JP2726315B2 - 移動通信システムの回線異常検出方法 - Google Patents
移動通信システムの回線異常検出方法Info
- Publication number
- JP2726315B2 JP2726315B2 JP1243762A JP24376289A JP2726315B2 JP 2726315 B2 JP2726315 B2 JP 2726315B2 JP 1243762 A JP1243762 A JP 1243762A JP 24376289 A JP24376289 A JP 24376289A JP 2726315 B2 JP2726315 B2 JP 2726315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- station
- pseudo
- test
- mobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 回線制御局と回線試験用擬似移動局間の監視制御系回
線の回線異常を検出する移動通信システムの回線異常検
出方法に関し, 回線制御装置から擬似移動局の監視制御系回線に異常
が生じた場合にこれを検出可能にすると共に,この監視
制御系回線の障害時にも制御チャネルと通話回線の必要
最小限の監視が可能なようにすることで,移動通信シス
テムの回線障害監視機能の信頼性を向上させることを目
的とし, 擬似移動局にはそれに固有の擬似局識別情報が割り付
けられており,擬似移動局は回線制御装置から監視制御
回線を介して回線試験指令が定期的に受信されていない
ことを検知した場合には擬似局識別情報を用いて回線試
験を行い,回線制御装置はこの擬似局識別情報を基地局
無線装置を介して受信することにより監視制御系回線に
回線異常が発生したことを検出するようになっている。
線の回線異常を検出する移動通信システムの回線異常検
出方法に関し, 回線制御装置から擬似移動局の監視制御系回線に異常
が生じた場合にこれを検出可能にすると共に,この監視
制御系回線の障害時にも制御チャネルと通話回線の必要
最小限の監視が可能なようにすることで,移動通信シス
テムの回線障害監視機能の信頼性を向上させることを目
的とし, 擬似移動局にはそれに固有の擬似局識別情報が割り付
けられており,擬似移動局は回線制御装置から監視制御
回線を介して回線試験指令が定期的に受信されていない
ことを検知した場合には擬似局識別情報を用いて回線試
験を行い,回線制御装置はこの擬似局識別情報を基地局
無線装置を介して受信することにより監視制御系回線に
回線異常が発生したことを検出するようになっている。
本発明は,例えば簡易移動無線電話システムあるいは
自動車電話システムのような移動通信システムにおい
て,回線制御局と回線試験用擬似移動局間の監視制御系
回線の回線異常を検出する移動通信システムの回線異常
検出方法に関する。
自動車電話システムのような移動通信システムにおい
て,回線制御局と回線試験用擬似移動局間の監視制御系
回線の回線異常を検出する移動通信システムの回線異常
検出方法に関する。
移動通信システムでは,移動局との間で回線接続が正
常に行われているか否かを試験するために,無線基地局
に固設された試験用の擬似移動局(試験用固定局とも称
される)に対して,回線制御局から監視制御系回線を介
して回線試験指令を発し,これに応じて擬似移動局が正
常に回線接続を行うか否かをチェックするようにしてい
る。この場合,監視制御系回線に異常があると,上述の
回線試験を行えなくなるので,この監視制御系回線に異
常があるか否かの状態も監視できることが必要とされて
いる。
常に行われているか否かを試験するために,無線基地局
に固設された試験用の擬似移動局(試験用固定局とも称
される)に対して,回線制御局から監視制御系回線を介
して回線試験指令を発し,これに応じて擬似移動局が正
常に回線接続を行うか否かをチェックするようにしてい
る。この場合,監視制御系回線に異常があると,上述の
回線試験を行えなくなるので,この監視制御系回線に異
常があるか否かの状態も監視できることが必要とされて
いる。
簡易移動無線電話システムの一構成例が第6図に示さ
れる。第6図において,1はNTT等の公衆回線網,2は中央
制御局,3は無線基地局,4は移動局である。公衆回線網1
は公衆回線用交換機11により一般加入者と中央制御局2
とを接続するようになっている。中央制御局2は回線交
換部21,回線制御装置22,顧客管理課金システム23,監視
制御装置24等を含み構成される。また無線基地局3は無
線装置31,監視制御装置32,試験用固定局33等を含み構成
される。ここで,回線制御装置の監視制御装置24と無線
基地局3の監視制御装置32の間は監視制御回線61で接続
されており,それにより回線制御装置22から試験用固定
局33に通話系回線(無線系回線)の試験用の試験指令情
報を送ることができるようになっている。
れる。第6図において,1はNTT等の公衆回線網,2は中央
制御局,3は無線基地局,4は移動局である。公衆回線網1
は公衆回線用交換機11により一般加入者と中央制御局2
とを接続するようになっている。中央制御局2は回線交
換部21,回線制御装置22,顧客管理課金システム23,監視
制御装置24等を含み構成される。また無線基地局3は無
線装置31,監視制御装置32,試験用固定局33等を含み構成
される。ここで,回線制御装置の監視制御装置24と無線
基地局3の監視制御装置32の間は監視制御回線61で接続
されており,それにより回線制御装置22から試験用固定
局33に通話系回線(無線系回線)の試験用の試験指令情
報を送ることができるようになっている。
この簡易移動無線電話システムにおいては,一般加入
者と移動局4間の通話回線の状態が正常であるか否かを
定期的に監視,試験する必要があり,一般にこの機能試
験は次にようにして行われている。
者と移動局4間の通話回線の状態が正常であるか否かを
定期的に監視,試験する必要があり,一般にこの機能試
験は次にようにして行われている。
まず中央制御局2において,回線制御装置22のコンソ
ールによって試験用加入者番号とID(識別)番号を指示
し,試験指令信号と共にこの試験用加入者番号とID番号
を監視制御装置24,監視制御回線61,監視制御装置32を順
に経由して試験用固定局33に送る。ここで各移動局4に
はそれぞれ別個の加入者番号とID番号が予め割り当てら
れているものであるが,上述の試験用加入者番号とID番
号はこれら各移動局4に割り当てられた番号とは異なる
ものが利用され,各移動局は全て異なる番号を持ってい
る。
ールによって試験用加入者番号とID(識別)番号を指示
し,試験指令信号と共にこの試験用加入者番号とID番号
を監視制御装置24,監視制御回線61,監視制御装置32を順
に経由して試験用固定局33に送る。ここで各移動局4に
はそれぞれ別個の加入者番号とID番号が予め割り当てら
れているものであるが,上述の試験用加入者番号とID番
号はこれら各移動局4に割り当てられた番号とは異なる
ものが利用され,各移動局は全て異なる番号を持ってい
る。
試験用固定局33は,監視制御系回線経由で受信した試
験用加入者番号とID番号を用いて,試験用固定局33と無
線装置31間の無線回線の制御チャネルにより発呼を行
い,それにより試験用固定局33から回線制御装置22まで
の回線を接続する。無線装置31は制御チャネルの発呼が
あると,その発呼を受信したことを回線制御装置22に伝
え,回線制御装置22はその発呼情報から自身で指示設定
した試験用加入者番号とID番号を検出し,それにより制
御チャネル機能が正常であること,回線制御装置22から
試験用固定局33までの回線が確保されたことなどを確認
することができる。
験用加入者番号とID番号を用いて,試験用固定局33と無
線装置31間の無線回線の制御チャネルにより発呼を行
い,それにより試験用固定局33から回線制御装置22まで
の回線を接続する。無線装置31は制御チャネルの発呼が
あると,その発呼を受信したことを回線制御装置22に伝
え,回線制御装置22はその発呼情報から自身で指示設定
した試験用加入者番号とID番号を検出し,それにより制
御チャネル機能が正常であること,回線制御装置22から
試験用固定局33までの回線が確保されたことなどを確認
することができる。
この試験用固定局33からの制御チャネルによる発呼は
定期的に行われ,それにより移動局4と回線制御装置22
間の回線の異常/正常が定期的に監視されるものであ
る。
定期的に行われ,それにより移動局4と回線制御装置22
間の回線の異常/正常が定期的に監視されるものであ
る。
上述した簡易移動無線電話システムのような従来の移
動通信システムでは,回線制御装置22から監視制御回線
61を介して試験用固定局33に試験指令情報を送っている
ため,この監視制御系回線が切断されるような障害が発
生した場合には,試験用固定局33からの制御チャネルに
よる試験のための定期発呼を行えなくなり,よって通話
回線の障害検出等の監視ができなくなってしまう。
動通信システムでは,回線制御装置22から監視制御回線
61を介して試験用固定局33に試験指令情報を送っている
ため,この監視制御系回線が切断されるような障害が発
生した場合には,試験用固定局33からの制御チャネルに
よる試験のための定期発呼を行えなくなり,よって通話
回線の障害検出等の監視ができなくなってしまう。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり,
その目的とするところは,回線制御装置から試験用固定
局(擬似移動局)の監視制御系回線に異常が生じた場合
にこれを検出可能にすると共に,この監視制御系回線の
障害時にも制御チャネルと通話系回線の必要最小限の監
視が可能なようにすることで,移動通信システムの回線
障害監視機能の信頼性を向上させることにある。
その目的とするところは,回線制御装置から試験用固定
局(擬似移動局)の監視制御系回線に異常が生じた場合
にこれを検出可能にすると共に,この監視制御系回線の
障害時にも制御チャネルと通話系回線の必要最小限の監
視が可能なようにすることで,移動通信システムの回線
障害監視機能の信頼性を向上させることにある。
第1図は本発明に係る原理説明図である。
本発明に係る移動通信システムの回線異常検出方法
は,回線試験用の擬似移動局101を備えた移動通信シス
テムの回線異常検出方法であって,擬似移動局101には
それに固有の擬似局識別情報が割り付けられており,擬
似移動局101は回線制御装置104から監視制御回線102を
介して回線試験指令が定期的に受信されていないことを
検知した場合には擬似局識別情報を用いて回線試験を行
い,,回線制御装置104はこの擬似局識別情報を基地局無
線装置103を介して受信することにより監視制御系回線
に回線異常が発生したことを検出するようになっている
ものである。
は,回線試験用の擬似移動局101を備えた移動通信シス
テムの回線異常検出方法であって,擬似移動局101には
それに固有の擬似局識別情報が割り付けられており,擬
似移動局101は回線制御装置104から監視制御回線102を
介して回線試験指令が定期的に受信されていないことを
検知した場合には擬似局識別情報を用いて回線試験を行
い,,回線制御装置104はこの擬似局識別情報を基地局無
線装置103を介して受信することにより監視制御系回線
に回線異常が発生したことを検出するようになっている
ものである。
通常時,回線制御装置104は定期的に擬似移動局101に
回線試験指令を発し,擬似移動局101は回線制御装置104
で指示された識別情報を用いて回線の接続試験を行い,
回線制御装置104はその識別情報の受信の有無により回
線接続の正常/異常を判断する。
回線試験指令を発し,擬似移動局101は回線制御装置104
で指示された識別情報を用いて回線の接続試験を行い,
回線制御装置104はその識別情報の受信の有無により回
線接続の正常/異常を判断する。
監視制御系回線に障害が発生したため回線制御装置10
4から擬似移動局101に試験指令を定期的に送れなくなっ
た場合,擬似移動局101はこれを検知し,自局に固有の
擬似局識別情報を用いて自動的に発呼を行って回線接続
試験を行う。回線制御装置104は接続回線を通じてこの
擬似局識別情報を受けることにより,監視制御系回線に
異常が生じたことを検出する。
4から擬似移動局101に試験指令を定期的に送れなくなっ
た場合,擬似移動局101はこれを検知し,自局に固有の
擬似局識別情報を用いて自動的に発呼を行って回線接続
試験を行う。回線制御装置104は接続回線を通じてこの
擬似局識別情報を受けることにより,監視制御系回線に
異常が生じたことを検出する。
以下,図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例としての移動通信システム
の回線異常検出方法を行う移動通信システムを示すブロ
ック図であり,この移動通信システムとしては第6図で
説明したものと同じ簡易移動無線電話システムが用いら
れている。図中,第6図と同じ参照番号が付された要素
は共通の機能のものである。
の回線異常検出方法を行う移動通信システムを示すブロ
ック図であり,この移動通信システムとしては第6図で
説明したものと同じ簡易移動無線電話システムが用いら
れている。図中,第6図と同じ参照番号が付された要素
は共通の機能のものである。
相違点としては,本実施例システムでは,試験用固定
局37がアダプタユニット34を備えていることであり,図
中,35は擬似移動機,36はアンテナである。ここで擬似移
動機35には,それに固有の擬似局加入者番号とID番号が
割り付けられており,これらの番号は擬似移動機35に備
えられたROMに格納されている。そしてこの擬似移動機3
5のROMに格納された擬似局加入者番号とID番号はアダプ
タユニット34によって読取り可能となっている。
局37がアダプタユニット34を備えていることであり,図
中,35は擬似移動機,36はアンテナである。ここで擬似移
動機35には,それに固有の擬似局加入者番号とID番号が
割り付けられており,これらの番号は擬似移動機35に備
えられたROMに格納されている。そしてこの擬似移動機3
5のROMに格納された擬似局加入者番号とID番号はアダプ
タユニット34によって読取り可能となっている。
以下,図面を参照して実施例システムの動作が説明さ
れる。ここで,第3図はアダプタユニット34内における
信号の径路を説明する図,第4図は擬似移動機のメモリ
テーブルの状態を説明する図、第5図は主としてアダプ
タユニット34内における処理の流れを説明する流れ図で
ある。
れる。ここで,第3図はアダプタユニット34内における
信号の径路を説明する図,第4図は擬似移動機のメモリ
テーブルの状態を説明する図、第5図は主としてアダプ
タユニット34内における処理の流れを説明する流れ図で
ある。
まず通常時の動作について説明する。回線制御装置22
は試験用固定局37に対して一定周期で試験用の制御チャ
ネル発呼を指示して,回線機能が正常か否かを監視す
る。この制御チャネル発呼にあたっては,前述同様,回
線制御装置22は試験用の加入者番号とID番号をコンソー
ルで指示し,これを試験指令信号と共に試験用固定局37
に送るものであるが,これらの信号はまず中央制御局2
の監視制御装置24を通じて無線基地局3の監視制御装置
32にポーリングセレクティング方式で送出される(ステ
ップS1)。試験用固定局37のアダプタユニット34は,監
視制御装置32に対して,試験指令情報が監視制御装置32
に届いているか否かを一定周期でポーリングセレクティ
ング方式により調べ(ステップS2),試験指令情報があ
ればその内容を受け取る。
は試験用固定局37に対して一定周期で試験用の制御チャ
ネル発呼を指示して,回線機能が正常か否かを監視す
る。この制御チャネル発呼にあたっては,前述同様,回
線制御装置22は試験用の加入者番号とID番号をコンソー
ルで指示し,これを試験指令信号と共に試験用固定局37
に送るものであるが,これらの信号はまず中央制御局2
の監視制御装置24を通じて無線基地局3の監視制御装置
32にポーリングセレクティング方式で送出される(ステ
ップS1)。試験用固定局37のアダプタユニット34は,監
視制御装置32に対して,試験指令情報が監視制御装置32
に届いているか否かを一定周期でポーリングセレクティ
ング方式により調べ(ステップS2),試験指令情報があ
ればその内容を受け取る。
これによりアダプタユニット34は,監視制御装置32が
定期的(すなわち所定の一定時間内に)に試験指令情報
を受信しているか否かを監視し(ステップS3),定期的
に受信されていれば,この発呼試験指令情報に含まれて
いる試験用加入者番号とID番号を擬似移動機35に送ると
共に(ステップS4),擬似移動機35に対して発呼要求を
発する(ステップS5)。この試験用固定局33内における
信号径路は第3図のA−I−B−Iの径路となる。これ
により,擬似移動機35はこの試験用加入者番号とID番号
を用いて制御チャネル発呼を行い,試験用固定局33と回
線制御装置22間に通話系回線を設定する。
定期的(すなわち所定の一定時間内に)に試験指令情報
を受信しているか否かを監視し(ステップS3),定期的
に受信されていれば,この発呼試験指令情報に含まれて
いる試験用加入者番号とID番号を擬似移動機35に送ると
共に(ステップS4),擬似移動機35に対して発呼要求を
発する(ステップS5)。この試験用固定局33内における
信号径路は第3図のA−I−B−Iの径路となる。これ
により,擬似移動機35はこの試験用加入者番号とID番号
を用いて制御チャネル発呼を行い,試験用固定局33と回
線制御装置22間に通話系回線を設定する。
回線制御装置22は,自身で指示した通りの試験用加入
者番号とID番号を含む発呼応答が通話系回線を介して試
験用固定局33から返送されてくることによって,制御チ
ャネルと監視制御回線が共に正常であると判断すること
ができる。
者番号とID番号を含む発呼応答が通話系回線を介して試
験用固定局33から返送されてくることによって,制御チ
ャネルと監視制御回線が共に正常であると判断すること
ができる。
一方,監視制御系回線が途中で切断されたような場合
には,試験用固定局33は回線制御装置22から試験指令情
報を一定周期で入手することができなくなるので,アダ
プタユニット34は監視制御装置32に対してタイマをかけ
て一定時間内に情報入手できないことをタイムアウトに
より検知してこの監視制御系回線の障害発生を知り(ス
テップS3,S6),障害検出時には自動発呼モードの設定
を行う(ステップS7)。
には,試験用固定局33は回線制御装置22から試験指令情
報を一定周期で入手することができなくなるので,アダ
プタユニット34は監視制御装置32に対してタイマをかけ
て一定時間内に情報入手できないことをタイムアウトに
より検知してこの監視制御系回線の障害発生を知り(ス
テップS3,S6),障害検出時には自動発呼モードの設定
を行う(ステップS7)。
この自動発呼モードでは,アダプタユニット34は擬似
移動機35からそれに固有の擬似局加入者番号とID番号を
読み取り,これを擬似移動機35に対して発呼情報として
送って,擬似移動機35が一定周期で制御チャネル発呼を
行うように発呼要求を出す(ステップS8,S9)。この試
験用固定局33内における信号径路は第3図におけるC−
II−B−IIの径路となる。これにより試験用固定局33と
回線制御装置22間に回線が設定される。
移動機35からそれに固有の擬似局加入者番号とID番号を
読み取り,これを擬似移動機35に対して発呼情報として
送って,擬似移動機35が一定周期で制御チャネル発呼を
行うように発呼要求を出す(ステップS8,S9)。この試
験用固定局33内における信号径路は第3図におけるC−
II−B−IIの径路となる。これにより試験用固定局33と
回線制御装置22間に回線が設定される。
回線制御装置22には,この回線制御装置22で指示した
試験用加入者番号とID番号の代わりに,試験用固定局33
に固有の擬似局加入者番号とID番号が受信されることに
なるので,これにより回線制御装置22は自身から送信し
た試験指令信号が試験用固定局33に到達していないこ
と,すなわち監視制御系回線に異常が発生したことを検
出することができる。
試験用加入者番号とID番号の代わりに,試験用固定局33
に固有の擬似局加入者番号とID番号が受信されることに
なるので,これにより回線制御装置22は自身から送信し
た試験指令信号が試験用固定局33に到達していないこ
と,すなわち監視制御系回線に異常が発生したことを検
出することができる。
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能であ
る。例えば上述の実施例では,移動通信システムとして
簡易移動無線電話システムを例にあげて説明を行った
が,本発明にこれに限られるものではなく,例えば一般
の自動車電話システムのように移動通信システム全般に
適用が可能なものである。
る。例えば上述の実施例では,移動通信システムとして
簡易移動無線電話システムを例にあげて説明を行った
が,本発明にこれに限られるものではなく,例えば一般
の自動車電話システムのように移動通信システム全般に
適用が可能なものである。
本発明によれば,回線制御装置から擬似移動局までの
監視制御系回線に異常が生じた場合にこれを検出するこ
とができ,またこのように監視制御系回線に異常が生じ
ている場合にも擬似移動局から自動発呼が行われること
により制御チャネルと通話系回線の状態の必要最小限の
監視が可能であり,よって移動通信システムの回線障害
監視機能の信頼性向上を図ることができるものである。
監視制御系回線に異常が生じた場合にこれを検出するこ
とができ,またこのように監視制御系回線に異常が生じ
ている場合にも擬似移動局から自動発呼が行われること
により制御チャネルと通話系回線の状態の必要最小限の
監視が可能であり,よって移動通信システムの回線障害
監視機能の信頼性向上を図ることができるものである。
第1図は本発明に係る原理説明図, 第2図は本発明に係る一実施例としての移動通信システ
ムの回線異常検出方法を行う移動通信システムの一例を
示すブロック図, 第3図は実施例システムにおけるアダプタユニット内で
の信号径路を説明する図, 第4図は実施例システムにおける擬似移動機のメモリテ
ーブルの状態を説明する図, 第5図は実施例システムにおけるアダプタユニットでの
処理手順を説明する流れ図, 第6図は従来の回線異常検出方法を説明するための,一
般的な簡易移動無線電話システムの構成例を示すブロッ
ク図である。 図において, 1……公衆回線網 2……中央制御局 3……無線基地局 4……移動局 11……公衆回線用交換機 21……回線交換部 22……回線制御装置 24,32……監視制御装置 31……無線装置 33,37……試験用固定局 34……アダプタユニット 35……擬似移動機 61……監視制御回線
ムの回線異常検出方法を行う移動通信システムの一例を
示すブロック図, 第3図は実施例システムにおけるアダプタユニット内で
の信号径路を説明する図, 第4図は実施例システムにおける擬似移動機のメモリテ
ーブルの状態を説明する図, 第5図は実施例システムにおけるアダプタユニットでの
処理手順を説明する流れ図, 第6図は従来の回線異常検出方法を説明するための,一
般的な簡易移動無線電話システムの構成例を示すブロッ
ク図である。 図において, 1……公衆回線網 2……中央制御局 3……無線基地局 4……移動局 11……公衆回線用交換機 21……回線交換部 22……回線制御装置 24,32……監視制御装置 31……無線装置 33,37……試験用固定局 34……アダプタユニット 35……擬似移動機 61……監視制御回線
Claims (1)
- 【請求項1】回線試験用の擬似移動局(101)を備えた
移動通信システムの回線異常検出方法であって, 該擬似移動局(101)にはそれに固有の擬似局識別情報
が割り付けられており, 該擬似移動局(101)は回線制御装置(104)から監視制
御回線(102)を介して回線試験指令が定期的に受信さ
れていないことを検知した場合には該擬似局識別情報を
用いて回線試験を行い, 該回線制御装置(104)はこの擬似局識別情報を基地局
無線装置(103)を介して受信することにより該監視制
御系回線に回線異常が発生したことを検出するようにな
っている移動通信システムの回線異常検出方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243762A JP2726315B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 移動通信システムの回線異常検出方法 |
CA002025264A CA2025264C (en) | 1989-09-20 | 1990-09-13 | Method and system for testing mobile communication system |
EP90118013A EP0418853B1 (en) | 1989-09-20 | 1990-09-19 | Method and system for testing mobile communication system |
DE69024439T DE69024439T2 (de) | 1989-09-20 | 1990-09-19 | Verfahren und System zum Testen eines Mobilkommunikationssystems |
US07/585,516 US5134643A (en) | 1989-09-20 | 1990-09-20 | Method and system for testing mobile communication systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243762A JP2726315B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 移動通信システムの回線異常検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03106232A JPH03106232A (ja) | 1991-05-02 |
JP2726315B2 true JP2726315B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=17108607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1243762A Expired - Fee Related JP2726315B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 移動通信システムの回線異常検出方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5134643A (ja) |
EP (1) | EP0418853B1 (ja) |
JP (1) | JP2726315B2 (ja) |
CA (1) | CA2025264C (ja) |
DE (1) | DE69024439T2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471649A (en) * | 1990-03-31 | 1995-11-28 | Motorola, Inc. | Base station transceiver diagnostic equipment |
GB9022347D0 (en) * | 1990-10-15 | 1990-11-28 | Smith Myer Communications Limi | System monitoring |
JP2701591B2 (ja) * | 1991-05-31 | 1998-01-21 | 日本電気株式会社 | 自動車電話装置の自己診断方法 |
DE4140585A1 (de) * | 1991-12-10 | 1993-06-17 | Grundig Emv | Fertigungseinrichtung fuer einen aus mehreren geraeteteilen bestehenden funkapparat |
DE4205239A1 (de) * | 1992-02-21 | 1993-08-26 | Sel Alcatel Ag | Mobiles testgeraet fuer ein mobilfunk-system |
US5425076A (en) * | 1992-06-30 | 1995-06-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Cellular communications test system |
US5345500A (en) * | 1992-07-13 | 1994-09-06 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for completing inbound calls in a wireless communication system |
