JP2825002B2 - ファクシミリ装置及びそのデータ転送方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びそのデータ転送方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、着脱可能な記憶媒体へ画像データを記憶す
るファクシミリ装置及びそのデータ転送方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来のフアクシミリ装置では、読み取つた画像データ
を記録紙にプリントするような場合、画像データをその
まま画像メモリへ蓄積しているが、送信する場合には、
画像メモリの蓄積効率を向上させるために、MR又はMMR
等のデータ符号化を行ない、符号化されたデータを蓄積
するように構成されている。
また、近年では、画像メモリに蓄積するだけでなく、
フロツピーデイスクに符号化されたデータを転送し、フ
アイルとして格納するフアクシミリ装置も提案されてい
る。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、符号化されたデータ
を画像メモリに蓄積するものでは、画像メモリのサイ
ズが限られ、蓄積できるデータ数の最大値が決まってい
た。通常、画像メモリは、電池等で容易にバツクアツ
プできるS−RAMではなく、S−RAMに対して安価なD−
RAMが用いられているが、このD−RAMは一定時間毎にリ
フレツシユを行なう必要があり、それによる電力の消費
が多大なものであり、停電等による電源断時のバツクア
ツプは事実不可能であつた。画像メモリにD−RAMを
使用した場合、送信するデータを多く蓄積させようとす
ると、メモリを多く搭載しなければならず、その結果、
メモリの部品コストが増大し、製品コストがひき上げら
れ、安価なフアクシミリ装置を提供できなくなるという
問題があつた。
また、符号化されたデータを直接フロツピーデイスク
に記憶する場合、フロツピーデイスクにデータを転送し
ている時には、それを最優先に行ない、他のデータ転送
はフロツピーデイスクへのデータ転送が行なわれていな
い時に行う必要があつた。つまり、フロツピーデイスク
は、定速で回転する磁性体にデータを記憶するものであ
り、フロツピーデイスクコントローラ(FDC)部からフ
ロツピーデイスクドライブ(FDD)部へのデータ転送速
度は一定でなければならない。
そのために、他の処理を優先させ、フロツピーデイス
クへのデータ転送を止めたり、所定以上のデータを転送
しようとすると、フロツピーデイスクがオーバーランエ
ラー、あるいはアンダーランエラーを発生させるという
問題があつた。
例えば、符号化データを画像メモリへ転送すると同時
に、フロツピーデイスクへの転送も行なう場合、フロツ
ピーデイスクへのデータ転送状況に応じて、原稿読取部
及び符号器の動作を一時停止させる必要があつた。この
場合、従来の送信原稿を画像メモリに記憶させるフアク
シミリ装置と比べ、動作速度が遅くなり、ユーザの使い
勝手が悪くなるのと同時に、原稿読取速度が一定でなく
なり、送信原稿搬送を行なうためのモータのダンピング
が頻繁に発生し、画質の劣化をひき起こすという重大な
問題があつた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、入力した画像データを画像メモリへ転送する処理
と、画像メモリに格納された画像データを着脱可能な記
憶媒体へ転送する処理とを並列に実行することで、全体
として短時間で記憶媒体への画像データの格納を実行で
きるファクシミリ装置及びそのデータ転送方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する為に、本発明は、着脱可能な記憶
媒体へ画像データを記憶するファクシミリ装置であっ
て、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段に
より入力された画像データを格納するための画像メモリ
と、前記入力手段により入力された前記画像データを画
像メモリへ転送する第1の転送手段と、前記記憶媒体へ
の画像データを一時的に記憶するバッファメモリと、前
記画像メモリに格納された画像データを前記バッファメ
モリに転送する第2の転送手段と、前記バッファメモリ
に記憶された画像データを前記記憶媒体に格納する記憶
