JP2813723B2 - Ic吸着装置 - Google Patents

Ic吸着装置

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JP2813723B2
JP2813723B2 JP3195376A JP19537691A JP2813723B2 JP 2813723 B2 JP2813723 B2 JP 2813723B2 JP 3195376 A JP3195376 A JP 3195376A JP 19537691 A JP19537691 A JP 19537691A JP 2813723 B2 JP2813723 B2 JP 2813723B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は水平搬送方式を採るI
C搬送装置に用いられるIC吸着装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ICの端子ピン導出構造の多様化に伴な
って、IC試験装置のIC搬送機構としてICの自重を
利用して案内レール上を滑走させて搬送する方式から、
真空吸着手段を利用した水平搬送方式を採る傾向にあ
る。つまりX−Y方向に移動する水平移動ヘッドにIC
吸着装置を搭載し、このIC吸着装置にICを吸着して
所定位置からテスト部にICを搬送し、テストを終わっ
たICをテスト部から排出部に搬送する構造のIC搬送
装置が実用されている。 【0003】この発明は水平移動ヘッド等に搭載される
IC吸着装置の改良に関するものである。図2に従来か
ら用いられているIC吸着装置の構造を示す。図中1は
水平移動ヘッドを示す。この水平移動ヘッドはX軸方向
に差渡されたガイドシャフト2に移動自在に支持され、
X軸方向に移動できるように支持されると共に、ガイド
シャフト2は両端部においてY軸方向(紙面に対して垂
直方向)に移動できるように支持される。このようにし
て水平移動ヘッド1はX−Y方向に移動できるように支
持される。水平移動ヘッド1には例えばエアシリンダの
ようなZ軸駆動手段3が取付けられる。つまりZ軸駆動
手段3はX軸とY軸とから成る水平面から鉛直方向に進
退する可動ロッド3Aを有し、可動ロッド3Aの下端に
IC吸着装置を取付けるためのマウント4が取付けられ
る。マウント4は底面にIC吸着装置5を取付ける取付
面4Aを有し、また側面に吸引ポンプ及び開閉弁に連結
するポンプ接続口4Bが設けられる。 【0004】IC吸着装置5はホットチャック5Aと、
このホットチャック5Aの中央に形成した貫通孔5Bに
収納した吸着パッドユニット5Cと、吸着パッドユニッ
ト5Cの先端に取付けられたゴムパッド5Dとによって
構成される。ホットチャック5Aは内部にヒータを内蔵
し、ICを温度試験する場合には所定の温度に加熱さ
れ、吸着したICに温度を印加し、ICの温度が低下し
ないように設けられる。吸着パッドユニット5Cは上端
にネジ部を有するパイプによって構成され、ネジ部をマ
ウント4の取付面に形成したネジ孔に螺入し、吸着パッ
ドユニット5Cをマウント4に取付けると共に、この装
着によって吸着パッドユニット5Cの中空孔はポンプ接
続孔4Bに連通される。吸着パッドユニット5Cの下端
側にゴムパッド5Dが取付けられる。ゴムパッド5Dは
吸盤状に形成され、その先端がホットチャック5Aの吸
着面からわずかに突出され、このわずかな突出部分がI
Cのパッケージの上面に接触し、ICを吸着する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ゴムパッド5Dに吸着
したICをホットチャック5Aの吸着面5Eに接触させ
るにはゴムパッド5Dの突出量はわずかな方がよい。然
し乍らゴムパッド5Dの突出量を小さく採ると、X−Y
駆動機構の平行度の誤差によりICの吸着不能事故や、
ICをIC吸着装置5によって押しつぶしてしまう事故
が起きる不都合がある。 【0006】つまりIC吸着装置5の下降時の停止位置
