JP2941836B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2941836B2
JP2941836B2 JP2308989A JP2308989A JP2941836B2 JP 2941836 B2 JP2941836 B2 JP 2941836B2 JP 2308989 A JP2308989 A JP 2308989A JP 2308989 A JP2308989 A JP 2308989A JP 2941836 B2 JP2941836 B2 JP 2941836B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理装置、特に画像メモリを装備したフ
アクシミリ装置の如くの画像処理装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の画像処理装置としてのフアクシミリ装
置では、第12図又は第13図で示される如くの構成が採ら
れていた。即ち、第12図において、読取部1で原稿画像
を読取ることにより得られたデータ(画像の白黒に対応
して0,1の2値に置換えたデータ…以後生データと呼
ぶ)を、CPU2及びバス6を経由して、メモリ5に格納
し、メモリ5に格納された生データが符号化可能な時点
で再びCPU2はメモリ5から生データを読出して符号化
し、再びメモリ5に格納する。また、第13図において
は、CPU2とは別に設けられた符号器8により符号化され
たデータは、DMAコントローラ7(以後DMACと呼ぶ)に
よりメモリ5に格納される。
次に上記の如く読取,符号化されてメモリ5に格納さ
れている画像データが送信される場合を説明する。
モデム4を経由して、接続された相手機に応じて、メ
モリ5に蓄積されている符号化された画像データに対し
て原稿サイズ、符号化方式の変換を行い、その後、モデ
ム4を経由して相手機に送信される。
ここで、原稿サイズ及び符号化方式の変換のために
は、メモリ5に蓄えられた符号化データをバス6を通し
てCPU2が取込み、生データに符号化し、必要に応じて主
走査及び副走査方向の縮小(又は拡大)を行い、再び相
手機の要求する符号化方式に対応する符号化データに変
換して、モデム4を経由して送信されることになる。
次に、受信の場合について述べる。
モデム4を経由して接続された相手機からの符号化デ
ータは、第2図においては、CPU2によって復号化された
後、信号の誤りチエツクが行われ、記録部3に供給さ
れ、記憶部3にて画像記録される。
尚、複数枚記録等、必要に応じて符号化データは、そ
のまま又は、より圧縮率の高い符号化データに変換され
てメモリ5に蓄積される。又、相手機がG2機の場合に
は、受信データは生データであるが、記録紙が無い場合
の代行受信時にはCPU2により符号化してメモリ5に蓄積
される場合もある。また、第3図においては、モデム4
を経由して受信された符号化データは、そのままメモリ
5に蓄積され、その後メモリ5から読出した符号化デー
タをバス6を介して復号器9に供給して復号し、記録部
3にて画像記録される。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
この様に従来、特にメモリ送信/受信を行うフアクシ
ミリ装置においては、送信時の画像データ処理(メモリ
内に圧縮蓄積された読取りデータの復号(伸長)化→送
信サイズ/モードへの読取りデータの整合化→送信デー
タの符号化)や、受信部の画像データ処理(受信データ
の復号化→データの誤りチエツク→メモリ格納用のデー
タ圧縮符号化)を全て共通のCPUによって行っていた。
従って、高速なモデムスピードでの通信や、通信動作
中に他の動作を多重に行わせるなどの高機能化を実現す
るには、より高速に動作可能なCPUが必要となる。ま
た、その高機能化にも限度がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、原稿画像
を読取り画像データを出力する読取手段と、画像データ
に基づいて画像を記録する記録手段と、画像データの通
信を行う伝送手段と、画像データを記憶する記憶手段
と、前記読取手段からの画像データを前記記憶手段に記
憶せしめる第1動作、前記伝送手段と前記記憶手段との
間で画像データを転送せしめる第2動作及び前記記憶手
