JPH07299683A - H形鋼用切断機 - Google Patents

H形鋼用切断機

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JPH07299683A
JPH07299683A JP9614694A JP9614694A JPH07299683A JP H07299683 A JPH07299683 A JP H07299683A JP 9614694 A JP9614694 A JP 9614694A JP 9614694 A JP9614694 A JP 9614694A JP H07299683 A JPH07299683 A JP H07299683A
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JP
Japan
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cutting
section steel
head
feed
cut
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JP9614694A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Sugimoto
忠博 杉本
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Daito Seiki KK
Original Assignee
Daito Seiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅の広いH形鋼であっても、切曲りや切断工
具の挟み込み現象等が生じず、しかも従来の帯鋸盤によ
る切断加工に比して短時間で効率的に切断可能なH形鋼
用切断機を提供する。 【構成】 切断すべきH形鋼Wを固定する保持機構2
と、その保持機構2で固定されたH形鋼の長手方向に直
交する方向に対向配置され、それぞれ回転切断工具Rを
装着する一対の切断ヘッド3a,3bと、その各切断ヘ
ッド3a,3bに切込み送りを与える切込み送り機構4
a,4bと、切断ヘッド3a,3bの上方に配置された
熔断ヘッド6と、その熔断ヘッド6に少なくとも各切断
ヘッド3a,3bの回転切断工具Rによる切り溝を結ぶ
方向に送りを与える熔断送り機構7を備えた構成とし、
H形鋼の両フランジ部Wf を回転切断工具Rにより切断
し、ウエブ部Ww を熔断ヘッド6によって熔断し得るよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH形鋼用の切断機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】H形鋼を切断する場合、従来、ひとつの
切断方法として、ガストーチなど熔断ノズルをH形鋼の
フランジ部の側方とウエブ部の上方に横断的に走行させ
て熔断する方法が試みられたが、一般に、ウエブ部は肉
厚が薄いため良好な切断面が得られるものの、フランジ
部は肉厚が厚いためスラグが多く発生して、後仕上が必
要となること、特にフランジ部とウエブ部の交点箇所は
熔融部分が広いため原形を損なうほどに崩れるなど、到
底実用に満たないとの評価が定まっている。
【0003】また、大径の丸鋸によってワンカットで切
断する方法があるが、それには装置、刃物、動力ともに
大きなものを必要とするため、製鉄所など大量生産向き
にしか用いられない。現在までのところ、一般の事業所
では比較的小型で安価な帯鋸盤を用いるのが普通であ
る。
【0004】帯鋸盤は、図16に正面図を例示するよう
に、一対の鋸ホイール82a,82b間に帯鋸刃81を
ループ状に掛け回し、その帯鋸刃81を2つの鋸ガイド
83a,83bで挟持することによって、その間におい
て帯鋸刃81が鉛直下方の切込み方向に沿った状態とな
るように姿勢を規制するとともに、鋸ガイド83aと8
3bとの間隔を被切断材料Wの幅に応じて変更し、帯鋸
刃81を材料Wの両側部の直近において鋸ガイド83
