JP2738842B2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP2738842B2
JP2738842B2 JP63214842A JP21484288A JP2738842B2 JP 2738842 B2 JP2738842 B2 JP 2738842B2 JP 63214842 A JP63214842 A JP 63214842A JP 21484288 A JP21484288 A JP 21484288A JP 2738842 B2 JP2738842 B2 JP 2738842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録媒体に磁気コアを摺動接触して情報
の磁気記録または再生を行なう磁気ヘッドに関し、特に
フロントコアと、該コアに対し弾性部材の押圧により圧
接して固定されるバックコアからなる磁気コアを有する
磁気ヘッドに関するものである。
[従来の技術] 第3図から第5図は、この種の磁気ヘッドとして磁気
記録媒体のフロッピーディスクに情報の磁気記録再生を
行なうFDD(フロッピーディスクドライブ装置)で特に
トラッキングをサーボ方式により機械的に行なう方式の
FDDに用いられる磁気ヘッドの従来構造を説明するもの
である。この磁気ヘッドでは磁気コアとしていわゆるト
ンネル消去を行なうための消去用の磁気コアは設けられ
ず、記録再生用の記録再生コアのみ設けられる。
第3図は磁気ヘッド本体の構造を示している。第3図
において符号1a,1bはフロントコアであり、それぞれほ
ぼT字形とほぼ矩形に形成され、磁気ギャップ3を介し
て接合される。そしてフロントコア1a,1bの図中下端部
にバックコア2を板バネ4′の押圧により圧接し、接着
により固定してフロントコア1a,1bとバックコア2から
記録再生コア1が構成される。
また第3図において符号5,6はそれぞれスライダであ
り、記録再生コア1を挟持して補強し、記録再生コア1
とともに記録再生時にディスクに摺動接触して摺動を安
定化する部材である。また符号7はコイル8を巻回した
コイルボビンである。
磁気ヘッド本体の組み立てでは互いに接合されたフロ
ントコア1a,1bの両側にスライダ5,6の接合面5a,6aを接
合し、次にコイルボビン7を一方のフロントコア1aに嵌
合し、さらにフロントコア1a,1bとスライド5の間にバ
ックコア2と板バネ4′を圧入し、板バネ4′の押圧に
よりバックコア2をフロントコア1a,1bに圧接させ、バ
ックコア2を接着によりフロントコア1a,1bに固定す
る。
このようにして第4図に符号11で示す磁気ヘッド本体
が構成される。そして第4図に示すように磁気ヘッド本
体11はこれを弾性的に支持する支持板9上に接着により
固定される。
さらに第5図に示すように支持板9の下面にフレキシ
ブルプリント基板10が接合される。そしてコイル8の端
末8aのそれぞれが基板10に設けられたリード線のパター
ン10bのそれぞれに対してハンダ14によるハンダ付けに
より接続される。このようにして磁気ヘッド12が構成さ
れる。
そして第4図に示す磁気ヘッド本体11の図中上面を摺
動面として不図示の回転するディスクに対して摺動接触
して情報の記録再生を行なうようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで上述した構造の磁気ヘッドでは記録再生時に
記録再生コア1がディスクとの摺動接触により発生する
静電気で帯電すると再生時にノイズパルスが発生し、エ
ラーを引き起す原因となるため、記録再生コア1を接地
する必要がある。
この接地のため第5図に示すようにフレキシブルプリ
ント基板10にはFDD本体側に接地を行なうための接地パ
ターン10a′が設けられる。そして従来では記録再生コ
ア1を接地のための接地パターン10a′に接続するため
に、同図に示すように導電性接着材13aによりバックコ
ア2を支持板9に接続し、さらに導電性接着材13bによ
り支持板9を接地パターン10a′に接続している。この
場合支持板9が導電体から形成されるのは勿論である。