媒体制御手段とを有し、前記第1及び第2の転送手段に
よる転送に用いられるバスを時分割に使用することによ
り、前記第1の転送手段による転送と前記第2の転送手
段による転送とを並列に実行させ、前記第1の転送手段
による転送のためのバスの使用を、前記第2の転送手段
による転送のためのバスの使用よりも優先させることに
より、前記第1の転送手段による転送を前記第2の転送
手段による転送より優先して実行させることを特徴とす
る。
また、上記目的を達成する為に、本発明は、着脱可能
な記憶媒体へ画像データを記憶するファクシミリ装置の
データ転送方法であって、画像データを入力する入力工
程と、前記入力工程で入力した画像データを、前記画像
データを格納するための画像メモリへ転送する第1の転
送工程と、前記画像メモリに格納された画像データを、
前記記憶媒体への画像データを一時的に記憶するバッフ
ァメモリに転送する第2の転送工程と、前記バッファメ
モリに記憶された画像データを前記記憶媒体に格納する
記憶媒体制御工程とを有し、前記第1及び第2の転送工
程による転送に用いられるバスを時分割に使用すること
により、前記第1の転送工程による転送と前記第2の転
送工程による転送とを並列に実行させ、前記第1の転送
工程による転送のためのバスの使用を、前記第2の転送
工程による転送のためのバスの使用よりも優先させるこ
とにより、前記第1の転送工程による転送を前記第2の
転送工程による転送より優先して実行させることを特徴
とする。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施
例を詳細に説明する。
第1図は、本実施例におけるフアクシミリ装置の構成
を示す概略ブロツク図である。図中、1は原稿読取部で
あり、CCD等の光電変換素子により送信原稿を読取り、
デジタル信号に変換された画像データを出力する。2は
符号器であり、原稿読取部1で読取られた画像データを
MH(モデイフアイドハフアン)あるいはMR(モデイフア
イドリード)符号等に変換し、データ圧縮を行う。3は
各種データを記憶するメモリ部であり、符号化された画
像データを記憶する画像メモリ4と、システムの状態を
記憶するシステムRAM5と、本装置の動作を決定するROM6
とを含む。7はフロツピーデイスクコントローラ(FD
C)部であり、フロツピーデイスク装置を制御し、内部
に本実施例でのFIFO8を含む。9はフロツピーデイスク
ドライブ(FDD)であり、フロツピーデイスク媒体10に
データを書込み又はデータを読出すと共に挿入されるフ
ロツピーデイスク媒体10の有無及び密度等その種類の情
報をFDC7へ伝える。
11は復号器であり、自装置あるいは通信相手装置によ
つて符号化されたデータを復号化する。12は操作パネル
であり、装置の状態を表示する表示器13とテンキー及び
各種機能キー等を含む操作キーにより構成されている。
15はセンサであり、原稿読取部1に原稿がセツトされて
いるか否か等の状態を検知する。16は記録部であり、受
信画像あるいはコピー画像を記録する。17はモデム制御
部であり、モデム18等を制御する。19はNCUであり、電
話回線をフアクシミリ側に切換える。
20は上述の各部1〜19を制御する中央制御部であり、
メモリ間でのデータ転送を制御するDMAコントローラ21
と、画像メモリ4がD−RAMである時、リフレツシユ等
の制御を行なう画像メモリ制御部22と、ROM6に格納され
ている処理手順に従つて制御を行なうメインCPU23から
構成されている。
次に、以上の構成から成るフアクシミリ装置のデータ
転送動作を第2図〜第7図を参照して以下に説明する。
第2図は、本実施例におけるフアクシミリ装置の画像
データの流れを説明するための図である。また第3図
は、第2図に示すDMAコントローラ21と画像メモリ制御
部22との間の制御信号を示す図であり、第4図,第5図
は、各制御信号のタイミングを示すタイミングチヤート
である。
まず、原稿読取部1によつて読取られ、白又は黒を表
す2値信号に変換された画像データ1aは符号器2へ出力
される。そして、この符号器2でデータ圧縮が行なわ
れ、符号化された画像データ2aは、後述するDMAコント
ローラ21と画像メモリ制御部22によつて画像メモリ4の
符号化データ格納領域へ格納される。ここでは、第3図
に示すように、DMARQ1信号が符号器2からDMAコントロ
ーラ21へ出力され、転送可能であればDMACK1信号を返送