a,83bで案内された状態で走行させて切断を行うよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、H形鋼は、
近年、両フランジ間の寸法(以下、単に幅と称する)が
ますます広くなりつつある。このような幅の広いH形鋼
を帯鋸盤で切断する場合、大型の帯鋸盤を用いる必要が
あるばかりでなく、鋸ガイドの間隔を広くしなくてはな
らない。
【0006】ここで、鋸ガイドの間隔が広くなると、そ
の間で帯鋸刃が撓みを生じるため、帯鋸刃が本来の切込
み方向から逸脱した方向に切込んでいく、いわゆる切曲
り現象が生じやすくなり、正確な切断が困難になるとい
う問題がある。
【0007】また、H形鋼はその幅が広くなっても、一
般に、ウエブ部の厚みはさほど厚くはならず、大型の帯
鋸盤を用いて、しかも鋸ガイド間隔を広くして、長い距
離にわたって帯鋸刃を鉛直下方に向けて切断を行うにも
かかわらず、切断中の大半の区間において、帯鋸刃は両
側のフランジ部の切断に寄与しているに過ぎないとい
う、方式上の不都合があり、切断に要する時間も長くな
って非効率的である。
【0008】更に、幅の広いH形鋼では、その製造工程
に起因して、ウエブ部の残留応力が大で、切断により形
成された切り溝の両側から肉がせりだし、切り溝が次第
に狭くなって帯鋸刃を挟み込んでしまうという厄介な問
題もある。
【0009】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、幅の広いH形鋼であっても切曲り等が生じるこ
となく、常に正確に、しかも刃物の挟込みを生じること
なく能率的に切断することのできる切断機の提供を目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例図面である図1〜図3を参照しつつ
説明すると、本発明のH形鋼用切断機は、切断すべきH
形鋼Wを固定するための保持機構2と、その保持機構2
により固定されたH形鋼Wの長手方向に直交する方向の
両側に対向配置され、それぞれ回転切断工具Rを装着す
る一対の切断ヘッド3a,3bと、その各切断ヘッド3
a,3bにそれぞれ切込み送りを与える切込み送り機構
4a,4bと、一対の切断ヘッド3a,3bの上方に配
置された熔断ヘッド6と、その熔断ヘッド6に少なくと
も各切断ヘッド3a,3bの回転工具Rによる切り溝を
結ぶ方向に送りを与える熔断送り機構7を備えているこ
とによって特徴づけられる。
【0011】ここで、熔断送り機構7は、上記のような
1次元状の送りのみならず、水平面に沿った2次元状の
送りを熔断ヘッド6に与えるように構成することもでき
る。また、各切断ヘッド3a,3bの切込み方向を鉛直
方向とするとともに、これらの切断ヘッド3a,3b
を、材料幅と、フランジ部に対する切断工具設定深さに
応じて、互いに接近・離隔させる左右動機構5a,5b
を設けることが好ましい。
【0012】また、本発明のH形鋼用切断機の実施の態
様として、上記した各機構を所定の順序で制御する制御
手段100を設け、各切断ヘッド3a,3bに切込み送
りを与えて、保持機構2によって固定されたH形鋼Wの
両フランジ部Wf を切断した後、熔断ノズル61を下ろ
し、熔断ヘッド6に送りを与えてH形鋼Wのウエブ部W
w を熔断するよう、各機構を自動的に制御することもで
きる。
【0013】更に、以上の各機構に加えて、切断すべき
H形鋼Wをその長手方向に設定距離だけ、保持機構2に
対して搬送する定寸送り機構8を設けることが望まし
い。更にまた、基台1上に、鉛直軸112を中心として
回転自在のベッド110を設け、各切断ヘッド3a,3
bをそのベッド110の上に配置し、熔断ヘッド6を、
その熔断送り機構7によって水平面に沿った2次元の送
りを与えるように構成することも可能である。
【0014】なお、本発明で言う回転切断工具とは、例
えば丸鋸刃や切断用砥石等の、回転を与えることによっ
て材料を切削して切断するための工具を言い、また、熔
断ヘッドとは、ガス、アーク、レーザビーム等を用いて
材料を加熱溶融させて切断するためのヘッド、すなわち
