JP2733013B2 - トラックローダー - Google Patents

トラックローダー

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JP2733013B2
JP2733013B2 JP6020526A JP2052694A JP2733013B2 JP 2733013 B2 JP2733013 B2 JP 2733013B2 JP 6020526 A JP6020526 A JP 6020526A JP 2052694 A JP2052694 A JP 2052694A JP 2733013 B2 JP2733013 B2 JP 2733013B2
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孝生 岩本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型トラック等の荷台
に荷物を積み込む際に用いられるトラックローダーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば荷台がパネルあるいは幌等
により覆われて後ろから荷物を出入れする箱型後扉タイ
プの大型トラックに、例えば人が抱え持つことができる
程度の大きさの荷物を多数積み込む場合には、例えば次
のような方法によっていた。第1に、例えばフォークリ
フト装置を用いて、多数の荷物を載置したパレットごと
荷台高さまで上げた後、荷台に乗り込んだ作業者がこの
荷物を適数個づつ荷台奥まで持ち運び、順次所定の積み
込み箇所に並べて積み上げていた。第2に、荷物を把持
して上下、左右、前後方向に移動可能な把持装置を備え
た門型の搬送装置と、荷台に積み込んで用いられる台車
付コンベアとを組み合わせてなるトラックローダーを用
いて荷物を荷台の奥から順次積み上げていた。第3に、
荷台を覆うパネルあるいは幌の側面が屋根まで開くよう
構成されたいわゆるウイングボディ形式のトラックに対
しては、荷物をパレットに載置しておき、このパレット
ごとフォークリフトを用いて荷物を荷台の横一列に一斉
に積み下ろししていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法によれば、荷台に乗り込んだ作業者はフォークリフ
ト装置と積み込み箇所との間を何度も往復しなければな
らないため荷物が沢山ある場合には作業者にとっては大
変な重労働であり、また荷台の高い部位に荷物を積み上
げていく作業をしなければならずこれも大変な作業であ
った。第2の方法によれば、装置が大がかりになるため
コストが嵩むばかりでなく、広い設置スペースが必要に
なるためトラックの駐車スペースあるいは荷物を置くた
めのスペースを極力広く確保する必要のある配送センタ
ー等においては逆に邪魔になることが多かった。また、
第3の方法によれば、ウイングボディ形式のトラックで
なければ荷物の積み下ろしができず、またパレットごと
積み込むため送り側はパレットを届け先から回収する必
要があるという問題があった。
【0004】本発明は、これら従来の問題に鑑みなされ
たもので、低コストで設置スペースが少なくて足り、か
つ箱型後扉形式の荷台に対して荷物の積み込みを作業者
が効率よく楽に行うことができるトラックローダーを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
発明は、トラック荷台の後方から奥部に至って伸縮可能
なメインコンベアと、このメインコンベアの先端に装備
され、このメインコンベアの伸縮動作に伴って前記荷台
の後方と奥部との間を移動する積み込み補助装置と、こ
の積み込み補助装置に設けられ、作業者を乗せて昇降動
する作業台と、前記積み込み補助装置に設けられ、前記
メインコンベア側の後端部を支点として上下に傾動可能
であるとともに、前記メインコンベアを経て搬送された
荷物を作業者の手元まで搬送する補助コンベアとを備え
たトラックローダーであって、前記積み込み補助装置
は、進行方向一方の側部に水平方向に張り出すサイドア
ームを備え、該サイドアームを水平方向に張り出してそ
の先端部に取付けられたローラーを前記一方の側部に対
向する荷台の側壁に押し当てて転動させつつ、前記メイ
ンコンベアの伸縮動作により前記側壁側へ旋回する力を
受けることで、当該積み込み補助装置が前記側壁伝いに
移動する構成としたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1記載の構成によれば、メインコンベア
を伸長して積み込み補助装置をトラックの荷台の内部に
進入させた状態において、作業者が作業台に乗り、この
作業者の手元に多数の荷物をメインコンベアおよび補助
コンベアを経て搬送する。作業者は手元まで搬送されて
きた荷物を順次荷台に積み込む。このように、積み込む
べき荷物は作業者の手元まで搬送されてくるので作業者
は作業台に乗ったままでよく、従来のように積み込み箇
所とフォークリフトとの間を何度も往復する必要はな
い。また、作業台は昇降するので高い所に荷物を積み上