段の画像データに基づいて前記記録手段にて画像記録せ
しめる第3動作のうちの任意の2つをそれぞれ並行に動
作させるための第1のコントローラ及び第2のコントロ
ーラを有し、前記第1及び第2のコントローラの少なく
とも1つはDMAコントローラであり、前記第1及び第2
のコントローラはそれぞれ異なるバスラインを介して画
像データを転送せしめることを特徴とする画像処理装置
を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を好ましい実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明を適用したフアクシミリ装置の構成例
を示す図であり、同図において、11は原稿画像をCCDイ
メージセンサ等により光電的に読取り、画情報を2値の
生データに変換して出力する読取部、12は本装置を制御
するCPU、13は生データに基づいて画像を記録紙に記録
する記録部、14は送信データの変調もしくは、受信デー
タの復調を行うモデム、15はCCITの標準原稿を70頁程度
記憶可能なメモリ、16はCPU12,符号器18,復号器19,メモ
リ15,符号(復号)器23,モデム14,復号(符号)器21及
びDMAC17が接続されたバスである。
符号器18は読取回路11から読取られた生データをラン
レングスコード等からなる中間コード符号化し、復号器
19は中間コードを生データに復号して記録回路3に出力
する。
DMAC7はバス16上で符号器18からメモリ15へのデータ
のDMA転送、メモリ15から復号器19へのデータのDMA転
送、及び、メモリ15と復号(符号)器23間のデータのDM
A転送,符号(復号)器23とメモリ15間のデータのDMA転
送を行う多チヤネルDMACである。
また、DMAC20は、バス24上で復号(符号)器21とメモ
リ22間のデータのDMA転送及びメモリ22と符号(復号)
器23間のデータのDMA転送を行う。
復号(符号)器21は、送信時にバス16を経由して入力
された符号化データ(中間コード)を復号化し、又、必
要に応じて復号化した生データを更に間引き等によりビ
ット長変換してバス24上へ出力する動作と、バス16を経
由して入力された生データをそのまま又は必要に応じて
前記ビツト長変換を行った後、バス24上へ出力する動作
を行う復号器と、受信時にバス24を経由して入力された
生データを中間コードに符号化してバス16上へ出力する
符号器とからなる。
また、メモリ22はバス24から生データを数ライン(例
えば16ライン)分記憶し、バス24へ該生データを出力す
る。
符号(復号)器23は、送信時にバス24を経由して入力
された生データを符号化し、該符号化データをバス16へ
出力する符号器と、受信時にバス16から入力された符号
化データを生データに復号化してバス24に出力する動作
と、バス16から入力された生データをそのまま転送しバ
ス24に出力する動作を行う復号器からなる。
DMAC20と復号(符号)器21,メモリ22及び符号(復
号)器23はバ24に接続される。また、15はCPU2からの制
御信号線である。
26は相手先電話番号の入力キー,送信/コピー開始キ
ー等の入力用キー及び電話番号等の表示を行う表示器等
を有する操作/表示部である。
上記構成の動作を第2図〜第11図のフローチヤートを
参照しながら説明する。尚、第2図〜第11図のフローチ
ヤートに示されたプログラム手順はCPU12の内蔵ROMに予
じめ格納されている。
第2図及び第3図は監視手順を示すもので、CPU12は
通常このプログラムを実行しており、これにより、現
在、何の動作の要求が生じたかを判断する。
即ち、操作/表示部26よりコピー要求があったか否か
をステツプS21で判断する。そして、コピー要求があっ
た場合は、第3図(1)のステツプS31に進み、現在、
読取部11が読取り動作中か否かを判断し、読取り動作中
であれば、コピー要求は受けつけず、第2図のステツプ
S22に進む。
また、読取り動作中でなければ、ステツプS32に進
み、現在、記録部13が動作中か否かを判断し、記録動作
中であれば、コピー要求は受けつけず、第2図のステツ
プS22に進む。
一方、読取り動作中でもなく、且つ、記録動作中でも
なければ、コピー動作可能と判断し、読取動作及び記録
動作をステツプS33,S34にて起動した後、第2図のステ
ツプS22に進む。