トーチないしは出力ノズル部を有する部分を言う。
【0015】
【作用】本発明は、H形鋼の形状やその各部の厚さおよ
び残留応力の分布に鑑み、その全体を切断するに際して
各部に最も適した切断方法を適用することによって、正
確で高能率の切断を実現できる切断機を得ようとするも
のである。
【0016】すなわち、H形鋼、特に幅の広いH形鋼で
は、両フランジ部Wf は厚く、残留応力は比較的小さい
のに対し、ウエブ部Ww は薄く、残留応力が大きい。こ
こで、フランジ部Wf のような厚い鋼材は、熔断加工に
よっては多くのスラグが生じて切断面近傍に付着し、特
にフランジ・ウエブ交点部では良好な熔断は困難であ
る。このため、鋸加工をはじめとする切削による切断加
工が適している。一方、ウエブ部Ww のような薄い鋼材
は、熔断加工によってもスラグの発生が少なく、切断面
を特に悪化させることがなく、切削による切断加工に比
して、能率の点等において好適である。更に、熔断加工
では、材料に大きな残留応力が存在していても、切削に
よる切断加工のように工具の挟込み現象等の不具合は生
じない。
【0017】本発明の構成においては、丸鋸刃をはじめ
とする回転切断工具を装着した、互いに対向する一対の
切断ヘッド3a,3bにより、H形鋼の両フランジ部W
f を個別に切断するとともに、その間のウエブ部Ww に
ついては、その上方に配置された熔断ヘッド6によって
熔断するので、切曲がりの発生や工具の挟込みを生じる
ことなく、能率的にH形鋼を切断できる。
【0018】熔断送り機構7による熔断ヘッド6の送り
を、水平面に沿って2次元状に可能とすれば、熔断ヘッ
ド6はウエブ部Ww の直線的な切断のほか、ウエブ部W
w に対して孔加工等も施すことが可能となって、機械の
用途が拡大する。
【0019】H形鋼は、通常は両フランジ部Wf を立て
た状態(ウエブ部Ww が水平となる状態)で搬送し、か
つ、固定することが有利であるため、各切断ヘッド3
a,3bの切込み方向を鉛直方向とすることにより、切
削に際しての材料への刃物の接触長さも短くて済み、小
径の回転切断工具で効率的にフランジ部Wf を切断でき
て好都合である。左右の各切断ヘッド3a,3bによる
フランジ部Wf の切断に続く熔断ヘッド6によるウエブ
部Ww の熔断に際しては、H形鋼を前方に少し移動して
から行うようにしてもよいが、左右動機構5a,5bに
よって各切断ヘッド3a,3bを互いに離隔する向きに
退避させると、H形鋼を移動させることなく、保持機構
2で固定したままウエブ部Ww の熔断が可能となって、
能率的かつ正確である。
【0020】制御手段100により、まず、各切断ヘッ
ド3a,3bによって両フランジ部Wf の切断の後、各
切断ヘッド3a,3bを互いに離隔する向きに退避さ
せ、次いで熔断ヘッドによりウエブ部Ww を熔断するよ
うな手順のもとに各機構を制御すると、H形鋼の高能率
・正確な自動切断ができる。
【0021】更に、H形鋼をその長手方向に設定距離だ
け搬送するための定寸送り機構8を設けると、通常の帯
鋸盤と同様に、所望の切断長にH形鋼を切断するための
自動化が容易となる。
【0022】更にまた、基台1に対して回転自在のベッ
ド110の上に、各切断ヘッド3a,3bを配置し、熔
断ヘッド6を水平面上での2次元の送りを与え得るよう
に構成すると、後述する「開先加工」や「スカラップ加
工」、「フランジ部の追込み加工」にも適用可能とな
る。
【0023】
【実施例】図1は本発明実施例の正面図で、図2はその
A−A断面図、図3は同じくそのB−B断面図である。
【0024】ベッド1上に材料載置台11が設けられて
いるとともに、その材料載置台11の上には、切断すべ
きH形鋼Wを固定するためのバイス機構2が設けられて
いる。このバイス機構2は、固定バイスジョー2aと、
その固定バイスジョー2aに対してシリンダ(図示せ
ず)の駆動によって接近・離隔自在の移動バイスジョー
2bによって構成され、H形鋼Wをその長手方向に直交
する方向に挟持することができる。
【0025】バイス機構2の固定バイスジョー2aに近