し、画像メモリ制御部22へはアドレスAyを出力してデー
タ転送を開始する。
そして、第4図に示すタイミングでデータ転送が行な
われる。この時、符号器2のアドレスAyは一度出力さ
れ、その後のアドレスは、符号器2のDRCK信号によるア
ドレス自動インクリメント機能によつて制御される。つ
まり、アドレスAyがA0を示す場合、符号器2からはデー
タD0が出力され、DRCK信号が入力されると、アドレスが
A1へインクリメントされ、順次データが出力される。ま
た、画像メモリ制御部22からDMAコントローラ21へはREA
DY信号が出力され、この信号によりウエイト信号(Tw
が挿入される。
なお、DMAコントローラ21は、上述の連続した転送
(高速ページモードによるDRAMアクセス)が終了するま
でFDC7からのDMARQ2信号を無視し、このデータ転送が終
了すると、第5図に示すタイミングで画像メモリ4から
FDC7へのデータ転送(ノーマルモードによるアクセス)
を行なう。
次に、画像メモリ4に格納された符号化データはFDC7
内部のFIFO8へデータ転送され、FDD9へ転送される。そ
して、FDD9によりフロツピー媒体10へ書き込まれる。
つまり、本実施例では、第6図に示すように、符号器
2から画像メモリ4へのデータ転送は画像データを所定
ワードまとめて最優先のDMA転送で行ない(b′)、画
像メモリ4からFIFO8へのデータ転送はその空き時間
(a′)に行なうものである。
第6図は、画像データの転送タイミングを示す図であ
る。通常、画像データのデータ量とデータ転送速度は、
原稿読取部1の読取り速度,原稿サイズ,原稿読取密度
(フアインモード,ノーマルモード)等によつて決定さ
れ、一定ではないが、読取られた画像データが黒である
か白であるかを表す2値データ1aは、符号器2へ一定の
速度で転送される。次に、画像データ1aは符号器2で符
号化され、画像メモリ4へ転送される。なお、符号化さ
れたデータのデータ量は、符号器2への入力パターンに
よつて変化し、一般的には白黒の反転の多い複雑な入力
パターンほど符号化データ量は多くなる。
次に、符号化が完了すると同時に、画像メモリ4へDM
A転送しようとすると、このDMAでのバス占有率が多大な
ものとなる。第6図に示す例では、等間隔にデータが転
送される場合を表しており、「b」はDMA転送によりバ
スが占有される時間を示している。従つて、これによ
り、優先順位の低いDMA転送あるいはDMAよりも優先順位
の低い各処理を行なう場合には、バスの空き時間「a」
の間に実行する必要がある。
しかるに、原稿読取速度を速くした場合、空き時間
「a」は非常に短いものとなり、この時間内に、優先順
位の低いDMA転送あるいは各処理を実行する事が不可能
となる。そのため、本実施例では優先順位1位のDMAデ
ータ転送をまとめて実行し、空き時間をまとめて作り出
し、そこで、優先順位の低い処理をまとめて実行してし
まうという手法を用いている。
このように、データをまとめて転送する場合のもう1
つのメリツトは、画像メモリがDRAMである場合に、高速
ページモードによるアクセスが可能になり、データ転送
時間の低減を達成するという事である。つまり、優先順
位の高いデータ転送をまとめて行ない、空き時間をまと
めて作り出し、優先順位の低い処理を行なうという方式
はメリツトが大きく、広く一般的に行なわれているもの
である。
しかし、デメリツトとしては瞬間的に優先順位の高い
DMA転送によつてバス占有率が増大し、下位のDMAやその
他の処理を受けつけられなくなる時間が瞬間的に長くな
るという点である。
特に、下位のDMAでFDC7に対してデータ転送を行なお
うとすると、このDMAを受けつけられなくなり、フロツ
ピーデイスク10に対して一定の速度でデータを送る事が
不可能となる。
そこで、この問題を解決するために、本実施例では、
FDC7にFIFO8を設け、優先順位の高いDMA転送が行なわれ
ている時、それよりも下位のFDC7に対するDMA転送、す
なわち、データ転送3aが一定速で行なわれなくなつた時
でも、FDC7からFDC9へのデータ転送が一定速で行なえる
ように構成されている。
従つて、フロツピーデイスクのオーバーランエラー又
はアンダーランエラーを起こす事なしに安定なフロツピ
ーデイスク装置へのデータ転送を行なうものである。
第7図は、FIFO8に蓄積させているデータ量と、FDC7
に対するDMAリクエスト信号の関係を示しており、図示