げる場合であっても作業者は背伸びをする等無理な姿勢
をとることなく楽に積み上げることができる。しかも、
補助コンベアが上下に傾動可能であるので、積み上げる
高さに関係なく荷物は作業者の手元に搬送される。
【0007】また、積み込み装置に一側部からサイドア
ームを突き出すとともに、この積み込み補助装置には、
サイドアームが突き出された側へ旋回させる力を付加す
ることにより、サイドアームの先端のローラは荷台の側
壁に押し付けられ、この状態でメインコンベアが伸縮さ
れることにより、積み込み補助装置はこのローラを側壁
に転圧しつつ移動する。すなわち、サイドアームは側壁
に押し当てられて突っ張り作用をなし、このサイドアー
ムを側壁との間で突っ張らせながら当該積み込み補助装
置を移動させることにより、この積み込み装置を側壁伝
いに移動させることができる。
【0008】ここで、積み込み補助装置に旋回させる力
を付与するには、積み込み補助装置の中心線をメインコ
ンベアの中心線から上記側壁側にずらした状態で両者を
連結すればよい。また、メインコンベアが伸長して積み
込み補助装置が前進する場合には当該積み込み補助装置
の車輪を上記側壁側に操舵しておくことにより効率よく
旋回力が付与されるのに対して、逆にメインコンベアが
縮小して積み込み補助装置を後退させる時には、車輪を
反対側に操舵しておくことが必要である。このように、
メインコンベアの伸縮に伴って積み込み補助装置は確実
に荷台の側壁伝いに移動するので、トラックの荷台の中
心線とメインコンベアの中心線が正確に平行である必要
はなく、従ってトラックの停止位置は一定の範囲で大ま
かであればよい。
【0009】請求項1記載の構成には、種々機能を追加
することができる。例えば、補助コンベアに、この補助
コンベアの傾動に関係なく常に水平に保持される整列テ
ーブルを付設することができる。この構成によれば、補
助コンベアを経て作業者の手元まで搬送されてきた荷物
を整列テーブル上に適数個づつ整列した後、この複数の
荷物を作業者が一度に前方に押し出すことにより、当該
複数の荷物が一度に効率よく積み込まれる。なお、整列
テーブルは補助コンベアの傾動に関係なく常に水平に保
たれるので、この整列テーブル上に複数の荷物を確実に
整列できる。
【0010】また、請求項1記載の構成に加え、メイン
コンベアが最短に縮小された時に当該縮小状態のメイン
コンベアと積み込み補助装置とを載置するためのベース
を備え、このベースは後端側を支点として上方へ傾動可
能であり、当該ベースの傾斜角度を調整することにより
当該ベースの先端に備えられた渡り板が前記トラック荷
台に掛け渡された状態において当該渡り板の傾斜角度を
修正可能な構成とすることができる。この構成によれ
ば、渡り板は常に緩やかな傾斜角度に保持されるので、
積み込み補助装置のベースとトラック荷台との間の移動
がスムーズに行われる。特に、トラック荷台への荷物の
積み込み量が増えるに従って当該荷台の床面は徐々に沈
み込んでいくので、積み込み作業が完了した時点ではベ
ースとの間に許容できない段差が発生する場合がある
が、この場合であっても渡り板の傾斜角度が緩やかに保
持されるようベースの傾斜角度が修正されるので、積み
込み作業を終えた積み込み補助装置をスムーズにトラッ
ク荷台からベース上に戻すことができる。
【0011】さらに、請求項1記載の構成に加えて、積
み込み補助装置は連結部を介してメインコンベアの先端
に連結され、この連結部は積み込み補助装置がメインコ
ンベアに対して上下方向、幅方向に変位し、かつメイン
コンベアの伸縮方向に対して傾斜した方向に移動するこ
とを許容する構成とすることができる。この構成によれ
ば、荷物積み込み量の増大に伴う荷台床面の変位が発生
し、あるいは積み込み補助装置がコンベアの伸縮方向に
対して傾斜した方向に移動した場合であっても、コンベ
アに無理な力が加わることなく積み込み補助装置はスム
ーズに移動できる。このことから、トラックの荷台がメ
インコンベアの伸縮方向に対して正確に平行に停止され
る必要はなく、一定の範囲で荷台がメインコンベアの伸
縮方向に対して傾いた状態であっても積み込み補助装置
をスムーズに移動させることができる。
【0012】また、請求項1記載のトラックローダーに
おいて、補助コンベアおよびメインコンベアを逆方向に
作動させることにより、当該トラックローダーを荷物積
み下ろし用のアンローダとして用いることができる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1ないし図11に
基づいて説明する。図1および図2に示すように本例の
トラックローダー1は、トラック荷台50の後方(図示
右方)から奥部(図示左方)に至って伸縮可能なメイン
コンベア2と、このメインコンベア2の先端(図示左
端)に連結されて、このメインコンベア2の伸縮動作に
より前記荷台50の後方と奥部との間を移動する積み込
み補助装置3とを主体として構成されている。
【0019】メインコンベア2は、相互にスライド可能
なサブコンベア2a〜2eからなる五段に伸縮可能なベ
ルトコンベアであって、図示は省略したが積極的に伸縮
するための駆動源を内蔵している。また、図1に示すよ
うに二段目、三段目および四段目のサブコンベア2b,
2c,2dのそれぞれの先端にはキャスタ付きの脚部2
bb,2cc,2ddが備えられており、これにより当
該メインコンベア2が伸長した際におけるオーバーハン
グ荷重を少なくして積み込み補助装置3がスムーズに移
動できるようになっている。当該メインコンベア2が縮
小すると一段目から四段目のサブコンベア2a〜2dは
最後段(伸縮基部側)のサブコンベア2e内に収容され
る(図3、図4参照)。
【0020】このメインコンベア2は、上記最後段のサ
ブコンベア2eが載置されたベース4を介して、荷物搬
出用のプラットホーム51上に設置されている。ベース
4の下面には、前後左右に合計四つの車輪4a,4a,
4b,4bが備えられている。また、図3および図4に
示すようにベース4の後端部よりであって後輪4b,4
bの近傍には、ロッド先端にパッド4cが取付けられた
シリンダ4dが下方に向けて取付けられており、シリン
ダ4dを突出し方向に作動させてパッド4cをプラット
ホーム51の上面に押し当てるとベース4の後部側は図
4に示すようにプラットホーム51から浮き上がる。こ
のように後部を浮き上がらせることによりベース4を傾
動させた時にパッド4cの支持部が傾動の支点となる。
【0021】次に、ベース4の前部下面には、シリンダ
6により上下方向に揺動するキャスタ付きアーム7が備
えられており、シリンダ6が突出し側に作動するとこの
キャスタ付きアーム7が下方へ揺動されてその先端のキ
ャスタ7aがプラットホーム51に押し付けられ、これ
によりベース4が上記したようにパッド4cの接地部を
支点として上方へ傾動されるようになっている。キャス
タ付きアーム7の揺動量はシリンダ6の突出し量を調整
することによりトラック荷台50の床50bの高さに合
わせて任意に設定できるようになっている。
【0022】また、ベース4の先端には、上下方向に揺
動可能に支持された渡り板8が備えられている。この渡
り板8は、積み込み補助装置3がベース4上からトラッ
ク荷台50の床50b上にスムーズに移動し得るように
するために備えられたものであるため、極力緩やかな傾
斜で荷台50の床50bに掛け渡されることが望まし
く、このために、上記キャスタ付きアーム7の突出し量
を調整してベース4の傾斜角度を調整して渡り板8の傾
斜が緩やかになるように調整できるようになっている。
この機能は、荷物Wの積み込みを開始すべく渡り板8を
荷台50に掛け渡す時だけでなく、荷物Wの積み込み中
において荷台50の床50bが徐々に沈み込んでいく場
合に有効に機能する。
【0023】このようなベース4上に設置された当該ト
ラックローダー1のメインコンベア2により荷物Wが前
方(図示左方)に搬送される。なお、メインコンベア2
の図示右隣りには据え付け型のコンベア10が並設され
ており、このコンベア10を経て荷物Wが当該メインコ
ンベア2上に搬入される。
【0024】次に、積み込み補助装置3は、メインコン
ベア2の1段目のサブコンベア2aの先端に連結部11
を介して連結されている。図5および図6に示すように
一段目のサブコンベア2aの先端下面には、四方を閉塞
して下方に開口されたガイドレール13が取付けられ、
このガイドレール13の前面両側部には縦ホイール11
a,11aが取付けられている。この縦ホイール11
a,11aの軸心はメインコンベア2の伸縮方向に一致
している。一方、積み込み補助装置3の後部には連結ブ
ラケット12が取付けられており、この連結ブラケット
12の上面の幅方向中央には、横ホイール12aが取付
けられている。この横ホイール12aの軸心はメインコ
ンベア2の伸縮方向に対して上下方向に直交している。
そして、この横ホイール12aが上記ガイドレール13
内に嵌め込まれて幅方向に転動可能かつ上下方向へも一
定の範囲で変位可能に支持されるとともに、縦ホイール
11a,11aが連結ブラケット12の上面に転動可能
な状態で載せ掛けられている。さらに、連結ブラケット
12の後部にはブラケット14aを介してセンサ14が
取付けられており、このセンサ14は上記ガイドレール
13の後面に適当な間隔をおいて配置されたドグ13
a,13aによって作動する。
【0025】このように構成された連結部11を介する
ことにより、積み込み補助装置3は、メインコンベア2
に対して進行方向に対する左右の振れに関して自由度を
有し(横ホイール12aの回転軸心を中心にして左右に
振れ可能であり)、かつ幅方向(進行方向に対して左右
方向)にも一定の範囲で自由度を有した状態で連結され
ている。積み込み補助装置3のメインコンベア2に対す
る左右方向のズレはセンサ14により検知される。すな
わち、積み込み補助装置3がメインコンベア2に対して
一定量以上左右方向にずれた時点で一方のドグ13aが
センサ14に接触し、これによりセンサ14が作動して
左右方向のズレが一定範囲以上に達したことが確認さ
れ、これに基づいてメインコンベア2の伸縮動作の停止
等の措置が採られる。
【0026】ここで、上記連結部11は、図6によく示
