JP2775660B2 - ねじ立て盤兼ボール盤の自動送り装置 - Google Patents

ねじ立て盤兼ボール盤の自動送り装置

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JP2775660B2 JP4280542A JP28054292A JP2775660B2 JP 2775660 B2 JP2775660 B2 JP 2775660B2 JP 4280542 A JP4280542 A JP 4280542A JP 28054292 A JP28054292 A JP 28054292A JP 2775660 B2 JP2775660 B2 JP 2775660B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ立て盤兼ボール盤
に関する。更に詳しくは、ドリル工具で穿孔する作業と
タップ工具でねじを切る作業とを行うための、スピンド
ルの昇降動作を自動送りする送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボール盤又はドリリングとタッピ
ングを同時に行うことのできるタップドリルマシシンの
スピンドル送り装置は、昇降管外周面に形成されたラッ
ク歯車とこれに噛合するピニオンとを噛み合せているも
のが知られている。このピニオンには駆動軸が連結され
おり、更に駆動軸には送りハンドルが連結され、この送
りハンドルを回転操作して昇降管を昇降させて、スピン
ドルの送りを自動的に行うものは、日本国実用新案公報
昭51−30064号、同57−39127号、同63
−9371号等に開示されている。
【0003】これらは、別途設けた駆動源からプーリを
介して又は直結された電動機を動力源として、ウォーム
とウォームホイールなど複数の歯車を介するように変速
しなければならない。大韓民国実用新案公報1983−
302(日本国実用新案公報昭58−37526号に対
応)号と、同1979−1963号に開示されたもの
は、ハンドルのクラッチ装置が複雑であり、早送り機能
を備えようとすれば、駆動源として別途設けた油又は空
圧シリンダを使用し、更にその制御のため方向制御弁、
電磁装置、空気圧縮機、油圧ポンプ及び油・空圧管路等
の装置を設ける必要があるので、全体が大型化し、複雑
化されて高価となる欠点がある。また、日本国実用新案
公報昭60−35532号に図示されているように、リ
ンク等を使用してコラム上を昇降させるようにすること
は、従来から使用されている一般的な方法である。
【0004】例えば、ボール盤でドリル工作物に大きな
穴を穿孔する場合、一度に穿孔切削することは困難であ
り、径が小さい穴から大きな穴に順次ドリル径を変えて
数度にわたって穿孔しなければならない。また、一定深
さに一気に穿孔しなければならない場合には、予め手動
ハンドルでスピンドルを最下端位置まで下降させた後、
ドリルの先端部に工作物の高さを直接合せて調整しなけ
ればならない。
【0005】深い孔を穿孔する場合、一気に穿孔すれ
ば、切削屑が詰まったりして、切削抵抗が著しく増大
し、ドリルが折損したり、ドリルが発熱して早期摩耗の
原因となることがある。これを防止するために、穿孔切
削を数回の工程に別けて加工するが、穿孔穴が深くなる
につれて、移送ハンドルを両手で交替しながら把持して
操作しなければならない等ハンドル操作が繁雑である。
工作物の材質が鋼又はアルミニウムである場合には、片
手で切削油を随時供給する等作業能率が著しく低下する
欠点がある。また、ねじ立て時に送りハンドルを手動操
作してタップを工作物の孔の入口まで送らなければなら
ない。
【0006】一旦、タップが工作物の孔に進入すれば、
移送ハンドルを操作しなくとも、タップ自体が工作物の
孔にそのネジ作用により食い込まれてながらねじを切削
し形成するが、ピッチが小さいねじを立てる時には、タ
ップが工作物の孔に食い込まれるような送りを行うと精
密なネジ加工は難しい。ネジのピッチに合わせて手動で
移送ハンドルを操作するとしても、送り速度が不均一で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
欠点を勘案してなされたものであり次の目的を達成す
る。
【0008】本発明の目的は、大径の穴を小さい力をも
って容易に穿孔することができるねじ立て盤兼ボール盤
の自動送り装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、スピンドルの昇降速
