JP2527925Y2 - 原稿給送装置 - Google Patents

原稿給送装置

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JP2527925Y2
JP2527925Y2 JP5849391U JP5849391U JP2527925Y2 JP 2527925 Y2 JP2527925 Y2 JP 2527925Y2 JP 5849391 U JP5849391 U JP 5849391U JP 5849391 U JP5849391 U JP 5849391U JP 2527925 Y2 JP2527925 Y2 JP 2527925Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、画像形成装置のプラテ
ン上の露光基準位置に原稿を送って露光させる原稿給送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置のプラテン上の露光基準位
置に原稿を送って露光させる原稿給送装置では、先行原
稿をプラテン上の露光基準位置に送り出すと同時に、次
送原稿をプラテンに至る搬送経路の途中の、例えばレジ
ストローラの位置まで送り出し、いわゆる先出し状態で
待機させるようにしている。
【0003】しかしながら、このようにレジストローラ
の位置などで先出ししていたのでは、レジストローラと
プラテン上の露光基準位置との間に隙間が有り、このた
め先行原稿と次送原稿との間に間隔が生じ、先行原稿の
露光処理が終わってこの先行原稿を排出し、次送原稿を
プラテンに向けて送り込むに際し、前記間隔分だけ送り
時間が無駄となる。このような無駄時間は小数枚の場合
には問題とはならないが、多量の原稿を処理する場合は
無視し得ないものとなる。
【0004】このような問題点を解消するために種々の
提案がなされており、例えば前記レジストローラのとこ
ろで先行原稿の後端部を少し残して一旦停止させ、この
部分に次送原稿の先端部を重ね合わせるようにして同時
にプラテン基準位置迄送ったり、先行原稿を搬送経路の
適当位置、例えばレジストローラに一旦停止させ、その
後端部に次送原稿の先端部が丁度突き合わせるようにタ
イミングを制御するなどの方法がとられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、相前後
する原稿の後端と先端とを経路途中で重ねたり、突き合
わせたりするにはタイミング制御が難しかったり、その
ための時間が余分に掛かったり、また重ね合わせで送る
と、この重ね合わせた部分が露光されたり、重ね合わせ
のために前後の原稿が互いに干渉し合って姿勢が崩れた
りするという問題点があった。
【0006】本考案の目的は、高度のタイミング制御を
要せず、余分な時間も掛からず、しかも相前後して送ら
れる原稿が確実に並設され、互いの干渉が避けられる簡
易な機械的手段を具備した原稿給送装置を得ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の要旨とするところは、画像形成装置のプラテ
ン上の露光基準位置に原稿を送って露光させる原稿給送
装置において、プラテンの原稿送入側端縁部を露光基準
位置に定めるとともに、前記基準位置に出没自在に設け
られ、プラテン上に一旦進入させた先行原稿を後退さ
せ、該原稿の後端部を当接させる第1の位置と、プラテ
ン面以下に退避し、次送原稿を案内してその先端部をプ
ラテンの前記原稿送入側端縁部に当接させる第2の位置
とに適時変位位し、前記先行原稿の後端部と次送原稿の
先端部とを、前記基準位置において間隔零に近い間隔で
並設させる原稿突当て手段を具備した原稿給送装置に存
する。
【0008】
【実施例】第1図は本考案に係る原稿給送装置の一実施
例の要部の縦断面図である。
【0009】原稿給送装置10は、画像形成装置Cのプ
ラテンPの上面に載置され、原稿を載置する図示外の原
稿トレー、原稿を一枚に分離して送る給紙部20、原稿
を前記プラテンP上に搬送して露光基準位置P1に定位
させる搬送部40、露光ずみ原稿を排出する図示外の排
出部および排出された原稿を集積する排紙トレー11な
どから成っている。
【0010】給紙部20では、積層された原稿Dの先端
を阻止して適時に開閉するストッパ25が備えられてお
り、最下紙に接して繰り出すピックアップローラ26、
前捌き板21の先端部に貼着された前捌き薄板22、エ
ンプティセンサ24とその接触子23、最下紙に接して
原稿を送る給送ローラ27、第2紙以上を阻止する分離
パッドアセンブリ28、およびレジストローラ33、レ
ジスト抑えローラ34などから構成されている。
