JP2814869B2 - 回路基板検査方法および回路基板 - Google Patents

回路基板検査方法および回路基板

Info

Publication number
JP2814869B2
JP2814869B2 JP5075251A JP7525193A JP2814869B2 JP 2814869 B2 JP2814869 B2 JP 2814869B2 JP 5075251 A JP5075251 A JP 5075251A JP 7525193 A JP7525193 A JP 7525193A JP 2814869 B2 JP2814869 B2 JP 2814869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
main surface
circuit
wiring pattern
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5075251A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06260799A (ja
Inventor
裕貴 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP5075251A priority Critical patent/JP2814869B2/ja
Publication of JPH06260799A publication Critical patent/JPH06260799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2814869B2 publication Critical patent/JP2814869B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/42Plated through-holes or plated via connections

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表面実装型回路部品
が実装された実装回路基板の検査を行う回路基板検査方
法、およびこの検査方法を実施するのに適した回路基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】回路部品が実装された実装回路基板にお
いて、回路部品、配線パターン、およびそれらの間の接
続の良否を検査する実装回路基板の検査は、インサーキ
ットテスタ(検査装置)に備わる検査ピン(探針)を回
路部品の端子部分に押し当てることにより従来行われて
いた。図5は、この従来の検査方法を説明する説明図で
ある。実装回路基板10は、回路基板本体2の主面上に
所定の配線パターン3が配設されて成る回路基板1と、
この回路基板1に実装される回路部品4、5とを有して
いる。回路部品4、5に備わるピン4b、5bが、配線
パターン3の所定の部分にハンダ付けされることによ
り、回路部品4、5が回路基板1の所定の位置に実装さ
れている。また、回路部品4、5は、それぞれの本体部
4a、5aが回路基板本体2の表面、すなわち部品面
(第1の主面)2a側に位置するように実装されてい
る。
【0003】回路部品4、5の中のディスクリート部品
4は、回路基板本体2の裏面、すなわちハンダ面(第2
の主面)2bにピン4bの先端部分が露出する回路部品
である。ディスクリート部品4のみが実装された実装回
路基板10においては、ピン4bのハンダ面2bに露出
する部分に、1対の検査ピン6a、6bのそれぞれを押
し当てて接触させることにより、検査が行なわれてい
た。一方、ピン5bがハンダ面2bに露出しない表面実
装部品(表面実装型回路部品)5が実装された実装回路
基板10においては、表面実装部品5のピン5bに検査
ピン6a、6bを押し当てることによって表面実装部品
5の良否の検査が実行されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】表面実装部品5が実装
された実装回路基板10の検査は、上述のような方法で
行われていたので、まず第1に検査ピン6a、6bを、
ハンダ面2bだけではなく部品面2aにも押し当てる必
要があり、検査工程が複雑にならざるを得ないという問
題点があった。また、両面を検査すべく検査装置の治具
を構成する必要があるので、検査装置のコストが高くな
るという問題点があった。
【0005】第2に、近年において表面実装部品5のフ
ァインピッチ化が進行するのに伴い、検査ピン6a、6
bを使った検査が精度良く行うことが困難になるという
問題点があった。このため、検査が行えない部分を残し
たまま出荷せざるを得ないという事態が生まれており、
表面実装部品と配線パターンの間の接触不良が多発しつ
つあるという問題点があった。
【0006】第3に、図6に模式的に示すように、ハン
ダ不良によってピン5bと配線パターン3との間が良好
に接続されていない、いわゆる「リード浮き」の場合に
おいても、検査ピン6a、6bの圧力によって検査の時
点ではピン5bと配線パターン3との間が一時的に接続
されることがあった。このため、本来不良と判定すべき
