御装置に関する。
〈従来の技術〉 この種のスロットル駆動制御装置の従来例として、以
下のようなものがある(特開昭61−192824号公報参
照)。
すなわち、アクセルペダルの踏込動作に連動する第1
スロットル弁と直列に第2スロットル弁を吸気通路に介
装し、前記第2スロットル弁を電動モータにより開閉駆
動するようになっている。前記第2スロットル弁は非制
御時には略全開位置に保持されている。
そして、例えば発進時或いは加速運転時に駆動輪がス
リップしたときに、前記電動モータに制御装置から通電
して第2スロットル弁を目標開度になるように全閉方向
に駆動制御することにより、吸入空気流量を減少させて
機関出力を低下させる。これにより、車両の駆動力を低
下させ駆動輪のスリップを防止するようにしている(以
下、トラクション制御と称す)。
また、かかるトラクション制御中に、制御系に異常
(前記制御装置に第2スロットル弁の目標開度を入力さ
せる装置の異常、信号ラインの異常等)が発生すると、
前記制御装置は電動モータへの通電を停止させる。これ
により、第2スロットル弁はリターンスプリングの付勢
力によって強制的に全開される。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来のスロットル駆動制御
装置においては、例えば制御系に異常が発生したときに
電動モータへの通電を停止させて第2スロットル弁をリ
ターンスプリングの付勢力によって強制的に全開させる
ようにしているので、トラクション制御中に異常が発生
すると機関出力が急増して運転性を悪化させるという不
具合がある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、
第2スロットル弁の制御が可能な状態での異常発生時に
はに機関出力の急激な変動を抑制して運転性を向上でき
るスロットル駆動制御装置を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明は、第1図に示すように、アクセル
ペダルの踏込動作に連動する第1スロットル弁Aと、該
第1スロットル弁Aと直列に吸気通路Bに介装され略全
開位置に保持される第2スロットル弁Cと、該第2スロ
ットル弁Cを駆動する駆動装置Dと.前記第2スロット
ル弁Cの目標開度を設定する目標開度設定手段Eと、前
記第2スロットル弁C開度が前記設定された目標開度に
なるように前記第2スロットル弁Cを開閉方向に動作さ
せるべく前記駆動装置Dを制御する制御手段Fと、を備
えるものにおいて、前記目標開度設定手段Eの異常を検
出する異常検出手段Gと、前記制御手段Fによる第2ス
ロットル弁Cの開度制御中に前記異常が検出されたとき
に、前記目標開度設定手段Eにより設定された第2スロ
ットル弁Cの目標開度を一定の割合で徐々に増加させて
更新設定することにより、前記第2スロットル弁Cを前
記異常検出時の開度から経時と共に徐々に全開させるべ
く前記駆動装置Dを制御する全開制御手段Hと、を備え
るようにした。
〈作用〉 そして、例えばトラクション制御においては駆動輪に
スリップが発生したときに第2スロットル弁を全閉方向
に動作させてスリップを防止する。そして、このトラク
ション制御中に目標開度設定手段に異常が発生したとき
には第2スロットル弁を異常検出時の開度から経時と共
に徐々に全開させて、吸入空気流量の急激な変化を抑制
することにより機関出力の急激な変動を抑制し、もって
車両挙動の急激な変化を防止できるようにした。
〈実施例〉 以下に、本発明の一実施例を第2図及び第3図に基づ
いて説明する。尚、本実施例ではトラクション制御を例
にとり説明する。
第2図において、エンジン1の吸気通路2には第1ス
ロットル弁3が介装され、第1スロットル弁はアクセル
ペダル4の踏込動作に連動して開閉制御される。前記第
1スロットル弁3上流の吸気通路2には第2スロットル
弁5が介装され、第2スロットル弁5はスロットルモー
タ用制御装置6からの制御信号に基づいて駆動装置とし
ての電動モータ7が開閉動作する。ここで、第2スロッ
トル弁5は非トラクション制御時にはリターンスプリン
グ(図示せず)の開弁付勢力によって全開位置に保持さ
れている。
また、吸気通路2には燃料噴射弁8が設けられ、前記
燃料噴射弁8はエンジン制御装置9により制御される。
前記第1スロットル弁3の開度を検出する第1スロット
ルセンサ10の検出信号TVO1は、前記エンジン制御装置9
に入力されると共に、エンジン制御装置9を介して自動
変速機制御装置11と前記スロットルモータ用制御装置6
とに入力されている。前記第2スロットル弁5の開度を
検出する第2スロットルセンサ12の検出信号TVO2は、前
記スロットルモータ用制御装置6に入力されると共に、
スロットルモータ用制御装置6のバッファを介して前記
エンジン制御装置9に入力されている。
前記エンジン制御装置9には、エアフローメータ13か
らの吸入空気流量検出信号と、クランク角センサ14から
のクランク角度信号(機関回転速度に対応する)と、車
速センサ15からの車速信号と、水温センサ16からの水温
信号と、が入力されている。また、車両の停止状態(パ
ーキング位置或いはニュートラル位置)を検出するニュ
ートラルスイッチ17からの検出信号は、エンジン制御装
置9とトラクション制御装置18とに入力されている。
また、車両の前後左右の車輪の回転速度を夫々検出す
る車輪速センサ19〜22が設けられ、これらの検出信号は
前記トラクション制御装置18に入力されトラクション制
御装置18はそれらの回転速度により駆動輪のスリップ状
態を検出する。また、ブレーキペダル23の踏込状態を検
出するブレーキスイッチ24からのオン・オフ検出信号は
前記トラクション制御装置18に入力されている。また、
トラクション制御の作動をドライバーがマニュアルで選
択するトラクションスイッチ25の信号がトラクション制
御装置18に入力されている。
