JP2811098B2 - 原稿自動給送装置 - Google Patents

原稿自動給送装置

Info

Publication number
JP2811098B2
JP2811098B2 JP1261741A JP26174189A JP2811098B2 JP 2811098 B2 JP2811098 B2 JP 2811098B2 JP 1261741 A JP1261741 A JP 1261741A JP 26174189 A JP26174189 A JP 26174189A JP 2811098 B2 JP2811098 B2 JP 2811098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
platen
original
discharge
stopped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1261741A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123366A (ja
Inventor
恭 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1261741A priority Critical patent/JP2811098B2/ja
Priority to US07/580,670 priority patent/US5120039A/en
Publication of JPH03123366A publication Critical patent/JPH03123366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2811098B2 publication Critical patent/JP2811098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機や原稿読取装置等に用いられる原稿
自動給送装置に関し、詳しくは、送り込み搬送手段が原
稿積載部に載置された原稿を1枚づつ送り出してプラテ
ン上搬送手段に送り込み、プラテン上搬送手段が原稿を
送り込まれる毎にプラテンガラス上の露光部にもたらし
て一旦停止し、露光部の原稿に対する所定の露光が終了
する時間後にまた駆動されて露光部の原稿を排出搬送手
段に送り、排出搬送手段が送られた原稿を原稿排出部に
排出する原稿自動給送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の上述のような原稿自動給送装置は、プラテン上
搬送手段が送り込み搬送手段から送り込まれた原稿をさ
らに送って原稿の先端が露光部ストッパに当接するとき
に停止することで原稿をプラテンガラス上の露光部にも
たらし、露光部の原稿を排出するときも露光部を通過さ
せる方向に搬送して搬出搬送手段に送ると言ったプラテ
ン上搬送手段の搬送方向が一定のものであった。それに
は、露光部ストッパを露光部の原稿の排出時に排出に支
障を与えない位置に退避させなくてはならないと言う問
題がある。また、従来の原稿自動給送装置は、排出搬送
手段をプラテン上搬送手段と一緒に駆動するものであっ
たから、排出する原稿が排出搬送手段から外れる時点以
後でないとプラテン上搬送手段を停止させることができ
ず、そのため次の原稿を露光部にもたらすのもその時点
以後でなければならなくて、原稿積載部に載置した原稿
が複数のときの全体の原稿の処理速度が遅くなると言う
問題もあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、原稿積載部に原稿を複数載置したときの全
体の原稿処理速度を早くできる原稿自動給送装置の提供
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、送り込み搬送手段が原稿積載部に載置され
た原稿を1枚づつ送り出してプラテン上搬送手段に送り
込み、前記プラテン上搬送手段が送り込まれた側にある
プラテンガラス上の停止基準に原稿の後端を一致させる
ように停止させ、該原稿に所定の処理が行われた後、次
原稿の前記送り込み搬送手段による前記プラテン上搬送
手段への送り込みと前記プラテン上搬送手段による前記
停止基準に停止している原稿の排出搬送手段への搬送と
を同時に開始して、前記排出搬送手段が送られた原稿を
原稿排出部に排出する原稿自動給送装置であって、前記
送り込み搬送手段は2枚目以降の原稿を1枚づつ前記プ
ラテン上搬送手段の上流側の待機位置まで搬送して待機
させるものであって、前記待機位置から前記停止基準で
停止させるまでの原稿の搬送距離を、前記停止基準で停
止している原稿の排出方向先端が前記排出搬送手段に達