とICとの間の誤差はゴムパッド5Dの突出量の範囲内
になくてはならない。従ってゴムパッド5Dの突出量を
あまり小さくするとX−Y駆動機構の平行度の誤差をゴ
ムパッド5Dの突出量によって吸収できなくなる。つま
り水平移動ロッド1の位置と載置されたICとの間の距
離が規定より長くなっている場所ではZ軸駆動手段3に
よってIC吸着装置5を降下させた場合、ICにゴムパ
ッド5Dがとどかなくなり、吸着不能となる。このため
IC吸着装置5の停止位置を低く設定したとすると、水
平移動ヘッド1の位置と載置されたICとの間の距離が
規定より小さくなっている場所では、IC吸着装置5を
降下させた場合、IC吸着装置5がICを押しつぶして
しまう事故が起きることになる。 【0007】このような不都合を解消するためにはゴム
パッド5Dの突出量を大きく採り、IC吸着装置の降下
時の停止位置をICの載置面より離れた位置に設定すれ
ばよい。然し乍らこのようにゴムパッド5Dの突出量を
大きく採った場合には、吸着したICをホットチャック
5Aの吸着面5Eに接触させることができない不都合が
ある。従ってこのような場合、X−Y駆動機構の平行度
を調整し直さなくてはならなくなり、その作業は多くの
手間と時間が掛る不都合がある。 【0008】この発明の目的はゴムパッドの突出量を大
きく採り、ICを確実に吸着することができると共に、
吸着したICを確実にホットチャックに接触させること
ができる機能を具備したIC吸着装置を提供しようとす
るものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明では吸着パッド
ユニットを上下に多少移動できるように支持すると共
に、ゴムパッドにICを吸着すると、吸着パッドユニッ
トが空気の吸引力によって吸引されて上方に移動し、こ
の移動によってICをホットチャックに接触させる。 【0010】従ってこの発明によれば吸着パッドユニッ
トに許可した移動量の範囲内でX−Y駆動機構の平行度
の誤差による高低差を吸収することができる。また吸着
したICをホットチャックに確実に接触させることがで
きる。 【0011】 【実施例】図1にこの発明によるIC吸着装置の構造を
示す。図1では水平移動ヘッド及びZ軸駆動装置は省略
して示している。図中4はマウントを示す。マウント4
の下面4AにIC吸着装置5が取付けられる点の構造は
従来の技術と同じである。この発明の特徴とする点の構
造は、ホットチャック5Aに形成した貫通孔5Bに収納
する吸着パッドユニット5Cを、上下に移動できるよう
に支持した点である。図の実施例ではパイプ状の吸着パ
ッドユニット5Cをホットチャック5Aに形成した貫通
孔5Bに上下方向に移動できるように収納すると共に、
吸着パッドユニット5Cの周面に軸芯と平行する方向に
凹溝5Fを形成し、この凹溝5Fにホットチャック5A
の外周面から螺子込んだストッパ5Gの先端を係合さ
せ、凹溝5Fの長さの範囲で吸着パッドユニット5Cを
上下に移動できるように支持した例を示す。凹溝5Fの
上端とストッパ5Gの先端が係合した時に、ゴムパッド
5Dは吸着面5Eよりもわずかに突出し、凹溝5Fの下
端とストッパ5Gの先端が係合した時に、ゴムパッド5
Dは吸着面5Eとほぼ同一面になるようにされる。又凹
溝5Fの左右の縁とストッパ5Gの先端が係合すること
により、吸着パッドユニット5Cの回転は防止される。 【0012】吸着パッドユニット5Cが最下位に位置す
るとき、ゴムパッド5Dはホットチャック5AのIC吸
着面5Eから最大に突出する。吸着パッドユニット5C
が最上位に移動するとゴムパッド5Dの下端はホットチ
ャック5AのIC吸着面5Eとほぼ面一の状態に引き込
まれる。ゴムパッド5DにICが吸着されていない状態
では吸着パッドユニット5Cは自重によって最下位に位
置する。従ってICを吸着するためにIC吸着装置が下
降している状態ではゴムパッド5Dは最大に突出した姿
勢にある。ゴムパッド5DがICに近づき、これと共に
ポンプ接続口4Bに接続した開閉弁(特に図示しない)
