JP2761442B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2761442B2
JP2761442B2 JP3019419A JP1941991A JP2761442B2 JP 2761442 B2 JP2761442 B2 JP 2761442B2 JP 3019419 A JP3019419 A JP 3019419A JP 1941991 A JP1941991 A JP 1941991A JP 2761442 B2 JP2761442 B2 JP 2761442B2
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hydraulic cylinder
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cylinder
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良三 盛田
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Meiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/5008Drive means therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は射出成形機に係り、特に射出スク
リュの背圧を高精度に且つ安定して制御することのでき
るスクリュ駆動装置を備えた射出成形機に関するもので
ある。
【0002】
【背景技術】従来から、樹脂製品等の成形においては、
加熱シリンダの内部にスクリュが配設されて、該スクリ
ュの軸心回りの回転と軸心方向への移動に基づいて、加
熱シリンダ内に導入された射出材料を流動化せしめると
共に、計量し、更に加熱シリンダの先端ノズルを通じて
所定の金型内に射出充填せしめるインラインスクリュ式
の射出成形機が、広く用いられている。
【0003】ところで、このような射出成形機における
スクリュ駆動装置としては、従来、スクリュを軸心回り
に回転させるための駆動手段と、スクリュを軸心方向に
移動させるための駆動手段とを、別個に有するものが用
いられていたが、近年、特開昭59−2827号公報等
において、単一の回転駆動手段の回転駆動力を、スクリ
ュの軸心回りの回転力として及ぼす第一の動力伝達機構
と、送りねじ作用をもってスクリュの軸心方向の移動力
として及ぼす第二の動力伝達機構とを備えると共に、そ
れら第一及び第二の動力伝達機構における動力伝達経路
上に、駆動力の伝達を断続せしめる第一及び第二のクラ
ッチ手段を、それぞれ設けて成る構造のスクリュ駆動装
置が、提案されている。
【0004】かかる構造のスクリュ駆動装置によれば、
第一及び第二のクラッチ手段を選択的に作動させること
により、一つの回転駆動手段で、スクリュの軸心回りの
回転駆動と軸心方向の移動駆動とを選択的に行なわせる
ことができるのであり、それ故、スクリュの作動制御系
統を一系統と為して、制御装置、延いてはスクリュ駆動
装置の小型化と低価格化とを図ることが可能となるので
ある。
【0005】そして、このようなスクリュ駆動装置にあ
っては、スクリュを軸心回りに回転せしめることによ
り、加熱シリンダ内に供給される射出材料を可塑化せし
めつつ前方に導いて蓄えると共に、この前方に蓄えられ
た射出材料の圧力によって後退せしめられる射出スクリ
ュの後退量に基づいて射出材料を計量する、所謂可塑化
・計量工程において、回転駆動手段の駆動力を送りねじ
作用をもってスクリュの軸心方向の移動力として及ぼす
第二の動力伝達機構における動力伝達経路上に、適当な
制動力を及ぼし得るメカニカル的なブレーキ手段を設け
て、かかるスクリュの軸心方向への移動に対して抵抗力
を与えることにより背圧を得ていた。
【0006】しかしながら、このようなメカニカル的な
ブレーキ手段は、摺動等による動摩擦力によって制動力
を得るものであることから、スクリュにおける背圧の高
精度な制御や安定化を図ることが困難であった。そし
て、それ故、前述の如き、従来のスクリュ駆動装置にあ
っては、射出成形時におけるスクリュの背圧が不安定と
なりがちで、射出量が不定になったり、射出材料内に気
泡が混入したりして、成形品に焼けや欠け等の不良品が
生じ易く、安定した成形操作が望めないという、大きな
問題を内在していたのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、一つの回転駆動手段で、スクリュの軸心回
りの回転駆動と軸心方向の移動駆動とを選択的に行なわ
せるようにしたスクリュ駆動装置を備えた射出成形機に
おいて、スクリュ背圧の制御精度を向上せしめること
を、その解決課題とするものである。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明にあっては、(a)一軸回りに回転せしめられる出
力軸を有する駆動手段と、(b)該駆動手段の回転駆動
力を、加熱シリンダ内に挿入、配置されたスクリュに伝
達せしめて、該スクリュを軸心回りに回転せしめる第一
の動力伝達機構と、(c)かかる第一の動力伝達機構に
おける動力伝達経路上に設けられて、回転駆動力の伝達
を断続せしめる第一のクラッチ手段と、(d)前記駆動
手段の回転駆動力を、前記スクリュを軸心回りに回転可
能に且つ軸心方向に相対移動不能に支持する支持部材に
対して、送りねじ作用をもって伝達せしめて、該支持部
材を介して、前記スクリュを軸心方向に移動せしめる第
二の動力伝達機構と、(e)かかる第二の動力伝達機構
における動力伝達経路上に設けられて、回転駆動力の伝
達を断続せしめる第二のクラッチ手段とを、含んで構成
されたスクリュ駆動装置を備えてなる射出成形機におい
て、前記スクリュが挿入される加熱シリンダと前記スク
リュを支持する支持部材との何れか一方の側に油圧シリ
ンダを設ける一方、該油圧シリンダ内を滑動せしめられ
るピストンのピストンロッドを、それら加熱シリンダと
支持部材との何れか他方の側に連結せしめると共に、か
かる油圧シリンダに対するピストンロッドの移動時に前
記油圧シリンダから排出される圧油が導かれるライン上
にリリーフ弁を設けることにより、該油圧シリンダ内に
惹起される圧力に基づく前記ピストンロッドの滑動抵抗
を、前記スクリュの背圧として及ぼしめるようにした射
出成形機を、その特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0010】先ず、図1には、本発明に従う構造とされ
た射出成形機の一実施例が示されている。かかる図にお
いて、10は、射出成形機の本体フレームであって、図
示はしないが、公知の如く、射出成形機のベッド上に敷
設されたスライドベースにより、図示しない型締装置に
対して接近・離隔方向に移動可能に支持されている。
【0011】そして、この本体フレーム10に対して、
先端部にノズル12を備えた加熱シリンダ14が固定的
に取り付けられている。なお、かかる加熱シリンダ14
は、公知のヒータ手段により、適当な温度に加熱される
ようになっている。また、本体フレーム10には、加熱
シリンダ14の壁部を貫通して上面に開口する材料供給
路16が設けられており、この材料供給路16に対して
ホッパ(図示せず)が装着されるようになっている。そ
して、ホッパ内から、かかる材料供給路16を通じて、
射出材料が、加熱シリンダ14内に供給されるようにな
っている。
【0012】さらに、加熱シリンダ14の内部には、射
出スクリュ18が挿入、配置されている。また、この射
出スクリュ18は、加熱シリンダ14から突出する基部
側端部において、スラストベアリング20およびラジア
ルベアリング22,24を介して、サブフレーム30に
取り付けられており、該サブフレーム30により、軸心
回りに回転可能に且つ軸心方向に移動不能に支持されて
いる。そして、かかるサブフレーム30が、本体フレー
ム10に設けられた図示しない案内機構により、本体フ
レーム10の移動方向と平行な方向において、該本体フ
レーム10に対して接近・離隔方向に移動可能に支持さ
れている。即ち、かかるサブフレーム30の本体フレー
ム10に対する接近・離隔方向への移動により、射出ス
クリュ18が、加熱シリンダ14に対して、軸方向に変
位せしめられるようになっているのである。
【0013】また、射出スクリュ18をスラストベアリ
ング20を介して軸心方向に支持する支持部材26の一
端側は、サブフレーム30に固定したひずみゲージ式の
圧力検出器であるロードセル28に対して、螺合により
装着されており、射出スクリュ18に及ぼされる軸方向
荷重が計測され得るようになっている。そして、このロ
ードセル28の出力から、射出圧力、射出保持圧力およ
び背圧力が検出され得るのである。
【0014】更にまた、本体フレーム10には、ロータ
リエンコーダ32が装着されており、該本体フレーム1
0に対するサブフレーム30の相対移動時において、か
かるロータリエンコーダ32が、ラック・ピニオン機構
35を介して、駆動せしめられるようになっている。そ
して、このロータリエンコーダ32にて、本体フレーム
10に対するサブフレーム30の相対位置、延いては加
熱シリンダ14内における射出スクリュ18の位置が検
出され得るようになっている。
【0015】一方、本体フレーム10には、往復回転可
能なサーボモータ34が、その出力軸36が該本体フレ
ーム10の移動方向と平行に位置する状態で固設されて
いる。また、本体フレーム10には、外周面にスプライ
ン溝が設けられた第一の駆動軸38が、サブフレーム3
0側に向かって、該サブフレーム30の移動方向と平行
に延び出す状態で、軸心回りに回転可能に且つ軸心方向
に移動不能に取り付けられている。更にまた、この第一
の駆動軸に対して、サブフレーム30に回転可能に且つ
軸方向に移動不能に取り付けられたスプラインナット4
2が、スプライン嵌合されることにより、軸方向に相対
変位可能に且つ軸回りに相対回転不能に組み付けられて
いる。
【0016】さらに、かかる第一の駆動軸38の本体フ
レーム10による支持部には、カムクラッチ40が装着
されている。そして、このカムクラッチ40により、第
一の駆動軸38の回転が、一方向のみにおいて許容され
るようになっている。
【0017】また、かかる第一の駆動軸38は、プーリ
44,46および歯付ベルト48を介して、サーボモー
タ34の出力軸36に連結されている一方、スプライン
ナット42は、プーリ50,52および歯付ベルト54
を介して、射出スクリュ18に連結されている。そし
て、それによって、前記サーボモータ34の回転駆動力
が、第一の駆動軸38を介して、射出スクリュ18に伝
達せしめられ、以て該射出スクリュ18が回転駆動せし
められるようになっているのである。
【0018】なお、本実施例では、前記カムクラッチ4
0にて第一の駆動軸38の回転方向が一方向のみに制限
されることにより、射出スクリュ18の回転が、加熱シ
リンダ14内において射出材料を前方に送ることとなる
正方向においてのみ、許容され得るようになっており、
その反転が防止されている。また、上述の説明から明ら
かなように、本実施例では、第一の駆動軸38とスプラ
インナット42、プーリ44,46と歯付ベルト48お
よびプーリ50,52と歯付ベルト54によって、第一
の動力伝達機構が構成されている。
【0019】さらに、かかる第一の動力伝達機構におけ
る動力伝達経路上には、第一の駆動軸38とプーリ46
との間において、第一の電磁クラッチ56が介装されて
いる。そして、この第一の電磁クラッチ56の断接によ
り、サーボモータ34の回転駆動力の第一の駆動軸38
に対する伝達が、断続せしめられ得るようになっている
のである。
【0020】また一方、前記本体フレーム10には、加
熱シリンダ14を挟んだ両側において、それぞれ、外周
面にボールねじ溝が設けられた第二の駆動軸58が、サ
ブフレーム30側に向かって、該サブフレーム30の移
動方向と平行に延び出す状態で、軸心回りに回転可能に
且つ軸心方向に移動不能に取り付けられている。更にま
た、この第二の駆動軸に対して、サブフレーム30に固
定的に取り付けられたボールねじナット60が、螺合さ
れている。
【0021】また、これらの第二の駆動軸58,58
は、何れも、プーリ62,64および歯付ベルト66を
介して、サーボモータ34の出力軸36に連結されてい
る。そして、それによって、前記サーボモータ34の回
転駆動力が、第二の駆動軸58に対して伝達せしめら
れ、以て第二の駆動軸58とボールねじナット60とか
ら成るボールねじ機構のねじリードによるねじ送り作用
に基づいて、サブフレーム30が本体フレーム10に対
して接近・離隔方向に変位せしめられるのであり、延い
ては射出スクリュ18が加熱シリンダ14に対して軸心
方向に前進・後退移動せしめられることとなるのであ
る。なお、上述の説明から明らかなように、本実施例で
は、第二の駆動軸58とボールねじナット60、プーリ
62,64と歯付ベルト66によって、第二の動力伝達
機構が構成されている。
【0022】さらに、かかる第二の動力伝達機構におけ
る動力伝達経路上には、サーボモータ34の出力軸36
とプーリ62との間において、第二の電磁クラッチ68
が介装されている。そして、この第二の電磁クラッチ6
8の断接により、サーボモータ34の回転駆動力の第二
の駆動軸58に対する伝達が、断続せしめられ得るよう
になっているのである。
【0023】更にまた、前記本体フレーム10には、加
熱シリンダ14を挟んだ両側において、それぞれ、油圧
シリンダ70が固設されている。これら油圧シリンダ7
0,70にあっては、そのシリンダ内において、ピスト
ン72,72が、前記サブフレーム30の移動方向と平
行に滑動せしめられる状態で、本体フレーム10に対し
て取り付けられており、且つそのピストンロッド74,
74が、それぞれ、サブフレーム30に向かって延び出
されて、該サブフレーム30に対して固定的に取り付け
られている。それによって、これら各油圧シリンダ70
にあっては、本体フレーム10に対するサブフレーム3
0の相対的変位、即ち加熱シリンダ14に対する射出ス
クリュ18の軸方向への移動時において、そのシリンダ
内をピストン72が滑動せしめられるようになっている
のである。
【0024】また、これら各油圧シリンダ70にあって
は、その前方シリンダ室76に対する油の給排ラインと
後方シリンダ室78に対する油の給排ラインとが、第一
のチェック弁80を介して接続されており、該第一のチ
ェック弁80により、前方シリンダ室76側から後方シ
リンダ室78側に向かう油の流動のみが許容されるよう
になっている。更に、前方シリンダ室76に対する油の
給排ラインは、ソレノイドバルブ82を介して、油タン
ク84に接続されており、該ソレノイドバルブ82が励
磁されたときに、かかる前方シリンダ室76内への、油
タンク84からの油の供給が許容され得るようになって
いる。
【0025】また一方、後方シリンダ室78に対する油
の給排ラインは、第二のチェック弁86が配されたライ
ンと、リリーフ弁88が配されたラインとの、並列的な
二つのラインによって、油タンク84に接続されてい
る。そして、かかる後方シリンダ室78内への油の供給
は、第二のチェック弁86側のラインにより、常時、許
容され得るようになっている一方、後方シリンダ室78
内からの油の排出は、該後方シリンダ室78の油圧が設
定値以上に達したときにだけ、リリーフ弁88側のライ
ンにより、許容され得るようになっている。
【0026】そして、かかる油圧シリンダ70にあって
は、ピストンロッド74の突出方向への移動時に、リリ
ーフ弁88にて後方シリンダ室78内における油圧が上
昇せしめられることにより、ピストン72に対して、所
定の滑動抵抗力が及ぼされ得るのである。
【0027】すなわち、このような構造とされた射出成
形機によって連続的な成形操作を実施するに際しては、
公知の如く、前の成形操作が行なわれた後、先ず、第二
の電磁クラッチ68を切り、第一の電磁クラッチ56を
繋いで、サーボモータ34を回転作動せしめ、射出スク
リュ18を軸心回りに回転駆動させることにより、材料
供給路16から供給される射出材料を可塑化せしめつ
つ、加熱シリンダ14内の前方に導く、射出材料の可塑
化・計量工程が実施される。なお、その際、ボールねじ
ナット60を介して、第二の駆動軸58が空転せしめら
れることにより、本体フレーム10に対するサブフレー
ム30の相対変位が許容されていることから、加熱シリ
ンダ14内の前方に導かれて蓄えられた射出材料の圧力
が射出スクリュ18の軸心方向に及ぼされることによ
り、該射出スクリュ18が、その回転に伴って、軸心方
向に後退せしめられることとなる。
【0028】そして、ロータリエンコーダ32にて測定
される、該射出スクリュ18の加熱シリンダ14に対す
る後退量により、該射出スクリュ18の前方に所定量の
射出材料が貯留されたことが検知された後に、第一の電
磁クラッチ56を切り、第二の電磁クラッチを繋いで、
サーボモータ34を回転作動せしめ、サブフレーム30
を本体フレーム10側に接近移動させることにより、加
熱シリンダ14内において射出スクリュ18を軸心方向
前方に駆動せしめる、射出工程が実施される。即ち、そ
れによって、該加熱シリンダ14内に蓄えられた射出材
料が、射出スクリュ18にて押し出されて、図示しない
金型の成形キャビティ内に射出充填されることとなるの
である。
【0029】また、このような射出成形操作に際して、
前述の如き構造とされたスクリュ駆動装置においては、
サブフレーム30の本体フレーム10に対する接近・離
隔変位に伴い、各油圧シリンダ70に対してピストンロ
ッド74が出入方向に移動せしめられることとなる。
【0030】そして、サブフレーム30が本体フレーム
10に対して接近方向に移動させられて、ピストンロッ
ド74が油圧シリンダ70内に入り込む方向に移動せし
められる、前記射出工程においては、油圧シリンダ70
における前方シリンダ室76内から後方シリンダ室78
内への油の流動が、第一のチェック弁80を通じて許容
されることから、射出スクリュ18の軸心方向への移動
に対して、該油圧シリンダ70による抵抗が殆ど及ぼさ
れることはない。なお、かかる油圧シリンダ70におけ
る前方シリンダ室76と後方シリンダ室78との間に
は、ピストンロッド74に相当する分だけ、ピストン7
2の移動時に惹起される容積変化量に相対的な差が生じ
ることとなるが、この容積変化量の差に起因する余剰油
は、リリーフ弁88を通じて、油タンク84に排出され
ることとなる。また、そのような排出時には、リリーフ
弁88の設定圧力を下げるようにしても良い。
【0031】また一方、サブフレーム30が本体フレー
ム10に対して離隔方向に移動させられて、ピストンロ
ッド74が油圧シリンダ70内から突出する方向に移動
せしめられる、前記可塑化・計量工程においては、ソレ
ノイドバルブ82が励磁されることにより、前方シリン
ダ室76内への油の吸引は無負荷で為されることとなる
が、後方シリンダ室78内からの油の排出が、リリーフ
弁88を通じて行なわれることから、かかる後方シリン
ダ室78内の油圧が、該リリーフ弁88にて上昇せしめ
られて一定値に保たれることにより、この後方シリンダ
室78内の油圧に基づいて、ピストンロッド74の突出
方向への移動に対して、所定の抵抗力が及ぼされること
となる。
【0032】そして、この油圧シリンダ70により及ぼ
されるピストンロッド74の移動抵抗力によって、サブ
フレーム30の本体フレーム10からの離隔方向への移
動に所定の抵抗力が及ぼされ得るのであり、以てかかる
抵抗力に基づいて、射出スクリュ18に対し、その軸心
方向後方への変位に対抗する押圧力、即ち背圧(バック
プレッシャ)が、有効に及ぼされ得ることとなるのであ
る。
【0033】また、かかる油圧シリンダ70のピストン
ロッド74に及ぼされる抵抗力、即ち後方シリンダ室7
8内における油圧は、リリーフ弁88により、予め定め
た設定値に、充分な精度をもって保持され得るところか
ら、極めて安定した背圧を得ることができるのであり、
従来のメカニカル的なブレーキ手段により背圧を得るも
のに比して、その制御精度と安定性が、飛躍的に向上さ
れ得るのである。
【0034】更にまた、本実施例における油圧シリンダ
70は、通常の油圧駆動式射出装置に採用される射出シ
リンダに比べて、充分に小型の油圧シリンダを採用する
ことができるのであり、それによって、リリーフ弁88
の設定圧を高く設定することが可能となるところから、
リリーフ弁の構造上、その作動が安定化し、背圧制御の
安定化がより一層有利に達成され得るといった利点をも
有しているのである。
【0035】さらに、本実施例におけるスクリュ駆動装
置にあっては、第一の駆動軸38に装着されたカムクラ
ッチ40により、射出スクリュ18が、射出材料を前方
に送る方向のみに回転可能とされ、射出工程における該
射出スクリュ18の逆回転の防止がなされていることか
ら、射出樹脂量の安定化等が効果的に図られ得るといっ
た効果をも有しているのである。
【0036】以上、本発明の一実施例について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0037】例えば、射出スクリュ18を駆動せしめる
サーボモータ34を、サブフレーム30側に固設せしめ
ることも可能であり、そのようにすれば、第一の動力伝
達機構をより簡略な構造をもって構成することができ
る。
【0038】また、射出スクリュの駆動手段としても、
例示の如きサーボモータに限定されるものではない。
【0039】更にまた、油圧シリンダ70をサブフレー
ム30側に固設する一方、そのピストンロッド74を本
体フレーム10側に連結することにより、それら本体フ
レーム10とサブフレーム30との間に油圧シリンダ機
構を装着するようにしても良い。
【0040】さらに、油圧シリンダの配設数は限定され
るものではなく、1個、或いは3個以上設けることも可
能である。
【0041】また、そのような油圧シリンダ機構におけ
る油回路は、前記実施例のものに限定されるものでは決
してなく、射出材料の可塑化・計量工程において、射出
スクリュに対して背圧を及ぼし得る方向に、ピストンに
対して、リリーフ弁による所定の油圧が及ぼされるもの
であれば良い。
【0042】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明に従
う構造とされた射出成形機にあっては、油圧シリンダ内
の油圧に基づいて、スクリュの背圧が得られるのであ
り、かかる油圧は、リリーフ弁により設定され得るとこ
ろから、従来のメカニカル的なブレーキ手段によりスク
リュ背圧を得る構造のものに比して、背圧の制御精度と
その安定化が、飛躍的に向上され得ることとなったので
ある。
【0044】また、本発明に係る射出成形機において
は、スクリュの軸心回りの回転および軸心方向の移動
が、何れも、一つの駆動装置により為されることとな
り、油圧シリンダによってスクリュを駆動させる必要が
ないことから、かかる油圧シリンダとして小型のものを
用いることができるのであり、それによって、リリーフ
弁の設定圧を高く設定せしめて、該リリーフ弁の作動
の、より一層の安定化を図ることも可能となるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う構造とされた射出成形機におけ
る、スクリュ駆動装置の一実施例を示す平面説明図であ
る。
【符号の簡単な説明】
10:本体フレーム 14:加熱シリンダ 18:射出スクリュ 30:サブフレーム 34:サーボモータ 38:第一の駆動軸 42:スプラインナット 44,46:プーリ 48:歯付ベルト 50,52:プーリ 54:歯付ベルト 56:第一の電磁ク
ラッチ 58:第二の駆動軸 60:ボールねじナ
ット 62,64:プーリ 66:歯付ベルト 68:第二の電磁クラッチ 70:油圧シリンダ 72:ピストン 74:ピストンロッ
ド 88:リリーフ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/03 - 45/13 B29C 45/46 - 45/63 B29C 45/70,45/76 - 45/82

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸回りに回転せしめられる出力軸を有
    する駆動手段と、該駆動手段の回転駆動力を、加熱シリ
    ンダ内に挿入、配置されたスクリュに伝達せしめて、該
    スクリュを軸心回りに回転せしめる第一の動力伝達機構
    と、かかる第一の動力伝達機構における動力伝達経路上
    に設けられて、回転駆動力の伝達を断続せしめる第一の
    クラッチ手段と、前記駆動手段の回転駆動力を、前記ス
    クリュを軸心回りに回転可能に且つ軸心方向に相対移動
    不能に支持する支持部材に対して、送りねじ作用をもっ
    て伝達せしめて、該支持部材を介して、前記スクリュを
    軸心方向に移動せしめる第二の動力伝達機構と、かかる
    第二の動力伝達機構における動力伝達経路上に設けられ
    て、回転駆動力の伝達を断続せしめる第二のクラッチ手
    段とを、含んで構成されたスクリュ駆動装置を備えてな
    る射出成形機において、前記スクリュが挿入される加熱
    シリンダと前記スクリュを支持する支持部材との何れか
    一方の側に油圧シリンダを設ける一方、該油圧シリンダ
    内を滑動せしめられるピストンのピストンロッドを、そ
    れら加熱シリンダと支持部材との何れか他方の側に連結
    せしめると共に、かかる油圧シリンダに対するピストン
    ロッドの移動時に前記油圧シリンダから排出される圧油
    が導かれるライン上にリリーフ弁を設けることにより、
    該油圧シリンダ内に惹起される圧力に基づく前記ピスト
    ンロッドの滑動抵抗を、前記スクリュの背圧として及ぼ
    しめるようにしたことを特徴とする射出成形機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT412853B (de) * 2001-01-30 2005-08-25 Bosch Rexroth Ag Einspritzaggregat für eine kunststoffspritzgiessmaschine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AT412853B (de) * 2001-01-30 2005-08-25 Bosch Rexroth Ag Einspritzaggregat für eine kunststoffspritzgiessmaschine

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