JPH0435144Y2 - - Google Patents

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JPH0435144Y2
JPH0435144Y2 JP3128787U JP3128787U JPH0435144Y2 JP H0435144 Y2 JPH0435144 Y2 JP H0435144Y2 JP 3128787 U JP3128787 U JP 3128787U JP 3128787 U JP3128787 U JP 3128787U JP H0435144 Y2 JPH0435144 Y2 JP H0435144Y2
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screw
servo motor
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male
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサーボモータにより駆動される射出機
構を備えた射出成形機に関する。
(従来の技術) サーボモータにより駆動される射出機構を備え
た射出成形機において、スクリユ往復動の位置及
び速度の制御がサーボモータに直結して設けられ
た回転量検出器からのフイードバツク信号により
なされていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらサーボモータに直結された回転量
検出器によりスクリユ往復動の位置及び速度を検
出してフイードバツク制御を行なうと、サーボモ
ータからスクリユ軸の中間に配される動力伝達機
構において、例えば歯車を利用した場合にはバツ
クラツシヤや摩耗が、タイミングベルトとプーリ
を利用した場合にはベルトの緩みや伸びなどによ
り、バラツキや誤差を生じスクリユにサーボモー
タの出力が正しく伝達されず、主コントローラに
おける設定と実際のスクリユの動きとの間にバラ
ツキや誤差を生じることになる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前述した従来技術の問題点を解決する
ための手段として、スクリユ位置及び速度を検出
するための回転量検出器をサーボモータに直結す
ることなく、スクリユと同一軸心上に配設された
雄ネジ軸に直結することによりスクリユそのもの
の動きを検出してフイードバツク制御を行なうこ
とによりサーボモータとスクリユの中間に設けら
れる動力伝達機構のバツクラツシユや緩みなどの
影響により生ずるスクリユの動きの誤差やバラツ
キを取り除くようにした。
(実施例) 実施例を図面に従つて説明する。
1は射出成形機のベツトであり、2は該ベツト
1上に取り付けられた型締装置の固定盤で、対向
する位置に型締ラム3の前進または後退によりス
テー4に沿つて該固定盤2に近接または離間が可
能な可動盤5が設けられている。固定盤2には固
定側金型6が、可動盤5には可動側金型7が取り
付けられている。8は固定側金型6と可動側金型
7が形成する製品キヤビテイである。
一方固定盤2の背部射出側のベツト上にはフレ
ーム9が固設され、該フレーム9の端部にはウオ
ームギヤ機構11が取り付けられ該ウオームギヤ
機構11を介してシフトロツド12を駆動モータ
13に接続せしめている。14はハウジングであ
つて取付フランジ15を介してシフトロツド12
と連結されており該シフトロツド12の前進また
は後退によりガイドロツド16に沿つて前進、後
退可能となつている。該ハウジング14の固定盤
2に対向する側壁14Aには加熱筒17の後端が
その軸心を水平方向に保つて固設されており、該
加熱筒17の内部にはスクリユ18が回転且つ往
復動可能に配設されている。
19は加熱筒17の内部とスクリユ18の先端
が形成する先端部空間である。
20は加熱筒先端部に設けられたノズルであ
り、21は固定側金型6に設けられた溶融材料の
通路となるスプルーである。
22はスクリユ18に材料を提供するためのホ
ツパである。一方スクリユ18の後端部はプーリ
22を伴なつたコネクタ23に連結されており、
該コネクタ23はベアリング24及び25を介し
てベアリングボツクス26に支持されている。
27はベアリング24の内輪をコネクタ23に
固設するためのベアリング押さえであり、28は
ベアリング24の外輪を押さえる押さえフランジ
である。
ベアリングボツクス26はガイドロツド16に
水平方向には摺動自在に、上下方向には遊びなく
ガイドされている。
29はベアリングボツクス26の下部に固設さ
れたサーボモータであり、プーリ30及びタイミ