度を任意に調節することができて、ドリリング及びタッ
ピング動作を一層向上させたねじ立て盤兼ボール盤の自
動送り装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、課題を解決す
るために次のような手段を採る。
【0011】電動機(5)により回転駆動されるスピン
ドル(6)を備えたドリルヘッド(3)と、前記スピン
ドル(6)を回転自在に、かつ軸線方向に移動不能に支
持し、前記ドリルヘッド(3)内で前記スピンドル
(6)の軸線方向に摺動自在な昇降管(14)と、前記
スピンドル(6)の外周に歯が形成されたウォーム
(8)と、前記ウォーム(8)と噛合するよう前記ドリ
ルヘッド(3)に回転自在に設けられたウォームホイー
ル(9)と、前記ウォームホイール(9)に連結され、
前記ウォームホイール(9)の回転を制動し、かつ制動
力の大きさを連続的に変更するための制動手段(18,
19,20…)と、前記制動手段(18,19,20
…)の制動力の大きさを加工中に任意の値に変更制御可
能な制動制御手段(50,VR,71…)とを有するね
じ立て盤兼ボール盤の自動送り装置である。
【0012】前記制動手段(18,19…)が機械的な
力を付与して摩擦力により前記ウォームホイール(9)
に制動をかける摩擦制動手段(36,73…)であり、
前記制動制御手段(50,71…)が前記摩擦制動手段
(36,73…)に摩擦力を手動により前記摩擦力を制
御し付与するための手動ハンドル(50,71)である
と良い。
【0013】前記制動手段(19)及び前記制動制御手
段(VR)が電磁力により前記ウォームホイール(9)
に制動をかけて制御する電磁ブレーキであり、前記制動
制御手段(VR)が前記電磁ブレーキに供給する電圧・
電流を制御するものであっても良い。
【0014】
【作用】ドリル工具で穿孔作業をしたり、タップ工具で
ねじ立てする切削作業を完全に遂行するために、ねじ立
て盤兼ボール盤の回転主軸であるスピンドル外周の軸線
方向にウォームを長く形成して、該ウォームと噛合する
2個のウォームホイールを固定した2個の横軸を設け、
この横軸にドラム式、電磁式、円板式、バンド式等の制
動装置を任意に選択して設けたものである。このような
制動装置に移送ハンドルで制動を加え、スピンドルとウ
ォームホイールとが差動的な減速回転をするようにし
て、回転スピンドルと一体に作動される昇降管を上下移
送するようにした。昇降管の一側には調節ボルトが螺挿
された深さ調節棒を連結して、ドリリング又はタッピン
グ作動時に一定深さに切削できるようにもできる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図8は、ねじ立て盤兼ボール盤
の自動送り装置の第1実施例である。まずはじめに、ド
リルヘッド3を中心に説明すれば次の通りである。テー
ブル1はねじ立て盤兼ボール盤の工作物裁置用テーブル
である。丸コラム2はテーブル1にボルト99で固定さ
れたもので主軸頭などを支える柱である。ドリルヘッド
3は丸コラム2の上端に設けたものであり、主軸とその
駆動装置及び送り装置を備えたものである。空間部3
a,3bはドリルヘッド3内に設けられた空間部であ
る。電動機5はスピンドル6を駆動するものでドリルヘ
ッド3に搭載された電動機で、その軸5aに駆動プーリ
86がキーで固着されている。
【0016】駆動プーリ86からベルト87を介してス
ピンドル6の従動プーリ11を駆動する。駆動プーリ8
6、従動プーリ11及びベルト87は、ベルトカバー8
5でカバーされている。スピンドル6は工具に切削のた
めの回転を与える軸であり、昇降管14内で回転自在に
設けられたものであり、この上部は断面が正方形のスプ
ライン7が形成されている。スピンドル6は、昇降管1
4内の両端の2個の軸受90a,90aで回転自在に支
持されている。また、昇降管14とスピンドル6が軸線
方向に移動しないようにスピンドル6はスナップリング
88aで止められている。
【0017】スピンドル6の下端には、工具を把持する
ためのチャック16が固定されている。このスプライン
7の部分は、従動プーリ11の内面に形成された中心孔
11aを貫通し、中間部はウォーム8の歯が所定ピッチ
で軸線方向に形成されている。ドリルヘッド3の円筒状
の空間部3aには、昇降管14が上下摺動自在に挿入さ
れており、この昇降管14には縦方向の両側に開孔され
たスリット状の垂直長孔15が形成されている。昇降管
14の下端には、スナップリング88aが固定されてお
り、ドリルヘッド3の下端に当接しストッパの役割を行
う。垂直長孔15を貫通してスピンドル6のウォーム8
と噛合するように2個のウォームホイール9が対向し、
噛み合って配置されている。
【0018】2個のウォームホイール9には、それぞれ
横軸10,10がキー94,94で固定されている。横
軸10は、2個の軸受100,100aによりドリルヘ
ッド3に回転自在に支持されている。横軸10の両端の
軸受100,100は、それぞれスナップリング10
3,103aで固定されている(図5参照)。更に、軸
受100を挿入固定する挿入孔は軸受カバー101でカ
バーされ、この軸受カバー101はねじ102でドリル
ヘッド3の側面に固定されている。
【0019】横軸10の各々の先端には、2組のドラム
ハブ18がキー94、スナップリング89により固定さ
れている。スピンドル6の上部のスプライン7を取り囲
むように、圧縮コイルばね12が挿入され配置されてい
る。圧縮コイルばね12の下端面は中心孔11aの底面
に接触され、この上端面はスプライン7に固定されたス
ナップリング13に接触するようにし配置されている。
従動プーリ11は、2個の軸受90,90によりドリル
ヘッド3上部の空間部3bに回転自在に支持されてい
る。
【0020】2個の軸受90,90の間には、スペーサ
95が挿入されて介在されている。ドリルヘッド3の空
間部3bの上端には、軸受カバー91でカバーされ、こ
の軸受カバー91はねじ92でドリルヘッド3に固定さ
れている。スプライン7の中間及び下部位置には、スナ
ップリング88,88が軸方向に摺動自在に、かつ回転
可能不能に支持されている。したがって、電動機5から
の従動プーリ11の回転トルクは、スピンドル6の上下
に摺動されながらスピンドル6に伝動される。
【0021】一方、昇降管14上部の側面には、深さ調
節棒22の一端がねじ込まれている(図3参照)。深さ
調節棒22は、ドリルヘッド3の側面に縦に長く穿孔さ
れた長孔4を貫通している。更に、この深さ調節棒22
の先端に一体に螺線棒23が形成されている。螺線棒2
3には調節ボルト24の下端がねじ込まれている。
【0022】調節ボルト24には、管状のロックナット
26がねじ込まれて挿入されている。ロックナット26
は、調節ボルト24を螺線棒23にロックするためのも
のである。ロックナット26の上端には、ノブ27が一
体に形成されている(図4参照)。ロックナット26に
は、移動ノブ28がねじ29で固定されている。移動ノ
ブ28は、ロックナット26上の適当な位置に固定でき
る。
【0023】ノブ27は、スピンドル6の上下位置の調
節が可能になるよう、ドリルヘッド3側面に固定された
一対のリミットスイッチL2 , L3 を押圧する。すなわ
ちリミットスイッチL2 , L3 は、ドリリング又はタッ
ピング時の切削深さを規定し、作動するようにしたもの
である。移動ノブ28は、スピンドル6が任意の昇降範
囲を離脱するのを防止するための安全装置であり、制限
を超えて移動するスピンドル6の移動をドリルヘッド3
側面に固定されたリミットスイッチL4 ,L5一対を押
圧するようにしたものである。移動ノブ28は、ねじ2
9を緩めて上下位置を適宜調節する。
【0024】一方、調節ボルト24の下端は、底はまる
く、先がとがった形状、すなちわ円錐25が形成されて
いる。作動レバー46が突出ピン47を中心に回転自在
に設けられている。円錐25は作動レバー46を上部か
ら押圧するように接触する。円錐25上部の調節ボルト
24には、リベット31で固定された指示鉄片30が調
節ボルト24に挿入されるピン32で一体に固定されて
いる(図8参照)。このため指示鉄片30は、スピンド
ル6と共に移動しドリル工具及びタップ工具の切削深さ
を、すなわちスピンドル6の上下移動距離を測定するも
のである。
【0025】スピンドルヘッド3の前面右側面には、制
御箱57がねじ105で固定されて配置されている。制
御箱57は、ねじ立て盤兼ボール盤を制御するための制
御機構を内臓した箱である。制御箱57の前面右側には
目盛り98が印刷されており、指示鉄片30がこの目盛
り位置を示す。指示鉄片30が支持したこの目盛り位置
は、スピンドル6の上下位置である。
【0026】作動レバー46は、突出ピン47により揺
動自在に支持されている。作動レバー46の揺動を制限
するためにドリルヘッド3に突出ピン46aが設けられ
ている。ばね48は、その中心をドリルヘッド3に設け
た突出ピン48aにより回転するように支持されてい
る。ばね48の一方は突出ピン46aに接触させ、他方
を突出ピン48bに接触させてある。結局、作動レバー
46は突出ピン46aに常時当接するようにばね48で
