JP2813199B2 - 最短距離、最短時間または最低交通費算出装置 - Google Patents

最短距離、最短時間または最低交通費算出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は最短距離、最短時間または最低交通費算出装
置に関し、特にニュートラルネットワークを利用した最
短距離、最短時間または最低交通費算出装置に関する。
[従来の技術] 従来、いわゆるセールスマンの巡回問題としてコンピ
ュータ上の処理の限界を示す課題が存在する。例えば、
一人のセールスマンが10都市を巡回するものとして、そ
の最短経路を捜す場合、単純に順列組合を実施すると、
全ての組合せは10!/2=1,814,400通り有り、それらの経
路をすべてチェックし記憶しておくことは膨大な時間と
メモリとを必要とし実際的ではない。このような装置は
携帯してこそ役に立つのであるが、上記のような理由か
ら小型化・軽量化することが出来ず、また解を得るまで
に時間がかかり即応性に欠けるので、その必要性は認め
つつもほとんど利用されていない。従って、セールスマ
ンに限らず、各種の地域調査、選挙演説会場巡回、選挙
カーの巡回等の各種の巡回訪問において、無駄な時間・
費用・労力・エネルギーを費やすこととなった。
この巡回問題を小型のコンピュータにて迅速に解を求
めることが出来るものとして、ニューラルネットワーク
を利用したものが提案されている(宮沢丈夫:実践!ニ
ューラルネット.ASCII VOL.13,No.1,1989、合原一幸:
ニューラルコンピュータ,東京電機大学出版局,1988、
その他)。
これらはノイマン型デジタルコンピュータによるシミ
ュレーションにて実施している。即ち、各都市と訪問順
序とに基づいて設定されたニューロンにシナプス荷重を
設定し、ニューラルネットの結合に基づいて各ニューロ
ンの状態を変化させてゆき、最後に収束した状態から発
火しているニューロンを求めて、最適な巡回順序を得る
というものであった。この様なニューラルネットはホッ
プフィールド、ボルツマンマシンあるいはガウシアンマ
シンのモデルとして知られているものである。このモデ
ルによれば、膨大な組合を検討する必要はなく時間的に
もきわめて短い時間で、最適な解を出力できる。従っ
て、このモデルを小型のコンピュータに適用すれば、重
量、大きさ及び処理時間の点で実際に利用可能な装置と
なると考えられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、実際の巡回に利用するためには、更に次なる
課題を解決する必要があった。即ち、実際には、各巡回
地点間は直線で移動可能とは限らないので、巡回地点の
位置ばかりでなく、地点間の距離を入力しなくてはな
い。しかもその経路は1つとは限らない。この作業は実
際の地図から曲線である道路の距離を測定してからその
値を入力することを意味し、きわめて煩雑な時間のかか
る作業を使用者に要求することになる。地点間のデータ
が距離でなく、移動時間や交通費であっても同様であ
る。これではニューラルネットワークを利用する意味が
なくなる。
発明の構成 本発明はこの課題を解決し、訪問位置とその間の距
離、時間または交通費データの入力の困難性を解消し
て、ニューラルネットワークの有用性・迅速性を発揮さ
せる最短距離、最短時間または最低交通費算出装置を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために採用された本発明の構成は
次のごとくである。即ち、第1図に例示するごとく、 地図M1と、 地図M1上をタッチすることにより任意の地点の位置デ
ータを入力できる位置入力手段M2と、 地図M1上の経路データとその距離、時間または交通費
データとを記憶する記憶手段M3と、 記憶手段M3に記憶されたデータから、入力された各地
点間の最短距離、最短時間または最低交通費データを選
択する選択手段M4と、 選択手段M4にて選択された各地点間の距離、時間また
は交通費データを用いて、ニューラルネットワークの手
法に基づき、全地点を訪問した場合に最短距離、最短時
間または最低交通費となる地点訪問順序の最適解を求め
る演算手段M5と、 この最適解として求められた地点訪問順序をその実際
の道路に適合させた経路と共に地図M1上に表示する表示
手段M6と、 を備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明は、特に選択手段M4が、記憶手段M3に記憶され
