JP3497025B2 - ナビゲーション表示方法,および,装置 - Google Patents

ナビゲーション表示方法,および,装置

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JP3497025B2
JP3497025B2 JP25855595A JP25855595A JP3497025B2 JP 3497025 B2 JP3497025 B2 JP 3497025B2 JP 25855595 A JP25855595 A JP 25855595A JP 25855595 A JP25855595 A JP 25855595A JP 3497025 B2 JP3497025 B2 JP 3497025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ナビゲーション表
示方法および装置に関する。人工衛星を利用して位置を
測定するGPS装置(グローバルポジショニング装置)
は,現在地を正確に知ることができる。旅行に際してG
PS装置を携帯すれば,見知らない土地で道に迷った場
合でも旅行者は現在地を簡単に知ることができる。
【0002】
【従来の技術】従来,旅行者は,道に迷った時,道を人
に聞いたり,カンバン等のなんらかの手段でおおよその
現在地を確認して地図をたよりに目的地に至る経路を探
すしか方法がなかった。また,目的地までの交通手段を
求める時は,時刻表により目的地までの経路,交通手段
を調べたり,交通センタ等で運行時間,運賃,乗り継ぎ
の便等を聞いて求める等の方法をとるしかなかった。
【0003】また,従来,GPS装置を利用して旅行者
に現在地および旅行に必要な情報を知らせる装置はあっ
たが,旅行者のいる位置および付近のホテル,レストラ
ン,美術館等の観光情報のみを提供するもので,目的地
に至る交通手段,所要時間,運賃等を検索して表示する
ものはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように,旅行者に
現在地を知らせる従来の携帯型ナビゲーション装置は,
現在地の他には,その付近の観光情報を提供するだけで
あり,目的に至るまでの経路,交通手段,運賃,時間等
の旅行に必要な情報は提供されなかった。そのため,旅
行者は,現在地から目的地までの経路,運賃,時間等は
地図,時刻表,運賃表をもとに経路を求め,所要時間,
運賃を計算するしか方法がなかった。
【0005】本発明は,GPS装置を利用して,旅行者
が現在地から次の目的地までの経路を自動的に求め,所
要時間,運賃等を自動的に計算して表示する携帯型ナビ
ゲーション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のナビゲーション
表示方法は,ナビゲーション装置が,GPS受信情報に
基づき現在地を特定する現在地特定ステップと,ユーザ
の指示する目的地の位置を受け付ける入力ステップと,
前記現在地の所定範囲内に存在する複数の交通機関の利
用開始地点,前記目的地の所定範囲内に存在する複数の
交通機関の利用終了地点,および,現在地から目的地ま
での移動経路および移動時間を検索する経路検索ステッ
プと,前記複数の利用開始地点,前記複数の利用終了地
点,前記移動経路とともに,少なくとも前記現在地から
利用開始地点まで移動する時間が識別できるように前記
移動時間を画面表示する表示ステップとを備えるように
した。さらに,本発明のナビゲーション装置は,GPS
受信情報に基づき現在地を特定する現在地特定手段と,
ユーザの指示する目的地の位置を受け付ける入力手段
と,前記現在地の所定範囲内に存在する複数の交通機関
の利用開始地点,前記目的地の所定範囲内に存在する複
数の交通機関の利用終了地点,および,現在地から目的
地までの移動経路および移動時間を検索する経路検索手
段と,前記複数の利用開始地点,前記複数の利用終了地
点,前記移動経路とともに,少なくとも前記現在地から
利用開始地点まで移動する時間が識別できるように前記
移動時間を画面表示する表示手段とを備えるようにし
た。
【0007】図1は,本発明の基本構成である。図1に
おいて,1は携帯型ナビゲーション装置である。
【0008】2はGPS情報受信部であって,人工衛星
から送られてくる位置(緯度,経度,高度),時刻を与
える情報を受信するものである。3は入力部であって,
目的地等を入力するものである。
【0009】4は地図情報保持部であって,地名と緯
度,経度の対応,および地図を保持するものである。5
は交通機関情報保持部であって,交通経路,時刻表,運
賃表等を保持するものである。
【0010】6は地図情報処理部であって,GPS情報