上方に付勢されている(図4,6参照)。
【0027】テーブル1の側面には、ピン56aで回転
自在にペダル56が設けられている。ペダル56の一端
には、ワイヤー55が連結されている(図8参照)。ワ
イヤー55は支持金具93a、ピン54aに回転自在に
設けられた複数の滑車54を介して縦杆52に連結され
ている。ワイヤー55は丸コラム2内を貫通している
が、滑車54は、支持金具93aでベース1に固定さ
れ、丸コラム2内ではリベット96で固定されている
(図6参照)。結局、ペダル56を踏むことによって手
動ハンドル50を下方に押圧すのと同じ作用をするよう
にしたものである。
【0028】ドラム制動装置B 次に本実施例のドラム制動装置Bについて述べる。ウォ
ームホイール9の横軸10の一端に設けられたドラム制
動装置部Bは、スピンドル6を下降させるためのブレー
キ装置である。作動レバー46の下方には、板状の揺動
板41が軸44を中心に揺動自在に設けられている。軸
44には、ばね45が挿入されている。揺動板41と板
状の作動杆34とは、連結されているので連動する。
【0029】揺動板41の下端には、支持つば43が揺
動板41と平行に一体に突設されており、この支持つば
43は作動杆34の表面に接触し180度以上の手動ハ
ンドル50側への折り曲げを止めている。すなわち支持
つば43は、揺動板41が一定角度範囲で揺動するため
のストッパーである。板状の作動杆34は、2個の案内
板33,33aの溝内で上下摺動自在に支持されてい
る。2個の案内板33,33aは、ドリルヘッド3の側
面にねじ97,97aで固定されている(図6参照)。
【0030】作動杆34の中央部には、ライニング36
が接着された挾持杆35が一体に設けられている。ライ
ニング36は、ドラム18の外周の曲率に合致する形状
である。ライニング36はドラム36の外周を押圧して
ブレーキ作用を行うものである。作動杆34下端部の案
内板33aと座金37との間には圧縮コイルばね39が
挿入されている。座金37は、ピン38でをもって作動
杆34に固定されている。
【0031】作動杆34の最下端は、板状のストッパ4
0が配置されている(図7,8参照)。ストッパ40
は、ドリルヘッド3にねじ97bで固定されている。結
局、圧縮コイルばね39は、作動杆34を常時下方に引
っ張りライニング36はドラム36の外周から引き離す
方向に付勢している。ドリルヘッド3側面には、軸棒4
9の一端がねじ込まれている。軸棒49には手動ハンド
ル50の軸が回転自在に挿入されている。
【0032】手動ハンドル50は、制御箱57の前面に
開孔された垂直孔59から貫通してその外部に突出され
ている(図1参照)。制御箱57の前面には、垂直孔5
9を有する調節板58が固定されている。調節板58の
両端には、垂直に曲げられた端板を有している。両端板
には、ロックナット61,61で固定された長い上、下
ボルト60が配置されている。上、下ボルト60の上下
に相互の位置を調節することにより、手動ハンドル50
を任意の位置で揺動を強制的に止めることができ、スト
ッパーとなる。
【0033】一方、手動ハンドル50の軸には、縦杆5
2及び支杆51の一端が固定されている。支杆51の他
端は作動杆34の係止溝42に挿入されている。縦杆5
2の他端はL字状の押圧突起53を有する。押圧突起5
3は、リミットスイッチL1を動作させるためのドッグ
である。縦杆52の中間部分には、引張りばね52cの
一端が引っ掛けられている。
【0034】引張りばね52cの他端は突出ピン52a
に引っ掛けられ固定されている。突出ピン52a一端
は、ドリルヘッド3に固定されている。引張りばね52
cのばね力により、手動ハンドル50は軸棒49を中心
に揺動し手動ハンドル50を上ボルト60の下端に接触
させる。ただし、縦杆52が突出ピン52bに接触し停
止させられると、これ以上縦杆52は揺動することはな
い。この位置は原位置である。
【0035】手動ハンドル50はこの原位置の状態で、
支杆51の他端部は摺動板41の係止溝42に挿入され
ている。一方、縦杆52の底面に突出された押圧突起5
3は、リミットスイッチL1 の押圧位置から若干外れた
位置になる。この状態でドリリング加工等のために、手
動ハンドル50を下方に若干揺動させれば、押圧突起5
3がリミットスイッチL1 を作動させてONとなし電動
機5が正回転され、運転開始となる。
【0036】この状態で手動ハンドル50を更に少し揺
動させれば、係止溝42に挿入された支杆51の他端も
摺動し、上昇するので作動杆34が上昇される。この上