するまでの搬送距離以上で、前記停止基準に停止してい
る原稿の排出方向後端が前記排出搬送手段に達するまで
の搬送距離より短い範囲に設定すると共に、前記排出搬
送手段の駆動を前記プラテン上搬送手段の停止時にも可
能にしたことを特徴とする原稿自動給送装置、によって
前記目的を達成する。
また、送り込み搬送手段が原稿積載部に載置された原
稿を1枚づつ送り出してプラテン上搬送手段に送り込
み、送り込まれた側にあるプラテンガラス上の停止基準
に原稿の後端を一致させるために、前記プラテン上搬送
手段が前記プラテンガラス上で原稿を一旦逆送りさせて
原稿の後端を前記停止基準に一致させるように停止さ
せ、該原稿に所定の処理が行われた後、次原稿の前記送
り込み搬送手段による前記プラテン上搬送手段への送り
込みと前記プラテン上搬送手段による前記停止基準に停
止している原稿の排出搬送手段への搬送とを同時に開始
して、前記排出搬送手段が送られた原稿を原稿排出部に
排出する原稿自動給送装置であって、前記送り込み搬送
手段は2枚目以降の原稿を1枚づつ前記プラテン上搬送
手段の上流側の待機位置まで搬送して待機させるもので
あって、前記待機位置から前記プラテンガラス上で逆送
りされる前までに搬送される原稿の搬送距離を、前記停
止基準で停止している原稿の排出方向先端が前記排出搬
送手段に達するまでの搬送距離以上で、前記停止基準で
停止している原稿の排出方向後端が前記排出搬送手段に
達するまでの搬送距離より短い範囲に設定すると共に、
前記排出搬送手段の駆動を前記プラテン上搬送手段の停
止時にも可能にしたことを特徴とする原稿自動給送装
置、によっても前記目的を達成する。
〔作用〕
すなわち、本発明原稿自動給送装置においては、プラ
テン上搬送手段が送り込み搬送手段から送られた原稿の
後端を、原稿が送り込まれた側に設けられたプラテンガ
ラス上の停止基準に一致させて停止させ、その後、該原
稿に露光処理が行われた後、該原稿を送り込み搬送手段
と反対側に位置する排出搬送手段に送るから、露光済み
の原稿が停止基準を通過することのないようにでき、し
たがって停止基準の露光部ストッパを設けた場合に露光
部ストッパの退避移動手段を無しにできる。さらに、送
り込み搬送手段が2枚目以降の原稿を1枚づつプラテン
上搬送手段の上流側の待機位置まで搬送して待機させた
後、待機位置から停止基準に原稿を停止させるまでの搬
送距離(α)を、停止基準で停止している原稿の排出方
向先端が排出搬送手段に達するまでの搬送距離(β)以
上で、停止基準に停止している原稿の排出方向後端が排
出搬送手段に達するまでの搬送距離(γ)より短い範
囲、即ち、「γ>α≧β」に設定したので、2枚目以降
の原稿の送り込み搬送手段による送り込みとその前の露
光部にある原稿のプラテン上搬送手段による排出とを同
時に開始しても、2枚目以降の原稿が停止基準で停止さ
れた時には、その前の原稿は先端が既に排出搬送手段に
達して排出搬送手段から搬送力を受けているので、プラ
テン上搬送手段の駆動を止めて、排出搬送手段の駆動を
継続することで、2枚目以降の原稿を露光部に停止さ
せ、その前の原稿を原稿排出部に排出することができ
る。また、送り込まれた側にあるプラテンガラス上の停
止基準に原稿の後端を一致させるために、プラテン上搬
送手段がプラテンガラス上で原稿を一旦逆送りさせて原
稿の後端を停止基準に一致させるように停止する装置に
あっては、送り込み搬送手段が2枚目以降の原稿を1枚
づつプラテン上搬送手段の上流側の待機位置まで搬送し
て待機させた後、待機位置からプラテンガラス上で逆送
りされる前までに搬送される原稿の搬送距離(α′)
を、前記停止基準で停止している原稿の排出方向先端が
前記排出搬送手段に達するまでの搬送距離(β)以上
で、前記停止基準で停止している原稿の排出方向後端が
前記排出搬送手段に達するまでの搬送距離(γ)より短
い範囲、即ち、「γ>α′≧β」に設定したので、前述
の構造の装置と同様の結果が得られる。従って、原稿積
載部の複数の原稿全体の処理速度を早くすることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図および第2図は本発明原稿自動給送装置の1例
を示す構成概要側面図および駆動機構図である。
図において、1は原稿積載部、2は左右1対から成
り、それぞれの底部に設けたラック2Aが原稿積載部1の
下面側に回動自在に設けたピニオン3とピニオン3を挟
んで係合していることにより対称的に接近したり離れた
りする移動の可能な幅位置規制板、4はラック2Aの位置
を検出することによって原稿幅情報、したがって原稿サ
イズ情報を与える原稿サイズセンサ、5は原稿積載部1
に載置されるシート状原稿の先端を揃える先端位置規制
板、6は原稿積載部1に載置された原稿の上面に接触し