回路部分を合格と誤判定するという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、簡単な工程で、しかも判定精度
のよい実装回路基板の検査を行い得る回路基板検査方
法、およびこの検査方法を実施するのに適した回路基板
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路基板
検査方法は、複数の表面実装型回路部品を含む複数の回
路部品が回路基板に実装されて成る実装回路基板を検査
する回路基板検査方法であって、(a)第1および第2
の主面を有する電気絶縁体の回路基板本体を準備する工
程と、(b)1対の探針を備え、検査対象物に接触する
当該1対の探針の間の電気的特性を検出することによ
り、当該検査対象物の良否を検査する検査装置を準備す
る工程と、(c)前記複数の回路部品の間を電気的に接
続すべき配線パターンを、少なくとも前記第1の主面に
配設する工程と、(d)実質的に電気導電体のテストパ
ッドを、前記配線パターンの中の前記第1の主面にのみ
配設される部分であって、前記複数の表面実装型回路部
品の間のみを接続する部分に電気的に接続し、かつその
一部が前記第2の主面に露出するように、前記回路基板
本体に設置する工程と、(e)前記複数の回路部品の各
1の本体部が前記回路基板本体の前記第1の主面側に位
置するように、当該複数の回路部品を前記回路基板本体
の所定の位置に実装することにより、実装回路基板を作
成する工程と、(f)前記1対の探針の1を、前記実装
回路基板における前記テストパッドの前記第2の主面に
露出する部分に接触させ、他の1を当該実装回路基板に
おける他の前記テストパッドの前記第2の主面に露出す
る部分、または当該実装回路基板における前記回路部品
の前記第2の主面に露出する部分に接触させることによ
り、当該実装回路基板における前記表面実装型回路部品
または当該表面実装型回路部品に電気的に接続すべき部
分の良否を検査する工程と、を備えている。そして、前
記工程(d)は、(d−1)前記配線パターンの前記部
分と前記回路基板本体とを貫通する貫通孔を形成する工
程と、(d−2)前記貫通孔の内側面に、当該内側面を
覆うように前記配線パターンと同一材料の部材を形成す
る工程と、(d−3)前記部材と前記配線パターンの前
記部分とに接続され、しかもこれらと同一材料で構成さ
れ、前記貫通孔の前記第1の主面への開口部の周りを囲
む円環状に、第1の円形パターンを前記第1の主面に配
設する工程と、(d−4)前記部材に接続され、しかも
当該部材と同一材料で構成され、前記貫通孔の前記第2
主面への開口部の周りを囲む円環状でしかも孤立した島
状に、第2の円 形パターンを前記第2の主面に配設する
工程と、を備える。
【0009】この発明に係る回路基板は、複数の表面実
装型回路部品を含む複数の回路部品を実装すべき回路基
板であって、(a)前記複数の回路部品の各1の本体部
が位置すべき側である第1の主面と、第2の主面とを有
する電気絶縁体の回路基板本体と、(b)前記複数の回
路部品の間を所定の要領で電気的に接続すべき配線パタ
ーンであって、少なくとも前記第1の主面に配設される
配線パターンと、(c)前記配線パターンの中の前記第
1の主面にのみ配設される部分であって、前記複数の表
面実装型回路部品の間のみを接続する部分に電気的に接
続し、前記回路基板本体に設置されるテストパッドであ
って、かつその一部が前記第2の主面に露出する実質的
に電気導電体のテストパッドと、を備えている。そし
て、前記テストパッドが、(c−1)前記配線パターン
の前記部分と前記回路基板本体とを貫通する貫通孔と、
(c−2)前記貫通孔の内側面に、当該内側面を覆うよ
うに前記配線パターンと同一材料の部材で形成された部
材と、(c−3)前記部材と前記配線パターンの前記部
分とに接続され、しかもこれらと同一材料で構成され、
前記貫通孔の前記第1の主面への開口部の周りを囲む円
環状に、前記第1の主面に配設された第1の円形パター
ンと、(c−4)前記部材に接続され、しかも当該部材
と同一材料で構成され、前記貫通孔の前記第2の主面へ
の開口部の周りを囲む円環状でしかも孤立した島状に、
前記第2主面に配設された第2の円形パターンと、を備
る。
【0010】
【作用】この発明における回路基板検査方法では、表面
実装型回路部品を実装する実装回路基板において、この
実装回路基板に配設された配線パターンの中で、回路部
品の本体が位置する第1の主面にのみ配設される部分で
あって、表面実装型部品にのみ接続する部分に電気的に
接続するテストパッドを設ける。テストパッドは実質的
に導電性であって、かつその一部が実装回路基板の第2
の主面に露出する。実装回路基板の検査は、回路部品の
第2の主面に露出する部分とテストパッドの同じく第2
の主面に露出する部分の中の何れかに、検査装置の探針
を接触させることにより行う。このため、探針を常に第
2の主面側にのみ接触させればよいので、検査の工程が
単純となる。また、探針を表面実装部品に接触させる必
要がないので、ファインピッチを有する表面実装部品を
実装した実装回路基板の検査においても、精度の良い検
査が実行し得る。更に、探針によって表面実装部品に圧
力を付加することもないので、表面実装部品と配線パタ
ーンの間の接続不良部分を、見落とすことなく検出する
ことができる。
【0011】この発明における回路基板では、回路部品
の本体が位置すべき第1の主面にのみ配設される配線パ
ターンの部分であって、表面実装型部品にのみ接続する
部分に電気的に接続するテストパッドを有する。テスト
パッドは実質的に導電性であって、かつその一部が実装
回路基板の第2の主面に露出している。このため、この
回路基板に表面実装部品を含む回路部品を実装して成る
実装回路基板の検査が、回路部品の第2の主面に露出す
る部分とテストパッドの同じく第2の主面に露出する部
分の中の何れかに、検査装置の探針を接触させることに
よって実行し得る。このため、実装回路基板の検査が単
純な工程でかつ精度良く行い得る。
【0012】
【実施例】<実装回路基板の構成>図2は、この発明の
実施例における回路基板に表面実装型回路部品が実装さ
れた実装回路基板の構造を示す正面断面図(図2
(a))および平面図(図2(b))である。実装回路
基板20は、回路基板本体12の主面上に所定の配線パ
ターン13が配設されて成る回路基板11と、この回路
基板11に実装される回路部品とを有している。図2に
は、回路基板11に実装された2つの表面実装部品(表
面実装型回路部品)21、22が描かれている。表面実
装部品21、22にそれぞれ備わるピン21b、22b
が、配線パターン13の所定の部分にハンダ付けされる
ことにより、表面実装部品21、22が回路基板11の
所定の位置に実装されている。また、表面実装部品2
1、22は、それぞれの本体部21a、22aが回路基
板本体12の表面、すなわち部品面(第1の主面)12
a側に位置するように実装されている。表面実装部品2
1は例えば表面実装型の容量素子であり、表面実装部品
22は例えば表面実装型の集積回路素子である。配線パ
ターン13は例えば銅材で構成され、例えば良く知られ
るプリント配線技術を用いて形成される。
【0013】配線パターン13を構成するひと続きの部
分配線パターンの中で、表面実装部品同士のみを接続
し、かつ部品面12a上にのみ配置される部分配線パタ
ーンには、テストパッドが設けられている。図2の例で
は、表面実装部品21および22の間のみに接続する部
分配線パターン13aに、テストパッド15が設けられ
ている。
【0014】図3はテストパッド15の構造を示す部分
断面斜視図(図3(a)、図3(c))および側面断面
図(図3(b))である。回路基板11には、部分配線
パターン13aおよび回路基板本体12を貫通する貫通
孔15aが設けられている。貫通孔15aの内側面15
bには配線パターン13と同じ材質の鍍金15cが施さ
れている。部品面12aおよび回路基板本体2の裏面、
すなわちハンダ面(第2の主面)12bへの貫通孔15
aの開口部には、配線パターン13と同じ材質であって
所定の径を有する円形パターン15d、15eがそれぞ
れ設けられている。これらの鍍金15c、円形パターン
15d、15eは、導電体であってしかも部分配線パタ
ーン13aと電気的に接続されている。
【0015】配線パターン13をプリント配線技術を用
いて形成する際には、それに先だって回路基板本体12
の主面上の全面に渡ってあらかじめ銅鍍金が施される。
回路基板本体12の所定の位置にあらかじめ貫通孔15
aを設けることにより、この銅鍍金の際に鍍金15c、
および円形パターン15d、15eを同時に形成するこ
とができる。
【0016】すなわち、テストパッド15それ自体は、
従来知られるスルーホールあるいはバイアホールと同様
の構造を有し、かつ同様の方法で形成することができ
る。しかしながら、スルーホールはディスクリート部品
の接続を目的としたものであり、また、バイアホールは
回路基板本体12における2つの主面に配設された配線
パターン13の間を電気的に接続する目的で設けられる
ものである。この発明におけるテストパッド15はそれ
らのいずれでもなく、表面実装部品のみを接続しかつ部
品面12aにのみ配設される、配線パターン13の部分
配線パターン13aに設けられることを特徴としてい
る。テストパッド15が設けられるこの位置には、スル
ーホール、バイアホールともに設けられていない。すな
わち、スルーホール、またはバイアホールによって、テ
ストパッド15の代用とすることはできない点に注目さ
れたい。テストパッド15によって、後述するように、
実装回路基板20の検査を高い効率、精度をもって実行
することが可能となる。
【0017】テストパッド15の寸法、すなわち円形パ
ターン15d、15eの外径A、C、および内径Bに関
する2通りの代表例を表1に掲げる。比較的小径のもの
を、仮にミニバイヤと称し、それより大径のものをミド
ルバイヤと称している。
【0018】
【表1】
【0019】なお言うまでもなく、実装回路基板20に
は、表面実装部品だけではなく、それに加えてディスク
リート部品が実装されていてもよい。
【0020】<検査の方法>上述の実装回路基板20を
形成した後に行う、実装回路基板20の検査方法につい
て述べる。図1および図4は、この検査方法を示す説明
図である。検査ピン6a、6bを備えるインサーキット
テスタ(検査装置)6は、装置本体6cにおいて、検査
ピン(探針)6a、6bの間の抵抗、容量、誘導、イン
ピーダンス、電圧等の電気的特性の検出を行う。
【0021】図1には、表面実装部品22が有する1対
のピン22bに接続する部分配線パターン13aがいず
れも、他の表面実装部品にのみ接続されており、かつ部
品面12aにのみ配設されている例を示している。従っ
て、これらの部分配線パターン13aには、テストパッ
ド15が設けられている。実装回路基板20上にある表
面実装部品22の特性の良否、あるいは表面実装部品2
2と部分配線パターン13aとの接続の良否の検査は、
検査ピン6a、6bをハンダ面12bの側から2つのテ
ストパッド15にそれぞれ押し当てることによって実行
される。この検査において、表面実装部品22が本来有
する所定の電気的特性が検出されるならば、表面実装部
品22それ自体、表面実装部品22と部分配線パターン
13aとの接続のいずれもが良好であると判定し得る。
逆に所定の電気的特性が得られなければ、それらの何れ
かが不良であると判定し得る。この場合には、不良原因
が何れであるかが目視等によって更に追求され、処分、
交換、修復などの所定の処置が構じられる。
【0022】図4は、実装回路基板20上にあるディス
クリート部品23の特性の良否を検査する方法を示して
いる。配線パターン13に接続するスルーホール16が
有する貫通孔にピン23bを貫通させ、かつピン23b
をスルーホール16にハンダ付けすることによって、デ
ィスクリート部品23が回路基板11の所定の位置に実
装されている。ディスクリート部品23の検査は、ハン
ダ面12bの側から検査ピン6a、6bを、ハンダ面1
2bに露出するピン23bの先端部に押し当てることに
より実行される。
【0023】図4には、実装回路基板20に実装されて
いる表面実装部品22の検査方法をも同時に示してい
る。表面実装部品22では、1対のピン22bに接続す
る配線パターン13の中で1つは他の表面実装部品21
にのみ接続されており、他の1つはディスクリート部品
23に接続されている。検査ピン6a、6bを、表面実
装部品22の1つのピン22bと、他方のピン22bに
配線パターン13で接続されるディスクリート部品23
の1つのピン23bとに、ハンダ面12bの側からそれ
ぞれ押し当てることにより、表面実装部品22の特性の
良否、および表面実装部品22と配線パターン13との
間の接続の良否の検査が実行される。
【0024】以上の例に示したように、この実施例の検
査方法では、検査ピン6a、6bを、テストパッド1
5、またはディスクリート部品のハンダ面12bに露出
するピンに、ハンダ面12bの側から押し当てることに
よって、実装回路基板20上にある表面実装部品21、
22等、およびそれらと配線パターン13との接続状態
に関する検査が実行される。検査ピン6a、6bを部品
面12aの側には押し当てる必要がなく、ハンダ面12
bの側にのみ押し当てれば良いので、検査工程が従来の
方法よりも単純で効率がよい。また、従来の方法と異な
り、表面実装部品21等のピン21bに検査ピン6a、
6bで押し当てる必要がないので、ファインピッチを有
する表面実装部品21等の検査が容易に行い得る他、検
査ピン6a、6bの圧力によって、ピン21b等と配線
パターン13との間の接続不良を見落とす恐れもない。
【0025】
【発明の効果】この発明の回路基板検査方法では、回路
基板にあらかじめテストパッドを設け、このテストパッ
ドを用いて、検査装置の探針を回路基板の第2の主面側
に接触させることにより、表面実装型回路部品を実装す
る実装回路基板の検査を実行する。このため、探針を第
1および第2の主面側の双方に接触させる必要がないの
で、単純な工程で検査を実行し得る効果がある。また、
探針を表面実装型回路部品に接触させる必要がないの
で、ファインピッチを有する表面実装部品を実装した実
装回路基板の検査においても、精度の良い検査を実行し
得る効果がある。更に、探針が表面実装部品に圧力を付
加することがないので、表面実装部品と配線パターンの
間の接続不良部分を検出し損なうことなく、精度のよい
検査を実行し得る効果がある。
【0026】この発明における回路基板では、表面実装
型部品にのみ接続し、第1の主面にのみ配設される配線
パターンの部分にテストパッドが設けられている。この
ため、この回路基板に表面実装部品を含む回路部品を実
装して成る実装回路基板の検査が、単純な工程でかつ精
度良く行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における検査方法を示す説明
図である。
【図2】この発明の実施例における実装回路基板の構造
を示す構造図である。
【図3】この発明の実施例におけるテストパッドの構造
を示す構造図である。
【図4】この発明の実施例における検査方法を示す説明
図である。
【図5】従来の検査方法を説明する説明図である。
【図6】従来の検査方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
6 インサーキットテスタ 6a、6b 検査ピン(探針) 11 回路基板 12 回路基板本体 12a 部品面(第1の主面) 12b ハンダ面(第2の主面) 13 配線パターン 15 テストパッド 20 実装回路基板 21、22 表面実装部品(表面実装型回路部品) 23 ディスクリート部品 21a、22a、23a 本体部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表面実装型回路部品を含む複数の
    回路部品が回路基板に実装されて成る実装回路基板を検
    査する回路基板検査方法であって、 (a)第1および第2の主面を有する電気絶縁体の回路
    基板本体を準備する工程と、 (b)1対の探針を備え、検査対象物に接触する当該1
    対の探針の間の電気的特性を検出することにより、当該
    検査対象物の良否を検査する検査装置を準備する工程
    と、 (c)前記複数の回路部品の間を電気的に接続すべき配
    線パターンを、少なくとも前記第1の主面に配設する工
    程と、 (d)実質的に電気導電体のテストパッドを、前記配線
    パターンの中の前記第1の主面にのみ配設される部分で
    あって、前記複数の表面実装型回路部品の間のみを接続
    する部分に電気的に接続し、かつその一部が前記第2の
    主面に露出するように、前記回路基板本体に設置する工
    程と、 (e)前記複数の回路部品の各1の本体部が前記回路基
    板本体の前記第1の主面側に位置するように、当該複数
    の回路部品を前記回路基板本体の所定の位置に実装する
    ことにより、実装回路基板を作成する工程と、 (f)前記1対の探針の1を、前記実装回路基板におけ
    る前記テストパッドの前記第2の主面に露出する部分に
    接触させ、他の1を当該実装回路基板における他の前記
    テストパッドの前記第2の主面に露出する部分、または
    当該実装回路基板における前記回路部品の前記第2の主
    面に露出する部分に接触させることにより、当該実装回
    路基板における前記表面実装型回路部品または当該表面
    実装型回路部品に電気的に接続すべき部分の良否を検査
    する工程と、 を備え 前記工程(d)は、 (d−1) 前記配線パターンの前記部分と前記回路基
    板本体とを貫通する貫通孔を形成する工程と、 (d−2) 前記貫通孔の内側面に、当該内側面を覆う
    ように前記配線パターンと同一材料の部材を形成する工
    程と、 (d−3) 前記部材と前記配線パターンの前記部分と
    に接続され、しかもこ れらと同一材料で構成され、前記
    貫通孔の前記第1の主面への開口部の周りを囲む円環状
    に、第1の円形パターンを前記第1の主面に配設する工
    程と、 (d−4) 前記部材に接続され、しかも当該部材と同
    一材料で構成され、前記貫通孔の前記第2主面への開口
    部の周りを囲む円環状でしかも孤立した島状に、第2の
    円形パターンを前記第2の主面に配設する工程と、を備
    る回路基板検査方法。
  2. 【請求項2】 複数の表面実装型回路部品を含む複数の
    回路部品を実装すべき回路基板であって、 (a)前記複数の回路部品の各1の本体部が位置すべき
    側である第1の主面と、第2の主面とを有する電気絶縁
    体の回路基板本体と、 (b)前記複数の回路部品の間を所定の要領で電気的に
    接続すべき配線パターンであって、少なくとも前記第1
    の主面に配設される配線パターンと、 (c)前記配線パターンの中の前記第1の主面にのみ配
    設される部分であって、前記複数の表面実装型回路部品
    の間のみを接続する部分に電気的に接続し、前記回路基
    板本体に設置されるテストパッドであって、かつその一
    部が前記第2の主面に露出する実質的に電気導電体のテ
    ストパッドと、 を備え、前記テストパッドが、 (c−1) 前記配線パターンの前記部分と前記回路基
    板本体とを貫通する貫通孔と、 (c−2) 前記貫通孔の内側面に、当該内側面を覆う
    ように前記配線パターンと同一材料の部材で形成された
    部材と、 (c−3) 前記部材と前記配線パターンの前記部分と
    に接続され、しかもこれらと同一材料で構成され、前記
    貫通孔の前記第1の主面への開口部の周りを囲む円環状
    に、前記第1の主面に配設された第1の円形パターン
    と、 (c−4) 前記部材に接続され、しかも当該部材と同
    一材料で構成され、前記貫通孔の前記第2の主面への開
    口部の周りを囲む円環状でしかも孤立した島状に、前記
    第2主面に配設された第2の円形パターンと、を備え
    回路基板。
JP5075251A 1993-03-08 1993-03-08 回路基板検査方法および回路基板 Expired - Fee Related JP2814869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075251A JP2814869B2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 回路基板検査方法および回路基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075251A JP2814869B2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 回路基板検査方法および回路基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06260799A JPH06260799A (ja) 1994-09-16