【0011】分離パッドアセンブリ28はパッドホルダ
29に保持され、ゴムなどの高摩擦係数の材料になる分
離パッド30、及び分離パッド30を給送ローラ27側
に付勢する押しばね31などから成っている。
【0012】さらにガイド板12、13、14などによ
って搬送経路が構成されている。ガイド板13の前記レ
ジストローラ33の下流側は図示のように下方に膨らみ
13aを有しているが、その作用については動作説明の
ところで詳述する。
【0013】前記搬送経路に沿って、レジストローラ3
3の上流側には発光手段32a及び受光手段32bにな
る第1センサ32と、同じくレジストローラ33の下流
側に発・受光素子を内蔵した第2センサ35が設けられ
ている。
【0014】なお、図示のようにピックアップローラ2
6、給送ローラ27及びレジストローラ33は第1駆動
モータM1に結合されている。そして、このモータM1
の正転時にはピックアップローラ26及び給送ローラ2
7は原稿給送方向に回転し、このときはレジストローラ
33は静止しており、前記モータM1の逆転時には、前
記各ローラ26、27は静止し、代わってレジストロー
ラ33が正転(図示反時計方向)する。
【0015】さらに後段の動作説明のところで詳述する
ように、前記レジストローラは実際には通常のレジスト
ローラとしての作用ではなく、このレジストローラ33
を通過した原稿の後部に送りを掛けてループを形成させ
る送り手段として機能している。
【0016】しかして、前記ガイド板13の下流側端部
に連続して原稿を送るとともに、位置規制する原稿突当
て手段36が設けられている。
【0017】上記原稿突当て手段36は軸37に結合さ
れ、この軸37は図示しないソレノイドSOL1によっ
て揺動可能に成されているとともに、その前縁部36a
はプラテンPの原稿送入側端縁部と面一になっている。
そして、前記原稿送入側端縁部は原稿の露光基準位置P
1でもある。
【0018】前記原稿突当て手段36は、上昇時には図
1のように前縁部36aはプラテンP面よりも上に突出
し、SOL1の消磁によって前記前縁部36aはプラテ
ンP面よりも下に退避するように成されている。
【0019】原稿突当て手段36が上昇してその前縁部
36aがプラテンP面よりも上に突出した状態を、この
原稿突当て手段36の第1の位置といい、反対に原稿突
当て手段36の前縁部36aがプラテンP面よりも下に
退避した状態を同じく第2の位置と称することにする。
【0020】搬送部40は第2の駆動モータM2に結合
した駆動ローラ41と、図示しない従動ローラとの間に
搬送ベルト42を張架して成り、複数個のプレスローラ
43がプラテンP面に押圧している。
【0021】原稿給送装置10を構成する排出部につい
ては説明を省略する。
【0022】次に前記図1、図2乃至図7の動作説明図
及び図8のタイミングチャートを援用して動作を説明す
る。
【0023】原稿トレーに原稿Dを載置すると、その先
端部はストッパ25によって阻止され、図1の状態とな
る。
【0024】給紙指令を受けると、ストッパ25は下方
に退避し、ピックアップローラ26によって原稿Dは前
方に進行する。そして前捌き薄板22によって下積みの
数枚の原稿のみが給送ローラ27の方に送られる。ここ
で最下原稿のみが送られ、第2紙以下は分離パッド30
によって進行を阻止される。
【0025】一方、この時点ではSOL1は消磁してお
り、原稿突当て手段36は図2のようにプラテンP面よ
りも下方へ退避して第2の位置の状態にあり、プラテン
Pの原稿送入側端縁部、即ち露光基準位置P1側が原稿
進行方向に対面している。
【0026】今、最初に送られる原稿を先行原稿D1と
すると、この原稿はの先端部が第1センサ32に検知さ
れて微小時間後にレジストローラ33に到達し、この時
点でM1は逆転して原稿D1はレジストローラ33及び
その抑えローラ34によって送られる。そして、さらに
第2センサ35に検知された時点から基準位置P1まで
の距離Lに若干距離sを加えた距離、即ち(L+s)相
当をモータM1の所定パルスで送る。上記sは原稿D1
の先端がプラテンPの前記原稿送入側端縁部に当接し
て、なお若干原稿D1に送りを掛け、図2の破線に示す
ようなループを形成させるためのものである。このよう
なループによって、原稿D1はその先端部を前記プラテ
ンPの端縁部に当てながら姿勢を矯正することが出来る
のである。すなわち、原稿DはプラテンPに最も近接し
た状態でレジストループを描いて先出し状態に保持され
るのである。そして、暫時の後SOL1が励磁され、原
稿突当て手段36は上昇し、その前縁部36aはプラテ
ンP面より高くなり、この第1の位置の状態で今度はモ
ータM1、M2共に作動して原稿D1をプラテンP上に