て矢印方向に回転し、摩擦力で最上部の原稿を送り出す
送り出しローラであり、送り出しローラ6が図示してな
い昇降手段によって実線位置から点線位置まで変位する
と、先端位置規制板5も図示してない駆動手段によって
支持軸5Aの回りに回動させられて原稿の送り出しの邪魔
にならない点線位置まで変位する。7は矢印方向に回動
する摩擦送りベルト7Aと静止または反時計方向に遅い速
度で回転する捌きローラ7Bの軽い圧接から成る捌き送り
手段、8は捌き送り手段7によって送られた原稿をさら
に送る送り込みローラであり、送り出しローラ6と捌き
送り手段7と送り込みローラ8とで送り込み搬送手段を
構成している。
送り込み搬送手段は、正逆回転モータ9の回転がモー
タプーリ9Aからタイミングベルトによって一方向クラッ
チ兼用の電磁クラッチ10の入力側プーリ10Aに伝えら
れ、電磁クラッチ10がオンされると時計方向回転のとき
だけ出力側歯車10Bに伝えられて、それと噛み合うキャ
リヤ歯車11Aおよびキャリヤ歯車11Aに一体のキャリヤプ
ーリ11Bと11Cを反時計方向に回転し、キャリヤプーリ11
Bと11Cの回転がそれぞれタイミングベルトによって送り
込みローラー8と一体のプーリ8Aおよび捌き送り手段7
の摩擦送りベルト7Aの駆動ローラと一体のプーリ7P1に
伝えられ、さらにプーリ7P1と一体のプーリ7P2からタイ
ミングベルトによって送り出しローラ6と一体のプーリ
6Aに伝えられると言った工合に駆動される。
12はプラテン上搬送手段の送りベルトであり、12Aと1
2Bは送りベルト12を張架している駆動ローラと従動ロー
ラ、12Cは送りベルト12のテンションローラ、12Dは送り
ベルト12をプラテンガラス13の上面に圧接させるように
する押しローラである。送りベルト12は、正逆回転モー
タ9の回転がモータプーリ9Bからタイミングベルトによ
って駆動ローラ12Aと一体のプーリ12Pに伝れられること
によって駆動される。
14は送りベルト12によって送り出されて来た原稿を原
稿排出部16に排出する搬出搬送手段の排出ローラであ
り、この排出ローラ14はモータ15の時計方向の回転をモ
ータプーリ15Aからタイミングベルトによって排出ロー
ラ14と一体のプーリ14Aに伝えられることにより駆動さ
れる。
17〜20はそれぞれ原稿センサであり、原稿センサ17は
原稿積載部1に載置原稿が有るか無いかを検出し、原稿
センサ18は送り込み搬送手段で送り出された原稿を検出
し、原稿センサ19はプラテンガラス13上から送り出され
た原稿を検出し、原稿センサ20は露光部ストッパ21に達
する原稿の後端を検出する。
以上のような構成の原稿自動給送装置の動作を以下複
写機との関連で説明する。
原稿積載部1に原稿が先端を先端位置規制板5に当接
させて載置され、幅位置規制板2で原稿を挟むようにす
ると、原稿サイズセンサ4から図示してない複写機の制
御装置に原稿サイズ情報が与えられるようになる。この
ような原稿自動給送モードで複写機のコピー釦が押され
ると、それにより複写機の制御装置は原稿自動給送装置
を以下のように制御する。
送り出しローラ6が昇降手段によって下降させられて
原稿積載部1の原稿の上面に圧接し、それと共に駆動手
段によって先端位置規制板5が原稿の送り出しに支障の
ない位置に回動させられる。そこで正逆回転モータ9の
時計方向回転と電磁クラッチ10のオンとが行われる。そ
れによって、原稿積載部1の最上部の原稿1枚が送り出
しローラ6,捌き送り手段7,送り込みローラ8から成る送
り込み搬送手段によってプラテン上搬送手段の送りベル
ト12に送り込まれる。この1枚目の原稿が送り出しロー
ラ6から外れると、次の最上部の原稿が送り出しローラ
6によって続いて送り出されるようになる。
1枚目の原稿の後端と2枚目の原稿の先端が送り込み
ローラ8の位置を過ぎて送りベルト12に達するまでの間
で電磁クラッチ10がオフされる。それによって2枚目の
原稿は待機位置で待機することになる。電磁クラッチ10
のオフ時機は1枚目の原稿の先端もしくは後端または2
枚目の原稿の先端が原稿センサ18で検出されたときから
のタイマーの計時またはパルスカウントによって決定さ
れる。それには原稿の搬送速度と送り込みローラ8から
送りベルト12までの距離および必要に応じて送り出しロ
ーラ6から先端位置規制板5の規制位置までの距離ある
いは原稿の搬送方向サイズ等が関係することは言うまで
もない。
なお、原稿センサ18で2枚目以降の原稿の先端とその
前の原稿の後端の検出ができるようにするためには、送
り出しローラ6と捌き送り手段7の搬送速度を送り込み
ローラ8の搬送速度に対して、前の原稿の後端が送り出
しローラ6を外れてから図示例では送り込みローラ8に
達するまでに送り出しローラ6から先端位置規制板5の
規制位置までの距離の重なり部分が解消するように、遅