接して第1の切断ヘッド3aが配設されているととも
に、移動バイスジョー2bに近接して第2の切断ヘッド
3bが配設されており、これらはバイス機構2によって
挟持された切断すべきH形鋼Wを挟んで対向している。
各切断ヘッド3a,3bは、それぞれ丸鋸刃Rを装着し
て回転駆動するためのヘッドであり、それぞれハウジン
グ内に丸鋸刃装着用のフランジ付きの回転軸31a,3
1bと、その回転軸31a,31bに連結された減速機
構等を収容するとともに、その減速機構を介して回転軸
31a,31bに回転を与えるためのモータ32a,3
2b等によって構成されている。そして、各切断ヘッド
3a,3bは、切断機の正面から見てその位置は互いに
前後にずれているが、これらに丸鋸刃Rを装着した状態
では、各丸鋸刃Rは互いに共通の鉛直の切断面Sに沿っ
た状態となる。
【0026】各切断ヘッド3a,3bは、切込み送り機
構4a,4bによって鉛直方向下向きの切込み送りが与
えられる。すなわち、各切断ヘッド3a,3bは、それ
ぞれコラム41a,41bに設けられた鉛直方向へのレ
ール42a,42bに沿って摺動自在に支承されてお
り、シリンダ43a,43bの駆動によって上下方向に
変位する。
【0027】また、各切断ヘッド3a,3bは、左右動
機構5a,5bによってそれぞれのコラム41a,41
bを介して互いに接近・離隔する向きに退避可能となっ
ている。すなわち、各コラム41a,41bは、それぞ
れベッド1上に敷設された左右方向に伸びるレール51
a,51bに沿って摺動自在に支承されており、シリン
ダ52a,52bの駆動によって、水平面上で互いに接
近・離隔する方向に変位する。各コラム41a,41b
のうち、移動バイスジョー2b側のコラム41bの左右
方向への移動可能量は、固定バイスジョー2a側のコラ
ム41aの移動可能量に比して大となっており、切断す
べきH形鋼Wの幅に応じてコラム41bの位置を調整し
得る。
【0028】また、ベッド1上には、材料載置台11と
所定の間隔を開けて材料受け部12が固定されており、
切断すべきH形鋼Wは、材料載置台11と材料受け部1
2によってその両フランジ部Wf が支承された状態で、
バイス機構2によってその両側から挟持固定される。
【0029】コラム41aと41bの少し上に、これら
双方に跨がるように水平の梁71がさし渡されており、
この梁71は、各切断ヘッド3a,3bの丸鋸刃Rによ
る切断面Sに沿ってその真上に位置しており、熔断ヘッ
ド6を摺動自在に支承している。梁71は、図3に示す
ように、所定の間隔を置いて互いに平行な2本のレール
71a,71bで中央部を構成し、ベッド1上の左右に
樹立した柱13によりその両端部を支持されているとと
もに、熔断ヘッド6はこれらのレール71a,71b間
に挟み込まれた状態で摺動自在に支承されている。
【0030】熔断ヘッド6は、材料を局部的に溶融させ
て切断するためのもので、例えばガストーチよりなる熔
断ノズル61とその上下動機構62等によって構成され
ている。そして、この熔断ヘッド6は、レール71a,
71b上に設けられたシリンダ73の駆動によってガイ
ド71に沿った方向への送り、すなわち切断面Sに沿っ
た送りが与えられる。
【0031】以上の本発明実施例においては、まず、切
断すべきH形鋼Wをバイス機構2によって固定するとと
もに、図1に示すように、左右の切断ヘッド3a,3b
を上昇させた状態で、その左右方向への位置を、それぞ
れの丸鋸刃Rの先端部がH形鋼Wの両フランジ部Wf を
越えウエブ部Ww の両側の隅のRを僅かに越える位置に
調整する。その状態で各丸鋸刃Rを回転駆動するととも
に、切込み送り機構4a,4bによって切込みを与え
る。これにより、H形鋼Wの切断面Sで切断した断面図
を図4に示すように、H形鋼Wはその両フランジ部Wf
およびウエブ部Ww の両側の一部が切断された状態とな
る。
【0032】次に、左右動機構5a,5bを駆動して、
各切断ヘッド3a,3bを互いに離隔する向きに一定距
離だけ退避させた後、図4に示すように、熔断ヘッド6
を切断ヘッド3a側のウエブ部Ww の一端部の上に位置