するように、FIFO8がスレツシヨールドレベルを割つて
いる状態で、DMAリクエスト信号を送出開始し、FIFO8が
フルになつた状態でDMAリクエスト信号の送出を停止す
る。このスレツシヨールドレベルは最も符号化の情報圧
縮率が悪くなる時間が、最長となつた場合でもフロツピ
ーデイスクがオーバーランあるいはアンダーランエラー
を生じない値に設定されている。
そして、使用されるFIFO8の量とスレツシヨールドレ
ベルは、上述したエラーを起こさない範囲で可変であ
り、FDC7に対するDMAよりも下位のDMA転送が行なわれる
場合、そのタイミングに合わせて、それらの値はメイン
CPU23により制御される。
また、上述したデータ転送速度は、フロツピーデイス
ク10の種類によりデータ転送速度を変化させるものであ
る。例えば、フロツピーデイスク10が2HD媒体でMFMモー
ドでフオーマツトされている場合、500kbpsの転送速度
であるが、2DD媒体でMFMモードでフオーマツトされてい
る場合は、250kbpsであり、FIFO8の量とスレツシヨール
ドレベルは、2HDMFMの半分に選択される。
本実施例では、それらの転送速度に合わせてFIFO8の
量とスレツシヨールドレベルを変化させる事により、フ
ロツピーデイスクがオーバーラン又はアンダーランエラ
ーを発生させない範囲でタイミング調整を行なつてい
る。
つまり、FIFO8の量とスレツシヨールドレベルは、読
取原稿幅によつて変化させている。通常のフアクシミリ
装置の走査線1ラインを読取る時間は、システムにより
決まつており、原稿幅が大きくなればなるほど、1ライ
ンの読取データ量も増大する。そのため、符号化データ
量も増大し、符号化データが画像メモリに転送される場
合のバス占有率も増加する。
従つて、原稿幅が大きくなればなるほど、FIFO8の量
とスレツシヨールドレベルを大きくしないと、フロツピ
ーデイスクがオーバーラン又はアンダーランエラーを起
こしてしまうため、原稿幅に合わせてFIFO8の量とスレ
ツシヨールドレベルを変化させている。例えば、原稿幅
A3の時はA5の倍に選定している。
また、画像メモリ4あるいはFDC7から記録部16又はモ
デム制御部17へのデータ転送は、FDC7へのDMA転送より
も更に、優先順位が低いDMAで行なわれている。そのた
め、使用するFIFO8の量とスレツシヨールドレベルの値
を大きくすればするほどDMA転送中のバス占有時間が増
大し、記録部16が長期に渡つてデータを得られなくな
り、動作上好ましくない。
特に、記録部16では、記録画像1ライン分のデータを
受け取り、それを印字するという動作を実行するが、通
常、小容量のバツフアメモリしか備えていないため、画
像メモリ3あるいはFDC7からのデータ転送がない場合、
記録動作を一時停止せざるを得ない。しかるに、記録動
作を一時停止させるという事は、記録紙を搬送するモー
タのダンピングを発生させ、記録画像の著しい画質劣化
を引き起こすものである。
また、これを解決するため、バツフアメモリを増設す
ると、画像メモリ3あるいはFDC7からデータ転送が開始
されてから記録紙に画像が印字させるまでの時間が多大
なものとなり、動作上、好ましくなく、装置コストが高
くなるという問題がある。例えば、ユーザが通信結果の
レポートを記録紙に印字させようとして、キー14を押し
た場合、画像メモリ3に記憶されている通信結果のデー
タが記録部16で印字されるまで、かなりの時間をユーザ
は待つていなければならないという様な問題に発展す
る。
そこで、本実施例では、使用するFIFO8の量とスレツ
シヨールドレベルを必要最小限の値にとどめ、記録部16
への影響をできるだけ少なくしている。また、符号器2
はMR,MH等数種類の符号化が可能であり、相手受信機あ
るいは自機ユーザにより選択された符号化方式に従つて
符号化を行ない、その符号化に応じてFIFO8の量とスレ
ツシヨールドレベルを決めている。
また、本実施例では、符号器2で符号化されたデータ
を画像メモリ4に転送しているが、第8図に示すよう
に、転送バツフア2′から直接メモリ4に転送しても良
い。この場合、読取り、符号化されたデータを復号化し
て表示あるいは記録する方法に比べ、画像メモリ4に蓄
積されたデータをそのまま表示あるいは記録できるた
め、処理時間が短縮され、リアルタイム表示等に適して
いる。そして、ハードウエアの構成も簡単であり、安価
なフアクシミリ装置を提供する事ができる。
なお、第8図に示す転送バツフア2′は、画像メモリ
4に転送する際に、そのタイミング調整を行なうもので
あり、画像データの流れは第9図に示すように、本実施
例と同様である。
以上説明したように、本実施例によれば、次に述べる
ような効果がある。
(1)符号化されたデータを画像メモリに蓄積するのと
同時に、フロツピーデイスクに転送し記憶する事によ
り、画像メモリを少なくする事に成功し、装置の生産コ
ストを下げ、安価なフアクシミリ装置をユーザに提供す
る事を可能にした。
また、それと同時に符号化されたデータがフロツピー
デイスクドライブに転送されるまでの時間を短縮し、装
置の高速動作を可能にした。
(2)符号化された画像データの画像メモリへのDMA転
送を最優先で行なう事により、他のDMA処理による影響
で送信原稿の読取,符号化を一時停止する事をなくし
た。それにより、送信原稿の紙送りを低速で動作させる
事が可能となり、送信原稿の紙送りを行なうためのモー
タのダンピングを最小限に抑えた。その結果、画像読取
りの精度を向上させる事ができる。
(3)FDC7にFIFO8を持たせる事により、符号化データ
を画像メモリにDMA転送している時でもFDC7からFDD9へ
のデータ転送は低速で行ない、FDD9への書込み動作を保
証する事が可能となる。
(4)FIFO8の量とスレツシヨールドレベルを可変する
事により、システムの状態に合つたきめ細かいタイミン
グ制御が可能になり、装置の安定的動作を保証する事が
できる。
(5)FIFO8の量とスレツシヨールドレベルは、符号機
に最も符号化の情報圧縮率が悪くなる画像信号が入力
し、下位のDMA処理を受けつけられなくなる時間が最長
となつた場合でも、フロツピーデイスクがオーバーラン
又はアンダーランエラーを起こさない様に設定できる事
によつて、いかなる画像が入力してもFDD9の書込み動作
を保証する事ができる。
(6)フロツピーデイスクの種類によりFIFO8の量とス
レツシヨールドレベルを変化させる事により、多様化す
るフロツピーデイスクに対応したシステムの構築を可能
とする。
(7)原稿サイズによりFIFO8の量とスレツシヨールド
レベルを変化させる事により、必要最小限のFIFOの量と
スレツシヨールドレベルを選択可能にし、下位のDMAに
対する影響を最小限に抑える事ができる。
(8)符号化方式により、FIFO8の量とスレツシヨール
ドレベルを変化させる事により、必要最小限の量とスレ
ツシヨールドレベルを選択可能にし、下位のDMAに対す
る影響を最小限に抑える事ができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、まず入力手段
から画像メモリへの画像データの転送を優先して実行す
るので、画像メモリ内に転送するデータが無くなるとい
う事態の発生を防止でき、バッファメモリで画像メモリ
から記憶媒体への画像データの転送のバラツキを調整す
ることで、2つの転送処理を見かけ上並列に実行する場
合にも、画像データのアンダーフローやオーバーフロー
が発生すること無く、適切に画像データを記憶媒体に記
憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例におけるフアクシミリ装置の構成を示
す概略ブロツク図、 第2図は本実施例における画像データの流れを説明する
図、 第3図は第2図の詳細な構成を示す図、 第4図,第5図は第3図に示す各制御信号のタイミング
を示すタイミングチヤート、 第6図は本実施例での画像データの転送状態を示す図、 第7図は本実施例でのFIFOとDMA要求の関係を示す図、 第8図は本実施例でのフアクシミリ装置の変形例を示す
図、 第9図は第8図に示す装置における画像データの流れを
示す図である。 図中、 1……原稿読取部、2……符号器、3……メモリ部、4
……画像メモリ、7……FDC、8……FIFO、9……FDD、
21……DMAコントローラ、22……画像メモリ制御部であ
る。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着脱可能な記憶媒体へ画像データを記憶す
    るファクシミリ装置であって、 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを格納するた
    めの画像メモリと、 前記入力手段により入力された前記画像データを画像メ
    モリへ転送する第1の転送手段と、 前記記憶媒体への画像データを一時的に記憶するバッフ
    ァメモリと、 前記画像メモリに格納された画像データを前記バッファ
    メモリに転送する第2の転送手段と、 前記バッファメモリに記憶された画像データを前記記憶
    媒体に格納する記憶媒体制御手段とを有し、 前記第1及び第2の転送手段による転送に用いられるバ
    スを時分割に使用することにより、前記第1の転送手段
    による転送と前記第2の転送手段による転送とを並列に
    実行させ、 前記第1の転送手段による転送のためのバスの使用を、
    前記第2の転送手段による転送のためのバスの使用より
    も優先させることにより、前記第1の転送手段による転
    送を前記第2の転送手段による転送より優先して実行さ
    せることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記記憶媒体は、フロッピーディスクであ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載のファクシミリ
    装置。
  3. 【請求項3】前記第1の転送手段による転送と、前記第
    2の転送手段による転送は、ダイレクトメモリアクセス
    (DMA)処理による転送であり、前記第1の転送手段に
    よる転送は、前記入力手段、前記画像メモリ及び前記バ
    ッファメモリ間のデータ転送に用いられるバスを優先的
    に使用する高速のDMA処理であり、前記第2の転送手段
    による転送は、前記バスが空いているときにデータ転送
    を行う通常のDMA処理であることを特徴とする請求項第
    1項に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記バッファメモリは、ファーストインフ
    ァーストアウト(FIFO)メモリであることを特徴とする
    請求項第1項に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】着脱可能な記憶媒体へ画像データを記憶す
    るファクシミリ装置のデータ転送方法であって、 画像データを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力した画像データを、前記画像データ
    を格納するための画像メモリへ転送する第1の転送工程
    と、 前記画像メモリに格納された画像データを、前記記憶媒
    体への画像データを一時的に記憶するバッファメモリに
    転送する第2の転送工程と、 前記バッファメモリに記憶された画像データを前記記憶
    媒体に格納する記憶媒体制御工程とを有し、 前記第1及び第2の転送工程による転送に用いられるバ
    スを時分割に使用することにより、前記第1の転送工程
    による転送と前記第2の転送工程による転送とを並列に
    実行させ、 前記第1の転送工程による転送のためのバスの使用を、
    前記第2の転送工程による転送のためのバスの使用より
    も優先させることにより、前記第1の転送工程による転
    送を前記第2の転送工程による転送より優先して実行さ
    せることを特徴とするファクシミリ装置のデータ転送方
    法。
  6. 【請求項6】前記記憶媒体は、フロッピーディスクであ
    ることを特徴とする請求項第5項に記載のファクシミリ
    装置のデータ転送方法。
  7. 【請求項7】前記第1の転送工程による転送と、前記第
    2の転送工程による転送は、ダイレクトメモリアクセス
    (DMA)処理による転送であり、前記第1の転送工程に
    よる転送は、前記入力工程、前記画像メモリ及び前記バ
    ッファメモリ間のデータ転送に用いられるバスを優先的
    に使用する高速のDMA処理であり、前記第2の転送工程
    による転送は、前記バスが空いているときにデータ転送
    を行う通常のDMA処理であることを特徴とする請求項第
    5項に記載のファクシミリ装置のデータ転送方法。
  8. 【請求項8】前記バッファメモリは、ファーストインフ
    ァーストアウト(FIFO)メモリであることを特徴とする
    請求項第5項に記載のファクシミリ装置のデータ転送方
    法。
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