JP2774176B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2774176B2
JP2774176B2 JP2070708A JP7070890A JP2774176B2 JP 2774176 B2 JP2774176 B2 JP 2774176B2 JP 2070708 A JP2070708 A JP 2070708A JP 7070890 A JP7070890 A JP 7070890A JP 2774176 B2 JP2774176 B2 JP 2774176B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第22,第23図) 発明が解決しようとする課題(第24図) 課題を解決するための手段(第1〜第6図) 作用 実施例 (i)第1の実施例(第7図) (ii)第2の実施例(第8図) (iii)第3の実施例(第9図) (iv)第4の実施例(第10図) (v)第5の実施例(第11図) (vi)第6の実施例(第12図) (vii)第7の実施例(第13〜第16図) (viii)第8の実施例(第17図) (ix)第9の実施例(第18図) (x)第10の実施例(第19図) (xi)第11の実施例(第20図) (xii)第12の実施例(第21図) 発明の効果 〔概 要〕 半導体集積回路、特にGaAsFET(ショットキー障壁電
界効果トランジスタ)を用いた論理回路LSIの出力イン
ターフェース回路に関し、 該回路の出力用トランジスタのゲートバイアス方法を
工夫して、出力「L」レベル時の出力インピーダンスの
低減化及び出力「H」レベル時の出力電圧の上昇化を図
り、GaAsECL出力インターフェース回路とECL回路との整
合性の向上を図ることを目的とし、 その第1の回路は、ドレインが第1の電源線に接続さ
れ,ソースが出力部に接続された出力用トランジスタ
と,前記出力用トランジスタのゲートに接続された第1
の出力駆動回路とを具備し、前記第1の出力駆動回路
は、ドレインが第1の電源に接続され,ソースが前記出
力用トランジスタのゲートに接続され,ゲートが第1の
入力部に接続された第1の駆動トランジスタと、ドレイ
ン及びゲートが接続されて前記出力用トランジスタのゲ
ートに接続された第2の駆動トランジスタと、ドレイン
が前記第2の駆動トランジスタのソースに接続され,ソ
ースが第2の電源に接続され,ゲートが第2の入力部に
接続された第3の駆動トランジスタから成ることを含み
構成し、 その第2の回路は、第1の回路において、前記出力用
トランジスタと並列に第2の動作保護回路が設けられ、
前記第2の動作保護回路は、カソードが第1の電源に接
続され,アノードが前記出力用トランジスタのソースに
接続された一以上の第4のダイオードから成ることを含
み構成し、 その第3の回路は第1の回路において、前記出力用ト
ランジスタと第1の出力駆動回路との間に、第1の出力
レベル調整回路が設けられ、前記第1の出力レベル調整
回路は、ドレイン及びゲートが接続されて前記出力用ト
ランジスタのゲートに接続された第4の駆動トランジス
タと、ドレインが前記第4の駆動トランジスタのソース
に接続され,ゲート及びソースが接続されて第2の電源
に接続された第5の駆動トランジスタと、アノードが第
1の電源に接続され,カソードが前記第5の駆動トラン
ジスタのドレインに接続された第1のダイオードから成
ることを含み構成し、 その第4の回路は、第3の回路において、前記第1の
出力レベル調整回路に第1の動作保護回路が付加された
第2の出力レベル調整回路を具備し、前記第1の動作保
護回路は、アノードが前記第1のダイオードのカソード
に接続され,カソードが前記第5の駆動トランジスタの
ドレインに接続された一以上の第2のダイオードと、ア
ノードが前記第4の駆動トランジスタのソースに接続さ
れ,カソードが前記第5の駆動トランジスタのドレイン
に接続された一以上の第3のダイオードから成ることを
含み構成し、 その第5の回路は、第1の回路において、前記出力用
トランジスタのゲートと第2の電源との間に、動作遅延
回路が設けられ、前記動作遅延回路が容量素子を含むこ
とを含み構成し、 その第6の回路は、第1の回路において、前記第1の
出力駆動回路の第1,第2の入力部に、駆動補助回路を付
加した第2の出力駆動回路が設けられ、前記第2の出力
駆動回路は、ドレインが第1の電源線に接続され,ソー
スが前記出力用トランジスタのゲートに接続され,ゲー
トが前記第1の出力駆動回路の第1の入力部に接続され
た第6の駆動トランジスタと、ドレインが第1の電源に
接続され,ソース及びゲートが接続されて前記第7の駆
動トランジスタのゲートに接続された第7の駆動トラン
ジスタと、ドレインが前記第7の駆動トランジスタのソ
ースに接続され,ソースが第2の電源に接続され,ゲー
トが前記第1の出力駆動回路の第2の入力部に接続され
た第8の駆動トランジスタから成ることを含み構成し、 その第1,第3及び6の回路において、前記出力用トラ
ンジスタ,第2,第3の駆動トランジスタ、第4の駆動ト
ランジスタ及び第6,第8の駆動トランジスタがエンハン
スメント型のショットキー障壁電界効果トランジスタか
ら成り、前記第1の駆動トランジスタ、第5の駆動トラ
ンジスタ及び第7の駆動トランジスタがディプレッショ
ン型のショットキー障壁電界効果トランジスタから成る
ことを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体集積回路に関するものであり、更に
詳しく言えばGaAsFET(ショットキー障壁電界効果トラ
ンジスタ)を用いた論理回路LSIの出力インターフェー
ス回路に関するものである。
近年、GaAsFETの集積度の向上に伴い低消費電力、か
つ高速動作を特徴とするGaAs論理LSIがデータ処理装置
等の信号回路分野に多く利用されはじめている。
ところで、このような分野にGaAs論理LSIを使用する
場合、従来の信号処理回路がバイポーラトランジスタを
主構成とするECL(Emitter Coupled Logic)回路である
ため、両回路の入出力の整合をとらなければならない。
そこで、GaAs論理LSIの出力トランジスタの出力レベ
ルとECL回路のバイポーラトランジスタの入力レベルと
を精度良く整合させることができる回路が望まれてい
る。
〔従来の技術〕
第22〜第24図は従来例に係る説明図である。
第22図は、従来例に係るGaAsECL出力インターフェー
ス回路の構成図を示している。
図において、例えば、2電源供給方式のECL出力イン
ターフェース回路は、トランジスタT21,T22から成る入
力バッファ回路1と、トランジスタT23,T24,ダイオード
DR21から成るレベルシフト回路2と、トランジスタT25,
T26,T27,T28から成る駆動能力の高いスーパーバッファ
回路3と、出力用トランジスタ置T00と、トランジスタT
29,T30から成る出力レベル調整回路4と、出力終端抵抗
RLから構成されている。
トランジスタT21,T24,T25,T29及びT30は、GaAs化合物
半導体を主構成とするディプレッション型のショットキ
ー障壁電界効果トランジスタから成り、トランジスタT2
2,T23,T26,T27,T28及びT00は、エンハンスメント型のシ
ョットキー障壁電界効果トランジスタから成る。
また、トランジスタT00のソースS,すなわち、出力端
子Outに接続された出力終端抵抗RLの機能は、該出力イ
ンターフェース回路の出力レベルとECL回路2の入力レ
ベルとの整合をとるものである。抵抗値は通常50〔Ω〕
程度であり、出力インターフェース回路をECL回路5に
接続した場合、信号波の反射等を防止するものである。
さらに、出力レベル調整回路4は一種の電流源であ
り、出力レベルを立ち上げる機能を有している。
5はECL回路であり、例えばnpn型のバイポーラトラン
ジスタQ1,Q2および動作設定用抵抗R1,R2からなる差動増
幅回路より構成されている。
これにより、例えば入力バッファ回路1のトランジス
タT22のゲートに論理信号「H」レベルが入力される
と、レベルシフト回路2,スーパーバッファ回路3及び出
力用トランジスタT00のスイッチング動作により該レベ
ルが反転・非反転されて出力端子Outから出力「H」レ
ベルの論理信号が出力される。この出力「H」レベルを
ECL回路5のトランジスタQ1のベースBに入力すること
ができる。
なお、第23図(a)〜(c)は、従来例に係るGaAsEC
L出力インターフェース回路の他の回路図を示してい
る。
同図(a),(c)は、1電源供給方式の出力インタ
ーフェース回路例である。同図(a)は出力用トランジ
スタT00がスーパーバッファ回路3により駆動される回
路を示しており、同図(c)は、それがノーマルバッフ
ァ回路6により駆動される回路を示している。また、同
図(b)は、2電源供給方式の他の出力インターフェー
ス回路例である、該トランジスタT00がノーマルバッフ
ァ回路6により駆動される回路を示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来例のECL出力インターフェース回路に
よれば出力用トランジスタT00のソースSと接地線GND
との間に出力レベル調整回路4を接続したり、該ソース
Sと電源VSSとの間に出力終端抵抗RLを接続してECL回
路5との整合を採っている。しかし、以下のような問題
点を生ずることがある。
すなわち、第24図(a)のトランジスタ特性に示す
ように出力インピーダンスが出力「L」レベル時に数
〔KΩ〕単位の高い値になる。例えば、第14図のような
実験回路により第22図のECL出力インターフェース回路
の出力特性を測定した場合、その電流・電圧特性から得
られる出力インピーダンス(出力微分抵抗)が約8〔K
Ω〕と高くなるものである。このため、数〔GHZ〕以上
の高速信号を取り扱うとすると、信号波の反射等により
伝送信号波形に歪みを招くおそれがある。
また、第24図(b)のトランジスタ特性に示すよう
に出力「H」レベルが低くなる。これは、第22図及び第
23図(a)に示すように特にスーパーバッファ回路3を
用いた出力インターフェース回路においては、出力
「H」レベル時にトランジスタT27を介して出力用トラ
ンジスタT00をバイアスするため該トランジスタT27,T00
の2個分の閾値電圧だけ出力「H」レベルが降下する。
これを防止するために出力レベル調整回路4を挿入する
方法がとられている。
しかし、先と同様な実験回路により第22図のECL出力
インターフェース回路の出力特性を測定すると、該回路
4を挿入した場合であっても、その電圧特性から得られ
る出力「H」レベルが低くなることがある。
このため、ECL回路5が要求する入力レベル,例え
ば、ECL10Kシリーズの入力「H」レベルの電圧範囲VOH
=−0.98〜−0.81〔V〕の規定値を満足できず、適正な
整合ができない。
さらに、出力用トランジスタT00の製造プロセスの
バラつきにより、その閾値電圧がバラつくことがある。
このため、閾値電圧のばらつきが出力レベルに直接現
れ、信号伝達動作の不具合からECL回路が誤動作する原
因となる。
また、現状のECL回路の動作がGaAsECL出力インター
フェース回路の動作に比べて遅いことから出力「H」レ
ベルから「L」レベル,出力「L」レベルから「H」レ
ベルに変化する時間が整合しなくなる状態に招くことが
ある。
このため、高速信号を取り扱うとすると、信号波の立
ち上がり部や立ち下がり部が過度的に振動をするリンギ
ング現象を招く恐れがある。
本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作されたも
のであり、出力用トランジスタのゲートバイアス方法を
工夫して、出力「L」レベル時の出力インピーダンスの
低減化及び出力「H」レベル時の出力電圧の上昇化を図
り、GaAsECL出力インターフェース回路とECL回路との整
合性の向上を図ることを可能とする半導体集積回路の提
供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1〜第6図は、本発明に係る第1〜第6の半導体集
積回路に係る原理図をそれぞれ示している。
その第1の回路は、ドレインDが第1の電源線GNDに
接続され,ソースSが出力部Outに接続された出力用ト
ランジスタTOと,前記出力用トランジスタTOのゲートG
に接続された第1の出力駆動回路11Aとを具備し、前記
第1の出力駆動回路11Aは、ドレインD1が第1の電源GN
Dに接続され,ソースS1が前記出力用トランジスタTOの
ゲートGに接続され,ゲートG1が第1の入力部in1に接
続された第1の駆動トランジスタT1と、ドレインD2及び
ゲートG2が接続されて前記出力用トランジスタTOのゲー
トGに接続された第2の駆動トランジスタT2と、ドレイ
ンD3が前記第2の駆動トランジスタT2のソースS2に接続
され,ソースS3が第2の電源VSS1に接続され,ゲート
G3が第2の入力部in2に接続された第3の駆動トランジ
スタT3から成ることを特徴とし その第2の回路は、第1の回路において、前記出力用
トランジスタTOと並列に第1の動作保護回路12が設けら
れ、前記第1の動作保護回路12は、カソードK1が第1の
電源GNDに接続され、アノードA1が前記出力用トランジ
スタTOのソースSに接続された一以上の第1のダイオー
ドDR1から成ることを特徴とし、 その第3の回路は、第1の回路において、前記出力用
トランジスタTOと第1の出力駆動回路11Aとの間に、第
1の出力レベル調整回路13Aが設けられ、前記第1の出
力レベル調整回路13Aは、ドレインD4及びゲートG4が接
続されて前記出力用トランジスタTOのゲートGに接続さ
れた第4の駆動トランジスタT4と、ドレインD5が前記第
4の駆動トランジスタT4のソースS4に接続され,ゲート
G5及びソースS5が接続されて第2の電源VSS1に接続さ
れた第5の駆動トランジスタT5と、アノードA2が第1の
電源GNDに接続され,カソードK2が前記第5の駆動トラ
ンジスタT5のドレインD5に接続された第2のダイオード
DR2から成ることを特徴とし、 その第4の回路は、第3の回路において、前記第1の
出力レベル調整回路13Aに第2の動作保護回路14が付加
された第2の出力レベル調整回路13Bを具備し、前記第
1の動作保護回路14は、アノードA3が前記第2のダイオ
ードDR2のカソードK2に接続され,カソードK3が前記第
5の駆動トランジスタT5のドレインD5に接続された一以
上の第3のダイオードDR3と、アノードA4が前記第4の
駆動トランジスタT5のソースS4に接続され,カソードK4
が前記第5の駆動トランジスタT5のドレインD5に接続さ
れた一以上の第4のダイオードDR4から成ることを特徴
とし、 その第5の回路は、第1の回路において、前記出力用