されているように積み込み補助装置3の中心線C3 がメ
インコンベア2の中心線C2 に対して常に進行方向右側
(図示上側)にずれているように設定されており、ま
た、このズレが常に生じているようドグ13a,13a
の位置が設定されている。このため、メインコンベア2
が伸長すると積み込み補助装置3は進行方向右側への旋
回力を受け、従って進行方向右側の側壁50aに接近す
る方向の力を受けつつ前進する。逆に、後退する際にも
同様の理由から積み込み補助装置3は上記右側の側壁5
0aに接近する方向の力を受けつつ移動する。
【0027】次に、積み込み補助装置3は、図7および
図8に示すようにフレーム20を有しており、このフレ
ーム20の概ね四隅には車輪22〜22が取付けられて
いる。各車輪22は進行方向左右に一定角度で首振り自
在に支持されている。また、進行方向右側(図7におい
て上側)の二車輪22,22は、連結バー22aを介し
て同じ方向に連動して首振りするとともに、前輪22に
はシリンダ22bが接続されている。これにより、シリ
ンダ22bを突出しまたは引込み方向に作動させること
により同右側の前後輪22,22が連動して強制的に左
右一方に首振りするようになっている。
【0028】ここで、上記したように積み込み補助装置
3は移動する際に荷台50の右側の側壁に接近する方向
の旋回力を受けるのであるが、この時シリンダ22bを
突出し方向に作動して右側の前後輪22を強制的に右側
に首振りすることにより、旋回力が積み込み補助装置3
に有効に作用され、これにより積み込み補助装置3は以
下説明するサイドアーム23,24の作用とも相まって
荷台50の右側の側壁50aに沿って前進する。荷台5
0内を後退する際には、シリンダ22bを引込み方向に
作動させ、前後輪22,22を左側に首振りすることで
前記とは反対向きの旋回力が有効に作用され、これによ
り積み込み補助装置3は同じく両サイドアーム23,2
4の作用とも相まって荷台50の右側の側壁50aに沿
って後退する。
【0029】上記サイドフレーム23,24は、フレー
ム20の右側部に水平方向に揺動可能な状態に支持され
ている。両サイドアーム23,24の先端には、それぞ
れローラー23a,24aが、荷台50の側壁50b上
を前後方向に転動可能な向きで取付けられている。両サ
イドアーム23,24は、それぞれシリンダ25,26
により揺動されるもので、両シリンダ25,26が突出
し方向に作動すると両サイドアーム23,24は側方へ
張り出す方向に揺動され、これによりそれぞれの先端の
ローラー23a,24aが荷台50の右側の側壁50a
に押し当てられる。ここで、上記したように積み込み補
助装置3は、荷台50の右側の側壁50aに接近する方
向の旋回力を受けつつ移動するのであるが、上記両サイ
ドアーム23,24が側方へ突き出されてローラー23
a,24aが同側壁50aに押し当てられることによ
り、当該積み込み補助装置3は、側壁50aとの間に一
定の間隔をおき、しかも同側壁50aから離れることな
く前進または後退する。すなわち、積み込み補助装置3
は、中心線C2 ,C3 のズレにより発生する旋回力と両
サイドアーム23,24の突っ張り作用により、常に側
壁50a伝いに移動する。
【0030】また、フレーム20の下面には、前記中心
線C3 に平行な線上において前後に適度な間隔をおいた
二箇所にガイドホイール27,27が取付けられてい
る。両ガイドホイール27,27の回転軸線は、図9に
示すように積み込み補助装置3の移動方向(メインコン
ベア2の伸縮方向)に対して上下に直交している。両ガ
イドホイール27,27は、当該積み込み補助装置3が
前記ベース4上に待機している状態において、このベー
ス4の上面であって前記メインコンベア2の中心線C2
に平行な線上に形成されたガイド溝4eに嵌まり込み、
これにより待機時における積み込み補助装置3のベース
4に対する位置(特に幅方向)が常に一定になる。すな
わち、積み込み補助装置3がベース4上から荷台50内
に向けて前進する時、あるいは荷台50内からベース4
上へ戻される時には、両ガイドホイール27,27がガ
イド溝4eに嵌まり込んで案内されつつ当該積み込み補
助装置3は真っ直ぐに移動する。
【0031】次に、フレーム20の上部には補助コンベ
ア30が搭載されており、この補助コンベア30はベル
トコンベアであってモータ内蔵により自分自身が積極的
に回転するローラー30aにより無端ベルトを回転させ
る構造のものが用いられている。しかも、この補助コン
ベア30は、図8に示すように油圧シリンダ42を駆動
源として後端部の支点30bを中心に上下方向に揺動可
能に支持されており、このシリンダ42が突出し方向に
作動すると補助コンベア30は下方に移動し、引込み方
向に作動すると上方に移動する。なお、この補助コンベ
ア30と前記メインコンベア2との間において、荷物W
の搬送経路の両側方にはガイドバー15,15が配置さ
れており、この両ガイドバー15,15により荷物Wは
メインコンベア2を経て補助コンベア30上に搬入され
る。
【0032】この補助コンベア30の先端には整列テー