決めして熔断ノズル61をその真上にまで下降させる。
そして、熔断ノズル61に着火し、熔断ヘッド6をレー
ル71a,71bに沿って送る。これにより、図4にハ
ッチングで示した未切断部分であるウエブ部Ww の中央
部分が熔断され、H形鋼Wが完全に切断されることにな
る。
【0033】以上の切断動作によると、比較的厚肉で切
断時において残留応力の影響の出にくい両フランジ部W
f が鋸加工により切断され、薄肉で残留応力の影響によ
り肉がせりだしやすいウエブ部Ww が熔断加工により切
断されるので、熔断では困難なフランジ部とウエブ部と
の交点の切断も問題なく、しかも熔断時のスラグによる
切断面の悪化も殆ど生じないばかりでなく、切曲り現象
や鋸刃の挟込み現象もなく、特に幅の広いH形鋼の切断
にあっては、帯鋸盤による切断加工に比して所要時間も
大幅に短縮することが可能となる。
【0034】ここで、以上のような一連の動作を、例え
ばマイクロコンピュータを主体とする制御部によってシ
ーケンシャルに行うように構成すれば、切断を自動化す
ることができる。この場合、各シリンダとして、ピスト
ンの前進・後退量に応じたパルス信号を出力するエンコ
ーダ内蔵型のものとすることが望ましい。また、このよ
うな自動化に際しては、図2に示すように、例えば対向
する駆動ローラと従動ローラとからなり、H形鋼を挟み
込んだ状態で駆動ローラを回転させることによってその
H形鋼を長手方向に送材するピンチローラ式の送材装置
8aと、H形鋼に当接してその送材距離を測定し得る測
長ディスク8bからなる定寸装置8を付加することが望
ましく、これにより、所望の切断長のもとに全自動的に
H形鋼を切断することが可能となる。この場合、装置の
電気的構成は、図5に示すように、制御部100にキー
ボード101およびメモリ102を接続し、キーボード
101から入力された切断長等の切断情報をメモリ10
2に格納するとともに、各シリンダに内蔵されたエンコ
ーダと測長ディスクの出力を制御部100に採り込み、
その各出力信号に基づいて各シリンダおよび定寸装置を
制御し、「H形鋼の定寸〜バイス機構2による固定〜各
切断ヘッド3a,3bによる両フランジ部Wf の切断〜
各切断ヘッド3a,3bの退避〜ウエブ部Ww の熔断〜
バイス機構2によるH形鋼の固定解除〜定寸」の順序で
各部を駆動すればよい。
【0035】図6は本発明の他の実施例の正面図で、図
7はそのベッド110を旋回させた状態でのA−A断面
図である。この例は、丸鋸刃および熔断ヘッドによる切
断面SをH形鋼の長手方向に対して直交する方向として
切断を行う直角切りのみならず、H形鋼の斜め切りおよ
び「開先加工」、「スカラップ加工」並びに「フランジ
部の追込み加工」を可能とした例である。
【0036】この例においては、各切断ヘッド3a,3
bとその切込み送り機構4a,4b並びに左右動機構5
a,5b、およびH形鋼の保持機構200の移動バイス
ジョー200bが、基台115に対して水平面上で回動
自在のベッド110の上に配置されている点と、H形鋼
の保持機構200の固定バイスジョー200aが基台1
15の上に配置されている点、および熔断ヘッド6が水
平面上で2次元に移動可能となっている点において特徴
がある。
【0037】すなわち、基台115上には、4つの車輪
111を介して支承されたベッド110が配設されてお
り、このベッド110は鉛直軸112を中心として基台
115に対して回動自在となっている。ベッド110と
基台115との間には旋回用のシリンダ113が設けら
れており、このシリンダ113の駆動によって、ベッド
110を基台115に対して任意の角度で旋回し得るよ
うに構成されている。そして、そのベッド110の上
に、先の例と全く同様の互いに対向する一対の切断ヘッ
ド3a,3bとその切込み送り機構4a,4b並びに左
右動機構5a,5b、材料載置台11および材料受け部
12が配設されている。
【0038】バイス機構200は、固定バイスジョー2
00aが、基台115に立設された支持体201に固定
されているとともに、移動バイスジョー200bはベッ
ド110上に配設されている。支持体201には、固定
バイスジョー200aの挟持面と同一線上に左側外周を
そろえた複数の鉛直ローラ202がそれぞれ回動自在に
支承されている。更に、鉛直ローラ202のうち、最後
端部の2つの鉛直ローラ202aに対向して、シリンダ
(図示せず)によってこれらに接近・離隔自在で、か
つ、モータ204によって鉛直軸を中心として回転駆動
される駆動ローラ203が配設されており、この駆動ロ
ーラ203と鉛直ローラ202aによってピンチローラ
式の送材装置を構成し、H形鋼をこれらの各ローラで挟
み込んだ状態で駆動ローラ203を回転させることによ
り、図7中矢印で示す方向にH形鋼を送材することがで
きる。なお、この送材量は測長ディスク205によって
測定される。
【0039】また、ベッド110上に3本の柱114が
垂直に設けられており、その上に、熔断ヘッド6を水平
面に沿う2次元方向に変位させることのできるX−Yテ
ーブル700が固定されている。図8はX−Yテーブル
700の平面図で、熔断ヘッド6を支承する第1のテー
ブル701は第1の送りネジ702に沿って移動可能で
あり、その第1の送りネジ702は、これと直交する方
向に伸びる第2の送りネジ703に沿って移動可能な第
2のテーブル704に支承されており、第1と第2の送
りネジ702,703の駆動の組み合わせによって、熔
断ヘッド6は水平面上で任意の方向に送りが与えられる
ようになっている。
【0040】以上の構成において、2つの切断ヘッド3
a,3bによる切断面Sが送材方向と直交するようにベ
ッド110を固定し、切断ヘッド3a,3bによってH
形鋼の両フランジ部Wf を切断するとともに、その切断
面Sに沿わせて熔断ヘッド6を直線的に送ってウエブ部
Ww を熔断すると、先の例と全く同様にしてH形鋼を直
角切りすることができる。
【0041】一方、図7に示すように、ベッド110を
所定角度で旋回させた状態で、H形鋼Wをバイス機構2
00で挟持固定し、各切断ヘッド3a,3bでその両フ
ランジ部Wf を切断するとともに、その切断面Sに沿わ
せて熔断ヘッド6を直線的に送ると、H形鋼Wはベッド
110の旋回角度に応じた角度で斜め切りされる。
【0042】更に、この例においては、ベッド110の
旋回によって、図9に示すようなフランジ部Wf の「開
先加工」を行うことができるとともに、同じく図9のよ
うな「スカラップ加工」は勿論のこと、図10に要部平
面図を示すような、特に手間のかかる「フランジ部の追
込みつきスカラップ加工」も容易にできる。開先加工
は、H形鋼の両フランジ部Wf の切断面に例えば35°
の角度をつけて、熔接が十分に行われるようにする加工
であり、また、スカラップ加工は、ウエブ部Wwのフラ
ンジ内側部に、図示のようなU字状の切込みを行う加工
であり、図11に例示するように、両フランジ部Wf の
開先部分およびその裏側部分をH形鋼柱に対して、余す
ところなく熔接するためのものである。更にまた、フラ
ンジ部の追込みつきスカラップ加工は、両フランジ部W
f をウエブ部Ww の先端よりも追い込んだ状態とすると
ともに、ウエブ部Ww に上記と同様なU字状の切込みを
入れる加工であり、図12に例示するように、両フラン
ジ部Wf の開先部分およびその裏側部分を、角柱に固着
されたダイヤフラムに、余すところなく熔接するための
ものである。
【0043】以上のような開先加工、スカラップ加工あ
るいはフランジ部の追込みつきスカラップ加工に際して
は、ベッド110を例えば35°に旋回させた状態で、
一方の切断ヘッド3bにより片方のフランジ部Wf を3
5°で切断した後、H形鋼Wを前進させ、他方のフラン
ジ部Wf の該当位置を他方の切断ヘッド3aによって切
断し、次いで、両切断ヘッド3a,3bを必要に応じて
退避させた後、X−Yテーブル700を駆動制御して、
熔断ヘッド6によりウエブ部Ww を図示のように2次元
的に熔断する。
【0044】このようなスカラップ加工もしくはフラン
ジ部の追込みつきスカラップ加工は、従来、H形鋼を直
角切りした後、図13もしくは図14に示すように、そ
の切断端面部分に必要な形状が得られるまでカッタによ
