JP2751742B2 - 自動レイアウト用セル - Google Patents

自動レイアウト用セル

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JP2751742B2
JP2751742B2 JP4176145A JP17614592A JP2751742B2 JP 2751742 B2 JP2751742 B2 JP 2751742B2 JP 4176145 A JP4176145 A JP 4176145A JP 17614592 A JP17614592 A JP 17614592A JP 2751742 B2 JP2751742 B2 JP 2751742B2
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JP
Japan
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cell
wiring
primitive
ground
automatic layout
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JP4176145A
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JPH05343518A (ja
Inventor
健 松本
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路のマス
クパタン設計に関し、特にスタンダードセル型半導体集
積回路の自動レイアウト用セルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スタンダード型半導体集積回路の
自動レイアウト用のプリミティブセルは、セルの外形が
一定で、セル内部に含まれる電源,グランド配線の巾も
一定であった。
【0003】図4は、従来の半導体集積回路ブロックの
自動レイアウトの結果である。配線領域3は、セル領域
3間の配線を行うため一般的に中央部に配線が密集して
おり、配線領域3の高さは、その密集した部分によって
決定される。また、セル領域3の高さは一定である。ま
た、セル領域3の両端に電源配線1及びグランド配線2
が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたような、自
動レイアウト用のプリミティブセルは、セルの外形が一
定で、セル内部に含まれる電源配線,グランド配線の巾
が一定であった。また、電源及びグランドはセル領域の
両端から提供される。
【0005】今、同一セル列上に並べるセルのうち両端
部は、内側のセルに電源,グランドを供給する必要があ
るため、電源配線及びグランド配線は太くする必要があ
る。しかし、中央部のセルにおいては、他のセルに電
源,グランドを供給する必要性が低いため、電源配線及
びグランド配線は細くても良いにもかかわらず、両端と
同じ太さになっている。
【0006】したがって、結果的に場所、特に中央部に
よっては、電源配線及びグランド配線が必要以上太くな
っていることとなり、半導体集積回路ブロックの高さ方
向が大きくなる。
【0007】このようにして面積が増えると、半導体集
積回路のコストアップになるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、集積度を向上させた自動
レイアウト用セルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る自動レイアウト用セルは、複数のプリ
ミティブセルを組合せてなるスタンダードセル型半導体
集積回路の自動レイアウト用セルであって、プリミティ
ブセルは、電源配線及びグランド配線を有し、該電源及
びグランド配線の太さは、前記プリミティブセル配置位
置により決まる前記電源配線及びグランド配線の最小電
流容量に応じて設定したものである。
【0010】
【作用】プリミティブセル内の電源及びグランド配線の
太さをプリミティブセル配置時に決まる前記電源及びグ
ランド配線の最小電流容量に応じて変化させる。
【0011】
【実施例】次に本発明について、図面を用いて説明す
る。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の自動レイア
ウト用セルの実施例1を示すレイアウト図である。
【0013】図1において、プリミティブセルとして、
同一機能で、電源配線1,グランド配線2の巾が異なる
ものとして、タイプS,タイプM,タイプLの3種類が
容易されており、プリミティブセル内の電源配線1及び
グランド配線2の太さは、プリミティブセルの配置位置
により決まる電源配線1及びグランド配線2の最小電流
容量に応じて設定してある。
【0014】したがって、プリミティブセルの配置され
る位置により、適切なプリミティブセルが選定される。
また、電源配線1及びグランド配線2の巾に応じてプリ
ミティブセルのサイズが異なっている。
【0015】図2は、本発明の自動レイアウト用プリミ
ティブセルを用いてブロックの自動レイアウトを行った
結果である。電源,グランドは、両端から供給されるた
め、両端付近のセルは、自分より内側にあるセルに対し
て電源,グランドを供給する必要がある。
【0016】したがって、電源配線及びグランド配線幅
は、内側にあるセルに比べ太いタイプLを使用する。逆
に中央付近のセルは、他者に電源,グランドを供給する
必要がないため、電源,グランド幅が細くなっており、
その分セルサイズが小さくてよいタイプSを使用する。
【0017】図2の例では、同一列のセル領域のうち両
