JP2706287B2 - 折曲げ溶接複合装置 - Google Patents

折曲げ溶接複合装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ワークに折曲げ加工と溶接加工を行なう
折曲げ溶接複合装置に関する。
(従来の技術) 従来、板材のワークから例えば箱型形状などの立体的
なワークを加工する場合には、板材のワークをまずパン
チプレスのごとき切断加工装置で所望の形状に切断加工
を行なう。切断加工された所望形状のワークは次の工程
であるプレスブレーキのごとき折曲げ加工装置まで搬送
され、折曲げ加工装置で所望の曲げラインに折曲げられ
る。次いで、所望の曲げ形状に折曲げられたワークは次
の工程である溶接装置まで搬送され、溶接装置でワーク
における所定の溶接部に溶接加工が行なわれて最終の製
品形状のワークが出来上っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の板材のワークから箱型形状
などの立体的なワークを加工するまでには、ワークを切
断加工装置、折曲げ加工装置、溶接装置へ順次搬送しな
ければならず、かつ各加工装置で加工する場合、再度ワ
ークを所定位置に再位置決めしなければならない。その
ため、最終形状のワークが仕上るまでには、搬送、再位
置決めなどの余分な手間と時間を要するという問題があ
った。
また、折曲げ加工装置で所望の曲げ形状に折曲げられ
たワークにおける複数の溶接部を溶接装置で溶接する場
合には、特殊な治具を使用して各溶接部を正確でかつ確
実にセットしなければならず、その溶接作業が大変面倒
であると共に熟練を要していた。
さらに、従来の板材のワークから箱型形状などの立体
的なワークを加工するまでの一連の工程では、大ロット
生産に向いているが、小ロットのフレキブルな生産には
不向きであるという問題があった。
この発明の目的は、前述した従来の問題点を改善する
ため、ワークを所望の形状に折曲げた状態においてワー
クにおける溶接部に溶接加工を短時間で確実かつ正確に
行なうことを可能にすると共に搬送及び再位置決めの無
駄な時間をなくし、さらにフレキシブルな生産に対応し
た折曲げ溶接複合装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、プレス
ブレーキおける上部エプロンに左右方向へ移動可能に支
持されたX軸移動体に、Y軸移動体を上下動可能かつ前
後動可能に支持して設け、このY軸移動体に支持された
A軸回転体を、垂直な軸心回りに回動可能に設け、この
A軸回転体に支持されたC軸移動体を、水平な軸心回り
に回動可能に設け、このC軸移動体に支持されたノズル
を、前記垂直な軸心および水平な軸心に対して直交する
方向へ移動可能に設けてなるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図を参照するに、折曲げ溶接複合装
置1は折曲げ手段としての例えばプレスブレーキ3と、
溶接手段としての例えば熱溶融により溶接を行なうレー
ザ加工機5とで構成されている。
前記プレスブレーキ1における下部フレーム7D上の両
側には例えばC型形状のサイドフレーム7R,7Lが設けら
れている。このサイドフレーム7R,7Lの前側下部には、
図示省略の駆動装置により上下動自在な下部エプロン9
が設けられていると共に、サイドフレーム7R,7Lの前側
上部には上部エプロン11が固定して設けられている。前
記下部エプロン9上には支持部材13を介して例えばダイ
のごとき下部金型15が取付けられている。前記上部エプ
ロン11の下部には、支持部材17の介して例えばパンチの
ごとき上部金型19が取付けられている。
上記構成により、下部金型15上に加工すべきワークを
載置し、上部エプロン11に対し下部エプロン9を上下動
せしめると、下部金型15と上部金型19との協働によりワ
ークに所望の折曲げ加工がなされることとなる。
前記プレスブレーキ3における右側にはレーザ加工機
5におけるレーザ発振器電源21が配設されており、この