ングベルト31を介してプーリ22とでスクリユ
18を回転駆動するための動力伝達機構を構成し
ている。
32はフランジ付円筒形状の雄ネジ部材であり
ベアリングボツクス26に嵌入固設されている。
33はスクリユ18と同一軸心上に配設された
雄ネジ軸であつて、スクリユに近い方の軸端から
射出ストロークに充分長さの見合つたボールネジ
部34を設けボール35を介して雌ネジ部材32
に螺合せしめるとともに、もう一方端から適当な
位置において段付部36を設けベアリング37の
内輪をベアリング押さえ38によつて該段付部に
押圧力をもつて固設し、且つハウジング14に取
り付けられた軸受ケース39に挿嵌されたベアリ
ング37の外輪をスペーサ40を介してブラケツ
ト41により軸受ケース39の鍔部42に押圧力
をもつて固設せしめることにより、該雄ネジ軸は
回転自在、水平方向の移動不可能に軸受ケース3
9に支持される。
43はブラケツト41の後端に取り付けられた
回転量検出器であつてカツプリング44によつて
雄ネジ軸33に直結されている。
45はハウジング14の上部に固設されたサー
ボモータであつて、プーリ46及びタイミングベ
ルト47を介して雄ネジ軸33に設けられたプー
リ48とで雄ネジ軸33を回転駆動するための動
力伝達機構を構成している。
一方図示はしないが、以上の装置はスクリユの
位置、速度等の設定をし且つその設定値に見合つ
た電圧を出力する主コントローラ及び回転量検出
機43からのフイードバツク信号と主コントロー
ラからの出力信号を比較演算してサーボモータ4
5に所定の駆動電流を出力するための位置制御部
と速度制御部、電流制御部を備えている。
次に作動について説明する。
第1図は材料の可塑化が終了し、一定量の溶融
材料が加熱筒先端部の空間19に貯わえられた後
の射出開始の状態を示している。
可動側金型7と固定側金型6は型締ラム3の作
動によりステイ4に沿つて移動した可動盤5と固
定盤2の間に型締めされ製品キヤビテイ8を形成
している。
一方駆動モータ13の作動によりハウジング1
4はウオームギヤ機構11、シフトロツド12、
取付フランジ15を介してフレーム9の固定盤側
壁方向に引き付けられ、これによりハウジング1
4に固設された加熱筒17の先端部に設けられた
ノズル20の先端面は固定金型6のスプルー21
の入口に密着して押しつけられ溶融材料の通路を
形成する。
以上の状態でサーボモータ45を正回転させる
とその回転駆動力はプーリ46、タイミングベル
ト47、プーリ48の動力伝達機構を通じて雄ネ
ジ軸33に伝達され該雄ネジ軸を正転せしめる。
雄ネジ軸33はその段付部36においてベアリ
ング37の内輪をベアリング押さえ38によつて
押圧力をもつて固設し、且つハウジング14に取
り付けられた軸受ケース39に挿嵌されたベアリ
ング37の外輪をスペーサ40を介してブラケツ
ト41により軸受ケース39の鍔部42に押圧力
をもつて固設せしめることにより回転自在、水平
方向の移動不可能に軸受ケース39に支持されて
いるので、該雄ネジ軸は正転はすれども水平方向
の移動を許されてない故に該雄ネジ軸のボールネ
ジ部34と雌ネジ部材32の間にボール35を介
して形成されたボールスクリユ機構により雌ネジ
部材32はスクリユを前進させる方向に推力を受
ける。
しかるに雌ネジ部材32はベアリングボツクス
26に嵌入固設されており、該ベアリングボツク
スはガイドロツド16に水平方向に摺動自在にガ
イドされているので、ベアリング25、ベアリン
グ24、ベアリング押さえ27、押さえフランジ
28によりベアリングボツクス26に支持された
コネクタ23を介してスクリユ18を図面の左方
向、すなわち射出方向にサーボモータ45の出力
回転数に概ね比例した速度で前進させる。
一方スクリユ18と同一軸心上に配設された雄
ネジ部材33の他端部はカツプリング44を介し
て回転量検出器43に直結されているので、該回
転量検出器43は雄ネジ軸33の回転数すなわち
スクリユ18の前進の動きをそのままとらえサー
ボモータ45のスクリユ位置制御部(図示せず)
とスクリユ速度制御部(図示せず)にフイードバ
ツク信号として出力する。フイードバツク信号を
受けたスクリユ位置制御部とスクリユ速度制御部
は、スクリユの位置及び速度の設定およびその
各々の設定値に見合つた電圧を出力する主コント
ローラ(図示せず)からの出力信号と比較演算し
た後、電流制御部(図示せず)を通してサーボモ
ータ45に所定の電流を出力する。かくして加熱
筒の先端部空間19に貯わえられた溶融材料は任
意の設定位置において所望の速度で制御されなが
ら製品キヤビテイ8に射出される。
前述の射出が終了し可塑化工程に移るとスクリ