昇により作動杆34と一体のライニング36がドラムハ
ブ18の外周面を押圧するようになる。後述するよう
に、このドラムハブ18へのライニング36の押圧がス
ピンドル6の下降動作となる。
【0037】これらの動作に関連する通常の電気回路は
図12に示されており、ここで、SW1 はタッピングと
ドリリングの転換スイッチであり、SW2 はタッピング
に使用する時の起動用押しボタンスイッチであり、M1
は正転回転用リレー、M2 は逆回転用リレーであり、M
1 −a,M1 −bはM1 用“a”接点と“b”接点、M
2 −a,M2 −bはM2 用“a”接点と“b”接点であ
り、これらの部品は制御箱57の後面の電気回路箱68
内に装備されている。
【0038】ドラム制動装置部Bの作動を説明すれば次
の通りである。切換スイッチSWをドリリング位置にし
て手動ハンドル50を下側に押圧すれば、図6と図12
に図示したとおり、リミットスイッチL1 がONとな
り、正回転リレーM1 が動作し、電動機5が正回転す
る。作動杆34は上昇した状態であり、ライニング36
がドラムハブ18の外周面を押圧制動する。
【0039】従ってスピンドル6は前記原理により下降
し、スピンドル6と一体の昇降杆14も下降する。昇降
杆14と調節ボルト24が図7に示す状態となり、調節
ボルト24下端の円錐25部分が作動レバー46を押圧
する。作動レバー46の揺動により、揺動板41の係止
溝42は支杆51から離脱され(図7参照)、作動杆3
4は圧縮コイルバネ39の弾発力により下降して制動状
態が解脱される。
【0040】ドラム18の制動状態が解除されると、ス
ピンドル6は、圧縮コイルばね12の復元力により図4
の状態に復帰する。ヘダル58を踏んでも上述のような
経路によってスピンドル6を昇降することができ、調節
ボルト24を任意の位置にセットすることによって、図
7において、上述したような一定の深さで穿孔すること
ができるのである。
【0041】本発明の縦杆52とペダル56間には滑車
54とワイヤ55を組合せて連結したが通常使用されて
いるワイヤが内臓されたケーブルを組合せても前記した
送り動作を達成することができる。図12において、切
換スイッチSW1 をタッピング位置にし、押ボタンスイ
ッチSW2 を押して手動ハンドル50を下側に断続押圧
すれば、スピンドル6はリミットスイッチL2 ,L3
よって設定された範囲内で連続的に下降動作を反復し、
手動ハンドル50を放せばスピンドル6は元位置に上昇
するのであり、この時調節板58の上部、下部面に螺合
されたボルト60等を、相互調節して手動ハンドル50
を下方に任意の位置に固定すればスピンドル6は、連続
的に殆ど一定な任意の速度で自動的に上昇又は下降する
ことができる。
【0042】作動 上記のような発明の構成に従い、その作動を説明すれば
次のとおりである。手動ハンドル50を下方に若干揺動
させれば、押圧突起53がリミットスイッチL1 を作動
させてONとなし電動機5が正回転され、運転開始とな
る。図2、図3に図示するように、電動機5の回転によ
り、駆動プーリ86、ベルト87を介して従動プーリ1
1が回転させられる。この回転により右ねじ状に形成さ
れたスピンドル6のウォーム8も回転される。
【0043】このウォーム8の回転により、これに噛み
合っているウォームホイール9、横軸10及びドラムハ
ブ18の経路で、ドラムハブ18とスピンドル6は一定
な速度比で回転力が伝動される。例えば図17(a)の
ようにスピンドル6を停止し、ドラムハブ18を矢印方
向に反時計方向に回動すればスピンドル6は下降し、図
17(b)のようにドラムハブ18を固定して、矢印方
向のようにスピンドル6のみ回転すればスピンドル6は
回転しながら下降する。図17(c)のように、ドラム
ハブ18を自由回転させて、スピンドル6を矢印方向に
回転すればドラムハブ18は時計方向に一定な速度比で
回転するのである。
【0044】図17(c)状態でドラムハブ18に若干
の制動を加えれば、ドラムハブ18は制動されただけで
少し時計方向に回転する。この状態を換言すれば、減速
された回転量だけ図17(a)のように、ドラムハブ1
8はスピンドル6と相対的には反時計方向に回転する結
果となり、スピンドル6は回転しながら下降する。ま
た、連続的な制動を加えればスピンドル6は連続的に下
降する。これらのドラムハブ18への制動は、手動ハン
ドル50を下方に押圧することにより行う。
【0045】例えば、スピンドル6のウォーム8とウォ
ームホイール9の減速比が30:1であり、ウォーム8
のピッチが5mmであると仮定する時、スピンドル6が