ブル40が取付けられている。この整列テーブル40は
支点40aを中心にして単独で上下方向に揺動可能に支
持され、しかもこの整列テーブル40と補助コンベア3
0の後端部との間にはリンクバー41が両端回動可能に
掛け渡されている。このため、整列テーブル40は、補
助コンベア30の上下動に関係なく常に水平に保持され
る。
【0033】また、この整列テーブル40は、図示は省
略したがその上面から圧縮エアを吹き出して当該整列テ
ーブル40と荷物Wとの間の摺動抵抗を低減できるよう
構成されており、荷物Wの積み込み作業にあたりこの整
列テーブル40上を荷物Wを移動させる際に、作業者が
より軽い力で楽に荷物Wを移動させることができるよう
になっている。
【0034】さらに、この整列テーブル40は、図7に
よく示されているように二枚のテーブル40b,40c
から構成され、図示下側のテーブル40bは補助コンベ
ア30に支持されたテーブル40cの上面側へ二つに折
り畳み可能に支持されている。折り畳めば荷台幅方向に
コンパクトに収容され、図示するように開けば荷台50
の幅方向ほぼ一杯に展開される。また、両テーブル40
b,40cの先端には、同先端に沿ってそれぞれ二本づ
つ長尺のローラー40dが同軸に取付けられているた
め、荷物Wをこの整列テーブル40上から軽い力で押し
出せるようになっている。
【0035】次に、フレーム20の前部には作業者が乗
るための作業台45が設けられている。この作業台45
は、油圧シリンダを駆動源とするパンタグラフ型式のリ
フト装置により上下方向に平行移動する構成のものであ
るが、従来より公知のものであるので説明は省略する。
なお、この作業台45も荷台50の幅方向に二つに折り
畳んでコンパクトに収容できるようになっている。図8
に示すようにこの作業台45に作業者が乗って上下に移
動しつつ上記補助コンベア30を上下に移動させること
で、荷台50の高さ方向一杯に荷物Wを積み込むことが
でき、高い位置に荷物Wを積み上げる時であっても作業
者は背伸びをして無理な姿勢で荷物Wを持ち上げる必要
はない。
【0036】その他、この積み込み補助装置3には、上
記各油圧シリンダ(22b,25,26,42等)の油
圧源としての油圧ユニット46、あるいは操作盤47、
電気コードリール48等が搭載されている。操作盤47
は、図8に示すように作業台45に取付けられて、この
作業台45とともに上下方向に移動する。電気コードリ
ール48は、積み込み補助装置3の前進時にはフリーに
なって電気コードは引き出されるが、積み込み補助装置
3の後退時には内蔵されたモータ駆動により積極的に電
気コードを巻取る構造となっている。
【0037】本例のトラックローダー1は以上のように
構成されたものであり、このトラックローダー1によれ
ば実際の積み込み作業が以下のようにして行われる。先
ず、トラックローダー1は、メインコンベア2が最短に
縮小されて積み込み補助装置3がベース4上に位置した
待機状態にあり、この状態でトラックが後退して荷台5
0の後面積み込み口がプラットホーム51に近づけられ
る。この時、トラックローダー1が、トラック荷台50
の右側の側壁50a寄りに位置することとなるようにト
ラックを停止させる。なお、この待機状態において、ベ
ース4の先端に設けられた渡り板8は、図3において実
線で示したように最も上方に回動した状態としておく。
【0038】トラックが所定の位置に停止されたなら
ば、作業者は渡り板8を下方に回動させて荷台50の床
50bの後端部に掛け渡し、然る後、トラックローダー
1をベース4ごと右方へ移動させて渡り板8を上記右側
の側壁50aに押し当てた状態とする。この状態とした
後、シリンダ4dが突き出されてパッド4cがプラット
ホーム51に押し当てられ、これにより後輪4bがプラ
ットホーム51から浮き上がる。これとともに、シリン
ダ6が突出し方向に作動されてキャスタ付きアーム7が
下方に揺動され、これによりその先端のキャスタ7aが
プラットホーム51に押し付けられる。すると、ベース
4は図4に示すように上記パッド4cの支持部を支点と
して前部が上方へ持ち上がる方向に傾動される。シリン
ダ6はストロークエンドまで突き出され、これによりベ
ース4は最も大きな角度で上方へ傾動した状態とされ
る。この状態において、渡り板8の傾斜角度が適度に緩
やかでない場合には、シリンダ6のストロークを調整し
てベース4の傾斜角度を調整し、これにより渡り板8の
傾斜角度を、積み込み補助装置3がスムーズに渡ること
ができる程度に緩やかな角度に調整しておく。
【0039】以上のようにして当該トラックローダー1
が荷台50の右寄りに位置されて、渡り板8が掛け渡さ
れた後、メインコンベア2を伸長させる。すると、積み
込み補助装置3がメインコンベア2の伸長力により押さ
れて前進する。この際に、積み込み補助装置3は、ベー
ス4の下面に取付けられたガイドホイール27,27が
ベース4の上面に設けられたガイド溝4eに案内される
ので、各車輪22が首振り自在に支持され、かつ積み込
み補助装置3の中心線C3 とメインコンベア2の中心線
C2 がずれているにも拘わらず積み込み補助装置3は直
進する。
【0040】積み込み補助装置3が渡り板8を経て荷台
50の後部に入り込む過程において、積み込み補助装置
3の前部が入り込んだ時点で先ずシリンダ25が突出し
方向に作動されて前側のサイドアーム23が側方へ突き
出され、これによりその先端のローラー23aが右側の
側壁50aに押し当てられる。積み込み補助装置3がさ
らに前進して荷台50の後部に完全に入り込んだなら
ば、次にシリンダ26が突出し方向に作動されて後ろ側
のサイドアーム24が側方へ突き出され、これにより後
ろ側のローラー24aも右側の側壁50aに押し当てら
れる。また、これとともに、シリンダ22bを突出し方
向に作動させて右側の前後輪22,22の向きを右側に
振る。この状態でメインコンベア2の伸長をさらに続行
すると、積み込み補助装置3の中心線C3 がメインコン
ベア2の中心線C2 に対して右側にずれており、しかも
右側の前後輪22,22が右に振られているので当該積
み込み補助装置3は右側の旋回力を受けるのであるが、
両サイドアーム23,24が突き出されて側壁50aと
の間で突っ張り作用をなしているため、結果的に積み込
み補助装置3は旋回できず、かつこの側壁50aから離
れることなく同側壁50a伝いに直進する。
【0041】このようにして積み込み補助装置3が側壁
50a伝いに直進して、荷台50の最奥部の積み込み位
置に至った時点でメインコンベア2の伸長動作を停止さ
せ、然る後、メインコンベア2、据え付け型のコンベア
10および当該積み込み補助装置3に搭載された補助コ
ンベア30が起動されて荷物Wの荷台50内への搬入が
開始される。
【0042】各コンベア10,2,30を経て後方から
荷台50内に搬入された荷物W〜Wは、ガイドバー1
5,15によって一列に整列された状態で当該積み込み
補助装置3の補助コンベア30上に搬入される。一方、
この時点で整列テーブル40および作業台45を左方に
展開しておくとともに、最も低い位置に位置させてお
く。作業者は作業台45に乗って、補助コンベア30上
を搬送されてきた荷物Wを整列テーブル40上に順次移
し、この整列テーブル40上に例えば五個の荷物W〜W
を荷台50の幅方向に整列させる。五個整列したなら
ば、これらを前方に押し出して荷台50の床50b上に
積み込む。以上で、先ず最奥部の一段目の積み込みが完
了する。次に、補助コンベア30を上方に移動させて整
列テーブル40を荷物一個分に相当する高さだけ上昇さ
せた後、上記と同様にして整列テーブル40上に五個の
荷物W〜Wを幅方向に整列し、これをそのまま前方に押
し出して二段目の荷物W〜Wを上記一段目の荷物W〜W
の上に積み上げる。以上の操作を繰り返して、荷台50
の幅方向五個の荷物W〜Wを上下に四段積み上げること
により、先ずこの最奥部において高さ一杯に荷物が積み
込まれる。なお、例えば三段目、四段目といったように
比較的高い部位に荷物W〜Wを積み上げる際には作業台
45を適度に上昇させることにより、作業者は背伸びを
する等無理な姿勢をとることなく最も楽な姿勢で積み込
み作業を行うことができる。
【0043】こうして最奥部の積み込みが完了した後、
メインコンベア2を荷物一個分に相当する距離だけ縮小
させて積み込み補助装置3を同距離だけ後退させる。こ
の際、整列テーブル40および作業台45は最も低い位
置に戻しておく。
【0044】上記距離だけ後退した位置で再度同じ操作
を繰り返すことにより、最奥部の一つ手前に幅方向五個
に整列された荷物W〜Wが上下に五段に積み上げられ
る。以上のように、荷物一個分に相当する高さだけ整列
テーブル40および作業台45を上昇させる度に整列テ
ーブル40上に整列した五個の荷物W〜Wを押し出して
積み上げ、これが完了する度に荷物一個分に相当する距
離だけ積み込み補助装置を後退させて同じ操作を繰り返
すことにより、荷台50のスペース一杯に多数の荷物W
が積み込まれる。
【0045】ここで、荷物Wの積み込み量が増えるとそ
の重量により荷台50は徐々に沈み込むので、床50b
とプラットホーム51との間の段差は変化し、従って渡
り板8の傾斜角度が変化していく。渡り板8の傾斜角度
が緩やかになる方向に変化する場合は問題ないのである
が、傾斜角度が急になる方向に変化する場合には、その
ままでは積み込み補助装置3がスムーズにベース4上に
戻る際の障害となる。そこで、この場合にはシリンダ6
を引込み方向に作動してキャスタ付きアーム7を引込
み、これによりベース4の傾斜角度を、渡り板の傾斜角
度8が緩やかになるように調整する。
【0046】さて、全ての荷物Wの積み込みが完了した
ならば、作業者は作業台45から降りて作業を終える一
方、メインコンベア2は最短にまで縮小して積み込み補
助装置3をベース4上の待機位置に戻す。ここで、上記
したように渡り板8は荷台50の床50bの沈み込みに
も拘わらず、常に緩やかな傾斜に保たれているので、積
み込み補助装置3はこの渡り板8を経てスムーズにベー
ス4上に戻される。また、ベース4上に戻る際には、図
9に示すようにガイドホイール27,27がベース4に
設けられたガイド溝4eに案内されるので積み込み補助
