JPH09128849A - 磁気記録再生装置およびその速度制御方法 - Google Patents

磁気記録再生装置およびその速度制御方法

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JPH09128849A
JPH09128849A JP7283067A JP28306795A JPH09128849A JP H09128849 A JPH09128849 A JP H09128849A JP 7283067 A JP7283067 A JP 7283067A JP 28306795 A JP28306795 A JP 28306795A JP H09128849 A JPH09128849 A JP H09128849A
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drum
magnetic tape
magnetic
rotation speed
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JP7283067A
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Hiroshi Tatsumi
洋 巽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速サーチ時において、磁気ヘッドと磁気テ
ープとの相対速度を略一定に保つことのできる磁気記録
再生装置およびその速度制御方法を提供する。 【解決手段】 高速サーチ時における回転ドラムの回転
速度の立ち上がり時及び立ち下がり時に、トルク制御装
置103が、ドラムモータのトルクが予め定められたト
ルクと略一致するように、ドラムモータ駆動部116を
動作させる。そして、回転ドラムの回転速度の立ち上が
り動作及び立ち下がり動作が終了したら、ドラム速度制
御装置105が、回転ドラムの回転速度が予め定められ
た回転速度と略一致するように、ドラムモータ駆動部1
16を動作させる。また、テープ速度指令発生回路11
3は、磁気テープが回転ドラムに搭載された磁気ヘッド
に対して略一定の相対速度で走行できるように、速度指
令値を出力し、回転ドラムの回転速度に応じてリール系
駆動制御装置14を動作させ、磁気テープを走行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルビデオ
カセットレコーダ(以降VCRと記す)等の磁気記録再
生装置に関し、特に、磁気テープ及び回転ドラムの速度
制御を精密に行うことのできる磁気記録再生装置および
その速度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル信号を高密度記録する
ことのできる磁気記録装置(例えば、回転ヘッド型のV
CR)では、ドラム上に配置された回転磁気ヘッドを用
いて、ドラムに所定の巻付け角で巻き付けられた磁気テ
ープに、オーデイオや画像などのディジタル信号を記録
または再生している。以下では、磁気記録再生装置とし
てVCRを例にとって説明する。
【0003】このVCRでは、通常再生時には、磁気テ
ープと回転磁気ヘッドとのトラック方向の相対速度が一
定となるように、磁気テープの走行速度やドラムの回転
速度がサーボ制御される。一方、磁気テープを早送り又
は巻き戻ししながら、サブコードに記録されている時間
や絶対トラックアドレス等を検出する、いわゆるサーチ
再生時には、磁気テープの送り速度が早いため、通常再
生のドラム回転数では相対速度が通常再生に対して変化
してしまう。
【0004】以上のことを図面を用いて説明する。図7
は、通常再生時(記録時と等しいテープ速度でテープを
移送し再生画像を得るとき)と10倍速再生時(記録時
と同じ方向に記録時の10倍のテープ速度でFF方向
(磁気テープを送る方向)にテープを移送し再生画像を
得るとき)のヘッド走査軌跡を模式的に示した図であ
る。図7において、701は磁気テープ、702はテー
プの移送方向、短冊状に書かれた703は回転磁気ヘッ
ドにより磁化され記録された記録トラック群である。7
04から705に至る軌跡は通常再生時のヘッド走査軌
跡であり、704から706に至る軌跡は10倍速再生
時のヘッド走査軌跡である。また704から707に至
る軌跡は10倍速再生時のヘッド走査軌跡を一本の記録
トラック方向に投影したものである。
【0005】704と705とを結ぶ線分の長さは通常
再生時での磁気ヘッドと磁気テープとの相対速度に比例
し、704と707とを結ぶ線分の長さは10倍速再生