レーザ発振器電源21上には例えばCO2ガスレーザからな
るレーザ発振器本体23が設けられている。
第1図および第2図にさらに第3図を加えて参照する
に、前記上部エプロン11の前面には左右方向(以下、X
軸方向という。)へ延伸した支持プレート25が設けられ
ており、この支持プレート25の前面にはX軸方向へ延伸
した平行な複数のX軸直線ガイド27が設けられている。
このX軸直線ガイド27にはX軸移動体29がX軸方向へ移
動されるように設けられている。このX軸移動体29には
X軸移動体29をX軸方向へ移動せしめるためのサーボモ
ータのごときX軸モータ31が設けられている。
このX軸モータ31の出力軸にはX軸ピニオン33が取付
けられている。前記支持プレート25の前面にはX軸方向
へ延伸したX軸ラック35が設けられており、このX軸ラ
ック35には前記X軸ピニオン33が噛合されている。
上記構成により、X軸モータ31を駆動させると、X軸
ピニオン33が回転する。X軸ピニオン33はX軸ラック35
に噛合されているから、X軸ピニオン33が回転すると、
X軸ラック35を介してX軸移動体29が前記X軸直線ガイ
ド27に案内されてX軸方向へ移動されることになる。
前記X軸移動体29の第3図において右側には上下方向
(以下、Z軸方向という。)へ延伸したZ軸ガイド37が
一体的に設けられている。このZ軸ガイド37の上部には
伸縮自在なレーザビームガイド39の一端が装着されてお
り、レーザビームガイド39の他端が前記レーザ発振器本
体23の左側面に取付けられている。前記Z軸ガイド37の
上部にはX軸ベンドミラー41が内蔵されている。
前記Z軸ガイド37にはZ軸方向へ延伸し、かつZ軸方
向へ移動自在なZ軸コラム43が装着されている。また、
Z軸ガイド37の下部側面にはサーボモータのごときZ軸
モータ45が設けられており、このZ軸モータ45の出力軸
にはZ軸ピニオン47が取付けられている。
一方、前記Z軸コラム43にはZ軸方向へ延伸したZ軸
ラック49が設けられており、このZ軸ラック49には前記
Z軸ピニオン47が噛合されている。
上記構成により、Z軸モータ45を駆動させると、Z軸
ピニオン47が回転される。このZ軸ピニオン47にはZ軸
ラック49が噛合されているから、Z軸ピニオン47が回転
すると、Z軸ラック49を介してZ軸コラム43がZ軸方向
へ移動されることになる。
前記Z軸コラム43の他端にはY軸ガイド51の一端が取
付けられており、しかもY軸ガイド51の下端面にはZ軸
ベンドミラー53が設けられている。前記Y軸ガイド51の
他端側上部にはサーボモータのごときY軸モータ55が設
けられている。このY軸モータ55の出力軸にはY軸ピニ
オン57が取付けられている。
前記Y軸ガイド51には第3図において左右方向(以
下、Y軸方向という。)へ延伸したY軸移動体59がY軸
方向へ移動自在に設けられており、このY軸移動体59の
上部にはY軸方向へ延伸したY軸ラック61が設けられて
いる。このY軸ラック61には前記Y軸ピニオン57が噛合
されている。
上記構成により、Y軸モータ55を駆動させると、Y軸
ピニオン57が回転される。このY軸ピニオン57にはY軸
ラック61が噛合されているから、Y軸ピニオン57が回転
すると、Y軸ラック61を介してY軸移動体59がY軸方向
へ移動されることになる。
前記Y軸移動体59の第3図において左端にはA軸回転
体63の下端が装着されており、しかもA軸回転体63の下
端にはY軸ベンドミラー65が設けられている。A軸回転
体63の下部にはモータベース67が設けられており、この
モータベース67にはサーボモータのごときA軸モータ69
が設けられている。このA軸モータ69の出力軸にはA軸
ピニオン71が取付けられており、このA軸ピニオン71に
はA軸ギヤ73が噛合されている。
上記構成により、A軸モータ69を駆動させると、A軸
ピニオン71が回転される。A軸ピニオン71にはA軸ギヤ
73が噛合されているから、A軸ピニオン71が回転する
と、A軸ギヤ73を介してA軸回転体63が矢印で示したご
とくA軸方向へ回転されることになる。
前記A軸回転体63内には第6図に示されているように
A軸固定体75が設けられており、A軸固定体75の軸心に
Z軸方向へ延伸した中空円筒体77が設けられている。こ
の中空円筒体77の上部にはB軸回転体79が設けられてい
る。
A軸回転体63の第5図において左側上部にはサーボモ
ータのごときB軸モータ11が設けられており、このB軸
モータ81の出力軸にはB軸ピニオン83が取付けられてい
る。一方、前記B軸回転体79にはB軸ギヤ85が設けられ
ている。このB軸ギヤ85には前記B軸ピニオン83が噛合
されている。また、B軸回転体79の上部には第6図に示
されているようにA軸ベンドミラー87が設けられてい
る。
上記構成により、B軸モータ81を駆動させると、B軸
ピニオン83が回転される。B軸ピニオン83にはB軸ギヤ
85が噛合されているから、B軸ピニオン83が回転する
と、B軸ギヤ85を介してB軸回転体79が第3図に矢印で
示したごとくB軸方向に回転されることになる。
前記B軸回転体79には第5図および第6図に示されて
いるように、C軸移動体89が設けられており、C軸移動
体89の上部にはノズルホルダ91を介してノズル93が装着
されている。前記C軸移動体89にはB軸ベンドミラー95
が内蔵されている。また、前記ノズルホルダ91には集光
レンズ97が内蔵されている。
前記C軸移動体89の下部にはサーボモータのごときC
軸モータ99が設けられており、C軸モータ99の出力軸に
はC軸ピニオン101が取付けられている。一方、前記B
軸回転体79の下部にはZ軸方向へ延伸したC軸ラック10
3が設けられており、このC軸ラック103には前記C軸ピ
ニオン101が噛合されている。前記C軸移動体89には第
5図に示されているようにC軸直線ガイド105が設けら
れている。
上記構成により、C軸モータ99を駆動させると、C軸
ピニオン101が回転する。C軸ピニオン101には前記C軸
ラック103が噛合されているから、C軸ピニオン101が回
転すると、C軸ラック103を介してC軸移動体89がC軸
直線ガイド105に案内されて第3図に示した矢印のごと
くC軸方向へ移動されることになる。
前記ノズルホルダ91の下部には、例えば静電容量型の
ギャップセンサ107が一体的に取付けられている。した
がって、前記C軸移動体89がC軸方向へ移動されること
により、ギャップセンサ107もC軸方向へ移動されるこ
とになる。
前記C軸モータ99にはC軸モータ本体109が取付けら
れていると共にC軸ポテンションメータ111が取付けら
れていて、前記ギャップセンサ107でギャップを検出し
た際のギャップ量がC軸ポテンションメータ111で検出
されることになる。なお、さらに具体的な詳細はすでに
公知であるため説明を省略する。
前記C軸モータ99の側面には第5図および第7図に示
されているように、ほぼU字形状のブラケット113を介
して詳細を後述するワークの溶接部間のクリアランスを
検出するため、クリアランス用センサとしてのCCDカメ
ラ115が取付けられている。なお、CCDカメラ115でワー
クの溶接部のクリアランスを検出する際は図示省略して
あるが、CCDカメラ115の近傍に光源体が設けられてい
る。
上記構成により、C軸移動体89の先端に取付けられた
ノズル93はX軸,Y軸およびZ軸方向に移動されると共
に、A軸およびB軸方向へ回転され、さらにC軸方向へ
移動されることとなる。
また、レーザビーム発振器本体23で発振されたレーザ
ビームLBは、X軸ベンドミラー41,Z軸ベンドミラー53,Y
軸ベンドミラー65,A軸ベンドミラー87およびB軸ベンド
ミラー95で順次反射されて集光レンズ97で集光される。
この集光レンズ97で集光されたレーザビームLBはノズル
93からワークの溶接部に照射されて熱溶融によるレーザ
溶接が行なわれることになる。
第3図においてワークWに折曲げ加工を行なった状態
でワークWにおける溶接部としての例えば突合せ面Wsに
レーザ溶接を行なう動作を説明すると、まず下型金型15