装置3は真っ直ぐに後退して所定の待機位置に戻され
る。
【0047】以上のようなトラックローダー1によれ
ば、作業者は積み込み位置において適数個の荷物W〜W
を整列した後前方に押し出すだけでよく、また、積み込
むべき荷物Wは各コンベア10,2,30を経て次々と
作業者の手元まで搬送されてくるので従来のように積み
込み位置とフォークリフトとの間を何度も往復する必要
はなく、非常に効率よくかつ楽に積み込み作業を行うこ
とができる。しかも、作業者は作業台45により荷台5
0内を上下方向に移動できるので高い所に荷物Wを積み
込む場合であっても従来のように背伸びをする等無理な
姿勢をとる必要はなく、この点でも作業者は楽に作業で
きる。
【0048】また、積み込み補助装置3とメインコンベ
ア2は連結部11を介して連結され、この連結部11は
積み込み補助装置3のメインコンベア2に対する上下お
よび左右方向の位置ズレについて一定の範囲で自由度を
有するので、トラックの荷台50が待機状態にあるトラ
ックローダー1に対して多少斜めに停止された場合等で
あっても、メインコンベア2に無理な力を加えることな
く積み込み補助装置3を荷台50の右側壁50a伝いに
スムーズに移動させることができる。
【0049】さらに、荷台50の後部に掛け渡された渡
り板8の傾斜角度は、シリンダ6の突出し量すなわちベ
ース4の傾斜角度を調整することにより、積み込み補助
装置3がベース4上と荷台50との間を移動する際にス
ムーズに移動できるよう調整されるので、荷物Wの積み
込みが完了して荷台50が沈み込み、これにより荷台5
0の床50bとプラットホーム51との間の段差が変化
しても積み込み補助装置3はスムーズにベース4上に戻
される。
【0050】また、整列テーブル40および作業台45
はほぼ半分の面積に折畳可能であるので、使用しない場
合にはコンパクトに収納できる等、従来の大がかりな積
み込み装置に比して簡易かつ小型であり、従って低コス
トで導入できるばかりでなく、比較的狭いスペースにも
設置できる利点を有する。
【0051】さらに、メインコンベア2の伸縮に伴って
積み込み補助装置3は確実に荷台50の側壁50a伝い
に移動するので、トラックの荷台50の中心線とメイン
コンベア2の中心線C2 が正確に平行である必要はな
く、従ってトラックの停止位置は一定の範囲で大まかで
あればよい。
【0052】なお、以上説明した実施例では、渡り板8
はベース4に対して単に上下方向に回動可能に支持した
だけの構成を例示したが、以下のようにすることも可能
である。すなわち、図10および図11に示すように渡
り板8の支持ブラケット61とベース4の支持ブラケッ
ト62は支点63を介してピン結合し、この支点63を
中心にして渡り板8を上下方向に回動可能に支持すると
ともに、渡り板8がベース4に対してほぼ面一の状態と
なった時点で支持ブラケット61と支持ブラケット62
との間にピン60を抜き差し可能に設けた構成とする。
ピン61は、支持ブラケット62に取り付けたブラケッ
ト64に軸方向移動可能に支持し、かつ圧縮コイルバネ
65を介装して差込み側に付勢された状態とする。
【0053】この構成によれば、作業者がピン60を圧
縮コイルバネ65に抗して抜き方向に移動させた状態と
すれば渡り板8は上下方向に自由に回動できる状態とな
り、作業者がピン60から指を離せばこのピン60は圧
縮コイルバネ65により差込み方向に付勢され、従って
渡り板8がベース4に対してほぼ水平状態となるとこの
ピン60は支持ブラケット61に差し込まれ、これによ
り渡り板8はベース4に対して水平状態にロックされ
る。このロック状態で渡り板8を荷台50の床50bの
後部に単に載せ掛けた状態としておけば、積載量の増加
に伴って荷台50が沈み込むと渡り板8はベース4と一
体となって下方に移動され、従ってその傾斜角度が緩や
かになっていくので、上記例示したキャスタ付きアーム
7すなわちシリンダ6のストロークを調整してベース4
の傾斜角度を積極的に調整する制御が不要になる。この
ことから、特にシリンダ6の制御を簡単にした上で、積
み込み補助装置3の荷台50からベース4上へのスムー
ズな移動を確保することができる。
【0054】また、上記実施例ではトラックローダー1
を用いて荷物Wを積み込む場合を説明したが、例示した
トラックローダー1は逆に積み込まれた荷物W〜Wを荷
台50から積み下ろす場合にアンローダーとしても用い
ることができる。この場合には、整列テーブル40は特
に用いられず、作業者は作業台45に乗って上下動しつ
つ高い部位あるいは床に近い低い部位に積み込まれた荷
物Wを次々にローラーコンベア30上に載せていけば荷
物Wはコンベア2、10を経て荷台50から搬出され、
これを荷台50の入り口部から奥部に至って積み込み補
助装置3を前進させながら繰り返すことにより荷台50
内の荷物Wを全て積み下ろすことができる。なお、この
場合各コンベア30、2、10の搬送方向が前記積み込
みの場合とは反対になるようその駆動方向を逆転させる
ことは勿論である。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、作業者は
従来のように荷物の積み込み位置とフォークリフトとの
間を何度も往復する必要はないので、積み込み作業を楽
に行うことができる。また、作業台を昇降させることに
より作業者は背伸びをする等無理な姿勢をとることなく
高い所にも荷物を楽に積み上げることができる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えてより一層効率よく荷物
の積み込み作業を行うことができる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明による効果に加えて積み込み補助
装置の、ベースと荷台との間の移動がスムーズに行われ
る。これは、荷物の積み込み量が増えるに従って荷台が
徐々に低くなっていく場合に特に有効である。
【0058】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1、2または3記載の発明による効果に加えてメインコ
ンベアに無理な力を加えることなく積み込み補助装置を
スムーズに移動させることができる。
【0059】請求項5記載の構成によれば、上記請求項
1ないし4のうちいずれか記載の発明による効果に加え
て積み込み補助装置を確実にトラック荷台の側壁伝いに
移動させることができるので、作業者は常に一定の位置
から荷物を効率よく積み込むことができるとともに、ト
ラックの停止位置はある程度大まかであればよいので停
止位置の修正に手間取ることなく素早く積み込み作業を
開始することができるようになる。
【0060】請求項6記載の発明によれば、積み込み作
業と同様荷物の荷物積み下ろし作業を効率よく楽に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関し、トラックローダーの、
積み込み補助装置が荷台の奥部に至った状態における側
面図である。
【図2】同じく、積み込み補助装置が荷台の奥部に至っ
た状態におけるトラックローダーの平面図である。
【図3】積み込み補助装置が待機状態におけるトラック
ローダーの側面図であり、ベースが傾動していない状態
を示す。
【図4】積み込み補助装置が待機状態におけるトラック
ローダーの側面図であり、ベースが傾動した状態を示
す。
【図5】連結部の側面図である。
【図6】連結部の平面図である。
【図7】荷台の奥部に至った状態における積み込み補助
装置の平面図である。
【図8】同じく、荷台の奥部に至った状態における積み
込み補助装置の側面図であって、積み込み作業中の様子
を示す。
【図9】図8のA矢視図であり、ガイドホイールの取付
け状態を示す。
【図10】渡り板の支持構造の別例を示す側面図であ
る。
【図11】同じく、渡り板の支持構造の別例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1…トラックローダー 2…メインコンベア 3…積み込み補助装置 4…ベース 7…キャスタ付きアーム、 8…渡り板 11…連結部、11a…縦ホイール 12…連結ブラケット、12a…横ホイール 15…ガイドバー 23,24…サイドアーム 27…ガイドホイール 30…補助コンベア、30b…支点 40…整列テーブル 41…リンクバー 45…作業台 46…油圧ユニット、47…操作盤、48…電気コード
リール 50…荷台、50a…側壁 51…プラットホーム W…荷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−87464(JP,A) 特開 平4−28626(JP,A) 特開 昭63−225032(JP,A) 実開 平3−105132(JP,U) 特公 昭47−13941(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック荷台の後方から奥部に至って伸
    縮可能なメインコンベアと、このメインコンベアの先端
    に装備され、このメインコンベアの伸縮動作に伴って前
    記荷台の後方と奥部との間を移動する積み込み補助装置
    と、この積み込み補助装置に設けられ、作業者を乗せて
    昇降動する作業台と、前記積み込み補助装置に設けら
    れ、前記メインコンベア側の後端部を支点として上下に
    傾動可能であるとともに、前記メインコンベアを経て搬
    送された荷物を作業者の手元まで搬送する補助コンベア
    とを備えたトラックローダーであって、前記積み込み補助装置は、進行方向一方の側部に水平方
    向に張り出すサイドアームを備え、該サイドアームを水
    平方向に張り出してその先端部に取付けられたローラー
    を前記一方の側部に対向する荷台の側壁に押し当てて転
    動させつつ、前記メインコンベアの伸縮動作により前記
    側壁側へ旋回する力を受けることで、当該積み込み補助
    装置が前記側壁伝いに移動する構成 としたことを特徴と
    するトラックローダー。
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