って多量の切り屑を発生させながら加工しており、極め
て面倒かつ非能率であったものが、本発明を適用した切
断装置により、図15にフランジ部の追込みつきスカラ
ップ加工を例にとって示すように、カッタによってP部
だけを削り取ればよいだけという極限までの前加工が行
われることになり、大幅な簡単化、能率化が実現する。
【0045】なお、以上の例では、熔断ヘッド6の送り
機構であるX−Yテーブル700をベッド110上に固
定したが、このX−Yテーブル700は基台1に固定し
てもよい。この場合、斜め切りを行うに際しては、ベッ
ド110の旋回角度に応じて熔断ヘッド6が切断面Sに
沿うようにX−Yテーブル700を補間制御すればよ
い。
【0046】また、熔断ヘッド6の送り機構として、こ
のようなX−Yテーブル700のように水平面に沿う2
次元状に送ることのできる機構を採用すると、熔断ヘッ
ド6は、ウエブ部Ww の切断面の2次元的な切断のほ
か、ウエブ部Ww の任意の位置に対して、例えば配管用
の貫通孔を穿つ等の、切断以外の加工に供することが可
能となり、機械の用途は大幅に拡大する。そして、この
ような熔断ヘッド6の2次元状の送り機構は、図1〜図
3に例示したような、ベッドが旋回できない切断機に装
着し得ることは勿論であって、この場合、斜め切りや開
先加工等はできないものの、上記のようなウエブ部Ww
の任意位置に対する貫通孔加工等を施すことが可能とな
り、同様にして機械の用途を拡大することができる。
【0047】更に、以上の各実施例では、回転切断工具
として丸鋸刃を、熔断ヘッドとしてガストーチを用いた
が、前記したように本発明はこれらに限定されず、回転
切断工具として切断砥石等を、熔断ヘッドとしてプラズ
マ等のアークトーチやレーザ装置の出力ノズル等を使用
し得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
丸鋸刃等の回転切断工具を装着するための一対の切断ヘ
ッドおよびその切込み送り機構を、保持機構により保持
されたH形鋼を挟んでその両側に設けるとともに、その
一対の切断ヘッドの上方にガストーチ等の熔断ヘッドお
よびその送り機構を設けた構成としているから、H形鋼
の各部のうち、比較的厚く、残留応力の影響の出にくい
両フランジ部および熔断困難なフランジ・ウエブ交点部
については回転切断工具により切断し、比較的薄く、か
つ、残留応力により鋸刃の挟込みの起きやすいウエブ部
については熔断ヘッドによって熔断することが可能とな
り、特に幅の広いH形鋼の切断時において、従来の帯鋸
盤を用いた切断のように切曲がり現象や鋸刃の挟込み現
象等が生じず、また、スラグによる切断面の悪化も殆ど
生じることがないばかりでなく、帯鋸盤による切断に比
してその所要時間を大幅に短縮することが可能となっ
た。
【0049】また、H形鋼の左右のフランジ用にそれぞ
れ切断ヘッドを設けたため、丸鋸刃はフランジ部が切れ
る程度の小径のものでよく、きわめて安上がりであり、
大径の刃物を用いない分、機械もうんと小型コンパクト
化した。
【0050】更に、基台に対して鉛直軸を中心として回
動自在のベッドを設け、そのベッドの上に各切断ヘッド
等を設け、熔断ヘッドを2次元の送りが可能なような構
造を採用した場合には、H形鋼の直角切りおよび斜め切
りのほか、開先加工も行い得る上に、両フランジ部のみ
を所定の角度で切断し、ウエブ部をU字状に切断する、
いわゆるフランジ部の追込み加工並びにスカラップ加工
も容易となり、切断後にカッタで加工していた従来の加
工方法に比して、極めて簡単かつ短時間に、複雑なH形
鋼の端部加工を行うことができるようになった。
【0051】更にまた、熔断送り機構として、熔断ヘッ
ドを2次元状に送ることのできる機構を採用した場合に
は、ウエブ部の任意の位置に孔加工等の種々の加工を行
うことが可能となって、帯鋸盤や一般の丸鋸盤に比して
装置の用途はより広いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の正面図
【図2】そのA−A断面図
【図3】図1のB−B断面図
