JP2785929B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP2785929B2
JP2785929B2 JP25366586A JP25366586A JP2785929B2 JP 2785929 B2 JP2785929 B2 JP 2785929B2 JP 25366586 A JP25366586 A JP 25366586A JP 25366586 A JP25366586 A JP 25366586A JP 2785929 B2 JP2785929 B2 JP 2785929B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、文字または文字列を変形して出力する文
字処理装置に関するものである。 〔従来の技術〕 従来の文字処理装置、例えばワードプロセッサ等にお
いては、キャラクタジャネレータのROMに内蔵されるフ
ォントデータ(一般にはドットデータとして格納されて
いる)を、水平方向に対してx倍(1,1.5,2,4,1/2倍
等)、垂直方向に対してy倍(1,1.5,2,4,1/2倍等)に
拡大または縮小して、表示器に表示されているカーソル
の位置から表示またはプリントアウトする装置等が提案
されている。 また、写植入力システムにおいては、入力された文字
列における個々の文字変形について、長体/平体,斜
体,文字の回転等が指定可能な機種が提案されており、
文字列の展開方法については、水平,垂直の箱組,斜め
組み,円周組み等が行えるように構成されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、前者の文字処理装置においては、一般に内
蔵フォントデータがドットデータとして格納されている
ため、変形操作後の出力文字品質が著しく低下する。ま
た、文字列の展開方法が水平(横組み)または垂直(縦
組み)に限定される等の制限があり、文字列のレイアウ
トの表現形式が著しく制限される問題点があった。 また、後者の文字処理装置においては、上述したよう
に、個々の文字変形については、長体/平体,斜体,文
字の回転等が指定可能となっているが、文字列の展開方
法が水平または垂直の場合に限り、個々の文字の変形、
すなわち長体/平体,斜体,文字の回転等が行えるだけ
なので、デザイン的要素を必要とするPOP等、すなわち
斜体文字を斜め組みするとか、斜体変形文字を円周組み
することができず、一見して強烈な印象を与えることが
できるような、デザイン性の高い文字を出力てきず、限
定された用途でしか使用できない問題点があった。 この発明は、上記の問題点を解消するためになされた
もので、指定される文字変形情報と文字展開情報に基づ
いて入力される文字列を構成する各文字の展開位置座標
をそれぞれ演算することにより、指定される展開情報に
基づいて入力される文字列を割り付けることができる文
字処理情報を得ることを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る文字処理装置は、文字列を入力する入
力手段と、 前記入力手段より入力される文字列に対する文字変形
情報を指定する文字変形指定手段と、 前記入力手段により入力される文字列に対する展開方
法を指定する展開方法指定手段と、 前記入力手段より入力される文字列に対する展開位置
座標を入力する座標値入力手段と、 前記文字変形指定手段から指定される文字変形情報に
基づいて前記入力手段より入力される文字列の各文字の
変形文字位置座標を演算する第1の演算手段と、 前記座票値入力手段から入力される前記展開位置座標
及び前記展開方法指定手段により指定される展開方法に
より決定される線分上に前記第1の演算手段に演算され
る変形文字位置座標に対応する変形文字列を展開するた
めの輪郭位置座標を演算する第2の演算手段と、 前記第2の演算手段により演算された前記輪郭位置座
標に基づいて前記第1の演算手段により演算された変形
文字位置座標に対応する変形文字列を記憶手段に展開す
る展開手段とを設けたものである。 〔作用〕 この発明においては、文字変形指定手段から文字変形
情報が指定されると、第1の演算手段が入力手段より入
力される文字列の各文字の変形文字位置座標を演算す
る。次いで、第2の演算手段は、座標値入力手段から入
力される展開位置座標および展開方法指定手段により指
定される展開方法により決定される線分上に第1の演算
手段により演算された変形文字値座標を有する変形文字
列を展開するための輪郭位置座標を演算し、演算された
輪郭位置座標に基づいて第1の演算手段により演算され