く設定する。原稿センサ18が捌き送り手段7と送り込み
ローラ8の間に設けられている場合は、前の原稿の後端
が原稿センサ18の位置に達するまでに上述の重なり部分
を解消するだけ遅く設定することは言うまでもない。こ
れによって電磁クラッチ10のオフ時機あるいは後述の正
逆回転モータ9の逆転時機を精度よく設定することがで
きる。
電磁クラッチ10がオフしても正逆回転モータ9の時計
方向回転は続けられ、送りベルト12によって1枚目の原
稿は後端までに完全にプラテンガラス13上に乗せられ
る。そこで正逆回転モータ9の逆転が行われ、それによ
って1枚目の原稿は送りベルト12によりプラテンガラス
13上を右方に送られる。この正逆回転モータ9の逆転時
機も原稿センサ18が1枚目の原稿の先端もしくは後端を
検出したときからのタイマーの計時またはパルスカウン
トによって決定される。
右方に送られる原稿の進行方向先端が原稿センサ20で
検出されると、それによって正逆回転モータ9の反時計
方向回転が止められる。それによって1枚目の原稿は右
端が露光部ストッパ21に当接する露光部にもたらされ
る。そこで、露光ランプ22等から成る走査光学系が矢印
方向に移動して、1枚目の原稿画像を複写機の感光体ド
ラムに投影する走査露光が指定複写部数回行われ、それ
によって1枚目の原稿の複写紙が指定部数得られるよう
になる。
走査露光が終了すると、走査光学系の図示位置への復
帰を待つまでもなく正逆回転モータ9の時計方向の回転
が行われ、同時に電磁クラッチ10がオンする。それによ
って露光部の1枚目の原稿が左行してプラテンガラス13
上から排出ローラ14へと排出されると共に、待機位置の
2枚目の原稿が送りベルト12に送り込まれる。1枚目の
原稿が原稿センサ19で検出されると、それによってモー
タ15が回転し、排出ローラ14が矢印方向に回転する。そ
れによってプラテンガラス13から排出された1枚目の原
稿は原稿排出部16に排出される。モータ15の回転は1枚
目の原稿が排出ローラ14から外れた後に停止される。そ
の停止待機は原稿センサ19が1枚目の原稿の先端もしく
は後端を検出したときからのタイマー計時またはパルス
カウントによって決定される。
送りベルト12に送り込まれた2枚目の原稿が露光部に
もたらされて正逆回転モータ9の停止が行われることは
1枚目の原稿のときと同様である。その前に電磁クラッ
チ10がオフされて3枚目の原稿が待機位置に待機させら
れることも2枚目の原稿のときと同様である。
本発明では、電磁クラッチ10のオフ時機、すなわち2
枚目以降の原稿の待機位置は、2枚目以降の原稿が露光
部にもたらされて正逆回転モータ9の停止する時機、即
ち、原稿後端を停止基準に一致させるために原稿の逆送
りを行う前に一旦停止する時機がその前に露光部にあっ
た原稿の後端が排出ローラ14と送りベルト12の間のでき
るだけ送りベルト12に近い位置にあるときとなるように
設定する。それによって、2枚目以降の原稿の待機位置
から露光部にもたらされる時間が短縮され、全体の原稿
の複写が終了する時間を短縮することができる。
露光部にもたらされた2枚目の原稿に対して走査露光
が行われ、それが終了した時点で2枚目の原稿の露光部
から原稿排出部16への排出、3枚目の原稿の露光部への
送り込みが行われることも前述と同様である。同様の動
作が繰返されて、原稿センサ17が原稿無しを検出すると
それに係る最後の原稿が露光部から排出されるときは、
正逆回転モータ9の時計方向回転が行われて、電磁クラ
ッチ10のオンはなされず、そして最後の原稿の後端が原
稿センサ19で検出されたときに正逆回転モータ9の停止
が行われ、最後の原稿の後端が排出ローラ14から外れた
ときにモータ15が停止して原稿自動給送装置の一連の動
作が終了する。
本実施例の原稿自動給送装置における各搬送距離関係
は、2枚目以降の原稿が送りベルト12に送り込まれる前
に一旦待機させられている待機位置から、その原稿がプ
ラテンガラス13上に搬送されて右方への搬送に切り換え
られるまでに搬送される搬送距離をα′とし、露光部ス
トッパ21に当接されて露光部で停止されている原稿の排
出方向先端から、該原稿の先端が排出ローラ14に達する
までに搬送される搬送距離をβとし、露光部ストッパ21
に当接されて露光部で停止されている原稿の排出方向後
端から、該原稿の後端が排出ローラ14に達するまでに搬
送される搬送距離をγとしたとき、γ>α′≧βの関係
を満たすように構成されている。
本発明の原稿自動給送装置は、上述の例に限られず、
送り込み搬送手段が原稿積載部からの送り出しローラの
みから成り、2枚目以降の原稿も直接送り出しローラと
プラテン上搬送手段で露光部にもたらされて、その露光
部への到達が、その前の露光部にあった原稿の後端が排
出搬送手段とプラテン上搬送手段の間にあるときに行わ
