JP2792795B2 - 半導体集積装置 - Google Patents

半導体集積装置

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JP2792795B2 JP4291136A JP29113692A JP2792795B2 JP 2792795 B2 JP2792795 B2 JP 2792795B2 JP 4291136 A JP4291136 A JP 4291136A JP 29113692 A JP29113692 A JP 29113692A JP 2792795 B2 JP2792795 B2 JP 2792795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積装置に係
り、特に半導体集積装置のデータ出力回路および電源配
線に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は4MbitDRAM(Dynamic Random Acces
s Memory) のチップの概略を示しており、図17において
1 は半導体チップ、2 は半導体チップ1 内に設けられた
メモリセル群、3 は外部から接地電位が印加される接地
電位パッド、4 は接地電位パッド3 に接続され、半導体
チップ1 の周辺部にループ状に例えばアルミニウムで形
成された接地電位を伝える電源配線、5 はメモリセル群
2 の中から選択されたメモリセルから読み出されたデー
タが出力されるデータピンで5aは0番ピン、5bは1番ピ
ン、5cは2番ピン、5dは3番ピンである。
【0003】図18はデータピン5 のそれぞれに隣接して
形成されるデータ出力回路の具体的回路図で、11は電源
電位VCC が印加される電源電位ノード、12は電源配線4
により接地電位が与えられる接地電位ノード、13は電
電位ノード11からの電源電位VCC により駆動し、出力許
可信号OEM およびメモリセルから読み出されたデータの
反転信号ZDD を受け、メモリセルから読み出されたデー
タと同じレベルの出力Doutをデータピン5 に出力するデ
ータ出力回路で、どのデータピンに接続されているデー
タ出力回路13も同じ構成からなる。
【0004】このデータ出力回路13において、13a は反
転信号ZDD を受け、この反転信号ZDD をさらに反転した
信号を出力するインバータ、13b はこのインバータ13a
からの出力と出力許可信号OEM とを受け、これら2つの
信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外は
Lレベルの信号φ1 を出力する2入力ANDゲート、13
c は電源電位ノード11と出力ノード13d との間に接続さ
れ、ゲート電極にANDゲート13b からの出力信号φ1
を受けるnチャネルMOSトランジスタ、13eは反転信
号ZDD および出力許可信号OEM を受け、これら2つの信
号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外はL
レベルの信号φ2 を出力する2入力ANDゲート、13f
は出力ノード13d と接地電位ノード12との間に接続され
ゲート電極にANDゲート13e からの出力信号φ2 を受
けるnチャネルMOSトランジスタ、13g はANDゲー
ト13e からの出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を遅延
した信号φ3 を出力し、例えば偶数個のインバータから
なる遅延回路、13h はこの遅延回路13g からの遅延信号
φ3 およびANDゲート13e からの出力信号φ2 を受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ4 を出力する2入力
ANDゲート、13i は出力ノード13d と接地電位ノード
12との間に接続され、ゲート電極にANDゲート13h か
らの出力信号φ4 を受けるnチャネルMOSトランジス
タで、nチャネルMOSトランジスタ13f よりもサイズ
が大きく駆動能力が大きい。
【0005】次に以上のように構成された従来のデータ
出力回路13の動作について、図19および図20のタイミン
グ図に基づき説明する。まず、選択されたメモリセルの
データがHレベルのときは、このデータの反転信号ZDD
は図19の(a) に示すようにLレベルで、このLレベルの
反転信号ZDD を受けるANDゲート13e は、もう一方の
入力である出力許可信号OEM のレベルにかかわらず図19
の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ2 を出力する
ので、この出力信号をゲート電極に受けるnチャネルM
OSトランジスタ13f は非導通状態、Lレベルの出力信
号φ2 を受けるANDゲート13h は、遅延回路13g から
の遅延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャネルMOS
トランジスタ13i のゲート電極に図19の(f) に示すよう
にLレベルの出力信号φ4 を出力し、nチャネルMOS
トランジスタ13i は非導通状態となる。
【0006】出力許可信号OEM が図19の(b) に示すよう
に時刻t0でHレベルに立ち上がるまでは、このLレベル
の出力許可信号OEM を受けるANDゲート13b は図19の
(c)に示すようにLレベルの出力信号φ1 を出力し、こ
の出力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOS
トランジスタ13c は非導通状態となる。またnチャネル
MOSトランジスタ13f および13i は非導通状態である
ので出力ノード13d から出力されるデータDoutはハイイ
ンピーダンス状態である。
【0007】そして、出力許可信号OEM が図19の(b) に
示すように時刻t0でHレベルに立ち上がると、この出力
許可信号OEM および反転信号ZDD の反転信号を受けるA
NDゲート13b は図19の(c) に示すようにHレベルの出
力信号φ1 をnチャネルMOSトランジスタ13c のゲー
ト電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13
c が導通状態となり、電源電位ノード11と出力ノード13
d とが導通するので、出力データDoutは図19の(g) に示
すようにHレベルとなる。その後出力許可信号OEM が図
19の(b) に示すように時刻t1でHレベルからLレベルへ
と立ち下がると、出力データDoutは再びハイインピーダ
ンス状態となる。
【0008】一方、選択されたメモリセルのデータがL
レベルのときは、このデータの反転信号ZDD は図20の
(a) に示すようにHレベルで、この反転信号ZDD の反転
信号を受けるANDゲート13b は、もう一方の入力であ
る出力許可信号OEM のレベルにかかわらず図20の(c) に
示すようにLレベルの出力信号φ1 を出力するので、こ
の出力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOS
トランジスタ13c は非導通状態である。出力許可信号OE
M が図20の(b) に示すように時刻t0でHレベルに立ち上
がるまでは、このLレベルの出力許可信号OEM を受ける
ANDゲート13eは図20の(d) に示すようにLレベルの
出力信号φ2 を出力し、この出力信号φ2をゲート電極
に受けるnチャネルMOSトランジスタ13f は非導通状
態となる。またLレベルの出力信号φ2 を受けるAND
ゲート13h は、遅延回路13g からの遅延信号φ3 のレベ
ルにかかわらずnチャネルMOSトランジスタ13i のゲ
ート電極に図20の(f) に示すようにLレベルの出力信号
φ4 を出力し、nチャネルMOSトランジスタ13i は非
導通状態となるので、出力ノード13d から出力されるデ
ータDoutはハイインピーダンス状態である。
【0009】そして、出力許可信号OEM が図20の(b) に
示すように時刻t0でHレベルに立ち上がると、この出力
許可信号OEM および反転信号ZDD を受けるANDゲート
13eは図20の(d) に示すようにHレベルの出力信号φ2
をnチャネルMOSトランジスタ13f のゲート電極に出
力し、このnチャネルMOSトランジスタ13f が導通状
態となり、接地電位ノード12と出力ノード13d とが導通
するので、出力データDoutは図20の(g) に示すように次
第に下がり始める。
【0010】さらに、時刻t0でHレベルに立ち上がるA
NDゲート13e からの出力信号φ2を受ける遅延回路13g
は、図20の(e) に示すように遅延回路13g を構成する
インバータの個数で決まる遅延時間tdだけ遅れた時刻t2
でHレベルに立ち上がる遅延信号φ3 を出力し、この遅
延信号φ3 およびHレベルのANDゲート13e からの出
力信号φ2 を受けるANDゲート13h は、図20の(f) に
示すようにHレベルへ立ち上がる出力信号φ4 をnチャ
ネルMOSトランジスタ13i のゲート電極に出力し、こ
のnチャネルMOSトランジスタ13i が導通状態とな
り、接地電位ノード12と出力ノード13d とが導通するの
で、出力データDoutは図20の(g) に示すように速やかに
接地電位となる。その後出力許可信号OEM が図20の(b)
に示すように時刻t3でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、出力データDoutは再びハイインピーダンス状態
となる。
【0011】このようにタイミングを遅らせて2段階で
出力ノード13d の電位Doutを接地電位にすることで、ア
ンダーシュートやリンギングが起こるのを抑制してい
る。また、出力データDoutの立ち下がり時間はスペック
で下限が定められており、接地電位パッド3 に近いデー
タピン5dからの出力データDoutは、接地電位を伝える電
源配線4 の電位がこのデータピン5d付近では接地電位か
ら浮き上がることもなく、接地電位パッド3 からの抵抗
も小さいためnチャネルMOSトランジスタ13iによる
接地電位への立ち下がりがはやいので、スペックの下限
を満たすためにも遅延回路13g による遅延が必要となっ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の半
導体集積装置では大容量化が進みチップサイズが大きく
なってくると、接地電位を伝える電源配線4 が長くな
り、配線抵抗や寄生容量が増加し、この電源配線4 が接
続される接地電位パッド3 からの距離が離れるほど接地
電位パッド3 が伝える接地電位が不安定になり、接地電
位パッド3 から離れたデータピン5bではデータ出力回路
13による接地電位への引き下げが遅くなる。データピン
5aから5dのそれぞれに隣接して設置されたデータ出力
13は接地電位パッド3 からの距離によらず同じ構成と
なっているので、図17のような複数のデータピン5 をも
つ多ビット構成ではアクセス速度は一番接地電位パッド
3 からの距離が遠いデータピン5bの接地電位への立ち下
がり時間によって決まることになり、接地電位を伝える
電源配線4 が長くなり、接地電位が不安定になると、ア
クセス速度が遅くなるという問題がある。
【0013】また、接地電位パッド3 から離れたデータ
出力回路13による接地電位への立ち下がり時間を短くす
るために、このデータ出力回路13における遅延回路13g
によって決まる遅延時間を小さくすると従来の半導体集
積装置ではデータ出力回路13は接地電位パッド3 からの
距離によらず同じ構成となっているので、接地電位パッ
ド3 に近いデータ出力回路13の遅延回路13g による遅延
時間も小さくなり、このデータ出力回路13からの出力デ
ータDoutが接地電位へ急速に立ち下がり、アンダーシュ
ートやリンギングが起こりやすいという問題がある。
【0014】この発明は上記した問題に鑑みてなされた
ものであり、複数のデータ出力回路のそれぞれで所定電
位が印加されるパッドからの配線抵抗が異なっても、パ
ッドからの配線抵抗が大きいデータ出力回路のデータ出
力遅延が抑制され、パッドからの配線抵抗が小さいデー
タ出力回路による出力データのアンダーシュート(また
はオーバーシュート)やリンギングが抑制される半導体
集積装置を得ることを目的としている。また、所定電位
を伝える電源配線が長くなっても安定した所定電位が得
られる電源配線を得ることを目的としている
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積装置は、半導体チップ内に設けられ所定電位が印加さ
れるパッド、パッドに接続され、前記所定電位を伝達す
る配線、パッドから配線を介して所定電位を受け、チッ
プ内に設けられた第1のデータ端子と配線との間に接続
され、導通状態となって第1の遅延時間経過すると電流
駆動能力が上がる第1のスイッチ手段を含み、チップ内
から受ける第1のデータのレベルに応じて所定電位を第
1のデータ端子に出力する第1のデータ出力手段、およ
び、パッドから配線を介して所定電位を受け、チップ内
に設けられた第2のデータ端子と配線との間に接続さ
れ、導通状態となって第1の遅延時間よりも短い第2の
遅延時間で電流駆動能力が上がるとともに、前記パッド
との間の配線の抵抗値が前記パッドと前記第1のスイッ
チ手段との間の配線の抵抗値よりも高い第2のスイッチ
手段を含み、チップ内から受ける第2のデータのレベル
に応じて所定電位を第2のデータ端子に出力する第2の
データ出力手段を備えるものである。
【0016】また、半導体チップ内に設けられ所定電位
が印加されるパッド、パッドに接続され、所定電位を伝
達する配線、パッドから配線を介して所定電位を受け、
チップ内に設けられた第1のデータ端子と配線との間に
接続され、第1の電流駆動能力を有する第1のスイッチ
手段を含み、チップ内から受ける第1のデータのレベル
に応じて所定電位を第1のデータ端子に出力する第1の
データ出力手段、および、パッドから配線を介して所定
電位を受け、チップ内に設けられた第2のデータ端子と
配線との間に接続され、第1の電流駆動能力より小さい
第2の電流駆動能力を有し、パッドとの間の配線の抵抗
値がパッドと第1のスイッチ手段との間の配線の抵抗値
よりも低い第2のスイッチ手段を含み、チップ内から受
けるデータのレベルに応じて所定電位を第2のデータ端
子に出力する第2のデータ出力手段を備えるものであ
る。
【0017】また、半導体チップ内に設けられ所定電位
が印加されるパッド、パッドに接続され、所定の単位長
さあたりの抵抗値を有する第1の部分と所定の単位長さ
あたりの抵抗値よりも大きい単位長さあたりの抵抗値を
有する第2の部分とを含む配線、パッドから配線の第1
の部分を介して所定電位を受け、チップ内に設けられた
第1のデータ端子と配線との間に接続された第1のスイ
ッチ手段を含み、チップ内から受ける第1のデータのレ
ベルに応じて所定電位を第1のデータ端子に出力する第
1のデータ出力手段、および、パッドから配線の第2の
部分を介して所定電位を受け、チップ内に設けられた第
2のデータ端子と配線との間に接続され、パッドとの間
の配線の長さがパッドと第1のスイッチ手段との間の配
線の長さよりも短い第2のスイッチ手段を含み、チップ
内から受ける第2のデータのレベルに応じて所定電位を
第2のデータ端子に出力する第2のデータ出力手段を備
えるものである。
【0018】
【0019】
【作用】この発明においては、第2のデータ出力手段が
所定電位を出力するときの、所定電位が印加されるパッ
ドまでの配線の抵抗値の高い第2のスイッチ手段の電流
駆動能力が大きくなる時間が短くされているので、第2
のデータ端子が所定電位となるのが速くなる。また、
2のデータ出力手段が所定電位を出力するときの、所定
電位が印加されるパッドまでの配線の抵抗値の低い第2
のスイッチ手段の電流駆動能力が小さくされているの
で、第2のデータ端子の電位が所定電位となるときにゆ
っくりと所定電位となり、第2のデータ端子が所定電位
となる際のアンダー(またはオーバー)シュートやリン
ギングを抑制できる。また、所定電位が印加されるパッ
ドと第2のスイッチ手段の間の短い配線の第2の部分の
単位長さあたりの抵抗値を大きくしているので、パッド
と第2のデータ端子との間に流れる電流が小さくなっ
て、第2のデータ端子の電位が所定電位となるときにゆ
っくりと所定電位となり、第2のデータ端子が所定電位
となる際のアンダー(またはオーバー)シュートやリン
ギングを抑制できる。
【0020】
【0021】
【実施例】実施例1. 以下にこの発明の実施例1である半導体集積装置につい
て、図1 から図3 に基づいて説明する。図1 は大容量化
された半導体集積装置の該略図であり例えば16MbitDRAM
は図1 に示すような構成となっている。この図1 におい
て101 は半導体チップ、102 は半導体チップ101 内に設
けられたメモリセル群、103 は外部から電源電位が印加
され、図の左上下に2つ設置された電源パッド、104 は
外部から接地電位が印加され、図の右上下に2つ設置さ
れた接地電位パッド、105 はメモリセル群102 の中から
選択されたメモリセルから読み出されたデータが出力さ
れるデータピンで、105aは0番ピン、105bは1番ピン、
105cは2番ピン、105dは3番ピンである。106 は電源パ
ッド103 に接続され、半導体チップ101 の周辺部にルー
プ状に例えばアルミニウムで形成され、電源電位VCC
伝える電源配線、107 は接地電位パッド104 に接続さ
れ、半導体チップ101 の周辺部にループ状に例えばアル
ミニウムで形成され、接地電位を伝える電源配線で、電
源電位VCC を伝える電源配線106 と交差する部分は層の
異なる配線で配線しており、例えば交差部分を下層の1
アルミから上層の2アルミに上げて配線している。
【0022】図2 は接地電位パッド104 に近いデータピ
ン105cおよび105dのそれぞれに隣接して接続されるデー
タ出力回路の具体的回路図で、110 は電源電位VCC が印
加される電源電位ノード、120 は電源配線107 により接
地電位が与えられる接地電位ノード、130 は電源電位ノ
ード110 からの電源電位VCC により駆動し、出力許可信
号OEM およびメモリセルから読み出されたデータの反転
信号ZDD を受け、メモリセルから読み出されたデータと
同じレベルの出力データDoutをデータピン105cおよび10
5dに出力するデータ出力回路である。
【0023】このデータ出力回路130 において、131
転信号ZDD を受け、この反転信号ZDD をさらに反転し
た信号を出力するインバータ、132 はこのインバータ13
1 からの出力と出力許可信号OEM とを受け、これら2つ
の信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外
はLレベルの信号φ1 を出力する2入力ANDゲート、
133 は電源電位ノード110 と出力ノード134 との間に接
続され、ゲート電極にANDゲート132 からの出力信号
φ1 を受けるnチャネルMOSトランジスタ、135 は反
転信号ZDD および出力許可信号OEM を受け、これら2つ
の信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外
はLレベルの信号φ2 を出力する2入力ANDゲートで
ある。
【0024】136 は出力ノード134 と接地電位ノード12
0 との間に接続され、ANDゲート135 からの出力信号
φ2 を受けるスイッチ回路、出力ノード134 と接地電
位ノード120 との間に接続され、ゲート電極に出力信号
φ2 を受けるnチャネルMOSトランジスタ136aと、A
NDゲート135 からの出力信号φ2 を受け、この信号φ
2 を遅延した信号φ3 を出力し、4 個のインバータから
なる遅延回路136bと、この遅延回路136bからの遅延信号
φ3 およびANDゲート135 からの出力信号φ2 を受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ4 を出力する2入力
ANDゲート136cと、出力ノード134 と接地電位ノード
120 との間に接続され、ゲート電極にANDゲート136c
からの出力信号φ4 を受け、nチャネルMOSトランジ
スタ136aよりもサイズが大きく駆動能力が大きいnチャ
ネルMOSトランジスタ136dとから構成されている。
【0025】図3 は接地電位パッド104 から遠いデータ
ピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して接続されるデー
タ出力回路の具体的回路図で、接地電位パッド104 から
近いデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接して接続
されるデータ出力回路130 と異なっているのはAND
ゲート135 からの出力信号φ2 を受けるスイッチ回路13
6 に含まれ、この信号φ2 の遅延信号φ3 を出力する遅
回路136bが2 個のインバータにより構成され遅延時間
が短くされている点である。
【0026】次に上記したこの発明の実施例1の動作に
ついて、図4 のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4 つのメモリセルから読み出されたデータは
すべてLレベルとすると、0番から3番までのデータピ
ン105a〜105dにそれぞれ隣接して接続されているデータ
出力回路130 に入力される、メモリセルから読み出され
るデータの反転信号ZDD はどれも図4 の(a) に示すよう
にHレベルで、このHレベルの反転信号ZDD を受けるデ
ータ出力回路130 におけるインバータ131 はLレベルの
信号をANDゲート132 に出力するので、このANDゲ
ート132 は出力許可信号OEM のレベルによらず図4 の
(c) に示すようにLレベルの信号φ1 を出力し、この出
力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ133 は非導通状態となる。
【0027】そして、出力許可信号OEM が図4 の(b) に
示すように時刻t10 でHレベルに立ち上がるまでは、こ
のLレベルの出力許可信号OEM を受けるANDゲート13
5 は図4 の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ2
出力し、この出力信号φ2 をゲート電極に受けるスイッ
回路136 におけるnチャネルMOSトランジスタ136a
は非導通状態となる。またLレベルの出力信号φ2 を受
けるANDゲート136cは、遅延回路136bからの遅延信号
φ3 のレベルにかかわらずnチャネルMOSトランジス
タ136dのゲート電極に図4 の(g) および(h) に示すよう
にLレベルの出力信号φ4 を出力し、このnチャネルM
OSトランジスタ136dは非導通状態となるので、出力ノ
ード134 から出力される出力データDoutは図4 の(i) お
よび(j)に示すようにハイインピーダンス状態である。
【0028】そして、出力許可信号OEM が図4 の(b) に
示すように時刻t10 でHレベルに立ち上がると、この出
力許可信号OEM および反転信号ZDD を受けるANDゲー
ト135 は図4 の(d) に示すようにHレベルに立ち上がる
信号φ2 をスイッチ回路136におけるnチャネルMOS
トランジスタ136aのゲート電極に出力し、このnチャネ
ルMOSトランジスタ136aが導通状態となり、接地電位
ノード120 と出力ノード134 とが導通するので、出力デ
ータDoutは図4 の(i) および(j) に示すように次第に下
がり始める。
【0029】さらに、時刻t10 でHレベルに立ち上がる
ANDゲート135 からの出力信号φ2 を受ける、図3 に
示された接地電位パッド104 から遠い0番および1番の
データピン105aおよび105bにそれぞれ隣接したデータ出
回路130 における遅延回路136bは、図4 の(e) に示す
ように遅延時間td1 だけ遅れた時刻t11 でHレベルに立
ち上がる遅延信号φ3 を出力し、この遅延信号φ3 およ
びHレベルのANDゲート135 からの出力信号φ2 を受
けるANDゲート136cは、図4 の(g) に示すようにHレ
ベルへ立ち上がる出力信号φ4 をnチャネルMOSトラ
ンジスタ136dのゲート電極に出力し、このnチャネルM
OSトランジスタ136dが導通状態となり、接地電位ノー
ド120 と出力ノード134 とが導通するので、出力データ
Doutは図4 の(i) に示すように速やかに立ち下がり、時
刻t13 で接地電位となる。
【0030】一方、時刻t10 でHレベルに立ち上がるA
NDゲート135 からの出力信号φ2を受ける、図2 に示
された接地電位パッド104 から近い2番および3番のデ
ータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接したデータ出力
回路130 における遅延回路136bは、図4 の(f) に示すよ
に遅延時間td1 よりも長い遅延時間td2 だけ遅れた時
刻t12 でHレベルに立ち上がる遅延信号φ3 を出力し、
この遅延信号φ3 およびHレベルのANDゲート135 か
らの出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは、図4 の
(h) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力信号φ4
nチャネルMOSトランジスタ136dのゲート電極に出力
し、このnチャネルMOSトランジスタ136dが導通状態
となり、接地電位ノード120 と出力ノード134 とが導通
するので、出力データDoutは図4 の(j) に示すように図
4 の(i) に示された接地電位パッド104 から遠い0番お
よび1番のデータピン105aおよび105bに出力される出力
データDoutが時刻t11 から時刻t13 の間に接地電位に立
ち下がるよりも速く立ち下がり、時刻t13 で接地電位と
なる。
【0031】その後出力許可信号OEM が図4 の(b) に示
すように時刻t14 でHレベルからLレベルへと立ち下が
ると、この出力許可信号OEM を受けるANDゲート135
は図4 の(d) に示すようにLレベルの信号φ2 をnチャ
ネルMOSトランジスタ136aのゲート電極に出力し、こ
のLレベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは
図4 の(g) および(h) に示すようにLレベルの信号φ4
をnチャネルMOSトランジスタ136dのゲート電極に出
力するので、nチャネルMOSトランジスタ136aおよび
136dは非導通状態となり、出力データDoutは再びハイイ
ンピーダンス状態となる。
【0032】上記したこの発明の実施例1においては、
接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ出力回路
130 からの出力データDoutの立ち下がり時間を短くし
地電位パッド104 の近くに位置するデータ出力回路13
0 からの出力データDoutの立ち下がり時間に合わせた
で、接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ出力
回路130 の立ち下がり時間が長いことによってアクセス
速度が遅くなることがない。
【0033】実施例2. 以下にこの発明の実施例2である半導体集積装置につい
て、図5 および図6 に基づいて説明する。この実施例2
が上記したこの発明の実施例1と異なるのは、実施例1
では接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ出力
回路130 からの出力データDoutの立ち下がり時間を短く
するために、このデータ出力回路130 における遅延回路
136bを構成するインバータの数を減らしたが、この実施
例2ではさらに図5 および図6 に示すようなデータ出力
回路130 からの出力データDoutが電源電位VCC に立ち上
がるときのリンギングを抑制するためにnチャネルMO
Sトランジスタ137aと、遅延回路137bと、ANDゲート
137cと、nチャネルMOSトランジスタ137dとからなる
スイッチ回路137 を設け、図5 に示すように電源パッド
103 から離れた2番および3番のデータピン105cおよび
105dにそれぞれ接続されたデータ出力回路130 における
遅延回路137bを構成するインバータの数を、図6 に示さ
れた電源パッド103 から近い0番および1番のデータピ
ン105aおよび105bにそれぞれ接続されたデータ出力回路
130 における遅延回路137bを構成するインバータの数よ
りも減らしている点である。
【0034】次に上記したこの発明の実施例2の動作に
ついて、図7 のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4 つのメモリセルから読み出されたデータが
すべてLレベルのときの動作は図4 に示された実施例1
の動作と同様であり、メモリセルから読み出されたデー
タがすべてHレベルのときは、0番から3番までのデー
タピン105a 〜105dそれぞれ隣接して接続されている
データ出力回路130 に入力される、メモリセルから読み
出されるデータの反転信号ZDD はどれも図7 の(a) に示
すようにLレベルで、このLレベルの反転信号ZDD を受
けるデータ出力回路130 におけるANDゲート135 は出
力許可信号OEM のレベルによらず図7 の(d) に示すよう
にLレベルの信号φ2 を出力し、この出力信号φ2 をゲ
ート電極に受けるスイッチ回路136 におけるnチャネル
MOSトランジスタ136aは非導通状態となり、Lレベル
の出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは、遅延回路
136bからの遅延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャネ
ルMOSトランジスタ136dのゲート電極に図7 の(f) に
示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、このnチ
ャネルMOSトランジスタ136dは非導通状態となる。
【0035】そして、出力許可信号OEM が図7 の(b) に
示すように時刻t20 でHレベルに立ち上がるまでは、こ
のLレベルの出力許可信号OEM を受けるANDゲート13
2 は図7 の(c) に示すようにLレベルの出力信号φ1
出力し、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるスイッ
回路137 におけるnチャネルMOSトランジスタ137a
は非導通状態となる。またLレベルの出力信号φ1 を受
けるANDゲート137cは、遅延回路137bからの遅延信号
φ5 のレベルによらずnチャネルMOSトランジスタ13
7dのゲート電極に図7 の(i) および(j) に示すようにL
レベルの出力信号φ6 を出力し、nチャネルMOSトラ
ンジスタ137dは非導通状態となるので、出力ノード134
から出力される出力データDoutはハイインピーダンス状
態である。
【0036】そして、出力許可信号OEM が図7 の(b) に
示すように時刻t20 でHレベルに立ち上がると、この出
力許可信号OEM および反転信号ZDD を受けるANDゲー
ト132 は図7 の(c) に示すようにHレベルに立ち上がる
信号φ1 をnチャネルMOSトランジスタ137aのゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ137a
が導通状態となり、電源電位ノード110 と出力ノード13
4 とが導通するので、出力データDoutは図7 の(k) およ
び(m) に示すように次第に上がり始める。
【0037】さらに、時刻t20 でHレベルに立ち上がる
ANDゲート132 からの出力信号φ1 を受ける、電源パ
ッド103 から遠い2番および3番のデータピン105cおよ
び105dにそれぞれ隣接したデータ出力回路130 における
遅延回路137bは、図7 の(h)に示すように遅延時間td3
だけ遅れた時刻t21 でHレベルに立ち上がる遅延信号φ
5 を出力し、この遅延信号φ5 およびHレベルのAND
ゲート132 からの出力信号φ1 を受けるANDゲート13
7cは、図7 の(j) に示すようにHレベルへ立ち上がる出
力信号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ137dのゲー
ト電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13
7dが導通状態となり、電源電位ノード110 と出力ノード
134 とが導通するので、出力データDoutは図7 の(m) に
示すように速やかに立ち上がり、時刻t23 で電源電位V
CC となる。
【0038】一方、時刻t20 でHレベルに立ち上がるA
NDゲート132 からの出力信号φ 1 を受ける、電源パッ
ド103 から近い0番および1番のデータピン105aおよび
105bにそれぞれ隣接したデータ出力回路130 における遅
回路137bは、図7 の(g) に示すように遅延時間td3
りも長い遅延時間td4 だけ遅れた時刻t22 でHレベルに
立ち上がる遅延信号φ5 を出力し、この遅延信号φ5
びHレベルのANDゲート132 からの出力信号φ1
受けるANDゲート137cは、図7 の(i) に示すようにH
レベルへ立ち上がる出力信号φ6 をnチャネルMOSト
ランジスタ137dのゲート電極に出力し、このnチャネル
MOSトランジスタ137dが導通状態となり、電源電位ノ
ード110 と出力ノード134 とが導通するので、出力デー
タDoutは図7 の(k) に示すように図7 の(m) に示され
源パッド103 から遠い2番および3番のデータピン10
5cおよび105dに出力される出力データDoutが時刻t21
ら時刻t23 の間に電源電位VCC に立ち上がるよりも速く
立ち上がり、時刻t23 で電源電位VCC となる。
【0039】その後出力許可信号OEM が図7 の(b) に示
すように時刻t24 でHレベルからLレベルへと立ち下が
ると、この出力許可信号OEM を受けるANDゲート132
は図7 の(c) に示すようにLレベルの信号φ1 をnチャ
ネルMOSトランジスタ137aのゲート電極に出力し、こ
のLレベルの出力信号φ1 を受けるANDゲート137cは
図7 の(i) および(j) に示すようにLレベルの信号φ6
をnチャネルMOSトランジスタ137dのゲート電極に出
力するので、nチャネルMOSトランジスタ137aおよび
137dは非導通状態となり、出力データDoutは再びハイイ
ンピーダンス状態となる。
【0040】上記したこの発明の実施例2においては、
電源パッド103 から遠くに位置するデータ出力回路130
からの出力データDoutの立ち上がり時間を短くして電
パッド103 の近くに位置するデータ出力回路130 からの
出力データDoutの立ち上がり時間に合わせたので、電源
パッド103 から遠くに位置するデータ出力回路130 の立
ち上がり時間が長いことによってアクセス速度が遅くな
ることがない。
【0041】実施例3. 以下にこの発明の実施例3である半導体集積装置につい
て、図8 および図9 に基づいて説明する。この実施例3
で実施例1と異なるのは半導体集積装置におけるデータ
出力回路の具体的構成が違う点で、図8 は接地電位パッ
ド104 に近い2番および3番のデータピン105cおよび10
5dにそれぞれ隣接して接続されたデータ出力回路140 の
具体的回路図、図9 は接地電位パッド104 から離れてい
る0番および1番のデータピン105aおよび105bにそれぞ
接続されたデータ出力回路140の具体的回路図であ
る。
【0042】図8 において、141 は反転信号ZDD を受
け、この反転信号ZDD をさらに反転した信号を出力する
インバータ、142 はこのインバータ141 からの出力と出
力許可信号OEM とを受け、これら2つの信号がともにH
レベルのときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号
φ1 を出力する2入力ANDゲート、143 は電源電位ノ
ード110 と出力ノード144 との間に接続され、ゲート電
にANDゲート142 からの出力信号φ1 を受けるnチ
ャネルMOSトランジスタ、145 は反転信号ZDDおよび
出力許可信号OEM を受け、これら2つの信号がともにH
レベルのときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号
φ2 を出力する2入力ANDゲートである。
【0043】146 は出力ノード144 と接地電位ノード12
0 との間に接続され、ANDゲート145 からの出力信号
φ2 を受けるスイッチ回路、ANDゲート145 からの
出力信号φ2 を受け、この出力信号φ2 の反転信号φ3
をインバータ3段分の遅延時間td5 だけ遅れて出力し
力信号φ2 をインバータ4段分の遅延時間td6 だけ遅
延した遅延信号φ4 を出力する遅延回路146aと、AND
ゲート145 からの出力信号φ2 および遅延回路146aから
の反転信号φ3 を受け、これら2つの信号がともにHレ
ベルのときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ
5 を出力する2入力ANDゲート146bと、出力ノード14
4 と接地電位ノード120 との間に接続され、ゲート電極
にANDゲート146bからの出力信号φ5 を受けるnチャ
ネルMOSトランジスタ146cと、ANDゲート145 から
の出力信号φ2 および遅回路146aからの遅延信号φ4
を受け、これら2つの信号がともにHレベルのときにH
レベルで、それ以外はLレベルの信号φ6 を出力する2
入力ANDゲート146dと、出力ノード144 と接地電位ノ
ード120 との間に接続され、ゲート電極にANDゲート
146dからの出力信号φ6 を受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ146eとにより構成されており、nチャネルMO
Sトランジスタ146eはnチャネルMOSトランジスタ14
6cよりもサイズが大きく駆動能力が大きい。
【0044】図9 は接地電位パッド104 から遠い0番お
よび1番のデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接し
て接続されるデータ出力回路140 の具体的回路図で、図
8 に示された接地電位パッド104 から近い2番および3
番のデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接して接続
されるデータ出力回路140 と異なっているのはANDゲ
ート145 からの出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を遅
延した信号φ3 およびφ4 を出力するスイッチ回路146
における遅延回路146aが、2個のインバータにより構成
され遅延時間が短くされている点である。
【0045】次に上記したこの発明の実施例3の動作に
ついて、図10のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4 つのメモリセルから読み出されたデータは
すべてLレベルとすると、0番から3番までのデータピ
ン105a〜105dにそれぞれ隣接して接続されているデータ
出力回路140 に入力される、メモリセルから読み出され
るデータの反転信号ZDD はどれも図10の(a) に示すよう
にHレベルで、このHレベルの反転信号ZDD を受けるデ
ータ出力回路140 におけるインバータ141 はLレベルの
信号をANDゲート142 に出力するので、このANDゲ
ート142 は出力許可信号OEM のレベルによらず図10の
(c) に示すようにLレベルの信号φ1 を出力し、この出
力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ143 は非導通状態となる。
【0046】そして、出力許可信号OEM が図10の(b) に
示すように時刻t30 でHレベルに立ち上がるまでは、こ
のLレベルの出力許可信号OEM を受けるANDゲート14
5 は図10の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ2
出力し、この出力信号φ2 およびスイッチ回路146 にお
ける遅延回路146aからのHレベルの信号φ3 を受けるA
NDゲート146bは図10の(i) および(j) に示すようにL
レベルの信号φ5 を出力し、この出力信号φ5 をゲート
電極に受けるnチャネルMOSトランジスタ146cは非導
通状態となる。またLレベルの出力信号φ2 を受けるA
NDゲート146dは、遅延回路146aからの遅延信号φ4
レベルにかかわらずnチャネルMOSトランジスタ146e
のゲート電極に図10の(k) および(m) に示すようにLレ
ベルの出力信号φ6 を出力し、このnチャネルMOSト
ランジスタ146eは非導通状態となるので、出力ノード14
4 から出力される出力データDoutはハイインピーダンス
状態である。
【0047】そして、出力許可信号OEM が図10の(b) に
示すように時刻t30 でHレベルに立ち上がると、この出
力許可信号OEM および反転信号ZDD を受けるANDゲー
ト145 は図10の(d) に示すようにHレベルに立ち上がる
信号φ2 を出力し、この出力信号φ2 およびスイッチ
146 における遅延回路146aのインバータによる遅延の
ために図10の(e) および(f) に示すようにまだHレベル
の信号φ3 を受けるANDゲート146bは図10の(i) およ
び(j) に示すようなHレベルに立ち上がる信号φ5 をn
チャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力
し、このnチャネルMOSトランジスタ146cが導通状態
となり、接地電位ノード120 と出力ノード144 とが導通
するので、出力データDoutは図10の(n) および(p) に示
すように次第に下がり始める。
【0048】さらに、時刻t30 でHレベルに立ち上がる
ANDゲート145 からの出力信号φ2 を受ける、接地電
位パッド104 から遠い0番および1番のデータピン105a
および105bにそれぞれ隣接して接続されたデータ出力
140 における遅延回路146aは、図10の(e) に示すよう
に遅延時間t d7 だけ遅れた時刻t31 でLレベルに立ち下
がる信号φ3 を出力し、この信号φ3 を受けるANDゲ
ート146bは図10の(i)に示すようにLレベルに立ち下が
る信号φ5 をnチャネルMOSトランジスタ146cのゲー
ト電極に出力するので、このnチャネルMOSトランジ
スタ146cは非導通状態となり、さらに遅回路146aは図
10の(g) に示すように時刻t30 から遅延時間t d8 だけ遅
れた時刻t32 でHレベルに立ち上がる遅延信号φ4 を出
力し、この遅延信号φ4 およびHレベルのANDゲート
145 からの出力信号φ2 を受けるANDゲート146dは、
図10の(k) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力信号
φ6 をnチャネルMOSトランジスタ146eのゲート電極
に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ146eが導
通状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード144 と
が導通するので、出力データDoutは図10の(n) に示すよ
うに速やかに立ち下がり、時刻t35 で接地電位となる。
【0049】一方、時刻t30 でHレベルに立ち上がるA
NDゲート145 からの出力信号φ2を受ける、接地電位
パッド104 から近い2番および3番のデータピン105cお
よび105dにそれぞれ隣接して接続されたデータ出力回路
140 における遅延回路146aは、図10の(f) に示すよう
延時間t d7 よりもインバータ2段分長い遅延時間t d5
だけ遅れた時刻t33 でLレベルに立ち下がる信号φ3
出力し、この信号φ3を受けるANDゲート146bは図10
の(j) に示すようにLレベルに立ち下がる信号φ5 をn
チャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力す
るので、このnチャネルMOSトランジスタ146cは非導
通状態となり、さらに遅回路146aは図10の(h) に示す
ように時刻t30 から遅延時間t d6 だけ遅れた時刻t34
Hレベルに立ち上がる遅延信号φ4 を出力し、この遅延
信号φ4 およびHレベルのANDゲート145 からの出力
信号φ2 を受けるANDゲート146dは、図10の(m) に示
すようにHレベルへ立ち上がる信号φ6 をnチャネルM
OSトランジスタ146eのゲート電極に出力し、このnチ
ャネルMOSトランジスタ146eが導通状態となり、接地
電位ノード120 と出力ノード144 とが導通するので、出
力データDoutは図10の(p) に示すように図10の(n) に示
された接地電位パッド104 から遠い0番および1番のデ
ータピン105aおよび105bに出力される出力データDout
時刻t32 から時刻t35 の間に接地電位に立ち下がるより
も速く立ち下がり、時刻t35 で接地電位となる。
【0050】その後出力許可信号OEM が図10の(b) に示
すように時刻t36 でHレベルからLレベルへと立ち下が
ると、この出力許可信号OEM を受けるANDゲート145
は図10の(d) に示すようにLレベルの信号φ2 を出力
し、この出力信号φ2 を受けるANDゲート146bは図10
の(i) および(j) に示すようにLレベルの信号φ5 をn
チャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力
、Lレベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート146d
は図10の(k) および(m) に示すようにLレベルの信号φ
6 をnチャネルMOSトランジスタ146eのゲート電極に
出力するので、nチャネルMOSトランジスタ146cおよ
び146eは非導通状態となり、出力データDout は再びハイ
インピーダンス状態となる。
【0051】上記したこの発明の実施例3においては
施例1と同様に接地電位パッド104 から遠くに位置す
るデータ出力回路140 からの出力データDoutの立ち下が
り時間を短くして接地電位パッド104 の近くに位置する
データ出力回路140 からの出力データDoutの立ち下がり
時間に合わせたので、接地電位パッド104 から遠くに位
置するデータ出力回路140 の立ち下がり時間が長いこと
によってアクセス速度が遅くなることがない。
【0052】実施例4. 以下にこの発明の実施例4である半導体集積装置につい
て、図11および図12に基づいて説明する。図11は接地電
位パッド104 に近いデータピン105cおよび105dにそれぞ
隣接して接続されるデータ出力回路130 の具体的回路
図、図12は接地電位パッド104 から遠いデータピン105a
および105bにそれぞれ隣接して接続されるデータ出力
130 の具体的回路図で、この実施例4がこの発明の実
施例1と異なるのは、データ出力回路130 におけるスイ
ッチ回路136 の出力ノード134 と接地電位ノード120 と
の間にnチャネルMOSトランジスタ136eが追加されて
いる点である。この実施例4においても図4 に示した実
施例1と同様の動作をし、同様の効果を奏する。
【0053】実施例5. 以下にこの発明の実施例5である半導体集積装置につい
て、図13に基づいて説明する。図13は図1 に示された半
導体チップ101 内に設けられた0番から3番までのデー
タピン105a〜105dにそれぞれ隣接して接続されているデ
ータ出力回路の具体的回路図で、この図13において210
は電源電位VCC が印加される電源電位ノード、230 は電
源電位ノード210 からの電源電位VCC および接地電位パ
ッド104から電源配線240 を介して接地電位を受け、さ
らに出力許可信号OEM およびメモリセルから読み出され
たデータの反転信号ZDD を受け、メモリセルから読み出
されたデータと同じレベルの出力データDoutをデータピ
ン105a〜105dにそれぞれ出力するデータ出力回路であ
る。
【0054】このデータ出力回路230 において、231
転信号ZDD を受け、この反転信号ZDD をさらに反転し
た信号を出力するインバータ、232 はこのインバータ23
1 からの出力と出力許可信号OEM とを受け、これら2つ
の信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外
はLレベルの信号φ1 を出力する2入力ANDゲート、
233 は電源電位ノード210 と出力ノード234 との間に接
続され、ゲート電極にANDゲート232 からの出力信号
φ1 を受けるnチャネルMOSトランジスタ、235 は反
転信号ZDD および出力許可信号OEM を受け、これら2つ
の信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外
はLレベルの信号φ2 を出力する2入力ANDゲートで
ある。
【0055】236 は出力ノード234 と電源配線240 との
間に接続され、ANDゲート235 からの出力信号φ2
受けるスイッチ回路、出力ノード234 と電源配線240
との間に接続され、ゲート電極に出力信号φ2 を受ける
nチャネルMOSトランジスタ236aと、ANDゲート23
5 からの出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を遅延した
信号φ3 を出力し、2個のインバータからなる遅延回路
236bと、この遅延回路236bからの遅延信号φ3 およびA
NDゲート235 からの出力信号φ2 を受け、これら2つ
の信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以外
はLレベルの信号φ4 を出力する2入力ANDゲート23
6cと、出力ノード234 と電源配線240 との間に接続さ
れ、ゲート電極にANDゲート236cからの出力信号φ4
を受け、nチャネルMOSトランジスタ236aよりもサイ
ズが大きく駆動能力が大きいnチャネルMOSトランジ
スタ236dとから構成されている。
【0056】そして、接地電位パッド104 に近い2番お
よび3番のデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接し
て接続されるデータ出力回路230 のスイッチ回路236 に
おけるnチャネルMOSトランジスタ236aおよび236dの
チャネル幅を小さくしたり、チャネル長を大きくするこ
とで、電流駆動能力を接地電位パッド104 から遠い0番
および1番のデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接
して接続されるデータ出力回路230 のスイッチ回路236
におけるnチャネルMOSトランジスタ236aおよび236d
の電流駆動能力よりも小さくし、このスイッチ回路236
の電流駆動能力を小さくしている。
【0057】上記したこの発明の実施例5においては、
接地電位パッド104 に近い2番および3番のデータピン
105cおよび105dにそれぞれ隣接して接続されるデータ出
回路230 のスイッチ回路236 の電流駆動能力を小さく
しているため、出力データDoutが接地電位に立ち下がる
ときに接地電位パッド104 から遠い0番および1番のデ
ータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して接続される
データ出力回路230 からの出力データDoutと同様にゆっ
くり立ち下がるのでアンダーシュートやリンギングが抑
制できる。
【0058】実施例6. 上記した実施例5では接地電位パッド104 に近い2番お
よび3番のデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接し
て接続されるデータ出力回路230 のスイッチ回路236 に
おけるnチャネルMOSトランジスタ236aおよび236dの
チャネル幅を小さくしたり、チャネル長を大きくするこ
とで、電流駆動能力を接地電位パッド104 から遠い0番
および1番のデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接
して接続されるデータ出力回路230 のスイッチ回路236
におけるnチャネルMOSトランジスタ236aおよび236d
の電流駆動能力よりも小さくし、出力ノード234 からの
出力データDoutの接地電位への立ち下がりを遅くした
が、この実施例6では接地電位パッド104 からこの接地
電位パッド104 に近い2番および3番のデータピン105c
および105dにそれぞれ隣接して接続されるデータ出力
230 に至るまでの電源配線240 の抵抗を、例えばこの
電源配線240 の断面積を小さくしたりすることで大きく
している。そして実施例5と同様の効果を奏する。
【0059】実施例7. 以下にこの発明の実施例7の半導体集積装置について、
図14概略図に基づき説明する。図14において、301 は
半導体チップ、302 は半導体チップ301 内に設けられた
メモリセル群、303aおよび303bは外部から接地電位が印
加される接地電位パッド、304a、304bおよび304cは接地
電位パッド303aおよび303bで接続され、このチップ301
内に設けられた内部回路に接地電位を供給するための電
源配線である。そして内部回路を例えばセンスアンプ
群、周辺論理回路およびデータ出力回路のように3つの
グループに分け、この3つのグループを電源配線304a、
304bおよび304cにそれぞれ接続し、接地電位を供給して
いる。
【0060】上記したこの発明の実施例7においては、
内部回路を3つのグループに分け、この3つのグループ
を電源配線304a、304bおよび304cにそれぞれ接続し、電
源線1本あたりに接続される素子数を少なくして寄生容
量を少なくしているので、安定した接地電位を供給でき
る。また、他のグループの回路から電源配線に流れる電
流による接地電位からの浮き上がりといった干渉がなく
なる。
【0061】実施例8. 上記した実施例では電源配線304a、304bおよび304cが
すべて2つの接地電位パッド303aおよび303bに接続され
ていたが、この実施例8では図15に示すように電源配線
304aおよび304bをそれぞれ接地電位パッド303aおよび30
3bにだけ接続している。そしてこの実施例8も実施例7
と同様の効果を奏する。この実施例8の場合、電源配線
304aおよび304bは図15に示すように交差してしまうの
で、この交差する部分は例えば下層の1アルミから上層
の2アルミに変えるなど、層を変えて配線する必要があ
る。上記した実施例7および実施例8では図14および図
15に示すように電源配線はループ状となっているが、メ
ッシュ状でもよい。ただしこの場合、上記のように層を
変えて配線する必要がある。
【0062】実施例9. 以下にこの発明の実施例9の半導体集積装置について、
図16の概略図に基づき説明する。図16において311 は半
導体チップ、312 は半導体チップ311 内に設けられたメ
モリセル群、313aおよび313bは外部から接地電位が印加
される接地電位パッド、314 は接地電位パッド313aおよ
び313bに接続され、このチップ311 内に設けられた内部
回路に接地電位を供給するための電源配線で、半導体チ
ップ311の周辺にループ状に設けられ、このループ状の
電源配線314 は図16の右側で開いている。
【0063】上記したこの発明の実施例9においては電
源配線314 を完全なループにしないことによりインダク
タンスを低減したので、半導体チップ311 を突き抜ける
磁束の影響で電源配線314 の電位が接地電位から変動す
るのを抑制できる。
【0064】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、所定電
位が印加されるパッドとの間の配線抵抗が高い第2のデ
ータ出力手段が、所定電位を出力するのが速い半導体集
積装置を得ることができる。また、所定電位が印加され
るパッドとの間の配線抵抗が低い第2のデータ出力手段
が、所定電位を出力するときのアンダー(またはオーバ
ー)シュートやリンギングが抑制された半導体集積装置
を得ることができる。また、所定電位が印加されるパッ
ドとの間の配線が短い第2のデータ出力手段が、所定電
位を出力するときのアンダー(またはオーバー)シュー
トやリンギングが抑制された半導体集積装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1から6までの半導体集積
装置の該略図である。
【図2】 この発明の実施例1の接地電位パッドに近い
データ出力回路の回路図である。
【図3】 この発明の実施例1の接地電位パッドから遠
いデータ出力回路の回路図である。
【図4】 この発明の実施例1の動作を示すタイミング
図である。
【図5】 この発明の実施例2の電源パッドから遠いデ
ータ出力回路の回路図である。
【図6】 この発明の実施例2の電源パッドに近いデー
タ出力回路の回路図である。
【図7】 この発明の実施例2の動作を示すタイミング
図である。
【図8】 この発明の実施例3の接地電位パッドに近い
データ出力回路の回路図である。
【図9】 この発明の実施例3の接地電位パッドから遠
いデータ出力回路の回路図である。
【図10】 この発明の実施例3の動作を示すタイミン
グ図である。
【図11】 この発明の実施例4の接地電位パッドに近
いデータ出力回路の回路図である。
【図12】 この発明の実施例4の接地電位パッドから
遠いデータ出力回路の回路図である。
【図13】 この発明の実施例5のデータ出力回路の回
路図である。
【図14】 この発明の実施例7の半導体集積装置の
略図である。
【図15】 この発明の実施例8の半導体集積装置の
略図である。
【図16】 この発明の実施例9の半導体集積装置の
略図である。
【図17】 従来の半導体集積装置の概略図である。
【図18】 従来の半導体集積装置におけるデータ出力
回路の回路図である。
【図19】 従来の半導体集積装置の動作を示すタイミ
ング図である。
【図20】 従来の半導体集積装置の動作を示すタイミ
ング図である。
【符号の説明】
101 半導体チップ 103 電源パッド 104 接地電位パッド 105 データピン 106 電源配線 107 電源配線 130 データ出力回路 136 スイッチ回路 137 スイッチ回路 140 データ出力回路 146 スイッチ回路 230 データ出力回路 236 スイッチ回路 240 電源配線 301 半導体チップ 303 接地電位パッド 304 電源配線 311 半導体チップ 313 接地電位パッド 314 電源配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 孝弘 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−200745(JP,A) 特開 平1−222515(JP,A) 特開 昭58−124262(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/04 H01L 21/82 H01L 21/822

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップ内に設けられ所定電位が印
    加されるパッド、 前記パッドに接続され、前記所定電位を伝達する配線、 前記パッドから前記配線を介して前記所定電位を受け、
    前記チップ内に設けられた第1のデータ端子と前記配線
    との間に接続され、導通状態となって第1の遅延時間経
    過すると電流駆動能力が上がる第1のスイッチ手段を含
    み、前記チップ内から受ける第1のデータのレベルに応
    じて前記所定電位を前記第1のデータ端子に出力する第
    1のデータ出力手段、および前記パッドから前記配線を
    介して前記所定電位を受け、前記チップ内に設けられた
    第2のデータ端子と前記配線との間に接続され、導通状
    態となって前記第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時
    間で電流駆動能力が上がるとともに、前記パッドとの間
    の配線の抵抗値が前記パッドと前記第1のスイッチ手段
    との間の配線の抵抗値よりも高い第2のスイッチ手段を
    含み、前記チップ内から受ける第2のデータのレベルに
    応じて前記所定電位を前記第2のデータ端子に出力する
    第2のデータ出力手段を備える半導体集積装置。
  2. 【請求項2】 半導体チップ内に設けられ所定電位が印
    加されるパッド、 前記パッドに接続され、前記所定電位を伝達する配線、 前記パッドから前記配線を介して前記所定電位を受け、
    前記チップ内に設けられた第1のデータ端子と前記配線
    との間に接続され、第1の電流駆動能力を有する第1の
    スイッチ手段を含み 前記チップ内から受ける第1のデータのレベルに応じて
    前記所定電位を前記第1のデータ端子に出力する第1の
    データ出力手段、および前記パッドから前記配線を介し
    て前記所定電位を受け、前記チップ内に設けられた第2
    のデータ端子と前記配線との間に接続され、前記第1の
    電流駆動能力より小さい第2の電流駆動能力を有し、前
    記パッドとの間の配線の抵抗値が前記パッドと前記第1
    のスイッチ手段との間の配線の抵抗値よりも低い第2の
    スイッチ手段を含み、前記チップ内から受けるデータの
    レベルに応じて前記所定電位を前記第2のデータ端子に
    出力する第2のデータ出力手段を備える半導体集積装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体チップ内に設けられ所定電位が印
    加されるパッド、 前記パッドに接続され、所定の単位長さあたりの抵抗値
    を有する第1の部分と前記所定の単位長さあたりの抵抗
    値よりも大きい単位長さあたりの抵抗値を有する第2の
    部分とを含む配線、 前記パッドから前記配線の第1の部分を介して前記所定
    電位を受け、前記チップ内に設けられた第1のデータ端
    子と前記配線との間に接続された第1のスイッチ手段を
    含み、前記チップ内から受ける第1のデータのレベルに
    応じて前記所定電位を前記第1のデータ端子に出力する
    第1のデータ出力手段、および前記パッドから前記配線
    の第2の部分を介して前記所定電位を受け、前記チップ
    内に設けられた第2のデータ端子と前記配線との間に接
    続され、前記パッドとの間の配線の長さが前記パッドと
    前記第1のスイッチ手段との間の配線の長さよりも短い
    第2のスイッチ手段を含み、前記チップ内から受ける第
    2のデータのレベルに応じて前記所定電位を第2のデー
    タ端子に出力する第2のデータ出力手段を備える半導体
    集積装置。
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