より得られる現在地(緯度,経度)をもとに地図情報保
持部4を検索し,現在地の地名,現在地付近の地図,目
的地の緯度,経度,目的地付近の地図等を求めるもので
ある。
【0011】7は経路情報作成部であって,現在地から
目的地までの経路を求め,所要時間,運賃等を計算する
ものである。8は表示部であって,地図,経路,所要時
間,運賃等を表示するものである。
【0012】経路情報作成部7において,20は経路選
択部であって,現在地から目的地までの経路を求めるも
のである。
【0013】21は移動時間計算部であって,交通機関
情報保持部5の保持する時刻表等をもとに,求められた
経路により目的地に至るまでの所要時間を計算するもの
である。
【0014】22は運賃計算部であって,求められた経
路により目的に到達するのに必要な運賃を計算するもの
である。図1の本発明の基本構成の動作は後述する。
【0015】図2は本発明において表示された地図の例
と,表示された経路情報の例である。図2において,
(A)は表示画面に表示された地図の例である。
【0016】(B)は地図の例(A)における現在地2
4から目的地25に至る選択された経路,および操作を
指示するメニューの表示である。23は表示画面であ
る。
【0017】23’は選択経路を表示するウィンドウで
ある。23”はメニューを表示するウィンドウである。
24は現在地である。
【0018】25は目的地である。26は駅である。2
7はバス停である。
【0019】28は駅である。29はバス停である。G
PS情報受信部2は人工衛星から送られてくる,緯度,
経度,高度,時刻の情報を受け取る。地図情報処理部6
はGPS受信部2から現在地の緯度,経度を受け取り,
地図情報保持部4を検索する。そして付近の地図を求
め,表示部8に現在地付近の地図を表示する。また,地
図情報処理部6は,入力部3により入力された目的地の
地名(市町村名等)をもとに地図情報保持部4を参照
し,目的地付近の地図を求め,表示部8に表示する。図
2は,現在地と目的地が同一地図上にある場合を例示す
る。現在地と目的地が同一地図上にない場合には,両者
をウィンドウ表示するか,もしくは選択的に表示でき
る。また,現在地および目的地周辺の地図は,表示範囲
が何段階かに変更が可能として,利用しやすいようにす
る。
【0020】そこで,経路情報作成部7は地図情報処理
部6の求めた現在地24と目的地25について地図情報
保持部4を検索して,現在地24の最寄りのバス停27
と駅26,および目的地25の最寄りのバス停29と駅
28とをそれぞれ近いものから順に数個求め,求めた
駅,バス停を点滅表示等でその位置がわかるように表示
する。さらに,経路選択部20は交通機関情報保持部5
を参照して,バス停27のある路線名,バス停29のあ
る路線名,駅26のある路線名,駅28のある路線名を
求める。そして,バス停27からバス停29までをバス
で行く路線,および駅26から駅28までの路線が求ま
る。その際,乗換え駅等があれば乗換駅に接続される路
線名等を参照して,乗換駅を経由する現在地24から目
的地25までの経路を求める。また,移動時間計算部2
1は交通機関情報保持部5に保持されている時刻表をも
とに求められた経路で現在地24から目的地25に至る
までの所要時間を計算する。
【0021】さらに,運賃計算部22は交通機関情報保
持部5に保持されている運賃表をもとに現在地24から
目的地25に行くのに要する運賃の合計を計算する。経
路情報作成部7は,求められた経路のうち現在地から目
的地までの距離の短いもの数個を表示部8に表示する。
図2の例の場合には,現在地24から徒歩でバス停27
まで行き,バス停27からバス停29までをバスで行く
経路,および現在地24から駅26まで徒歩で行き,駅
26から駅28まで鉄道で行く経路が求められ,選択経
路のウィンドウ23’が開かれ,表示される。その時,
現在地24から目的地25までの所要時間,運賃も表示
する。さらに,このようにして選択された経路から,所
要時間,運賃,経路等を選択する条件を狭めることも可
能である。
【0022】あるいは,距離により選択されなかった経
路についても,利用者の指定により必要に応じて選択す
ることも可能である。このようにして,利用者は多数の
経路のうちから目的に応じた経路を選択できる。
【0023】また,上記のように表示された現在地およ
び目的地の地図の表示画面上で,最寄りのバス停および
駅をカーソル指定等で点として求め,指定されたバス
停,駅を条件に経路を求めることも可能である。
【0024】本発明の携帯型ナビゲーション装置によれ
ば,旅行者は現在地を自動的に知ることができ,目的地
までの経路も自動的に求まり,所要時間,運賃等も自動
的に計算して表示される。そのため,旅行計画が容易に