導く。
【0027】そして、原稿D1の後端部が基準位置P1
より進行方向、例えば約10mmほど前進した位置で停
止させる。(図3、図4、図8参照)次いでモータM2
を逆転させ、原稿D1を逆送する。この時点では前記原
稿突当て手段36は上昇したままの第1の位置にあるか
ら、原稿D1の後端部はその前縁部36aに当接し、か
くして原稿D1は露光基準位置P1に定位されたことに
なる。
【0028】そしてSOL1を消磁し、原稿突当て手段
36を低い第2の位置に移動させ、前記プラテンPの原
稿送入側端縁部が再び原稿の先端部に対峙する。同時に
画像形成装置は原稿D1に対する露光を行う。
【0029】上記露光中、次送原稿D2が前記先行原稿
と同様にして送られて来て、図6のようにその先端部が
プラテンPの前記端縁部に当接して先出しされる。
【0030】そして、先行原稿D1に対する露光処理が
終わる直前にSOL1は再度励磁され、原稿突当て手段
36は上昇して第1の位置を占め、露光終了と同時に前
記原稿D1、D2はともに矢印A方向に移動していく。
【0031】上記のように、先行原稿D1の後端部と次
送原稿の先端部とは基準位置P1において隙間零の状態
で連接しており、両原稿は重なって相互干渉もせず、離
れて無駄な搬送時間を生むこともなく、あたかも一枚の
もののように送られ、無駄がない。
【0032】尤も、前後の原稿間に微細な隙間を有する
ことがベターである場合には、前記モータM1、M2の
動作時間にほんの微小な時間差を設けるようにすること
は極めて容易であり、隙間零に成される本考案の特徴を
何ら損なうものではない。
【考案の効果】本考案の原稿給送装置によれば、プラテ
ンの原稿送入側端縁部を露光基準位置に定めるととも
に、この基準位置に出没自在に設けられ、プラテン上に
一旦進入させた先行原稿を後退させ、該原稿の後端部を
当接させる第1の位置と、プラテン面以下に退避し、次
送原稿を案内してその先端部をプラテンの前記原稿送入
側端縁部に当接させる第2の位置とに適時変位し、前記
先行原稿の後端部と次送原稿の先端部とを、前記基準位
置において零間隔で連接させる原稿突当て手段を具備し
たから、高度のタイミング制御を要しない簡易な機械的
手段によって、先行原稿に対し次送原稿を確実にほぼ零
間隔に並設させることが可能となり、原稿給送に余分な
時間も掛からず、原稿同士の干渉も避けることができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿給送装置の要部の縦断面図である。
【図2】動作説明図。
【図3】動作説明図。
【図4】動作説明図。
【図5】動作説明図。
【図6】動作説明図。
【図7】動作説明図。
【図8】動作のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 原稿給送装置 20 給紙部 32 第1センサ 33 レジストローラ(ループ形成のための送り手段) 35 第2センサ 36 原稿突当て手段 36a 原稿突当て手段の前縁部 40 搬送部 P プラテン P1 露光基準位置(プラテンの原稿送入側端縁部) L 第2センサから基準位置までの経路長さ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置のプラテン上の基準位置に
    原稿を送る原稿給送装置において、 プラテンの原稿送入側端縁部を前記基準位置に定めると
    ともに、 前記基準位置に出没自在に設けられ、プラテン上に一旦
    進入させた先行原稿を後退させ、該原稿の後端部を当接
    させる第1の位置と、プラテン面以下に退避し、次送原
    稿を案内してその先端部をプラテンの前記原稿送入側端
    縁部に当接させる第2の位置とに適時変位し、前記先行
    原稿の後端部と次送原稿の先端部とを、前記基準位置に
    おいて並設させる原稿突当て手段を具備したことを特徴
    とする原稿給送装置。
  2. 【請求項2】 先行原稿の露光処理完了によって、前記
    原稿突当て手段を前記第1の位置に復位させ、先行原稿
    の後端部と次送原稿の先端部とを並設したまま同時に搬
    送させるようにした請求項1記載の原稿給送装置。
  3. 【請求項3】 原稿突当て手段を前記第2の位置に退避
    させ、原稿の先端部をプラテンの原稿送入側端縁部に突
    き当てた後、原稿の姿勢を整えるために、該原稿の後部
    に暫時送りを掛けてループを形成させる送り手段を設け
    たことを特徴とする請求項1及び同2記載の原稿給送装
    置。
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