たデータから、入力された各地点間の最短距離、最短時
間または最低交通費データを選択している。従って、本
装置の利用者は、端に地図上の訪問地点をタッチして指
示するだけで、実際の経路に即したデータが自動的に用
意され、その後は演算手段M5がニューラルネットワーク
の手法に基づいて、最短距離、最短時間または最低交通
費となる地点訪問順序の最適解を迅速に求める。
このように利用者は各地点間の実際の距離、時間また
は交通費を調べて最短・最低のものを見つけなくとも、
自動的に実際に即した経済的省力的な経路が得られ、そ
のデータを用いて適切な訪問順序を得ることが出来る。
[実施例] 第2図に本発明の最短距離、最短時間または最低交通
費算出装置の第1実施例を示す。本装置は携帯用にカー
ド型として構成されたものである。
この最短距離、最短時間または最低交通費算出装置1
は、いわゆるシステム手帳にファイルできるように柔軟
なシート3をその一辺に備えている。このシート3がバ
インダ用の係合孔3aを有しているため、システム手帳に
綴じ込むことが可能であり、携帯性を発揮する。
本算出装置1は、その一面に、表示用の液晶パネル
(LCD)5、指示入力用キー7a〜7m及び電源スイッチ9
が配置されている。また、LCD5の表面には透明なタッチ
パネル11が配置されている。
この内部構成は第3図のブロック図に示すごとく、マ
イクロコンピュータ12として構成され、主要部はCPU13,
ROM15,RAM17,及びROMカード19を備えると共に、指示入
力用キー7a〜7m、LCD5及びタッチパネル11の入出力回路
21を備えている。これらの構成はバス23にて送受信可能
に接続されている。
第4図のフローチャートに第1実施例の処理を示す。
本処理は電源スイッチ9がオンされた以後に繰り返し実
行される。
処理が開始されると、まず、初期設定がなされ、各種
変数やフラグの初期値が設定される(ステップ110)。
次にキー入力待となる(ステップ120)。ここで地図選
択キー7jが押されると、LCD5に地域のメニューが表示さ
れる(ステップ130)。メニューに基づいて所定の地域
を選択すると、その地域の地図がLCD5に表示される(ス
テップ140)。次にキー入力待となる(ステップ150)。
ここでスクロールキー7c,7f,7i,7mが押されれば、キー
に表示された矢印方向にLCD5に表示された地図がスクロ
ールする(ステップ160)。従って、LCD5自体は一度に
は限られた地域しか表示できないが、スクロールすれば
幾らでも広い地域の地図を確認でき、正確な指示入力を
することが出来る。
次に訪問地入力キー7aが押されると、タッチパネル11
からの地点の読込が開始される(ステップ170)。LCD5
による地図の表示位置とタッチパネル11の検出地域範囲
とは連動して常に一致するように演算されているので、
地図を見ながら該当位置をペンで押圧すれば、地図上の
地点が訪問地点として入力されることになる。勿論、こ
のステップ170の処理中もスクロールキー7c,7f,7i,7mで
地図のスクロールは可能である。
終了キー7gが押されるまで、訪問地点が入力可能とさ
れ、終了キー7gが押されると(ステップ180)、入力し
た地点を確認するための表示がなされる(ステップ19
0)。訂正が有れば訂正キー7hを押せば(ステップ200)
再度タッチパネル11からの地点の読込が開始される(ス
テップ170)。
次に、処理の種類の指示が求められる(ステップ21
0)。即ち、最短距離、最短時間または最低交通費のい
ずれを求めるかがメニューでLCD5に表示される。最短距
離キー7bを押せば、ステップ170にて入力した各地点間
の移動のための最短距離がROM15あるいはROMカード19に
記憶されている経路データから、各地点間を結ぶ実際の
道路をチェックして、最短距離の経路を検索して記憶す
る。この検索の仕方は例えば次の様に実施される。
即ち経路が実線と破線で表される第8図の2地点P1,P
2間の最短距離の経路を求める場合、P1が存在する経路T
1−T2をP1で2つに分割し、いずれの経路が地点P1から
みてP2に近付くことになるのかを判定する。図ではP1
T1もP1→T2も近付くか離れるかについては大きな差はな
いので、両方が選択される。次に経路の末端T1,T2から
出ている経路の内、いずれがP2に近付くかを判定する。
こうして選択して行くと、実線で示したごとく、 P1
→T1→T3→T4→T6→P2, P1→T1→T3→T5→T4→T6
P2, P1→T2→T7→T8→T6→P2の3つ経路が選び出され
る。このうち最短距離は、 P1→T1→T3→T4→T6→P2
であることが各経路の距離を加算することにより判明す
る。
同様に最短時間キー7dまたは最低交通費7eを押せば、
それぞれ各地点間の移動のための経路を1つまたは2つ
以上求めて、その内で、最短時間または最低交通費とな
る経路を見つけ記憶する(ステップ230,240)。この2
地点間の組合せは、例えば10地点であれば10×9/2=45
通りであり、45回の検索処理でよいことになるので処理
も短い時間で済む。またメモリに45個のデータを記憶し
ておくだけでよく、メモリ容量も少なくて済む。
次にこれらのデータに基づいて、ニューラルネットが
構成される(ステップ250)。ホップフィールドのモデ
ルに基づくと次のようになされる。勿論、他のモデルで
あるボルツマンマシンあるいはガウシアンマシンを適用
してもよい。尚、このモデルによる演算式の導出は良く
知られているので、以下の説明では式を導くための詳細
な計算は省略する。ただし演算式自体は予め求めてROM1
5またはROMカード19中に格納されているので、ニューラ
ルネットの構成にあたってはニューロンの数及び必要に
応じて各定数を決定すればよい。
i番目のニューロンの出力Viは次のように表される。
Vi=(1/2)・{1+tanh(x/μ)} ……(1) ただし、 N:ニューロンの数。例えば10地点であれば10地点を行に
対応させ、訪問順位を列に対応させた10×10のマトリッ
クスで表される100個のニューロンを用いる。
i,j:i番目のニューロンからj番目のニューロンへの
シナプス荷重。ただしTi,i=0。
Ii:i番目のニューロン固有の閾値。
μ0:ニューロンの入出力関係を決める定数。
更にシナプス荷重が対称性を有すると、Ti,j=Tj,i
であり、各ニューロンは非同期に状態を替え得るとする
と、エネルギーEが次のように定義される。
このエネルギーEはニューロンの状態変化にともなっ
て、自発的に減少して行く性質を有することが既にホッ
プフィールドにより証明されている。
式(2)をX成分とY成分とを有するニューロンの2
次元配列に表すと、エネルギーEは次のように表され
る。
次に「各地点は1度だけ訪問する」、「同時に2地点
を訪問することはない」との条件から、次なる評価関数
が求められる。
ここでA,B,Cは定数である。
更に巡回経路の総和は下式で表される。
ただし、dXX=O,Dは定数である。
従って、E≡E1+E2とすると、中間の処理は省略する
が、下式のごとく整理される。
Xi,Yj=−AδXY(1−δij) −Bδij(1−δXY) −C −DdXY(δj,i+1+δj,i−1) ……(6) IXi=Cn ……(7) ただしi≠jのときδij=0,i=jのときδij=1で
ある。
次にデジタルコンピュータに適用するために、時間的
に離散化し、デジタル的なモデルを求めると、前記式
(1)は次のようになる。
VXi(k)=(1/2)・{1+tanh(UXi(k)/
μ)} ……(9) 前記(6),(7)式を上記(8),(9)式に代入
することにより、下式が求められる。
VXi(k)=(1/2)・{1+tanh(UXi(k)/μ)} ……(11) こうして巡回用のニューラルネット入出力関数が完成
する。
この内、VXi(k),UXi(k)の初期値VXi(0),UXi
(0)については、手法が確立されていないので、適当
と思われる値を設定しても良いし、実際に演算させてみ
て、予め適当と考えられる値を決定しておいてもよい。
定数n,A,B,C,D,μについても同様である。
そして、このニューラルネット入出力関数(10),
(11)のkをインクリメントしながら、順次計算して各
ニューロンの状態VXi(k)が収束するのを検出する
(ステップ260)。kの所定回数のインクリメント及び
計算の後、各列・各行に発火したニューロン(V
Xi(k)>0.8)が各1つになった場合に収束したもの
と判断する(ステップ270)。収束していなければ、ニ
ューロンの発火状況に合わせて各定数を適当に変更して
(ステップ280)、再度計算しなおす。
収束した場合、各列iを順番に読んで行き、各列iで
発火している訪問地番号Xを順にRAM17中の配列に格納
し、訪問地の訪問順序を得る(ステップ290)。次にLCD
5に表示した地図上の訪問地に識別できるマークを表示
する。例えば訪問順に…といった表示を行う。更
