JP2553784Y2 - リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路 - Google Patents
リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路Info
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- JP2553784Y2 JP2553784Y2 JP1990056719U JP5671990U JP2553784Y2 JP 2553784 Y2 JP2553784 Y2 JP 2553784Y2 JP 1990056719 U JP1990056719 U JP 1990056719U JP 5671990 U JP5671990 U JP 5671990U JP 2553784 Y2 JP2553784 Y2 JP 2553784Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- overvoltage
- switching transistor
- circuit
- winding
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、リンギング・チョーク・コンバータの過電
圧保護回路に関する。
圧保護回路に関する。
〔従来の技術〕 従来のリンギング・チョーク・コンバータ（以下Ｒ・
Ｃ・Ｃと記す）の過電圧保護回路は、二次側の出力過電
圧を検出し、その検出信号を入力側（一次側）へ伝達
し、入力側において、入力電圧の遮断、あるは、出力垂
下機能の回路を設ける等の回路構成を有していた。
Ｃ・Ｃと記す）の過電圧保護回路は、二次側の出力過電
圧を検出し、その検出信号を入力側（一次側）へ伝達
し、入力側において、入力電圧の遮断、あるは、出力垂
下機能の回路を設ける等の回路構成を有していた。
上述した従来のＲ・Ｃ・Ｃの過電圧保護回路は、二次
側の出力過電圧を検出し、その検出信号を入力側（一次
側）へ伝達し、入力側において入力電圧の遮断、あるい
ば、出力垂下機能の回路を設ける等の回路構成となって
いるので、このために小型，低価格のＲ・Ｃ・Ｃに対し
て回路全体が複雑でコスト高となるという欠点がある。
側の出力過電圧を検出し、その検出信号を入力側（一次
側）へ伝達し、入力側において入力電圧の遮断、あるい
ば、出力垂下機能の回路を設ける等の回路構成となって
いるので、このために小型，低価格のＲ・Ｃ・Ｃに対し
て回路全体が複雑でコスト高となるという欠点がある。
本考案のＲ・Ｃ・Ｃの過電圧保護回路は、入力直流電
圧をトランスの一次巻線を介して矩形状波形の電流を発
生するメインスイッチングトランジスタと、前記トラン
スの一次側のベース巻線と、前記ベース巻線と前記メイ
ンスイッチングトランジスタのベース間に接続する第１
の抵抗と、前記メインスイッチングトランジスタのベー
スドライブ回路を構成する第２の抵抗，前記トランスの
一次側の補助巻線及び整流回路の第１のダイオード，第
１のコンデンサによって前記メインスイッチングトラン
ジスタに対するドライブ電圧を発生するドライブトラン
ジスタと、前記トランスの二次巻線によって発生する電
圧を整流して出力電圧を出力する第２のダイオード及び
第２のコンデンサとを有して構成しているリンギング・
チョーク・コンバータ内の過電圧保護回路において、前
記補助巻線からの第１のコンデンサによる電荷の蓄積過
電圧を検出する過電圧検出回路と、この過電圧検出回路
が予め定められた電圧以上の過電圧を検出すると前記メ
インスイッチトランジスタのベース・エミッタ間を短絡
するラッチ機能付スイッチとを有し、前記補助巻線から
の電圧の前記整流回路の前記第１のダイオード，前記第
１のコンデンサの出力電圧を前記過電圧検出回路による
検出によって前記メインスイッチングトランジスタのベ
ース電圧を制御する。
圧をトランスの一次巻線を介して矩形状波形の電流を発
生するメインスイッチングトランジスタと、前記トラン
スの一次側のベース巻線と、前記ベース巻線と前記メイ
ンスイッチングトランジスタのベース間に接続する第１
の抵抗と、前記メインスイッチングトランジスタのベー
スドライブ回路を構成する第２の抵抗，前記トランスの
一次側の補助巻線及び整流回路の第１のダイオード，第
１のコンデンサによって前記メインスイッチングトラン
ジスタに対するドライブ電圧を発生するドライブトラン
ジスタと、前記トランスの二次巻線によって発生する電
圧を整流して出力電圧を出力する第２のダイオード及び
第２のコンデンサとを有して構成しているリンギング・
チョーク・コンバータ内の過電圧保護回路において、前
記補助巻線からの第１のコンデンサによる電荷の蓄積過
電圧を検出する過電圧検出回路と、この過電圧検出回路
が予め定められた電圧以上の過電圧を検出すると前記メ
インスイッチトランジスタのベース・エミッタ間を短絡
するラッチ機能付スイッチとを有し、前記補助巻線から
の電圧の前記整流回路の前記第１のダイオード，前記第