れるものであってもよい。また、プラテン上搬送手段と
排出搬送手段が送り込み搬送手段とプラテン上搬送手段
のように同一モータによって駆動されるものでも、露光
部の原稿センサあるいはさらに露光部ストッパが省略さ
れて、原稿の露光部での停止時機がプラテン上搬送手段
入口の原稿センサによる原稿検出からの計時やパルスカ
ウントによって決定されるものでもよい。また、プラテ
ン上搬送手段でさらに送られた原稿の後端がプラテンガ
ラスに落ちた位置が露光部位置であって、プラテン上搬
送手段の逆転が行われないものであってもよい。この場
合の原稿の各搬送距離関係は、2枚目以降の原稿が送り
ベルト12に送り込まれる前に一旦待機させられている待
機位置から、原稿の後端がプラテンガラス上に落ちて該
後端が停止基準に一致するまでの搬送距離をαとし、停
止基準に原稿後端が一致して露光部上に停止されている
状態での原稿の排出方向先端から、該原稿の先端が排出
ローラ14に達するまでの搬送距離をβとし、停止基準に
原稿後端が一致して露光部上に停止されている状態での
原稿の排出方向後端から、該原稿の後端が排出ローラ14
に達するまでの搬送距離をγとしたとき、γ>α≧βの
関係を満たすように構成される。
〔発明の効果〕
本発明の原稿自動給送装置は、プラテンガラス上の送
り込み側の停止基準、処理終了後の原稿排出と次原稿の
送り込みとの同時開始、2枚目以降の待機位置での搬送
待機、各搬送距離関係、さらに、排出搬送手段の独立駆
動を実現させたことにより、原稿積載部に原稿を複数載
置したときの全体の原稿処理速度を早くすることが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明原稿自動給送装置の1例を
示す構成概要側面図および駆動機構図である。 1……原稿積載部、6……送り出しローラ 7……捌き送り手段、8……送り込みローラ 9……正逆回転モータ、10……電磁クラッチ 12……送りベルト、13……プラテンガラス 14……排出ローラ、15……モータ 16……原稿排出部、17〜20……原稿センサ 21……露光部ストッパ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送り込み搬送手段が原稿積載部に載置され
    た原稿を1枚づつ送り出してプラテン上搬送手段に送り
    込み、 前記プラテン上搬送手段が送り込まれた側にあるプラテ
    ンガラス上の停止基準に原稿の後端を一致させるように
    停止させ、 該原稿に所定の処理が行われた後、次原稿の前記送り込
    み搬送手段による前記プラテン上搬送手段への送り込み
    と前記プラテン上搬送手段による前記停止基準に停止し
    ている原稿の排出搬送手段への搬送とを同時に開始し
    て、 前記排出搬送手段が送られた原稿を原稿排出部に排出す
    る原稿自動給送装置であって、 前記送り込み搬送手段は2枚目以降の原稿を1枚づつ前
    記プラテン上搬送手段の上流側の待機位置まで搬送して
    待機させるものであって、 前記待機位置から前記停止基準で停止させるまでの原稿
    の搬送距離を、前記停止基準で停止している原稿の排出
    方向先端が前記排出搬送手段に達するまでの搬送距離以
    上で、前記停止基準に停止している原稿の排出方向後端
    が前記排出搬送手段に達するまでの搬送距離より短い範
    囲に設定すると共に、 前記排出搬送手段の駆動を前記プラテン上搬送手段の停
    止時にも可能にしたことを特徴とする原稿自動給送装
    置。
  2. 【請求項2】送り込み搬送手段が原稿積載部に載置され
    た原稿を1枚づつ送り出してプラテン上搬送手段に送り
    込み、 送り込まれた側にあるプラテンガラス上の停止基準に原
    稿の後端を一致させるために、前記プラテン上搬送手段
    が前記プラテンガラス上で原稿を一旦逆送りさせて原稿
    の後端を前記停止基準に一致させるように停止させ、 該原稿に所定の処理が行われた後、次原稿の前記送り込
    み搬送手段による前記プラテン上搬送手段への送り込み
    と前記プラテン上搬送手段による前記停止基準に停止し
    ている原稿の排出搬送手段への搬送とを同時に開始し
    て、 前記排出搬送手段が送られた原稿を原稿排出部に排出す
    る原稿自動給送装置であって、 前記送り込み搬送手段は2枚目以降の原稿を1枚づつ前
    記プラテン上搬送手段の上流側の待機位置まで搬送して
    待機させるものであって、 前記待機位置から前記プラテンガラス上で逆送りされる
    前までに搬送される原稿の搬送距離を、前記停止基準で
    停止している原稿の排出方向先端が前記排出搬送手段に
    達するまでの搬送距離以上で、前記停止基準に停止して