た各文字の変形文字を記憶手段に展開する。 〔実施例〕 第1図(a)は、この発明の一実施例を示す文字処理
装置の構成を説明するブロック図であり、1は文字変形
入力部で、VRAM2を介してCRTディスプレイ3上に文字変
形指定画面(第2図(a)参照)を表示する。4は文字
列展開方法入力部で、VRAM2を介してCRTディスプレイ3
上に文字列展開方法指定画面(第2図(b)参照)を表
示する。5は展開位置座標入力部で、VRAM2を介してCRT
ディスプレイ3上に文字を展開する領域を示す用紙画面
(第2図(c)参照)を表示する。6は文字列入力部
で、展開位置座標入力部5が用紙画面をCRTディスプレ
イ3に表示した後、VRAM2を介してCRTディスプレイ3上
に文字入力画面(第2図(d)参照)を表示する。7は
ポインティングデバイスで、この発明の文字変形指定手
段,展開方法指定手段,座標値入力手段とを兼ねてお
り、文字変形入力部1がCRTディスプレイ3に表示した
文字変形指定画面に表示される文字変形情報(長体,平
体,斜体等)のうち、所望とする文字変形を指定するこ
とによりキーボード8から入力される文字列の各文字に
ついての変形を指令する。また、ポインティングデバイ
ス7は、文字列展開方法入力部4がCRTディスプレイ3
に表示した文字列展開方法指定画面に表示される展開方
法(水平,垂直,斜め,円周)のうち、所望とする文字
列展開方法を指定することによりキーボード8から入力
される文字列の各文字についての展開方法を指令する。
さらに、ポインティングデバイス7は、展開位置座標入
力部5がCRTディスプレイ3に表示した用紙画面に展開
位置座標(例えば任意の2点または3点)を指示する。
9はパラメータ記憶部で、ポインティングデバイス7に
より指示された文字変形情報,展開情報等を一時記憶す
る。10は座標値レジスタで、ポインティングデバイス7
に指示された展開位置座標(展開開始位置座標,展開終
了座標)を一時記憶する。11は文字コード記憶部で、キ
ーボード8から入力される文字列に対応するコード情報
を記憶する。12はこの発明の第1の演算手段となる演算
部で、パラメータ記憶部9に記憶されている文字変形情
報に基づいてキーボード8より入力される文字列の各文
字に対応する変形文字位置座標を演算し、演算した変形
文字位置座標をラインL2を介してこの発明の第2の演算
手段となる演算部13に送出する。演算部13は演算部12か
ら送出されてくる変形文字位置座標に対してパラメータ
記憶部9に記憶される文字列展開応方法および座標値レ
ジスタ10に格納されている展開位置座標値に基づいて決
定される水平方向に対して任意の角度を有する線分上ま
たは3点を通る円周上に変形文字列を展開するための座
標変換を行い、変換された座標位置に対応するVRAM2上
のアドレスに変形文字列の各文字を展開する。なお、L1
はラインで、文字列展開方法入力部4がCRTディスプレ
イ3に文字列展開方法指定画面で垂直または水平が指定
された場合に、ポインティングデバイス7により指示さ
れる2点の座標のうち、x座標またはy座標値を一致さ
せる情報を展開位置座標入力部5に入力し、ポインティ
ングデバイス7により指示されたxまたはy座標を強制
的に一致させる。 第1図(b)は、第1図(a)に示した文字処理装置
を有する文字処理システムを説明するシステム構成図で
あり、第1図(a)と同一のものには同じ符号を付して
ある。 この図において、21はシステム制御用のマイクロコン
ピュータで、MPU21a,内部メモリ(ROM,RAM)21b,外部メ
モリとなるフロッピーディスク21c,ディスク21d,カート
リッジ21e等から構成され、MPU21aが演算部12,13を兼
ね、内部メモリ21bがパラメータ記憶部9,座標値レジス
タ10,文字コード記憶部11を兼ねている。22は出力部
で、レーザビームプリンタ等の電気信号化された情報に
基づいて記録材上に像記憶する高速プリンタ22a,インタ
フェース回路22b等から構成されている。23はイメージ
メモリで、VRAM2に展開された画像情報を記憶でき、出
力部22がこのイメージメモリ23をアクセスすることによ
り画像情報が読み出される。24はビットムーブユニット
(BMU)で、画像データの回転,移動を制御する。 次に第2図(a)〜(d)を参照しながらこの発明に
よる変形文字列出力動作について説明する。 第2図(a)〜(d)は、この発明による変形文字列
出力指示動作を説明する模式図であり、第1図と同一の
ももには同じ符号を付してある。 同図(a)は文字変形画面で、編集メニュー31上の
「文字種」をポインティングデバイス7で指示した場合
に、変形定義32をマルチウインドで表示した状態を示し
てあり、「文字種」は長体,平体,鏡像反転,斜体,シ
ャドウ,中塗り等から定義される。この表示例では、ポ
インティングデバイス7により長体,斜体が指示され、
キーボード8によりその%が「50」で、斜め方向がx方
向で、+5が指定入力された状態である。なお、この実
施例において、+5とは+15゜を意味する。 同図(b)は文字列展開方法指定画面で、編集メニュ
ー31上の「文字種」をポインティングデバイス7で指示
した場合に、文字種テーブル33をマルチウインドで表示
した状態を示してあり、文字種テーブル33には、展開方
法を指定するエリア34が設けられており、この実施例で
は「水平,垂直」,「斜め」,「円周」,「箱組」等の
展開方法が用意されており、「斜め」がポインティング
デバイス7により選択された場合を示してある。なお、
文字の回転を指定する場合には文字回転35をポインティ
ングデバイス7で指示し、さらにキーボード8により回
転量を入力することにより、キーボード8より入力され
る文字列を回転させることができる。 同図(c)は用紙画面および文字列入力画面であり、
ポインティングデバイス7より展開位置座標となる、展
開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Peを指示した状態
を示し、この展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Pe
がポインティングデバイス7により指示されると、同図
(c)に示すようにCRTディスプレイ3上に、文字列入
力画面となるエリア36および入力モードエリア37を表示
した状態を示してある。なお、この実施例ではキーボー
ド8より文字列、例えば「あいうえお」,「かきくけ
こ」が入力された場合を表示してある。 同図(d)は変形文字列表示画面で、文字列入力画面
で入力された文字列38,39(「あいうえお」,「かきく
けこ」)を文字列展開方法指定画面で指定された展開方
法、すなわち「斜め」で、かつ文字変形画面で指定され
た文字変形情報(長体,斜体)に基づいて変形された文
字列を展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Peに基づ
いて表示した状態を示してある。 まず、CRTディスプレイ3に第2図(a)に示した文
字変形画面を表示し、ポインティングデバイス7により
変形定義32中から所望とする文字変形情報、例えば長
体,斜体を指示し、さらにキーボード8によりその%を
「50」と入力し、斜体量、すなわちx方向で、+5を入
力すると、変形定義32のスペースに変形文字32aが表示
されるとともに、入力された各パラメータを文字変形文
字入力部1がパラメータ記憶部9に書き込む。 この書き込みが終了すると、第2図(b)に示した文
字例展開方法指定画面がCRTディスプレイ3に表示さ
れ、ポインティングデバイス7を操作して文字種テーブ
ル33中のエリア34に設けられる展開情報となる展開方法
を、例えば「斜め」を指示すると、文字列展開方法入力
部4がパラメータ記憶部9に展開方法「斜め」を書き込
む。 この書き込みが終了すると、第2図(c)に示した用
紙画面および文字列入力画面を表示し、ポインティング
デバイス7による展開値座標指定およびキーボード8に
よる文字列入力を待機する。ここで、ポインティングデ
バイス7によりキーボード8より入力される文字列に対
する展開位置座標となる展開開始位置座標Ps,展開終了
位置座標Peを指示し、キーボード8より文字列、例えば
「あいうえお」,「かきくけこ」がCRTディスプレイ3
のエリア36に表示される。次いで、確定した展開開始位
置座標Ps,展開終了位置座標Peを展開位置座標入力部5
が座標値レジスタ10に書き込むとともに、文字列入力部
6が文字コード記憶部11に対して「あいうえお」,「か
きくけこ」に対応するコード情報を書き込む。 一方、演算部12においては、パラメータ記憶部9に記
憶されている文字変形情報、例えば長体,斜体および斜
体量から変形文字位置座標を演算する。 なお、この実施例では、各文字データが文字画像の輪
郭部分を主要点iとする配列から構成されており、その
主要点の座標値(Xi,yi)で1文字が定義されている。
ただし、iは0〜n−1とする。 そこで、座標値(Xi,yi)に対する変形文字値座標値
(Xi,Yi)を下記第(1)式で求める。 Xi=a1*Xi+b1*yi+c1 Yi=a2*Xi+b2*yi+c2} ・・・(1) ただし、上記第(1)式中のパラメータa1,a2,b1,b2,
c1,c2は、第2図(a)に示した文字変形画面で表示し
た変形定義32中で選択または入力された数値に基づいて
第3図に示すフローチャートで決定される。 次に第3図を参照しながらこの発明によるパラメータ
設定動作について説明する。 第3図はこの発明によるパラメータ設定動作を説明す
るフローチャートである。なお、(1)〜(9)は各ス
テップを示す。 パラメータa1に「1」,パラメータa2に「0」,パラ
メータb1「0」,パラメータb2に「1」,パラメータc1
「0」,パラメータc2「0」をそれぞれセットする
(1)。これにより初期設定が終了する。次いで、演算
部12がパラメータ記憶部9を参照して長体指定がなされ
ているかどうかを判断し(2)、NOならばステップ
(4)以降に進み、YESならばパラメータa1にステップ
(1)で設定されたパラメータa1にrx1を乗じた値(a1
=a1*rx1)をセットするとともに、パラメータb1にス
テップ(1)で設定されたパラメータb1にrx1を乗じた
値(b1=b1*rx1)をセットするとともに、パラメータc
1にステップ(1)で設定されたパラメータc1にrx1を乗
じた値(c1=c1*rx1)をセットする(3)。次いで、
演算部12がパラメータ記憶部9を参照して平体指定がな
されているかどうかを判断し(4)、NOならばステップ
(6)以降に進み、YESならばパラメータa2にステップ
(1)で設定されたパラメータa2にry1を乗じた値(a2
=a2*ry1)をセットするとともに、パラメータb2にス
テップ(1)で設定されたパラメータb2にry1を乗じた
値(b2=b2*ry1)をセットするとともに、パラメータc
2にステップ(1)で設定されたパラメータc2にry1を乗
じた値(c2=c2*ry1)をセットする(5)。次いで、
演算部12がパラメータ記憶部9を参照してx方向斜体指
定がなされているかどうかを判断し(6)、NOならばス
テップ(8)以降に進み、YESならばステップ(1)ま
たはステップ(3)で設定されたパラメータa1にステッ
プ(1)またはステップ(5)で設定されたa2に対して
rx2を乗じた値を加算した値(a1=a1+a2*rx2)をセッ
トするとともに、ステップ(1)またはステップ(3)
で設定されたパラメータb1にステップ(1)またはステ
ップ(5)で設定されたb2に対してrx2を乗じた値を加
算した値(b1=b1+b2*rx2)をセットするとともに、
ステップ(1)またはステップ(3)で設定されたパラ
メータc1にステップ(1)またはステップ(5)で設定
されたc2に対してrx2を乗じた値を加算した値(c1=c1
+c2*rx2)をセットする(7)。次いで、演算部12が
パラメータ記憶部9を参照してy方向斜体指定がなされ
ているかどうかを判断し(8)、NOならば制御を終了
し、YESならばステップ(1)またはステップ(5)で
設定されたパラメータa2にステップ(1),(3),
(7)のいずれかで設定されたa1に対してry2を乗じた
値を加算した値(a2=a2+a1*ry2)をセットするとと
もに、ステップ(1)またはステップ(5)で設定され
たパラメータb2にステップ(1),(3),(7)のい
ずれかで設定されたb1に対してry2を乗じた値を加算し
た値(b2=b2+b1*ry2)をセットするとともに、ステ
ップ(1)またはステップ(5)で設定されたパラメー
タc2にステップ(1),(3),(7)のいずれかで設
定されたc1に対してry2を乗じた値を加算した値(c2=c
2+c1*ry2)をセットし(9)、制御を終了する。 なお、上記rx1,ry1,rx2,ry2はパラメータ記憶部9に
あらかじめ記憶されている変形情報で、変形情報rx
1は、第4図(a)に示す基本文字パターン41の長体パ
ターン41aの長体率に対応し、変形情報ry1は第4図
(b)に示し基本文字パターン42の平体パターン42aの
平体率に対応し、変形情報rx2は、第4図(c)に示す
基本文字パターン43のx方向斜体パターン43aのx方向
斜体角度をθとした場合の正接値(tan(θ))に
対応し、変形情報ry2は、第4図(d)に示す基本文字
パターン44のy方向斜体パターン44aのy方向斜体角度
をθとした場合の正接値(tan(θ))に対応して
いる。 このようにして得られた変形文字値座標値(Xi,Yi
を第2図(b)に示した文字列展開方法指定画面で指示
した、この実施例では「斜め」(パラメータ記憶部9に
格納される)および第2図(c)で示した用紙画面およ
び文字列入力画面でポインティングデバイス7により指
示された展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Peに基
づいて演算部13が変形文字列展開座標値を後述するよう
に演算する。 第5図(a)〜(c)は、第1図(a)に示した演算
部13による変形文字列展開座標値演算動作を説明する模
式図であり、同図(a)は変形文字パターンを示し、第
2図(a)に示した文字変形画面で指示された長体50
%,x方向斜体15゜が指定された場合に、演算部12で処理
されたパラメータa1,a2,b1,b2,c1,c2で決定されるパタ
ーンを仮想的に示してある。 同図(b)は、同図(a)に示した変形文字パターン
を水平方向に展開状態を示し、Po(xo,yo)〜Pn(xn,
yn)は変形文字パターンの位置座標を示し、Wo〜Wn-1
水平方向の展開幅を示す。なお、この演算は、個々の文
字の変形パラメータに対して、c1=c1+Wi-1を施すのみ
でよい。 同図(c)は、同図(b)に示した変形文字パターン
を、第2図(c)で示した用紙画面でポインティングデ
バイス7により指示された展開開始位置座標Ps,展開終
了位置座標Peを結ぶ線分上に展開した状態を仮想的に示
してある。Psi(Xi,Yi)は展開開始位置座標Ps,展開終
了位置座標Peを結ぶ線分上に展開される変形文字の位置
座標を示し、後述する第(3)式で決定されるパラメー
タA1,B1,C1およびパラメータA2,B2,C2により決定され
る。 なお、図中のθは展開開始位置座標Ps,展開終了位
置座標Peを結ぶ線分と水平方向とのなす回転角で、下記
第(2)式で与えられる。 θ=tan-1((ye−ys)/(xe−xs)) ・・・(2) なお、tan-1は、((ye−ys)/(xe−xs))で決定
される値を正接値とする角度を求める逆三角関数であ
る。 A1=a1*cos(θ)−a2*sin(θ) B1=b1*cos(θ)−b2*sin(θ) C1=c1*cos(θ)−c2*sin(θ)+xs A2=a1*sin(θ)+a2*cin(θ) B2=b1*sin(θ)+b2*cin(θ) C2=c1*sin(θ)+c2*cin(θ)+ys ・・・(3) 演算部12よりパラメータa1,a2,b1,b2,c1,c2が演算部1
3に入力されると、座標値レシスタ10に記憶されている
展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Peを結ぶ線分と
水平方向とのなす回転角θを上記第(2)式に基づい
て演算し、演算された回転角θから上記第(3)式に
基づいてパラメータA1,B1,C1およびパラメータA2,B2,C2
を演算する。 次いで、第6図に示すフローチャートに基づいてキー
ボード8より入力された文字列中の個々の文字に対する
変形変数を、元となる文字画像の輪郭部分の主要点座標
値((Xi,yi)、ただし、i=0〜n−1)に対し演算
することにより個々の文字データを最終的な文字列上に
展開された個々の文字の輪郭座標位置(Xi,Yi)、ただ
し、i=0〜n−1)に変換する。 第6図はこの発明による輪郭座標位置演算処理手順を
説明するフローチャートである。なお、(1)〜(4)
は各ステップを示す。 まず、変数iに「0」をセットし、輪郭座標位置Xi,Y
iを下記第(4)式に基づいて演算する(2)。次い
で、変数iに「1」をインクリメントする(3)。次い
で、変数iが各文字の画像の輪郭部分の主要点数nより
も小さいかどうかを判断し(4)、YESならばステップ
(2)に戻り、NOならば制御を終了する。 Xi=A1*Xi+B1*yi+C1 Yi=A2*Xi+B2*yi+C2} ・・・(4) このようにして得られた輪郭座標位置Xi,Yiに基づい
てキーボード8より入力された文字列がVRAM2に展開さ
れ、CRTディスプレイ3上に変形された文字列38,39、す
なわち長体でかつ斜体の文字列38,39を仮想される斜線
上に展開表示できるようになる。 なお、上記実施例では、ポインティングデバイス7に
より指示される2点、すなわち文字列の展開開始位置座
標Ps、展開終了位置座標Pe間を結ぶ線上に仮想される位
置に文字列を展開する場合について説明したが、上記
(3)式を変形することにより、第2図(b)に示した
文字列展開方法指定画面で展開方法が「円周」が選択さ
れた場合にも、ポインティングデバイス7で指示される
3点を通る仮想される円周上に変形文字列を展開できる
ことはいうまでもない。 また、上記実施例では、ポインティングデバイス7に
より指示される2点または3点で決定される直線または
曲線の始点から終点間に変形文字列を展開する場合につ
いて説明したが、ポインティングデバイス7に指示され
る2点または3点で決定される直線または曲線の始点か
ら終点間の任意の区間に対してのみ変形文字列を展開さ
せる場合にもこの発明を適用でき、これにより極めてデ
ザイン効果の高い文字列を表示または出力可能となる。 さらに、上記実施例では変形文字列をVRAM2を介してC
RTディスプレイ3に表示させる場合について説明した
が、表示された変形文字列を第1図(b)に示したイー
メージメモリ23に展開することにより、高速プリンタ22
aよりCRTディスプレイ3に表示された変形文字列をイメ
ージとして画像出力することも可能である。 〔発明の効果〕 以上説明したように、文字列を入力する入力手段と、 前記入力手段より入力される文字列に対する文字変形
情報を指定する文字変形指定手段と、 前記入力手段により入力される文字列に対する展開方
法を指定する展開方法指定手段と、 前記入力手段より入力される文字列に対する展開位置
座標を入力する座標値入力手段と、 前記文字変形指定手段から指定される文字変形情報に
基づいて前記入力手段より入力される文字列の各文字の
変形文字位置座標を演算する第1の演算手段と、 前記座標値入力手段から入力される前記展開位置座標
及び前記展開方法指定手段により指定される展開方法に
より決定される線分上に前記第1の演算手段に演算され
る変形文字位置座標に対応する変形文字列を展開するた
めの輪郭位置座標を演算する第2の演算手段と、 前記第2の演算手段により演算された前記輪郭位置座
標に基づいて前記1の演算手段により演算された変形文
字位置座標に対応する変形文字列を記憶手段に展開手段
とを設けたので、入力される文字列を指定される2点ま
たは3点で決定される位置から仮想される所定形状の直
線または円周上に1文字ずつ展開でき、デザイン性の高
い変形文字を簡単な操作でレイアウト編集できる優れた
利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)はこの発明の一実施例を示す文字処理装置
の構成を説明するブロック図、第1図(b)は、第1図
(a)に示した文字処理装置を有する文字処理システム
を説明するシステム構成図、第2図(a)〜(d)はこ
の発明による変形文字列出力指示動作を説明する模式
図、第3図はこの発明によるパラメータ設定動作を説明
するフローチャート、第4図(a)〜(d)は文字変形
パラメータに従属する図形要素を説明する模式図、第5
図(a)〜(c)は、第1図(a)に示した演算部によ
る変形文字列展開座標値演算動作を説明する模式図、第
6図はこの発明による輪郭座標位置演算処理手順を説明
するフローチャートである。 図中、1は文字変形入力部、2はVR−M、3はCRTディ
スプレイ、4は文字列展開方法入力部、5は展開位置座
標入力部、6は文字列入力部、7はポインティングデバ
イス、8はキーボード、9はパラメータ記憶部、10は座
標値レジスタ、11は文字コード記憶部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 ゆかり 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 白坂 昭史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−107695(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.文字列を入力する入力手段と、 前記入力手段より入力される文字列に対する文字変形情
    報を指定する文字変形指定手段と、 前記入力手段により入力される文字列に対する展開方法
    を指定する展開方法指定手段と、 前記入力手段より入力される文字列に対する展開位置座
    標を入力する座標値入力手段と、 前記文字変形指定手段から指定される文字変形情報に基
    づいて前記入力手段より入力される文字列の各文字の変
    形文字位置座標を演算する第1の演算手段と、 前記座標値入力手段から入力される前記展開位置座標及
    び前記展開方法指定手段により指定される展開方法によ
    り決定される線分上に前記第1の演算手段に演算される
    変形文字位置座標に対応する変形文字列を展開するため
    の輪郭位置座標を演算する第2の演算手段と、 前記第2の演算手段により演算された前記輪郭位置座標
    に基づいて前記第1の演算手段により演算された変形文
    字位置座標に対応する変形文字列を記憶手段に展開する
    展開手段とを具備することを特徴とする文字処理装置。
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