１のコンデンサの出力電圧を前記過電圧検出回路による
検出によって前記メインスイッチングトランジスタのベ
ース電圧を制御する。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例が適用されているＲ・Ｃ・
Ｃの回路図である。
Ｃの回路図である。
第１図において、本適用例は入力直流電圧をトランス
10の一次巻線11を介して矩形状波形の電流を発生するメ
インスイッチングトランジスタ２と、トランス10の一次
側のベース巻線12と、抵抗４と、メインスイッチングト
ランジスタ２のベースドライブ回路を構成する抵抗5,補
助巻線13及び整流回路のダイオード8,コンデンサ７によ
ってメインスイッチングトランジスタ２に対するドライ
ブ電圧を発生するドライブトランジスタ６と、補助巻線
13からの電圧の整流回路のダイオード8,コンデンサ７の
出力電圧の検出によってメインスイッチングトランジス
タ２のベース電圧を制御する本考案の一実施例の過電圧
保護回路20と、トランス10の二次巻線14によって発生す
る電圧を整流して出力電圧を出力するダイオード９及び
コンデンサ17とを有して構成している。
10の一次巻線11を介して矩形状波形の電流を発生するメ
インスイッチングトランジスタ２と、トランス10の一次
側のベース巻線12と、抵抗４と、メインスイッチングト
ランジスタ２のベースドライブ回路を構成する抵抗5,補
助巻線13及び整流回路のダイオード8,コンデンサ７によ
ってメインスイッチングトランジスタ２に対するドライ
ブ電圧を発生するドライブトランジスタ６と、補助巻線
13からの電圧の整流回路のダイオード8,コンデンサ７の
出力電圧の検出によってメインスイッチングトランジス
タ２のベース電圧を制御する本考案の一実施例の過電圧
保護回路20と、トランス10の二次巻線14によって発生す
る電圧を整流して出力電圧を出力するダイオード９及び
コンデンサ17とを有して構成している。
本実施例の過電圧保護回路20は補助巻線13からの電荷
の蓄積過電圧を検出する過電圧検出回路16と、この過電
圧検出回路16が予め定められた電圧以上の過電圧を検出
するとメインスイッチトランジスタ２のベースを駆動す
るラッチ機能付スイッチ15とを有して構成している。
の蓄積過電圧を検出する過電圧検出回路16と、この過電
圧検出回路16が予め定められた電圧以上の過電圧を検出
するとメインスイッチトランジスタ２のベースを駆動す
るラッチ機能付スイッチ15とを有して構成している。
次に、本適用例の過電圧保護動作について説明する。
コンデンサ７に電圧が印加されるのはメインスイッチ
ングトランジスタ２がオフしているときであり、このと
き、出力電圧であるコンデンサ17の両端電圧とベースド
ライブ回路内のコンデンサ７の両端電圧は、トランス10
の２次巻線14と補助巻線13との巻数比に応じて比例関係
にあり、コンデンサ７の電圧を検出することによって、
間接的に出力電圧を検出することが可能である。
ングトランジスタ２がオフしているときであり、このと
き、出力電圧であるコンデンサ17の両端電圧とベースド
ライブ回路内のコンデンサ７の両端電圧は、トランス10
の２次巻線14と補助巻線13との巻数比に応じて比例関係
にあり、コンデンサ７の電圧を検出することによって、
間接的に出力電圧を検出することが可能である。
今、例えば制御回路３の故障によって二次巻線14の出
力電圧に過電圧が発生したとすると、コンデンサ７の両
端電圧も上昇する。これを過電圧検出回路16が検出し、
ラッチ機能付スイッチ15に信号を送ることによって作動
させ、ベース巻線12からメインスイッチングトランジス
タ２のベースに入っていたベース電流を奪うことによっ
てメインスイッチングトランジスタ２をオフに導き、出
力過電圧が発生することを阻止する。
力電圧に過電圧が発生したとすると、コンデンサ７の両
端電圧も上昇する。これを過電圧検出回路16が検出し、
ラッチ機能付スイッチ15に信号を送ることによって作動
させ、ベース巻線12からメインスイッチングトランジス
タ２のベースに入っていたベース電流を奪うことによっ
てメインスイッチングトランジスタ２をオフに導き、出
力過電圧が発生することを阻止する。
以上説明したように本考案は、リンギング・チョーク
・コンバータのメインスイッチングトランジスタのベー
スドライブ回路内のメインスイッチングトランジスタに
対するベースドライブ用の電荷を蓄積するコンデンサの
両端の予め設定された以上の電圧を検出する過電圧検出
回路と、この過電圧検出回路の電圧の検出によって、メ
インスイッチングトランジスタをオフさせるスイッチと
を有して、入力電圧上昇に伴う消費電力の急増を抑制す
るためのベースドライブ回路にわずかな部品を追加する
だけで、電源回路の一次側に構成することができるの
で、一次，二次の絶縁を考える必要はなく、回路基板の
パターン設計上も有利であり、特に、従来のような各出
力に過電圧保護回路を設けることをなくすことができる
効果を有する。
・コンバータのメインスイッチングトランジスタのベー
スドライブ回路内のメインスイッチングトランジスタに
対するベースドライブ用の電荷を蓄積するコンデンサの
両端の予め設定された以上の電圧を検出する過電圧検出
回路と、この過電圧検出回路の電圧の検出によって、メ
インスイッチングトランジスタをオフさせるスイッチと
を有して、入力電圧上昇に伴う消費電力の急増を抑制す
るためのベースドライブ回路にわずかな部品を追加する
だけで、電源回路の一次側に構成することができるの
で、一次，二次の絶縁を考える必要はなく、回路基板の
パターン設計上も有利であり、特に、従来のような各出
力に過電圧保護回路を設けることをなくすことができる
効果を有する。
第１図は本考案の一実施例が適用されているリンギング
・チョーク・コンバータの回路図である。 １……起動抵抗、２……メインスイッチングトランジス
タ、３……制御回路、４……ベース抵抗、５……抵抗、
６……ドライブトランジスタ、７……コンデンサ、８…
…ダイオード、９……ダイオード、10……トランス、11
……一次巻線、12……ベース巻線、13……補助巻線、14
……二次巻線、15……ラッチ機能付スイッチ、16……過
電圧検出回路、17……コンデンサ、20……過電圧保護回
路。
・チョーク・コンバータの回路図である。 １……起動抵抗、２……メインスイッチングトランジス
タ、３……制御回路、４……ベース抵抗、５……抵抗、
６……ドライブトランジスタ、７……コンデンサ、８…
…ダイオード、９……ダイオード、10……トランス、11
……一次巻線、12……ベース巻線、13……補助巻線、14
……二次巻線、15……ラッチ機能付スイッチ、16……過
電圧検出回路、17……コンデンサ、20……過電圧保護回
路。
Claims (1)
- 【請求項１】入力直流電圧をトランスの一次巻線を介し
て矩形状波形の電流を発生するメインスイッチングトラ
ンジスタと、前記トランスの一次側のベース巻線と、前
記ベース巻線と前記メインスイッチングトランジスタの
ベース間に接続する第１の抵抗と、前記メインスイッチ
ングトランジスタのベースドライブ回路を構成する第２
の抵抗，前記トランスの一次側の補助巻線及び整流回路
の第１のダイオード，第１のコンデンサによって前記メ
インスイッチングトランジスタに対するドライブ電圧を
発生するドライブトランジスタと、前記トランスの二次
巻線によって発生する電圧を整流して出力電圧を出力す
る第２のダイオード及び第２のコンデンサとを有して構
成しているリンギング・チョーク・コンバータ内の過電
圧保護回路において、前記補助巻線からの前記第１のコ
ンデンサによる電荷の蓄積過電圧を検出する過電圧検出
回路と、この過電圧検出回路が予め定められた電圧以上
の過電圧を検出すると前記メインスイッチトランジスタ
のベース・エミッタ間を短絡するラッチ機能付スイッチ
とを有し、前記補助巻線からの電圧の前記整流回路の前
記第１のダイオード，前記第１のコンデンサの出力電圧
を前記過電圧検出回路による検出によって前記メインス
イッチングトランジスタのベース電圧を制御することを
特徴とするリンギング・チョーク・コンバータの過電圧
保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990056719U JP2553784Y2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990056719U JP2553784Y2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0417640U JPH0417640U (ja) | 1992-02-13 |
| JP2553784Y2 true JP2553784Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=31580793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990056719U Expired - Lifetime JP2553784Y2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | リンギング・チョーク・コンバータの過電圧保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553784Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62104589U (ja) * | 1985-12-21 | 1987-07-03 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP1990056719U patent/JP2553784Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0417640U (ja) | 1992-02-13 |
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