JP2815962B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2815962B2 JP2051644A JP5164490A JP2815962B2 JP 2815962 B2 JP2815962 B2 JP 2815962B2 JP 2051644 A JP2051644 A JP 2051644A JP 5164490 A JP5164490 A JP 5164490A JP 2815962 B2 JP2815962 B2 JP 2815962B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、
例えばイメージスキャナー,プリンター,デジタル複写
機,ファクシミリ装置等の画像処理装置および画像処理
方法に関する。
[従来の技術] 従来、例えばデジタル複写機では、原稿をハロゲンラ
ンプ等の光源で照射し、その原稿からの反射光をCCD
(電荷結合素子)等の固体撮像素子を用いて光電交換し
た後、デジタル信号に変換し、所定の補正処理等を行っ
た後、その信号でレーザビームプリンタ,液晶プリン
タ,サーマプリンタ,インクジェットプリンタ等の記録
装置を用いて記録画像を形成している。
また、このようなデジタル複写機に於て、複写する原
稿のカラー化等に伴ない、情報量の多いアウトプットが
求められており、近年複数色の現像器を備えて部分的に
色を換えて複写する多色のレーザビームプリンタを用い
た複写装置が開発されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、複数色の現像器を具えて、部分的に色
を換えて画像を形成する上述のような複写装置に於て
は、多くの現像器を具えているために、機構が複雑とな
り、かつ、画像の位置精度も高いものが要求されるので
高価なものとなっている。これは、多色インクジェット
プリンタ等を用いた複写装置においても同様な問題があ
る。
本発明の目的は、上述の問題点に鑑みなされたもの
で、フルカラーの画像形成手段を必要とせずに、カラー
画像の色および濃度をユーザが判別可能な形で出力する
ことのできる画像処理装置および方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、入力したカラ
ー画像の色を判別する第1の判別手段と、前記第1の判
別手段による判別結果に応じて、図形パターンを表す第
1信号を発生する第1の発生手段と、入力したカラー画
像の濃度を判別する第2の判別手段と、前記第2の判別
手段により判別された濃度に応じた第2信号を発生する
第2の発生手段と、前記第1の発生手段により発生され
た第1信号と前記第2の発生手段により発生された第2
信号を合成して、入力カラー画像の色および濃度を表す
図形パターン信号を生成する合成手段と、前記合成手段
により合成された図形パターン信号を出力する出力手段
と、を有することを特徴とする画像処理装置を提供する
ものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、入力した
カラー画像の色を判別するステップと、色の判別結果に
応じて、図形パターンを表す第1信号を発生するステッ
プと、入力したカラー画像の濃度を判別するステップ
と、判別された濃度に応じた第2信号を発生するステッ
プと、第1信号と第2信号を合成して、入力カラー画像
の色および濃度を表す図形パターン信号を生成するステ
ップと、生成された図形パターン信号を出力するステッ
プと、を有することを特徴とする画像処理方法を提供す
るものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
全体の構成 第1図は本発明を適用したデジタル複写装置の画像処
理装置の全体の回路構成の一例を示す。第1図におい
て、101はロッドレンズ等の光学系を介して結像された
カラー原稿画像をG(グリーン),B(ブルー),R(レッ
ド)の電気信号に変換する撮像手段のイメージセンサ
(カラー読み取りセンサ)としてのCCD(電荷結合素
子)であり、色分解フィルタを有する。102はCCD101の
出力信号を増幅する増幅回路、103は同軸ケーブル、104