上にワークWを載置し、上型金型19に対して下型金型15
を上昇せしめると、第3図に示したごとくワークWは所
定の角度で折曲げられる。
所定の角度で折曲げられた状態のワークWにおける突
合せ面Wsに、ノズル93の先端を待機位置から、X軸,Y
軸,Z軸方向へ移動せしめて近づける。さらに、ノズル93
の先端をA軸,B軸方向へ回転せしめワークWの突合せ面
Wsに対し例えば垂直方向へ位置姿勢を取ると共に、ノズ
ル93をC軸方向へ移動せしめてノズル93の先端がワーク
Wの突合せ面Wsに対するギャップをギヤセンサ107で検
出し所定のギャップ量に位置決めする。
次に、CCDカメラ115でワークWの突合せ面Wsにおける
互いのワーク辺のクリアランスが所定の範囲内に入って
いるかどうかを検出し、このクリアランスが所定の範囲
内に入っていれば、ノズル93の先端から突合せ面Wsにレ
ーザビームLBを照射すると共に、溶接ラインへノズル93
を移動せしめることによって、所定の熱溶融による溶接
が行われる。
また、前記クリアランスが所定の範囲内に入っていな
ければ、下部金型15をさらに上昇せしめてオーバベンド
し、クリアランスが所定の範囲内に入った時点で、上述
した動作を行なうことにより溶接が行なわれる。
このように、プレスブレーキ3でワークWに折曲げ加
工を行なった状態で、ワークWの突合せ面Wsにレーザ加
工機5で熱溶融による溶接を短時間で確実に、しかも正
確に行なうことができる。したがって、折曲げ工程から
溶接工程までワークWを搬送することなく、折曲げた状
態で特殊な治具を用いることなく溶接ができ、しかもフ
レキシブルな折曲げと溶接による生産の対応ができる。
さらに、溶接時におけるワークWの突合せ面Ws間のク
リアランスを常時クリアランス用センサとしてのCCDカ
メラ115で監視しており、適正なクリアランスで溶接を
行なっているから、正確な溶接ができると共に溶接不良
が少なくなる。
次に、折曲げ溶接複合装置1の別実施例が第8図およ
び第9図に示されている。第8図および第9図におい
て、すでに第1図〜第7図で説明した実施例と同じ部品
に同一の符号を付し、さらに、構成および動作は前述し
た構成,動作とほぼ同じであるから、詳細な説明を省略
し、異なっているところのみ説明する。
すなわち、第8図および第9図において、下部フレー
ム7Dを第1図より右側へ延長し、その下部フレーム7D上
にレーザ発振器電源21を設けると共に、レーザ発振器本
体23を前記X軸移動体29上に設けた。そして、前記レー
ザ発振器電源21にレーザ発振器本体電源間ケーブル117
の一端を接続し、この他端は前記上部エプロン11に設け
た穴11Hに通された発振器用ケーブルベアー119の一端に
上部エプロン11の裏側で接続されている。発振器用ケー
ブルベアー119は上部エプロン11の前側でX軸方向へ延
伸されており、発振器用ケーブルベアー119の他端は上
部エプロン11に取付けられている。
このように、レーザ発振器電源21を下部フレーム7D上
に設けると共に、レーザ発振器本体23をX軸移動体29上
に設けることによって、折曲げ溶接複合装置1をコンパ
クトに製作することができると共に、設置スペースが少
なくて済むという効果がある。しかも、この場合にはレ
ーザビームLBとしてはCO2レーザでなくYAGレーザを使用
することが効果的であり、さらにレーザビームLBの通路
長が上述した実施例よりも短くて済み均一なレーザビー
ムLBで溶接することができる。その他の動作および効果
は上述した実施例と同じである。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば本実施例では折曲げ手段と
してプレスブレーキ3を用いた例で説明したが、タンジ
ェントベンダやしごき曲げ機などその他の折曲げ機を使
用しても構わない。また、プレスブレーキ3で上記エプ
ロン11を固定し下部エプロン9を移動する例で説明した
が、下部エプロン9を固定し上部エプロン11を移動せし
めてもよい。
溶接手段として熱溶融により溶接を行なうレーザ加工
機5を用いて説明したが、Mig,Mag,Tigなどの溶接であ
って構わない。
さらに、本実施例ではレーザ加工機5を溶接手段とし
て用いているが、レーザ加工のレーザビーム条件を変え
ることにより、レーザ切断を行なうことも可能で、この
場合には折曲げ加工した状態で必要な個所の切断加工を
行なうことも対応可能である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、プレスブレーキ(1)おける上部エプ
ロン(11)に左右方向へ移動可能に支持されたX軸移動
体(29)に、Y軸移動体(59)を上下動可能かつ前後動
可能に支持して設け、このY軸移動体(59)に支持され
たA軸回転体(63)を、垂直な軸心回りに回動可能に設
け、このA軸回転体(63)に支持されたC軸移動体(8
9)を、水平な軸心回りに回動可能に設け、このC軸移
動体(89)に支持されたノズル(93)を、前記垂直な軸
心および水平な軸心に対して直交する方向へ移動可能に
設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、プ
レスブレーキ1における上部エプロン11に左右方向へ移
動可能に支持されたX軸移動体29にはY軸移動体59が上
下動可能かつ前後動可能に支持されており、このY軸移
動体59に垂直な軸心回りに回動可能に支持されたA軸回
転体63にはC軸移動体89が水平な軸心回りに回動可能に
支持されており、このC軸移動体89にはノズル93が前記
垂直な軸心及び水平な軸心に対して直交する方向へ移動
可能に支持されている。
したがって、本発明によれば、プレスブレーキ1にお
ける上下の金型19,15によってワークWの折曲げ加工を
行い、ワークWの折曲げ加工を行った状態でワークWの
溶接を行うことができることは勿論のことであるが、ノ
ズル93の自由度が大きいのでワークWの複雑な形状に対
しても容易に対応可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る折曲げ溶接複合装置の一実施例
を示す正面図、第2図は第1図におけるII矢視図、第3
図は第1図におけるIII−III線矢視の拡大詳細図、第4
図は第3図におけるIV矢視図、第5図は第3図における
V矢視部の拡大図、第6図は第5図におけるVI矢視の一
部断面図、第7図は第5図におけるVII矢視図である。 第8図は折曲げ溶接複合装置の別の実施例を示した正面
図、第9図は第8図におけるIX矢視図である。 1……折曲げ溶接複合装置 3……プレスプレーキ(折曲げ手段) 5……レーザ加工機(溶接手段) 9……下部エプロン、11……上部エプロン 15……下部金型、19……上部金型 23……レーザ発振器本体 29……X軸移動体、43……Z軸コラム 59……Y軸移動体、63……A軸回転体 79……B軸回転体、89……C軸移動体 93……ノズル、107……ギャップセンサ 115……CCDカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−212017(JP,A) 特公 昭53−11958(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレスブレーキ(1)おける上部エプロン
    (11)に左右方向へ移動可能に支持されたX軸移動体
    (29)に、Y軸移動体(59)を上下動可能かつ前後動可
    能に支持して設け、このY軸移動体(59)に支持された
    A軸回転体(63)を、垂直な軸心回りに回動可能に設
    け、このA軸回転体(63)に支持されたC軸移動体(8
    9)を、水平な軸心回りに回動可能に設け、このC軸移
    動体(89)に支持されたノズル(93)を、前記垂直な軸
    心および水平な軸心に対して直交する方向へ移動可能に
    設けてなることを特徴とする折曲げ溶接複合装置。
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