にその訪問地間にステップ220〜240にて検索しておいた
最短距離、最短時間または最低交通費の経路の内、訪問
の順序に沿ったものだけが表示される(ステップ)。
次いで、キー入力待となり(ステップ310)、「次の
処理」のキー7kが押されれば、ステップ120の処理に戻
る。「終了」のキー7gが押されれば処理は終了する。
この様にして最適な経路が判明し、時間、労力、エネ
ルギー、経費の無駄なく経路を巡回することが可能とな
る。
第2実施例として交通手段を選択するステップを備
え、その交通手段での各地点間の最短距離、最短時間ま
たは最低交通費データを選択するようにしてもよい。
例えば、第4図のフローチャートのステップ200とス
テップ210との間に、第5図に示す処理を実施すること
により、交通手段を選択することが出来る。即ち、徒
歩自動車公共交通機関(バス,電車等)といったメ
ニューをLCD5に表示し、スクロールキー7c,7f,7i,7mに
てカーソルを移動させていずれかを選択させる(ステッ
プ510)。その結果により、ステップ220〜240にて用い
られるROM15またはROMカード19内のデータ群のポインタ
を切替る(ステップ520〜540)。このことにより以後の
ステップ220〜240にては、ポインタの設定に応じて、徒
歩、自動車あるいは公共交通機関による移動の際の各地
点間の距離、時間、交通費(徒歩は通常無料)データが
用いられ、その最短・最低の値が選択される。
この様にして第2実施例によれば種々の交通手段にも
対応でき、単に選択するだけで自動車ばかりでなく徒
歩、電車、バスによる移動にても最適な解を得ることが
出来る。
第3実施例として、距離、時間または金額データを入
力する制限データ入力ステップを備え、この制限データ
以内に到達できる地点も表示するようにしてもよい。例
えば、第4図のフローチャートのステップ290とステッ
プ300との間、あるいはステップ300の直後に、第6図に
示す処理を実施することにより、制限データ以内に到達
できる地点も表示することが出来る。即ち、メニューに
より制限データが距離、時間、交通費のいずれであるか
ということと、その値がいくつかということを入力させ
る(ステップ610)。それが「距離」で有れば出発点か
ら現在の訪問地までの距離が、ステップ290で求められ
た順番をたどって積算されていく(ステップ620)。現
時点の積算距離が制限距離以内と判定されれば(ステッ
プ630)、次の訪問地の有無が判定される(ステップ64
0)。有れば今の訪問地と次の訪問地との間の距離が今
までの積算値に加算される(ステップ620)。こうして
制限距離以上の地点に達するかあるいはその前に訪問地
が終了すると、制限内地点の表示がなされる(ステップ
650)。この表示は制限距離内と外とで、経路の表示パ
ターンや色を変更してもよく。制限距離内に到達できな
い訪問地については点滅表示として識別できるようにし
てもよい。
他の制限データを設定した場合も同様であり、時間的
制限が有ればステップ660〜680の処理により、時間的に
巡回できない訪問地が判明する。また交通費的に制限が
ある場合はステップ690〜710の処理により、費用的に巡
回できない訪問地が判明する。この制限データの選択
と、前に実行されているステップ210〜240の選択とは別
個のものであり、最短距離の経路を求めから(ステップ
220)その経路にて費用に合わせて到達できる地点を確
認できるし(ステップ690〜710,650)、最低の交通費と
なる経路を求めてから(ステップ240)その経路にて所
定時間内に到達できる地点が確認できる(ステップ660
〜680,650)。勿論、その他の組合せを選ぶこともでき
る。
このことにより、自分の持ち時間、自動車の修理時
期、あるいは所持金等の自己の能力にあわせて、計画を
立てて訪問することが可能となる。
第4実施例として、一部の経路を選択するステップを
備え、特定の経路は必ず通過するようにししたり、ある
いは逆に通過しないようにしてもよい。例えば、第7図
に示すような処理(ステップ750〜770)をステップ200
とステップ210との間に設けて、強制的に排除あるいは
通過する経路を指定する。即ち、経路に対する指示が有
るか否かとそれはどの地点間であるのかをメニューによ
り入力させる(ステップ750)。有れば、その地点間の
経路を表示してスクロールキー7c,7f,7i,7mにてカーソ
ルを移動させて経路を選択させ、同時に排除か通過かを
指示させる(ステップ760)。更に他の地点間で指示す