また、ブレーキ作動用油圧アクチュエータ26には、前
記トラクション制御装置18からブレーキ制御信号が出力
されて前後左右輪毎のブレーキ制御を行って車輪の駆動
力を下げトラクション制御と併用してスリップを効率良
く防止できるようになっている。前記トラクション制御
装置18は、前記第2スロットル弁5の開度を操作するた
めの目標開度制御信号を前記スロットルモータ用制御装
置6に出力すると共に、エンジン制御装置9にトラクシ
ョン制御の作動状態を知らせるためのTCS作動中信号を
出力する。従って、トラクション制御装置18が目標開度
設定手段を構成する。
また、前記自動変速機制御装置11にはエンジン制御装
置9からの情報が通信ICを介して入力され、自動変速機
制御装置11は検出された車速とアクセル開度(第1スロ
ットル弁3の開度TVO1)等の入力信号に基づいて自動変
速機内のシフトソレノイド27,28をオン・オフさせて最
適なシフト位置に変速制御を行う。
前記スロットルモータ用制御装置6は、第3図のフロ
ーチャートに従って作動し、電動モータ7への通電量を
制御して第2スロットル弁5を開閉制御し、トラクショ
ン制御を行うようになっている。
ここでは、スロットルモータ用制御装置6が制御手段
と異常検出手段と全開制御手段とを構成する。
尚、29はトラクション制御の作動状態を知らせるTCS
作動中ランプ、30はトラクション制御の異常又はトラク
ション制御のオフを知らせるフェイルランプである。
次に、作用を第3図のフローチャートに従って説明す
る。
S1では、駆動制御系としての目標開度入力系に異常が
発生したか否かをを判定し、NOのときにはS2に進みYES
のときにはS3に進む。ここで、目標開度入力系の異常と
してはトラクション制御装置18自体の異常或いは車輪速
センサ19〜22の異常、スロットルモータ用制御装置6と
トラクション制御装置18との通信回線の断線等の異常が
挙げられる。また、スロットルモータ用制御装置6が車
輪速センサ19〜22の検出信号を直接入力して目標開度を
設定するときには車輪速センサ19〜22に異常が発生した
ときにも同様な判断を行う。
S2では、トラクション制御装置18から目標開度θrを
読込む。
S3では、第2スロットル弁5を全閉方向に動作させる
ことにより、異常検出時にトラクション制御中だったか
否かを判定し、YESのときにはS4に進みNOのときにはル
ーチンを終了させる。
S4では、第2スロットル弁5を全開させるべく、現在
の目標開度θrに開度補正量Δθを加算して新たな目標
開度θrを設定する。前記開度補正量Δθは、例えば全
閉から全開するまでに約20秒になるように、設定されて
いる。
S5では、第2スロットルセンサ12により検出された第
2スロットル弁5の実際の開度TVO2を読込む。
S6では、S2若しくはS4にて設定された目標開度θrと
実際の開度TVO2とに基づいて電動モータ7の駆動電圧を
演算する。
S7では、設定された駆動電圧を電動モータ7に出力し
て第2スロットル弁5の開度を目標開度θrになるよう
にフィードバック制御する。
このようにすると、目標開度入力系が正常なときにパ
ワーステアリング駆動輪がスリップすると第2スロット
ル弁5が閉弁方向に駆動されてトラクション制御が行わ
れ駆動輪のスリップを防止できる。また、トラクション
制御中に目標開度入力系に異常が発生すると、第2スロ
ットル弁5は、異常検出時の開度から経時と共に徐々に
全開される。このため、吸入空気流量が徐々に増加する
ので、機関出力の急増を抑制できるため、目標開度入力
系に異常が発生しても急激な車両挙動の変化を防止でき
る。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように、第2スロットル弁の
制御中に異常が発生したときに第2スロットル弁を異常
検出時の開度から経時と共に徐々に増大させるようにし
たので、機関出力の急増を抑制でき、急激な車両挙動の
変化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例を示す構成図、第3図は同上のフローチャートで
ある。 2……吸気通路、3……第1スロットル弁、5……第2
スロットル弁、6……スロットルモータ用制御装置、7
……電動モータ、18……トラクション制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/00 - 45/00 F02D 29/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクセルペダルの踏み込み動作に連動する
    第1スロットル弁と、 該第1スロットル弁と直列に吸気通路に介装され略全開
    位置に保持される第2スロットル弁と、 該第2スロットル弁を駆動する駆動装置と、 前記第2スロットル弁の目標開度を設定する目標開度設
    定手段と、 前記第2スロットル弁開度が前記設定された目標開度と
    なるように前記第2スロットル弁を閉弁方向に動作させ
    るべく前記駆動装置を制御する制御手段と、 を備えるスロットル駆動制御装置において、 前記目標開度設定手段の異常を検出する異常検出手段
    と、 前記制御手段による第2スロットル弁の開度制御中に前
    記異常が検出されたときに、前記目標開度設定手段によ
    り設定された第2スロットル弁の目標開度を一定の割合
    で徐々に増加させて更新設定することにより、前記第2
    スロットル弁を前記異常検出時の開度から経時と共に徐
    々に全開させるべく前記駆動装置を制御する全開制御手
    段と、 を備えることを特徴とするスロットル駆動制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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