時での磁気ヘッドと磁気テープとの相対速度の記録トラ
ック方向成分に比例する。このため、ドラム回転速度が
一定であると、通常再生時と10倍速再生時とでは、記
録トラック方向成分の相対速度が異なり、記録トラック
から再生される信号の伝送レートが異なったものとな
る。
【0006】VCRで一般的に用いられている信号処理
系(図示せず)は一定の伝送レートに対応しているた
め、上記のように通常再生時と高速サーチ時とで記録ト
ラック方向成分の相対速度が実際上広い速度範囲で変化
すると、信号自体が正しく読めなくなるおそれがある。
したがって、図7のようにFF方向に高速サーチを行っ
た場合は、ドラム回転速度を通常再生時のドラム回転速
度よりも速く回転させることによって、磁気テープと回
転ヘッドとの相対速度のトラック方向成分を、通常再生
時の相対速度と実質的に同じ(以下、相対速度が一定と
称する。)となるように制御することが可能となる。ま
た、REW方向(磁気テープを巻き戻す方向)に高速サ
ーチする場合は、ドラム回転速度をFF方向時とは逆に
通常再生時のドラム回転速度よりも遅く回転させること
によって、相対速度を一定とすることが可能となる。
【0007】ここで、例えば、200倍速等の高速サー
チを考えた場合、テープ速度の立ち上げはドラム回転数
の追従性やヘッド及びテープのダメージ等も考慮する
と、テープ速度を一気に200倍等の高速度に立ち上げ
るわけにはゆかず、ソフトスタートを採用するのが一般
的である。サーチ速度が高速になればなる程、常にデー
タを正しく読めることが必要となり、テープ速度の立ち
上がり及び立ち下がりの過渡時においても相対速度が一
定となるよう速度制御を行う必要がある。したがって、
従来は磁気テープの送り速度を検出し、磁気テープの送
り速度から相対速度が一定となるようにドラムの回転速
度の制御を行っていた。
【0008】従来の磁気記録再生装置の速度制御部の構
成を示すブロック図を図8に示す。図8において、テー
プ速度指令発生装置801は、仮に2秒で200倍のソ
フトスタートを行う場合には、2秒で磁気テープの通常
送り速度の200倍となるような時間に比例した直線的
な速度指令値を出力する。リール系駆動制御装置114
は磁気テープの送り速度を検出するテープ速度検出装置
115からの出力がフィードバックされ、テープ速度指
令発生装置801からの速度指令値との差が無くなるよ
うにリール系を駆動する。この構成により、磁気テープ
の送り速度が制御される。
【0009】一方、磁気テープ速度検出装置115から
の出力信号は、ドラム速度指令発生装置802に入力さ
れ、磁気テープの送り速度に応じた指令がドラム速度制
御装置803に送られる。そして、ドラム速度制御装置
803からの信号がドラムモーター駆動部116に入力
され、ドラムの回転速度が制御される。すなわち、時々
刻々検出される磁気テープ速度に応じて相対速度が一定
となるようにドラムの回転速度が閉ループにより制御さ
れる。なお、ドラム駆動装置116における、109ド
ラムモータの電圧−電流変換部であり、gmはその係数
である。110はドラムモータの電流−回転数変換部で
あり、Ktはその係数であり、Jdはドラムモータの慣
性モーメントである。111はドラムモータの回転数−
電圧変換部であり、Keはその係数である。
【0010】しかしながら、この装置では、磁気テープ
の送り速度に応じてドラムの回転速度を制御しているた
め、ドラムの追従性が問題となる。すなわち、速度指令
を時間に対して直線的に変化させると、ドラムの回転速
度は少し遅れて立ち上がり、目標速度との誤差は時間と
ともに増大するという問題点を有している。図9は、立
ち上がり時の速度指令値に対する回転ドラムの速度変化
を示す図である。ここでは、ドラム速度制御系は一次遅
れ系でDCゲイン約30dB、制御帯域が約8Hzと
し、さらに目標までの立ち上がり時間を2秒と設定して
いる。ドラムの回転速度902は速度指令値901に対
して少し遅れて立ち上がり、時間の経過とともに速度指
令値901との速度差が増加し、速度指令値が一定とな
った後も定常偏差が残ったままとなっているのが分か
る。ここで、ドラムの追従特性を向上させるためには積
分補償を入れてDCゲインを稼ぎ、さらに、必要な制御
帯域を確保するために位相補償を挿入するなど複雑な制
御系の設計を行わなければならないと云う問題点を有し
ている。
【0011】この問題点を解決する磁気記録再生装置と
して、磁気テープの立ち上がり速度と回転ドラムの立ち
上がり回転速度を、サーチ開始から目標速度に到達する
迄の時間を複数に区分して、各時刻とその時の所望速度
との対応関係をメモリに記憶させておき、高速サーチ時
にサーチ開始からの時刻を監視し、その時刻における所
望速度をメモリから求めて速度サーボ回路に指令を送る
ことにより、テープ速度とドラム回転速度ともに速度の
段階的な制御を行う磁気記録再生装置が知られている
(特公平5−84582号公報)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
5−84582号公報に記載された磁気記録再生装置で
は、サーチ倍速が高くなればなる程、サーチ開始から目
標速度までの複数の対応関係をメモリに記憶させる必要
があり、記憶容量が増大してしまうという問題がある。
【0013】本発明は、上記課題に鑑み、簡単な回路構
成で高速サーチの開始から終了まで、磁気テープと回転
ドラムに搭載された磁気ヘッドとの相対速度を一定にし
てデータを正しく読み取ることのできる磁気記録再生装
置およびその速度制御方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の磁気記
録再生装置は、磁気テープ送り部で磁気テープを回転ド
ラムへと送るとともに、ドラムモータで回転ドラムを回
転させて、回転ドラムに搭載された磁気ヘッドを磁気テ
ープに対して相対移動させることにより、磁気テープに
信号を記録再生するとともに、前記磁気テープに記録さ
れた絶対アドレス等を高速サーチする磁気記録再生装置
において、回転ドラムの回転速度を検出する回転速度検
出手段と、高速サーチ時における回転ドラムの回転速度
の立ち上がり時あるいは立ち下がり時に、ドラムモータ
のトルクが予め定められたトルクと略一致するように、
ドラムモータを回転させるトルク制御手段と、回転速度
検出手段の検出結果に基づいて、高速サーチ時における
回転ドラムの回転速度の立ち上がり動作及び立ち下がり
動作の終了を判断し、回転ドラムの回転速度の立ち上が
り動作終了後及び立ち下がり動作の終了後は回転ドラム
の回転速度が略一定の速度となるように、ドラムモータ
を制御し回転させる回転速度制御手段と、高速サーチ時
に、回転速度検出手段の検出結果に基づいて、回転ドラ
ムに搭載された磁気ヘッドと磁気テープとの相対速度が
一定となるための磁気テープ送り速度の速度指令値を、
磁気テープ送り部に出力する送り速度指令手段、を備え
てなるものである。
【0015】すなわち、ドラムの回転速度の立ち上がり
時、及び、立ち下がり時の過渡時はドラムモータのトル
クを制御し(以下、トルク制御と記す)、一定速度に維
持しなければならない定常時には速度制御に切り替えて
回転ドラムの回転を制御し、前記回転ドラムの回転に合
わせて磁気テープの送り速度を調節している。上記構成
では、慣性の大きい回転ドラムの追従性の問題はなくな
り、速度指令値への追従性は磁気テープの送り系だけ考
慮すれば良く、高速サーチを実現する速度制御系として
は、設計が非常に簡単となる。
【0016】請求項2の記載の磁気記録再生装置は、請
求項1に記載の磁気記録再生装置において、送り速度指
令手段の出力する速度指令値は、磁気テープと回転ドラ
ムに搭載された磁気ヘッドとの相対速度が一定となるた
めの磁気テープの送り速度と、前記磁気テープの送り速
度の微分値に比例する値と、を加算した値であることを
特徴とするものである。
【0017】この磁気記録再生装置によれば、磁気テー
プの送り速度の速度指令値への追従がさらに良くなり、
磁気テープの走行を回転ドラムの回転に合わせて高精度
に制御することが可能となる。
【0018】請求項3に記載の磁気記録再生装置は、請
求項1または請求項2に記載の磁気記録再生装置におい
て、送り速度指令手段が、回転速度制御手段の検出した
回転速度から、磁気テープと回転ドラムに搭載された磁
気ヘッドとの相対速度が一定となるための磁気テープの
送り速度を求める速度変換手段を備えているものであ
る。
【0019】この構成によれば、速度変換手段の出力か
ら上記速度指令値を算出することが可能となるため、磁
気テープの送り速度をメモリに記憶させておく必要もな
く、従来のように高速サーチ開始からの時間を監視する
必要もなくなり、速度制御機構を単純化することができ
る。
【0020】請求項4に記載の磁気記録再生装置は、送
り速度指令手段が、高速サーチ時における回転ドラムの
回転速度の立ち上がりから立ち上がり終了まで、及び、
立ち下がりから立ち下がり終了までの複数の所定時刻
と、その時刻における回転ドラムの回転速度を前もって
測定しておき、前記既知となった回転ドラムの回転速度
に基づいた速度指令値と、を予め記憶している記憶手段