また、操作/表示部26より送信読取り要求があったか
否かをステツプS22で判断する。そして、送信要求があ
った場合は、第3図(2)のステツプS35に進み、現
在、読取部11が読取り動作中であるか否かを判断し、読
取り動作中であれば、送信読取り要求は受けつけず、第
2図のステツプS23に進む。
一方、読取り動作中でなければ、送信用の原稿読取り
可能と判断し、ステツプS36に進み、読取り動作を起動
した後、第2図のステツプS23に進む。
また、メモリ15に送信すべき画像データが格納されて
いるか否かをステツプS23で判断する。そして、送信す
べき画像データがメモリ15に格納されているならば、第
3図(3)のステツプS37に進み、現在、送信動作中か
否かを判断し、送信動作中であれば、送信要求は受けつ
けず、第2図のステツプS24に進む。
一方、送信動作中でなければ、メモリ15に格納されて
いる画像データを送信可能と判断し、ステツプS38に進
み、送信動作を起動した後、第2図のステツプS24に進
む。
また、モデム14に介して着信要求があるか否かをステ
ツプS24で判断する。そして、着信要求があったなら
ば、第3図(4)のステツプS39に進み、現在、受信動
作中であるか否かを判断し、受信中であれば第2図ステ
ツプS25に進む。
一方、受信中でなければ、ステツプS40に進み、受信
動作を起動する。そしてステツプS41に進み、現在、記
録部13が記録動作中か否かを判断し、記録動作中であれ
ば、受信動作は継続したまま、第2図ステツプS25に進
む。
一方、記録動作中でなければ、ステツプS42に進み、
記録動作を起動した後に第2図ステツプS25に進む。
また、メモリ15に記録すべき画像データが格納されて
いるか否かをステツプS25に判断する。そして、記録す
べき画像データがメモリ15に格納されているならば、第
3図(5)のステツプS43に進み、記録部13が記録動作
中であるか否かを判断し、記録動作中であるならば、記
録要求は受けつけず、第2図ステツプS45に進む。
一方、記録動作中でなければ、ステツプS44で記録動
作を起動した後に、第2図ステツプS45に進む。
以上の様に、CPU12は5通りの要求を常に監視し、あ
る要求が生じた場合には、その要求に対する動作が実行
可能であるか否かを判断し、実行可能であれば、その要
求に対する動作を起動した後、再び、5通りの要求の監
視を行う。そして、ある1つの動作の起動後であって
も、並行動作可能な動作に対する要求が生じた場合に
は、その要求に対する動作を先に起動されている動作の
終了前でも起動し、並行処理動作する。
また、ステツプS45,S48,S51及びS54では夫々、現在、
読取り中か、送信中か、受信中か、及び記録中か否かを
判断し、いずれかの動作中であれば、ステツプS46,S49,
S52,S55に進み、夫々、一頁の記録終了か、一頁の送信
終了か、一頁の受信終了か、及び一頁の記録終了かを判
断し、対応する動作が終了したことを判断したならば、
対応するインタラプトを夫々ステツプS47,S50,S53及びS
56にて禁止する。
第4図〜第7図は、第3図のフローチヤートにおける
各動作の起動動作の詳しい処理を示す図であり、これら
図を用いて具体的な動作例を説明する。
まず、送信動作を説明する。
操作/表示部26より送信読取り要求が生じると、前述
した如くの手順に従って、第3図(2)のステツプS36
にて読取り動作が起動される。
第4図は読取り動作の起動手順である。
CPU12は、原稿ダイレクト送信動作を開始するにあた
り、読取部11,符号器18及びDMAC17にバス16を経由し、
もしくは制御信号線25により送信モードをセツトする。
そして、更に、第8図に示す如くの読取りインタラプ
トを許可した後、監視プログラムに戻る。
第8図の読取りインタラプトでは、CPU12は読取部11
に起動をかける。これにより読取部11は原稿から読取っ
た生データを符号器18へ出力し、符号器18は生データを
符号化する。符号器18は符号化データが準備できるごと
にDMAC17にDMAリクエストを発生し、これによりDMAC17
の制御のもとバス16を経由して、符号化データをメモリ
15へDMA転送して格納する。以下同様に、この読取りイ
ンタラプト処理によって、図示されていない原稿駆動装
置により原稿を搬送しながら各走査ラインごとに原稿を
読取り符号化し、読取り原稿の後端検出される迄、符号
化データをメモリ15に格納する。
又、上記動作と並行又は上記動作に続いて、CPU12は
モデム4を経由して、接続された相手機との交信モード
の確定を行う。
そして、メモリ15に符号化データが復号化可能な状態
に格納されたことをCPU12が判断すると、前述の如くの
手順に従って、第3図(3)のステツプS38にて送信動
作を起動する。
第6図は送信動作の起動手順である。
CPU12は送信動作の実行のために、復号(符号)器21,
符号(復号)器23,DMAC17,DMAC20及びモデム14に送信モ
ードをセツトする。
そして、更に、第10図に示す如くの送信インタラプト
を許可した後、監視プログラムに戻る。
第10図の送信インタラプトにおいて、CPU12はDMAC17
に起動をかけてメモリ15に格納されている符号化データ
をバス16を経由して、復号(符号)器21にDMA転送す
る。
復号(符号)器21は入力された符号化データを復号化
し、復号化データすなわち生データが形成される毎に、
DMAC20に生データが用意されたことを知らせる(以後DR
Qと呼ぶ)。これにより、DAMC20の制御のもとにバス24
を経由して、復号(符号)器21からの生データをメモリ
12のアドレツシングされたエリアに格納する。
ここでもし、原稿サイズの縮小又は拡大(1ライン長
の変更)操作が必要な場合には、復号(符号)器21によ
り生データの間引きや伸長等などが行われる。
又、当然のことながら、ここでCPU2の初期設定により
復号(符号)器21に生データを入力し生データを出力す
る(以後転送と呼ぶ)動作や縮小/拡大して転送及び生
データの0,1を反転して転送する動作を行わせることな
どは全く容易なことである。
上記復号化動作を繰返し、符号化可能な生データがメ
モリ22に格納されると、DMAC20の制御のもとでメモリ22
の生データが符号(復号)器23にバス24を経由してDMA
転送される。符号(復号)器23は、モデム14を経由して
接続された相手機に合わせた符号化方式で、DMAC20の制
御のもとに、バス14を経由して入力された生データを符
号化し、符号化されたデータが用意されたことを図示さ
れていないステータスFLAG又はインタラプトによりCPU1
2に知らせる。
ここでも、前述したごとく、CPU12の初期設定により
符号(復号)器23に生データの転送動作や縮小,拡大し
て転送するか、又はデータの0,1を反転して転送する動
作を行わせることは、全く容易にできるものである。
符号化データが符号(復号)器23に用意される毎に、
CPU12は符号化データを一担メモリ15に蓄わえた後、モ
デム14の要求に合わせて該符号化データをバス16及びモ
デム14を経由して相手機に送信する。
上記動作を繰返し行うことにより、読取回路11から読
取られメモリ15に蓄積された画像データの送信が行われ
る。
次に受信動作を説明する。
モデム14を介して着信要求が生じると、前述の如くの
手順に従って、第3図(4)のステツプS40及びS42に
て、受信動作と記録動作が起動される。
第6図は受信動作の起動手順である。
CPU12は受信動作を開始するにあたり、符号(復号)
器23,復号(符号)器21,DMAC17,DMAC20及びモデム14に
受信モードをセツトする。
そして、更に、第11図に示す如くの受信インタラプト
を許可した後、監視プログラムに戻る。
第11図の受信インタラプトでは、モデム14を経由して
接続された相手機から送られて来た符号化データはメモ
リ15に一旦格納される。そして、DMAC17の制御のもとで
バス16を経由して、符号(復号)器20によりDMA転送さ
れて復号化される。復号化された生データはDMAC20の制
御のもとに、バス24を経由してメモリ22にDMA転送され
て格納される。
符号化可能な生データがメモリ22に格納されると、該
生データはDMAC20の制御のもと、バス24を経由して復号
(符号)器21にDMA転送される。復号(符号)器21にて
符号化圧縮されたデータは、DMAC17の制御のもとバス16
を経由して、メモリ15にDMA転送されて格納される。
第5図は記録動作の起動手順である。
CPU12は記録動作を開始するにあたり、記録部13,復号
器19及びDMAC17に記録モードのセツトを行う。
そして、更に、第9図示の記録インタラプトを許可す
る。
第9図の記録インタラプトでは、CPU12は符号化デー
タが全てメモリ15に格納されて復号化可能となり、且つ
記録部13が記録動作可能な状態であるならば、該符号化
データをDMAC17の制御のもとバス16を経由して復号器19
にDMA転送し、復号器19により復号化し生データとす
る。そして、該生データが記録部13により画像として記
録紙に記録される。又、記録部13が記録不可能な場合に
は、記録可能となった時点で、メモリ15からの符号化デ
ータの読取し復号化がなされ記録されることになる。こ
こで、送信時と同様に、符号(復号)器23及び復号(符
号)器21の動作は生データをそのまま、又は、縮小,拡
大等の処理後転送する動作を含んでいても何ら問題はな
い。又、制御信号線25はバス16で共用してもよい。
以上、送信動作と受信動作を説明したが、コピー動作
の場合は、第4図及び第5図に夫々示した読取り動作の
起動手順と記録動作の起動手順とを並行して、又は、順
次実行することにより実行可能であることは容易に理解
されよう。
以上説明した様に上述の各動作、つまり読取り動作、
送信符号化動作、受信復号化動作、記録動作は独立した
制御となっている。ここで読取り動作とは、読取部11か
ら、生データが符号器18に入力され、符号化されたデー
タがDMAC17の制御のもとにバス16を経由してメモリ15に
転送格納されるまでを言う。図示されない原稿駆動装置
もこれに含まれる。送信符号化動作とは、メモリ15に格
納されている符号化データがDMAC17の制御のもとにバス
16を経由して復号器21に入力され、生データがDMAC20の
制御によってメモリ22に格納された後、この生データが
DMAC20の制御のもとにバス24を経由して符号器23に入力
され回線に送出すべき符号化データに変換され、メモリ
15へ出力されモデム14によって送信されるまでを言う。
受信復号化動作とはモデム14を経由して復調された相手
機からの受信符号化データをメモリ15に格納後、バス16
を経由して復号器23に入力され、生データに変換された
後、DMAC20の制御のもとにバス24を経由してメモリ22に
格納され、DMAC20の制御によってバス24を経由して符号
器21に入力され、符号化データがメモリ15にバス16を経
由して格納されるまでを言う。また、記録動作とはバス
16を経由して復号器19にメモリ15の符号化データが入力
され、生データに変換された後、記録部13によって印字
記録されるまでを言う。図示しない記録紙搬送装置もこ
れに含まれる。
これら独立に動作可能な要素を組み合わせて動作させ
ることによって、以下の様な複数の動作を同時に実行で
きる。
(1)読取動作/送信動作 メモリに蓄積された画像を送信しながら、別の原稿を
読み込んでメモリに蓄積する。
(2)記録動作/送信動作 メモリに蓄積された画像を送信しながら、メモリに蓄
積された画像を記録印字する。
(3)読取動作/受信動作 メモリに画像を受信しながら、メモリに原稿を読み込
む。
(4)記録動作/受信動作 メモリに画像を受信しながら、メモリに蓄積された画
像を記録印字する。
(5)読取動作/記録動作 メモリに蓄積された画像を記録印字しながら、原稿を
メモリに読み込む。
以上の様に各動作が別々の画像を独立して処理できる
ので、例えば、送信中でも送信の終了を待たずに、次の
原稿を読み込ませる如くのデユアルアクセスが可能とな
る。また、バスが分離されている為、それぞれの動作速
度をほとんど低下させることなくデユアルアクセスが可
能となった。
以上説明した様に、従来、CPUがシリアルに行ってい
た復号(符号)化,縮小(拡大),符号(復号)化の処
理が、復号(符号)器21,バス24,メモリ22,符号(復
号)器23の経路を通して並行して同時に行われるため、
CPU12の仕事量は極端に減少し、又、上記処理中に精製
される莫大な生データもバス16上を往来しなくなる為バ
ス16の効率も大幅に向上する。
従って、同機能のフアクシミリ装置と比較するなら
ば、より低位のCPUを用いることができ、又、同機能のC
PUを用いるならば、CPUの余力は大幅に上がることにな
る。
また、CPUの効率のみならず、前述一連の復号(符
号)化,符号(復号)化動作が、復号(符号)器21,符
号(復号)器23とが同時に動作する為、通信速度の高速
化にも充分な威力を発揮できるものとなる。
尚、本実施例では、読取部11からの画像データ及び記