30回転すればウォームホイール9は歯数が30である
から、一回転しなければならないのである。しかし、歯
数が29個のみ回転(29/30回転)するように制動
すれば残り1個の歯数に(1/30)相当するスピンド
ル6の一回転はスピンドル6自体5mmだけ下降する直
線運動に変化するのである。
【0046】スピンドル6が30回転する時、ウォーム
ホイール9の歯数が28個のみが回転するよう制動すれ
ばスピンドル6は10mm下降し、この時のスピンドル
6の回転数が300rpmであるとすれば、スピンドル
6自体は100mm/minの速度で下降するのであ
る。すなわち、制動力の大きさに従って送り速度が変わ
り、制動力を解消すればスピンドル6は圧縮コイルばね
12の力で上昇し、原点の位置に戻るのである。
【0047】このように、本発明は制動される横軸10
の先端に上記多種類の制動装置を取付けてスピンドル6
が昇降するようにしたもので、制動装置のライニング3
6,65,73,80の接触面積を大きくすることによ
り、制動を増加することができる。制動する方法は多種
のものが通用されており、構成及び作用により、その中
の代表的実施例の数例を述べれば次のとおりである。
【0048】[実施例2]電磁制動装置 前記実施例のドラム制動装置は、機械的な摩擦によるも
のであった。しかし、これに限定される必要はない。図
9,10及び11は、第2実施例であり、電磁制動式の
場合の実施例である。
【0049】第2実施例のウォームホイール9の横軸の
先端に装置する電磁制動装置部Cの構成は、それ自体は
公知の電磁ブレーキを使用したものである。横軸10の
先端にドリルハブ18の代わりにアーマチュアハブ19
を固定し、これと対称にステータ62をドリルヘッド3
側にねじ62aで固定して空隙aを形成した構造であっ
て、63はコイル、65はライニング、64はアーマチ
ュアであり、66は板ばねである。
【0050】本実施例の電磁制動装置は、図13の電気
回路図によって作動されるものである。タッピング時の
電動機5の正逆回転に関する回路図は前述の図12に示
される回路と同一であり、切換スイッチSW1 をドリリ
ング時に切り換える時には正回転用リレートM1 が動作
するように接続しており、本実施例に使用される公知の
可変抵抗VRは電磁ブレーキMBに供給される直流電源
の電圧又は電流を調節することのできるもので、公知の
直流電源調節機を電気回路箱68内に装備しており、ペ
ダルスイッチL6 とスナップスイッチSW3 が並列に接
続され、一対の電磁ブレーキMBとは直列に接続された
回路を直流電源調節機の出力側端子(+,−)に接続し
た構成であり、67はペタルスイッチL6 のリード線で
ある(図9参照)。
【0051】電磁制動装置部C作用を更に説明すれば次
の通りである。図13において、切換スイッチSW1
ドリリング位置に切換えれば、正回転マグネットスイッ
チM1 が動作して電動機5が起動し、これと連動するス
ピンドル6が回転し、その状態でペダルスイッチL6
踏んだり、又は制動装置箱57に取付けられたスナップ
スイッチSW3 をONすれば、2個の電磁ブレーキMB
に直流電源が通電されてアーマチュアハブ19は制動さ
れ、スピンドル6は下降し、ペダルスイッチL6 から足
を離し、スナップスイッチSW3 をOFFにすれば、圧
縮コイルばね12の復元力によりスピンドル6は元位置
に復帰する。
【0052】図13において、切換スイッチSW1 をタ
ッピング位置にし、押ボタンスイッチSW2 を押せば、
マグネットスイッチM1 が通電して電動機5が正回転
し、その状態でペダルスイッチL6 又はスナップスイッ
チSW3 をONすれば、ドリリング時と同じく電磁ブレ
ーキMBに直流電源が通電されてアーマチュアハブ19
は制動され、その時スピンドル6は電気回路図に構成さ
れたリミットスイッチL2 ,L3 により連続的に反復し
て自動昇降するのである。
【0053】アーマチュアハブ19の制動力の調節はコ
イル63に供給される直流電源の電圧・電流の大きさで
調節可能であり、可変抵抗VRは、このような電圧・電
流を調節するためのものである。スピンドル6の昇下降
速度を間接的に調節することができ、小さい穴とねじド
リリング又はタッピングする時は一対のウォームホイー
ル9と電磁ブレーキMBで組み合わされた電磁制動装置
の一方の部分のみを使用しても結構である。
【0054】[実施例3]円板制動装置 本実施例のウォームホイール9の横軸10の先端に装置
する円板制動装置部Dの構成において、鋸歯形ブレーキ
