JP2806740B2 - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

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JP2806740B2
JP2806740B2 JP13371293A JP13371293A JP2806740B2 JP 2806740 B2 JP2806740 B2 JP 2806740B2 JP 13371293 A JP13371293 A JP 13371293A JP 13371293 A JP13371293 A JP 13371293A JP 2806740 B2 JP2806740 B2 JP 2806740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に関し、特
にマトリクス状に配置されたスイッチング素子およびこ
れらを結ぶ配線が形成されたアクティブマトリクスアレ
イ基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス等の大型基板表面に形成し
たスイッチング素子アレイよりなるアクティブマトリク
ス液晶パネルが実用化され、CRTに代る薄型軽量表示
装置として脚光を浴びている。マトリクス状に配置され
るスイッチング用アクティブ素子ならびにそれらを結ぶ
配線の搭載されるアクティブマトリクスアレイ基板は、
半導体薄膜、絶縁性薄膜や導電性薄膜をガラス基板の片
側表面全体に堆積、パターン化することを順次繰返すこ
とで形成される。
【0003】スイッチング用アクティブ素子としては薄
膜トランジスタ(TFT)が用いられている。TFTは
複数の行および列のマトリクス状に配置されている。同
一の行に配列されているTFTはゲート同士がゲート配
線で共通されており、この配線はゲート駆動信号を受け
るためのゲート電極端子に導出接続されている。また、
同一の列の配列されているTFTはドレイン同士がドレ
イン配線で共通されており、この配線はドレイン信号を
受けるためのドレイン電極端子に導出接続されている。
各TFTのソースは各画素のための一方の透明電極に接
続されている。
【0004】ゲート配線およびドレイン配線は、各画素
の大きさに応じてそれぞれ定められたピッチをもってそ
れぞれ行状および列状に配列されている。一方、ゲート
電極端子およびドレイン電極端子は、各端子に所定の信
号を印加するための駆動ICとの接続の関係から、上記
ピッチよりもかなり小さいピッチをもって配列されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゲート配線,ドレイン
配線およびゲート,ドレイン電極端子はガラス基板とに
導電性薄膜を全面に形成し、そしてフォトレジスト工程
により選択的に除去されてパターン化されている。この
とき、フォトレジスト工程において塵埃が導入される
と、本来除去されるべき導電性薄膜部分が除去されずに
そのまま残存することになる。塵埃による薄膜残りは小
さいので、各TFTおよび画素の一方電極を含んだマト
リクスアレイ部におけるゲート配線,ドレイン配線間の
短絡はほとんど生じない。しかしながら、前述のとおり
ゲート電極端子同士およびドレイン電極端子同士のピッ
チは非常に小さく、その結果として電極端子間の短絡が
生じ得る。また、各電極端子と対応するゲート配線、ド
レイン配線とを結ぶ配線間の短絡も生じやすい。
【0006】したがって、本発明の目的は配線間の短絡
を防止した液晶表示装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、マトリクスアレイ基
板の製造工程を増加することなく配線間の短絡を防止し
た液晶表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示装
置は、第1のピッチをもって複数行に配置形成された第
1の配線群と、第2のピッチをもって複数列に配置形成
された第2の配線群と、各第1および第2の配線の交差
部分に形成されたTFTと、前記第1のピッチよりも小
さいピッチをもって配置形成された電極端子群と、各電
極端子を対応する第1の配線にそれぞれ接続する部分配
線群と、第1の配線群、電極端子群の一部および部分配
線群を覆う絶縁層とが絶縁基板上に形成されており、か
つ隣り合う電極端子間および部分配線間の上記絶縁層に
絶縁基板に達するスリットが設けられているアクティブ
マトリクスアレイ基板を備えている。
【0009】また、本発明では、絶縁基板上に上記第1
の配線群、電極端子および部分配線を形成した後に絶縁
膜を全面に形成し、上記電極端子の一部を露出するため
の絶縁膜に対する選択エッチングのときに隣り合う電極
端子間および部分配線間の絶縁層にスリットを設けてお
り、そして上記第2配線群の形成のための選択エッチン
グを上記スリットにより露出した部分に対しても実行し
ている。
【0010】かくして、本発明によれば、隣り合う電極
端子同士、部分配線同士、さらには電極端子と部分配線
とを短絡する導電性層が残存していても、スリットによ
って当該短絡は切断されることになる。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0012】図1を参照すると、本発明一実施例による
液晶表示装置のアクティブマトリクスアレイ基板の平面
図が示されている。本基板は所謂配向膜を形成する直前
の状態を示している。
【0013】すなわち、ガラス基板1上にTFTQがn
行m列のマトリクス状に配置形成されている。各TFT
Qはゲート電極G、この電極上にゲート絶縁膜(図示せ
ず)を介して形成された半導体層SS、この半導体層の
両端部に形成されたドレイン電極Dおよびソース電極S
を有する。各ソース電極には画素を構成するための一方
の透明電極PSが接続されている。
【0014】同一の行をなすTFTQの各ゲート電極G
はゲート配線GCにより共通接続されている。したがっ
て、nのゲート配線GC1乃至GCnが所定のピッチを
もってn行を構成するように形成されている。同一の列
をなすTFTQの各ドレイン電極Dはドレイン配線DC
により共通接続され、したがって、mのドレイン配線D
C1乃至DCmが所定のピッチをもってm列をなしてい
る。
【0015】各ゲート配線GCは対応するゲート電極端
子TGに部分配線PGを介して接続されている。図示す
るように、ゲート電極端子TG1〜TGnのピッチは非
常に小さい。これは、各ゲート電極端子TGにゲート信
号を供給するICがテープキャリアで形成されるためで
ある。同様に、各ドレイン配線DCは、非常に小さいピ
ッチをもって形成されたドレイン電極端子TD1〜TD
mの対応する端子に部分配線PDを介して形成されてい
る。本実施例では、後で詳述するが、ドレイン電極端子
TDおよび部分配線PDはドレイン配線DCより前に形
成されるゲート電極端子TGおよび部分配線PGと同時
に形成されるので、各ドレイン配線DCはコンタクトC
Cを介して対応する部分配線PDに接続されている。
【0016】さらに、本基板には、本発明に従ってスリ
ットSG,SDが隣り合うゲート電極端子TG間および
これから延びる部分配線PG間に、また隣り合うドレイ
ン電極端子TD間およびこれらから延びる部分配線PD
間にそれぞれ設けられている。かかるスリットSG,S
Dにより、GSDおよびDSDとしてするゲート間短絡
導電膜およびドレイン間短絡導電膜が切断され、互なる
行のゲート間および互なる列のドレイン間の電気的絶縁
が保たれる。
【0017】すなわち、図2に図1の線A−A′に沿っ
た断面図を示すように、ガラス基板1上には部分配線P
Gが選択的に形成されている。この選択形成は、まずガ
ラス基板1の全面に導電性薄膜を形成しフォトレジスト
を用いたパターニングにより行なわれるものであるが、
フォトレジスト工程に混入したホコリにより部分配線P
G2およびPG3を短絡する短絡導電膜GSDが残存し
ている。そこで、各電極端子TG,TD,部分配線P
G,PDおよびゲート配線GCを形成した後にゲート絶
縁膜10を全面に形成し、電極端子TG,TDの一部を
露出する穴を絶縁膜10に形成するための選択エッチン
グ工程を利用してスリットSGを同時に形成している。
このスリットSGにより短絡導電膜GSD,DSDの一
部が露出し、同膜がないところは基板1の一部が露出す
る。次いで、ドレイン配線DCが形成されるわけである
が、このときの選択エッチングを利用して短絡導電膜G
SD,DSDもエッチングされ切断される。そして、全
面にパッシベーション膜としての絶縁膜20が形成さ
れ、各スリットSG,SDが同膜20でふさがれる。そ
の後、図示しない配向膜が形成されるのである。
【0018】かくして、ピッチが小さいがために選択エ
ッチングの際の欠陥にもとづく配線間の短絡が生じて
も、完成後は同短絡は切断されて配線間の絶縁が達成さ
れるのである。
【0019】次に、本アクティブマトリクスアレイ基板
を得るための製造方法につき説明する。なお、以下では
図1の基板の一部のみを示している。
【0020】すなわち、図3に示すように、ガラス基板
1上にクロム(Cr)の導電性薄膜を全面に形成し、選
択エッチングによりパターニングしてゲート配線GC,
ゲート電極端子TG,部分配線PG,ドレイン電極端子
TD,部分配線PDおよびコンタクト端子CCを形成す
る。各ゲート配線GCにはTFTのゲートGSCの突出
部分が設けられている。この選択エッチングにおけるパ
ターン欠陥により、部分配線PG2とPG3とを短絡す
る短絡導体GSDが形成される。