を開け、空気の吸引を開始する。空気の吸引が開始され
た状態でゴムパッド5DがICのパッケージに近づきゴ
ムパッド5Dの下端がICのパッケージに接触すると、
空気の吸引力によってICはゴムパッド5Dに吸着され
る。このときZ軸駆動手段の下降が続いていればゴムパ
ッド5Dは貫通孔5Bに向って或る量だけ押し込まれ
る。 【0013】ICがゴムパッド5Dに吸着されると、吸
着パッドユニット5Cの中空孔はICのパッケージによ
って塞がれるから、空気の吸引力は吸着パッドユニット
5Cに掛る。この結果、吸着パッドユニット5Cは空気
の吸引力によって上方に移動し、ゴムパッド5Dに吸着
されてICはホットチャック5AのIC吸着面5Eに確
実に接触され、ICは加熱される。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
IC吸着装置5がICを吸着しようとしている状態では
ゴムパッド5Dがホットチャック5Aの吸着面5Eから
最大に突出した姿勢でICに近づく、従ってIC吸着装
置5はX−Y駆動機構の水平度の誤差によって生じるI
Cまでの高低差があっても、ゴムパッド5Dの移動量に
よってこの高低差を吸収することができる。つまりホッ
トチャック5Aを降下させて停止したとき、IC吸着面
5Eと待機しているICとの間の距離を限りなく0に近
づけて設定しなくても、ゴムパッド5Dの移動量の範囲
内で可及的に離れた距離に設定することができる。 【0015】この結果、X−Y駆動機構の平行度の誤差
により生ずるホットチャック5AとICとの間の高低差
によって、ホットチャック5AがICを押しつぶす事故
或はゴムパッド5DがICにとどかずに吸着できない事
故が起きることはない。またX−Y駆動機構の平行度の
調整を行なわなくてもよいため、製造が容易なIC吸着
装置を提供することができる。また吸着パッドユニット
5Cは回転することがないから、吸着したICの端子を
所定の試験位置に正しく位置付けすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す断面図。 【図2】従来の技術を説明するための断面図。 【符号の説明】 1 水平移動ヘッド 2 ガイドシャフト 3 Z軸駆動手段 4 マウント 5 IC吸着装置 5A ホットチャック 5B 貫通孔 5C 吸着パッドユニット 5D ゴムパッド 5E IC吸着面

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 A.吸着すべきICのパッケージの平面積にほぼ等しい
    面積形状を有する吸着面と、この吸着面の中央にこの吸
    着面から鉛直方向に形成された貫通孔とを具備し、吸着
    したICのパッケージに熱を印加するホットチャック
    と、 B.このホットチャックに形成された貫通孔に収納さ
    れ、周面に軸芯と平行する方向に溝が形成されてあり、
    貫通孔の軸芯方向にわずかに移動できるように支持され
    た吸着パッドユニットと、 C.上記溝に上記ホットチャックの外周面から螺子込ま
    れて、その先端が上記溝内に位置して上記吸着パッドユ
    ニットの回転を阻止するストッパと、 D.この吸着パッドユニットの先端に取付けられ、上記
    ICを吸着するゴムパッドとを具備し、 E.上記ICを吸着していない時は、上記溝の上端が上
    記ストッパと係合して上記ゴムパッドが自重により上記
    吸着面からわずかに突出し、上記貫通孔の上端側から真
    空引きすることにより、上記ゴムパッドは上記ICを吸
    着してから上記吸着パッドユニットが上昇して、上記溝
    の下端が上記ストッパと係合しかつ上記ICの上面が上
    記吸着面と対接するよう、上記吸着パッドユニットのス
    トローク長と上記ゴムパッドの突出長が選定されている
    ことを特徴とする IC吸着装置。
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