録部13への画像データを中間コードに変換してメモリ15
に格納したが、メモリ15を大容量もしくは、格納頁数を
へらすことにより、生データをメモリ15に格納する構成
としてもよい。
また、本実施例では、送信及び受信可能なフアクシミ
リを例に示したが、送信又は受信の一方を可能なフアク
シミリ装置にも本発明は適用可能である。また、フアク
シミリ装置のみならず、画像電子フアイル等の入出力部
として用いることも可能である。
以上説明した様に、本実施例構成によると、従来技術
の基本構成を大幅に変更することなく、CPUの処理が大
幅に軽減できる。特に送信/受信の一連の符号化,復号
化処理を割り込み処理として実現できる。この為、CPU
は必要な時期に必要な頻度で処理を行え、待ち合わせ時
間などの無駄なCPUの拘束がなくなり、効率的なCPUの使
用ができる。
また、これらによって高速なモデムスピード(例えば
14.4Kbps)による通信や、通信動作中に、次の送信原稿
を読み込むとか、メモリに蓄積されている画像を出力す
る、あるいはコピーをとるなどの多重機能を同一のCPU
で行える様になる。
〔効 果〕
以上説明した様に、本発明によれば、読取手段からの
画像データを記憶手段に記憶せしめる第1動作、伝送手
段と記憶手段との間で画像データを転送せしめる第2動
作及び記憶手段の画像データに基づいて記録手段にて画
像記録せしめる第3動作のうちの任意の2つを第1及び
第2のコントローラによって少なくとも一方をDMA転送
によって適宜並行動作させるとともにそれぞれ異なるバ
スラインを介して転送させるので、効率的にかつ高速に
並行動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したフアクシミリ装置の構成例を
示す図、第2図〜第11図は第1図示のフアクシミリ装置
の動作手順を示すフローチヤート図、第12図及び第13図
は従来構成例を示す図であり、11は読取部、12は記録
部、15及び22はメモリ、17及び20はDMAC、21は復号(符
号)器、23は符号(復号)器である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/21

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読取り画像データを出力する読
    取手段と、 画像データに基づいて画像を記録する記録手段と、 画像データの通信を行う伝送手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記読取手段からの画像データを前記記憶手段に記憶せ
    しめる第1動作、前記伝送手段と前記記憶手段との間で
    画像データを転送せしめる第2動作及び前記記憶手段の
    画像データに基づいて前記記録手段にて画像記録せしめ
    る第3動作のうちの任意の2つをそれぞれ並行に動作さ
    せるための第1のコントローラ及び第2のコントローラ
    を有し、 前記第1及び第2のコントローラの少なくとも1つはDM
    Aコントローラであり、前記第1及び第2のコントロー
    ラはそれぞれ異なるバスラインを介して画像データを転
    送せしめることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項に記載の画像処
    理装置において、さらに、画像データを圧縮符号化する
    ための2つの変換部を有し、前記第1及び第2のコント
    ローラは前記2つの変換部によって圧縮符号化された画
    像データを前記異なるバスラインを介して並行して転送
    させることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(1)項に記載の画像処
    理装置において、前記読取手段、前記記録手段及び前記
    第1及び第2のコントローラを制御する第3のコントロ
    ーラを有し、前記第3のコントローラは前記第1及び第
    2のコントローラに画像データのDMA転送を行わせるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
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