    いる原稿の排出方向後端が前記排出搬送手段に達するま
    での搬送距離より短い範囲に設定すると共に、 前記排出搬送手段の駆動を前記プラテン上搬送手段の停
    止時にも可能にしたことを特徴とする原稿自動給送装
    置。
JP1261741A 1989-09-20 1989-10-06 原稿自動給送装置 Expired - Fee Related JP2811098B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1261741A JP2811098B2 (ja) 1989-10-06 1989-10-06 原稿自動給送装置
US07/580,670 US5120039A (en) 1989-09-20 1990-09-11 Sheet sorter with guide moving device and separate moving device for feeding means mounted on end of guide

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1261741A JP2811098B2 (ja) 1989-10-06 1989-10-06 原稿自動給送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123366A JPH03123366A (ja) 1991-05-27
JP2811098B2 true JP2811098B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=17366064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1261741A Expired - Fee Related JP2811098B2 (ja) 1989-09-20 1989-10-06 原稿自動給送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2811098B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082550A (ja) * 1983-10-07 1985-05-10 Toshiba Corp 紙葉類送り装置
JPH0745506Y2 (ja) * 1986-01-07 1995-10-18 株式会社リコー 原稿自動供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03123366A (ja) 1991-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5205548A (en) Automatic document sheet conveyance device
JPH0673034B2 (ja) 複写機の原稿送り方法
JP2811098B2 (ja) 原稿自動給送装置
JPH05188690A (ja) 原稿自動給送装置
JP2992715B2 (ja) 原稿搬送装置
JPH03185468A (ja) 自動原稿送り装置
JP3072117B2 (ja) 自動原稿給送装置
JP2946112B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2770326B2 (ja) 画像形成装置
JP2926416B2 (ja) 原稿自動送り装置
JP2528881B2 (ja) 循環式原稿自動搬送装置
JP2896685B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH0542991Y2 (ja)
JP2686558B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP2681698B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH081233Y2 (ja) 自動原稿送り装置
JPH063010Y2 (ja) シート整合装置
JP2527925Y2 (ja) 原稿給送装置
JP2784675B2 (ja) 原稿自動送り装置
JPH0388650A (ja) 複写機の原稿自動給送装置
JPH03123365A (ja) 原稿自動給送装置
JPH03107175A (ja) 原稿自動給送装置
JPH03100563A (ja) 自動原稿搬送装置
JPH06263332A (ja) 自動原稿送り装置
JPH03102048A (ja) 自動原稿搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees