JP2719728B2 - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JP2719728B2
JP2719728B2 JP2115585A JP11558590A JP2719728B2 JP 2719728 B2 JP2719728 B2 JP 2719728B2 JP 2115585 A JP2115585 A JP 2115585A JP 11558590 A JP11558590 A JP 11558590A JP 2719728 B2 JP2719728 B2 JP 2719728B2
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寿教 安木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 フィード・フォワード(F/F)制御を行う車両制御装
置に関し、 車両が走行する道路の状態を事前に把握し、それを制
御量に反映させることで応答性を高め、運転者による手
動操作に近い車両制御ができるようにすることを目的と
し、 各種センサの出力に応じて車両各部の制御を行う車両
制御装置において、該車両の現在位置と走行方向を検出
するセンサと、該センサにより検出された該車両の現在
位置と走行方向に基づいて、車両が走行する道路の状態
を示す情報を予め記憶してある道路情報記憶手段から読
出す読出手段と、該読出手段により読出された前記情報
の道路の状態に応じて前記車両各部を制御するフィード
・フォワード制御手段とを備えるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、F/F制御を行う車両制御装置に関する。
走行車速を一定に保つ定速走行制御装置や、トランス
ミッションの変速比(減速比)を自動的に変更する変速
制御装置、更にはサスペンションの強度を路面状態に応
じて変化させるサスペンション制御装置等の車両制御装
置は、車両の操作性を高めたり乗り心地を良くするた
め、益々普及する傾向にある。
〔従来の技術〕
上述した車両制御装置はセンサによって現在の状態を
検知し、それを制御量に反映させるフィード・バック
(F/B)制御を行う。例えば、定速走行制御装置は現在
の走行車速をセンサで検出し、それと目標車速との差を
縮めるようにスロットル開度をアクチュエータで制御す
る。
第4図は従来の定速走行制御の簡単な制御ループを示
している。車速センサ1は車体2の走行車速を検出す
る。このセンサ1の出力を或る時点でメモリ3に記憶す
ると以後それが目標車速となり、演算部4で目標車速と
各時点の走行車速との差(車速偏差)が計算される。F/
B制御はこの車速偏差を縮めるように操作量を計算する
が、一般には目標車速に対応した基本操作量をマップ5
から読出し、安定状態の操作量が基本操作量になるよう
にしておく。そして、演算部6ではこの基本操作量に車
速偏差から計算される補正量を加(減)算してアクチュ
エータ7を駆動する最終操作量を算出する。本例のアク
チュエータ7はスロットル8の開度を調整するものであ
るため、その開度が変化するとエンジン9の回転数が変
化し、つれてトランスミッション10を介して車体2の走
行車速が変化して車速偏差が縮小する、というF/Bルー
プが形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図のF/B制御系でアクチュエータ7の操作量が変
化するためには、その前に走行車速が変化しなくてはな
らない。例えば、定速走行中に登り坂にさしかかるとス
ロットルを開かなければやがて車速が低下してしまう
が、F/B制御では実際に車速が低下したという結果を待
ってスロットルを開いたりシフトダウンしたりするた
め、一時的にせよ車速が低下することは回避できない。
この時間を短縮するにはループゲインを高くすればよい
が、反面で系の安定性が低下して乗り心地が悪くなるの
で、一般には或る程度の時定数を持たせて車速変化を緩
慢にする。
この様な場合、運転手であれば登り坂を見てその後の
車速低下を予見できるため、登り坂にさしかかる前にア
クセルペダルを踏み込んでスロットルを開いたり、シフ
トダウンして車速低下を回避しようとする。これに対
し、上述したF/B制御は事後的なものなので、この様な
予見に基づく事前の準備はない。
本発明は登り坂等の道路情報を使用したF/F制御を加
えることで、自動化された車両制御の応答性を高め、人
間的な感じのする制御内容にしようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成図で、20はナビゲーションシス
テム、30A〜30Cは各種の車両制御装置である。つまり、
30Aは車速センサ1から得られる各時点の走行車速を目
標車速に近づけるようにアクチュエータ7を駆動してス
ロットル8の開度を調整する定速走行制御用のクルーズ
・コントローラ、30Bはトランスミッション10(例えば
無段変速機CVT)の減速比を車速とスロットル開度の関
係からマップ計算して制御するトランスミッション・コ
ントローラ、30Cはサスペンション11の強度を車速とG
センサ12から得られる路面状態(凸凹)に応じて可変す
るサスペンション・コントローラである。
この種のコントローラ30は全てF/B制御を行うように
構成されているが、本発明ではこれに道路情報に応じた
F/F制御を追加する。ナビゲーションシステム20は地図
情報の記憶手段(例えばCD−ROM)21から走行地域の区
分地図を読出し、それを表示器(例えばLCD)22に表示
する一方、方位センサ13と舵角センサ14から自車位置を
検出してそれを表示器22の地図上に重ねて表示する機能
を有する。本発明ではこの記憶手段21に道路の勾配、路
面状態(凸凹)、カーブ曲率等の道路情報(ロケーショ
ン情報)を地点別に記憶させ、これを自車位置でアクセ
スしてメモリ23に展開し、各コントローラ30に使用させ
る。
〔作用〕
コントローラ30は第2図のようにF/F制御手段31とF/B
制御手段32を有し、F/B制御では制御対象から得られる
車速等の過去の情報に基づくF/B補正値を基本操作量に
加えるが、F/F制御では現在位置のロケーション情報に
基づくF/F補正値を基本操作量に加える。
ロケーション情報は現在位置のものであるから、例え
ば定速走行中に登り坂にさしかかれば直ちに(車速低下
が起こる前に)スロットル開度を大きめに開くF/F制御
が可能になる。このようなF/F制御を行うとF/B制御の補
正量が少なくて済むので応答性に優れ、平地から登り坂
に移っても車速低下を伴なうことなく定速走行し続ける
ことができる。他の制御についても同様であり、これに
より運転者による操作と同様な人間的な操作感覚を出す
ことができる。尚、この場合F/B制御は系を安定させる
ために併用する。
〔実施例〕
第3図は本発明の一実施例を示すフローチャートで、
(a)は第1図の各コントローラ30A〜30Cを1台のマイ
クロコンピュータで実現する場合のメインルーチンを示
し、また(b)はナビゲーションシステム20から送信さ
れるロケーション情報(道路情報)を該マイクロコンピ
ュータで受信するシリアル割込み処理を示している。
(a)のメインルーチンはステップS10,……,S20〜S2
8,……,S30,S31からなり、ステップS10で各コントロー
ラの基本操作量を算出したら、ステップS20,S23,S27で
道路情報を判別する。この道路情報は(b)はステップ
S40で受信されたものである。
ステップS20は坂路か否かの判定であり、坂路であれ
ばステップS21でクルーズ・コントローラ30A用にスロッ
トル開度を平地のα倍にするF/F補正量を算出し、また
ステップS22でトランスミッション・コントローラ30B用
に減速比をβ倍にするF/F補正量を算出する。αは勾配
θの関数α=f(θ)であり、登り坂であればα>1、
下り坂であればα<1となる。βもθの関数β=g
(θ)である。
ステップS23はカーブか否かの判定であり、カーブで
あればステップS24でカーブ外側の車高を直線路のγ倍
にし、またステップS25でサスペンションを硬めにす
る。これらはいずれもサスペンション・コントローラ30
C用で、γは車速Vとカーブ半径Rの関数γ=h(R/V)
とする。続くステップS26はトランスミッション・コン
トローラ30B用で、ここでは減速比を直線路のδ倍にす
る。これもR,Vの関数δ=P(R/V)とする。この他にR/
Vによってステアリングの切れ角を変化させる制御もで
きる。
ステップS27は路面に凸凹があるか否かの判定であ
り、あればステップS28でサスペンションを平坦路より
軟らかめにする。
以上のF/F制御したらステップS30で所定のF/B制御を
して系を安定化させ、次のステップS31で最終操作量を
各アクチュエータへ出力する。
尚、以上の説明では使用する道路情報を現在位置のも
のとしたが、マイクロコンピュータの処理速度やアクチ
ュエータの動作遅れ等を考慮し、n秒後に通過する地点
の道路情報を使用することもできる。このn秒は車速に
よって変化する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、車両が走行する道
路の勾配、路面状態等の道路情報を検出し、その道路情
報に応じて車両各部を制御する操作量を補正するF/F制
御を車両制御に導入したため、前もって道路情報に対応
した制御を正確に行うことができ、車両制御の安定性と
応答性を高めることができ、運転者と同様な人間的な操
作感覚で車両各部を自動制御することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は本発明の説明図、 第3図は本発明の実施例のフローチャート、 第4図は従来の定速走行制御のブロック図である。 図中、8はスロットル、10はトランスミッション、11は
サスペンション、13は方位センサ、14は舵角センサ、21
は道路情報記憶手段、31はF/F制御手段、32はF/B制御手
段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種センサの出力に応じて車両各部の制御
    を行う車両制御装置において、 該車両の現在位置と走行方向を検出するセンサ(13、1
    4)と、 該センサにより検出された該車両の現在位置と走行方向
    に基づいて、車両が走行する道路の状態を示す情報を予
    め記憶してある道路情報記憶手段(21)から読出す読出
    手段と、 該読出手段により読出された前記情報の道路の状態に応
    じて前記車両各部を制御するフィード・フォワード制御
    手段(31)とを備えることを特徴とする車両制御装置。
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