る必要が有れば(ステップ770)、ステップ760の処理に
戻る。無ければ次の「処理の種類」の選択(ステップ21
0)に移る。
この様に、経路に対して排除あるいは通過を指示でき
るので、工事中等で通行止めであったりする経路を避け
た適切な経路を得ることが出来き、臨機応変に対処でき
る。また宣伝カーを兼ねている場合、宣伝が効果的であ
る経路を必ず通過するように出来る。
上記ステップ170にて地点の指示を実施したが指示点
が経路上の位置でなければ、指示地点から一番近い経路
上の一番近い地点を用いて以後の処理を実施すればよ
い。
上記各実施例で、更に各地点間または全地点巡回に要
する最短距離、最短時間または最低交通費の数値そのも
のを地図上の経路表示とは別に表示してもよい。
また上記各実施例は矛盾のない限り、種々組み合わせ
て実施することが出来る。
更に本実施例では、ニューラルネットをノイマン型デ
ジタルコンピュータによるシミュレーションにて実施し
ているが、ニューラルネットをアナログ的にハードウェ
ア化したLSI等を使用することも可能である。
上記各実施例において、LCD5が地図M1及び表示手段M6
に該当し、タッチパネル11が位置入力手段M2に該当し、
マイクロコンピュータ12が選択手段M4及び演算手段M5に
該当し、ROM15またはROMカード19が記憶手段M3に該当す
る。
発明の効果 本発明によれば、単に地図上の位置を入力するだけで
実際の経路に照らして、最短距離、最短時間または最低
交通費を簡便、迅速に算出することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成例示図、第2図は実施例装
置の外観斜視図、第3図はそのブロック図、第4図は第
1実施例の処理内容のフローチャート、第5図は第2実
施例の処理内容の一部を示すフローチャート、第6図は
第3実施例の処理内容の一部を示すフローチャート、第
7図は第4実施例の処理内容の一部を示すフローチャー
ト、第8図は最短経路検索の説明図を表す。 M1……地図、M2……位置入力手段 M3……記憶手段、M4……選択手段 M5……演算手段、M6……表示手段 5……液晶パネル(LCD)、11……タッチパネル 12……マイクロコンピュータ、15……ROM 19……ROMカード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 29/10 G01C 21/00 G08G 1/0969

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地図と、 地図上をタッチすることにより任意の地点の位置データ
    を入力できる位置入力手段と、 地図上の経路データとその距離、時間または交通費デー
    タとを記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶されたデータから、入力された各地点間
    の最短距離、最短時間または最低交通費データを選択す
    る選択手段と、 選択手段にて選択された各地点間の距離、時間または交
    通費データを用いて、ニューラルネットワークの手法に
    基づき、全地点を訪問した場合に最短距離、最短時間ま
    たは最低交通費となる地点訪問順序の最適解を求める演
    算手段と、 この最適解として求められた地点訪問順序をその実際の
    道路に適合させた経路と共に地図上に表示する表示手段
    と、 を備えたことを特徴とする最短距離、最短時間または最
    低交通費算出装置。
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電子情報通信学会論文誌D−2,Vol.72,No.10 p.1713−1722

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1082655A (ja) * 1994-10-13 1998-03-31 Roehm Properties Bv 携帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成装置

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JPH02304587A (ja) 1990-12-18

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