端1/6にはタイプLのプリミティブセルを配置し、同
じく中央部1/3にはタイプSのプリミティブセルを配
置し、タイプLとタイプSにはさまれた領域には、タイ
プMのプリミティブセルを配置する。
【0018】ここで、特記すべきことは、プリミティブ
セルサイズとは逆に配線領域4においては、中央部の方
が、両端付近より密集しているという事実である。これ
は、各々のプリミティブセルを最短距離で結線しようと
した場合、配線は両端付近に比べ中央部を通過する率が
高いことに起因する。一般に配線領域4の高さは、中央
部の横方向配線の数により決定されるため、中央部のプ
リミティブセルサイズが、小さくなることにより、確実
にブロックの面積は縮小する。
【0019】このように、常にプリミティブセルの配置
される座標(両端からの距離)によって、複数個存在す
るプリミティブセルの中から、座標によって決められた
サイズのプリミティブセルを配置し配線することによ
り、集積度の高いレイアウトを実現できる。
【0020】(実施例2)図3は、本発明の実施例2を
示すレイアウト図である。
【0021】本実施例では、同一機能で、電源配線1及
びグランド配線2の巾が異なるプリミティブセルが複数
個用意されており、配置される位置により、適切なプリ
ミティブセルが選定される。
【0022】本実施例は、実施例1と異なりプリミティ
ブセルのサイズは同一であるが、プリミティブセル内に
横方向配線が可能な領域をもっており、結果的には配線
領域を補うことが可能である。
【0023】また、実施例1と異なりプリミティブセル
のサイズ自体は変らないため、自動レイアウトツール
が、高さの異なるセルを配置できない場合でも、使用で
きるという利点がある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動レイア
ウト用セルは、プリミティブセル内の電源配線及びグラ
ンド配線の太さを配置条件に応じて変化させてあるた
め、特性の劣化を招くことなく、不必要に太い電源配線
及びグランド配線をなくし、半導体集積回路における素
子密度を向上でき、コストアップを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すレイアウト図である。
【図2】本発明の実施例1のプリミティブセルを用いて
レイアウトした状態を示す図である。
【図3】本発明の実施例2を示すレイアウト図である。
【図4】従来例のレイアウトした状態を示す図である。
【符号の説明】 1 電源配線 2 グランド配線 3 セル領域 4 配線領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリミティブセルを組合せてなる
    スタンダードセル型半導体集積回路の自動レイアウト用
    セルであって、 プリミティブセルは、電源配線及びグランド配線を有
    し、 該電源及びグランド配線の太さは、前記プリミティブセ
    ル配置位置により決まる前記電源配線及びグランド配線
    の最小電流容量に応じて設定したものであることを特徴
    とする自動レイアウト用セル。
JP4176145A 1992-06-10 1992-06-10 自動レイアウト用セル Expired - Lifetime JP2751742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176145A JP2751742B2 (ja) 1992-06-10 1992-06-10 自動レイアウト用セル

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JP4176145A JP2751742B2 (ja) 1992-06-10 1992-06-10 自動レイアウト用セル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05343518A JPH05343518A (ja) 1993-12-24
JP2751742B2 true JP2751742B2 (ja) 1998-05-18

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ID=16008452

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JP4176145A Expired - Lifetime JP2751742B2 (ja) 1992-06-10 1992-06-10 自動レイアウト用セル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7786513B2 (en) 2006-03-08 2010-08-31 Panasonic Corporation Semiconductor integrated circuit device and power source wiring method therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7786513B2 (en) 2006-03-08 2010-08-31 Panasonic Corporation Semiconductor integrated circuit device and power source wiring method therefor

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JPH05343518A (ja) 1993-12-24

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