は同軸ケーブル103を介して増幅回路102から出力された
カラー画像信号をサンプルホールド(S/H)してG,B,Rの
3色に分離するサンプルホールド(S/H)回路である。1
05はサンプルホールド回路104でサンプルホールドされ
たアナログカラー画像信号をデジタルカラー画像信号に
変換するアナログ/デジタル(A/D)変換回路、106はCC
D101の各チャンネル間の読み取り位置のずれを電気的に
補正するずれ補正回路、107はデジタル画像信号に対し
て後述の黒レベル補正と白レベル補正(シェーディング
補正)を施す黒補正/白補正回路である。
108は輝度信号生成部であり、黒補正および白補正ず
みのデジタルカラー画像信号から輝度信号を生成する。
109は色判別回路であり、黒補正および白補正ずみのデ
ジタルカラー画像の各画素毎の色判別を行って、本例で
は色差信号I,Qに応じた色判別信号を出力する。110はRA
MまたはROMの記憶装置からなるパターン発生回路であ
り、色判別回路109の色判別結果(I,Q信号)に基き、各
画素毎の色に対応のあらかじめ定めた図形パターンを発
生する。本例ではパターン発生回路110は色差信号I,Qの
レベルに対応した色判定信号を読み出しアドレスとして
あらかじめ記憶した図形パターンの1つを読み出して出
力する。
111は輝度信号生成部108で生成された輝度信号とパタ
ーン発生回路110から発生された図形パターンを合成す
るパターン合成回路である。112はLog変換部であり、パ
ターン合成回路111の出力信号を濃度信号に変換し、接
続された各種プリンタに出力する。なお、第1図で鎖線
で囲んだAの部分は画像読取装置(イメージスキャナ
ー)のビデオ画像処理回路に相当する。
本例の画像複写装置は、フルカラーの原稿を、図示し
ないハロゲンランプや蛍光灯等の照明源で露光し、反射
カラー像をCCD等のカラーイメージセンサで撮像し、得
られたアナログ画像信号をA/D変換器等でデジタル化
し、デジタル化されたフルカラー画像信号を処理、加工
し、図示しない熱転写型プリンター、インクジェットプ
リンター、レーザービームプリンター等に出力し画像を
得る装置である。その詳細は以下に詳述する通りであ
る。
カラー読み取りセンサ 原稿は、まず図示しない露光ランプにより照射され、
反射光はカラー読み取りセンサ101により画像ごとに色
分解されて読み取られ、増幅回路102で所定レベルに増
幅される。ここで、CCD101の駆動は、図示しないシステ
ムパルスジェネレータで生成されている。
第2図にカラー読み取りセンサおよび駆動パルスを示
す。第2図(A)は本例で使用されるカラー読み取りセ
ンサを示し、このセンサは、主走査方向を5分割して読
み取るべく63.5μmを1画素として(400dot/inch(以
下dpiという))、1024画素、すなわち図の如く1画素
を主走査方向にG,B,Rで3分割しているので、トータル1
024×3=3072の有効画素数を有する。一方、このセン
サの各チップ58〜62は同一セラミック基板上に形成さ
れ、センサの1,3,5番目(58a,60a,62a)は同一ラインLA
上に、2,4番目はLAとは4ライン分(63.5μm×4=254
μm)だけ離れたラインLB上に配置され、原稿読み取り
時は、矢印AL方向に走査する。
各5つのCCDのうち、1,3,5番目は駆動パルス群ODRV11
8aに、2,4番目は駆動パルス群EDRV119aにより、それぞ
れ独立にかつ同期して駆動される。駆動パルス群ODRV11
8aに含まれるパルス信号O01A,O02A,ORSと駆動パルス群E
DRV119Aに含まれるパルス信号E01A,E02A,ERSはそれぞれ
各センサ内での電荷転送クロック、電荷リセットパルス
であり、1,3,5番目と2,4番目との相互干渉やノイズ制限
のため、お互いにジッタにないように全く同期して生成
される。このため、これらパルスは1つの図示しない基
準発振源OSCから生成される。
第3図(A)は上述の駆動パルス群ODRV118a,EDRV119
aを生成する回路ブロックを示し、第3図(B)はその
タイミングを示す。この回路ブロックは図示しないシス
テムコントロールパルスジェネレータに含まれる。単一