と、高速サーチ開始からの時刻が前記複数の所定時刻毎
に記憶手段に記憶された速度指令値を順次読み出して、
テープ送り部に出力するメモリ読み出し手段と、を備え
てなるものである。
【0021】この構成では、高速サーチが開始される
と、回転ドラムをトルク制御により回転駆動する。一
方、磁気テープの送り速度は前記回転速度制御手段から
検出されるドラムの回転速度と無関係に、前記記憶手段
から前記所定の時刻毎に出力される速度指令値により速
度制御される。これによっても、回転ドラムに搭載され
た磁気ヘッドと磁気テープとの相対速度が略一定となる
ように速度制御することが可能となる。
【0022】請求項5に記載の速度制御方法は、請求項
4記載の磁気記録再生装置において、前記記憶手段が、
予め測定により既知となっている回転ドラムの回転速度
から、磁気テープと回転ドラムに搭載された磁気ヘッド
との相対速度が一定となるための磁気テープの送り速度
と、前記磁気テープの送り速度の微分値に比例する値
と、を加算した値であることを特徴とするものである。
【0023】この構成によれば、請求項4に記載の磁気
記録再生装置の磁気テープの磁気テープの送り速度の速
度指令値への追従がさらに良くなる。
【0024】請求項6に記載の速度制御方法は、磁気テ
ープ送り部で磁気テープを走行させるとともに、ドラム
モータで回転ドラムを回転させて、前記磁気テープを前
記回転ドラムに搭載された磁気ヘッドに対して相対移動
させることにより、前記磁気テープに信号を記録再生す
る磁気記録再生装置の高速サーチ時における速度制御方
法において、回転ドラムの回転速度の立ち上がり時及び
立ち下がり時には、ドラムモータが予め定められたトル
クと略一致するように、ドラムモータを制御して回転さ
せ、高速サーチ時における前記回転ドラムの回転速度の
立ち上がり動作及び立ち下がり動作の終了を判断し、高
速サーチ時における回転ドラムの回転速度の立ち上がり
動作終了後及び立ち下がり動作の終了後には、回転ドラ
ムの回転速度が略一定の速度となるように、ドラムモー
タを回転させることを特徴とする速度制御方法。
【0025】この速度制御方法によれば、簡単な構成の
装置を用いて、磁気テープと回転ドラムに搭載された磁
気ヘッドとの相対速度を略一定に保つことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は、第1の実施の形態の磁気
記録装置の速度制御部の構成を示す概略ブロック図であ
る。尚、図6と同一部分については同一符号を付し、説
明を省略する。
【0027】本実施の形態の磁気記録再生装置では、高
速サーチの際の回転ドラムの回転速度の立ち上がり時
(以下、スタート時と記す)や立ち下がり時(以下、終
了時と記す)に、トルク指令発生回路102が所定のト
ルク値を出力し、トルク制御装置(特許請求の範囲にお
けるトルク制御手段)103が、トルク検出回路112
で検出したドラムモータのトルクがその所定のトルク値
になるように、ドラムモータ駆動部116を動作させ
る。これにより、略一定のトルクでドラムモータ、ひい
ては、回転ドラムが回転する。
【0028】一方、テープ速度指令発生回路(特許請求
の範囲における送り速度指令手段及び速度変換手段)1
13は回転ドラムの回転速度に基づいてリール系駆動装
置(特許請求の範囲における磁気テープ送り部)114
に速度指令値を出力する。リール系駆動制御装置114
は、テープ速度検出装置115の検出した磁気テープの
送り速度が上記速度指令値に一致するように磁気テープ
走行させる。これにより、磁気テープと回転ドラムに搭
載された磁気ヘッドとの相対速度がほぼ一定に保たれ
る。
【0029】そして、回転ドラムの回転速度が所定の回
転速度(第2の回転速度指令値:ω2ref)となったら、
制御モード切換装置107の指示に基づいて、スイッチ
108がドラムモータ駆動部116に入力する信号を、
トルク制御装置103の出力からドラム速度制御装置1
05の出力に切り替える。ドラム速度制御装置105
は、回転ドラムが目標とする回転速度(第1の回転速度
指令値:ω1ref)で定速回転するように、ドラムモータ
駆動部116を制御する(以下、速度制御と記す)。な
お、磁気テープの送り速度は、この場合においても、回
転ドラムの回転速度に応じた速度となるように制御され
る。
【0030】なお、図1において、109はドラムモー
タの電圧−電流変換部であり、gmはその係数である。
110はドラムモータの電流−回転数変換部であり、K
tはその係数であり、Jdはドラムモータの慣性モーメ
ントである。111はドラムモータの回転数−電圧変換