は図14に示す。レバー形ブレーキは図15に示す。図
14において、横軸10の先端に固定された円板ハブ2
0と外側に対称するように、ドリルヘッド3にビスで固
定された固定鋸歯69とこれに摺動するようにした可動
鋸歯70を一組にした鋸歯形ブレーキを装着して、ハン
ドル71は可動鋸歯70に固着し、円板ハブ20の内周
面と可動鋸歯70の間には圧縮コイルばね72を内設し
て空隙aを構成した構造である。
【0055】図15において、横軸の先端に固定された
円板ハブ20と外側に対向するよう支点77を中心に回
転するレバー76にピン75で遊着した円板ブレーキ7
4を装着した構造である。図に示す空隙aは、円板ブレ
ーキ74とライニング73の間隙である。78はドリル
ヘッド3に固着した支柱であり、76a,76bはレバ
ー76の動作を制限する突出ピンと引張りばね76cの
一側を固定した突出ピンである。これらはドリルヘッド
3に取付けられており、20aはねじであり、73はラ
イニングである。
【0056】円板制動装置部Dを説明すれば次のとおり
である。ウォームホイール9を1組だけ使用した単純な
場合であって、図14に図示した矢印方向にハンドル7
1を手前に引寄せれば、可動鋸歯70は円板ハブ20側
に前進して、可動鋸歯70の側面がライニング73を押
圧することにより制動効果を得るものであり、図15の
レバー76を下側に押せば円板ブレーキ74がライニン
グ73を押圧するので制動効果を得るのである。
【0057】[実施例4]バンド制動装置 図16は、バンド制動装置の例を示す。また、本実施例
のウォームホイール9の横軸10の先端に取付けるバン
ド制動装置部Eを説明すれば次の通りである。横軸10
の先端に固定されたバンドハブ21の外周面に接触する
ようにライニング80が接続されたバンド79の一側は
ドリルヘッド3に固定された軸棒81に遊着し、他側は
支点83を中心として回転するレバー82の一側にピン
84で遊着した構成で、82a,82bは、レバー82
の動作を制限する突出ピンと引張りばね82cの一側を
固定した突出ピンであってドリルヘッド3に固着されて
いる。
【0058】バンド制動装置部Eを説明すれば次のとお
りである。ウォームホイール19を1組だけ使用した単
純な場合であってもレバー82を矢印方向のように下方
に押圧すれば、バンド79に接着されたライニング80
がバンドハブ21の外周面を押圧することにより制動す
ることができるのである。
【0059】[その他の実施例]本発明のスピンドルの
ウォームと噛合するウォームホイールの横軸を1個だけ
使用することもできるものであり、それも本発明の範囲
である。
【0060】
【発明の効果】まず、はじめにドリリング時の効果は次
のとおりである。大きな穴を一度に連続して穿孔する
時、従来には手で引寄せながら肘で押える程の大きな力
を必要としたが、本発明は指一本をもって容易に加工す
ることができ、調節ボルトの上下位置調整により、一定
な深さに反復して加工するのが容易である。また、深い
穴を穿孔するとき、手回しハンドルを回さなければなら
ない繁雑な操作が必要でなく、ハンドルを押したり、ペ
ダルを踏むことにより、操作が簡単でペダル使用時両手
を自由自在に使用することができて、加工物を把持しや
すく、注油と切削屑の排出が容易で、作業が能率的であ
る。
【0061】加工途中に加工物が穿孔されずにドリルに
大きな力が掛かれば、制動装置のライニングがスリップ
されてスピンドルはそれ以上、下降せずその場出回転す
るので、ドリルが保護され、手動ハンドルを押える力を
調整したり可変抵抗を調整してスピンドルの昇降速度を
簡単に調整することができて、速送機能に係る別途の設
備が必要ないのである。
【0062】次に、タッピング時の作用効果は次のとお
りである。従来は、移送ハンドルをもってタップを加工
物位置まで加工させて切削しなければならず、自動的な
連続反復作業が困難である。これを自動化しようとすれ
ば、別途の設備が要求されたものであり、ねじ加工時公
差発生要因が大であったが、本発明は、スピンドルの昇
降速度を任意に且つ一定に調整することができ、ねじ加
工時に発生する公差要因を減小させる効果がある。ま
た、連続反復してスピンドルが自動昇降するので、これ
と連係して電気回路を構成すれば、自動タッピングが容
易である。3番目に、ボーリングマシン、フライス盤、
その他機械の移送装置等に広範囲に利用することのでき
る発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のドラム制動装置を使用した場
合の外観を示す斜軸投影図である。
【図2】図2は、本発明の図1のドリルヘッド部分を図
示した側断面図である。
【図3】図3は、本発明の図1のドリルヘッド部分を図
示した正断面図であって、図2のA−A線断面図であ
る。
【図4】図4は、本発明のドラム制動装置の正面図であ
って、非加工時の状態図である。
【図5】図5は、本発明の図4のB−B線断面図であ
る。
【図6】図6は、本発明のドラム制動装置の正面図であ
って、ハンドルを押圧した状態図である。
【図7】図7は、本発明のドラム制動装置の正面図であ
って、ドラム制動装置が自動的に解脱される場合の動作
状態図である。
【図8】図8は、本発明のドラム制動装置の主要部の部
品を示した斜軸投影図である。
【図9】図9は、本発明の電磁制動装置を使用した場合
の外部斜視図である。
【図10】図10は、本発明の電磁制動装置の正面図で
ある。
【図11】図11は、本発明の図10のC−C線断面図
である。
【図12】図12は、本発明の図1の電気回路図であ
る。
【図13】図13は、本発明の図9の電気回路図であ
る。
【図14】図14は、本発明の円板制動装置の中、鋸歯
形ブレーキを使用した場合の半断面図である。
【図15】図15は、本発明の円板制動装置の中、円板
ブレーキを使用した場合の半断面図である。
【図16】図16は、本発明のハンドル制動装置を使用
した場合の制動装置正面図である。
【図17】図17は、本発明の制動装置を簡略に図示し
たもので、図17(a)スピンドルを固定し、ドラムハ
ブを反時計方向に回転した場合を示し、図17(b)は
ドラムヘットを固定し、スピンドルを矢印方向に回転し
た場合を示し、図17(c)はスピンドルを回転して、
ドラムハブが時計方向に回転する場合であって平常時の
動作状態を示すものである。
【符号の説明】
9…ウォームホイール 10…横軸 14…昇降管 16…チャック 17…ドリル又はタップ 18…ドラムハブ 19…アーマチュアハブ 20…円板ハブ 21…バンドハブ 22…深さ調節棒 24…調節ボルト 34…作動杆 41…揺動板 46…作動レバー 49…軸棒 50…手動ハンドル 51…支杆 52…縦杆 56…ペダル 62…ステーター 64…アーマチュア 69…固定鋸歯 70…可動鋸歯 74…円板ブレーキ 76…レバー 79…バンド 82…レバー 87…ベルト 93…固定板 94…キー 96…リベッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機(5)により回転駆動されるスピン
    ドル(6)を備えたドリルヘッド(3)と、 前記スピンドル(6)を回転自在に、かつ軸線方向に移
    動不能に支持し、前記ドリルヘッド(3)内で前記スピ
    ンドル(6)の軸線方向に摺動自在な昇降管(14)
    と、 前記スピンドル(6)の外周に歯が形成されたウォーム
    (8)と、 前記ウォーム(8)と噛合するよう前記ドリルヘッド
    (3)に回転自在に設けられたウォームホイール(9)
    と、 前記ウォームホイール(9)に連結され、前記ウォーム
    ホイール(9)の回転を制動し、かつ制動力の大きさを
    連続的に変更するための制動手段(18,19,20
    …)と、 前記制動手段(18,19,20…)の制動力の大きさ
    加工中に任意の値に変更制御可能な制動制御手段(5
    0,VR,71…)とを有するねじ立て盤兼ボール盤の
    自動送り装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記制動手段(18,19…)が機械的な力を付与して
    摩擦力により前記ウォームホイール(9)に制動をかけ
    る摩擦制動手段(36,73…)であり、 前記制動制御手段(50,71…)が前記摩擦制動手段
    (36,73…)に摩擦力を手動により前記摩擦力を制
    御し付与するための手動ハンドル(50,71)である
    ことを特徴とするねじ立て盤兼ボール盤の自動送り装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記制動手段(19)及び前記制動制御手段(VR)が
    電磁力により前記ウォームホイール(9)に制動をかけ
    て制御する電磁ブレーキであり、 前記制動制御手段(VR)が前記電磁ブレーキに供給す
    る電圧・電流を制御するものであることを特徴とするね
    じ立て盤兼ボール盤の自動送り装置。
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