の基準発振源OSCから発生される源クロックCLKOを分周
したクロックKO135aはセンサ駆動パルスODRVとセンサ駆
動パルスEDRVの発生タイミングを決める基準信号SYNC2,
SYNC3を生成するクロックである。これらの基準信号SYN
C2,SYNC3はCPUバスに接続された信号線22により設定さ
れるプリセッタブルカウンタ64a,65aの設定値に応じて
出力タイミングが決定される。また基準信号SYNC2,SYNC
3は分周器66a,67aおよび駆動パルス生成部68a,69aを初
期化する。
すなわち、基準信号SYNC2,SYNC3は本ブロックに入力
される水平周期信号HSYNC118を基準とし、全て1つの発
振源OSC558aから出力される源クロックCLKOおよび全て
同期して発生している分周クロックにより生成されてい
るので、ODRV118aとEDRV119aのそれぞれのパルス群は全
くジッタのない同期した信号として得られ、センサ間の
干渉による信号の乱れを防止できる。
ここで、お互いに同期して得られたセンサ駆動パルス
ODRV118aは1,3,5番目のセンサ58a,60a,62aに、EDRV119a
は2,4番目のセンサ59a,61aに供給され、各センサ58a,59
a,60a,61a,62aからは駆動パルスに同期してビデオ信号V
1〜V5が独立に出力され、第1図に示される各チャンネ
ル毎で独立の増幅回路501−1〜501−5で所定の電圧値
に増幅され、同軸ケーブル101aを通して第2図(B)の
OOS129aのタイミングでV1,V3,V5の信号が送出され、EOS
134aのタイミングでV2,V4の信号が送出され、ビデオ画
像処理回路に入力される。
サンプルホールド回路 ビデオ画像処理回路に入力された原稿を5分割に分け
て読み取って得られたカラー画像信号は、サンプルホー
ルド回路S/H104においてG(グリーン),B(ブルー),R
(レッド)の3色に分離される。従ってS/Hされたのち
は3×5=15系統の信号処理される。
A/D変換回路 S/H回路104により、各色R,G,B毎にサンプルホールド
されたアナログカラー画像信号は、次段A/D変換回路105
で各1〜5チャンネルごとでデジタル化され、各1〜5
チャンネル独立に並列で、次段に出力される。
ずれ補正回路 さて、本実施例では前述したように4ライン分(63.5
μm×4=254μm)の間隔を副走査方向に持ち、かつ
主走査方向に5領域に分割した5つの千鳥状センサで原
稿読み取りを行っているため、先行走査しているチャン
ネル2,4と残る1,3,5では読み取る位置がずれている。そ
こでこれを正しくつなぐために、複数ライン分のメモリ
を備えたずれ補正回路106によって、そのずれ補正を行
っている。
黒補正/白補正回路 次に、第4図を参照して黒補正/白補正回路107にお
ける黒補正動作を説明する。
第4図(B)のようにチャンネル1〜5の黒レベル出
力はセンサに入力する光量が微少の時、チップ間、画素
間のばらつきが大きい。これをそのまま出力し画像を出
力すると、画像のデータ部にすじ(筋)やむら(斑)が
生じる。
そこで、この黒部の出力ばらつきを補正する必要が有
り、第4図(A)に示すような黒補正回路でこのばらつ
き補正を行う。原稿読み取り動作に先立ち、原稿走査ユ
ニットを原稿台先端部の非画像領域に配置された均一濃
度を有する黒色板の位置へ移動し、ハロゲンを点灯し、
黒レベル画像信号を本回路に入力する。
ブルー信号BINに関しては、この画像データの1ライ
ン分を黒レベルRAM78aに格納すべく、セレクタ82aでA
を選択()、ゲート80aを閉じ()、81aを開く。す
なわち、データ線は151a→152a→153aと接続され、一
方、RAM78aのアドレス入力155aには▲▼で初
期化され、VCLKをカウントするアドレスカウンタ84aの
出力154aが入力されるべくセレクタ83aに対するが出
力され、1ライン分の黒レベル信号がRAM78aの中に格納
される(以上黒基準値取込みモードと呼ぶ)。
画像読み込み時には、RAM78aはデータ読み出しモード
となり、データ線153a→157aの経路で減算器79aのB入
力へ毎ライン、1画素ごとに読み出され入力される。す
なわち、この時ゲート81aは閉じ()、ゲート80aは開