なり,交通手段の突然の事故等で経路を変更しなければ
ならないような場合にも代替経路を簡単に求めることが
できる。また,旅行先で道に迷った場合にも,現在地が
すぐに分り,目的地に行く経路を簡単に求めることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】図3は本発明のシステム構成の実
施例である。図3において,31は携帯型ナビゲーショ
ン装置である。
【0026】32はGPS受信部である(GPS情報受
信部に同じ)。33はインタフェースであって,GPS
受信部とのインタフェースである。34はメモリであ
る。
【0027】35は情報保持部であって,地図情報,交
通機関情報等のファイルを保持するものである。36は
処理手段保持部であって,地図情報処理部,経路情報作
成部等を保持するものである。
【0028】37は作業領域であって,経路選択,時間
計算,料金計算等の処理をするための領域である。42
はバスである。
【0029】43は表示処理部である。44はディスプ
レイであって,液晶ディスプレイ(LCD)等である。
45は入力装置である。
【0030】45’は入力処理部である。51は情報取
り込み処理部であって,CDROM等に記録されている
地図情報等の情報を取り込むものである。あるいは,情
報取り込み処理部51は電話回線等の公衆回線を介して
得ることのできる特急の指定席,航空券等の予約状況等
の情報を受け取るものである。あるいは,有線もしくは
無線により得ることのできる交通情報を取り込むもので
ある。あるいは,マニュアル操作により入力された交通
情報を取り込むものである。
【0031】53はモデムである。53’はモデムイン
タフェースである。54は電話回線接続部であって,電
話回線に接続する端子である。
【0032】61はCDROMインタフェースであっ
て,CDROM装置とのインタフェースである。61’
は,CDROMであって,市町村名と緯度,経度の対
応,地図データ等を保持するものである。
【0033】62はデジタル情報サービス受信部であっ
て,無線もしくは有線でサービスされるバス時刻表等,
運行状況等を受信するものである。62’はインタフェ
ースであって,デジタル情報サービス受信部62とのイ
ンタフェースである。
【0034】62”は信号入力部であって,デジタル情
報サービス受信部62の信号入力部である。無線であれ
ばアンテナ,有線であれば接続端子等である。図3の構
成の動作は後述する。
【0035】図4は本発明の実施例である。図4におい
て,32はGPS情報受信部である。
【0036】32’は受信アンテナである。34は情報
保持部であって,メモリである。36は処理手段保持部
であって,メモリである。
【0037】43は表示処理部である。44はディスプ
レイであって,液晶表示装置(LCD)等である。45
は入力装置である。
【0038】51は情報取り込み処理部である。処理手
段保持部36において,71は場所情報変換部であっ
て,地名に基づいて市町村名ファイル81を参照して緯
度,経度を求め,またその反対に緯度,経度に基づいて
市町村名ファイル81を検索して対応する市町村名を求
めるものである。
【0039】72は地図情報処理部であって,緯度,経
度により地図ファイルを検索して地図を求めるものであ
る。73は経路情報作成部である。
【0040】74は最寄りのバス停駅検索処理部であっ
て,現在地および目的地の最寄りのバス停を検索するも
のである。75は交通機関経路検索部であって,現在
地,目的地の最寄りの駅,路線名,および路線の乗換駅
と接続路線名を検索するものである。
【0041】76は移動時間計算部である。76’は時
刻保持部であって,現在時刻を保持するものである。7
7は運賃計算部である。
【0042】79は時間・運賃比較による経路選択部で
あって,時間,運賃を条件に経路を選択するものある。
情報保持部34において,81は市町村名ファイルであ
って,全国の市町村と緯度,経度の対応を持つファイル
である。
【0043】82は地図ファイルであって,全国の地図
を緯度,経度とともに持つものである。81,82は図
1の地図情報保持部4に相当するものである。
【0044】83は駅・バス停所在地ファイルであっ
て,駅,バス停の所在地を緯度,経度に対応して持つも
のである。84は各交通機関路線ファイルであって,各
交通機関の路線名と駅名,乗換駅および乗換駅に接続さ
れる路線名等を保持するファイルである。
【0045】85は各交通機関時刻表ファイルであっ
て,交通機関の時刻表のファイルである。86と各交通
機関運賃ファイルであって,交通機関の運賃のファイル
である。
【0046】駅・バス停所在地ファイル83,各交通機