ユ回転用のサーボモータ29が駆動されその回転
駆動力がプーリ30、タイミングベルト31、プ
ーリ22の動力伝達機構を通じてコネクタ23、
スクリユ18を回転せしめる。ホツパ22から供
給される材料は可塑化されながら回転するスクリ
ユ18によつて加熱筒の先端部に貯わえられる。
この時サーボモータ45は背圧として指定された
トルクを出力しており、加熱筒先端部に貯わえら
れる溶融材料の反力によりスクリユ18が後退す
る力に対抗しているが、スクリユ18の後退する
力がサーボモータ45のトルクに打ち勝つとスク
リユ18は後退を始めサーボモータ45が逆転せ
しめられる。回転量検出器43がスクリユ18と
同一軸心上に配設された雄ネジ軸そのものの逆転
量をカウントし前述の射出工程の場合と同様に位
置制御部にフイードバツク信号として出力するこ
とにより極めて正確にスクリユ18を計量位置で
停止せしめる。サツクバツク工程が必要な場合
も、その量すなわち停止位置決めもまつたく同様
に正確になされる。
(作用および効果) 本考案の方法によれば主コントローラの設定出
力信号と位置制御部、速度制御部において比較演
算されるフイードバツク信号を位置や速度の制御
対象であるスクリユと同一軸心上に配設された雄
ネジ部材に直結された回転量検出器から受けとる
ので、駆動源たるサーボモータの回転数をフイー
ドバツク制御する方法に比して動力伝達機構のバ
ツクラツシユや緩みなどの影響を皆無としてスク
リユの位置および速度を所望の状態にバラツキを
回避せしめて制御することが可能となり特に精密
安定成形に貢献するもの大なのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の一部断
面を含む正面図である。 6……固定側金型、7……可動側金型、8……
製品キヤビテイ、17……加熱筒、18……スク
リユ、23……コネクタ、26……ベアリングボ
ツクス、32……雌ネジ部材、33……雄ネジ
軸、34……ボールネジ部、35……ボール、4
3……回転量検出器、45……サーボモータ、4
6……プーリ、47……タイミングベルト、48
……プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出装置の加熱筒内に回転且つ往復動するスク
    リユを設け、型締めされている金型の製品キヤビ
    テイ内に可塑化溶融された材料を射出して成形品
    を得る射出成形機において、前記スクリユの駆動
    源たるサーボモータとその出力を設定するための
    主コントローラ及びサーボモータの出力を検知し
    てフイードバツク信号を送る回転量検出機、なら
    びに前記フイードバツク信号と主コントローラか
    らの出力信号を比較演算してサーボモータに所定
    の駆動電流を出力するための位置制御部と速度制
    御部、電流制御部を設け、一方サーボモータの回
    転出力をスクリユと同一軸心上に配設されたボー
    ルネジ部を伴なつた雄ネジ軸に伝達するための動
    力伝達機構と、該雄ネジ軸に伝達された回転運動
    をスクリユの往復動に変換するボールスクリユ機
    構とを設け、且つ該雄ネジ軸に前記回転量検出器
    を直結して設けたことを特徴とする射出成形機。
JP3128787U 1987-03-04 1987-03-04 Expired JPH0435144Y2 (ja)

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JP3128787U JPH0435144Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JP3128787U JPH0435144Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63139915U JPS63139915U (ja) 1988-09-14
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JP3128787U Expired JPH0435144Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2531784B2 (ja) * 1989-04-26 1996-09-04 キヤノン株式会社 電動式射出装置

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JPS63139915U (ja) 1988-09-14

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