部であり、Keはその係数である。
【0031】以上が図1の磁気記録再生装置の速度制御
部についての概略である。
【0032】以下に、その速度制御方法について、FF
方向への高速サーチのスタート時を例にとって、詳細に
説明する。
【0033】最初に、回転ドラムの回転制御について説
明する。
【0034】まず、入力端子101からサーチの方向
(FF方向)を示す信号とサーチ開始指令が入力される
とともに、入力端子104,105からそれぞれ第1の
回転速度指令値(目標速度:ω1ref),第2の回転速度
指令値(モード切り替え速度:ω2ref)が入力される。
なお、第2の回転速度指令値ω2refは第1の回転速度指
令値ω1refよりも少し低い値に設定されている。
【0035】すると、トルク指令発生回路102が、ド
ラムの回転速度を時間とともに直線的に立ち上げるのに
必要な加速トルク指令値(+Tref)をトルク制御装置
103に出力する。また、ドラムモータ駆動部16の出
力である回転ドラムの回転速度ωdは第2の回転速度指
令値ω2refよりも低いため、制御モード切り替え装置1
07がスイッチ108を切り替えて、トルク制御装置1
03の出力がドラムモータ駆動部116に入力されるよ
うにする。これにより、ドラムの回転速度はトルク制御
されることとなる。
【0036】そして、トルク制御装置103が、トルク
検出回路112で検出するドラムモータ駆動部116の
トルク実測値Tdがトルク指令値(±Tref)と一致す
るように、ドラムモータ駆動部116を制御する。
【0037】続いて、ドラム速度ωdが第2の回転速度
指令値ω2refと一致した時点で、制御モード切り替え装
置107が、ドラム速度ωdと第2の回転速度指令値ω
2refとの比較結果に基づいて、スイッチ108を切り替
えて、ドラムモータ駆動部116に入力する信号を、ト
ルク制御装置103の出力からドラム速度制御装置10
5の出力に切り替える。つまり、トルク制御から速度制
御に切り替える。これにより、ドラム速度ωdが第2の
回転速度指令値ω2refとなるまでは一定トルクによる定
加速駆動とし、ドラム速度ωdが第2の回転速度指令値
ω2refを越えてから以降は速度指令値ω1refとドラムモ
ータの速度の実測値ωdが常に一致するように速度制御
することができる。このように、第1の回転速度指令値
ω1refよりも少し低い値に設定された第2の回転速度指
令値ω2refにおいて制御モードを切り替えることによ
り、ドラム回転速度のオーバーシュートを防止すること
ができる。
【0038】なお、ドラム制御系のDCゲインが十分で
ない場合には、速度制御装置105の速度制御において
速度偏差が残るため、第一のドラム速度指令値ω1ref
ドラム回転速度の最終目標値より少し高めに設定するこ
とが望ましい。これにより、速度偏差をより小さくする
ことが可能となる。図2は第一のドラム速度指令値ω
1refをドラム回転速度の最終目標値より3%だけ高めに
設定した時の回転ドラムの速度変化を示す図である。但
し、ドラム制御系は、DCゲインは約30dB,制御帯
域は約8Hzとしている。ドラムの回転速度は2秒まで
の立ち上がり時点だけでなく2秒後以降においてもほと
んど定常偏差なく追従している。
【0039】以上の構成により、回転ドラムの回転速度
を目標速度まで直線的にかつ精度良く速度制御するがで
きる。
【0040】次に、磁気テープの送り速度の制御につい
て説明する。
【0041】テープ速度指令発生回路113は、時々刻
々検出されるドラム回転速度ωdを基に、図示しない速
度変換手段で、磁気テープの送り速度の回転ドラムの回
転速度に対する相対速度を一定とするための磁気テープ
の送り速度の目標値を求め、磁気テープの速度指令値を
発生する。磁気テープの送り速度を制御するリール系駆
動制御装置114は、テープ速度指令発生回路113か
らの速度指令値とテープ速度検出装置115により検出
された磁気テープの送り速度が一致するように磁気テー
プを走行させる。
【0042】以上のように、本実施の形態では、回転ド
ラムはトルク制御により回転させ、その回転速度に合わ
せて磁気テープを送るためのリール系を駆動し、磁気テ
ープの送り速度を制御することによって、回転ドラムに
搭載された磁気ヘッドに対する相対速度を精密に略一定
とすることができる。
【0043】また、この構成では、速度制御のためのメ
モリが不要であり、かつ、高速サーチ開始からの時間を
監視する必要がないため、速度制御部の構成を簡略化す
ることができる。
【0044】なお、テープ速度指令発生回路113を図
3のように構成すれば、テープ送り速度の追従性を上げ