関路線ファイル84,各交通機関時刻表ファイル85,
各交通機関運賃ファイル86は図1の交通機関情報保持
部5に相当するものである。
【0047】図5,図6,図7は本発明のファイルの例
である。図5において,101は市町村名ファイルであ
る。
【0048】市町村名ファイルは,県名,市・群名,町
村名に緯度,経度を対応させた情報を保持するものであ
り,目的地を入力する時に,目的地からの市町村名を緯
度,経度に変換する時に使用するものである(緯度,経
度は市町村の中心部の緯度,経度である)。
【0049】102は地図ファイルであって,緯度,経
度の範囲情報に対応じた地図データを保持するものであ
る。地図ファイル102は現在地・目的地の緯度,経度
の情報からその周辺の地図を読み出す時に使用するもの
である。検索は,得られた緯度,経度(X,Y)からそ
の場所を含む地図を検索することにより行うので,地図
ファイル102は,地図データに対応して,地図データ
がどの範囲の緯度,経度に含まれるものであるのかを判
別できるように,地図データとその緯度,経度の範囲を
示す範囲情報とを対応して保持する。
【0050】図6において,103は駅・バス停所在地
ファイルであって,駅名と緯度,経度の対応,およびバ
ス停と緯度,経度の対応を持つものである。この駅・バ
ス停所在地ファイル103は,現在地および目的地付近
の駅,バス停を検索するときに使用するものである。検
索方法は,既にわかっている現在地および目的地の緯
度,経度と各駅,バス停の緯度,経度とにより現在地,
目的地に近いものを数個求める。
【0051】104は交通機関の路線ファイルであっ
て,路線名,駅名,駅間距離,乗換可能駅とその接続路
線名をもつものである。路線検索の方法は,現在地付近
の駅を通る路線を全て検索しておき,その路線Aに目的
地付近の駅があるかないかを調べる。無い場合には,そ
の路線A内で乗換可能駅を調べその新しい路線Bに目的
地があるかないかを調べる。路線Bにもない場合には,
さらにその路線Bの乗換駅に目的地があるかを調べる。
このような検索を数路線について行い,それで無い場合
には,路線Aの次の乗換駅について同様の検索を行う。
このようにして目的地までの路線を求める。また,運賃
を計算するために現在地から目的地までの総距離数を求
める必要があるので,交通機関の路線ファイル104を
使用して求める。
【0052】図7において,105は交通機関時刻表フ
ァイルである。交通機関時刻表ファイル105は路線
名,駅名,出発・到着時刻(列車番号),出発・到着時
刻(列車番号)の情報を持つものである。交通機関時刻
表ファイル105は既にわかっている現在地から目的地
まで路線を移動するのに必要な時間を計算するのに使用
するものである。
【0053】図8は各交通機関の運賃ファイルの例を示
すものである。各ファイル(106,107,108,
109,110)は現在地から目的地まで路線を移動す
るのに必要な運賃を計算するのに使用するものである。
【0054】106は幹線の対キロ普通旅客運賃表であ
って,幹線の駅間の距離と運賃の対応を持つものであ
る。107は地方交通の対キロ普通旅客運賃表であっ
て,地方交通の駅間の距離と運賃の対応を持つものであ
る。
【0055】108は特急料金表である。109は新幹
線特急料金表である。110はバス運賃表である。図は
始発駅からバス路線上の各バス停までの料金表である。
【0056】運賃の計算方法は,鉄道の場合は路線を検
索する時にあわせて計算しておいた総距離から運賃を求
める。バス停各停留所間の運賃表から利用付近の料金を
求める。あるいは,バスの場合には,始発駅からの運賃
を基に途中の利用区間の料金は概算料金を計算する。
【0057】図3,図4の動作を説明する(図5,図
6,図7,図8を参照する)。図4において,GPS情
報受信部32は受信アンテナ32’の受信した人工衛星
からのGPS情報により現在地を測定する。通常の電源
オンの状態では,地図情報処理部72はGPS情報(現
在地の緯度,経度)により,その地域の地図を地図フ
ァイルから読み出して現在地を地図上の点として処理
し,表示処理部43に地図データを渡す。求められた地
図および現在地を点滅等でディスプレイ44に表示す
る。
【0058】この状態で,入力装置45により,目的地
を入力し,入力したデータを場所情報変換部71に渡
す。目的地の入力方法は,住所による入力と,表示され
た地図上で点として入力する2通りがある。例えば,栃
木県と入力すれば栃木県周辺の地図が拡大され,さらに
小山市と入力すれば小山市周辺の地図が拡大表示され
る。次に表示された地図上で目的地をカーソル等で点と
して選択し,目的地の入力をする。場所情報変換部71
は入力された目的地を緯度経度に変換し,地図情報処理
部72に転送する。
【0059】次に,現在地の情報および目的地の情報よ
り,最寄りのバス停駅検索処理部74は,現在地/目的
地に近いバス停/駅を近いほうから数個ずつ検索し表示
処理部43に転送する。表示処理部43は受け取ったバ
ス停/駅を点滅表示させる等でディスプレイ44に表示
する。また,検索した最寄りのバス停/駅からその路線
を交通機関経路検索部75で検索する。この検索は条件
をつけて検索することが可能である。例えば,新幹線も
しくは特急を使うか使わないか等である。また,所要時
間,運賃等により経路を検索する条件を狭めて検索する
ことも可能で,この場合には,時間,運賃の比較による
経路選択部79により,入力された条件に応じた経路を
選択する。あるいは,利用者がバス停/駅を表示画面上
で指定し,指定された駅,バス停について経路を検索す
ることも可能である。このようにして,数路線を検索
し,結果を表示処理部43に転送する。表示処理部43
は求められた路線を表示する輝度を変える,点滅する等
で地図上でわかるように表示処理する。
【0060】経路が求まると,各交通機関時刻表ファイ
ル105を開き,移動時間計算部76で移動時間を計算
し,表示処理部43に転送する。また,現時刻におい
て,次に乗車できる時刻も同時に検索し,表示処理部4
3に転送する。目的地に到着する時間を入力することに
より,現在地を何時に出発すればよいかの逆の検索もす
ることが可能である。さらに,利用する路線が決まった
ら,各交通機関の運賃ファイル(106,107,10
8,109,110)を開き,運賃計算部77において
交通費を計算して,表示処理部43に転送する。表示処
理部43は受け取った,データ(所要時間,次乗車でき
る時刻,出発予定時刻,運賃等)をディスプレイ44に
表示する。
【0061】各情報ファイル(81,82,83,8
4,85,86)は時間が経つとその内容が実際と合わ
なくなるので,パソコン通信等を利用して各データを管
理している鉄道会社,バス会社等の時刻表,運賃等を更
新する。あるいは、無線もしくは有線の情報サービスを
利用してそれらのデータを更新する。あるいは,時刻表
等のデータをマニュアル操作で入力する。
【0062】図9は本発明の最寄り駅(バス停)を検索
し,表示するまでのフローチャートである。 S1 GPS情報受信部によりGPS情報(緯度,経
度,高度,時刻)を求める。
【0063】S2 現在地の緯度,経度により,地図フ
ァイルを検索して現在地を含む地図を求め,地図のイメ
ージと現在地の点をディスプレイに表示する。 S3 現在地の緯度と経度により,駅・バス停所在地フ
ァイルを検索して現在地〜駅・バス停までの距離を計算
し,近いものから数個を求め,ディスプレイに表示す
る。
【0064】図10は本発明の目的地入力後の処理のフ
ローチャートである。 S1 入力装置から目的地の県名,市町村名等を入力す
る。 S2 入力した県市町村名から,市町村名ファイルを検
索することによりその地点の緯度,経度を検索する。
【0065】S3 緯度,経度より,目的地周辺の地図
を地図ファイルより検索し,地図のイメージをディスプ
レイに表示する。 S4 ディスプレイに表示された目的地周辺の地図より
目的地を点で入力する。そして,その目的地の緯度,経
度を求める。
【0066】S5 目的地の緯度,経度により,駅,バ
ス停所在地ファイルを検索し,目的地〜駅バス停までの
距離を計算する。近いものから数個を求め,ディスプレ
イに表示する。
【0067】S6 現在地付近の駅・バス停から目的地
周辺の駅・バス停までの路線を検索し,距離を求める。 S7 現在地から求めた路線を移動するのに必要な時間
を計算する。
【0068】S8 現在地から目的地までの路線を移動
するのに必要な運賃を求める。 S9 求まった,現在地および目的地周辺までの経路を
ディスプレイに表示する。
【0069】図11は本発明の経路表示処理のフローチ
ャートである。 S1 現在地から目的地までの経路のうち距離の近いも
のを数個だけディスプレイに表示する。
【0070】S2,S3 表示条件の有無を調べ,条件
の変更がなければS4で現在の表示を継続する。条件の
変更があればS5に進む。 S4 現在の表示を継続する。
【0071】S5 検索条件が経路の選択数の変更か判
定する。経路の選択数であれば,S6に進み,経路の選
択数でなければS7に進む。 S6 指定された数の経路を表示する。
【0072】S7 条件が運賃か判定し,運賃であれば
S8に進み,運賃でなければS9に進む。 S8 条件の合計金額が条件より少ない経路を表示す
る。
【0073】S9 条件が時間か判定する。時間であれ
ばS10の処理を行う。時間でなければS11の処理を
行う。 S10 所要時間が条件を満たすものを表示する。
【0074】S11 予約状況か判定する。予約状況で
あればS12の処理を行い,予約状況でなければS13
に進む。 S12 交通手段の予約状況を表示する。
【0075】S13 その他の条件か判定する。その他
の条件であれば,S14に進み,その他の条件でなけれ
ば処理を終了する。 S14 指定された条件に従って得られた結果の表示を
する。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば,現在地を自動的に求
め,目的地までの経路,所要時間,運賃等を自動的に計
算して表示する。そのため,旅行計画が容易になり,事
故等で経路を変更しなければならないような場合にも代
替経路を簡単に求めることができる。また,旅行先で道
に迷った場合にも,現在地がすぐに分り,また目的地に
行く経路を簡単に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の表示画面の例を示す図である。
【図3】本発明のシステム構成の実施例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施例を示す図である。
【図5】本発明のファイルの例を示す図である。
【図6】本発明のファイルの例を示す図である。
【図7】本発明のファイルの例を示す図である。
【図8】本発明のファイルの例を示す図である。
【図9】本発明の最寄り駅(バス停)を検索し表示する
までのフローチャートである。
【図10】本発明の目的地入力後の処理のフローチャー
トを示す図である。
【図11】本発明の経路表示処理のフローチャートを示
す図である。
【符号の説明】
1:携帯型ナビゲーション装置 2:GPS情報受信部 3:入力部 4:地図情報保持部 5:交通機関情報保持部 6:地図情報処理部 7:経路情報作成部 8:表示部 20:経路選択部 21:移動時間計算部 22:運賃計算部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16 G01S 5/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナビゲーション装置が, GPS受信情報に基づき現在地を特定する現在地特定ス
    テップと, ユーザの指示する目的地の位置を受け付ける入力ステッ
    プと, 前記現在地の所定範囲内に存在する複数の交通機関の利
    用開始地点,前記目的地の所定範囲内に存在する複数の
    交通機関の利用終了地点,および,現在地から目的地ま
    での移動経路および移動時間を検索する経路検索ステッ
    プと, 前記複数の利用開始地点,前記複数の利用終了地点,前
    記移動経路とともに,少なくとも前記現在地から利用開
    始地点まで移動する時間が識別できるように前記移動時
    間を画面表示する表示ステップとを備えることを特徴と
    するナビゲーション表示方法。
  2. 【請求項2】 さらに,前記経路検索ステップは,現在
    地から目的地に至る運賃を算出し,前記表示ステップは
    該運賃を表示することを特徴とする請求項1に記載のナ
    ビゲーション表示方法。
  3. 【請求項3】 さらに,前記表示ステップは,求められ
    た経路のうち目的地に至るまでの所要時間もしくは運賃
    を条件として経路を選択し表示することを特徴とする請
    求項2に記載のナビゲーション表示方法。
  4. 【請求項4】 さらに,前記入力ステップは,目的地の
    地図情報もしくは交通機関情報を受け付け,前記表示ス
    テップは,前記複数の利用開始地点,前記複数の利用終
    了地点,および前記移動経路を地図上に表示することを
    特徴とする請求項1に記載のナビゲーション表示方法。
  5. 【請求項5】 ナビゲーション装置において, GPS受信情報に基づき現在地を特定する現在地特定手
    段と, ユーザの指示する目的地の位置を受け付ける入力手段
    と, 前記現在地の所定範囲内に存在する複数の交通機関の利
    用開始地点,前記目的地の所定範囲内に存在する複数の
    交通機関の利用終了地点,および,現在地から目的地ま
    での移動経路および移動時間を検索する経路検索手段
    と, 前記複数の利用開始地点,前記複数の利用終了地点,前
    記移動経路とともに,少なくとも前記現在地から利用開
    始地点まで移動する時間が識別できるように前記移動時
    間を画面表示する表示手段とを備えることを特徴とする
    ナビゲーション装置。
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