このようにして従来では記録再生コア1を導電性接着材
により支持板9を介して接地パターン10a′に接続し接
地を行なっている。
ところがこのような接続構造では導電性接着材13a,13
bの特性が磁気ヘッドの使用環境により経時的に劣化
し、導電性接着材13a,13bにひびが入るなどして導通が
悪くなり、接地不良が生じてしまう。即ち耐環境性、信
頼性の面で問題が生じる。
また上記の構造では磁気ヘッドの組み立て工程におい
て導電性接着材13a,13bの硬化に時間がかかりその分磁
気ヘッドの生産性が悪くなるという問題がある。
そこで本発明の課題は上述したFDD用磁気ヘッドに限
らず、フロントコアと該コアに対し弾性部材の押圧によ
り圧接して固定されるバックコアからなる磁気コアを有
する磁気ヘッドにおいて、磁気コアを簡単に確実に接地
でき磁気ヘッドの耐環境性、信頼性および生産性を向上
できる磁気コアの接地構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため本発明によれば、フロントコ
アと、該フロントコアに対し弾性部材の押圧により圧接
して固定されるバックコアからなる磁気コアと、該磁気
コアに装着されるコイルが接続されるリード線パターン
とともに磁気コアを接地するための接地パターンが形成
され、磁気コアの近傍に固定される基板とを有する磁気
ヘッドにおいて、前記弾性部材を導電体から形成すると
ともに前記弾性部材に一体に形成された接続端子を設
け、該接続端子が前記基板の接地パターンに当接するよ
うに前記弾性部材を配置し、前記接続端子をハンダ付け
で前記接地パターンに接続するようにした構成を採用し
た。
[作用] このような構成によれば、磁気コアのバックコアを押
圧する導電体からなる弾性部材を介して磁気コアが基板
の接地パターンに接続され、確実に接地される。磁気コ
アを接地するための弾性部材の接続端子と接地パターン
の接続をハンダ付けで行うので、接地のための接続を導
電性接着材で行っていた従来に比べて、磁気コアの接地
の耐環境性、信頼性を向上でき、また磁気ヘッドの生産
性を向上できる。また、磁気コアの近傍に固定される基
板の接地パターンに対して弾性部材の接続端子が当接す
るように弾性部材が配置されるので、磁気ヘッドの組立
工程において弾性部材の接続端子を基板の接地パターン
に接続するためのハンダ付けは極めて簡単に行え、組立
工程を簡素化できる。また、弾性部材は接続端子を一体
に形成するだけで形状が複雑になることがなく、コスト
もかからない。
[実施例] 以下、図を参照して本発明の実施例の詳細を説明す
る。
第1図は本発明の実施例によるFDD用磁気ヘッドの構
造を示す下面図である。同図において従来例の第3図か
ら第5図中と共通の符号で示すフロントコア1a,1b、バ
ックコア2およびこれらから構成される記録再生コア1
は前述の従来例と共通のものとする。またスライダ5,
6、コイルボビン7、支持板9、およびフレキシブルプ
リント基板10とこれらの組立構造も従来例と共通もしく
は同様のものとする。ただしフレキシブルプリント基板
10において接地パターン10aは従来例と異なり板バネ4
に対向するフレキシブルプリント基板10の前縁の中央部
に延びて形成されるものとする。
本実施例の磁気ヘッドではバックコア2をフロントコ
ア1a,1bに圧接するための板バネ4の構造が従来例と異
なっており、第2図に示すように全体として細長い矩形
で円弧状に湾曲した板バネ4の長手方向に沿った一方の
側縁の中央部には記録再生コア1の接地を行なうための
接続用の接続端子4aが板バネ4に一体に突設されてい
る。なお板バネ4は例えばステンレスやアルミニウムな
ど導電体で適当な弾性を有する金属から形成するものと
する。
そして第1図に示すように板バネ4は接続端子4aがフ
レキシブルプリント基板10側に突出するようにしてバッ
クコア2とスライダ5間に圧入するものとし、さらに記
録再生コア1の接地のために接続端子4aと接地パターン
10aをハンダ14によるハンダ付けにより接続するものと
する。なおこのハンダ付けはコイル末端8aとリード線の
パターン10bとのハンダ付け時に同時に行なえばよい。
このようにしてバックコア2に圧接する導電体からな
る板バネ4を介して記録再生コア1が接地パターン10a
に接続され、記録再生コア1が接地される。
このような本実施例によれば接続端子4aを設けた板バ
ネ4を介して記録再生コア1の接地のための接続を行な
い、ハンダ付けにより接続を行なえるので、従来のよう
に導電性接着材により接続を行なう場合よりも耐環境
性、信頼性に優れた確実な接続を行なうことができる。
そして記録再生コア1を確実に接地でき、静電ノイズに
よるエラーを確実に防止できる。
また磁気ヘッドの組み立て工程において上記の接地の
ためのハンダ付けの工程は従来の導電性接着材を用いる
場合の工程に比べて硬化時間が長いなどの問題がなく、
その分磁気ヘッドの生産性を向上できる。
なお、板バネ4は上述の実施例では円弧状に湾曲する
形状のものを用いたが、第6図(A)、(B)、(C)
に示す如く、くの字状、Jの字状の板バネとすることも
可能である。板バネ4の形状が異なる場合、板バネ4に
突設された接続端子4aも第6図(A)、(B)、(C)
に示す如く変化するが、いずれの例においても接続端子
4aはフレキシブルプリント基板10の接地パターン10a上
に当接する様配置される。
なお以上のような磁気コアの接地構造はFDD用磁気ヘ
ッドに限らず、これと同様にフロントコアと該コアに対
し弾性部材の押圧により圧接して固定されるバックコア
からなる磁気コアを有する他の磁気ヘッドにも同様に適
用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フ
ロントコアと、該フロントコアに対し弾性部材の押圧に
より圧接して固定されるバックコアからなる磁気コア
と、該磁気コアに装着されるコイルが接続されるリード
線パターンとともに磁気コアを接地するための接地パタ
ーンが形成され、磁気コアの近傍に固定される基板とを
有する磁気ヘッドにおいて、前記弾性部材を導電体から
形成するとともに前記弾性部材に一体に形成された接続
端子を設け、該接続端子が前記基板の接地パターンに当
接するように前記弾性部材を配置し、前記接続端子をハ
ンダ付けで前記接地パターンに接続するようにした構成
を採用したので、簡単な構造で磁気コアを確実に接地で
きるとともに、磁気ヘッドの耐環境性、信頼性および生
産性を向上でき、さらに磁気ヘッドの組立工程を簡素化
でき、コストダウンが図れる等の優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による磁気ヘッドの構造を示す
下面図、第2図は第1図中の板バネ4の構造を示す斜視
図、第3図は従来の磁気ヘッドの磁気ヘッド本体の構造
を示す分解斜視図、第4図は同ヘッドの上面側から見た
斜視図、第5図は同ヘッドの下面図、第6図(A)、
(B)、(C)はそれぞれ第1図中の板バネ4の他の構
造例を示す斜視図である。 1……記録再生コア 1a,1b……フロントコア 2……バックコア、3……磁気ギャップ 4……板バネ、4a……接続端子 5,6……スライダ、7……コイルボビン 8……コイル、9……支持板 10……フレキシブルプリント基板 10a……接地パターン 14……ハンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントコアと、該フロントコアに対し弾
    性部材の押圧により圧接して固定されるバックコアから
    なる磁気コアと、 該磁気コアに装着されるコイルが接続されるリード線パ
    ターンとともに磁気コアを接地するための接地パターン
    が形成され、磁気コアの近傍に固定される基板とを有す
    る磁気ヘッドにおいて、 前記弾性部材を導電体から形成するとともに前記弾性部
    材に一体に形成された接続端子を設け、 該接続端子が前記基板の接地パターンに当接するように
    前記弾性部材を配置し、 前記接続端子をハンダ付けで前記接地パターンに接続す
    るようにしたことを特徴とする磁気ヘッド。
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