ることができ、より好ましい。以下、このテープ速度指
令発生回路113の動作について説明する。
【0045】速度変換手段201は、高速サーチ時に、
時々刻々検出されたドラム回転速度ωdから磁気テープ
の速度指令値を決定して出力する。速度変換手段201
からの出力は微分手段202によって微分されて目標速
度までの傾きに比例した値を出力する。加算手段203
は、この微分手段202からの出力と速度変換手段20
1からの出力を加算する。ここで、加算された結果はリ
ール系駆動制御装置114に送られる。
【0046】以下、この速度指令発生回路113の動作
の妥当性について数式を使って説明する。磁気テープに
おける速度制御系は一般に一次遅れ系で近似できるの
で、速度指令Eiに対するテープ速度Vtの伝達関数を
下の数式(1)で表現する。
【0047】 Vt/Ei=a/(S+a) 但し、aは極を示す。 (1) 数式(1)で表現される速度制御系に目標速度まで時間
tに比例して直線的に立ち上がる速度指令Ei(傾きを
m とするとEi=m×t)を入力するとテープ速度V
tはm×t−m×(1−exp(−a×t))/aとな
り、速度指令m×tに対してm×(1−exp(−a×
t))/aの速度偏差が残ってしまう。そこで速度指令
Eiとして目標速度にオフセットrを加算した値(m×
t+r)を新たに目標速度とすると、テープ速度Vtは
以下の関係式で表される。
【0048】 Vt=r×(1−exp(−a×t))+m×t −m×(1−exp(−a×t))/a (2) 数式(2)からオフセットrをr=m/aなる関係式を
満たすように定めるとテープ速度VtはVt=m×tと
なり時間に比例して立ち上げることが可能となる。従っ
て、微分手段202の微分ゲインK1をK1=1/aと
設定することによって、磁気テープ速度制御系の追従性
が改善され相対速度誤差の小さい、より高精度な速度制
御が可能となる。この時のテープ速度指令発生回路11
3の出力指令の概略は図4に示すように、速度指令の立
ち上がり時はオフセットm/aが加算され、立ち下がり
時はオフセットm/aが減算された形となる。
【0049】以上のように、テープの送り速度の制御を
微分手段を用いて行うことにより、磁気テープの送り速
度の速度指令値に対する追従性を更に向上させることが
可能となる。
【0050】なお、ここではFF方向への高速サーチの
立ち上がり時について説明したが、REW方向への高速
サーチ時や、立ち下がり時においても、同様に速度制御
できることはいうまでもない。
【0051】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態の磁気記録再生装置の速度制御部の構成
を示すブロック図である。この磁気記録再生装置では、
磁気テープの送り速度を独立して制御している。すなわ
ち、実際に計測した回転ドラムの回転速度に応じて、テ
ープの送り速度を制御していない。以下、図5に基づい
て本実施の形態を説明するが、第1の実施の形態と同一
部分については説明を省略する。
【0052】図5におけるテープ速度指令発生装置30
1は、図6に示すように、メモリ(特許請求の範囲にお
ける記憶手段)302と、メモリ読み出し部(特許請求
の範囲におけるメモリ読み出し手段)303からなって
いる。メモリ302には、予め、トルク制御により回転
駆動制御される回転ドラムの回転速度の立ち上がり開始
から立ち上がり終了まで、及び、立ち下がり開始から立
ち下がり終了までの複数の所定時刻と、その所定時刻に
おける回転ドラムの回転速度に対応する(相対速度が一
定となる)磁気テープの送り速度が記憶されている。メ
モリ読み出し部303は、その所定時刻となったときに
メモリ302から磁気テープの送り速度を読み出し、リ
ール系駆動制御装置114に出力する。
【0053】以下、この磁気記録再生装置の動作につい
て、より詳細に説明する。
【0054】まず、入力端子101からのサーチ開始指
令が、テープ速度指令発生装置301と、トルク指令発
生回路102に入力される。
【0055】すると、回転ドラムが、第1の実施の形態
で説明したように、トルク制御により回転駆動される。
【0056】このとき、テープ速度指令発生装置301
のメモリ読み出し部303が、高速サーチ開始からの時
刻を計測し、その時刻がメモリ302に記憶された時刻
と一致したときに、メモリ302からその時刻における
磁気テープの送り速度を読み出し、その速度を速度指令
値としてリール速度制御装置114に出力する。リール
速度制御装置114及びテープ速度検出装置115は磁
気テープの送り速度が上記の速度指令値となるように制
御する。
【0057】以上のように、本実施の形態では、メモリ
302が、磁気テープと回転ドラムに搭載された磁気ヘ
ッドとの相対速度が一定となるための磁気テープの送り
速度を高速サーチ開始からの時刻とともに記憶してお
り、高速サーチが開始されると、回転ドラムをトルク制
御するとともに、磁気テープを、メモリ302に記憶さ
れているその時刻における送り速度となるように走行さ
せる。このため、高速サーチ時においても、回転ドラム
に搭載された磁気ヘッドに対する磁気テープの相対速度
を略一定とすることが可能である。また、従来のように
回転ドラムの回転速度と磁気テープの送り速度の両方を
メモリに記憶させる場合よりも、必要とするメモリの記
憶容量を少なくできる。
【0058】また、メモリ302に記憶させておく速度
指令値を、磁気テープが回転ドラムに対して一定の相対
速度で走行した場合の磁気テープの送り速度と、そのと
きの磁気テープの送り速度の微分値に比例した値と、を
加算した値としておけば、磁気テープの送り速度のその
速度指令値への追従性が改善され相対速度誤差の小さ
い、より高精度な速度制御が可能となる。
【0059】
【発明の効果】本発明では、回転ドラムの回転速度の高
速サーチ時における立ち上がり,立ち下がり時には、回
転ドラムをトルク制御により回転させ、定常状態では速
度制御により回転させる。そして、磁気テープを、回転
ドラムの回転速度に応じて、あるいは、メモリに記憶さ
れた速度指令値により走行させているため、簡単な構成
の装置を用いて、回転ドラムに搭載された磁気ヘッドと
磁気テープとの相対速度を略一定とすることができる。
【0060】また、磁気テープの送り速度の速度指令値
を、回転ドラムの回転速度に応じた送り速度と、磁気テ
ープの送り速度の微分値に比例する値と、を加算した値
とすることにより、磁気テープの速度指令値への追従性
が向上し、更に精密に、回転ドラムに搭載された磁気ヘ
ッドと磁気テープとの相対速度を略一定とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の磁気記録再生装置の速度制御
部の一構成例を示すブロック図である。
【図2】回転ドラムの回転速度の立ち上がり特性を示す
波形である。
【図3】図1のテープ速度指令発生回路の一構成例を示
すブロック図である。
【図4】図3のテープ速度指令発生回路の出力の一例を
示す該略図である。
【図5】第2の実施の形態の磁気記録再生装置の速度制
御部の一構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のテープ速度指令発生回路の一構成例を示
すブロック図である。
【図7】通常再生時と10倍速再生時のヘッドの走査軌
跡を模式的に示す図である。
【図8】従来の磁気記録再生装置の速度制御部の構成を
示すブロック図である。
【図9】従来の回転ドラムの回転速度の立ち上がり特性
を示すランプ応答波形である。
【符号の説明】 103 トルク制御装置 105 ドラム速度制御装置 107 制御モード切り換え装置 108 スイッチ 113 テープ速度指令発生回路 114 リール系駆動制御装置 116 ドラムモータ駆動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ送り部で磁気テープを走行さ
    せるとともに、ドラムモータで回転ドラムを回転させ
    て、前記磁気テープを前記回転ドラムに搭載された磁気
    ヘッドに対して相対移動させることにより、前記磁気テ
    ープに信号を記録再生するとともに、前記磁気テープに
    記録された絶対アドレス等を高速サーチする磁気記録再
    生装置において、 回転ドラムの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 高速サーチ時における前記回転ドラムの回転速度の立ち
    上がり時及び立ち下がり時に、前記ドラムモータのトル
    クが予め定められたトルクと略一致するように、前記ド
    ラムモータを制御し回転させるトルク制御手段と、 前記回転速度検出手段の検出結果に基づいて、高速サー
    チ時における前記回転ドラムの回転速度の立ち上がり動
    作及び立ち下がり動作の終了を判断し、前記回転ドラム
    の回転速度の立ち上がり動作終了後及び立ち下がり動作
    の終了後は前記回転ドラムの回転速度が略一定の速度と
    なるように、前記ドラムモータを制御し回転させる回転
    速度制御手段と、 高速サーチ時に、前記回転ドラムに搭載された前記磁気
    ヘッドと前記磁気テープとの相対速度が一定となるため
    の磁気テープ送り速度の速度指令値を、前記磁気テープ
    送り部に出力する送り速度指令手段、を備えてなること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録再生装置にお
    いて、 前記送り速度指令手段の出力する前記速度指令値は、前
    記回転ドラムに搭載された前記磁気ヘッドと前記磁気テ
    ープとの相対速度が一定となるための前記磁気テープの
    送り速度と、前記磁気テープの送り速度の微分値に比例
    する値と、を加算した値であることを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の磁気記
    録再生装置において、 前記送り速度指令手段は、前記回転速度検出手段の検出
    した回転速度から、前記回転ドラムに搭載された前記磁
    気ヘッドと前記磁気テープとの相対速度が一定となるた
    めの前記磁気テープの送り速度を求める速度変換手段を
    備えてなることを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 磁気テープ送り部で磁気テープを走行さ
    せるとともに、ドラムモータで回転ドラムを回転させ
    て、前記磁気テープを前記回転ドラムに搭載された磁気
    ヘッドに対して相対移動させることにより、前記磁気テ
    ープに信号を記録再生する磁気記録再生装置において、 回転ドラムの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 高速サーチ時における前記回転ドラムの回転速度の立ち
    上がり時及び立ち下がり時に、前記ドラムモータのトル
    クが予め定められたトルクと略一致するように、前記ド
    ラムモータを制御し回転させるトルク制御手段と、 前記回転速度検出手段の検出結果に基づいて、高速サー
    チ時における前記回転ドラムの回転速度の立ち上がり動
    作及び立ち下がり動作の終了を判断し、前記回転ドラム
    の回転速度の立ち上がり動作終了後及び立ち下がり動作
    の終了後は前記回転ドラムの回転速度が略一定の速度と
    なるように、前記ドラムモータを制御し回転させる回転
    速度制御手段と、 前記送り速度指令手段は、高速サーチ時における前記回
    転ドラムの回転速度の立ち上がりから立ち下がり終了ま
    で、及び、立ち下がりから立ち上がり終了までの複数の
    所定時刻と、その時刻における前記回転ドラムの回転速
    度の応じた前記速度指令値と、を予め記憶している記憶
    手段と、高速サーチ開始からの時刻が前記所定時刻とな
    った時に前記記憶手段から前記速度指令値を読み出して
    前記テープ送り部に出力するメモリ読み出し手段と、を
    備えてなることを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の磁気記録再生装置にお
    いて、 前記記憶手段は、前記回転ドラムに搭載された前記磁気
    ヘッドと前記磁気テープとの相対速度が一定となるため
    の前記磁気テープの送り速度と、前記磁気テープの送り
    速度の微分値に比例する値と、を加算した速度指令値を
    記憶する手段であることを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 磁気テープ送り部で磁気テープを走行さ
    せるとともに、ドラムモータで回転ドラムを回転させ
    て、前記磁気テープを前記回転ドラムに搭載された磁気
    ヘッドに対して相対移動させることにより、前記磁気テ
    ープに信号を記録再生する磁気記録再生装置の高速サー
    チ時における速度制御方法において、前記回転ドラムの
    回転速度の立ち上がり時及び立ち下がり時には、前記ド
    ラムモータが予め定められたトルクと略一致するよう
    に、前記ドラムモータを制御して回転させ、 高速サーチ時における前記回転ドラムの回転速度の立ち
    上がり動作及び立ち下がり動作の終了を判断し、 高速サーチ時における前記回転ドラムの回転速度の立ち
    上がり動作終了後及び立ち下がり動作の終了後には、前
    記回転ドラムの回転速度が略一定の速度となるように、
    前記ドラムモータを回転させることを特徴とする速度制
    御方法。
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