JP2814869B2 true JP2814869B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=13570821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5075251A Expired - Fee Related JP2814869B2 (ja) 1993-03-08 1993-03-08 回路基板検査方法および回路基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2814869B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200028209A (ko) * 2018-09-06 2020-03-16 주식회사 지로이아이 Psr 적용 쓰루홀 타입 단면 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR20200031816A (ko) * 2018-09-17 2020-03-25 주식회사 지로이아이 쓰루홀 타입 단면형 인쇄회로기판 및 그 제조방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4328349B2 (ja) 2006-11-29 2009-09-09 株式会社日立製作所 残留応力測定方法及び装置
KR101633373B1 (ko) 2012-01-09 2016-06-24 삼성전자 주식회사 Cof 패키지 및 이를 포함하는 반도체 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63153571U (ja) * 1987-03-30 1988-10-07
JPH0425775A (ja) * 1990-05-21 1992-01-29 Hitachi Chem Co Ltd 配線板の検査方法及び装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200028209A (ko) * 2018-09-06 2020-03-16 주식회사 지로이아이 Psr 적용 쓰루홀 타입 단면 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR102151989B1 (ko) 2018-09-06 2020-09-04 주식회사 지로이아이 Psr 적용 쓰루홀 타입 단면 인쇄회로기판
KR20200031816A (ko) * 2018-09-17 2020-03-25 주식회사 지로이아이 쓰루홀 타입 단면형 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR102187538B1 (ko) 2018-09-17 2020-12-07 주식회사 지로이아이 쓰루홀 타입 단면형 인쇄회로기판

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06260799A (ja) 1994-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4252491B2 (ja) 検査機能付きモジュール及びその検査方法。
JP2000088920A (ja) 検査装置用インターフェイスユニット
JPH1164425A (ja) 電子部品における導通検査方法及び装置
JP2814869B2 (ja) 回路基板検査方法および回路基板
KR19980042364A (ko) 반도체 디바이스 시험장치
US5823818A (en) Test probe for computer circuit board test fixture
JPH1010191A (ja) コネクタおよびそれを用いる半導体検査方法ならびに装置
JPS612338A (ja) 検査装置
JPH0829475A (ja) 実装基板検査装置のコンタクトプローブ
JPH0964126A (ja) ウェーハプローバ用接続リング
JP2000074991A (ja) 半導体チップ用パッケージの良否検査方法及びその装置とこれに用いるプローブピン構造
JP3395216B2 (ja) プリント配線板検査治具
JP2000074975A (ja) 基板検査装置および基板検査方法
JP3076424B2 (ja) 回路基板検査方法と検査基板並びに回路基板検査装置
JP3191205B2 (ja) プリント基板の検査装置
JPH10190181A (ja) プリント基板及びその検査方法
JPH088000A (ja) コネクタ
JPS60242379A (ja) プロ−ブカ−ド
JPH0611462Y2 (ja) 基板検査用コンタクトプローブ
JPH026376Y2 (ja)
JPH08254569A (ja) 電子基板用検査治具
JPH10206497A (ja) Ic試験ボードの検査方法及び検査装置及びアダプタ
JPS59206776A (ja) プリント配線板の検査装置
KR19990073390A (ko) 피.씨.비기판에인쇄된미세회로의단선유,무검사방법및그장치
JPH10335396A (ja) Bgaパッケージ搭載のプリント基板およびその検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees