JP2778235B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JP2778235B2 JP2778235B2 JP2250565A JP25056590A JP2778235B2 JP 2778235 B2 JP2778235 B2 JP 2778235B2 JP 2250565 A JP2250565 A JP 2250565A JP 25056590 A JP25056590 A JP 25056590A JP 2778235 B2 JP2778235 B2 JP 2778235B2
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- JP
- Japan
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- wiring
- floating
- power supply
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の金属配線に関する。
近年半導体集積回路は、高集積度化が進み、金属配線
も2層,3層等の多層化が進んできている。一方、電気的
に基板に接続されていない配線(フローティング配線)
の扱いについては、単層配線の際には、なんら問題がな
かったことから、多層配線になっても制限がなかったの
が実状である。
も2層,3層等の多層化が進んできている。一方、電気的
に基板に接続されていない配線(フローティング配線)
の扱いについては、単層配線の際には、なんら問題がな
かったことから、多層配線になっても制限がなかったの
が実状である。
第3図に、従来のフローティング配線の構造例を示
す。
す。
第3図(a)は平面図、第3図(b)は断面図であ
る。半導体素子は図示省略してある。信号配線5はボン
ディングワイヤー(図示省略)を通じてパッケージピン
(図示省略)と接続されている。又信号配線5はスルー
ホール6を通して、下層の信号配線7につながってい
る。この下層配線7は、シリコン基板1と接続がされて
いない。即ちフローティング配線となっている。又、信
号配線7の上には、プラズマ窒化膜3があり、更にその
上に電源配線4が存在している。
る。半導体素子は図示省略してある。信号配線5はボン
ディングワイヤー(図示省略)を通じてパッケージピン
(図示省略)と接続されている。又信号配線5はスルー
ホール6を通して、下層の信号配線7につながってい
る。この下層配線7は、シリコン基板1と接続がされて
いない。即ちフローティング配線となっている。又、信
号配線7の上には、プラズマ窒化膜3があり、更にその
上に電源配線4が存在している。
〔発明が解決しようとする課題〕 この従来のフローティング配線構造においては、静電
気が信号配線5に印加された時、フローティング状態と
なっている為逃げ場がなくなり、プラズマ窒化膜3のウ
ィークスポット8(下層に段差が存在する場所に存在す
る)を通じて電源配線4に放電し、結果的に信号配線5
と電源配線4がショートするという問題点があった。
気が信号配線5に印加された時、フローティング状態と
なっている為逃げ場がなくなり、プラズマ窒化膜3のウ
ィークスポット8(下層に段差が存在する場所に存在す
る)を通じて電源配線4に放電し、結果的に信号配線5
と電源配線4がショートするという問題点があった。
本発明の半導体装置は、フローティング配線が電気的
に半導体基板に接続されている配線と重ならないことを
特徴とする構造を有している。
に半導体基板に接続されている配線と重ならないことを
特徴とする構造を有している。
次に本発明について図面を参照して説明する。第1図
は本発明の一実施例であり、第1図(a)は平面図、第
1図(b)は断面図である。この例ではフローティング
配線である信号配線5は、電源配線4と同層にしか存在
しておらず、従って静電気等でフローティング配線と電
源配線がショートすることは原理的にありえない。
は本発明の一実施例であり、第1図(a)は平面図、第
1図(b)は断面図である。この例ではフローティング
配線である信号配線5は、電源配線4と同層にしか存在
しておらず、従って静電気等でフローティング配線と電
源配線がショートすることは原理的にありえない。
第2図は、フローティング配線である信号配線5が電
源配線4の下層に存在する場合の実施例である。本例の
場合、下層の信号配線7と上層の電源配線4を重ねない
構造としている為、プラズマ窒化膜3のウィークスポッ
ト8上に電源配線が存在せず、従ってフローティング配
線と電源配線が静電気等でショートすることがない。
源配線4の下層に存在する場合の実施例である。本例の
場合、下層の信号配線7と上層の電源配線4を重ねない
構造としている為、プラズマ窒化膜3のウィークスポッ
ト8上に電源配線が存在せず、従ってフローティング配
線と電源配線が静電気等でショートすることがない。
以上説明したように本発明はフローティング配線が電
気的に半導体基板に接続されている配線と垂直方向に交
わらない構造となっている為、静電気等により下地段差
によって生じる層間絶縁膜のウィークスポットを破壊
し、フローティング配線と電源配線がショートすること
がないという効果を有する。
気的に半導体基板に接続されている配線と垂直方向に交
わらない構造となっている為、静電気等により下地段差
によって生じる層間絶縁膜のウィークスポットを破壊
し、フローティング配線と電源配線がショートすること
がないという効果を有する。
第4図には本発明の効果を確認する為、静電破壊耐圧
を測定したデータを示す。これより判る様に、従来構造
では、静電破壊耐圧のバラツキが大きいが、本発明の構
造ではバラツキが少なく、充分な静電破壊耐圧を有す
る。
を測定したデータを示す。これより判る様に、従来構造
では、静電破壊耐圧のバラツキが大きいが、本発明の構
造ではバラツキが少なく、充分な静電破壊耐圧を有す
る。
第1図(a),(b)は本発明の一実施例の平面図及び
断面図、第2図(a),(b)は他の実施例の平面図及
び断面図、第3図(a),(b)は従来の構造における
平面図及び断面図である。第4図はフローティング配線
構造と静電破壊電圧の関係を示す図である。 尚図中の記号は以下の通りである。 1……シリコン基板、3……プラズマ窒化膜、4……電
源配線、5……信号配線、6……スルーホール、7……
信号配線、8……ウィークスポット。
断面図、第2図(a),(b)は他の実施例の平面図及
び断面図、第3図(a),(b)は従来の構造における
平面図及び断面図である。第4図はフローティング配線
構造と静電破壊電圧の関係を示す図である。 尚図中の記号は以下の通りである。 1……シリコン基板、3……プラズマ窒化膜、4……電
源配線、5……信号配線、6……スルーホール、7……
信号配線、8……ウィークスポット。
Claims (1)
- 【請求項1】半導体基板に、1種あるいは複数種の半導
体素子を1つあるいは複数備え、電気的に半導体基板に
接続されていない金属配線と、電気的に半導体基板に接
続されている電源配線とが絶縁膜を間に挟んで上下に存
在する半導体装置において、前記金属配線が、電気的に
半導体基板と接続されている前記電源配線と重ならない
ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2250565A JP2778235B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2250565A JP2778235B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129227A JPH04129227A (ja) | 1992-04-30 |
JP2778235B2 true JP2778235B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17209786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2250565A Expired - Lifetime JP2778235B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778235B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69729963T2 (de) * | 1997-08-29 | 2005-08-25 | Mitsubishi Denki K.K. | Halbleiterbauelement mit isoliertem gatter und verfahren zu deren herstellung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6281050A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Nec Corp | 静電保護回路 |
JPS62166557A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-23 | Nec Corp | 半導体静電破壊保護装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58177944U (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-28 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP2250565A patent/JP2778235B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6281050A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Nec Corp | 静電保護回路 |
JPS62166557A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-23 | Nec Corp | 半導体静電破壊保護装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04129227A (ja) | 1992-04-30 |
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