く()。また、セレクタ86aはA出力となる。従っ
て、黒補正回路出力156aは、黒レベルデータDK(i)に
対し、、例えばブルー信号の場合BIN(i)−DK(i)
=BOUT(i)として得られる(以上黒補正モードと呼
ぶ)。
同じようにグリーンGIN,レッドRINも77aG,77aRにより
同様の制御が行われる。また、本制御のための各セレク
タゲートの制御線,,,,は、CPU(図示し
ない)のI/Oとして割り当てられたラッチ85aによりCPU
制御で行われる。なお、セレクタ82a,83a,86aをB選択
することによりCPUによりRAM78aをアクセス可能とな
る。
次に、第5図を参照して黒補正/白補正回路107にお
ける白レベル補正(シューディング補正)を説明する。
白レベル補正は原稿走査ユニットを均一な白色板の位置
に移動して照射した時の白色データに基づき、照明系、
光学系やセンサの感度ばらつきの補正を行う。基本的な
回路構成を第5図(A)に示す。基本的な回路構成は第
4図(A)と同一であるが、黒補正では減算器79aにて
補正を行っていたのに対し、白補正では乗算器79′aを
用いる点が異なるのみであるので同一部分の説明は省
く。
色補正時に、原稿を読み取るためのCCD101が均一白色
板の読み取り位置(ホームポジション)にある時、すな
わち、複写動作または読み取り動作に先立ち、図示しな
い露光ランプを点灯させ、均一白レベルの画像データを
1ライン分の補正RAM78′aに格納する。例えば、主走
査方向のA4の長手方向の幅を有するとすれば、16pe1/mm
で16×297mm=4752画素、すなわち少なくともRAMの容量
は4752バイトであり、第5図(B)に示すように、i画
素目の白色板データWi(i=1〜4752)とするとRAM7
8′には第5図(C)に示すように、各画素毎の白色板
に対するデータが格納される。
一方、Wiに対し、i番目の画素の通常画像の読み取り
値Diに対し補正後のデータDo=Di×FFH/Wiとなるべきで
ある。
そこでCPUからラッチ85′a′,′,′,′
に対しゲート80′a,81′aを開き、さらにセレクタ82′
a,83′a,86′aにおいてBが選択されるように出力し、
RAM78′aをCPUアクセス可能とする。
次に、第5図(D)に示す手順でCPUは先頭画素Woに
対しFFH/Wo,W1に対しFF/W1…と順次演算してデータの置
換を行う。色成分画像のブルー成分に対し終了したら
(第5図(D)のStep B)、同様にグリーン成分(Step
G)、レッド(Step R)と順次行い、以後、入力される
原画像データDiに対してDo=Di×FFH/Wiが出力されるよ
うにゲート80′aが開(′)、ゲート81′aが閉
(′)、セレクタ83′a,86′aはAが選択され、これ
によりRAM78′aから読み出された係数データFFH/Wiは
信号線153a→157aを通り、一方から入力された原画像デ
ータ151aとの乗算がとられ出力される。
以上のごとく、画像入力系の黒レベル感度、CCDの暗
電流ばらつき、各センサー間感度ばらつき、光学系光量
ばらつきや白レベル感度等種々の要因に基づく、黒レベ
ル、白レベルの補正を行い、主走査方向にわたって、
白,黒とも各色ごとに均一に補正された画像データBOUT
121,GOUT122,ROUT123が得られる。
輝度信号生成部 黒補正及び白補正された画像データROUT121,GOUT122,
BOUT123は輝度信号生成部108、及び色判別回路109に入
力する。
輝度信号生成部108では、センサー101で読み取られた
フィルターイメージを平均化し、NDイメージを作ってい
る。第6図は、上記の動作を説明するためのもので、入
力される画像データROUT121,GOUT122,BOUT123は、まず
加算器201でそれぞれ加算処理される。その後、除算器2
02で1/3に除算が行われてから出力される。
色判別回路 次に、色判別回路109について説明する。本実施例で
は、色を判別するに際し、テレビ等で用いられるNTSC方
式の色差信号I,Qを用いている。この信号I,Qは、一般に
次式で求められる。
I=0.60R−0.28G−0.32B Q=0.21R−0.52G+0.31B 上式の演算は、第7図の色判別回路109の回路構成で
示すIQ生成部701で行われている。ここでI信号は、負
の方向に大きくなると赤、O付近では無彩色、正の方向
に大きくなると青緑となる。また、Q信号は、負の方向
に大きくなると黄緑、O付近で無彩色、正の方向に大き
くなると紫となる。
次に、IQ生成部701で求められたIQ信号は、後段のル
ックアップテーブル(L.U.T)ROM702に入力される。LUT
ROM702には、IQ信号で表わされる色平面を分割し、コ
ード化したものを予めデータとして書き込んでおき、入
力されるI,Q信号に応じたコード信号を色判定信号とし
てパターン発生回路110に出力する。
パターン発生回路 パターン発生回路110について第8図を参照して説明
する。パターン用ROM803には、例えば第9図に示すよう
な各色に対応するドットパターンが予め書き込まれてい
る。各図形パターンは16×16ドットを1パターンとして
いる。パターン用ROM803は色判定信号に応じてこのパタ
ーンを主走査方向及び副走査方向にくり返し出力するこ
とにより、パターンの発生処理をしている。主走査カウ
ンター802は水平同期信号HSYNCに同期して、ビデオクロ
ックCLKをカウントすることにより動作し、副走査カウ
ンター801は、ITOP信号に同期し、水平同期信号HSYNCを
カウントすることにより動作する。
上記カウンター801,802の出力が各4bit、及び上記色
判定信号が5bitの計13bitがパターン用ROM803のアドレ
スとして入力されている。すなわち、読み取られた色
(の種類)に対して32種類の16ドット×16ドットのパタ
ーンが発生できる構成となっている。
パターン用ROM803からの出力は、8bitのデータ長を有
しており、その中のMSB(最上位bit)は、後段で説明す
るパターン合成部111内の制御用信号(HIT信号)として
用いており、ROM803には通常ゼロ,パターンを発生させ
る際は必ずMSBが1となる様データが書き込まれてい
る。
当然、上記のパターン用ROM803は、RAM等を用いても
良い。また、RAM等を用いてもその容量及びアドレスの
ビット割りつけはROMと同様である。
パターン合成部 次に、パターン合成部111について第10図を参照して
説明する。上述の輝度信号生成部108から入力される輝
度信号は、CPUによりレジスター901にセットされた値と
の乗算が乗算器902で行われる。すなわち、CPUは、パタ
ーンを付加する対象の画像データの濃度を第12図に示す
ように実際よりも淡くするように濃度制御することが可
能である。レジスター901は、8bitで構成されている。
すなわち、乗算器902では入力される輝度信号に対して0
/128〜255/128の係数で乗算処理が行われている。
スルーの輝度信号と上述の係数とを乗じた輝度信号
は、セレクター903に入力されHIT信号により切り換えが
行われ出力される。すなわち、この時、HIT信号がHITし
た時は、セレクター903のAに入力される乗算器902から
の出力が選択され、またHITされていない場合は、セレ
クター903のBに入力されるスルーの輝度信号が選択さ
れる様に制御される。
セレクター903で選択された信号は、次にパターン発
生回路110からのパターン信号を付加すべく加算器904で
加算処理が行われる。
Log変換部 加算処理された画像データは次に輝度−濃度変換を行
うべく第1図のLog変換部112で濃度信号に変換される。
このLog変換部112では、ROMを用いたルックアップテー
ブルで行っている。Log変換部112で濃度信号に変換され
た信号は画像を形成すべき単色のプリンター部(例え
ば、レーザビームプリンタ)へ出力される。
第11図(A)は上述の本発明実施例において、カラー
読み取りセンサ101で読み取られるオリジナル原稿の一
例を示し、第11図(B)はそのオリジナル原稿を読み取
って上述のような画像処理を行い、プリンタ部で出力さ
れた結果の一例を示す。なお、色とパターンの関係は第
9図の例を用いている。
第12図(A)〜(D)は上述の本発明実施例の動作を
分かり易く示したものである。すなわち、単色のモノク
ロプリンタ、例えば普通の白・黒プリンタを用いた複写
