JP2821144B2 - パラレル・シリアル変換回路 - Google Patents

パラレル・シリアル変換回路

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JP2821144B2
JP2821144B2 JP63210760A JP21076088A JP2821144B2 JP 2821144 B2 JP2821144 B2 JP 2821144B2 JP 63210760 A JP63210760 A JP 63210760A JP 21076088 A JP21076088 A JP 21076088A JP 2821144 B2 JP2821144 B2 JP 2821144B2
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晴幸 佐藤
喜則 名古屋
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晃一 首藤
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Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光通信用CMI−CODEC等に用いるパラレル・
シリアル変換回路に係り、特に次段でD/FF(Dフリップ
フロップ)等により出力をラッチする場合に好適なパラ
レル・シリアル変換回路に関する。
〔従来の技術〕
従来のパラレル・シリアル変換回路は、例えば津川順
著「ディジタルIC入門」電波新聞社発行(1956年3月)
第123頁に記載のようにゲート3段で構成され、制御信
号Cに対してゲート3段の遅延があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は回路の遅延時間の点について配慮がさ
れておらず、ゲート1個の平均遅延時間をtaとして遅延
ばらつきを±a%とすると、パラレル・シリアル変換回
路の遅延時間が3taとなり、入出力間の遅延ばらつきが
±3×(ta×a/100)となって、この出力を次段のD/FF
でラッチする場合には遅延時間が大きいとラッチできな
いという問題があった。
本発明の目的は、回路の遅延時間を小さくして入出力
間の遅延ばらつきを減少させうるパラレル・シリアル変
換回路を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、第1の入力端子と出力端子との間に制御
信号が“H"レベルで第1の入力端子の入力データをラッ
チするレベルトリガ形(レベルラッチ形)D/FF(Dフリ
ップフロップ)と、インバータと、制御信号が“L"レベ
ルでオンする第1のCMOSスイッチを直列に接続すると共
に、第2の入力端子と出力端子の間に制御信号が“H"レ
ベルでオンする第2のCMOSスイッチを接続して成り、例
えば上記レベル形D/FF内で用いるスイッチサイズよりも
第1および第2のCMOSスイッチのスイッチサイズを大き
くし、また上記レベルトリガ形D/FF内で用いるインバー
タと上記インバータをBi−CMOSインバータにしたパラレ
ル・シリアル変換回路により達成される。
〔作用〕
上記パラレル・シリアル変換回路は、制御信号が“H"
レベルのときに第2のCMOSスイッチがオンすることによ
り第2の入力端子の入力データを出力端子に出力すると
共に、このとき第1の入力端子の入力データをレベルト
リガ形(レベルラッチ形)D/FFにラッチしていて、つぎ
に制御信号が“L"レベルのときに第1のCMOSスイッチが
オンすることにより上記レベルラッチ形D/FFにラッチし
ていたデータを出力端子に出力するので、第1および第
2の入力端子に入力されたパラレルデータが出力端子に
シリアルデータに変換されて出力され、このときの制御
信号に対するデータの遅延時間が第1または第2のCMOS
スイッチの遅延時間となる。ここで、第1または第2の
CMOSスイッチの1個の平均遅延時間をtd(一般にtdは従
来のゲート1個の遅延時間taよりも小さい)とし、遅延
ばらつきを±a%とすると、本CMOSスイッチで構成した
パラレル・シリアル変換回路の遅延ばらつきは±td×a/
100となるから、したがって従来のゲート3段で構成さ
れたパラレル・シリアル変換回路よりも遅延ばらつきを
1/3に低減できる。また、CMOSスイッチのスイッチサイ
ズを大きくすることによりより高速化が図られ、さらに
CMOSスイッチをBi−MOSとすることにより高速化および
遅延ばらつきをさらに低減化できる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図から第5図により説明
する。
第1図は本発明によるパラレル・シリアル変換回路の
一実施例を示す回路図である。第1図において、a,bは
第1,第2のデータ入力端子、cは入力クロック端子、1
はレベルラッチ(レベルトリガ)Bi−CMOS形D/FF、2は
Bi−CMOSインバータ、3,4は第1,第2のCMOSスイッチ、
5は負荷容量、dはデータ出力端子である。11,12はCMO
Sスイッチ、13,14はBi−CMOSインバータである。
第1図の第1の入力端子aと出力端子dの間に入力ク
ロック端子cの制御信号が“H"で第1の入力端子aの入
力データをラッチするレベルラッチBi−CMOS形D/FF1
と、Bi−CMOSインバータ2と、入力クロック端子cの制
御信号が“L"でオンする第1のCMOSスイッチ3とを直列
に接続すると共に、第2の入力端子bと出力端子dの間
に入力クロック端子cの制御信号が“H"でオンする第2
のCMOSスイッチ4を上記第1のCMOSスイッチ3と並列的
に接続し、出力端子dとアース間に負荷容量5がある。
また、レベルラッチBi−CMOS形D/FF1は第1の入力端子
aとBi−CMOSインバータ2の間に入力クロック端子cの
制御信号が“H"でオンするCMOSスイッチ11とBi−CMOSイ
ンバータ13を直列に接続すると共に、上記インバータ13
の入出力端子間にクロック入力端子cの制御信号が“L"
でオンするCMOSスイッチ12と逆方向のBi−CMOSインバー
タ14の直列回路を並列に接続して成る。
第2図は第1図の入力クロック端子cの制御信号が
“H"でオンする制御信号“H"オン形CMOSスイッチ4(ま
たは11)の回路図である。第2図において、41はCMOS、
42はインバータである。第3図は第1図の入力クロック
端子cの制御信号が“L"でオンする制御信号“L"オン形
CMOSスイッチ3(または12)の回路図である。第3図に
おいて、31はCMOS、32はインバータである。
第4図は第1図のタイミングチャートである。第4図
において、第1図の第1,第2の入力端子a,bにそれぞれ
データA1〜An,B1〜Bnがパラレルに入力されると、入力
クロック端子cの制御信号が“H"のときには第1の入力
端子aのデータA1〜Anはレベルラッチ形D/FF1でラッチ
されてインバータ2の出力eまで出力されると共に、第
2の入力端子bのデータB1〜Bnは第2のCMOスイッチ4
がオンとなるための出力端子dまで出力される。ついで
入力クロック端子cの制御信号が“L"のときには第1の
CMOSスイッチ2がオンとなるため先にクロック入力端子
cの制御信号が“H"でレベルラッチ形D/FF1にラッチさ
れたデータA1〜Anが出力端子dに出力される。このよう
にして、入力クロック端子cの制御信号が“H"のときに
データB1〜Bnが、“L"のときにデータA1〜Anがそれぞれ
交互に出力され、出力端子dにはデータB1,A1〜Bn,An
シリアルに出力される。
上記により本回路の入力クロック端子cの制御信号に
対する出力端子dの信号の遅延時間はCMOSスイッチ3,4
の遅延時間となる。ここで、CMOSスイッチ3,4は負荷容
量5とCMOSスイッチ3,4のオン抵抗とによる時定数を小
さくするため、レベルラッチ形D/FF1に使用しているCMO
Sスイッチ11,12のスイッチサイズより大きくしてオン抵
抗値を下げている。
第5図は本発明によるパラレル・シリアル変換回路の
他の実施例を示す回路図である。第5図において、第1
図と同一符号は相当部分を示し、6はレベルラッチCMOS
形D/FF、7はCMOSインバータ、15,16はCMOSインバータ
である。本回路はCMOSインバータ15,16を使用したレベ
ルラッチCMOS形D/FF6とCMOSインバータ7で構成してお
り、第1図のレベルラッチBi−CMOS形D/FF1とBi−CMOS
インバータ2で構成している回路に対して低消費電力化
を図っているが、その他は第1図の回路と同様である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、段数の削減により従来に比べて高速
化でき、Bi−CMOSで構成することにより高速化および遅
延ばらつきの低減化でき、CMOSスイッチのスイッチサイ
ズを大きくすることにより高速化を図れるなど、パラレ
ル・シリアル変換回路の高速化および遅延ばらつき低減
化が可能となり、光通信用CMI−CODEC等に利用できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるパラレル・シリアル変換回路の一
実施例を示す回路図、第2図は第1図の制御信号“H"オ
ン形CMOSスイッチの回路図、第3図は第1図の制御信号
“L"オン形CMOSスイッチの回路図、第4図は第1図のタ
イミングチャート、第5図は本発明によるパラレル・シ
リアル変換回路の他の実施例を示す回路図である。 1……レベルラッチ(レベルトリガ)Bi−CMOS形D/FF、 2……Bi−CMOSインバータ、 3,4……第1,第2のCMOSスイッチ、 6……レベルラッチCMOS形D/FF、 7……CMOSインバータ、 a,b……第1,第2の入力端子、 c……入力クロック(制御信号)端子、 d……出力端子。
フロントページの続き (72)発明者 松本 眞明 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日 立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 首藤 晃一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−283094(JP,A) 実開 昭61−128841(JP,U) 特公 昭62−47008(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力端子と出力端子との間に制御信
    号がHレベルで第1の入力端子の入力データをラッチす
    るレベルトリガ形D/FFと、 レベルトリガ形D/FFの出力を反転するインバータと、 インバータの出力を入力とし制御信号がLレベルでオン
    する第1のCMOSスイッチとを直列に接続すると共に、 第2の入力端子と上記出力端子との間に制御信号がHレ
    ベルでオンする第2のCMOSスイッチを接続し、 制御信号に対して前記第1のCMOSスイッチの遅延時間と
    前記第2のCMOSスイッチの遅延時間とのいずれか大きい
    方の遅延時間で動作することを特徴とするパラレル・シ
    リアル変換回路。
JP63210760A 1988-08-26 1988-08-26 パラレル・シリアル変換回路 Expired - Lifetime JP2821144B2 (ja)

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JPS61128841U (ja) * 1985-01-30 1986-08-12
JPS61283094A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 Sharp Corp 集積回路装置
JPS6247008A (ja) * 1985-08-24 1987-02-28 Ocean Cable Co Ltd 光フアイバユニツト

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