JP2728521B2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JP2728521B2 JP2728521B2 JP1268904A JP26890489A JP2728521B2 JP 2728521 B2 JP2728521 B2 JP 2728521B2 JP 1268904 A JP1268904 A JP 1268904A JP 26890489 A JP26890489 A JP 26890489A JP 2728521 B2 JP2728521 B2 JP 2728521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- switching transistor
- voltage
- power supply
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電源回路における回路内フライホイールダイ
オード開放時にスイッチングトランジスタが発熱，劣化
および破壊することを防止する回路に関する。
オード開放時にスイッチングトランジスタが発熱，劣化
および破壊することを防止する回路に関する。
回路内素子開放という異常動作を保護する回路例は無
いが、同じ保護回路としては特開昭55−61827号が挙げ
られる。従来のスイッチング電源回路には、回路内素子
開放時の回路内素子の発熱，劣化および破壊についての
考慮がされていなかった。
いが、同じ保護回路としては特開昭55−61827号が挙げ
られる。従来のスイッチング電源回路には、回路内素子
開放時の回路内素子の発熱，劣化および破壊についての
考慮がされていなかった。
従来回路は回路内素子開放時の回路内素子の発熱，劣
化および破壊の点について配慮されていなかった。
化および破壊の点について配慮されていなかった。
本発明の目的は、回路内素子開放時に回路内素子が破
壊することを防止することにある。
壊することを防止することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る電源回路は、
スイッチングトランジスタ（２）のエミッタ側に直流電
源（１）が接続され、コレクタ側にフライホールダイオ
ード（６）のカソードが接続され、該コレクタ側から平
滑された出力を得るようにした電源回路において、 上記フライホールダイオード（６）の開放状態におい
て上記スイッチングトランジスタ（２）のコレクタの過
電圧を検出し、該スイッチングトランジスタ（２）のベ
ース電圧を上昇させてベース電流を遮断し、該スイッチ
ングトランジスタ（６）のスイッチング動作を停止させ
るようにした構成の保護回路（10）を備え、該保護回路
（10）は、上記スイッチングトランジスタ（２）とフラ
イホールダイオード（６）との接続点に接続された整流
回路（４）と、該整流回路（４）の整流電圧と上記平滑
された出力の電圧とを比較する比較回路（５）と、該比
較回路（５）の出力により上記スイッチングトランジス
タ（２）のベース電圧を制御するスイッチング制御回路
（３）とを備え、上記整流回路（４）と上記比較回路
（５）で上記コレクタの過電圧を検出して上記スイッチ
ング制御回路（３）を作動させる構成であることを特徴
とするものである。
スイッチングトランジスタ（２）のエミッタ側に直流電
源（１）が接続され、コレクタ側にフライホールダイオ
ード（６）のカソードが接続され、該コレクタ側から平
滑された出力を得るようにした電源回路において、 上記フライホールダイオード（６）の開放状態におい
て上記スイッチングトランジスタ（２）のコレクタの過
電圧を検出し、該スイッチングトランジスタ（２）のベ
ース電圧を上昇させてベース電流を遮断し、該スイッチ
ングトランジスタ（６）のスイッチング動作を停止させ
るようにした構成の保護回路（10）を備え、該保護回路
（10）は、上記スイッチングトランジスタ（２）とフラ
イホールダイオード（６）との接続点に接続された整流
回路（４）と、該整流回路（４）の整流電圧と上記平滑
された出力の電圧とを比較する比較回路（５）と、該比
較回路（５）の出力により上記スイッチングトランジス
タ（２）のベース電圧を制御するスイッチング制御回路
（３）とを備え、上記整流回路（４）と上記比較回路
（５）で上記コレクタの過電圧を検出して上記スイッチ
ング制御回路（３）を作動させる構成であることを特徴
とするものである。
フライホイールダイオードが開放すると整流回路がス
イッチングトランジスタのコレクタ電圧波形を整流し、
出力電圧とこの整流された電圧を比較回路が比較するこ
とによってこれを検出し、スイッチング制御回路に伝え
る。これにより制御回路はスイッチングトランジスタの
動作を止めるので、回路内素子が発熱および破壊するこ
とがない。
イッチングトランジスタのコレクタ電圧波形を整流し、
出力電圧とこの整流された電圧を比較回路が比較するこ
とによってこれを検出し、スイッチング制御回路に伝え
る。これにより制御回路はスイッチングトランジスタの
動作を止めるので、回路内素子が発熱および破壊するこ
とがない。
第１図は本発明のブロック図例である。第１図におい
て本電源回路は通常負荷回路を駆動するのに適した電圧
を供給している。しかし異常動作としてフライホイール
ダイオード６が開放したときはスイッチングトランジス
タ２のエミッタ−コレクタ間に過電圧がかかり、スイッ
チングトランジスタ２が発熱，劣化および破壊する。こ
れを防止するため保護回路10を追加した。保護回路10は
スイッチングトランジスタ２のコレクタ電圧波形を整流
回路４で整流し、この電圧と出力電圧とを比較回路５で
比較することによってフライホイールダイオード６が開
放であるか否かを検知し、開放であればスイッチング制
御回路３がスイッチングトランジスタ２の動作を止める
という回路である。
て本電源回路は通常負荷回路を駆動するのに適した電圧
を供給している。しかし異常動作としてフライホイール
ダイオード６が開放したときはスイッチングトランジス
タ２のエミッタ−コレクタ間に過電圧がかかり、スイッ
チングトランジスタ２が発熱，劣化および破壊する。こ
れを防止するため保護回路10を追加した。保護回路10は
スイッチングトランジスタ２のコレクタ電圧波形を整流
回路４で整流し、この電圧と出力電圧とを比較回路５で
比較することによってフライホイールダイオード６が開
放であるか否かを検知し、開放であればスイッチング制
御回路３がスイッチングトランジスタ２の動作を止める
という回路である。
第２図は正常動作時の第３図はフライホイールダイオ
ードが開放したときのスイッチングトランジスタのコレ
クタ電圧波形である。
ードが開放したときのスイッチングトランジスタのコレ
クタ電圧波形である。
第４図は本発明の一実施例である。第４図において本
電源回路は通常基準電圧34と抵抗35と抵抗36により決め
られた負荷回路を駆動するのに適した電圧を外部直流電
源の電圧からスイッチングトランジスタ２とそのドライ
ブを安定化させるための回路11とコンパレータ33とフラ
イホールダイオード６とチョークコイル７と電解コンデ
ンサ８により出力する。ここで前記ドライブ安定化回路
11はNPNトランジスタ31と抵抗28とツェナーダイオード2
9と電解コンデンサ30から成り、抵抗32にかかる電圧を
安定化させることによってスイッチングトランジスタ２
のベース電流を一定に保ち、スイッチングトランジスタ
のドライブを安定させる回路である。
電源回路は通常基準電圧34と抵抗35と抵抗36により決め
られた負荷回路を駆動するのに適した電圧を外部直流電
源の電圧からスイッチングトランジスタ２とそのドライ
ブを安定化させるための回路11とコンパレータ33とフラ
イホールダイオード６とチョークコイル７と電解コンデ
ンサ８により出力する。ここで前記ドライブ安定化回路
11はNPNトランジスタ31と抵抗28とツェナーダイオード2
9と電解コンデンサ30から成り、抵抗32にかかる電圧を
安定化させることによってスイッチングトランジスタ２
のベース電流を一定に保ち、スイッチングトランジスタ
のドライブを安定させる回路である。
また保護回路10は整流回路４と比較回路５とスイッチ
ング制御回路３より成り、フライホールダイオード６が
開放することによって発生したスイッチングトランジス
タ２のコレクタの過電圧をダイオード12と電解コンデン
サ14で整流し、この電圧と出力電圧との差によってツェ
ナーダイオード16がオンする。これによりNPNトランジ
スタ21のベースにマイナス電圧がかかるためオフする。
次にNPNトランジスタ26はベースに外部直流電源電圧を
抵抗23,抵抗24,抵抗25より分割された電圧がかるためオ
ンする。するとこのコレクタ電圧がほぼOVとなるためNP
Nトランジスタ31がオフし、スイッチングトランジスタ
２は動作しなくなる。
ング制御回路３より成り、フライホールダイオード６が
開放することによって発生したスイッチングトランジス
タ２のコレクタの過電圧をダイオード12と電解コンデン
サ14で整流し、この電圧と出力電圧との差によってツェ
ナーダイオード16がオンする。これによりNPNトランジ
スタ21のベースにマイナス電圧がかかるためオフする。
次にNPNトランジスタ26はベースに外部直流電源電圧を
抵抗23,抵抗24,抵抗25より分割された電圧がかるためオ
ンする。するとこのコレクタ電圧がほぼOVとなるためNP
Nトランジスタ31がオフし、スイッチングトランジスタ
２は動作しなくなる。
また本回路は負荷短絡保護も兼ねており、負荷電圧が
下がるとNPNトランジスタ21がオフし、NPNトランジスタ
がオンし、NPNトランジスタ26がオンし、NPNトランジス
タ31がオフし、スイッチングトランジスタ２がオフす
る。このとき抵抗17を15KΩ，抵抗19を4.7KΩ，抵抗20
を10KΩ,NPNトランジスタ21のベース電圧を0.7Vとする
と次式より負荷回路が2.1V以下のときに短絡保護回路が
作動する。
下がるとNPNトランジスタ21がオフし、NPNトランジスタ
がオンし、NPNトランジスタ26がオンし、NPNトランジス
タ31がオフし、スイッチングトランジスタ２がオフす
る。このとき抵抗17を15KΩ，抵抗19を4.7KΩ，抵抗20
を10KΩ,NPNトランジスタ21のベース電圧を0.7Vとする
と次式より負荷回路が2.1V以下のときに短絡保護回路が
作動する。
V0＝（R1＋R2＋R3）×VB÷３＝2.1V VO……出力電圧,R1……抵抗17,R2……抵抗19, R3……抵抗20,VB……NPNトランジスタ21のベース電
圧。
圧。
以上述べたように本発明によれば、回路内フライホイ
ールダイオードが開放した場合に対して回路を保護する
ことができる。
ールダイオードが開放した場合に対して回路を保護する
ことができる。
第１図は本発明による開放保護回路を備えた電源回路の
ブロック図で、第２図は正常動作時のスイッチングトラ
ンジスタのコレクタ電圧波形図で、第３図はフライホイ
ールダイオードが開放してしまったときのスイッチング
トランジスタのコレクタ電圧波形で、第４図は本発明に
よる開放保護回路を備えた電源回路の一実施例に負荷短
絡保護回路を付加したもののブロック図である。 １……外部直流電源、 ２……スイッチングトランジスタ、 ３……スイッチング制御回路、 ４……整流回路、５……比較回路、 ６……フライホイールダイオード、 ７……チョークコイル、８……電解コンデンサ、 ９……負荷回路、10……保護回路、 11……ドライブ安定化回路、 12……ダイオード、13……抵抗、 14……電解コンデンサ、15……抵抗、 16……ツェナーダイオード、 17……抵抗、18……ダイオード、 19……抵抗、20……抵抗、 21……NPNトランジスタ、 22……電解コンデンサ、23……抵抗、 24……抵抗、25……抵抗、 26……NPNトランジスタ、 27……抵抗、28……抵抗、 29……ツェナーダイオード、 30……電解コンデンサ、31……NPNトランジスタ、 32……抵抗、33……コンパレータ、 34……基準電圧、35……抵抗、 36……抵抗。
ブロック図で、第２図は正常動作時のスイッチングトラ
ンジスタのコレクタ電圧波形図で、第３図はフライホイ
ールダイオードが開放してしまったときのスイッチング
トランジスタのコレクタ電圧波形で、第４図は本発明に
よる開放保護回路を備えた電源回路の一実施例に負荷短
絡保護回路を付加したもののブロック図である。 １……外部直流電源、 ２……スイッチングトランジスタ、 ３……スイッチング制御回路、 ４……整流回路、５……比較回路、 ６……フライホイールダイオード、 ７……チョークコイル、８……電解コンデンサ、 ９……負荷回路、10……保護回路、 11……ドライブ安定化回路、 12……ダイオード、13……抵抗、 14……電解コンデンサ、15……抵抗、 16……ツェナーダイオード、 17……抵抗、18……ダイオード、 19……抵抗、20……抵抗、 21……NPNトランジスタ、 22……電解コンデンサ、23……抵抗、 24……抵抗、25……抵抗、 26……NPNトランジスタ、 27……抵抗、28……抵抗、 29……ツェナーダイオード、 30……電解コンデンサ、31……NPNトランジスタ、 32……抵抗、33……コンパレータ、 34……基準電圧、35……抵抗、 36……抵抗。
Claims (1)
- 【請求項１】スイッチングトランジスタ（２）のエミッ
タ側に直流電源（１）が接続され、コレクタ側にフライ
ホールダイオード（６）のカソードが接続され、該コレ
クタ側から平滑された出力を得るようにした電源回路に
おいて、 上記フライホールダイオード（６）の開放状態において
上記スイッチングトランジスタ（２）のコレクタの過電
圧を検出し、該スイッチングトランジスタ（２）のベー
ス電圧を上昇させてベース電流を遮断し、該スイッチン
グトランジスタ（６）のスイッチング動作を停止させる
ようにした構成の保護回路（10）を備え、 該保護回路（10）は、上記スイッチングトランジスタ
（２）とフライホールダイオード（６）との接続点に接
続された整流回路（４）と、該整流回路（４）の整流電
圧と上記平滑された出力の電圧とを比較する比較回路
（５）と、該比較回路（５）の出力により上記スイッチ
ングトランジスタ（２）のベース電圧を制御するスイッ
チング制御回路（３）とを備え、上記整流回路（４）と
上記比較回路（５）で上記コレクタの過電圧を検出して
上記スイッチング制御回路（３）を作動させる構成であ
ることを特徴とする電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1268904A JP2728521B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1268904A JP2728521B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03135364A JPH03135364A (ja) | 1991-06-10 |
| JP2728521B2 true JP2728521B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17464887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1268904A Expired - Lifetime JP2728521B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728521B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6565368B2 (ja) * | 2015-06-22 | 2019-08-28 | セイコーエプソン株式会社 | 回路装置及び電子機器 |
| JP6592982B2 (ja) * | 2015-06-22 | 2019-10-23 | セイコーエプソン株式会社 | 回路装置及び電子機器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5966383U (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | 東光株式会社 | スイツチング電源装置 |
| JPS5975784U (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-23 | 東光株式会社 | スイツチング電源装置 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP1268904A patent/JP2728521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03135364A (ja) | 1991-06-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4213556B2 (ja) | 電子機器の回路が保護可能な電源供給装置 | |
| EP1811640A2 (en) | Overpower-protection circuit and power supply apparatus having the same | |
| JP2728521B2 (ja) | 電源装置 | |
| JPH0866021A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH08251915A (ja) | スイッチング・レギュレータ | |
| JPH0687654B2 (ja) | スイツチング電源回路 | |
| JPH0739349Y2 (ja) | 自励型コンバータの過電圧保護回路 | |
| JPS5837774B2 (ja) | インバ−タノカデンリユウホゴソウチ | |
| JPH0646195Y2 (ja) | 磁石式交流発電機の電圧調整器 | |
| JPH09285114A (ja) | 過電圧保護回路 | |
| JPH0537666Y2 (ja) | ||
| JPH06276734A (ja) | 過電流保護回路 | |
| JPS6227625B2 (ja) | ||
| JP2553784Y2 (ja) | リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路 | |
| KR0121874Y1 (ko) | 과전압 보호 회로 | |
| JP2522588Y2 (ja) | 過電流及び過電圧保護回路 | |
| JP2652286B2 (ja) | 自励式フライバックコンバータ | |
| JPH0564436A (ja) | 高圧電源装置 | |
| KR200145188Y1 (ko) | 전원장치의 입력전압 보호회로 | |
| JPH06233528A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JPH02114858A (ja) | 過電圧保護回路 | |
| JPS5838680Y2 (ja) | 水平偏向装置 | |
| JPH0646560A (ja) | スイッチング電源の電圧検出回路 | |
| JPH0678529A (ja) | 過電圧保護回路 | |
| KR910005871Y1 (ko) | 모니터의 씨알티 2중 보호회로 |