装置では、同図(A)に示すような赤色のオリジナル原
稿は従来と同じ通常処理時では同図(B)に示すように
一様のグレーにしか印字することができないが、本発明
の実施例の動作指定では同図(C),(D)に示すよう
に、淡いグレーとレッド用のパターンとを合成した状態
で記録出力されるので、白黒印字でも記録された図形パ
ターンからオリジナル原稿が何色であるかを容易に判別
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、入力したカラ
ー画像の色を判別して、判別結果に応じて図形パターン
を表す第1信号を発生し、入力したカラー画像の濃度を
判別して、判別された濃度に応じた第2信号を発生し、
第1信号と第2信号を合成して、入力カラー画像の色お
よび濃度を表す図形パターン信号を出力するので、フル
カラーの記録手段を必要とすることなく、入力したカラ
ー画像の色及び濃度がどのようであったかをユーザが判
別できる形で画像を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のデジタル複写装置における
画像処理装置の全体の回路構成を示すブロック図、 第2図(A),(B)は第1図のカラー読み取りセンサ
ーと駆動パルスを示す構成図とタイミングチャート、 第3図(A),(B)は第2図のセンサ駆動パルスODRV
118a,EDRV119aを生成するCCD駆動パルス発生回路とCCD
駆動パルスを示すブロック図とタイミングチャート、 第4図(A),(B)は第1図の黒補正回路の詳細とそ
の黒補正動作を示すブロック図と概念図、 第5図(A),(B),(C),(D)は第1図の白補
正回路の詳細と、白補正の概念と、白色板に対するデー
タと、白補正の手順を示すブロック図,概念図,フォー
マット図,およびフローチャート、 第6図は第1図の輝度信号発生部の動作を示す概念図、 第7図は第1図の色判別回路の回路構成を示すブロック
図、 第8図は第1図のパターン発生回路の回路構成を示すブ
ロック図、 第9図は第8図のパターン発生回路で発生する色−パタ
ーンの対応の一例を示す図、 第10図は第1図のパターン合成回路の回路構成を示すブ
ロック図、 第11図(A),(B)は本発明実施例により色−パター
変換されたサンプルの一例を示す図、 第12図(A),(B),(C),(D)は通常処理動作
と本実施例のパターン出力処理動作の相違を示す説明図
である。 101……CCD、 102……増幅回路、 104……サンプルホールド回路、 105……A/D変換回路、 108……輝度信号生成部、 109……色判別回路、 110……パターン発生回路、 111……パターン合成回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したカラー画像の色を判別する第1の
    判別手段と、 前記第1の判別手段による判別結果に応じて、図形パタ
    ーンを表す第1信号を発生する第1の発生手段と、 入力したカラー画像の濃度を判別する第2の判別手段
    と、 前記第2の判別手段により判別された濃度に応じた第2
    信号を発生する第2の発生手段と、 前記第1の発生手段により発生された第1信号と前記第
    2の発生手段により発生された第2信号を合成して、入
    力カラー画像の色および濃度を表す図形パターン信号を
    生成する合成手段と、 前記合成手段により合成された図形パターン信号を出力
    する出力手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】入力したカラー画像の色を判別するステッ
    プと、 色の判別結果に応じて、図形パターンを表す第1信号を
    発生するステップと、 入力したカラー画像の濃度を判別するステップと、 判別された濃度に応じた第2信号を発生するステップ
    と、 第1信号と第2信号を合成して、入力カラー画像の色お
    よび濃度を表す図形パターン信号を生成するステップ
    と、 生成された図形パターン信号を出力するステップと、 を有することを特徴とする画像処理方法。
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