トランジスタTOのゲートGと第2の電源VSS1との間
に、動作遅延回路15が設けられ、前記動作遅延回路15が
容量素子Cを含むことを特徴とし、 その第6の回路は、第1の回路において、前記第1の
出力駆動回路11Aの第1,第2の入力部in1,in2に、駆動補
助回路16を付加した第2の出力駆動回路11Bが設けら
れ、前記第2の出力駆動回路11Bは、ドレインD6が第1
の電源線GNDに接続され,ソースS6が前記出力用トラン
ジスタTOのゲートGに接続され,ゲートG6が前記第1の
出力駆動回路11Aの第1の入力部in1に接続された第6の
駆動トランジスタT6と、ドレインD7が第1の電源GNDに
接続され,ソースS7及びゲートG7が接続されて前記第7
の駆動トランジスタT7のゲートG7に接続された第7の駆
動トランジスタT7と、ドレインD8が前記第7の駆動トラ
ンジスタT7のソースS7に接続され、ソースS8が第2の電
源VSS1に接続され,ゲートG8が前記第1の出力駆動回
路11Aの第2の入力部in2に接続された第8の駆動トラン
ジスタT8から成ることを特徴とし、 前記第1,第3及び第6の回路において、前記出力用ト
ランジスタTO,第2,第3の駆動トランジスタT2,T3,前記
第4の駆動トランジスタT4及び前記第6,第8の駆動トラ
ンジスタT6,T8がエンハンスメント型のショットキー障
壁電界効果トランジスタから成り、 前記第1の駆動トランジスタT1,前記第5の駆動トラ
ンジスタT4及び前記第7の駆動トランジスタT7がディプ
レッション型のショットキー障壁電界効果トランジスタ
から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
〔作用〕 本発明の第1の回路によれば、第1の駆動トランジス
タT1と第3の駆動トランジスタT3との間に、第2の駆動
トランジスタT2が設けられ、該トランジスタT1,T2のソ
ースS1,D2が接続されて出力用トランジスタTOのゲート
Gに接続されている。
このため、出力用トランジスタTOの閾値電圧に等しい
電位差を常に該トランジスタTOのゲートGのバイアス電
圧として印加することができる。このことで、第15図の
出力インピーダンス特性に示すように出力「L」レベル
時の出力インピーダンスを数十〔Ω〕単位の低い値にす
ることができる。これは、本発明者の実験結果によれ
ば、第14図のような実験回路により第13図のECL出力イ
ンターフェース回路の出力特性を測定した場合、その電
流・電圧特性から得られる出力インピーダンス(出力微
分抵抗)が約22〔Ω〕と低くなり、従来例の出力インピ
ーダンスに比べて、約1/40になるものである。
また、本発明の第1の回路によれば、第2の駆動トラ
ンジスタT2と出力用トランジスタTOとが共にエンハンス
メント型のショットキー障壁電界効果トランジスタから
構成されている。
このため、LSIの製造プロセス条件が第2の駆動トラ
ンジスタT2と出力用トランジスタTOとがほぼ同等に受け
ることになる。このことで、製造プロセスによる出力用
トランジスタTOの閾値電圧のばらつきを、第2の駆動ト
ランジスタT2の閾値電圧のばらつきにより相互に打ち消
すことが可能となる。
これにより、信号波の反射等が起き難くなり伝送信号
波形を所定形状に維持することができ、数〔GHZ〕以上
の高速信号を正確にECL回路に供給することが可能とな
る。
また、本発明の第2の回路によれば、第1の回路にお
いて、出力用トランジスタTOと並列に一以上の第1のダ
イオードDR1から成る第1の動作保護回路12が設けられ
ている。
このため、出力「H」レベルから出力「L」レベル,
出力「L」レベルから出力「H」レベルの変化時に逆方
向電流が第1のダイオードDR1によりパスされることか
ら出力用トランジスタTOの反転動作の保護をすることが
可能となる。
これにより、第1の回路の出力インピーダンスの低減
化に加えて出力回路の信頼性の向上を図ることが可能と
なる。
さらに、本発明の第3の回路によれば、第1の回路に
おいて、出力用トランジスタTOと第1の出力駆動回路11
Aとの間に、第4の駆動トランジスタT4,第5の駆動トラ
ンジスタT5及び第2のダイオードDR2から成る第1の出
力レベル調整回路13Aが設けられている。
このため、第1の出力レベル調整回路13Aでは、第1
の電源GNDから第2のダイオードDR2を介して電流が流
れ、第5の駆動トランジスタT5に定電圧が発生し、第5
の駆動トランジスタT5が出力用トランジスタTOのゲート
Gを補正することができる。このことで、該出力用トラ
ンジスタTOの閾値電圧のバラつきの影響が極力抑制さ
れ、出力「H」レベルの変化幅を小さくすることが可能
となる。
これにより、ECL回路との整合性の向上を図ることが
可能となる。
さらに、本発明の第4の回路によれば、第2の回路に
おいて、第1の出力レベル調整回路13Aに一以上の第3
のダイオードDR3と、第4のダイオードDR4から成る第2
の動作保護回路14が付加された第2の出力レベル調整回
路13Bを具備している。
このため、第2の駆動トランジスタT2,第3の駆動ト
ランジスタT3及び第4の駆動トランジスタT4の「ON」動
作時に、第1の出力レベル調整回路13Aにおける第1の
電源GND,第2のダイオードDR2及び第4の駆動トラン
ジスタT4を経て、第1の出力駆動回路11Aの第2の駆動
トランジスタT2及び第3の駆動トランジスタT3に至る電
流パスを阻止することが可能となり、出力用トランジス
タTOのゲートGの電位を第3の回路に比べて、より適正
な値に設定することができる。
これにより、第3の回路に比べて、出力インターフェ
ース回路とECL回路との整合性の信頼度の向上を図るこ
とが可能となる。
また、本発明の第5の回路によれば、第1の回路にお
いて、出力用トランジスタTOのゲートGと第2の電源V
SS1との間に、容量素子Cを含む動作遅延回路15が設け
られている。
このため、出力用トランジスタTOのゲート容量が増加
することから反転・非反転動作時の電荷の充放電が遅く
なり、信号波の立ち上がり時間や立ち下がり時間を遅く
することができる。ECL回路の要求する動作範囲内で高
速信号を取り扱うことが可能となる。
これにより、GaAsECL出力インターフェース回路の動
作に比べて遅い、現状のECL回路の動作に整合させるこ
とができる。また、従来例のような過度的に振動をする
リンギング現象を極力抑制することが可能となる。
さらに、本発明の第6の回路によれば、第1の回路に
おいて、第6,第8の駆動トランジスタT6,T8及び第7の
駆動トランジスタT7で構成する駆動補助回路16を第1の
出力駆動回路11Aに付加した第2の出力駆動回路11Bが出
力用トランジスタTOのゲートGに接続されている。
このため、出力「H」レベル時に第6の駆動トランジ
スタT6を介して出力用トランジスタTOをバイアスしても
トランジスタT1が有るために、該出力「H」レベルを従
来例に比べて上昇させることができる。
なお、本発明者の実験結果によれば、第14図のような
実験回路により第13図のECL出力インターフェース回路
の出力特性を測定した場合、その特性からも明確なよう
に第16図の出力レベル特性に示されるように出力「H」
レベルを高くすることができる。
これにより、第1の回路の出力インピーダンスの低減
化に加えて従来例のような駆動能力の高いスーパーバッ
ファ回路を用いた出力インターフェース回路を構成する
ことが可能となる。
〔実施例〕
次に図を参照しながら本発明の実施例について説明を
する。
第7〜第21図は、本発明の実施例に係る半導体集積回
路を説明する図である。
(i)第1の実施例の説明 第7図は、本発明の第1の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第1の出力インターフェース回路は、第
1の出力駆動回路11A,出力用トランジスタTO,第1の動
作保護回路12,レベルシフト回路17及び第1の入力バッ
ファ回路18から成る。
出力用トランジスタTOは、ドレインDが第1の電源線
(接地線)GNDに接続され,ソースSが出力端子Outに
接続されている。なお、出力端子Outには、出力終端抵
抗RL=50〔Ω〕が接続されている。第1の出力駆動回路
11Aは、第1〜第3の駆動トランジスタT1〜T3から成
り、出力用トランジスタTOのゲートGに接続されてい
る。第1の駆動トランジスタT1は、ドレインD1が第1の
電源GNDに接続され,ソースS1がゲートG1に接続されて
出力用トランジスタTOのゲートGに接続されている。
また、第2の駆動トランジスタT2は、ドレインD2及び
ゲートG2が接続されて出力用トランジスタTOのゲートG
に接続されされている。該トランジスタ2の機能は、出
力「L」レベル時の出力インピーダンスを下げるもので
ある。
第3の駆動トランジスタT3は、ドレインD3が第2の駆
動トランジスタT2のソースS2に接続され,ソースS3が第
2の電源VSS1=−2.0〔V〕に接続され,ゲートG3が
レベルシフト回路17のダイオードDR5のカソードK5に接
続されている。
第1の動作保護回路12は、第1のダイオードDR1から
成り、出力用トランジスタTOと並列に設けられる。第1
のダイオードDR1は、カソードK1が第1の電源GNDに接
続され,アノードA1が出力用トランジスタTOのソースS
に接続されている。
ダイオードDR1の機能は、出力「H」レベルから出力
「L」レベル,出力「L」レベルから出力「H」レベル
に変化するときに流れる逆方向電流及び静電気等により
蓄積された電荷を放電するパスを形成するものである。
これにより、出力用トランジスタTOの反転動作の保護を
することができる。
レベルシフト回路17は、第9の駆動トランジスタT9,
第10の駆動トランジスタT10及び第5のダイオードDR5か
ら成る。第9の駆動トランジスタT9は、ドレインD9が接
地線GNDに接続され,ソースS9がダイオードDR5のアノ
ードA5に接続され、ゲートG9が第1の入力バッファ回路
18に接続されている。
また、ダイオードDR5のカソードK5は第10の駆動トラ
ンジスタT10のドレインD10に接続されている。第10の駆
動トランジスタT10は、ゲートG10がソースS10に接続さ
れて電源線VSS1に接続されている。
第1の入力バッファ回路18は、第11の駆動トランジス
タT11と第12の駆動トランジスタT12から成る。第11の駆
動トランジスタT11は、ドレインD11が接地線GNDに接続
され,ソースS11及びゲートG11が接続されて第11の駆動
トランジスタT12のドレインD12に接続されている。
第12の駆動トランジスタT12は、ソースS12が第3の電
源VSS2=−1.5〔V〕に接続され、ゲートG12が入力端
子INに接続されている。
なお、トランジスタTO,T2,T3,T9及びT12は、エンハン
スメント型(ノーマリオフ型)のショットキー障壁電界
効果トランジスタから成り、トランジスタT1,T10及びT1
1は、ディプレッション型(ノーマリオン型)のショッ
トキー障壁電界効果トランジスタから成る。
これらにより、第1の実施例に係るGaAsECL出力イン
ターフェース回路を構成する。
また、当該回路の機能は、入力端子INに反転・非反転
する論理信号が入力されると、第1のバッファ回路18,
レベルシフト回路17を介して該信号のレベルシフトがさ
れる。そのレベルシフトされた信号は第1の出力駆動回
路11AのトランジスタT3のゲートGを励振する。これに
より、トランジスタT1,T2を介して、出力用トランジス
タTOのゲートGにバイアス電圧が供給され、出力端子Ou
tに出力「H」レベル,「L」レベルの出力電圧が現れ
る。これをECL回路等に供給することができる。
このようにして、本発明の第1の回路によれば第1の
駆動トランジスタT1と第3の駆動トランジスタT3との間
に、第2の駆動トランジスタT2が設けられ、該トランジ
スタT1,T2のソースS1,D2が接続されて出力用トランジス
タTOのゲートGに接続されている。
このため、出力用トランジスタTOの閾値電圧に等しい
電位差を第2の駆動トランジスタT2の閾値電圧によっ
て、常に該トランジスタTOのゲートGのバイアス電圧と
して印加することができる。このことで、第15図の出力
インピーダンス特性に示すように出力「L」レベル時の
出力インピーダンスを22〔Ω〕程度にすることができ
る。この出力インピーダンス特性については、第13図〜
第16図において本発明者の実験に基づく実験回路により
説明をする。
また、本発明の第1の回路によれば、第2の駆動トラ
ンジスタT2と出力用トランジスタTOとが共にエンハンス
メント型のショットキー障壁電界効果トランジスタから
構成されている。
このため、LSIの製造プロセス条件が第2の駆動トラ
ンジスタT2と出力用トランジスタTOとにおいてほぼ同等
に受けることになる。このことで、製造プロセスによる
出力用トランジスタT00の閾値電圧のばらつきを第2の
駆動トランジスタT2の閾値電圧のばらつきにより相互に
打ち消すことが可能となる。
これにより、信号波の反射等が起き難くなり伝送信号
波形を所定形状に維持することができ、数〔GHZ〕以上
の高速信号を正確にECL回路に供給することが可能とな
る。
(ii)第2の実施例の説明 第8図は、本発明の第2の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第1の回路と異なるのは第2の回路で
は、第1の回路に第1の出力レベル調整回路13Aが設け
られるものである。
すなわち、出力用トランジスタTOと第1の出力駆動回
路11Aとの間に、第4の駆動トランジスタT4,第5の駆動
トランジスタT5及び第2のダイオードDR2から成る第1
の出力レベル調整回路13Aが設けられている。
第4の駆動トランジスタT4は、ドレインD4及びゲート
G4が接続されて出力用トランジスタTOのゲートGに接続
され、ソースS4が第2のダイオードDR2のカソードK2に
接続されている。
また、第2のダイオードDR2はアノードA2が第1の電
源GNDに接続され,カソードK2が第5の駆動トランジス
タT5のドレインD5に接続されている。
第5の駆動トランジスタT5は、ドレインD5がトランジ
スタT4のソースS4に接続され、ゲートG5及びソースS5が
接続されて第2の電源VSS1に接続されている。
なお、トランジスタT4は、エンハンスメント型のショ
ットキー障壁電界効果トランジスタから成り、トランジ
スタT5は、ディプレッション型のショットキー障壁電界
効果トランジスタから成る。
このようにして、本発明の第2の回路によれば第1の
回路において、出力用トランジスタTOと第1の出力駆動
回路11Aとの間に、第1の出力レベル調整回路13Aが設け
られている。
このため、第1の出力レベル調整回路13Aでは、第1
の電源GNDから第2のダイオードDR2を介して電流が流
れ、第5の駆動トランジスタT5に定電圧が発生し、第5
の駆動トランジスタT5が出力用トランジスタTOのゲート
Gを補正することができる。このことで、該出力用トラ
ンジスタTOの閾値電圧がバラつきの影響が極力抑制さ
れ、出力「H」レベルの変化幅を小さくすることが可能
となる。
これにより、ECL回路との整合性の向上を図ることが
可能となる。
(iii)第3の実施例の説明 第9図は、本発明の第3の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第1,第2の回路と異なるのは第3の回路
では、第1の回路に第2の出力レベル調整回路13Bが設
けられるものである。
すなわち、第3の回路は第1の出力レベル調整回路13
Aに第2の動作保護回路14が付加された第2の出力レベ
ル調整回路13Bを具備している。
第2の動作保護回路14は、第3,第4のダイオードDR3,
D4から成る。該ダイオードDR3は、アノードA3が第2の
ダイオードDR2のカソードK2に接続され,カソードK3が
第5の駆動トランジスタT5のドレインD5に接続されてい
る。
該ダイオードDR3は、アノードA4が第4の駆動トラン
ジスタT5のソースS4に接続され,カソードK4が第5の駆
動トランジスタT5のドレインD5に接続されている。
なお、両ダイオードDR3,D4は必要に応じて一段以上接
続されるものである。
このようにして、本発明の第3の回路によれば第1の
回路に第2の出力レベル調整回路13Bが設けられてい
る。
このため、トランジスタT2,T3及びT4の「ON」動作時
に、第1の出力レベル調整回路13Aにおける第1の電源
GND,ダイオードDR2及び駆動トランジスタT4を経て、
第1の出力駆動回路11AのトランジスタT2及びT3に至る
電流パスを阻止することが可能となり、出力用トランジ
スタTOのゲートGの電位を第2の回路に比べて、より適
性な値に設定することができる。
これにより、第2の回路に比べて、出力インターフェ
ース回路とECL回路との整合性の信頼度の向上をも図る
ことが可能となる。
(iv)第4の実施例の説明 第10図は、本発明の第4の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第1,第2,第3の回路と異なるのは第4の
回路では、出力インターフェース回路の電源供給方法が
異なるものである。
すなわち、第1,第2,第3の回路が接地線GND(第1の
電源),第2の電源VSS1及び第3の電源VSS2の2電
源供給方式を採っている。これに対し、第4の回路で
は、接地線GND,第2の電源VSS1の1電源供給方式を
採るものである。
これは、2電源供給方式の場合、内部論理を行う初段
回路では第3の電源VSS2を低くすることにより、消費
電力の低減化を図ることができる。これに対して、1電
源供給方式では電源供給回路に制限がある場合に有効で
ある。
従って、第1の出力駆動回路11Aは第2の電源VSS1
に接続される第2の入力バッファ回路19により駆動され
る。該バッファ回路19は、第13〜第16の駆動トランジス
タT13〜T16から成る。
第13の駆動トランジスタT13は、ドレインD13が第1の
電源GNDに接続され,ソースS13が第14の駆動トランジ
スタT14のドレインD14に接続されて第1の出力駆動回路
11AのトランジスタT3のゲートG3に接続されている。
第14の駆動トランジスタT14は、ソースS14及びゲート
G14が接続されて第2の電源VSS1に接続されている。
第15の駆動トランジスタT15は、ドレインD15が第1の
電源線GNDに接続され,ソースS15及びゲートG15が接続
されて第13の駆動トランジスタT13のゲートG13と第16の
駆動トランジスタT16のドレインD16に接続されている。
第16の駆動トランジスタT16は、ゲートG16が入力端子
INに接続され、ソースS16が第2の電源VSS1に接続さ
れている。
なお、トランジスタT13及びT16は、エンハンスメント
型のショットキー障壁電界効果トランジスタから成り、
トランジスタT14及びT15は、ディプレッション型のショ
ットキー障壁電界効果トランジスタから成る。
これにより、第4の実施例に係るGaAsECL出力インタ
ーフェース回路を構成する。
また、当該回路の機能は、入力端子INに反転・非反転
する論理信号が入力されると、第2の入力バッファ回路
19を介して第1の出力駆動回路11AのトランジスタT3の
ゲートGを励振する。これにより、トランジスタT1,T2
を介して、出力用トランジスタTOのゲートGにバイアス
電圧が供給され、出力端子Outに出力「H」レベル,
「L」レベルの出力電圧が現れる。これをECL回路等に
供給することができる。
このようにして、本発明の第4の回路によれば第1の
回路のような出力インピーダンスの低減化に加えて、該
出力回路を第1電源供給方式により動作させることがで
きる。
(v)第5の実施例の説明 第11図は、本発明の第5の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第5の回路は、第1〜第4の回路に係る
回路要素を組合せた出力インターフェース回路を構成す
るものである。
すなわち、入力端子INには第2の入力バッファ回路19
が接続され、第14の駆動トランジスタT14のドレインD14
が第1の出力駆動回路11AのトランジスタT3のゲートG3
に接続されている。また、出力用トランジスタTOのゲー
トGには、第1の出力レベル調整回路13Aが接続されて
いる。さらに、各回路19,11A,13Aは1電源供給方式によ
り動作するものである。
なお、当該回路の機能については第1〜第4の回路の
機能を同様であるので説明を省略する。
(vi)第6の実施例の説明 第12図は、本発明の第6の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第6の回路は、第5の回路と同様に第1
〜第4の回路に係る回路要素を組合せることによって構
成された出力インターフェース回路に動作遅延回路15を
付加したものである。
すなわち、入力端子INには第2の入力バッファ回路19
が接続され、第14の駆動トランジスタT14のドレインD14
が第1の出力駆動回路11AのトランジスタT3のゲートG3
に接続されている。また、出力用トランジスタTOのゲー
トGには、第2の出力レベル調整回路13Bと動作遅延回
路15が接続されている。なお、各回路19,11A,13B及び15
は1電源供給方式により動作するものである。
動作遅延回路15は出力用トランジスタTOのゲートGと
第2の電源VSS1との間に接続され、容量素子Cを主構
成とし、ゲート容量を増加させて出力「H」レベル,
「L」レベル時の信号の立ち上がり,立ちさがりを遅く
するものである。
このようにして、本発明の第6の回路によれば出力用
トランジスタTOのゲートGと第2の電源VSS1との間
に、容量素子Cを含む動作遅延回路15が設けられてい
る。
このため、出力用トランジスタTOのゲート容量が増加
することから反転・非反転動作時の電荷の充放電が遅く
なり、信号波の立ち上がり時間や立ち下がり時間を遅く
することができる。このことで、ECL回路の要求する動
作範囲内で高速信号を取り扱うことが可能となる。
これにより、GaAsECL出力インターフェース回路の動
作に比べて遅い現状のECL回路の動作に整合させること
ができる。また、従来例のような過度的に振動をするリ
ンギング現象を極力抑制することが可能となる。
(vii)第7の実施例の説明 第13〜第16図は、本発明の第7の実施例に係るGaAsEC
L出力インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第7の回路は、第1の回路の第1の出力
駆動回路11Aに換えて、第2の出力駆動回路11Bにより出
力用トランジスタTOを駆動するものである。
すなわち、第2の出力駆動回路11Bは第1図の原理図
において、第1の出力駆動回路11Aの第1,第2の入力部i
n1,in2に、駆動補助回路16が付加されたものである。
第2の出力駆動回路11Bは、第6〜第8の駆動トラン
ジスタT6〜T8から成り、従来例のようなスーパーバッフ
ァ回路を構成する。第6の駆動トランジスタT6は、ドレ
インD6が第1の電源線GNDに接続され,ソースS6が出力
用トランジスタTOのゲートGに接続され,ゲートG6が第
1の出力駆動回路11Aの第1の入力部in1に接続されてい
る。
第7の駆動トランジスタT7は、ドレインD7が第1の電
源GNDに接続され,ソースS7及びゲートG7が接続されて
第6の駆動トランジスタT6のゲートG6に接続されてい
る。
第8の駆動トランジスタT8は、ドレインD8が第7の駆
動トランジスタT7のソースS7に接続され,ソースS8が第
2の電源VSS1に接続され,ゲートG8が第1の出力駆動
回路11Aの第2の入力部in2に接続され、レベルシフト回
路17のトランジスタT10のドレインD10に接続されてい
る。
第2の出力駆動回路11Bの機能は、出力「L」レベル
から「H」レベルに信号を立ち上げる際に、トランジス
タT1の「ON」動作をトランジスタT6〜T8を介して補助
し、出力用トランジスタTOのバイアス電流を多くするも
のである。これにより、第1の出力駆動回路11Aに比べ
て第2の出力駆動回路11Bの駆動能力を高めることがで
きる。
なお、トランジスタT6及びT8は、エンハンスメント型
(ノーマリオフ型)のショットキー障壁電界効果トラン
ジスタから成り、トランジスタT7は、ディプレッション
型(ノーマリオン型)のショットキー障壁電界効果トラ
ンジスタから成る。その他の回路要素には、レベルシフ
ト回路17,第1の入力バッファ回路18等が接続される。
これらにより、第7の実施例に係るGaAsECL出力イン
ターフェース回路を構成する。
また、当該回路の機能は、入力端子INに反転・非反転
する論理信号が入力されると、第1のバッファ回路18,
レベルシフト回路17を介して該信号のレベルシフトがさ
れる。そのレベルシフトされた信号は第2の出力駆動回
路11BのトランジスタT3及びトランジスタT8のゲートG3,
G8を励振する。これにより、トランジスタT1,T6及びT2
を介して、出力用トランジスタTOのゲートGにバイアス
電圧が供給され、出力端子Outに出力「H」レベル,
「L」レベルの出力電圧が現れる。これをECL回路等に
供給することができる。
このようにして、本発明の第7の回路によれば第1の
回路の出力用トランジスタTOのゲートGに第2の出力駆
動回路11Bが接続されている。
このため、出力「H」レベル時に第6の駆動トランジ
スタT6を介して出力用トランジスタTOをバイアスしても
該トランジスタT1のドレイン・ソース間の電圧がトラン
ジスタT6の閾値電圧よりも小さいため、該出力「H」レ
ベルを従来例に比べて上昇させることができる。
ここで、本発明の第7の実施例に係るECL出力インタ
ーフェース回路の出力特性について説明をする。
第14図は、本発明の第7の実施例に係るトランジスタ
特性の実験回路図を示している。
図において、20はGaAs化合物半導体により形成された
ECL出力インターフェース回路装置である。実験方法
は、第1の電源GND,第2の電源VSS1=−2.0
〔V〕,第3の電源VSS2=−1.5〔V〕の2電源供給
方式とし、入力INに論理信号として入力電圧VINを印加
した場合について、出力端子Outに現れる電圧Voと出力
電流Ioutを測定するものである。
第15図は、本発明の第7の実施例に係る出力インピー
ダンス特性図を示している。
図において、縦軸は出力電圧Vo〔V〕であり、横軸は
出力電流Iout〔A〕を示している。また、Aは終端抵抗
RL=50〔Ω〕の負荷曲線である。Vte0は閾値電圧=0
〔V〕,Vte1は閾値電圧=0.1〔V〕,Vte2は閾値電圧=
0.2〔V〕,Vte3は閾値電圧=0.3〔V〕,Vte4は閾値電圧
=0.4〔V〕の電圧−電流特性曲線をそれぞれ示してい
る。
なお、Bは出力「L」レベル時の出力インピーダンス
を示す接線であり、出力用トランジスタTOの閾値電圧が
Vte2=0.2〔V〕のときのI−V出力特曲線と負荷曲線
Aとの交点における微分抵抗を示すものである。この接
線の傾きにより、約22〔Ω〕の出力インピーダンスが得
られた。
ここで、従来例の出力インターフェース回路の出力イ
ンピーダンスと本発明のインピーダンスとを比較すると
従来例が約8〔KΩ〕となるのに対して本発明では約22
〔Ω〕となり、約1/40程度に低減することができた。
第16図は、本発明の第7の実施例に係る出力レベル特
性図を示している。
図において、縦軸は出力電圧Vo〔V〕であり、横軸は
入力電圧VIN〔V〕を示している。また、Vte0は閾値電
圧=0〔V〕,Vte1は閾値電圧=0.1〔V〕,Vte2は閾値
電圧=0.2〔V〕,Vte3は閾値電圧=0.3〔V〕,Vte4は閾
値電圧=0.4〔V〕の入力電圧−出力電圧特性曲線をそ
れぞれ示している。
ここで、第24図(b)に示した従来例の出力レベル特
性と本発明の出力レベル特性とを比較すると出力「H」
レベルが上昇していることが明確である。これは、第1
の駆動トランジスタT1のドレイン・ソース間の電圧がエ
ンハンスメントFETの閾値電圧よりも小さいためであ
る。
このことで、同図の出力レベル特性を示すように出力
「H」レベルを高くすることができる。
これにより、第1の回路の出力インピーダンスの低減
化に加えて従来例のような駆動能力の高いスーパーバッ
ファ回路を用いた出力インターフェース回路を構成する
ことが可能となる。
(viii)第8の実施例の説明 第17図は、本発明の第8の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第7の回路と異なるのは第8の回路で
は、第7の回路に第1の出力レベル調整回路13Aが設け
られるものである。
すなわち、出力用トランジスタTOと第2の出力駆動回
路11Bとの間に、第4の駆動トランジスタT4,第5の駆動
トランジスタT5及び第2のダイオードDR2から成る第1
の出力レベル調整回路13Aが設けられている。
このため、第1の出力レベル調整回路13Aでは、第1
の電源GNDから第2のダイオードDR2を介して電流が流
れ、第5の駆動トランジスタT5に定電圧が発生し、第5
の駆動トランジスタT5が出力用トランジスタTOのゲート
Gを補正することができる。このことで、該出力用トラ
ンジスタTOの閾値電圧がバラつきの影響が極力抑制さ
れ、出力「H」レベルの変化幅を小さくすることが可能
となる。
これにより、ECL回路との整合性の向上を図ることが
可能となる。
(ix)第9の実施例の説明 第18図は、本発明の第9の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第7,第8の回路と異なるのは第9の回路
では、第7の回路に第2の出力レベル調整回路13Bが設
けられるものである。
すなわち、第9の回路は第1の出力レベル調整回路13
Aに第2の動作保護回路14が付加された第2の出力レベ
ル調整回路13Bを具備している。
このため、トランジスタT2,T3及びT4の「ON」動作時
に、第1の出力レベル調整回路13Aにおける第1の電源
GND,ダイオードDR2及び駆動トランジスタT4を経て、
第1の出力駆動回路11AのトランジスタT2及びT3に至る
電流パスを阻止することが可能となり、出力用トランジ
スタTOのゲートGの電位を第2の回路に比べて、より適
性な値に設定することができる。
これにより、第8の回路に比べて、出力インターフェ
ース回路とECL回路との整合性の信頼度の向上を図るこ
とが可能となる。
(x)第10の実施例の説明 第19図は、本発明の第10の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第7〜第9の回路と異なるのは第10の回
路では、出力インターフェース回路の電源供給方法が異
なるものである。
すなわち、第4の回路のように接地線GND,第2の電
源VSS1の1電源供給方式を採るものである。該方式で
は電源供給回路に制限がある場合に有効である。
従って、第2の出力駆動回路11Bは第2の電源VSS1
に接続される第2の入力バッファ回路19により駆動され
る。
これにより、第10の実施例に係るGaAsECL出力インタ
ーフェース回路を構成する。
また、当該回路の機能は、入力端子INに反転・非反転
する論理信号が入力されると、第2のバッファ回路19を
介して第2の出力駆動回路11BのトランジスタT3とT8の
ゲートGを励振する。これにより、トランジスタT1,T2,
T6,T7を介して、出力用トランジスタTOのゲートGにバ
イアス電圧が供給され、出力端子Outに出力「H」レベ
ル,「L」レベルの出力電圧が現れる。これをECL回路
等に供給することができる。
このようにして、本発明の第10の回路によれば第1の
回路のような出力インピーダンスの低減化に加えて、該
出力回路を1電源供給方式により動作させることができ
る。
(xi)第11の実施例の説明 第20図は、本発明の第11の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第11の回路は、第7〜第10の回路に係る
回路要素を組合せた出力インターフェース回路を構成す
るものである。
すなわち、入力端子INには第2の入力バッファ回路19
が接続され、第14の駆動トランジスタT14のドレインD14
が第2の出力駆動回路11BのトランジスタT3,T8のゲート
G3,G8に接続されている。また、出力用トランジスタTO
のゲートGには、第2の出力レベル調整回路13Bが接続
されている。さらに、各回路19,11A,13Aは1電源供給方
式により動作するものである。
なお、当該回路の機能については第1〜第4の回路の
機能と同様であるので説明を省略する。
(xii)第12の実施例の説明 第21図は、本発明の第12の実施例に係るGaAsECL出力
インターフェース回路の構成図を示している。
図において、第12の回路は、第11の回路と同様に第7
〜第10の回路に係る回路要素を組合せ、それによって構
成された出力インターフェース回路に動作遅延回路15を
付加したものである。
すなわち、入力端子INには第2の入力バッファ回路19
が接続され、第14の駆動トランジスタT14のドレインD14
が第2の出力駆動回路11BのトランジスタT3,T8のゲート
G3,G8に接29れている。また、出力用トランジスタTOの
ゲートGには、第2の出力レベル調整回路13Bと動作遅
延回路15が接続されている。なお、各回路19,11B,13B及
び15は1電源供給方式により動作するものである。
このため、出力用トランジスタTOのゲート容量が増加
することから反転・非反転動作時の電荷の充放電が遅く
なり、信号波の立ち上がり時間や立ち下がり時間を遅く
することができる。このことで、ECL回路の要求する動
作範囲内で高速信号を取り扱うことが可能となる。
これにより、GaAsECL出力インターフェース回路の動
作に比べて遅い現状のECL回路の動作に整合させること
ができる。また、従来例のような過度的に振動をするリ
ンギング現象を極力抑制することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればエンハンスメン
ト型の出力用トランジスタのゲートに、ドレイン及びゲ
ートを接続した同型の第2の駆動トランジスタが出力駆
動回路に設けられている。
このため、出力用トランジスタの閾値電圧に等しい電
位差を常に該トランジスタのゲートのバイアス電圧とし
て印加することができる。このことで、出力「L」レベ
ル時の出力インピーダンスの低減化及び出力「H」レベ
ルの上昇化を図ることが可能となる。
また、製造プロセスによる出力用トランジスタの閾値
電圧のばらつきを、第2の駆動トランジスタの閾値電圧
のばらつきにより相互に打ち消すことが可能となる。
これにより、信号波の反射等が起き難くなり伝送信号
波形を所定形状に維持することができ、数〔GHZ〕以上
の高速信号を正確にECL回路に供給することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る第1の半導体集積回路の原理
図、 第2図は、本発明に係る第2の半導体集積回路の原理
図、 第3図は、本発明に係る第3の半導体集積回路の原理
図、 第4図は、本発明に係る第4の半導体集積回路の原理
図、 第5図は、本発明に係る第5の半導体集積回路の原理
図、 第6図は、本発明に係る第6の半導体集積回路の原理
図、 第7図は、本発明の第1の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第8図は、本発明の第2の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第9図は、本発明の第3の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第10図は、本発明の第4の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第11図は、本発明の第5の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第12図は、本発明の第6の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第13図は、本発明の第7の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第14図は、本発明の第7の実施例に係るトランジスタ特
性の実験回路図、 第15図は、本発明の第7の実施例に係るインピーダンス
特性図、 第16図は、本発明の第7の実施例に係る出力レベル特性
図、 第17図は、本発明の第8の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第18図は、本発明の第9の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第19図は、本発明の第10の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第20図は、本発明の第11の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第21図は、本発明の第12の実施例に係るGaAsECL出力イ
ンターフェース回路の構成図、 第22図は、従来例に係るGaAsECL出力インターフェース
回路の構成図、 第23図は、従来例に係るGaAsECL出力インターフェース
回路の他の回路図、 第24図は、従来例に係る問題点を説明するトランジスタ
特性図である。 (符号の説明) TO……出力用トランジスタ、 T1〜T8……第1〜第8の駆動トランジスタ、 11A,11B……第1,第2の出力駆動回路、 12……第1の動作保護回路、 13A,13B……第1,第2の出力レベル調整回路、 14……第2の動作保護回路、 15……動作遅延回路、 GND……第1の電源、 VSS1……第2の電源、 VSS2……第3の電源、 in1……第1の入力部、 in2……第2の入力部、 Out……出力部、 G,G1〜G8……ゲート、 D,D1〜D8……ドレイン、 S,S1〜S8……ソース、 DR1〜DR4……ダイオード、 A1〜A4……アノード、 K1〜K2……カソード。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレイン(D)が第1の電源線(GND)に
    接続され,ソース(S)が出力部(Out)に接続された
    出力用トランジスタ(TO)と,前記出力用トランジスタ
    (TO)のゲート(G)に接続された第1の出力駆動回路
    (11A)とを具備し、 前記第1の出力駆動回路(11A)は、ドレイン(D1)が
    第1の電源(GND)に接続され,ソース(S1)が前記出
    力用トランジスタ(TO)のゲート(G)に接続され,ゲ
    ート(G1)が第1の入力部(in1)に接続された第1の
    駆動トランジスタ(T1)と、 ドレイン(D2)及びゲート(G2)が接続されて前記出力
    用トランジスタ(TO)のゲート(G)に接続された第2
    の駆動トランジスタ(T2)と、 ドレイン(D3)が前記第2の駆動トランジスタ(T2)の
    ソース(S2)に接続され,ソース(S3)が第2の電源
    (VSS1)に接続され,ゲート(G3)が第2の入力部
    (in2)に接続された第3の駆動トランジスタ(T3)か
    ら成ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体集積回路において、 前記出力用トランジスタ(TO)と並列に第1の動作保護
    回路(12)が設けられ、 前記第1の動作保護回路(12)は、カソード(K1)が第
    1の電源(GND)に接続され,アノード(A1)が前記出
    力用トランジスタ(TO)のソース(S)に接続された一
    以上の第1のダイオード(DR1)から成ることを特徴と
    する半導体集積回路。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体集積回路において、 前記出力用トランジスタ(TO)と第1の出力駆動回路
    (11A)との間に、第1の出力レベル調整回路(13A)が
    設けられ、 前記第1の出力レベル調整回路(13A)は、ドレイン(D
    4)及びゲート(G4)が接続されて前記出力用トランジ
    スタ(TO)のゲート(G)に接続された第4の駆動トラ
    ンジスタ(T4)と、 ドレイン(D5)が前記第4の駆動トランジスタ(T4)の
    ソース(S4)に接続され,ゲート(G5)及びソース(S
    5)が接続されて第2の電源(VSS1)に接続された第
    5の駆動トランジスタ(T5)と、 アノード(A2)が第1の電源(GND)に接続され,カソ
    ード(K2)が前記第5の駆動トランジスタ(T5)のドレ
    イン(D5)に接続された第2のダイオード(DR2)から
    成ることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】請求項3記載の半導体集積回路において、 前記第1の出力レベル調整回路(13A)に第2の動作保
    護回路(14)が付加された第2の出力レベル調整回路
    (13B)を具備し、 前記第2の動作保護回路(14)は、アノード(A3)が前
    記第2のダイオード(D2)のカソード(K2)に接続さ
    れ,カソード(K3)が前記第5の駆動トランジスタ(T
    5)のドレイン(D5)に接続された一以上の第3のダイ
    オード(DR3)と、 アノード(A4)が前記第4の駆動トランジスタ(T5)の
    ソース(S4)に接続され,カソード(K4)が前記第5の
    駆動トランジスタ(T5)のドレイン(D5)に接続された
    一以上の第4のダイオード(DR4)から成ることを特徴
    とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】請求項1記載の半導体集積回路において、 前記出力用トランジスタ(TO)のゲート(G)と第2の
    電源(VSS1)との間に、動作遅延回路(15)が設けら
    れ、 前記動作遅延回路(15)が容量素子(C)を含むことを
    特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】請求項1記載の半導体集積回路において、 前記第1の出力駆動回路(11A)の第1,第2の入力部(i
    n1,in2)に、駆動補助回路(16)を付加した第2の出力
    駆動回路(11B)が設けられ、 前記第2の出力駆動回路(11B)は、ドレイン(D6)が
    第1の電源線(GND)に接続され,ソース(S6)が前記
    出力用トランジスタ(TO)のゲート(G)に接続され,
    ゲート(G6)が前記第1の出力駆動回路(11A)の第1
    の入力部(in1)に接続された第6の駆動トランジスタ
    (T6)と、 ドレイン(D7)が第1の電源(GND)に接続され,ソー
    ス(S7)及びゲート(G7)が接続されて前記第6の駆動
    トランジスタ(T6)のゲート(G7)に接続された第7の
    駆動トランジスタ(T7)と、 ドレイン(D8)が前記第7の駆動トランジスタ(T7)の
    ソース(S7)に接続され,ソース(S8)が第2の電源
    (VSS1)に接続され,ゲート(G8)が前記第1の出力
    駆動回路(11A)の第2の入力部(in2)に接続された第
    8の駆動トランジスタ(T8)から成ることを特徴とする
    半導体集積回路。
  7. 【請求項7】請求項1,2及び6記載の半導体集積回路に
    おいて、 前記出力用トランジスタ(TO),第2,第3,第4の駆動ト
    ランジスタ(T2,T3,T4)及び前記第6,第8の駆動トラン
    ジスタ(T6,T8)がエンハンスメント型のショットキー
    障壁電界効果トランジスタから成り、 前記第1の駆動トランジスタ(T1),第5の駆動トラン
    ジスタ(T5)及び前記第7の駆動トランジスタ(T7)が
    ディプレッション型のショットキー障壁電界効果トラン
    ジスタから成ることを特徴とする半導体集積回路。
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