【0021】次に、図4のように、全面にゲート絶縁膜
(図示せず)を全面に形成した後、非晶質シリコン(a
−Si)膜をゲート絶縁膜上に全面に形成し、パターニ
ングすることにより、TFTのa−Si膜Sを選択的に
形成する。
【0022】この後、各ゲートおよびドレイン電極端子
TG,TDのためのコンタクト穴TGC,TDCおよび
コンタクト端子CCのためのコンタクト穴CCCを形成
するためにゲート絶縁膜を選択的にエッチングするわけ
であるが、このエッチング工程によりスリットSGおよ
びSDも形成する(図5)。かくして、図6に図5の線
B−B′に沿った断面図からより明らかになるように、
スリットSGによりゲート絶縁膜10の一部が除去され
て短絡導体GSDの一部が露出される。短絡導体がない
ところはガラス基板1の一部が露出する。
【0023】ゲート絶縁膜10に対する選択エッチング
後、図7のように、Crの導電性薄膜を全面に形成し、
パターニングすることにより、ドレイン配線DCおよび
コンタクト穴TGC,TDCを埋める電極導体層15,
16を形成する。各ドレイン配線DCはさらにコンタク
ト穴CCCを介して対応するコンタクト端子CCに接続
され、また、TFTのドレインDとしてa−Si膜Sの
一端部に接続する突出部分を有している。さらにまた、
a−Si膜Sの他端部に接続されるTFTのソース電極
Sが形成される。かかる選択エッチングにより、図8に
図7の線C−C′に沿った断面図に明示されるように、
スリットSGにより露出された短絡等本GSDはエッチ
ングされ切断される。かくして、短絡状態にあった部分
配線PG2およびPG3、そしてPD2およびPD3
(図1)は絶縁分離されることにある。
【0024】しかる後、図9のように透明電極薄膜を全
面に形成し、選択エッチングを行うことにより、ソース
Sに接続された各画素の一方の電極PSを形成する。ま
た、このとき、電極導体層15,16を覆うように透明
電極導体膜17,18も残している。この後、パッシベ
ーション膜20が全面に形成され、各電極端子のための
コンタクト穴が形成される(図9の線D−D′に沿った
断面図である図10参照)。
【0025】その後、配向膜がマトリクスアレイ部分に
のみスクリーン印刷され、所謂ラビング処理を施し、共
通電極が形成されたもう一方の基板と対向するように重
ねられ、液晶が封止されて液晶表示装置が完成する。
【0026】このように、本製造によればアクティブマ
トリクスアレイ基板を製造するに必要な工程を用いて短
絡導体を切断している。何ら工程の増加はない。
【0027】上述したように、TFTのマトリクスアレ
イ部分は各配線のピッチが比較的大きいので、本発明に
よるスリットは設ける必要はないが、画素子数が増大す
るとそのピッチは小さくなってゆき、このため、マトリ
クスアレイ部においても短絡が生じることが考えられ
る。
【0028】そこで、図10〜図14のように、各TF
T(すなわち各画素)において、透明電極Sの一辺又は
複数辺に沿ってスリットPSSを設けてもよい。本スリ
ットPSSはスリットSG,SDと同一工程で形成され
る。
【0029】かかるスリットPSSによってゲート配線
GC同士の短絡は切断できるが、ドレイン配線DC同士
の短絡は切断できない、そこで、図15に示すように、
各TFTに対し、ドレイン配線短絡切断用スリットPD
Sを設けている。
【0030】図16に図15のE−E′線に沿った断面
図を示すように、スリットPDSは、パッシベーション
膜20の選択エッチング工程(図10)と同時に形成さ
れる。この後、工程は追加されるが、ホトレジスト30
を全面に形成し、スリットPDSに沿って開孔を設けて
Crに対するエッチャントを用いたエッチングを施すこ
とにより、ドレイン配線DS同士を短絡する導体が切断
される。図11〜図14と図15とは各TFTに両方と
も適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば導電体の
パターニングの際にパターン欠陥で配線間に短絡導体層
が残っても、同層は切断されて、配線間の絶縁が行なわ
れたアクティブマトリクスアレイ基板が提供され、ま
た、同絶縁が製造工程の増加なしに実行し得る同基板の
製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すアクティブマトリクス
アレイ基板の平面図。
【図2】図1のA−A′線に沿った断面図。
【図3】本発明の一実施例による製造工程の1段階を示
す平面図。
【図4】本実施例による製造工程の他の段階を示す平面
図。
【図5】本実施例による製造工程のさらに他の段階を示
す平面図。
【図6】図5のB−B′線に沿った断面図。
【図7】本実施例による製造工程のさらに他の段階を示
す平面図。
【図8】図7のC−C′線に沿った断面図。
【図9】本実施例による製造工程のさらに他の段階を示
す平面図。
【図10】図9のD−D′線に沿った断面図。
【図11】本発明によるアクティブマトリクスアレイ基
板のTFT部の変形例を示す平面図。
【図12】TFT部の他の変形例を示す平面図。
【図13】TFT部のさらに他の変形例を示す平面図。
【図14】TFT部のさらに他の変形例を示す平面図。
【図15】TFT部のさらに他の変形例を示す平面図。
【図16】図15のE−E′線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 Q TFT G ゲート電極 SS 半導体層 D ドレイン電極 S ソース電極 PS 透明電極 GC1 〜GCn ゲート配線 DC1 〜DCm ドレイン配線 TG ゲート電極端子 TD ドレイン電極端子 SG,SD スリット GSD,DSD 短絡導電膜 TGC,TDC,CCC コンタクト穴 CC コンタクト端子

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行に配置形成された第1の配線群
    と、複数列に配置形成された第2の配線群と、各第1お
    よび第2の配線の交差部分に形成された薄膜トランジス
    タと、前記第1の配線郡の配列ピッチより小さいピッチ
    列方向に配置形成された複数の電極端子と、これら電
    極端子を前記第1の配線群の対応する配線にそれぞれ接
    続する部分配線群と、前記第1の配線群、前記複数の電
    極端子の夫々の一部および前記部分配線を覆う第1の絶
    縁膜とが絶縁基板上に形成され、かつ隣り合う前記電極
    端子間および部分配線間の前記絶縁膜に前記絶縁基板に
    達するスリットが設けられていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記薄膜トランジスタはその電極に接続
    された透明導体層を有し、前記透明導体層の少なくとも
    一つの辺に沿って前記絶縁基板に達するスリットが前記
    第1の絶縁膜にさらに設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記薄膜トランジスタはその電極に接続
    された透明導体層を有し、前記第1の絶縁膜および前記
    第2の配線群は第2の絶縁膜で覆われており、前記透明
    導体層の少なくとも一つの辺に沿って前記第1の絶縁膜
    に達するスリットが前記第2の絶縁膜にさらに設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 複数行に配置形成された第1の配線群
    と、複数列に配置形成された第2の配線群と、これら第
    1および第2の配線の各交差部分に形成された薄膜トラ
    ンジスタと、前記第1の配線郡の配列ピッチより小さい
    ピッチで列方向に配置形成された複数の第1の電極端子
    と、これら第1の電極端子を前記第1の配線群の対応す
    る配線にそれぞれ接続する第1の部分配線群と、前記第
    2の配線郡の配列ピッチより小さいピッチで行方向に配
    置形成された複数の第2の電極端子と、これら第2の電
    極端子から延在形成された第2の部分配線群と、前記第
    1の配線群、前記第1および第2の部分配線群ならびに
    前記複数の第1および第2の電極端子の夫々の一部を覆
    う第1の絶縁膜と、前記第2の配線群を覆って前記第1
    の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜と、前記第1の絶
    縁膜に選択的に形成された前記第2の部分配線群を前記
    第2の配線にそれぞれ接続するための複数のコンタクト
    穴とが絶縁基板上に形成され、さらに、隣り合う前記第
    1の電極端子間および前記第1の部分配線間の前記第1
    の絶縁膜ならびに隣り合う前記第2の電極端子間および
    前記第2の部分配線間の前記第1の絶縁膜に前記絶縁基
    板に達するスリットがそれぞれ設けられていることを特
    徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記スリットは前記第2の絶縁膜で埋め
    られていることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】 絶縁基板上に第1の導電層を形成しこの
    導電層を選択的に除去することにより、複数行に配設さ
    れた第1の配線群、これら配線群にそれぞれ対応する複
    数の電極端子、および前記第1の配線群の夫々を対応す
    る電極端子にそれぞれ接続する部分配線を形成する工程
    と、前記第1の配線群、前記複数の電極端子および前記
    部分配線を覆って前記絶縁基板上に絶縁膜を形成する工
    程と、隣り合う前記電極端子間および前記部分配線間の
    前記絶縁膜に前記絶縁膜を選択的に除去してスリットを
    形成する工程と、第2の導電層を形成しこの導電層を選
    択的に除去することにより、複数列に配置された第2の
    配線群を形成するとともに、前記第2の導電層のエッチ
    ング材に前記スリットの低面をさらす工程とを有するこ
    とを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の導電層を形成する列に前記第
    1の配線群の夫々の一部に前記絶縁層を介する重なる半
    導体層を選択的に形成する工程をさらに有し、前記第2
    の配線群の夫々は前記半導体層の一部に接続された部分
    をそれぞれ有し、さらに、前記半導体層の他部に接続さ
    れた電極層を前記第2の導電層の選択除去により形成す
    ることを特徴とする請求項6の液晶表示装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記スリットを形成するときの前記絶縁
    膜の選択エッチングにより複数のコンタクト穴を形成し
    て前記電極端子の夫々一部を露出させ、さらに、前記第
    2の導電層の選択エッチングにより前記コンタクト穴を
    介して前記電極端子にそれぞれ接触する複数の電極導体
    を形成することを特徴とする請求項7記載の液晶表示装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】 絶縁基板上に第1の導電層を形成しこの
    導電層を選択的に除去することにより、複数行に配置さ
    れた第1の配線群、これら配線にそれぞれ対応する複数
    の第1の電極端子、前記第1の配線群の夫々を対応する
    第1の電極端子にそれぞれ接続する第1の部分配線群、
    複数の第2の電極端子、これら第2の電極端子からそれ
    ぞれ延在する第2の部分配線群をそれぞれ形成する工程
    と、前記第1の配線群、前記複数の第1および第2の電
    極端子ならびに前記第1および第2の部分配線群を覆っ
    て前記絶縁基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前
    記第1の絶縁膜を選択的に除去することにより、前記第
    2の配線群の夫々の一部を露出される複数のコンタクト
    穴ならびに隣り合う前記第1の電極端子間、第1の部分
    配線間、前記第2の電極端子間および前記第2の部分配
    線間にそれぞれ位置する複数のスリットを設ける工程
    と、第2の導電層を形成しこの第2の導電層を選択的に
    除去することにより、複数列に配置されかつ前記コンタ
    クト穴を介して前記第2の配線群の対応する配線にそれ
    ぞれ接続された第2の配線群を形成するととも、前記ス
    リットの各々を埋める前記第2の導電層を除去する工程
    と、前記第2の配線群を覆うとともに前記スリットの各
    々を埋める第2の絶縁膜を形成する工程とを有すること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の絶縁膜の選択的エッチング
    の前に前記第1の配線群の夫々の一部と前記第1の絶縁
    膜を介してそれぞれ重なる複数の半導体層を選択的に形
    成する工程をさらに有し、前記第2の配線群の夫々は対
    応する前記半導体層に接続された部分を有しており、さ
    らに、前記第2の導電層の選択エッチングにより各半導
    体層に接続され前記第2の配線群の前記部分では離間さ
    れた電極層を形成し、さらにまた、前記第2の絶縁膜を
    形成する前に前記電極層に接続された透明電極層を形成
    する工程を有する請求項9記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記第1の絶縁膜の選択的エッチング
    により、前記透明電極層の少なくとも一辺に沿ってスリ
    ットがさらに形成される請求項10記載の液晶表示装置
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の絶縁膜を選択的に除去して
    前記透明電極層の少なくとも一辺に沿って前記第1の絶
    縁膜に達するスリットを形成する工程をさらに有する請
    求項10又は11記載の液晶表示装置の製造方法。
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