【図4】本発明実施例によるH形鋼の切断行程途上の断
面図
【図5】本発明実施例を自動化する場合の電気的構成例
を示すブロック図
【図6】本発明の他の実施例の正面図
【図7】そのA−A断面図
【図8】同じく本発明の他の実施例のX−Yテーブル7
00の平面図
【図9】スカラップ加工の説明図
【図10】フランジ部の追込みつきスカラップ加工の説
明図
【図11】スカラップ加工されたH形鋼の使用例の説明
【図12】追込みつきスカラップ加工されたH形鋼の使
用例の説明図
【図13】従来のスカラップ加工の説明図
【図14】従来の追込みつきスカラップ加工の説明図
【図15】本発明の他の実施例により追込みつきスカラ
ップ加工用に切断されたH形鋼の後加工部の説明図
【図16】帯鋸盤の一般的構成を示す正面図
【符号の説明】
1 ベッド 11 材料載置台 12 材料受け部 13 柱 2 バイス機構 2a 固定バイスジョー 2b 移動バイスジョー 3a,3b 切断ヘッド 4a,4b 切込み送り機構 41a,41b コラム 42a,42b レール 43a,43b シリンダ 5a,5b 左右動機構 51a,51b レール 52a,52b シリンダ 6 熔断ヘッド 61 熔断ノズル 62 上下動機構 7 熔断送り機構 71 梁 73 シリンダ 110 ベッド 111 車輪 112 鉛直軸 113 旋回用シリンダ 114 柱 115 基台 200 バイス機構 200a 固定バイスジョー 200b 移動バイスジョー 202 鉛直ローラ 203 駆動ローラ 700 X−Yテーブル R 丸鋸刃 S 切断面 W H形鋼 Wf フランジ部 Ww ウエブ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断すべきH形鋼を固定するための保持
    機構と、その保持機構により固定されたH形鋼の長手方
    向に直交する方向の両側に対向配置され、それぞれ回転
    切断工具を装着する一対の切断ヘッドと、その各切断ヘ
    ッドにそれぞれ切込み送りを与える切込み送り機構と、
    上記一対の切断ヘッドの上方に配置された熔断ヘッド
    と、その熔断ヘッドに少なくとも上記各切断ヘッドの回
    転切断工具による切り溝を結ぶ方向に送りを与える熔断
    送り機構を備えてなるH形鋼用切断機。
  2. 【請求項2】 上記熔断送り機構は、上記熔断ヘッドに
    水平面に沿った2次元状の送りを与え得るよう構成され
    ていることを特徴とする、請求項1に記載のH形鋼用切
    断機。
  3. 【請求項3】 上記各切断ヘッドは、それぞれの切込み
    送り機構により鉛直方向に切込み送りが与えられるとと
    もに、これらの切断ヘッドを互いに接近・離隔する向き
    に移動させる左右動機構を備えていることを特徴とす
    る、請求項1または2に記載のH形鋼用切断機。
  4. 【請求項4】 上記各機構を所定の順序で制御する制御
    手段を有し、その制御手段は、上記各切断ヘッドに切込
    み送りを与えて上記保持機構で固定されたH形鋼の両フ
    ランジ部を切断した後、上記熔断ヘッドに送りを与えて
    上記H形鋼のウエブ部を熔断するよう、各機構を制御す
    ることを特徴とする、請求項1、2または3に記載のH
    形鋼用切断機。
  5. 【請求項5】 上記保持機構に対して、切断すべきH形
    鋼をその長手方向に設定距離だけ搬送し得る定寸送り機
    構を備えていることを特徴とする、請求項1,2,3ま
    たは4に記載のH形鋼用切断機。
  6. 【請求項6】 基台上に、当該基台に対して鉛直軸を中
    心として回転自在のベッドが設けられ、上記各切断ヘッ
    ドはそのベッドの上に配置されているとともに、上記熔
    断送り機構は、熔断ヘッドに水平面に沿った2次元の送
    りを与え得るよう構成されていることを特徴とする、請
    求項2,3,4または5に記載のH形鋼用切断機。
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