FI97669C (fi) * | 1994-01-14 | 1997-01-27 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä tilaajalaitteen toiminnan valvomiseksi sekä tilaajaverkkoelementti |
US5490204A (en) * | 1994-03-01 | 1996-02-06 | Safco Corporation | Automated quality assessment system for cellular networks |
US5859894A (en) * | 1994-03-02 | 1999-01-12 | Telular Corporation | Self-diagnostic system for cellular-transceiver systems with remote-reporting capabilities |
US5504800A (en) * | 1994-04-04 | 1996-04-02 | Hughes Aircraft Company | Cellular automated test set |
AUPN576395A0 (en) * | 1995-10-04 | 1995-10-26 | Alcatel Australia Limited | Gsm base station test unit |
FI102124B (fi) * | 1996-03-07 | 1998-10-15 | Nokia Telecommunications Oy | Tilaajaliittymän kaukotestaus johdottoman tilaajaliittymän toteutettav assa radiojärjestelmässä |
DE19620164C1 (de) * | 1996-05-08 | 1997-07-03 | Mannesmann Ag | Testeinrichtung zur Überprüfung der Leitweglenkung und Gebührenerfassung in einem Mobilkommunikationsnetz und Verfahren zu dessen Betrieb |
DE19651334A1 (de) * | 1996-12-10 | 1998-06-25 | Ericsson Telefon Ab L M | Betriebstestvorrichtung und Verfahren zur Ausführung eines Betriebstests für ein zu testendes System |
DE19651275C2 (de) | 1996-12-10 | 1999-02-11 | Ericsson Telefon Ab L M | Kommunikationssystem und Verfahren zum Testen einer Kommunikationsvorrichtung |
DE19651244C2 (de) * | 1996-12-10 | 1998-11-19 | Ericsson Telefon Ab L M | Kommunikationssystem und Verfahren zum Testen einer Kommunikationsvorrichtung |
JP3359261B2 (ja) * | 1997-07-23 | 2002-12-24 | 沖電気工業株式会社 | 公共業務ディジタル移動通信システム |
FR2768583B1 (fr) * | 1997-09-12 | 2000-06-23 | France Telecom | Systeme d'observation du trafic |
JP3380725B2 (ja) * | 1997-11-04 | 2003-02-24 | 富士通株式会社 | 無線通信システム制御方法及び無線通信システム並びにそれに用いられる情報処理装置 |
US7151927B1 (en) * | 1998-09-21 | 2006-12-19 | Qualcomm Incorporated | Quality of phone service system |
US7324588B2 (en) * | 2003-06-30 | 2008-01-29 | Nokia Corporation | Apparatus, and associated method, for testing a mobile terminal in test conditions that emulate an operating environment |
KR100591546B1 (ko) * | 2003-12-18 | 2006-06-19 | 주식회사 케이티프리텔 | 이벤트 브로커에 의한 과금 검증 방법 및 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4424421A (en) * | 1981-10-23 | 1984-01-03 | Lynch Communication Systems, Inc. | Apparatus for testing subscriber carrier systems |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1243762A patent/JP2726315B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-09-13 CA CA002025264A patent/CA2025264C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-19 EP EP90118013A patent/EP0418853B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-19 DE DE69024439T patent/DE69024439T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-20 US US07/585,516 patent/US5134643A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0418853A3 (en) | 1992-05-13 |
JPH03106232A (ja) | 1991-05-02 |
CA2025264A1 (en) | 1991-03-21 |
US5134643A (en) | 1992-07-28 |
DE69024439T2 (de) | 1996-06-05 |
EP0418853B1 (en) | 1995-12-27 |
CA2025264C (en) | 1993-05-18 |
EP0418853A2 (en) | 1991-03-27 |
DE69024439D1 (de) | 1996-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2726315B2 (ja) | 移動通信システムの回線異常検出方法 | |
US6591150B1 (en) | Redundant monitoring control system, monitoring control apparatus therefor and monitored control apparatus | |
JP2758777B2 (ja) | 自動回線バックアップ装置 | |
JP3069440B2 (ja) | 加入者線多重伝送システムの集中監視方式 | |
JPH10207802A (ja) | 通信制御装置,通信制御システムおよび通信制御装置切り換え制御方法 | |
US6229985B1 (en) | Communication apparatus | |
JP3065051B2 (ja) | 移動体通信システムおよび移動体通信方法、並びに記録媒体 | |
JP2834109B2 (ja) | 移動通信システム | |
JP2646964B2 (ja) | 移動体交換システム | |
JP3358591B2 (ja) | 回線障害通報方法及び基地局制御装置 | |
JPH01126056A (ja) | 主回線異常時の復旧方式 | |
JP3003286B2 (ja) | 制御チャネル切替え機能を備えた移動無線システム | |
JPH11112445A (ja) | 伝送路特性試験装置 | |
JP2564955B2 (ja) | 加入者線試験方式 | |
JP4316823B2 (ja) | 自動通報装置 | |
JP2000067354A (ja) | 遠隔監視装置 | |
JPH0728766Y2 (ja) | 自動データ通信システムの端末網制御装置 | |
JPH02308398A (ja) | 遠隔監視装置 | |
JPH04260232A (ja) | 移動通信システムにおける制御チャネルの監視方式 | |
JP2000069512A (ja) | 電話回線装置 | |
JPH08307483A (ja) | 監視データ伝送システム | |
JPH0262188A (ja) | 無線基地局障害処理方式 | |
JPH0457263B2 (ja) | ||
JPH01236895A (ja) | 誤着信時の回線切替え防止方式 | |
JPH05129993A (ja) | 監視制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |